JP2001268855A - 整流子及びその製造方法 - Google Patents
整流子及びその製造方法Info
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Abstract
の損傷を防ぎつつ、反整流面接合構造の円盤型整流子に
おける整流子片と金属片との良好な電気的接触を実現す
ること。 【解決手段】反整流面接合方式の円盤形整流子におい
て、金属片2の筒部210に整流子片1の突部4を嵌入
する。金属片2の筒部21周囲の部分をこの筒部21を
縮径可能に弾性変形する機能を与え、これにより突部4
を筒部210に嵌入することにより突部4が金属片2の
筒部210周囲部分を拡径方向へ弾性変形させ、これに
より金属片2の筒部210周囲部分の自己弾性変形復元
力により、金属片2と突部4との良好な電気的接続をな
す。
Description
を有する円盤型整流子及びその製造方法に関する。
は、たとえば燃料ポンプ一体型モ−タなどに装備されて
いる。この円盤型整流子は、スリットにより分割されて
全体として略円盤形状の整流面を有する複数の整流子片
(主としてカ−ボン焼成物)と、各整流子片に個別に接
合される金属片と、整流子片の整流面を露出させつつ整
流子片−金属片の各対を支持する樹脂製のボス部とを有
し、回転軸に嵌着される。
片が整流子片の反整流面側に接合する反整流面接合構造
と、金属片が整流子片の径外側の外側面に接合する外側
面接合構造とが知られている。
的に密着させるだけでは、金属片のスプリングバックな
どにより整流子片の反整流面側の端面と金属片の平坦面
との接合性が悪く、接合にはこれら軸方向に強く押し付
けつつ両者をはんだやその他の溶融接合技術により接合
する必要が有り、面倒であった。
号公報は、反整流面接合構造の円盤型整流子において、
整流子片の反整流面側の端面に軸方向に突部を設け、こ
の突部に金属片の孔を嵌着し、金属片の孔の周囲をかし
め、締め付けにて両者の軸方向相対変位を防止すること
を提案している。これにより、この公報では、金属片は
かしめにより整流子片に強く押し付けられるため、、上
記溶融接合なしに整流子片と金属片との良好な電気的接
触を図っている。
た公報の整流子片−金属片接続方式では、先端に複数の
切り込み突起をもつ円筒状のかしめ具を金属片の孔の周
囲に押し込み、これにより整流子片の突部周囲の金属片
を切り込んで金属片の孔近傍部分を孔側へ塑性変形さ
せ、これにより実質的に孔を縮径して金属片の突部と金
属片の孔周囲との接触強化を行うという作業を行い、金
属片が軸方向反整流子片側へ変位するのを防止してい
る。
切り込みにより形成されて突部に密着する切り込み片の
厚さを一定に制御することが容易ではなく、切り込み時
に突部に局部的に過大な圧力が掛かってもろい突部が損
傷しやすい。
の中心とを高精度に位置合わせする必要が有る。もし両
者がずれると、複数の切り込み片の一部は薄くなり、そ
れと180度反対位置では切り込み片は厚くなり、その
結果、これら切り込み片がカ−ボンからなる突部に与え
る力がアンバランスとなって、カーボンのみで形成され
た突部は弾性がないためクラックが容易に生じてしま
う。
精度の自動制御専用機を用いて行わねばならず、量産を
考えると製造ラインの負担が極めて大きく、その分、製
造コストが増大してしまう。
あり、構造及び製造工程の複雑化を抑止し、整流子片の
損傷を防ぎつつ、反整流面接合構造の円盤型整流子にお
ける整流子片と金属片との良好な電気的接触を実現する
ことを、その特徴としている。
よれば、互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に放射
状に配置されて全体として略円盤形状の整流面を有する
とともにカ−ボン焼成物からなる複数の整流子片、各前
記整流子片の主として反整流面側の表面に接して前記整
流面を露出させつつ前記各整流子片を支持し保護する樹
脂製のボス部、及び、各前記整流子片の反整流面側の表
面に接合される整流子片接続部、及び、前記整流子片接
続部の径外側の端部から前記ボス部の前記主部の外周面
に沿って延在して巻線が接合される端子部をそれぞれ有
する複数の金属片を備え、前記整流子片は、前記整流面
を有する基板部、及び、前記基板部の反整流面側の表面
から突出する突部を有し、前記金属片の前記整流子片接
続部は、前記突部が挿入される孔を有する整流子におい
て、前記突部の前記孔と接する部分は、金属粉を含有
し、前記金属片は、前記ボス部の前記突部に自己の弾性
変形により付勢されて密着していることを特徴としてい
る。
片の突部を嵌入する反整流面接合方式の円盤形整流子に
おいて、金属片の穴周囲の部分をこの孔を縮径可能に弾
性変形する機能を与え、これにより突部を孔に嵌入する
ことにより突部が金属片の孔周囲部分を孔の拡径方向へ
弾性変形させ、これにより金属片の孔周囲部分の自己弾
性変形復元力により、金属片と突部との良好な電気的接
続をなすものである。
が金属片から受ける力(略求心方向)は一定となり、ク
ラックなどの突部損傷は大幅に抑止される。また、作業
としては高精度の位置合わせなどは必要なく、単に突部
を孔に嵌入するだけでよく、製造工程が簡素となる。
の弾性変形機能を与えるには、たとえば、金属片の孔周
囲部分に放射方向に多数の切り込みを入れることにより
実現することができる。好ましくは、多数の片に分割さ
れた各金属片の孔周囲部分の先端部分を軸方向一方側へ
塑性変形させて金属片の孔周囲部分の先端部分の軸方向
への弾性変形を容易とするべきである。
の整流子において、金属片は、ボス部の突部が挿入され
て接触する筒部を有する。これにより、この筒部特にそ
の先端部の縮径、拡径方向への弾性変形により、突部と
筒部とは広い面積で接触することができ、両者の機械的
結合力を増大させ、接触抵抗を低減することができる。
の整流子において、筒部は、複数片に分割されているの
で、筒部の上記弾性変形による縮径、拡径は一層容易と
なる。
ギャップを隔てつつ軸心周囲に放射状に配置されて全体
として略円盤形状の整流面を有するとともにカ−ボン焼
成物からなる複数の整流子片、各前記整流子片の主とし
て反整流面側の表面に接して前記整流面を露出させつつ
前記各整流子片を支持し保護する樹脂製のボス部、及
び、各前記整流子片の反整流面側の表面に接合される整
流子片接続部、及び、前記整流子片接続部の径外側の端
部から前記ボス部の前記主部の外周面に沿って延在して
巻線が接合される端子部をそれぞれ有する複数の金属片
を備え、前記整流子片は、前記整流面を有する基板部、
及び、前記基板部の反整流面側の表面から突出する突部
を有し、前記金属片の前記整流子片接続部は、前記突部
が挿入される孔を有する整流子において、 前記突部の
前記孔と接する部分は、金属粉を含有し、前記金属片
は、前記ボス部の前記突部が挿入されて接触する筒部を
有することを特徴としている。
同じく、整流子片と金属片とは整流子片の突部とそれが
嵌入される孔とで接触する。ただし、本構成では、突部
と筒部とは弾性結合する必要はなく、両者を熱接合して
もよく、かしめなどにより金属片の筒部を縮径方向へ塑
性変形させて結合してもよい。筒部又は突部をテ−パに
形成して突部を筒部に圧入してもよい。
の接触面積の増加により両者間の接触抵抗を低減でき、
また接合を確実とし、突部の小面積に応力集中して突部
が損傷することもない。
の整流子において、筒部はたとえば切り込みにより複数
片に分割されているので、弾性変形又は塑性変形による
筒部の縮径、拡径が一層容易となる。
載の構成において、整流子片は反整流面側の端面に突条
部を有し、整流子片接続部は突条部を挟持する挟持壁部
を有し、前記突条部の前記挟持壁部と接する部分は金属
粉を含有するので、上記請求項4と同様の効果を奏する
ことができる。
複数化できるので、突条部と挟持壁部との接触面積の総
和を大幅に増加することができ、両者間の接触抵抗を低
減でき、また接合を確実とし、整流子片への局部的応力
集中を緩和することができ、信頼性を整流子片の損傷を
低減することができる。
の整流子において、挟持壁部は突条部に自己の弾性変形
により付勢されて密着するので、請求項2と同様の効果
を奏することができる。
ば、請求項1記載の整流子の製造に際して、整流子片と
金属片とを上記嵌入により機械的に結合した後で、樹脂
成形により作製したボス部で上記各整流子片及び各金属
片との接合部を覆うので、整流子片から金属片が外れる
ことがない。
例により説明する。もちろん、本発明の形態は、以下の
実施例に限定されるものではない。
する。
金属片2、ボス部3からなり、燃料ポンプと一体のモ−
タに装備される。
片1は、互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に放射
状に配置されるとともにカ−ボン焼結などにより形成さ
れて、全体として略円盤形状の整流面10を構成してい
る。
の反整流面側の端面に個別に接合される整流子片接続部
21、及び、整流子片接続部21の径外側の端部から後
述するボス部3の外周面に沿って軸方向反整流面側へ延
在する軸方向延在部23、軸方向延在部23の反整流面
側の端部から径外側及び整流子片1側へ突出して図示し
ない電機子コイルの先端がフユ−ジング加工により接続
される端子部24を有している。
されており、径方向中央部にシャフト孔30を有してい
る。また、ボス部3は、上記した金属片2の整流子片接
続部21の表面のうち、整流子片1と接合しない部分に
密接、被覆している。更に、ボス部3は、各整流子片1
の整流面及び周方向の側面を除いて密接、被覆、保護し
ている。
面側の端面から下方(図1中)に突出する突部4を有
し、金属片2の整流子片接続部21にはこの突部4が嵌
入される筒部210が設けられている。なお、筒部21
0の代わりに孔でもよい。
薄肉に形成され、これにより、突部4を筒部210に圧
入することにより筒部210は拡径側へ塑性変形又は弾
性変形し、ぴったりと突部4の外周面に密接する。同時
に、整流子片接続部21の上面は整流子片1の反整流面
側の端面に密着し、両者間に良好な電気的接触を確保す
ることができる。更に加熱や加圧により両者を接合して
もよい。
した円盤と、各金属片2とを準備し、カ−ボン焼結によ
り作製された円盤の反整流面側の端面の突部4を各金属
片2の整流子片接続部21の筒部210に嵌入し、これ
により、金属片2の整流子片接続部21は円盤に接合さ
れる。周方向に隣接する各金属片2同士を連結して円筒
状とし、この連結を後で行うスリット形成時に分断して
もよい。
インサ−ト成形又は樹脂モ−ルド成形により、ボス部3
をそれらと一体に成形する。これにより、金属片2の整
流子片接続部21はボス部3中に埋設され、金属片2の
軸方向延在部23は、ボス部3の外側面に密着して軸方
向に延在する。
形成して所定個数の整流子片1を形成する。最後に、フ
ユ−ジング加工により、金属片2の端子部23に銅線を
接合する。なお、整流子片1の整流子片接続部21近傍
には金属粉の分散量を増大して接合性及び電気抵抗を低
減している。
2の筒部210(孔でもよい)に整流子片1の突部4を
嵌入し、筒部210(孔でもよい)の拡径方向への塑性
変形又は弾性変形により両者を機械的に強固に密着させ
ているので、簡単な工程により高い信頼性と低接触抵抗
の接合を実現することができる。
したので、単に突部4を筒部210に押し込むだけで強
固な接合を完成することができる。もちろん、先細形状
にしなくてもよい。
突部4が筒部210から受ける力(略求心方向)は筒部
210の各部で略等しくなり、突部4に局部的に応力が
集中して突部4にクラックなどが生じるのを抑止するこ
とができる。また、作業としては高精度の位置合わせな
どは必要なく、単に突部4を筒部210に嵌入するだけ
でよく、製造工程が簡素となる。
する。ただし、実施例1の構成要素と主要機能が共通す
る構成要素には同一符号を付す。
定ピッチで所定深さの切り込み211を軸方向に設けた
ものである。このようにすれば、突部4を筒部210に
嵌入すると、筒部210の分割片212は予め先細形状
となっているので、この嵌入により拡径方向へ弾性変形
し、その復元力により両者は良好にかつ広い面積にわた
って密着する。その結果、良好な接合が得られ、かつ、
嵌入後、金属片2が整流子片1から離れることを防止す
ることができる。
する。ただし、実施例2の構成要素と主要機能が共通す
る構成要素には同一符号を付す。
方向長を極めて短縮したものである。ただし、嵌入を容
易とするために、図2に示すように筒部210の内径は
軸方向先端側へ向かうにつれて連続的に狭くされてい
る。ただし、この実施例では一つの筒部210と一つの
突部4との接触面積が減少するが、それを補償するため
に、一つの整流子片1に多数の突部4を設けている。
縮することができるので、整流子の軸方向長を減らすこ
とができ、製造コスト及び設置スペ−スの点で大きな効
果が生まれる。
て説明する。ただし、実施例2の構成要素と主要機能が
共通する構成要素には同一符号を付す。
部4とのペアの代わりに、各整流子片1の反整流面側の
端面に全体として放射方向に設けた突条部6と、金属片
2の整流子片接続部21に互いに略平行に設けた一対の
挟持壁部7とを設けたものである。
に向かうにつれて周方向幅が減少するように作製され、
一対の挟持壁部7、7間の間隔も先端に向かうにつれて
周方向幅が減少するように作製されている。
持壁部7、7間の各間隙に挿入するのは容易となり、か
つ、嵌入の最後には、両者は強く密接することができ
る。この時、挟持壁部7、7の先端部は前記間隙を拡大
する方向に周方向へ弾性変形し、嵌入後、挟持壁部7、
7の弾性復元力により両者は強く密接する。
効果を奏することができる他、簡素な構造で広い接触面
積を得ることができ、金属片2と整流子片1との機械的
接合工程終了後、ボス部3の形成までに、金属片2が整
流子片1から離れるのを良好に防止することができる。
また、整流子片の一部領域への局部的応力集中を緩和す
ることができ、信頼性を整流子片の損傷を低減すること
ができる。
Claims (8)
- 【請求項1】互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に
放射状に配置されて全体として略円盤形状の整流面を有
するとともにカ−ボン焼成物からなる複数の整流子片、 各前記整流子片の主として反整流面側の表面に接して前
記整流面を露出させつつ前記各整流子片を支持し保護す
る樹脂製のボス部、及び、 各前記整流子片の反整流面側の表面に接合される整流子
片接続部、及び、前記整流子片接続部の径外側の端部か
ら前記ボス部の前記主部の外周面に沿って延在して巻線
が接合される端子部をそれぞれ有する複数の金属片、 を備え、 前記整流子片は、前記整流面を有する基板部、及び、前
記基板部の反整流面側の表面から突出する突部を有し、 前記金属片の前記整流子片接続部は、前記突部が挿入さ
れる孔を有する整流子において、 前記突部の前記孔と接する部分は、金属粉を含有し、 前記金属片は、前記ボス部の前記突部に自己の弾性変形
により付勢されて密着していることを特徴とする整流
子。 - 【請求項2】請求項1記載の整流子において、 前記金属片は、前記ボス部の前記突部が挿入されて接触
する筒部を有することを特徴とする整流子。 - 【請求項3】請求項2記載の整流子において、 前記筒部は、複数片に分割されていることを特徴とする
整流子。 - 【請求項4】互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に
放射状に配置されて全体として略円盤形状の整流面を有
するとともにカ−ボン焼成物からなる複数の整流子片、 各前記整流子片の主として反整流面側の表面に接して前
記整流面を露出させつつ前記各整流子片を支持し保護す
る樹脂製のボス部、及び、 各前記整流子片の反整流面側の表面に接合される整流子
片接続部、及び、前記整流子片接続部の径外側の端部か
ら前記ボス部の前記主部の外周面に沿って延在して巻線
が接合される端子部をそれぞれ有する複数の金属片、 を備え、 前記整流子片は、前記整流面を有する基板部、及び、前
記基板部の反整流面側の表面から突出する突部を有し、 前記金属片の前記整流子片接続部は、前記突部が挿入さ
れる孔を有する整流子において、 前記突部の前記孔と接する部分は、金属粉を含有し、 前記金属片は、前記ボス部の前記突部が挿入されて接触
する筒部を有することを特徴とする整流子。 - 【請求項5】請求項4記載の整流子において、 前記筒部は、複数片に分割されていることを特徴とする
整流子。 - 【請求項6】互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に
放射状に配置されて全体として略円盤形状の整流面を有
するとともにカ−ボン焼成物からなる複数の整流子片、 各前記整流子片の主として反整流面側の表面に接して前
記整流面を露出させつつ前記各整流子片を支持し保護す
る樹脂製のボス部、及び、 各前記整流子片の反整流面側の表面に接合される整流子
片接続部、及び、前記整流子片接続部の径外側の端部か
ら前記ボス部の前記主部の外周面に沿って延在して巻線
が接合される端子部をそれぞれ有する複数の金属片、 を備え、 前記整流子片は、前記整流面を有する基板部、及び、前
記基板部の反整流面側の表面から突出して前記金属片の
前記整流子片接続部に係合する整流子において、 前記整流子片は反整流面側の端面に突条部を有し、 前記金属片の前記整流子片接続部は、前記整流子片の前
記突条部を挟持する挟持壁部を有し、前記突条部の前記
挟持壁部と接する部分は金属粉を含有することを特徴と
する整流子。 - 【請求項7】請求項6記載の整流子において、 前記挟持壁部は、前記突条部に自己の弾性変形により付
勢されて密着していることを特徴とする整流子。 - 【請求項8】互いに所定ギャップを隔てつつ軸心周囲に
放射状に配置されて全体として略円盤形状の整流面を有
するとともにカ−ボン焼成物からなる複数の整流子片、 各前記整流子片の主として反整流面側の表面に接して前
記整流面を露出させつつ前記各整流子片を支持し保護す
る樹脂製のボス部、及び、 各前記整流子片の反整流面側の表面に接合される整流子
片接続部、及び、前記整流子片接続部の径外側の端部か
ら前記ボス部の前記主部の外周面に沿って延在して巻線
が接合される端子部をそれぞれ有する複数の金属片、 を備え、 前記整流子片は、前記整流面を有する基板部、及び、前
記基板部の反整流面側の表面から突出する突部を有し、 前記金属片の前記整流子片接続部は、前記突部が挿入さ
れる孔を有する整流子の製造方法において、 前記各整流子片の突部を前記金属片の穴にそれぞれ嵌入
し、 この嵌入により前記金属片を自己の弾性変形により前記
突部に密接させ、 しかる後、樹脂成形により前記ボス部を作成して前記各
整流子片及び各前記金属片と前記ボス部とを一体化し、
前記整流子片と前記金属片との接合部を覆うことを特徴
とする整流子の製造方法。
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