JP2001268765A - コルゲート管の接続方法 - Google Patents

コルゲート管の接続方法

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JP2001268765A
JP2001268765A JP2000078368A JP2000078368A JP2001268765A JP 2001268765 A JP2001268765 A JP 2001268765A JP 2000078368 A JP2000078368 A JP 2000078368A JP 2000078368 A JP2000078368 A JP 2000078368A JP 2001268765 A JP2001268765 A JP 2001268765A
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pipe
extracorporeal
corrugated pipe
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Hajime Ito
一 伊藤
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Torii Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コルゲート管を接続する接続作業を効率的に
行うことができ、しかも接続部分のシールを確実に行え
るコルゲート管の接続方法を提供する。 【解決手段】 2つのコルゲート管10、10の端部
に、筒状をなす外挿管20、20を各々嵌入し、外挿管
20、20の端面同士を溶着して固着することにより、
2つのコルゲート管10、10を水密にシールして接続
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面に波形が形成さ
れているコルゲート管を組み合わせて水密にシールして
接続する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コルゲート管は、外周面に波形を形成す
ることによって、土中等に埋設するのに必要な強度を備
えると共に、水の流勢を緩和できるといった利点を有す
る。しかし、その反面、このように外周面に波形を形成
するため、コルゲート管を接続して、延長したり、ある
いは後述するように分岐管を形成したり、曲管を形成し
たりする場合、接続部分に隙間が生じやすく、完全に止
水することができないという欠点がある。
【0003】このため、従来では、図4に示すように、
コルゲート管100、102を接続する際に、コルゲー
ト管100に設けた接続孔100aにコルゲート管10
2を位置合わせし、接続部分を加熱すると共に、コルゲ
ート管100と同質の樹脂テープを溶融させながら、接
続部分に塗着してシールする。この方法によれば、樹脂
テープを溶融することによりコルゲート管100の外周
面に形成された波形の凹凸に応じてシールできる。
【0004】しかしながら、上記のような接続方法で
は、接続作業が煩雑で面倒であると共に、接続部分のシ
ール性の点で必ずしも十分であるとは言い難い。そこ
で、コルゲート管を接続する方法として、効率的に接続
作業ができ、しかも接続部分のシール性が十分となる接
続方法が要請されている。
【0005】本発明は、上記のような要請に応えるべく
なされ、その目的とするところは、コルゲート管を接続
する接続作業を効率的に行うことができ、しかも接続部
分のシールを確実に行えるコルゲート管の接続方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコルゲート
管の接続方法は、2つのコルゲート管の端部に、筒状を
なす外挿管を各々嵌入し、該外挿管の端面同士を溶着し
て固着することにより、前記2つのコルゲート管を水密
にシールして接続することを特徴としている。これによ
り、外周面が平滑な面に形成される外挿管同士の接続と
なるから、外挿管の周方向について互いに任意な位置で
端面同士を接続しても、接続部分に隙間が生じることは
なく、シール性に優れる。しかも、当接端面を溶着して
固着するだけで接続可能となるため、効率的に接続作業
を行うことができる。さらには、コルゲート管の端部に
外挿管を嵌入することで、コルゲート管の端部が三重構
造となるため、機械的強度が高まり、止水性にも優れ
る。
【0007】また、コルゲート管を接続してT形分岐管
を形成するコルゲート管の接続方法において、組み合わ
せて接続する各々のコルゲート管の端部に、筒状をなす
外挿管を嵌入し、該各々の外挿管の端面を組み合わせて
溶着して固着することにより、水密にシールされたT形
分岐管を形成することを特徴としている。これにより、
外周面が平滑な面に形成される外挿管同士の接続となる
から、接続部分に隙間が生じることはなく、シール性に
優れたT形分岐管を形成することができる。しかも、当
接端面を溶着して固着するだけで接続可能となるため、
効率的に接続作業を行うことができる。さらには、コル
ゲート管の端部を外挿管に嵌入することで、接続部分が
三重構造となるため、機械的強度が高まり、止水性に優
れたT形分岐管を形成することができる。
【0008】また、コルゲート管を接続してエルボ形分
岐管(折曲管)を形成するコルゲート管の接続方法にお
いて、2つのコルゲート管の端部に、筒状をなし、一端
が径方向に斜めに形成された外挿管を各々嵌入し、該外
挿管の端面同士を溶着して固着することにより、前記2
つのコルゲート管を水密にシールして接続することを特
徴としている。これにより、外周面が平滑な面に形成さ
れる外挿管同士の接続となるから、接続部分に隙間が生
じることはなく、シール性に優れたエルボ形分岐管(折
曲管)を形成することができる。しかも、当接端面を溶
着して固着するだけで接続可能となるため、効率的に接
続作業を行うことができる。さらには、コルゲート管の
端部に外挿管を嵌入することで、接続部分が三重構造と
なるため、機械的強度が高まり、止水性に優れたエルボ
形分岐管(折曲管)を形成することができる。
【0009】また、前記外挿管は、該外挿管の接続側の
端面と外挿管を嵌入する各々の前記コルゲート管の接続
側の端面とが同一面位置に形成されていると好適であ
る。これにより、コルゲート管の端部が三重構造となる
ため、機械的強度が高まり、さらに一層、止水性に優れ
る。
【0010】また、前記各々の外挿管は、該外挿管の端
面同士が当接可能な形状に形成されていると好適であ
る。これにより、外挿管の当接端面を、隙間が生じるこ
となく、効率的に接続することができる。
【0011】また、組み合わせて接続する各々の前記コ
ルゲート管は、該コルゲート管に筒状をなす前記外挿管
を嵌入し、該コルゲート管と該外挿管とを一体的に径方
向に斜めに切断したものからなると好適である。これに
より、外挿管の接続側の端面とこの外挿管を嵌入する各
々の前記コルゲート管の接続側の端面とが同一面位置に
形成され、コルゲート管の端部が三重構造となるため、
機械的強度が高まり、さらに一層、止水性に優れたT形
分岐管を形成することができる。
【0012】また、前記コルゲート管は、該コルゲート
管に筒状をなす前記外挿管を嵌入し、該コルゲート管と
該外挿管とを一体的に径方向に斜めに切断したものから
なると好適である。これにより、外挿管の接続側の端面
とこの外挿管を嵌入する各々の前記コルゲート管の接続
側の端面とが同一面位置に形成され、コルゲート管の端
部が三重構造となるため、機械的強度が高まり、さらに
一層、止水性に優れたエルボ形分岐管(折曲管)を形成
することができる。
【0013】また、前記外挿管と該外挿管を嵌入する前
記各々のコルゲート管とは、該コルゲート管の外周面と
該外挿管の内周面とが固着されていると好適である。
これにより、外挿管とコルゲート管とは、互いに十分に
固着され、外挿管の抜け防止が図られるため、コルゲー
ト管の端部のシール性あるいは止水性を向上させること
ができる。
【0014】また、前記コルゲート管に前記外挿管を嵌
入することにより前記コルゲート管と前記外挿管とが重
なって三重構造となる範囲内に位置する前記コルゲート
管の外周面に形成された凹部に、リング状をなす弾性部
材を嵌め込んで装着すると好適である。これにより、コ
ルゲート管の接続部分から水がもれた場合でも、外部へ
流出することはなく、水密にシールできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好適な実施の
形態を添付図面に基づいて説明する。まず、2つのコル
ゲート管を、直列に接続する接続方法について説明す
る。即ち、コルゲート管を延長して接続する場合の接続
方法について説明する。
【0016】図1は、本発明に係るコルゲート管の接続
方法によって、2つのコルゲート管を直列に接続した状
態を表す平面図である。
【0017】図1において、10はコルゲート管であ
り、外周面に波形10aが形成されている。本実施の形
態のコルゲート管10は、コルゲート管10の波形10
aの内方に、内周面が平滑面からなる内管11が挿入さ
れる二重構造のコルゲート管である。20は外挿管であ
り、外周面は平滑な面に形成されている。本実施の形態
の外挿管20は、高密度ポリエチレン製である。
【0018】図1に示す接続は、まず、コルゲート管1
0、10の端部に、各々、筒状をなし、外周面が平滑な
面に形成される外挿管20を嵌入する。このとき、外挿
管20と外挿管20を嵌入するコルゲート管10とは、
コルゲート管10の外周面と外挿管20の内周面とが固
着されている。この固着は、コルゲート管10に外挿管
20を嵌入する前に、予めコルゲート管10と同質の樹
脂テープを、コルゲート管10に外挿管20を嵌入する
ことによりコルゲート管10と外挿管20とが重なって
三重構造となる部分の端部に位置するコルゲート管10
の外周面に形成された凸部に周方向に一周して塗着する
ことにより行う。12が前記樹脂テープにより行われた
この塗着部である。このようにして外挿管の抜け防止が
図られている。
【0019】また、14はリング状のゴムリング等から
なる弾性部材であり、前記コルゲート管に前記外挿管を
嵌入することにより前記コルゲート管と前記外挿管とが
重なって三重構造となる範囲内に位置する前記コルゲー
ト管の外周面に形成された凹部に、リング状をなす弾性
部材を嵌め込んで装着したものである。
【0020】次いで、外挿管20の端面同士を、溶着し
て固着する。この溶着は、外挿管20、20の当接端面
を熱板によって加熱溶融し、互いに圧接することにより
行う。即ち、コルゲート管10、10に外挿管20、2
0を各々嵌入した状態で、外挿管20、20の当接端面
を、前記熱板に押接し、適宜状態まで溶融する。このと
きの前記熱板の表面温度は、180℃〜200℃程度で
ある。
【0021】外挿管20、20の当接端面が適宜状態ま
で溶融した状態で、外挿管20、20の当接端面同士
を、互いに径方向にずれたり、あるいは、当接部分に隙
間が生じたりせぬよう位置合わせして、圧接し、固着す
る。なお、このとき、外挿管20の周方向については、
互いに任意な位置で当接端面同士を接続しても、接続端
部に隙間が生じるようなことはない。外挿管20の外周
面が、平滑な面に形成されているからである。このよう
にして、図1に示す2つのコルゲート管を直列に接続し
たコルゲート管が得られる。
【0022】次に、コルゲート管を接続して、T形分岐
管を形成するコルゲート管の接続方法について説明す
る。図2は、本発明に係るコルゲート管の接続方法によ
って、コルゲート管がT形分岐管を形成した状態を表す
平面図である。
【0023】図2に示すT形分岐管は、組み合わせて接
続するコルゲート管40、50、60の端部に、筒状を
なし、外周面が平滑な面に形成される外挿管70、8
0、90を各々嵌入し、この外挿管70、80、90の
端面を組み合わせて溶着して固着することにより成る。
【0024】このとき、外挿管70と外挿管70を嵌入
するコルゲート管40、外挿管80と外挿管80を嵌入
するコルゲート管50、外挿管90と外挿管90を嵌入
するコルゲート管60とは、それぞれ、コルゲート管の
外周面と外挿管の内周面とが固着されている。
【0025】この固着は、コルゲート管に外挿管を各々
嵌入する前に、予めコルゲート管と同質の樹脂テープ
を、コルゲート管に外挿管を各々嵌入することによりコ
ルゲート管と外挿管とが重なって三重構造となる部分の
端部に位置するコルゲート管の外周面に形成された凸部
に周方向に一周して塗着することにより行う。44が前
記樹脂テープにより行われたこの塗着部である。このよ
うにして、外挿管の抜け防止が図られている。
【0026】また、46はリング状のゴムリング等から
なる弾性部材であり、前記コルゲート管に前記外挿管を
嵌入することにより前記コルゲート管と前記外挿管とが
重なって三重構造となる範囲内に位置する前記コルゲー
ト管の外周面に形成された凹部に、リング状をなす弾性
部材を嵌め込んで装着したものである。
【0027】次いで、組み合わせて接続するコルゲート
管40、50、60の端部に各々嵌入した外挿管70、
80、90の端面同士を組み合わせて位置合わせして溶
着し、固着する。この溶着は、外挿管70、80、90
の当接端面を前記熱板によって加熱溶融し、互いに圧接
することにより行う。即ち、コルゲート管40に外挿管
70を、コルゲート管50に外挿管80を、コルゲート
管60に外挿管90を各々嵌入した状態で、外挿管7
0、80、90の当接端面を、前記熱板に各々押接し、
適宜状態まで溶融する。このときの前記熱板の表面温度
は、180℃〜200℃程度である。
【0028】外挿管70、80、90の当接端面が適宜
状態まで溶融した状態で、外挿管70、80、90の当
接端面同士を、当接部分に隙間が生じぬよう位置合わせ
して圧接し、固着する。このようにして、図2に示すT
形分岐管が得られる。
【0029】次に、コルゲート管を接続して、エルボ形
分岐管(折曲管)を形成する接続方法について説明す
る。図3は、本発明に係るコルゲート管の接続方法によ
って、コルゲート管がエルボ形分岐管(折曲管)を形成
した状態を表す平面図である。
【0030】図3に示すエルボ形分岐管(折曲管)は、
まず、コルゲート管92、92の端部に、筒状をなし、
外周面が平滑な面に形成され、一端が径方向に斜めに形
成された外挿管94、94を各々嵌入し、この外挿管9
4、94の端面同士を当接し、溶着して固着することに
より成る。
【0031】このとき、外挿管94と外挿管94を嵌入
するコルゲート管92とは、コルゲート管92の外周面
と外挿管94の内周面とが固着されている。
【0032】この溶着は、コルゲート管92に外挿管を
各々嵌入する前に、予めコルゲート管92と同質の樹脂
テープを、コルゲート管92に外挿管94を各々嵌入す
ることによりコルゲート管92と外挿管とが重なって三
重構造となる部分の端部に位置するコルゲート管92の
外周面に形成された凸部に周方向に一周して塗着するこ
とにより行う。96が前記樹脂テープにより行われたこ
の塗着部である。このようにして、外挿管94の抜け防
止が図られている。
【0033】また、98はリング状のゴムリング等から
なる弾性部材であり、前記コルゲート管に前記外挿管を
嵌入することにより前記コルゲート管と前記外挿管とが
重なって三重構造となる範囲内に位置する前記コルゲー
ト管の外周面に形成された凹部に、リング状をなす弾性
部材を嵌め込んで装着したものである。
【0034】次いで、外挿管94、94の端面同士を圧
接し、溶着して固着する。この溶着は、外挿管94、9
4の当接端面を前記熱板によって加熱溶融し、互いに圧
接することにより行う。即ち、コルゲート管92、92
に外挿管94、94を各々嵌入した状態で、外挿管9
4、94の当接端面を、前記熱板に押接し、適宜状態ま
で溶融する。このときの前記熱板の表面温度は、180
℃〜200℃程度である。
【0035】外挿管94、94の当接端面が適宜状態ま
で溶融した状態で、外挿管94、94の当接端面同士
を、当接部分に隙間が生じぬよう位置合わせして圧接
し、固着する。このようにして、図3に示すエルボ形分
岐管(折曲管)が得られる。
【0036】なお、以上のコルゲート管の接続方法、即
ち、直列に接続する方法、T形分岐管を形成する方法、
エルボ形分岐管(折曲管)を形成する方法において、
外挿管は、この外挿管の接続側の端面と外挿管を嵌入す
る各々のコルゲート管の接続側の端面とが同一面位置に
形成されると、三重構造として形成される当接部分の表
面積が増大するため、より一層、水密にシールしてコル
ゲート管を接続することができる。
【0037】また、各々の外挿管は、外挿管の端面同士
が当接可能な形状に形成されると、各々の接続作業をよ
りスムーズに行うことができる。
【0038】なお、図2に示すT形分岐管を形成する場
合、組み合わせて接続する各々のコルゲート管は、この
コルゲート管に筒状をなす外挿管を嵌入し、このコルゲ
ート管とこの外挿管とを一体的に径方向に斜めに切断し
たものからなると、外挿管の接続側の端面と外挿管を嵌
入する各々のコルゲート管の接続側の端面とが同一面位
置に形成され、三重構造として形成される当接部分の表
面積が増大するため、より一層、水密にシールしてコル
ゲート管を接続することができる。
【0039】また、図3に示すエルボ形分岐管(折曲
管)を形成する場合、コルゲート管は、このコルゲート
管に筒状をなす前記外挿管を嵌入し、このコルゲート管
とこの外挿管とを一体的に径方向に斜めに切断したもの
からなると、外挿管の接続側の端面と外挿管を嵌入する
各々のコルゲート管の接続側の端面とが同一面位置に形
成され、三重構造として形成される当接部分の表面積が
増大するため、より一層、水密にシールしてコルゲート
管を接続することができる。
【0040】以上の説明は、本発明に係る実施の形態の
好適な一例であって、本発明はこれに限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの
改変を施し得るには勿論のことである。例えば、本実施
の形態では、コルゲート管の波形の内方に、内周面が平
滑な面からなる内管が挿入される二重構造のコルゲート
管であるが、内方に内管が挿入されていないタイプ(1
重構造)のコルゲート管であってもよい。
【0041】また、コルゲート管の外周面と外挿管の内
周面との樹脂テープによる固着は、互いに重なって三重
構造となる部分の端部ではなく、中央部に位置するコル
ゲート管の外周面に形成された凸部に周方向に一周して
塗着してもよい。 あるいは、中央部と端部の両方を、
あるいは、互いに重なって三重構造となる範囲内に位置
するコルゲート管の外周面に形成される全ての凸部を塗
着しても、好適に外挿管の抜け防止を図ることができ
る。
【0042】また、リング状のゴムリング等からなる弾
性部材は、前記コルゲート管に前記外挿管を嵌入するこ
とにより前記コルゲート管と前記外挿管とが重なって三
重構造となる範囲内に位置する前記コルゲート管の外周
面に形成された複数の、あるいは、全ての凹部に装着し
てもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るコルゲート管の接続方法に
よれば、2つのコルゲート管の端部に、筒状をなす外挿
管を各々嵌入し、この外挿管の端面同士を溶着して固着
しているため、接続作業を効率的に行うことができる。
しかも、接続部分に隙間が生じることはなく、シール性
に優れる。また、コルゲート管の端部に外挿管を嵌入す
ることで、コルゲート管の端部が三重構造となるため、
機械的強度が高まり、止水性にも優れる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコルゲート管の接続方法によっ
て、2つのコルゲート管を直列に接続した状態を表す平
面図である。
【図2】本発明に係るコルゲート管の接続方法によっ
て、コルゲート管がT形分岐管を形成した状態を表す平
面図である。
【図3】本発明に係るコルゲート管の接続方法によっ
て、コルゲート管がエルボ形分岐管(折曲管)を形成し
た状態を表す平面図である。
【図4】従来のコルゲート管の接続方法によって、コル
ゲート管がT形分岐管を形成した状態を表す平面図であ
る。
【0045】
【符号の説明】
10 コルゲート管 10a波形 11 内管 12 塗着部 14 弾性部材 20 外挿管 40 コルゲート管 44 塗着部 46 弾性部材 50 コルゲート管 60 コルゲート管 70 外挿管 80 外挿管 90 外挿管 92 コルゲート管 94 外挿管 96 塗着部 98 弾性部材 100a接続孔 102コルゲート管 104樹脂テープ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのコルゲート管の端部に、筒状をな
    す外挿管を各々嵌入し、 該外挿管の端面同士を溶着して固着することにより、前
    記2つのコルゲート管を水密にシールして接続すること
    を特徴とするコルゲート管の接続方法。
  2. 【請求項2】 コルゲート管を接続してT形分岐管を形
    成するコルゲート管の接続方法において、 組み合わせて接続する各々のコルゲート管の端部に、筒
    状をなす外挿管を嵌入し、該各々の外挿管の端面を組み
    合わせて溶着して固着することにより、水密にシールさ
    れたT形分岐管を形成することを特徴とするコルゲート
    管の接続方法。
  3. 【請求項3】 コルゲート管を接続してエルボ形分岐管
    (折曲管)を形成するコルゲート管の接続方法におい
    て、 2つのコルゲート管の端部に、筒状をなし、一端が径方
    向に斜めに形成された外挿管を各々嵌入し、該外挿管の
    端面同士を溶着して固着することにより、前記2つのコ
    ルゲート管を水密にシールして接続することを特徴とす
    るコルゲート管の接続方法。
  4. 【請求項4】 前記外挿管は、該外挿管の接続側の端面
    と外挿管を嵌入する各々の前記コルゲート管の接続側の
    端面とが同一面位置に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2または3記載のコルゲート管の接続方法。
  5. 【請求項5】 前記各々の外挿管は、該外挿管の端面同
    士が当接可能な形状に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2、3または4記載のコルゲート管の接続方
    法。
  6. 【請求項6】 組み合わせて接続する各々の前記コルゲ
    ート管は、該コルゲート管に筒状をなす前記外挿管を嵌
    入し、該コルゲート管と該外挿管とを一体的に径方向に
    斜めに切断したものからなることを特徴とする請求項2
    記載のコルゲート管の接続方法。
  7. 【請求項7】 前記コルゲート管は、該コルゲート管に
    筒状をなす前記外挿管を嵌入し、該コルゲート管と該外
    挿管とを一体的に径方向に斜めに切断したものからなる
    ことを特徴とする請求項3記載のコルゲート管の接続方
    法。
  8. 【請求項8】 前記外挿管と該外挿管を嵌入する前記各
    々のコルゲート管とは、該コルゲート管の外周面と該外
    挿管の内周面とが固着されていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6または7記載のコルゲート管
    の接続方法。
  9. 【請求項9】 前記コルゲート管に前記外挿管を嵌入す
    ることにより前記コルゲート管と前記外挿管とが重なっ
    て三重構造となる範囲内に位置する前記コルゲート管の
    外周面に形成された凹部に、リング状をなす弾性部材を
    嵌め込んで装着することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、または8記載コルゲート管の接続
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162007A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Dainippon Plastics Co Ltd 熱可塑性樹脂製接続用管の組合せ、接続方法および接続構造
KR102217481B1 (ko) * 2020-10-26 2021-02-19 (주)삼명이엔씨 누수가 방지되는 파형복합관 조립체
KR102268285B1 (ko) * 2020-10-26 2021-06-23 (주)삼명이엔씨 누수가 방지되는 t자 파형소켓 조립체
KR102268287B1 (ko) * 2020-10-26 2021-06-23 (주)삼명이엔씨 누수가 방지되는 파형소켓 조립체
KR102268288B1 (ko) * 2020-10-26 2021-06-23 (주)삼명이엔씨 충진캡이 구비된 파형복합관 조립체 및 그 제조방법

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