JP2016070282A - 樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法 - Google Patents

樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、外装管を備える樹脂製保温材付き曲管を容易に製造する。
【解決手段】樹脂製のベンド管2と、ベンド管2の曲がり部2aを覆う樹脂製の外装管3と、ベンド管2と外装管3との間に装着される硬質発泡ウレタンフォーム4と、を備える樹脂製保温材付き曲管1である。外装管3は、ストレート管を軸に対して斜めに切断した2つの直管部材をバット融着によって接合したエルボ状のエビベンドを輪切り状に切断した、融着接合部13aを含む1つの曲管部5と、2つの直管部6,7とを、ベンド管2を通した状態で熱収縮チューブ8によって接続することにより形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、管内を流れる水の凍結を防止するための保温層を設けた保温材付き管およびその製造方法に関し、特に、樹脂製曲管に保温層を設けた樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法に関するものである。
水道管は、通常、地中に埋設されているため外気温の影響を受け難いが、河川等を横断する場合には、橋梁に沿って敷設される橋梁添加管として地上に露出するため、外気温の影響を受け易くなる。そのため、寒冷地等においては、橋梁添加管内の水道水が凍結するおそれがある。このような水道水の凍結を防止するために、橋梁に水道管を敷設した後、水道管の外周面にロックウール等の保温材を被せるとともに、保温材の外側に金属製ラッキング材を巻き回してバンド等で結束することが従来から行われている。
もっとも、橋梁に水道管を敷設した後に保温材や金属製ラッキング材を現場で施工する従来の手法では、保温材や金属製ラッキング材の設置が足場作業となるため、施工条件が良くなく、工期が長くなるという問題がある。そこで、本管(水道管)、保温材および外装管からなる樹脂製保温材付き管を予め工場にて製造し、かかる樹脂製保温材付き管を現場に搬入して橋梁に敷設することが提案されている(例えば、特許文献1)。
図6は、従来の樹脂製保温材付き曲管101の製造手順を模式的に説明する図である。従来の製造手順によって樹脂製保温材付き曲管101を予め工場で製造する場合には、先ず、端面が傾斜面となるようにポリエチレン製のストレート管(図示せず)を切断して直管部材105,106,107を製造する。次いで、それらの直管部材105,106,107の傾斜面同士を突き合わせてバット融着接合することによって、図6(a)に示すようなエルボ状の外装管103を製造する。そうして、従来の製造方法では、図6(b)に示すように、45°ベンド管102を外装管103に挿入した後、外装管103とベンド管102との隙間に保温材104を充填するという手法が採られていた。
特開2013−019506号公報
しかしながら、上記のような、エルボ状の外装管103を製造した後にベンド管102を挿入する方法では、ベンド管102の曲がり角度が45°を超える(例えば、曲がり角度90°の)場合や、ベンド管102の曲がり角度が45°以下であっても、外装管103とベンド管102との隙間が狭い場合には、ベンド管102を外装管103に挿入することが物理的に困難であるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、ベンド管および保温材を覆う外装管を備える樹脂製保温材付き曲管を容易に製造する技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法では、直管部材をバット融着によって接合したエルボ状の中間製品を、輪切り状に3分割することによって、後に外装管となる部材に対しベンド管が通り易くなるようにしている。
具体的には、本発明は、樹脂製のベンド管と、当該ベンド管の曲がり部を覆う樹脂製の外装管と、当該ベンド管と当該外装管との間に装着される保温材と、を備える樹脂製保温材付き曲管を対象としている。
そして、上記外装管は、ストレート管を軸に対して斜めに切断した2つの直管部材をバット融着によって接合したエルボ状の中間製品を輪切り状に切断した、融着接合部を含む1つの曲管部と2つの直管部とを、上記ベンド管を通した状態で接続することによって形成されていることを特徴としている。
なお、本発明において「バット融着」とは、接合対象である管の端面を加熱溶融した後、溶融した状態のまま端面同士を圧着して融着する方法を意味する。
また、本発明において「中間製品」とは、外装管となる前の状態の部材を意味し、管を斜めに輪切りにした数個の部材を接続した1つの製品である所謂エビベンドに相当するものを意味する。
この構成によれば、そのままではベンド管を通し難いエルボ状の中間製品を輪切り状に切断して、融着接合部を含む1つの曲管部と2つの直管部とに分割することから、個々の部材(曲管部および直管部)に対するベンド管の挿通長が短くなるので、ベンド管を曲管部および直管部に円滑に挿通することができる。そうして、曲管部および直管部を、ベンド管を通した状態のまま接続することで外装管を形成することから、ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、樹脂製保温材付き曲管を容易に製造することができる。
ところで、2つの直管部材をバット融着によって接合したエルボ状の中間製品を、曲管部および直管部に分割するべく切断する際には、中間製品の直線軸に対して斜めに切断するよりも、中間製品の直線軸に対して垂直に(または垂直に近い角度で)切断する方が切断し易い。もっとも、中間製品を直線軸に対して垂直に切断して曲管部と直管部とに分割すると、以下の理由により、ベンド管を曲管部に通し難くなる。
すなわち、曲管部を融着接合面に投影した場合(換言すると、曲管部を融着接合面の法線方向から見た場合)に、曲管部のどの部位とも重ならない部分(一方の口から覗いて他方の口の外側を見通せる空間)が、投影面における当該曲管部の内空部となる。ここで、投影面における曲管部の内空部は、中間製品を融着接合面と平行に切断すると最大となり、直線軸に対する切断角度が垂直に近づいていくと徐々に小さくなる。そうして、投影面における曲管部の内空部が小さくなれば、当然に、ベンド管を曲管部に通し難くなるからである。
そこで、中間製品の切断し易さとベンド管の通し易さとの均衡を図るべく、上記樹脂製保温材付き曲管では、上記曲管部および直管部は、上記中間製品における2つの直線軸と直交する方向から見て、当該各直線軸に対して所定角度で、当該中間製品を切断することによって形成され、上記所定角度は、上記曲管部を融着接合面に投影した場合に、投影面における当該曲管部の内空部の最も狭い部位が、上記ベンド管の外径よりも大きくなるような角度に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、曲管部を融着接合面に投影した場合に、投影面における当該曲管部の内空部の最も狭い部位が、ベンド管の外径よりも大きくなるような所定角度で、中間製品を切断することから、理論上ベンド管を曲管部に挿通することが可能となる。それ故、ベンド管の曲がり角度がいかなる角度であっても、ベンド管を曲管部に確実に通すことができる。加えて、所定角度さえ確保すれば、中間製品を直線軸に対して極端に斜めに切断しなくても、ベンド管を曲管部に確実に通すことが可能となることから、中間製品の切断し易さをある程度確保することができる。
もっとも、ベンド管を曲管部に通すことができても、曲管部と直管部との接続方法としてバッド融着を採用すると、以下のような問題が生じる。すなわち、バッド融着では、曲管部および直管部の切断面をヒータ板等で加熱溶融した後、曲管部および直管部にベンド管を通し、曲管部と直管部の切断面同士を圧着することになるが、加熱溶融と圧着との間にベンド管を挿入する作業が介在すると、ヒータ板を除去してから切断面同士を圧着するまでに時間が掛かり、溶融部分の温度が下がり過ぎるため、接合不良が生じるおそれがある。
そこで、上記樹脂製保温材付き曲管では、曲管部と直管部とはバッド融着以外の方法で接続されていることが好ましい。具体的には、上記曲管部と上記各直管部との合わせ目の外側には、当該合わせ目の全周に亘って熱収縮チューブが被せられていることが好ましい。
この構成によれば、合わせ目の全周に亘って熱収縮チューブが被せられていることから、加熱により縮径する熱収縮チューブによって曲管部と直管部とを締め付けて、両者を確実に接続することができる。
また、上記樹脂製保温材付き曲管では、上記合わせ目の外側で且つ上記熱収縮チューブの内側には、当該合わせ目の全周に亘ってシールテープが巻かれていることが好ましい。
この構成によれば、シールテープによって曲管部と各直管部との合わせ目がシールされるので、保温材注入時における合わせ目からの保温材のはみ出しを確実に抑制することができる。
さらに、本発明は、樹脂製のベンド管と、当該ベンド管の曲がり部を覆う樹脂製の外装管と、当該ベンド管と当該外装管との間に装着される保温材と、を備える樹脂製保温材付き曲管の製造方法を対象としている。
そして、この製造方法は、樹脂製のストレート管をその軸に対して上記ベンド管の曲がり角度の半分の角度で切断し、2つの直管部材に分割する第1切断工程と、上記2つの直管部材をバット融着によって接合してエルボ状の中間製品を形成する接合工程と、上記中間製品を輪切り状に切断して、融着接合部を含む1つの曲管部と2つの直管部とに分割する第2切断工程と、上記曲管部および直管部に上記ベンド管を通した後、当該曲管部の両端に上記2つの直管部を接続して上記外装管を形成する接続工程と、上記ベンド管と上記外装管との隙間に保温材を注入する注入工程と、を含むことを特徴としている。
この構成によれば、そのままではベンド管を通し難いエルボ状の中間製品を輪切り状に切断して、曲管部と直管部とに分割することから、曲管部および直管部に対するベンド管の挿通長が短くなるので、ベンド管を曲管部および直管部に円滑に挿通することができる。また、ベンド管を通した状態のまま曲管部および直管部を接続することで外装管を形成することから、ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、樹脂製保温材付き曲管を容易に製造することができる。
また、上記第2切断工程では、上記中間製品における2つの直線軸と直交する方向から見て、当該各直線軸に対して所定角度で、当該中間製品を切断し、上記所定角度は、上記曲管部を融着接合面に投影した場合に、投影面における当該曲管部の内空部の最も狭い部位が、上記ベンド管の外径よりも大きくなるような角度に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、投影面における曲管部の内空部の最も狭い部位がベンド管の外径よりも大きくなるような所定角度で中間製品を切断することから、理論上ベンド管を曲管部に挿通することが可能となるので、ベンド管の曲がり角度がいかなる角度であっても、ベンド管を曲管部に確実に通すことができる。
さらに、上記接続工程では、上記曲管部と上記各直管部との合わせ目の外側に、当該合わせ目の全周に亘ってシールテープを巻いた後、熱収縮チューブを当該合わせ目の全周に亘って被せ、当該熱収縮チューブを加熱することによって縮径させることが好ましい。
この構成によれば、シールテープで合わせ目をシールすることによって、保温材注入時に保温材が合わせ目からはみ出すのを抑えることができるとともに、加熱することにより縮径する熱収縮チューブによって曲管部と直管部とを締め付けて、両者を確実に接続することができる。
以上、説明したように本発明に係る樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法によれば、ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、ベンド管および保温材を覆う外装管を備える樹脂製保温材付き曲管を容易に製造することができる。
本発明の実施形態に係る樹脂製保温材付き曲管の一例を示す図である。 樹脂製保温材付き曲管の製造手順を模式的に説明する図である。 樹脂製保温材付き曲管の製造手順を模式的に説明する図である。 曲管部を融着接合面の法線方向から見た図である。 樹脂製保温材付き曲管の寸法箇所を示す図である。 従来の保温材付き管の製造手順を模式的に説明する図である。 比較例の製造方法によって製造される樹脂製保温材付き曲管を模式的に示す図であり、同図(a)は比較例1の場合を示す図であり、同図(b)は比較例2の場合を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
−樹脂製保温材付き曲管の全体構造−
図1は、本実施形態に係る樹脂製保温材付き曲管1の一例を示す図である。なお、図1では、融着接合面13dを境として一方を端面図で表し、他方を断面図で表している。この樹脂製保温材付き曲管1は、その内部を流れる水道水の凍結を防止するためのものであり、主として寒冷地等における橋梁添加管として用いられる。この樹脂製保温材付き曲管1は、水道配水用ポリエチレン管からなる曲がり角度が90°のベンド管2と、当該ベンド管2の曲がり部2aを覆うポリエチレン製の外装管3と、当該ベンド管2と当該外装管3との間に装着される硬質発泡ウレタンフォーム(保温材)4と、を備えている。
外装管3は、図2(b)に示すように、2つの直管部材14,15をバット融着によって接合した90°エルボ状のエビベンド(中間製品)13を一旦製造し、このエビベンド13を輪切り状に切断した、融着接合部13aを含む1つの曲管部5と2つの直管部6,7とを、ベンド管2を通した状態で熱収縮チューブ8によって接続することにより形成されている。曲管部5と各直管部6,7との合わせ目5aの外側には、当該合わせ目5aの全周に亘って防食テープ(シールテープ)9が巻かれているとともに、防食テープ9が巻かれた合わせ目5aを覆うように、熱収縮チューブ8が被せられている。
−樹脂製保温材付き曲管の製造方法−
次に、上記のような樹脂製保温材付き曲管1の製造方法を図2〜図4に基づいて説明する。なお、図2および図3においても、融着接合面13dを境として一方を端面図で表し、他方を断面図で表している。
本実施形態の樹脂製保温材付き曲管1の製造方法では、先ず、ポリエチレン製のストレート管(図示せず)を、その直線軸に対して45°(ベンド管2の曲がり角度の半分の角度)で切断して、2つの直管部材14,15に分割する(第1切断工程)。
次いで、これら2つの直管部材14,15をバット融着によって接合してエビベンド13を形成する(接合工程)。具体的には、図2(a)に示すように、直管部材14,15の切断面をヒータ板16で加熱溶融した後、溶融した状態のまま切断面同士を圧着して融着し、図2(b)に示すようなエビベンド13を形成する。なお、切断面の加熱溶融後にヒータ板16を除去してから切断面同士を圧着するまでの時間は、溶融部分の温度が下がり過ぎるのを抑えるべく、5秒以内とするのが好ましい。
次いで、図2(c)に示すように、エビベンド13を輪切り状に切断して、融着接合部13aを含む1つの曲管部5と、2つの直管部6,7とに分割する(第2切断工程)。より詳しくは、エビベンド13における2つの直線軸13b,13cと直交する方向から見て、当該各直線軸13b,13cに対して所定角度θで、エビベンド13を切断して、曲管部5と直管部6,7とに分割する。
ここで、所定角度θについて、曲管部5を融着接合面13dの法線方向(図2(c)の矢印IVの方向)から見た図である図4を参照しつつ説明する。先ず、図2(c)に示すように、曲管部5の内面における最も内側に突出する部分をAとし、曲管部5の切断面の内面における最もAから遠い部分をBとし、Bから融着接合面13dに下した垂線の足をCとし、AC間の長さをL4と仮定する。曲管部5を融着接合面13dに投影した場合、図4に示すように、投影面(融着接合面13d)における曲管部5の内空部Sの形状は非真円となり、非真円における径に相当する長さのうち、最も短い部分はAC間となる。それ故、ベンド管2の曲がり角度がいかなる角度であっても、L4がベンド管2の外径よりも大きければ、非真円状の内空部Sがベンド管2よりも大きくなるので、理論上ベンド管2を曲管部5に挿通することが可能となる。なお、投影面における曲管部5の内空部Sは、曲管部5を融着接合面13dの法線方向から見た場合に、曲管部5のどの部位とも重ならない部分、換言すると、一方の口から覗いて他方の口の外側を見通せる空間に相当する。
ところで、エビベンド13を切断する場合には、エビベンド13におけるA近傍の部位を治具(図示せず)で固定する必要があることから、曲管部5の切断面とAとの最短長さであるL3は長ければ長い程、固定代が大きくなって切断作業に有利になる。また、エビベンド13を切断する場合には、直線軸13b,13cに対して斜めに切断するよりも、直線軸13b,13cに対して垂直に切断する方が切断し易い。もっとも、図2(c)から明らかなように、切断する位置がAから離れれば離れる程(L3が長ければ長い程)、また、所定角度θが大きければ大きい程(直線軸13b,13cに対して垂直になる程)、L4が小さくなり、ベンド管2を曲管部5に通し難くなる。
そこで、本実施形態では、曲管部5を融着接合面13dに投影した場合に、曲管部5の内空部Sの投影面における最も狭い部位(L4に相当)が、ベンド管2の外径よりも大きくなるように、所定角度θを設定している。これにより、ベンド管2の曲がり角度がいかなる角度であっても、ベンド管2を曲管部5に円滑に挿通することができる。なお、ベンド管2の呼び径φと所定角度θとの好ましい寸法関係については後述する。
次いで、図2(d)に示すように、所定角度θで切断された曲管部5にベンド管2を通した後、図3(a)に示すように、直管部6,7にベンド管2を通し、曲管部5の両端に2つの直管部6,7を接続して外装管3を形成する(接続工程)。より詳しくは、図3(b)に示すように、曲管部5の両側の切断面と各直管部6,7の切断面とを突合せ、曲管部5と各直管部6,7との合わせ目5aの外側に、当該合わせ目5aの全周に亘って防食テープ9を巻いた後、熱収縮チューブ8を当該合わせ目5aの全周に亘って被せる。そうして、熱収縮チューブ8を加熱することによって、図3(c)に示すように、熱収縮チューブ8を縮径させ、縮径した熱収縮チューブ8によって曲管部5と各直管部6,7とを締め付けることで曲管部5と各直管部6,7とを接続する。
次いで、ベンド管2と外装管3とが同心となるように支持した後、図3(d)に示すように、ベンド管2と外装管3との隙間に硬質発泡ウレタンフォーム4を注入して保温材を形成する(注入工程)。このとき、防食テープ9によって、合わせ目5aが全周に亘ってシールされていることから、注入時における硬質発泡ウレタンフォーム4の合わせ目5aからのはみ出しが抑制される。
−樹脂製保温材付き曲管における寸法関係−
上述の如く、本実施形態の樹脂製保温材付き曲管1では、曲管部5を融着接合面13dに投影した場合に、投影面における曲管部5の内空部Sの最も狭い部位が、ベンド管2の外径よりも大きくなるように所定角度θを設定しており、これにより、ベンド管2を曲管部5に円滑に挿通することができるようにしている。もっとも、例えば外装管3の内径がベンド管2の外径に比して極端に大きいような場合には、所定角度θとほぼ無関係にベンド管2を曲管部5に挿通することができる。このことから明らかなように、所定角度θはベンド管2の外径によって一義的に決まるものではなく、例えば外装管3の内径とベンド管2の外径との差などによって変化するものである。そこで、汎用性の高い呼び径φ50、φ75、φ100およびφ150のベンド管2について、好ましい外装管3の径や好ましい所定角度θの一例を表1に示す。なお、図5は、表1に対応した樹脂製保温材付き曲管1の寸法箇所を示す図である。
Figure 2016070282
表1に示すように、呼び径φ50や呼び径φ75のベンド管2に対して、やや大きめの外径165(mm)の外装管3を適用した場合には、所定角度θが90°、すなわち、エビベンド13を直線軸13b,13cに対して垂直に切断しても、ベンド管2を曲管部5に円滑に挿通することができる。他方、呼び径φ100や呼び径φ150のベンド管2に対して、それぞれ外径180(mm)や外径250(mm)の外装管3を適用した場合に、エビベンド13を直線軸13b,13cに対して垂直に切断すると、投影面における曲管部5の内空部Sの最も狭い部位が、ベンド管2の外径よりも小さくなってしまう。このため、呼び径φ100や呼び径φ150のベンド管2に対して、それぞれ外径180(mm)や外径250(mm)の外装管3を適用する場合には、表1に示すように、エビベンド13を直線軸13b,13cに対して67.5°の角度で切断するのが好ましい。なお、図5のL2は、例えばストレート形状の外装管(図示せず)を外装管3に接続する際のラップ代であり、熱収縮チューブ8と重ならないように50(mm)以上とするのが好ましい。
−他の製造方法との比較−
本実施形態に係る樹脂製保温材付き曲管1の製造方法の有用性を確認するために、本実施形態の製造方法で樹脂製保温材付き曲管1を製造した場合と、本実施形態の製造方法とは異なる2つの製造方法で樹脂製保温材付き曲管を製造した場合との比較を行った。以下、その比較検討結果について説明する。
比較例1および比較例2の製造方法で樹脂製保温材付き曲管を製造する前に、先ず、ストレート管(図示せず)をその軸に対して45°で切断した2つの直管部材115,116をバット融着して、図7(a)に示すような外装管113を形成し、図6と同様の製造手順で、この外装管113に90°ベンド管112を挿入しようとした。しかしながら、45°ベンド管102と異なり90°ベンド管112の場合には、かかる製造手順では、外装管113とベンド管112との隙間が狭いため、挿入時にベンド管112がバット部(融着接合部)に当たり、ベンド管112を外装管113に挿入することができなかった。
〈比較例1〉
そこで、比較例1では、以下の(1’)〜(5’)のような手順で、図7(a)に示すような樹脂製保温材付き曲管111を製造した。すなわち、
(1’)ポリエチレン製のストレート管(図示せず)を、その軸に対して45°で切断して2つの直管部材115,116を作成した。
(2’)図2(a)に示すのと同様に、直管部材115,116の切断面をヒータ板16(図2(a)参照)で加熱溶融した。
(3’)ヒータ板16を除去した後、直管部材115,116に90°ベンド管112を通した。
(4’)直管部材115,116の切断面同士を圧着して融着し、図7に示すような外装管113を形成した。
(5’)ベンド管112と外装管113との隙間に硬質発泡ウレタンフォーム114を注入した。
この比較例1では、(2’)の工程(加熱溶融)と(4’)の工程(圧着)との間にベンド管112を挿通する(3’)の工程を介在させたため、ヒータ板16を除去してから直管部材115,116同士を圧着するまでに時間が掛かり過ぎ、溶融部分の温度が下がり過ぎたため、接合不良が生じた。これにより、比較例1の製造方法は採用し得ないことが分かった。
〈比較例2〉
次に、比較例2では、以下の(1”)〜(4”)のような手順で、図7(b)に示すような樹脂製保温材付き曲管121を製造した。すなわち、
(1”)ポリエチレン製のストレート管(図示せず)を、その軸に対して45°で切断して2つの直管部材115,116を作成した。
(2”)直管部材115,116に90°ベンド管112を通した。
(3”)直管部材115,116の切断面を突合せ、熱収縮チューブ118を合わせ目に被せた後、熱収縮チューブ118を加熱して外装管123を製造した。
(4”)ベンド管112と外装管123との隙間に硬質発泡ウレタンフォーム114を注入した。
この比較例2では、直交する直管部材115と直管部材116とを、熱収縮チューブ118によって接続しようとしたため、径方向に収縮すべき熱収縮チューブ118が軸方向にも収縮した。そのため、熱収縮チューブ118が直管部材115,116同士の合わせ目に入り込むとともに、熱収縮チューブ118に皺が寄ってしまい、外観不良となった。これにより、比較例2の製造方法も採用し得ないことが分かった。
〈本実施例〉
これらに対し、本実施形態では、上述の如く、
(1)ポリエチレン製のストレート管を、その軸に対して45°で切断して2つの直管部材14,15に分割し、(2)2つの直管部材14,15をバット融着によって接合してエビベンド13を形成し、(3)エビベンド13を輪切り状に切断して、1つの曲管部5と2つの直管部6,7とに分割し、(4)曲管部5および直管部6,7にベンド管2を通した後、熱収縮チューブ8によって曲管部5の両端に2つの直管部6,7を接続して外装管3を形成し、(5)ベンド管2と外装管3との隙間に硬質発泡ウレタンフォーム4を注入した。
このように、本実施例では、エビベンド13を輪切り状に切断して曲管部5と2つの直管部6,7とに3分割したことから、融着接合部13aを含む曲管部5に対してもベンド管2を円滑に挿通することができた。また、本実施例では、バッド溶着ではなく、熱収縮チューブ8によって曲管部5と直管部6,7とを接続したことから、比較例1と異なり、接合不良は生じなかった。さらに、本実施例では、直交する直管部材115,116の合わせ目ではなく、あくまで直線状に並ぶ、曲管部5と直管部6との合わせ目5aおよび曲管部5と直管部7との合わせ目5aを接続したことから、比較例2と異なり、熱収縮チューブ8は軸方向に収縮せず、径方向にのみ収縮した。それ故、本実施例では、比較例2と異なり、熱収縮チューブ8が合わせ目5aに入り込んだり、熱収縮チューブ8に皺が寄ったりすることもなかった。
以上により、本実施形態に係る樹脂製保温材付き曲管1の製造方法の有用性が確認された。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、本発明を曲がり角度が90°のベンド管2に適用したが、これに限らず、どのような曲がり角度のベンド管2に適用してもよい。例えば、曲がり角度が45°のベンド管2であっても、ベンド管2と外装管3との隙間が小さい場合には、本発明の樹脂製保温材付き曲管1を適用するのが好ましい。
また、上記実施形態では、本発明をポリエチレン製のベンド管2および外装管3に適用したが、樹脂製であれば、これに限らず、どのような材質のベンド管2および外装管3に適用してもよい。
さらに、上記実施形態では、汎用性の高い呼び径φ50、φ75、φ100およびφ150のベンド管2について、好ましい外装管3の径や好ましい所定角度θの一例を示したが、曲管部5を融着接合面13dに投影した場合に、投影面における曲管部5の内空部Sの最も狭い部位が、ベンド管2の外径よりも大きくなるのであれば、これに限らず、異なる径の外装管3や異なる所定角度θを適用してもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、ベンド管の曲がり角度が大きい場合や、ベンド管の外径と外装管の内径との差が小さい場合でも、ベンド管および保温材を覆う外装管を備える曲管を容易に製造することができるので、樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法に適用して極めて有益である。
1 樹脂製保温材付き曲管
2 ベンド管
2a 曲がり部
3 外装管
4 硬質発泡ウレタンフォーム(保温材)
5 曲管部
5a 合わせ目
6 直管部
7 直管部
8 熱収縮チューブ
9 防食テープ(シールテープ)
13 エビベンド(中間製品)
13a 融着接合部
13b 直線軸
13c 直線軸
13d 融着接合面
14 直管部材
15 直管部材
S 内空部
θ 所定角度

Claims (7)

  1. 樹脂製のベンド管と、当該ベンド管の曲がり部を覆う樹脂製の外装管と、当該ベンド管と当該外装管との間に装着される保温材と、を備える樹脂製保温材付き曲管であって、
    上記外装管は、ストレート管を軸に対して斜めに切断した2つの直管部材をバット融着によって接合したエルボ状の中間製品を輪切り状に切断した、融着接合部を含む1つの曲管部と2つの直管部とを、上記ベンド管を通した状態で接続することによって形成されていることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管。
  2. 請求項1に記載の樹脂製保温材付き曲管において、
    上記曲管部および直管部は、上記中間製品における2つの直線軸と直交する方向から見て、当該各直線軸に対して所定角度で、当該中間製品を切断することによって形成され、
    上記所定角度は、上記曲管部を融着接合面に投影した場合に、投影面における当該曲管部の内空部の最も狭い部位が、上記ベンド管の外径よりも大きくなるような角度に設定されていることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管。
  3. 請求項1または2に記載の樹脂製保温材付き曲管において、
    上記曲管部と上記各直管部との合わせ目の外側には、当該合わせ目の全周に亘って熱収縮チューブが被せられていることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管。
  4. 請求項3に記載の樹脂製保温材付き曲管において、
    上記合わせ目の外側で且つ上記熱収縮チューブの内側には、当該合わせ目の全周に亘ってシールテープが巻かれていることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管。
  5. 樹脂製のベンド管と、当該ベンド管の曲がり部を覆う樹脂製の外装管と、当該ベンド管と当該外装管との間に装着される保温材と、を備える樹脂製保温材付き曲管の製造方法であって、
    樹脂製のストレート管をその軸に対して上記ベンド管の曲がり角度の半分の角度で切断し、2つの直管部材に分割する第1切断工程と、
    上記2つの直管部材をバット融着によって接合してエルボ状の中間製品を形成する接合工程と、
    上記中間製品を輪切り状に切断して、融着接合部を含む1つの曲管部と2つの直管部とに分割する第2切断工程と、
    上記曲管部および直管部に上記ベンド管を通した後、当該曲管部の両端に上記2つの直管部を接続して上記外装管を形成する接続工程と、
    上記ベンド管と上記外装管との隙間に保温材を注入する注入工程と、
    を含むことを特徴とする樹脂製保温材付き曲管の製造方法。
  6. 請求項5に記載の樹脂製保温材付き曲管の製造方法において、
    上記第2切断工程では、上記中間製品における2つの直線軸と直交する方向から見て、当該各直線軸に対して所定角度で、当該中間製品を切断し、
    上記所定角度は、上記曲管部を融着接合面に投影した場合に、投影面における当該曲管部の内空部の最も狭い部位が、上記ベンド管の外径よりも大きくなるような角度に設定されていることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管の製造方法。
  7. 請求項5または6に記載の樹脂製保温材付き曲管の製造方法において、
    上記接続工程では、上記曲管部と上記各直管部との合わせ目の外側に、当該合わせ目の全周に亘ってシールテープを巻いた後、熱収縮チューブを当該合わせ目の全周に亘って被せ、当該熱収縮チューブを加熱することによって縮径させることを特徴とする樹脂製保温材付き曲管の製造方法。
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