JPH08338571A - 二重異形管 - Google Patents
二重異形管Info
- Publication number
- JPH08338571A JPH08338571A JP14665595A JP14665595A JPH08338571A JP H08338571 A JPH08338571 A JP H08338571A JP 14665595 A JP14665595 A JP 14665595A JP 14665595 A JP14665595 A JP 14665595A JP H08338571 A JPH08338571 A JP H08338571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tube
- pipes
- arm
- outer pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L1/00—Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重異形管の配管施工時に外管と内管とのス
ライドが容易で、しかも最終的に内管を確実に外管と同
心状に支持して固定できるようにする。 【構成】 曲率の等しい外管１５の内部に内管１６が同
心状に配置され、内管１６の外周に複数の放射腕状のス
ペーサ２３が配置される。このスペーサの各腕２７の先
端部は、管径方向に伸縮可能に構成されて、外管１５の
内面との間に隙間を形成可能であるとともに、この隙間
を埋めて外管１５の内面に接触した状態でこの外管１５
の内面に固定可能である。
ライドが容易で、しかも最終的に内管を確実に外管と同
心状に支持して固定できるようにする。 【構成】 曲率の等しい外管１５の内部に内管１６が同
心状に配置され、内管１６の外周に複数の放射腕状のス
ペーサ２３が配置される。このスペーサの各腕２７の先
端部は、管径方向に伸縮可能に構成されて、外管１５の
内面との間に隙間を形成可能であるとともに、この隙間
を埋めて外管１５の内面に接触した状態でこの外管１５
の内面に固定可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は二重異形管に関し、特に
液相や気相の冷媒などを輸送するための二重管の管路に
おいて使用される二重異形管に関する。
液相や気相の冷媒などを輸送するための二重管の管路に
おいて使用される二重異形管に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の二重管の管路においては、外管
の内部に内管が配置され、内管と外管との間に適当なス
ペーサなどを設置することで、内管を外管と同心状に支
持しかつ固定している。
の内部に内管が配置され、内管と外管との間に適当なス
ペーサなどを設置することで、内管を外管と同心状に支
持しかつ固定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の二
重管によって直管路を構成するのは比較的容易である
が、曲管路を構成する場合には、外管の端面と内管の端
面とを同方向に向けて配管する必要があるなど、配管時
に外管と内管とを相対的にスライドさせることが多く、
直管路と同様のスペーサを使用したのではこのスライド
が困難になるという問題点がある。しかも、曲管路にお
いては、このようなスライドを可能としたうえで、最終
的には直管路と同様に内管を外管と同心状に支持して固
定しなければならず、その施工に困難を伴うという問題
点がある。
重管によって直管路を構成するのは比較的容易である
が、曲管路を構成する場合には、外管の端面と内管の端
面とを同方向に向けて配管する必要があるなど、配管時
に外管と内管とを相対的にスライドさせることが多く、
直管路と同様のスペーサを使用したのではこのスライド
が困難になるという問題点がある。しかも、曲管路にお
いては、このようなスライドを可能としたうえで、最終
的には直管路と同様に内管を外管と同心状に支持して固
定しなければならず、その施工に困難を伴うという問題
点がある。
【０００４】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、配管施工時に外管と内管とのスライドが容易で、し
かも最終的に内管を確実に外管と同心状に支持して固定
できるようにすることを目的とする。
し、配管施工時に外管と内管とのスライドが容易で、し
かも最終的に内管を確実に外管と同心状に支持して固定
できるようにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、曲率の等しい外管の内部に内管が同心状に配
置され、内管の外周に複数の放射腕状のスペーサが配置
され、このスペーサの各腕の先端部は、管径方向に伸縮
可能に構成されて、外管の内面との間に隙間を形成可能
であるとともに、前記隙間を埋めて外管の内面に接触し
た状態でこの外管の内面に固定可能とされているように
したものである。
本発明は、曲率の等しい外管の内部に内管が同心状に配
置され、内管の外周に複数の放射腕状のスペーサが配置
され、このスペーサの各腕の先端部は、管径方向に伸縮
可能に構成されて、外管の内面との間に隙間を形成可能
であるとともに、前記隙間を埋めて外管の内面に接触し
た状態でこの外管の内面に固定可能とされているように
したものである。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、配管施工時には、ス
ペーサの腕の先端部を管径方向に短縮させることで、外
管の内面との間に隙間が形成され、それによって外管と
内管とを相対的にスライドさせることが可能になる。ス
ペーサの腕の先端部を管径方向に伸長させれば、前述の
隙間が埋められることになり、スペーサの腕の先端が外
管の内面に接することで、外管と内管とが互いに心出し
され、かつその接触部を利用して溶接などにより心出し
状態での固定が可能となる。
ペーサの腕の先端部を管径方向に短縮させることで、外
管の内面との間に隙間が形成され、それによって外管と
内管とを相対的にスライドさせることが可能になる。ス
ペーサの腕の先端部を管径方向に伸長させれば、前述の
隙間が埋められることになり、スペーサの腕の先端が外
管の内面に接することで、外管と内管とが互いに心出し
され、かつその接触部を利用して溶接などにより心出し
状態での固定が可能となる。
【０００７】
【実施例】図１および図２において、11は二重管の管路
であり、12、13はその直管路、14はその曲管路である。
管路は、鋼管製の外管15と、この外管15の内部に同心状
に配置された鋳鉄管製の内管16とで構成されている。隣
り合う外管15どうしは溶接によって互いに接合され、ま
た隣り合う内管16どうしは、受口17と挿口18とを有する
管継手19によって互いに接合されている。
であり、12、13はその直管路、14はその曲管路である。
管路は、鋼管製の外管15と、この外管15の内部に同心状
に配置された鋳鉄管製の内管16とで構成されている。隣
り合う外管15どうしは溶接によって互いに接合され、ま
た隣り合う内管16どうしは、受口17と挿口18とを有する
管継手19によって互いに接合されている。
【０００８】曲管路14において、外管15は、端面どうし
が所定の角度をなすように斜め方向に輪切りにされた複
数の鋼管ピース21を溶接することにより形成された、い
わゆるえび管によって構成されている。また内管16は受
口17と挿口18との間に曲管部22を有する異形管によって
構成されている。外管15と内管16とは曲率が同じになる
ように構成され、かつスペーサ23を用いることによって
同心状に配置されている。24は両管15、16の中心線を示
す。
が所定の角度をなすように斜め方向に輪切りにされた複
数の鋼管ピース21を溶接することにより形成された、い
わゆるえび管によって構成されている。また内管16は受
口17と挿口18との間に曲管部22を有する異形管によって
構成されている。外管15と内管16とは曲率が同じになる
ように構成され、かつスペーサ23を用いることによって
同心状に配置されている。24は両管15、16の中心線を示
す。
【０００９】スペーサ23は、内管16の曲管部22の外周に
固定されるバンド体26と、このバンド体26から径方向の
外向きに放射状に伸びる周方向に複数のアーム27とを有
している。図３に詳細に示すように、アーム27の先端に
はキャップ状の伸縮部28が設けられており、この伸縮部
28を管径方向に移動させることで、アーム27の先端が管
径方向に伸縮可能なように構成されている。
固定されるバンド体26と、このバンド体26から径方向の
外向きに放射状に伸びる周方向に複数のアーム27とを有
している。図３に詳細に示すように、アーム27の先端に
はキャップ状の伸縮部28が設けられており、この伸縮部
28を管径方向に移動させることで、アーム27の先端が管
径方向に伸縮可能なように構成されている。
【００１０】すなわち、図３（ａ）に示すようにアーム
27の先端が短縮されたときには、このアーム27の先端と
外管15の内面との間に隙間29が形成される。また図３
（ｂ）に示すようにアーム27の先端が伸長されたときに
は、伸縮部28が外管15の内面に接触する。この図３
（ｂ）に示す状態で、溶接部30によって外管15と伸縮部
28とを溶接するとともに、溶接部31によって伸縮部28と
アーム27とを溶接することで、スペーサ23は、バンド体
26により内管16を保持した状態で外管15の内部に固定さ
れることになる。
27の先端が短縮されたときには、このアーム27の先端と
外管15の内面との間に隙間29が形成される。また図３
（ｂ）に示すようにアーム27の先端が伸長されたときに
は、伸縮部28が外管15の内面に接触する。この図３
（ｂ）に示す状態で、溶接部30によって外管15と伸縮部
28とを溶接するとともに、溶接部31によって伸縮部28と
アーム27とを溶接することで、スペーサ23は、バンド体
26により内管16を保持した状態で外管15の内部に固定さ
れることになる。
【００１１】このような構成において、配管施工時に
は、内管16の外周にスペーサ23のバンド体26を固定し、
アーム27の伸縮部28は図３（ａ）に示す短縮状態とし
て、これを外管15の内部に挿入する。すると、外管15の
内周面とアーム27の先端の伸縮部28との間に隙間29が生
じるため、外管15の内部で内管16が自由にスライド可能
となる。そこで、このスライドによって外管15と内管16
との端面の方向、すなわち両者の軸心の方向を揃える。
は、内管16の外周にスペーサ23のバンド体26を固定し、
アーム27の伸縮部28は図３（ａ）に示す短縮状態とし
て、これを外管15の内部に挿入する。すると、外管15の
内周面とアーム27の先端の伸縮部28との間に隙間29が生
じるため、外管15の内部で内管16が自由にスライド可能
となる。そこで、このスライドによって外管15と内管16
との端面の方向、すなわち両者の軸心の方向を揃える。
【００１２】次に、アーム27の伸縮部28を図３（ｂ）に
示す伸長状態とし、外管15と内管16とを同心状に配置し
たうえで、溶接部30、31によってアーム27と伸縮部28と
外管15とを相互に固定する。これによって隙間29が埋ま
り、外管15と内管16との心ずれが防止される。
示す伸長状態とし、外管15と内管16とを同心状に配置し
たうえで、溶接部30、31によってアーム27と伸縮部28と
外管15とを相互に固定する。これによって隙間29が埋ま
り、外管15と内管16との心ずれが防止される。
【００１３】このようなものであると、曲線構造の曲管
路14を構成できるにもかかわらず、外管15と内管16とが
同一の方向を向き、また両管15、16が心出し状態で互い
に固定されることになる。
路14を構成できるにもかかわらず、外管15と内管16とが
同一の方向を向き、また両管15、16が心出し状態で互い
に固定されることになる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、内管
に固定されるスペーサの腕の先端部が、管径方向に伸縮
可能に構成されて、外管の内面との間に隙間を形成可能
であるとともに、この隙間を埋めて外管の内面に接触し
た状態でこの外管の内面に固定可能とされているため、
隙間の形成によって外管と内管とを容易に相対的にスラ
イドさせることが可能となって、両管を容易に同一方向
に配置させることができ、しかも、隙間を埋めてスペー
サの先端部を外管の内面に接触させて固定させること
で、外管と内管とを心出し状態で確実に固定することが
できる。
に固定されるスペーサの腕の先端部が、管径方向に伸縮
可能に構成されて、外管の内面との間に隙間を形成可能
であるとともに、この隙間を埋めて外管の内面に接触し
た状態でこの外管の内面に固定可能とされているため、
隙間の形成によって外管と内管とを容易に相対的にスラ
イドさせることが可能となって、両管を容易に同一方向
に配置させることができ、しかも、隙間を埋めてスペー
サの先端部を外管の内面に接触させて固定させること
で、外管と内管とを心出し状態で確実に固定することが
できる。
【図１】本発明の一実施例の二重異形管の平面図であ
る。
る。
【図２】同二重異形管の横断面図である。
【図３】同二重異形管におけるスペーサのアームの先端
部の拡大図である。
部の拡大図である。
15 外管 16 内管 23 スペーサ 27 アーム 28 伸縮部 29 隙間
フロントページの続き (72)発明者 大濱 博保 兵庫県尼崎市大浜町２丁目26番地 株式会 社クボタ武庫川製造所内 (72)発明者 川原 聡 兵庫県尼崎市大浜町２丁目26番地 株式会 社クボタ武庫川製造所内 (72)発明者 楠間 誠 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町４番１号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 大竹 将申 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町４番１号 東京電力株式会社電力技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 曲率の等しい外管の内部に内管が同心状
に配置され、内管の外周に複数の放射腕状のスペーサが
配置され、このスペーサの各腕の先端部は、管径方向に
伸縮可能に構成されて、外管の内面との間に隙間を形成
可能であるとともに、前記隙間を埋めて外管の内面に接
触した状態でこの外管の内面に固定可能とされているこ
とを特徴とする二重異形管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14665595A JPH08338571A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 二重異形管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14665595A JPH08338571A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 二重異形管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338571A true JPH08338571A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15412642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14665595A Pending JPH08338571A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 二重異形管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338571A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102900911A (zh) * | 2012-09-21 | 2013-01-30 | 三一重工股份有限公司 | 双层连接弯管、双料管及双料管的连接方法 |
| CN104971979A (zh) * | 2014-04-08 | 2015-10-14 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种夹套管弯头的制作方法 |
| JP2016070282A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法 |
| CN109367570A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-02-22 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种列车上水机器人的专用臂杆及上水结构 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14665595A patent/JPH08338571A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102900911A (zh) * | 2012-09-21 | 2013-01-30 | 三一重工股份有限公司 | 双层连接弯管、双料管及双料管的连接方法 |
| CN104971979A (zh) * | 2014-04-08 | 2015-10-14 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种夹套管弯头的制作方法 |
| JP2016070282A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂製保温材付き曲管およびその製造方法 |
| CN109367570A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-02-22 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种列车上水机器人的专用臂杆及上水结构 |
| CN109367570B (zh) * | 2018-11-15 | 2024-05-28 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种列车上水机器人的专用臂杆及上水结构 |
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