JP2001266216A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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- JP2001266216A JP2001266216A JP2000082101A JP2000082101A JP2001266216A JP 2001266216 A JP2001266216 A JP 2001266216A JP 2000082101 A JP2000082101 A JP 2000082101A JP 2000082101 A JP2000082101 A JP 2000082101A JP 2001266216 A JP2001266216 A JP 2001266216A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】皺や折り目のある紙幣であっても安定搬送し、
かつ紙幣の検出を正確に行う紙幣処理装置を提供する。 【解決手段】紙幣を案内する紙幣搬送路4に紙幣を検出
するセンサ5が配設された紙幣処理装置1において、セ
ンサ5をまたいで該センサ5と隣接する位置の紙幣搬送
路4には、一対の紙幣搬送ローラ8、11が配設されて
いる。
かつ紙幣の検出を正確に行う紙幣処理装置を提供する。 【解決手段】紙幣を案内する紙幣搬送路4に紙幣を検出
するセンサ5が配設された紙幣処理装置1において、セ
ンサ5をまたいで該センサ5と隣接する位置の紙幣搬送
路4には、一対の紙幣搬送ローラ8、11が配設されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機、両
替機等に使用される紙幣処理装置に関する。
替機等に使用される紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙幣(クーポン券等を含む)を
取り扱う自動販売機等の機器本体内には、投入された紙
幣の真偽等を識別し、その識別結果に応じて紙幣を処理
する紙幣処理装置が配設されている。
取り扱う自動販売機等の機器本体内には、投入された紙
幣の真偽等を識別し、その識別結果に応じて紙幣を処理
する紙幣処理装置が配設されている。
【0003】この従来の紙幣処理装置には、通常、紙幣
投入口に連通して、紙幣搬送路が配設されており、この
紙幣搬送路には、その幅方向両側に、上下一対のローラ
からなる紙幣搬送ローラが配設されている。また、紙幣
搬送路には、この紙幣搬送ローラから紙幣搬送路幅方向
に離れた位置であって、該紙幣搬送ローラの上流または
下流に、紙幣識別センサが配設されている。
投入口に連通して、紙幣搬送路が配設されており、この
紙幣搬送路には、その幅方向両側に、上下一対のローラ
からなる紙幣搬送ローラが配設されている。また、紙幣
搬送路には、この紙幣搬送ローラから紙幣搬送路幅方向
に離れた位置であって、該紙幣搬送ローラの上流または
下流に、紙幣識別センサが配設されている。
【0004】この従来の紙幣処理装置では、紙幣投入口
から紙幣が投入されると、紙幣搬送ローラが回転駆動し
該紙幣の上下面を把持して紙幣を紙幣搬送路に沿って案
内する。また、この紙幣が紙幣識別センサを通過する
と、紙幣識別センサが紙幣の真偽を識別し、紙幣搬送ロ
ーラは、この識別結果に基づいて真券を紙幣搬送路の下
流へ搬送し、また偽券を紙幣投入口へ搬送する。
から紙幣が投入されると、紙幣搬送ローラが回転駆動し
該紙幣の上下面を把持して紙幣を紙幣搬送路に沿って案
内する。また、この紙幣が紙幣識別センサを通過する
と、紙幣識別センサが紙幣の真偽を識別し、紙幣搬送ロ
ーラは、この識別結果に基づいて真券を紙幣搬送路の下
流へ搬送し、また偽券を紙幣投入口へ搬送する。
【0005】また、従来の紙幣処理装置では、紙幣搬送
路は紙幣投入口に連通して形成されているから、外部の
埃が紙幣投入口から紙幣搬送路内に入り込みやすく、ま
た外部の埃が投入紙幣に付着して紙幣搬送路内に入り込
むことがあった。一方、紙幣搬送路には紙幣識別センサ
が配設されており、この紙幣識別センサ付近には静電気
が発生する。そのため、紙幣搬送路内に入り込んで滞留
した埃は、該静電気によって紙幣識別センサに付着し、
これにより紙幣識別センサによる紙幣の識別が正確に行
われないことがあった。この問題を解決するため、従来
の紙幣処理装置では、紙幣識別センサをカバーで覆って
該紙幣識別センサに埃が付着することを防ぐとともに、
定期的に紙幣処理装置を分解し紙幣識別センサの清掃を
行うようにしている。
路は紙幣投入口に連通して形成されているから、外部の
埃が紙幣投入口から紙幣搬送路内に入り込みやすく、ま
た外部の埃が投入紙幣に付着して紙幣搬送路内に入り込
むことがあった。一方、紙幣搬送路には紙幣識別センサ
が配設されており、この紙幣識別センサ付近には静電気
が発生する。そのため、紙幣搬送路内に入り込んで滞留
した埃は、該静電気によって紙幣識別センサに付着し、
これにより紙幣識別センサによる紙幣の識別が正確に行
われないことがあった。この問題を解決するため、従来
の紙幣処理装置では、紙幣識別センサをカバーで覆って
該紙幣識別センサに埃が付着することを防ぐとともに、
定期的に紙幣処理装置を分解し紙幣識別センサの清掃を
行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の紙幣処理装置では、紙幣搬送路に配設される紙幣識
別センサは、紙幣搬送ローラから紙幣搬送路幅方向に離
れた位置であって、該紙幣搬送ローラの上流または下流
に配設されているから、皺や折り目がある紙幣が紙幣投
入口から投入されると、その皺や折り目によって紙幣が
紙幣搬送路の幅方向に移動して紙幣識別センサによる紙
幣の検出位置から外れ、これにより紙幣の識別が正確に
行われないという問題があった。
来の紙幣処理装置では、紙幣搬送路に配設される紙幣識
別センサは、紙幣搬送ローラから紙幣搬送路幅方向に離
れた位置であって、該紙幣搬送ローラの上流または下流
に配設されているから、皺や折り目がある紙幣が紙幣投
入口から投入されると、その皺や折り目によって紙幣が
紙幣搬送路の幅方向に移動して紙幣識別センサによる紙
幣の検出位置から外れ、これにより紙幣の識別が正確に
行われないという問題があった。
【0007】また、この問題を解決するため、紙幣搬送
路の幅寸法を狭めて紙幣の紙幣搬送路幅方向の移動を可
及的に阻止し、これにより紙幣識別センサによる紙幣の
検出を確実にすることも考えられるが、このようにする
と、紙幣搬送路の幅寸法が狭いので、紙幣が紙幣搬送路
内で詰まりやすいという問題があった。
路の幅寸法を狭めて紙幣の紙幣搬送路幅方向の移動を可
及的に阻止し、これにより紙幣識別センサによる紙幣の
検出を確実にすることも考えられるが、このようにする
と、紙幣搬送路の幅寸法が狭いので、紙幣が紙幣搬送路
内で詰まりやすいという問題があった。
【0008】また、上述した従来の紙幣処理装置では、
紙幣の識別を可及的に正確に行うため、紙幣識別センサ
をカバーで覆い、これにより該紙幣識別センサに埃が付
着することを防ぐとともに、定期的に紙幣処理装置を分
解し紙幣識別センサの清掃を行うようにしていたから、
カバーの分、部品点数が多く、また紙幣識別センサの保
守点検作業が煩雑であるという問題があった。
紙幣の識別を可及的に正確に行うため、紙幣識別センサ
をカバーで覆い、これにより該紙幣識別センサに埃が付
着することを防ぐとともに、定期的に紙幣処理装置を分
解し紙幣識別センサの清掃を行うようにしていたから、
カバーの分、部品点数が多く、また紙幣識別センサの保
守点検作業が煩雑であるという問題があった。
【0009】上述した事情に鑑み、この発明の第1の目
的は、皺や折り目のある紙幣であっても安定搬送し、か
つ紙幣の検出を正確に行う紙幣処理装置を提供すること
にある。また、この発明の第2の目的は、部品点数が少
なく、保守点検作業が簡単な紙幣処理装置を提供するこ
とにある。
的は、皺や折り目のある紙幣であっても安定搬送し、か
つ紙幣の検出を正確に行う紙幣処理装置を提供すること
にある。また、この発明の第2の目的は、部品点数が少
なく、保守点検作業が簡単な紙幣処理装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的に係
る課題を解決するため、第1の発明では、紙幣を案内す
る紙幣搬送路に前記紙幣を検出するセンサが配設された
紙幣処理装置において、前記センサをまたいで該センサ
と隣接する位置の前記紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ロ
ーラを配設するようにしている。
る課題を解決するため、第1の発明では、紙幣を案内す
る紙幣搬送路に前記紙幣を検出するセンサが配設された
紙幣処理装置において、前記センサをまたいで該センサ
と隣接する位置の前記紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ロ
ーラを配設するようにしている。
【0011】また、第1の目的および第2の目的に係る
課題を解決するため、第2の発明では、紙幣を案内する
紙幣搬送路に前記紙幣を検出するセンサが配設された紙
幣処理装置において、前記センサをまたいで該センサと
隣接する位置の前記紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ロー
ラを配設するとともに、該一対の紙幣搬送ローラの各ロ
ーラに、クリーニング用ブラシを配設するようにしてい
る。
課題を解決するため、第2の発明では、紙幣を案内する
紙幣搬送路に前記紙幣を検出するセンサが配設された紙
幣処理装置において、前記センサをまたいで該センサと
隣接する位置の前記紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ロー
ラを配設するとともに、該一対の紙幣搬送ローラの各ロ
ーラに、クリーニング用ブラシを配設するようにしてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、第1の発明に係る紙幣処理
装置について、第1および第2の実施例の紙幣処理装置
で詳述し、また第2の発明に係る紙幣処理装置につい
て、第3および第4の実施例の紙幣処理装置で詳述す
る。
装置について、第1および第2の実施例の紙幣処理装置
で詳述し、また第2の発明に係る紙幣処理装置につい
て、第3および第4の実施例の紙幣処理装置で詳述す
る。
【0013】まず、第1の発明に係る紙幣処理装置につ
いて説明する。図1は、第1の実施例の紙幣処理装置の
要部概念破断面図である。第1の実施例の紙幣処理装置
1には、図1で示すように、上シュート2、下シュート
3を所定の間隔Hを隔てて配設することにより、紙幣搬
送路4が形成されている。この紙幣搬送路4は、図面に
対し垂直方向に沿って延設されており、また紙幣搬送路
4には、その幅方向の略中央に紙幣識別センサ5が配設
されている。この紙幣識別センサ5は、上シュート2に
配設される発光素子(LED)6と、下シュート3に配
設される受光素子7とから構成され、発光素子6と受光
素子7は、その各中心線が一致するように、紙幣搬送路
4を挟んで対向して配設されている。
いて説明する。図1は、第1の実施例の紙幣処理装置の
要部概念破断面図である。第1の実施例の紙幣処理装置
1には、図1で示すように、上シュート2、下シュート
3を所定の間隔Hを隔てて配設することにより、紙幣搬
送路4が形成されている。この紙幣搬送路4は、図面に
対し垂直方向に沿って延設されており、また紙幣搬送路
4には、その幅方向の略中央に紙幣識別センサ5が配設
されている。この紙幣識別センサ5は、上シュート2に
配設される発光素子(LED)6と、下シュート3に配
設される受光素子7とから構成され、発光素子6と受光
素子7は、その各中心線が一致するように、紙幣搬送路
4を挟んで対向して配設されている。
【0014】また、紙幣搬送路4には、紙幣識別センサ
5をまたいで該紙幣識別センサ5と隣接した位置に、一
対の紙幣搬送ローラ8、11が配設されている。
5をまたいで該紙幣識別センサ5と隣接した位置に、一
対の紙幣搬送ローラ8、11が配設されている。
【0015】この一対の紙幣搬送ローラ8、11は、紙
幣識別センサ5の中心線から互いに同一距離Bを隔てて
配設されている。また、このうちの一対の紙幣搬送ロー
ラ8は、上下一対の単体のローラ9、10からなり、ロ
ーラ9とローラ10は互いに対向している。また、ロー
ラ9は、紙幣搬送路4の上方であって、紙幣搬送路4の
幅方向に沿って配設された軸14に、固定手段16を介
し固定されており、一方、ローラ10は、紙幣搬送路4
の下方であって紙幣搬送路4の幅方向に沿って配設され
た軸15に、固定手段16を介し固定されている。な
お、ローラ9は、ローラ10の回動駆動により従動して
回動する従動ローラである。
幣識別センサ5の中心線から互いに同一距離Bを隔てて
配設されている。また、このうちの一対の紙幣搬送ロー
ラ8は、上下一対の単体のローラ9、10からなり、ロ
ーラ9とローラ10は互いに対向している。また、ロー
ラ9は、紙幣搬送路4の上方であって、紙幣搬送路4の
幅方向に沿って配設された軸14に、固定手段16を介
し固定されており、一方、ローラ10は、紙幣搬送路4
の下方であって紙幣搬送路4の幅方向に沿って配設され
た軸15に、固定手段16を介し固定されている。な
お、ローラ9は、ローラ10の回動駆動により従動して
回動する従動ローラである。
【0016】一方、一対の紙幣搬送ローラ11は、上下
一対の単体のローラ12、13からなり、ローラ12と
ローラ13は互いに対向している。また、ローラ12
は、軸14に固定手段16を介し固定されており、一
方、ローラ13は、軸15に固定手段16を介し固定さ
れている。なお、ローラ12は、ローラ13の回動駆動
により従動して回動する従動ローラである。
一対の単体のローラ12、13からなり、ローラ12と
ローラ13は互いに対向している。また、ローラ12
は、軸14に固定手段16を介し固定されており、一
方、ローラ13は、軸15に固定手段16を介し固定さ
れている。なお、ローラ12は、ローラ13の回動駆動
により従動して回動する従動ローラである。
【0017】また、ローラ12を支承する軸14、およ
びローラ13を支承する軸15は、図1のA−A概念断
面図で示す図2のように、その各軸心14a、15aが
いずれも紙幣識別センサ5の中心線上に位置するように
配設されており、軸14および軸15の半径は、同一半
径Cに設定されている。
びローラ13を支承する軸15は、図1のA−A概念断
面図で示す図2のように、その各軸心14a、15aが
いずれも紙幣識別センサ5の中心線上に位置するように
配設されており、軸14および軸15の半径は、同一半
径Cに設定されている。
【0018】また、図1および図2で示す紙幣搬送路4
には、上述した紙幣識別センサ5、一対の紙幣搬送ロー
ラ8および一対の紙幣搬送ローラ11を挟んだ紙幣搬送
路4の幅方向両側方に、図示せぬ複数の上下一対の紙幣
搬送ローラが、紙幣搬送路4の長手方向に沿って配設さ
れている。この図示せぬ複数の上下一対の紙幣搬送ロー
ラは、一対の紙幣搬送ローラ8、11とともに、紙幣を
紙幣搬送路4に沿って案内する紙幣搬送手段を構成して
いる。
には、上述した紙幣識別センサ5、一対の紙幣搬送ロー
ラ8および一対の紙幣搬送ローラ11を挟んだ紙幣搬送
路4の幅方向両側方に、図示せぬ複数の上下一対の紙幣
搬送ローラが、紙幣搬送路4の長手方向に沿って配設さ
れている。この図示せぬ複数の上下一対の紙幣搬送ロー
ラは、一対の紙幣搬送ローラ8、11とともに、紙幣を
紙幣搬送路4に沿って案内する紙幣搬送手段を構成して
いる。
【0019】このような構成の第1の実施例の紙幣処理
装置1では、図示せぬ紙幣投入口から紙幣が投入される
と、紙幣搬送路4の両側方の前記複数の紙幣搬送ローラ
および一対の紙幣搬送ローラ8、11が回転し、紙幣の
上下面を把持して該紙幣を紙幣搬送路4に沿って案内す
る。また、このように紙幣搬送路4に沿って案内された
紙幣が紙幣識別センサ5を通過すると、紙幣識別センサ
5が紙幣の真偽を識別し、前記複数の紙幣搬送ローラお
よび一対の紙幣搬送ローラ8、11は、この識別結果に
基づいて真券を紙幣搬送路4の下流へ搬送し、また偽券
を紙幣投入口へ搬送する。
装置1では、図示せぬ紙幣投入口から紙幣が投入される
と、紙幣搬送路4の両側方の前記複数の紙幣搬送ローラ
および一対の紙幣搬送ローラ8、11が回転し、紙幣の
上下面を把持して該紙幣を紙幣搬送路4に沿って案内す
る。また、このように紙幣搬送路4に沿って案内された
紙幣が紙幣識別センサ5を通過すると、紙幣識別センサ
5が紙幣の真偽を識別し、前記複数の紙幣搬送ローラお
よび一対の紙幣搬送ローラ8、11は、この識別結果に
基づいて真券を紙幣搬送路4の下流へ搬送し、また偽券
を紙幣投入口へ搬送する。
【0020】また、紙幣搬送路4内に案内された紙幣が
紙幣識別センサ5を通過する場合、該紙幣は、紙幣識別
センサ5をまたいで該センサ5と隣接する位置に配設さ
れた一対の紙幣搬送ローラ8、11によって、該識別セ
ンサ5の検出位置と比較的近い位置で把持される。その
ため、該紙幣に皺や折り目があっても皺や折り目によっ
て紙幣が紙幣識別センサ5に対し紙幣搬送路4の幅方向
に移動することは可及的に阻止され、これにより、該紙
幣が紙幣識別センサ5による紙幣の検出位置から外れる
虞は可及的に阻止されるから、紙幣の真偽の識別が可及
的に正確に行われることとなる。
紙幣識別センサ5を通過する場合、該紙幣は、紙幣識別
センサ5をまたいで該センサ5と隣接する位置に配設さ
れた一対の紙幣搬送ローラ8、11によって、該識別セ
ンサ5の検出位置と比較的近い位置で把持される。その
ため、該紙幣に皺や折り目があっても皺や折り目によっ
て紙幣が紙幣識別センサ5に対し紙幣搬送路4の幅方向
に移動することは可及的に阻止され、これにより、該紙
幣が紙幣識別センサ5による紙幣の検出位置から外れる
虞は可及的に阻止されるから、紙幣の真偽の識別が可及
的に正確に行われることとなる。
【0021】また、このように、一対の紙幣搬送ローラ
8、11を紙幣識別センサ5をまたいで該紙幣識別セン
サ5と隣接する位置の紙幣搬送路4に配設することによ
り、紙幣識別センサ5に対する紙幣の紙幣搬送路4の幅
方向の移動を可及的に阻止できるから、従来のように紙
幣搬送路4の幅方向の寸法を狭める必要はない。そのた
め、紙幣搬送路4の幅方向の寸法を狭めることにより生
じる紙幣の紙幣搬送路4内での詰まりの虞も可及的に阻
止できる。
8、11を紙幣識別センサ5をまたいで該紙幣識別セン
サ5と隣接する位置の紙幣搬送路4に配設することによ
り、紙幣識別センサ5に対する紙幣の紙幣搬送路4の幅
方向の移動を可及的に阻止できるから、従来のように紙
幣搬送路4の幅方向の寸法を狭める必要はない。そのた
め、紙幣搬送路4の幅方向の寸法を狭めることにより生
じる紙幣の紙幣搬送路4内での詰まりの虞も可及的に阻
止できる。
【0022】すなわち、第1の発明に係る第1の実施例
の紙幣処理装置1では、紙幣搬送路4の、紙幣識別セン
サ5をまたいで該センサ5と隣接する位置に、紙幣を搬
送する一対の紙幣搬送ローラ8、11を配設しているか
ら、皺や折り目がある紙幣が紙幣投入口から投入され、
紙幣搬送路4内に案内される場合であっても、該紙幣が
皺や折り目によって紙幣識別センサ5に対し紙幣搬送路
4の幅方向に移動する虞は一対の紙幣搬送ローラ8、1
1によって可及的に阻止され、これにより、該紙幣が紙
幣識別センサ5による紙幣の検出位置から外れる虞が阻
止されて、紙幣の識別を可及的に正確に行うことができ
るとともに、紙幣搬送路4の従来の幅寸法を維持できる
から紙幣の安定搬送を図ることができる。
の紙幣処理装置1では、紙幣搬送路4の、紙幣識別セン
サ5をまたいで該センサ5と隣接する位置に、紙幣を搬
送する一対の紙幣搬送ローラ8、11を配設しているか
ら、皺や折り目がある紙幣が紙幣投入口から投入され、
紙幣搬送路4内に案内される場合であっても、該紙幣が
皺や折り目によって紙幣識別センサ5に対し紙幣搬送路
4の幅方向に移動する虞は一対の紙幣搬送ローラ8、1
1によって可及的に阻止され、これにより、該紙幣が紙
幣識別センサ5による紙幣の検出位置から外れる虞が阻
止されて、紙幣の識別を可及的に正確に行うことができ
るとともに、紙幣搬送路4の従来の幅寸法を維持できる
から紙幣の安定搬送を図ることができる。
【0023】また、この第1の実施例の紙幣処理装置1
で示すように、第1の発明に係る紙幣処理装置では、紙
幣識別センサ5の中心線から各紙幣搬送ローラ8、11
までの各配設距離Bの具体的数値、および軸14および
軸15の各半径Cの具体的数値については特に限定がな
いが、出願人の実験によると、紙幣搬送路5の高さHを
2ミリメートルとした場合に、紙幣識別センサ5の中心
線から各紙幣搬送ローラ8、11までの各配設距離Bを
15ミリメートル以内、軸14および軸15の各半径C
を4ミリ以内に設定すると、紙幣識別センサ5による紙
幣の検出位置をさらに可及的に一定位置にすることがで
き、これにより紙幣の真偽の識別をより一層可及的に正
確に行うことができることが確認されている。
で示すように、第1の発明に係る紙幣処理装置では、紙
幣識別センサ5の中心線から各紙幣搬送ローラ8、11
までの各配設距離Bの具体的数値、および軸14および
軸15の各半径Cの具体的数値については特に限定がな
いが、出願人の実験によると、紙幣搬送路5の高さHを
2ミリメートルとした場合に、紙幣識別センサ5の中心
線から各紙幣搬送ローラ8、11までの各配設距離Bを
15ミリメートル以内、軸14および軸15の各半径C
を4ミリ以内に設定すると、紙幣識別センサ5による紙
幣の検出位置をさらに可及的に一定位置にすることがで
き、これにより紙幣の真偽の識別をより一層可及的に正
確に行うことができることが確認されている。
【0024】また、第1の実施例の紙幣処理装置1で
は、各ローラ9、10、12、13は、単体のローラで
あることとしたが、第1の発明の紙幣処理装置で使用さ
れる各ローラは単体のローラに限定されず、各ローラ
9、10、12、13は、一体ローラのローラであって
もよい。
は、各ローラ9、10、12、13は、単体のローラで
あることとしたが、第1の発明の紙幣処理装置で使用さ
れる各ローラは単体のローラに限定されず、各ローラ
9、10、12、13は、一体ローラのローラであって
もよい。
【0025】次に、一対の紙幣搬送ローラを構成する各
ローラが、一体ローラから構成されている第1の発明の
紙幣処理装置について、第2の実施例の紙幣処理装置で
説明する。図3は、第2の実施例の紙幣処理装置の要部
概念破断面図であり、図4は、図3の要部概念断面図で
ある。なお、図3および図4では、図1および図2と同
一部分を同一符号で示している。
ローラが、一体ローラから構成されている第1の発明の
紙幣処理装置について、第2の実施例の紙幣処理装置で
説明する。図3は、第2の実施例の紙幣処理装置の要部
概念破断面図であり、図4は、図3の要部概念断面図で
ある。なお、図3および図4では、図1および図2と同
一部分を同一符号で示している。
【0026】第1の発明に係る第2の実施例の紙幣処理
装置21では、図3および図4で示すように、紙幣識別
センサ5をまたいで該紙幣識別センサ5と隣接する位置
に、紙幣を搬送する一対の紙幣搬送ローラ22、24が
配設されている。
装置21では、図3および図4で示すように、紙幣識別
センサ5をまたいで該紙幣識別センサ5と隣接する位置
に、紙幣を搬送する一対の紙幣搬送ローラ22、24が
配設されている。
【0027】このうちの一対の紙幣搬送ローラ22は、
一体ローラ23のローラ9と、一体ローラ25のローラ
10とから構成されている。
一体ローラ23のローラ9と、一体ローラ25のローラ
10とから構成されている。
【0028】また、ローラ9が形成されている一体ロー
ラ23は、ローラ9とローラ12とが一体形成されたロ
ーラであって、この一体ローラ23の嵌挿部23aは固
定手段16を介し軸14に固定されている。また、ロー
ラ10が形成された一体ローラ25は、ローラ10とロ
ーラ13とが一体形成されたローラであって、この一体
ローラ25の嵌挿部25aは固定手段16を介し軸15
に固定されている。
ラ23は、ローラ9とローラ12とが一体形成されたロ
ーラであって、この一体ローラ23の嵌挿部23aは固
定手段16を介し軸14に固定されている。また、ロー
ラ10が形成された一体ローラ25は、ローラ10とロ
ーラ13とが一体形成されたローラであって、この一体
ローラ25の嵌挿部25aは固定手段16を介し軸15
に固定されている。
【0029】また、一対の紙幣搬送ローラ24は、一体
ローラ23のローラ12と、一体ローラ25のローラ1
3とから構成されている。
ローラ23のローラ12と、一体ローラ25のローラ1
3とから構成されている。
【0030】このような構成の第2の実施例の紙幣処理
装置21では、紙幣搬送路4の、紙幣識別センサ5をま
たいで該紙幣識別センサ5と隣接する位置に、一体ロー
ラ23、25からなる一対の紙幣搬送ローラ22、24
が配設されているから、紙幣識別センサ5を通過する紙
幣は、該一対の紙幣搬送ローラ22、24によって識別
センサ5の検出位置と比較的近い位置で把持され、これ
により第1の実施例の紙幣処理装置1と同様に、皺や折
り目のある紙幣の真偽の識別を確実に行うことができる
とともに紙幣を安定搬送することができる。
装置21では、紙幣搬送路4の、紙幣識別センサ5をま
たいで該紙幣識別センサ5と隣接する位置に、一体ロー
ラ23、25からなる一対の紙幣搬送ローラ22、24
が配設されているから、紙幣識別センサ5を通過する紙
幣は、該一対の紙幣搬送ローラ22、24によって識別
センサ5の検出位置と比較的近い位置で把持され、これ
により第1の実施例の紙幣処理装置1と同様に、皺や折
り目のある紙幣の真偽の識別を確実に行うことができる
とともに紙幣を安定搬送することができる。
【0031】なお、第2の実施例の紙幣処理装置1で
も、図3および図4で示すように、紙幣搬送路5の高さ
Hを2ミリメートルとした場合に、紙幣識別センサ5の
中心線から各紙幣搬送ローラ22、24までの各配設距
離Bを15ミリメートル以内、軸14および軸15の各
半径Cを4ミリ以内に設定すると、紙幣の真偽の識別を
より一層可及的に正確に行うことができることはいうま
でもない。
も、図3および図4で示すように、紙幣搬送路5の高さ
Hを2ミリメートルとした場合に、紙幣識別センサ5の
中心線から各紙幣搬送ローラ22、24までの各配設距
離Bを15ミリメートル以内、軸14および軸15の各
半径Cを4ミリ以内に設定すると、紙幣の真偽の識別を
より一層可及的に正確に行うことができることはいうま
でもない。
【0032】なお、この第2の実施例の紙幣処理装置2
1では、各一体ローラ23、25は配設距離B(図3)
に基づき製造されるから、紙幣処理装置21の組み立て
る際、ローラ9とローラ12間の配設距離の微調整およ
びローラ10とローラ13間の配設距離の微調整を行う
必要がなく、紙幣処理装置21の組み立て作業が簡単で
ある。
1では、各一体ローラ23、25は配設距離B(図3)
に基づき製造されるから、紙幣処理装置21の組み立て
る際、ローラ9とローラ12間の配設距離の微調整およ
びローラ10とローラ13間の配設距離の微調整を行う
必要がなく、紙幣処理装置21の組み立て作業が簡単で
ある。
【0033】次に、第2の発明の紙幣処理装置について
説明する。図5は、第2の発明に係る第3の実施例の紙
幣処理装置の要部概念破断面図であり、図6は、図5の
要部概念断面図である。また、図5および図6では、図
1および図2と同一部分を同一符号で示している。
説明する。図5は、第2の発明に係る第3の実施例の紙
幣処理装置の要部概念破断面図であり、図6は、図5の
要部概念断面図である。また、図5および図6では、図
1および図2と同一部分を同一符号で示している。
【0034】第2の発明に係る第3の実施例の紙幣処理
装置31は、図5および図6で示すように第1の発明に
係る第1の実施例の紙幣処理装置1の構成に加え、一対
の紙幣搬送ローラ8の各ローラ9、10、一対の紙幣搬
送ローラ11の各ローラ12、13に、それぞれ、紙幣
識別センサ5に付着する埃等を取り除くクリーニング用
ブラシ32が配設されている。
装置31は、図5および図6で示すように第1の発明に
係る第1の実施例の紙幣処理装置1の構成に加え、一対
の紙幣搬送ローラ8の各ローラ9、10、一対の紙幣搬
送ローラ11の各ローラ12、13に、それぞれ、紙幣
識別センサ5に付着する埃等を取り除くクリーニング用
ブラシ32が配設されている。
【0035】このクリーニング用ブラシ32は、導電性
材料からなる極細の釣糸をブラシ状に形成したものであ
る。また、このクリーニング用ブラシ32は、各ローラ
9、10、12、13の壁面の縁付近に、各先端が紙幣
識別センサ5を挟んで対向する各ローラ12、13、
9、10に向くようにそれぞれ配設されている。なお、
図6で示す符号2a、3aは、それぞれ上シュート2、
下シュート3に形成された孔であって、クリーニング用
ブラシ32を紙幣搬送路4に露出させるための孔であ
る。
材料からなる極細の釣糸をブラシ状に形成したものであ
る。また、このクリーニング用ブラシ32は、各ローラ
9、10、12、13の壁面の縁付近に、各先端が紙幣
識別センサ5を挟んで対向する各ローラ12、13、
9、10に向くようにそれぞれ配設されている。なお、
図6で示す符号2a、3aは、それぞれ上シュート2、
下シュート3に形成された孔であって、クリーニング用
ブラシ32を紙幣搬送路4に露出させるための孔であ
る。
【0036】この第2の発明に係る第3の実施例の紙幣
処理装置31では、上述のように各ローラ9、10、1
2、13の壁面の縁付近に、各ローラ12、13、9、
10に向け各先端が配設されたクリーニング用ブラシ3
2がそれぞれ配設されているから、紙幣を搬送する際、
各ローラ9、10、12、13が回転すると、各クリー
ニング用ブラシ32は紙幣識別センサ5付近の紙幣搬送
路4内に露出し、該紙幣識別センサ5付近の紙幣搬送路
4内に滞留する埃を取り除く。また、各クリーニング用
ブラシ32は、図5および図6で示すように、紙幣識別
センサ5に接触し、紙幣識別センサ5に付着した埃を該
識別センサ5から取り除く。
処理装置31では、上述のように各ローラ9、10、1
2、13の壁面の縁付近に、各ローラ12、13、9、
10に向け各先端が配設されたクリーニング用ブラシ3
2がそれぞれ配設されているから、紙幣を搬送する際、
各ローラ9、10、12、13が回転すると、各クリー
ニング用ブラシ32は紙幣識別センサ5付近の紙幣搬送
路4内に露出し、該紙幣識別センサ5付近の紙幣搬送路
4内に滞留する埃を取り除く。また、各クリーニング用
ブラシ32は、図5および図6で示すように、紙幣識別
センサ5に接触し、紙幣識別センサ5に付着した埃を該
識別センサ5から取り除く。
【0037】このように、この第2の発明に係る第3の
実施例の紙幣処理装置31では、紙幣識別センサ5付近
の紙幣搬送路4内に滞留する埃をクリーニング用ブラシ
32によって取り除くことができるから、紙幣識別セン
サ5に埃が付着することを未然に防止することができ、
また紙幣識別センサ5に付着した埃も、クリーニング用
ブラシ32によって取り除くことができるから、紙幣識
別センサ5に埃が付着する虞は可及的に防止される。そ
のため、紙幣の真偽の識別が可及的に正確に行わわれる
こととなる。
実施例の紙幣処理装置31では、紙幣識別センサ5付近
の紙幣搬送路4内に滞留する埃をクリーニング用ブラシ
32によって取り除くことができるから、紙幣識別セン
サ5に埃が付着することを未然に防止することができ、
また紙幣識別センサ5に付着した埃も、クリーニング用
ブラシ32によって取り除くことができるから、紙幣識
別センサ5に埃が付着する虞は可及的に防止される。そ
のため、紙幣の真偽の識別が可及的に正確に行わわれる
こととなる。
【0038】なお、この第2の発明に係る第3の実施例
の紙幣処理装置31では、各クリーニング用ブラシ32
は一対の紙幣搬送ローラ8、11の回転により紙幣識別
センサ5を横切ることとなるが、紙幣識別センサ5は、
各クリーニング用ブラシ32が該紙幣識別センサ5を横
切らない位置で紙幣の真偽を識別するように、紙幣識別
センサ5と一対の紙幣搬送ローラ8、11は予め同期す
るように設定されている。
の紙幣処理装置31では、各クリーニング用ブラシ32
は一対の紙幣搬送ローラ8、11の回転により紙幣識別
センサ5を横切ることとなるが、紙幣識別センサ5は、
各クリーニング用ブラシ32が該紙幣識別センサ5を横
切らない位置で紙幣の真偽を識別するように、紙幣識別
センサ5と一対の紙幣搬送ローラ8、11は予め同期す
るように設定されている。
【0039】また、第2の発明に係る第3の実施例の紙
幣処理装置31では、上述したように紙幣識別センサ5
付近の紙幣搬送路4内に滞留する埃や紙幣識別センサ5
に付着した埃をクリーニング用ブラシ32によって取り
除くことができるから、従来のように識別センサ5にカ
バーを配設する必要はなく、このカバーの分、紙幣処理
装置の部品点数を少なくすることができ、また、紙幣識
別センサ5の保守点検を行うには、クリーニング用ブラ
シ32を交換すればよく、従来のように定期的に紙幣処
理装置を分解して紙幣識別センサ5の清掃を行う必要は
ないから、保守点検作業が簡単となる。
幣処理装置31では、上述したように紙幣識別センサ5
付近の紙幣搬送路4内に滞留する埃や紙幣識別センサ5
に付着した埃をクリーニング用ブラシ32によって取り
除くことができるから、従来のように識別センサ5にカ
バーを配設する必要はなく、このカバーの分、紙幣処理
装置の部品点数を少なくすることができ、また、紙幣識
別センサ5の保守点検を行うには、クリーニング用ブラ
シ32を交換すればよく、従来のように定期的に紙幣処
理装置を分解して紙幣識別センサ5の清掃を行う必要は
ないから、保守点検作業が簡単となる。
【0040】また、この第3の実施例の紙幣処理装置3
1では、クリーニング用ブラシ32は導電性材料の釣糸
から構成されているから、クリーニング用ブラシ32が
紙幣識別センサ5に接触した際に静電気が発生する虞は
可及的に防止される。
1では、クリーニング用ブラシ32は導電性材料の釣糸
から構成されているから、クリーニング用ブラシ32が
紙幣識別センサ5に接触した際に静電気が発生する虞は
可及的に防止される。
【0041】なお、第2の発明に係る第3の実施例の紙
幣処理装置31では、第1の発明に係る第1の実施例の
紙幣処理装置1の構成を具えているから、第1の実施例
の紙幣処理装置1と同様に、皺や折り目のある紙幣の真
偽の識別を確実に行うことができ、かつ、該紙幣を安定
搬送することができることはいうまでもない。
幣処理装置31では、第1の発明に係る第1の実施例の
紙幣処理装置1の構成を具えているから、第1の実施例
の紙幣処理装置1と同様に、皺や折り目のある紙幣の真
偽の識別を確実に行うことができ、かつ、該紙幣を安定
搬送することができることはいうまでもない。
【0042】また、第3の実施例の紙幣処理装置31で
は、各ローラ9、10、12、13は単体のローラであ
ることとしたが、第2の発明の紙幣処理装置で使用され
る各ローラは単体のローラに限定されず、各ローラ9、
10、12、13は、一体ローラのローラであってもよ
い。
は、各ローラ9、10、12、13は単体のローラであ
ることとしたが、第2の発明の紙幣処理装置で使用され
る各ローラは単体のローラに限定されず、各ローラ9、
10、12、13は、一体ローラのローラであってもよ
い。
【0043】次に、一対の紙幣搬送ローラを構成する各
ローラが、一体ローラから構成されている第2の発明に
係る第4の実施例の紙幣処理装置について説明する。
ローラが、一体ローラから構成されている第2の発明に
係る第4の実施例の紙幣処理装置について説明する。
【0044】図7は、第4の実施例の紙幣処理装置の要
部概念破断面図であり、図8は、概念断面図である。ま
た、図7および図8では、図3、図4、図5および図6
と同一部分を同一符号で示している。この第2の発明に
係る第4の実施例の紙幣処理装置41は、図7および図
8で示すように、第2の実施例の紙幣処理装置21の構
成に加え、一体ローラ23の各ローラ9、12、一体ロ
ーラ25の各ローラ10、13の壁面の縁付近に、それ
ぞれ、各ローラ12、9、13、10に向け先端が配設
されたクリーニング用ブラシ32が配設されている。
部概念破断面図であり、図8は、概念断面図である。ま
た、図7および図8では、図3、図4、図5および図6
と同一部分を同一符号で示している。この第2の発明に
係る第4の実施例の紙幣処理装置41は、図7および図
8で示すように、第2の実施例の紙幣処理装置21の構
成に加え、一体ローラ23の各ローラ9、12、一体ロ
ーラ25の各ローラ10、13の壁面の縁付近に、それ
ぞれ、各ローラ12、9、13、10に向け先端が配設
されたクリーニング用ブラシ32が配設されている。
【0045】この第4の実施例の紙幣処理装置41で
は、一体ローラ23の各ローラ9、12、一体ローラ2
5の各ローラ10、13の壁面の縁付近に、それぞれ、
各ローラ12、9、13、10に向け先端が配設された
クリーニング用ブラシ32がそれぞれ配設されているか
ら、第3の実施例の紙幣処理装置31と同様に、各クリ
ーニング用ブラシ32により、紙幣識別センサ5付近の
紙幣搬送路4内に滞留する埃や紙幣識別センサ5に付着
した埃を、該紙幣識別センサ5から取り除くことができ
る。そのため、上述したように紙幣の真偽の識別が可及
的に正確に行われることとなり、また、紙幣処理装置の
部品点数を少なくすることができ、保守点検作業を簡単
にすることができる。なお、この第4の実施例の紙幣処
理装置41では、各クリーニング用ブラシ32は一対の
紙幣搬送ローラ22、24の回転により紙幣識別センサ
5を横切ることとなるが、紙幣識別センサ5は、各クリ
ーニング用ブラシ32が該紙幣識別センサ5を横切らな
い位置で紙幣の真偽を識別するように、紙幣識別センサ
5と一対の紙幣搬送ローラ22、24は予め同期するよ
うに設定されていることはいうまでもない。
は、一体ローラ23の各ローラ9、12、一体ローラ2
5の各ローラ10、13の壁面の縁付近に、それぞれ、
各ローラ12、9、13、10に向け先端が配設された
クリーニング用ブラシ32がそれぞれ配設されているか
ら、第3の実施例の紙幣処理装置31と同様に、各クリ
ーニング用ブラシ32により、紙幣識別センサ5付近の
紙幣搬送路4内に滞留する埃や紙幣識別センサ5に付着
した埃を、該紙幣識別センサ5から取り除くことができ
る。そのため、上述したように紙幣の真偽の識別が可及
的に正確に行われることとなり、また、紙幣処理装置の
部品点数を少なくすることができ、保守点検作業を簡単
にすることができる。なお、この第4の実施例の紙幣処
理装置41では、各クリーニング用ブラシ32は一対の
紙幣搬送ローラ22、24の回転により紙幣識別センサ
5を横切ることとなるが、紙幣識別センサ5は、各クリ
ーニング用ブラシ32が該紙幣識別センサ5を横切らな
い位置で紙幣の真偽を識別するように、紙幣識別センサ
5と一対の紙幣搬送ローラ22、24は予め同期するよ
うに設定されていることはいうまでもない。
【0046】また、この第4の実施例の紙幣処理装置4
1では、第3の実施例の紙幣処理装置31と同様に、ク
リーニング用ブラシ32が導電性材料の釣糸から構成さ
れているから、クリーニング用ブラシ32が紙幣識別セ
ンサ5に接触した際に静電気が発生する虞は可及的に防
止されることはいうまでもない。
1では、第3の実施例の紙幣処理装置31と同様に、ク
リーニング用ブラシ32が導電性材料の釣糸から構成さ
れているから、クリーニング用ブラシ32が紙幣識別セ
ンサ5に接触した際に静電気が発生する虞は可及的に防
止されることはいうまでもない。
【0047】なお、この第4の実施例の紙幣処理装置4
1では、紙幣識別センサ5を挟んで対向する各クリーニ
ング用ブラシ32を、一体ローラ23の各ローラ9、1
2および一体ローラ25の各ローラ10、13に予め位
置決め配置することができるから、紙幣処理装置21を
組み立てる際、対向するクリーニング用ブラシ32の相
対位置を微調整する作業を行う必要はなく、これにより
紙幣処理装置41の組み立て作業を簡単にすることがで
きる。
1では、紙幣識別センサ5を挟んで対向する各クリーニ
ング用ブラシ32を、一体ローラ23の各ローラ9、1
2および一体ローラ25の各ローラ10、13に予め位
置決め配置することができるから、紙幣処理装置21を
組み立てる際、対向するクリーニング用ブラシ32の相
対位置を微調整する作業を行う必要はなく、これにより
紙幣処理装置41の組み立て作業を簡単にすることがで
きる。
【0048】また、この第4の実施例の紙幣処理装置4
1では、第1の発明に係る第2の実施例の紙幣処理装置
21の構成を具えているから、第2の実施例の紙幣処理
装置21と同様に、皺や折り目のある紙幣の真偽の識別
を確実に行うことができ、かつ、該紙幣を安定搬送する
ことができることはいうまでもない。
1では、第1の発明に係る第2の実施例の紙幣処理装置
21の構成を具えているから、第2の実施例の紙幣処理
装置21と同様に、皺や折り目のある紙幣の真偽の識別
を確実に行うことができ、かつ、該紙幣を安定搬送する
ことができることはいうまでもない。
【0049】また、上述した第3、4の実施例の紙幣処
理装置31、41では、各クリーニング用ブラシ32は
紙幣識別センサ5の発光素子6または受光素子7に直接
接触して、この接触した発光素子6または受光素子7に
付着する埃を取り除くものとしたが、第2の発明に係る
紙幣処理装置では、クリーニング用ブラシ32は、紙幣
識別センサ5の発光素子6または受光素子7に接触しな
いものであってもよく、また、そのようなクリーニング
用ブラシ32でも、上述のように、紙幣識別センサ5付
近の紙幣搬送路4内を通過することによって、該紙幣識
別センサ5付近の紙幣搬送路4内に滞留した埃を取り除
くことができ、紙幣識別センサ5に埃が付着する虞を未
然に防止することができるから、これにより、紙幣処理
装置の部品点数が少なく保守点検作業が簡単な紙幣処理
装置を提供することができる。
理装置31、41では、各クリーニング用ブラシ32は
紙幣識別センサ5の発光素子6または受光素子7に直接
接触して、この接触した発光素子6または受光素子7に
付着する埃を取り除くものとしたが、第2の発明に係る
紙幣処理装置では、クリーニング用ブラシ32は、紙幣
識別センサ5の発光素子6または受光素子7に接触しな
いものであってもよく、また、そのようなクリーニング
用ブラシ32でも、上述のように、紙幣識別センサ5付
近の紙幣搬送路4内を通過することによって、該紙幣識
別センサ5付近の紙幣搬送路4内に滞留した埃を取り除
くことができ、紙幣識別センサ5に埃が付着する虞を未
然に防止することができるから、これにより、紙幣処理
装置の部品点数が少なく保守点検作業が簡単な紙幣処理
装置を提供することができる。
【0050】また、第3、4の実施例の紙幣処理装置3
1、41では、第1、2の実施例の紙幣処理装置1、2
1と同様に、紙幣搬送路5の高さHを2ミリメートルと
した場合に、紙幣識別センサ5の中心線から各紙幣搬送
ローラ8、11(22、24)までの各配設距離Bを1
5ミリメートル以内、軸14および軸15の各半径Cを
4ミリ以内に設定すると、紙幣の識別をより一層可及的
に正確に行うことができることはいうまでもない。
1、41では、第1、2の実施例の紙幣処理装置1、2
1と同様に、紙幣搬送路5の高さHを2ミリメートルと
した場合に、紙幣識別センサ5の中心線から各紙幣搬送
ローラ8、11(22、24)までの各配設距離Bを1
5ミリメートル以内、軸14および軸15の各半径Cを
4ミリ以内に設定すると、紙幣の識別をより一層可及的
に正確に行うことができることはいうまでもない。
【0051】なお、上述した第1乃至第4の実施例の紙
幣処理装置1、21、31、41で説明したように、紙
幣を検出するセンサは、紙幣識別センサ5の発光素子
(LED)に限定されず、受光素子7等にも適用される
ことはいうまでもない。
幣処理装置1、21、31、41で説明したように、紙
幣を検出するセンサは、紙幣識別センサ5の発光素子
(LED)に限定されず、受光素子7等にも適用される
ことはいうまでもない。
【0052】また、上述した第1乃至第4の実施例の紙
幣処理装置1、21、31、41では、紙幣を検出する
センサを紙幣の真偽を判別する紙幣識別センサ5とする
こととしたが、第1および第2の発明の紙幣処理装置で
は、紙幣を検出するセンサの種類は紙幣識別センサ5に
限定されず、たとえば、センサは、紙幣搬送路4内に案
内される紙幣の通過を検出する通過センサであってもよ
い。
幣処理装置1、21、31、41では、紙幣を検出する
センサを紙幣の真偽を判別する紙幣識別センサ5とする
こととしたが、第1および第2の発明の紙幣処理装置で
は、紙幣を検出するセンサの種類は紙幣識別センサ5に
限定されず、たとえば、センサは、紙幣搬送路4内に案
内される紙幣の通過を検出する通過センサであってもよ
い。
【0053】また、上述した第1乃至第4の実施例の紙
幣処理装置1、21、31、41では、紙幣を検出する
センサ5を、紙幣搬送路4の幅方向略中央に配設し、該
センサ5を挟んで一対の紙幣搬送ローラ8、11を配設
するとともに、さらに、紙幣搬送路4の側方に、紙幣搬
送手段を構成する図示せぬ複数の一対の紙幣搬送ローラ
を配設することとしたが、第1および第2の発明に係る
紙幣処理装置では、センサの配設位置、及び紙幣搬送手
段の構成はこれに限定されず、例えば、センサは紙幣搬
送路の幅方向の側方に配設されていてもよく、このセン
サをまたいで該センサと隣接する一対の紙幣搬送ローラ
は、紙幣搬送路の幅方向の側方に配設されている紙幣搬
送手段の図示せぬ前記一対の紙幣搬送ローラであっても
よい。
幣処理装置1、21、31、41では、紙幣を検出する
センサ5を、紙幣搬送路4の幅方向略中央に配設し、該
センサ5を挟んで一対の紙幣搬送ローラ8、11を配設
するとともに、さらに、紙幣搬送路4の側方に、紙幣搬
送手段を構成する図示せぬ複数の一対の紙幣搬送ローラ
を配設することとしたが、第1および第2の発明に係る
紙幣処理装置では、センサの配設位置、及び紙幣搬送手
段の構成はこれに限定されず、例えば、センサは紙幣搬
送路の幅方向の側方に配設されていてもよく、このセン
サをまたいで該センサと隣接する一対の紙幣搬送ローラ
は、紙幣搬送路の幅方向の側方に配設されている紙幣搬
送手段の図示せぬ前記一対の紙幣搬送ローラであっても
よい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係わ
る紙幣処理装置では、センサをまたいで該センサと隣接
する位置の紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設
しているから、皺や折り目がある紙幣は、センサを通過
する際該センサの検出位置と比較的近い位置で一対の紙
幣搬送ローラに把持され、そのため、皺や折り目によっ
て紙幣がセンサに対し紙幣搬送路の幅方向に移動し該紙
幣がセンサによる検出位置から外れる虞は可及的に阻止
され、これによりセンサの識別が可及的に正確に行われ
るとともに、また従来のようにセンサによる紙幣の検出
を確実にするため、紙幣搬送路の幅寸法を狭めて紙幣の
紙幣搬送路幅方向の移動を可及的に防止する必要はない
から、紙幣搬送路の幅寸法を狭めることにより生じる紙
幣の紙幣搬送路内での詰まりの虞も可及的に防止され
る。
る紙幣処理装置では、センサをまたいで該センサと隣接
する位置の紙幣搬送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設
しているから、皺や折り目がある紙幣は、センサを通過
する際該センサの検出位置と比較的近い位置で一対の紙
幣搬送ローラに把持され、そのため、皺や折り目によっ
て紙幣がセンサに対し紙幣搬送路の幅方向に移動し該紙
幣がセンサによる検出位置から外れる虞は可及的に阻止
され、これによりセンサの識別が可及的に正確に行われ
るとともに、また従来のようにセンサによる紙幣の検出
を確実にするため、紙幣搬送路の幅寸法を狭めて紙幣の
紙幣搬送路幅方向の移動を可及的に防止する必要はない
から、紙幣搬送路の幅寸法を狭めることにより生じる紙
幣の紙幣搬送路内での詰まりの虞も可及的に防止され
る。
【0055】また、第2の発明に係わる紙幣処理装置で
は、センサをまたいで該センサと隣接する位置の紙幣搬
送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設し、該一対の紙幣
搬送ローラの各ローラに、クリーニング用ブラシを配設
しているから、皺や折り目がある紙幣は、センサを通過
する際該センサの検出位置と比較的近い位置の一対の紙
幣搬送ローラに把持され、そのため、皺や折り目によっ
て紙幣がセンサに対し紙幣搬送路の幅方向に移動し該紙
幣がセンサによる検出位置から外れる虞は可及的に阻止
され、これによりセンサの識別が可及的に正確に行われ
るとともに、また従来のようにセンサによる紙幣の検出
を確実にするため、紙幣搬送路の幅寸法を狭めて紙幣の
紙幣搬送路幅方向の移動を可及的に防止する必要はない
から、紙幣搬送路の幅寸法を狭めることにより生じる紙
幣の紙幣搬送路内での詰まりの虞も可及的に防止され、
さらに、センサ付近の紙幣搬送路内に滞留する埃はクリ
ーニング用ブラシによって取り除かれるから、従来のよ
うにセンサをカバーで覆う必要はなく、該カバーを配設
しない分、部品点数を少なくすることができ、またセン
サの保守点検を行うには、クリーニング用ブラシを交換
すればよく、従来のように定期的に紙幣処理装置を分解
して紙幣識別センサの清掃を行う必要はないから、保守
点検作業が簡単となる。
は、センサをまたいで該センサと隣接する位置の紙幣搬
送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設し、該一対の紙幣
搬送ローラの各ローラに、クリーニング用ブラシを配設
しているから、皺や折り目がある紙幣は、センサを通過
する際該センサの検出位置と比較的近い位置の一対の紙
幣搬送ローラに把持され、そのため、皺や折り目によっ
て紙幣がセンサに対し紙幣搬送路の幅方向に移動し該紙
幣がセンサによる検出位置から外れる虞は可及的に阻止
され、これによりセンサの識別が可及的に正確に行われ
るとともに、また従来のようにセンサによる紙幣の検出
を確実にするため、紙幣搬送路の幅寸法を狭めて紙幣の
紙幣搬送路幅方向の移動を可及的に防止する必要はない
から、紙幣搬送路の幅寸法を狭めることにより生じる紙
幣の紙幣搬送路内での詰まりの虞も可及的に防止され、
さらに、センサ付近の紙幣搬送路内に滞留する埃はクリ
ーニング用ブラシによって取り除かれるから、従来のよ
うにセンサをカバーで覆う必要はなく、該カバーを配設
しない分、部品点数を少なくすることができ、またセン
サの保守点検を行うには、クリーニング用ブラシを交換
すればよく、従来のように定期的に紙幣処理装置を分解
して紙幣識別センサの清掃を行う必要はないから、保守
点検作業が簡単となる。
【図1】図1は第1の発明に係る第1の実施例の紙幣処
理装置の要部概念破断面図。
理装置の要部概念破断面図。
【図2】図2は図1のA−A概念断面図。
【図3】図3は第1の発明に係る第2の実施例の紙幣処
理装置の要部概念破断面図。
理装置の要部概念破断面図。
【図4】図4は図3の要部概念断面図。
【図5】図5は第2の発明に係る第3の実施例の紙幣処
理装置の要部概念破断面図。
理装置の要部概念破断面図。
【図6】図6は図5の要部概念断面図。
【図7】図7は第2の発明に係る第4の実施例の紙幣処
理装置の要部概念破断面図。
理装置の要部概念破断面図。
【図8】図8は図7の要部概念断面図。
1、21、31、41…紙幣処理装置 4…紙幣搬送路 5…センサ 8、11、23、25…一対の紙幣搬送ローラ 9、10、11、12…ローラ 32…クリーニング用ブラシ
Claims (2)
- 【請求項1】紙幣を案内する紙幣搬送路に前記紙幣を検
出するセンサが配設された紙幣処理装置において、 前記センサをまたいで該センサと隣接する位置の前記紙
幣搬送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設するようにし
たことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】紙幣を案内する紙幣搬送路に前記紙幣を検
出するセンサが配設された紙幣処理装置において、 前記センサをまたいで該センサと隣接する位置の前記紙
幣搬送路に、一対の紙幣搬送ローラを配設するととも
に、該一対の紙幣搬送ローラの各ローラに、クリーニン
グ用ブラシを配設するようにしたことを特徴とする紙幣
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082101A JP2001266216A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 紙幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082101A JP2001266216A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 紙幣処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001266216A true JP2001266216A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18598948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000082101A Pending JP2001266216A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 紙幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001266216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7878498B2 (en) | 2006-09-25 | 2011-02-01 | Seiko Epson Corporation | Medium transport apparatus |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082101A patent/JP2001266216A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7878498B2 (en) | 2006-09-25 | 2011-02-01 | Seiko Epson Corporation | Medium transport apparatus |
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