JP2000149092A - シート材搬送装置 - Google Patents
シート材搬送装置Info
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- JP2000149092A JP2000149092A JP10323739A JP32373998A JP2000149092A JP 2000149092 A JP2000149092 A JP 2000149092A JP 10323739 A JP10323739 A JP 10323739A JP 32373998 A JP32373998 A JP 32373998A JP 2000149092 A JP2000149092 A JP 2000149092A
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- JP
- Japan
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- bill
- control board
- sheet material
- grounding
- shaft
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
- G07F7/04—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05F—STATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
- H05F3/00—Carrying-off electrostatic charges
- H05F3/02—Carrying-off electrostatic charges by means of earthing connections
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、制御基板近くのシート材搬送ロー
ラーの静電気の滞留を可及的に防止することにより該制
御基板におけるシート材処理の誤動作を可及的に阻止す
るとともに、部品点数が少なく製造作業が簡単であるシ
ート材搬送装置を提供する。 【解決手段】アース手段１１は、制御基板１３に形成さ
れたアース用パターン１４と、軸３３に接触する一端１
２ａとアース用パターン１４に接触する他端１２ｂから
なり、シート材搬送ローラー３２をシート材搬送路３０
側に常時付勢する導電体の付勢手段１２とから構成さ
れ、シート材搬送ローラー３２に発生する静電気を、軸
３３、付勢手段１２およびアース用パターン１４を介し
て放電するようにしている。
ラーの静電気の滞留を可及的に防止することにより該制
御基板におけるシート材処理の誤動作を可及的に阻止す
るとともに、部品点数が少なく製造作業が簡単であるシ
ート材搬送装置を提供する。 【解決手段】アース手段１１は、制御基板１３に形成さ
れたアース用パターン１４と、軸３３に接触する一端１
２ａとアース用パターン１４に接触する他端１２ｂから
なり、シート材搬送ローラー３２をシート材搬送路３０
側に常時付勢する導電体の付勢手段１２とから構成さ
れ、シート材搬送ローラー３２に発生する静電気を、軸
３３、付勢手段１２およびアース用パターン１４を介し
て放電するようにしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機、両
替機、パチンコ玉貸機、メタル貸機等に使用されるシー
ト材搬送装置に関する。
替機、パチンコ玉貸機、メタル貸機等に使用されるシー
ト材搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、紙幣等のシート材（クーポン券
等を含む）を取り扱う自動販売機等は、その機器本体内
に、シート材挿入口から挿入されたシート材を搬送する
シート材搬送装置が配設されている。
等を含む）を取り扱う自動販売機等は、その機器本体内
に、シート材挿入口から挿入されたシート材を搬送する
シート材搬送装置が配設されている。
【０００３】このシート材搬送装置には、たとえば、紙
幣挿入口から挿入されたシート材である紙幣を搬送する
紙幣搬送装置がある。
幣挿入口から挿入されたシート材である紙幣を搬送する
紙幣搬送装置がある。
【０００４】図３は、従来の紙幣搬送装置を示す要部概
念断面図である。
念断面図である。
【０００５】この従来の紙幣搬送装置６１は、図示せぬ
紙幣挿入口から挿入された紙幣を紙幣搬送路３０に沿っ
て搬送する一対の紙幣搬送ローラー３２からなる紙幣搬
送手段３１と、該紙幣搬送手段３１により搬送された紙
幣の真偽の識別を行う磁気ヘッド３５と、搬送紙幣との
摩擦等によって紙幣搬送ローラー３２に発生する静電気
をアースするアース手段４１とから構成されている。
紙幣挿入口から挿入された紙幣を紙幣搬送路３０に沿っ
て搬送する一対の紙幣搬送ローラー３２からなる紙幣搬
送手段３１と、該紙幣搬送手段３１により搬送された紙
幣の真偽の識別を行う磁気ヘッド３５と、搬送紙幣との
摩擦等によって紙幣搬送ローラー３２に発生する静電気
をアースするアース手段４１とから構成されている。
【０００６】このうち、紙幣搬送手段３１を構成する一
対の紙幣搬送ローラー３２は、制御基板４３近くの紙幣
搬送路３０に配設された上下動自在のローラーであっ
て、合成樹脂から構成されている。
対の紙幣搬送ローラー３２は、制御基板４３近くの紙幣
搬送路３０に配設された上下動自在のローラーであっ
て、合成樹脂から構成されている。
【０００７】また、各紙幣搬送ローラー３２は、導電体
からなる軸３３を介し回動自在に支承されるともに、後
述するコイルスプリング４２の付勢力により該軸３３を
介して常時紙幣搬送路３０側に付勢されている。
からなる軸３３を介し回動自在に支承されるともに、後
述するコイルスプリング４２の付勢力により該軸３３を
介して常時紙幣搬送路３０側に付勢されている。
【０００８】なお、紙幣搬送ローラー３２間に配設され
た一対のガイド板５１は、紙幣搬送ローラー３２の動作
を上下動に規制している。
た一対のガイド板５１は、紙幣搬送ローラー３２の動作
を上下動に規制している。
【０００９】また、磁気ヘッド３５は紙幣搬送路３０を
挟んで各紙幣搬送ローラー３２と対向する位置に配設さ
れている。
挟んで各紙幣搬送ローラー３２と対向する位置に配設さ
れている。
【００１０】また、アース手段４１は、導電体からなる
一対のコイルスプリング４２と、一対の固定部４４、４
５と、一対のボス４６から構成されている。
一対のコイルスプリング４２と、一対の固定部４４、４
５と、一対のボス４６から構成されている。
【００１１】また、このうちの各コイルスプリング４２
は、軸３３に接触する一端４２ａと、固定部４４の下面
４４ａまたは固定部４５の下面４５ａのいずれかに接触
する他端４２ｂとからなっている。
は、軸３３に接触する一端４２ａと、固定部４４の下面
４４ａまたは固定部４５の下面４５ａのいずれかに接触
する他端４２ｂとからなっている。
【００１２】また、固定部４４、４５は、制御基板４３
に形成された孔４３ｂ内に位置決めされるとともに、ボ
ス４６によって上シュート５２に固定されている。
に形成された孔４３ｂ内に位置決めされるとともに、ボ
ス４６によって上シュート５２に固定されている。
【００１３】また、固定部４４、４５は、その下面４４
ａ、４５ａでコイルスプリング４２の他端４２ｂに接触
しており、一方の固定部４５は、導電体からなり、紙幣
搬送装置６１外部にアースするアース用端子５６を支承
している。
ａ、４５ａでコイルスプリング４２の他端４２ｂに接触
しており、一方の固定部４５は、導電体からなり、紙幣
搬送装置６１外部にアースするアース用端子５６を支承
している。
【００１４】なお、制御基板４３には、紙幣の搬送を含
め紙幣の処理全般を制御するためのパターン４７（図
４）が形成されている。また、制御基板４３は、一対の
ボス４８により上シュート５２に固定されている。
め紙幣の処理全般を制御するためのパターン４７（図
４）が形成されている。また、制御基板４３は、一対の
ボス４８により上シュート５２に固定されている。
【００１５】なお、図４は、従来の紙幣搬送装置の概念
上面図で、図３と同一部分を同一符号で示している。な
お、図３で示す符号５５は、下シュートを示している。
上面図で、図３と同一部分を同一符号で示している。な
お、図３で示す符号５５は、下シュートを示している。
【００１６】この紙幣搬送装置６１では、図示せぬ紙幣
挿入口から挿入された紙幣を紙幣搬送手段３１により紙
幣搬送路３０に沿って搬送するとともに、該紙幣が磁気
ヘッド３５と紙幣搬送ローラー３２の間を通過する際、
磁気ヘッド３５を駆動させこれにより紙幣の真偽を識別
を行う。また、紙幣が磁気ヘッド３５により真券と判別
された場合には、紙幣搬送手段３１により紙幣搬送路３
０のさらに下流へ搬送して図示せぬスタッカー内に蓄積
収容し、また、紙幣が偽券と判別された場合には、紙幣
搬送手段３１を逆駆動して紙幣挿入口から返却する。
挿入口から挿入された紙幣を紙幣搬送手段３１により紙
幣搬送路３０に沿って搬送するとともに、該紙幣が磁気
ヘッド３５と紙幣搬送ローラー３２の間を通過する際、
磁気ヘッド３５を駆動させこれにより紙幣の真偽を識別
を行う。また、紙幣が磁気ヘッド３５により真券と判別
された場合には、紙幣搬送手段３１により紙幣搬送路３
０のさらに下流へ搬送して図示せぬスタッカー内に蓄積
収容し、また、紙幣が偽券と判別された場合には、紙幣
搬送手段３１を逆駆動して紙幣挿入口から返却する。
【００１７】また、この紙幣搬送装置６１を組み立てる
には、アース手段４１を構成する一対のコイルスプリン
グ４２を、それら一端４２ａが紙幣搬送ローラー３２を
支承する軸３３に接触するように配置する。その後、固
定部４４、４５を、その下面４４ａ、４５ａがコイルス
プリング４２の他端４２ｂに接触するように位置決めす
るとともに、ボス４６によって上シュート５２に固定す
る。次に、制御基板４３を、その孔４３ｂ内に固定部４
４、４５が配置されるよう位置決めするとともに、ボス
４８によって上シュート５２に固定する。
には、アース手段４１を構成する一対のコイルスプリン
グ４２を、それら一端４２ａが紙幣搬送ローラー３２を
支承する軸３３に接触するように配置する。その後、固
定部４４、４５を、その下面４４ａ、４５ａがコイルス
プリング４２の他端４２ｂに接触するように位置決めす
るとともに、ボス４６によって上シュート５２に固定す
る。次に、制御基板４３を、その孔４３ｂ内に固定部４
４、４５が配置されるよう位置決めするとともに、ボス
４８によって上シュート５２に固定する。
【００１８】また、この紙幣搬送装置６１では、紙幣搬
送ローラー３２は合成樹脂から構成されているから紙幣
搬送ローラー３２には搬送紙幣との摩擦等によって静電
気が発生するが、該静電気を、軸３３、コイルスプリン
グ４２、固定部４５を介して放電するようにしている。
したがって、紙幣搬送ローラー３２に静電気が滞留する
虞は可及的に防止され、これにより、該静電気の滞留に
よって制御基板４３の動作が影響を受けること、すなわ
ち、紙幣処理の誤動作が生じる虞は可及的に防止されて
いる。
送ローラー３２は合成樹脂から構成されているから紙幣
搬送ローラー３２には搬送紙幣との摩擦等によって静電
気が発生するが、該静電気を、軸３３、コイルスプリン
グ４２、固定部４５を介して放電するようにしている。
したがって、紙幣搬送ローラー３２に静電気が滞留する
虞は可及的に防止され、これにより、該静電気の滞留に
よって制御基板４３の動作が影響を受けること、すなわ
ち、紙幣処理の誤動作が生じる虞は可及的に防止されて
いる。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の紙幣搬送装置６１では、アース手段４１を構成する
コイルスプリング４２は、その一端４２ａが、固定部４
４または４５、およびボス４６を介して上シュート５２
に固定され、一方、制御基板４３はボス４８によって上
シュート５２に固定される構造であるから、部品点数が
多く、また、製造作業が煩雑であるという問題があっ
た。
来の紙幣搬送装置６１では、アース手段４１を構成する
コイルスプリング４２は、その一端４２ａが、固定部４
４または４５、およびボス４６を介して上シュート５２
に固定され、一方、制御基板４３はボス４８によって上
シュート５２に固定される構造であるから、部品点数が
多く、また、製造作業が煩雑であるという問題があっ
た。
【００２０】また、この問題は、紙幣以外のシート材を
搬送するシート材搬送装置でも同様に生じていた。
搬送するシート材搬送装置でも同様に生じていた。
【００２１】この発明は上述した事情に鑑み、制御基板
近くのシート材搬送ローラーの静電気の滞留を可及的に
防止することにより該制御基板におけるシート材処理の
誤動作を可及的に阻止するとともに、部品点数が少なく
製造作業が簡単であるシート材搬送装置を提供すること
を目的とする。
近くのシート材搬送ローラーの静電気の滞留を可及的に
防止することにより該制御基板におけるシート材処理の
誤動作を可及的に阻止するとともに、部品点数が少なく
製造作業が簡単であるシート材搬送装置を提供すること
を目的とする。
【００２２】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係わるシート材搬送装置では、制御基
板近くのシート材搬送路に配設され、導電体の軸を介し
回動自在に支承された上下動自在のシート材搬送ローラ
ーと、該シート材搬送ローラーに発生する静電気をアー
スするアース手段とを少なくとも具えたシート材搬送装
置において、前記アース手段は、前記制御基板に形成さ
れたアース用パターンと、前記軸に接触する一端と前記
アース用パターンに接触する他端からなり、前記シート
材搬送ローラーを前記シート材搬送路側に常時付勢する
導電体の付勢手段とから構成され、前記シート材搬送ロ
ーラーに発生する静電気を、前記軸、前記付勢手段およ
び前記アース用パターンを介して放電するようにしてい
る。
ため、この発明に係わるシート材搬送装置では、制御基
板近くのシート材搬送路に配設され、導電体の軸を介し
回動自在に支承された上下動自在のシート材搬送ローラ
ーと、該シート材搬送ローラーに発生する静電気をアー
スするアース手段とを少なくとも具えたシート材搬送装
置において、前記アース手段は、前記制御基板に形成さ
れたアース用パターンと、前記軸に接触する一端と前記
アース用パターンに接触する他端からなり、前記シート
材搬送ローラーを前記シート材搬送路側に常時付勢する
導電体の付勢手段とから構成され、前記シート材搬送ロ
ーラーに発生する静電気を、前記軸、前記付勢手段およ
び前記アース用パターンを介して放電するようにしてい
る。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるシート材
搬送装置の一実施例として、シート材が紙幣である紙幣
搬送装置について詳述する。
搬送装置の一実施例として、シート材が紙幣である紙幣
搬送装置について詳述する。
【００２４】図１はこの発明に係わる紙幣搬送装置の要
部概念断面図で、図３、図４と同一部分を同一符号で示
す。
部概念断面図で、図３、図４と同一部分を同一符号で示
す。
【００２５】この紙幣搬送装置１は、図示せぬ紙幣挿入
口から挿入された紙幣を紙幣搬送路３０に沿って搬送す
る前記紙幣搬送ローラー３２からなる前記紙幣搬送手段
３１と、該紙幣搬送手段３１により搬送された紙幣の真
偽の識別を行う前記磁気ヘッド３５と、搬送紙幣との摩
擦、磁気ヘッド３５の駆動等によって紙幣搬送ローラー
３２に発生する静電気をアースするアース手段１１とか
ら構成されている。
口から挿入された紙幣を紙幣搬送路３０に沿って搬送す
る前記紙幣搬送ローラー３２からなる前記紙幣搬送手段
３１と、該紙幣搬送手段３１により搬送された紙幣の真
偽の識別を行う前記磁気ヘッド３５と、搬送紙幣との摩
擦、磁気ヘッド３５の駆動等によって紙幣搬送ローラー
３２に発生する静電気をアースするアース手段１１とか
ら構成されている。
【００２６】このうち、アース手段１１は、導電体から
なる一対のコイルスプリング１２と、制御基板１３の下
面１３ａに形成されたアース用パターン１４とから構成
されている。
なる一対のコイルスプリング１２と、制御基板１３の下
面１３ａに形成されたアース用パターン１４とから構成
されている。
【００２７】また、このうちの各コイルスプリング１２
は、前記軸３３に接触する一端１２ａと、アース用パタ
ーン１４に接触する他端１２ｂからなり、軸３３を介し
各紙幣搬送ローラー３２を紙幣搬送路３０側に常時付勢
している。
は、前記軸３３に接触する一端１２ａと、アース用パタ
ーン１４に接触する他端１２ｂからなり、軸３３を介し
各紙幣搬送ローラー３２を紙幣搬送路３０側に常時付勢
している。
【００２８】また、アース用パターン１４には、紙幣搬
送装置１外部にアースするアース用端子１６がその上面
略中央に接続されており、また、その下面１４ａには各
コイルスプリング１２の他端１２ｂが接触している。
送装置１外部にアースするアース用端子１６がその上面
略中央に接続されており、また、その下面１４ａには各
コイルスプリング１２の他端１２ｂが接触している。
【００２９】なお、アース用パターン１４が形成された
制御基板１３は、従来同様、ボス４８により上シュート
５２に固定されており、また、従来同様紙幣の搬送等紙
幣の処理全般を制御するためのパターン４７（図２）が
形成されている。
制御基板１３は、従来同様、ボス４８により上シュート
５２に固定されており、また、従来同様紙幣の搬送等紙
幣の処理全般を制御するためのパターン４７（図２）が
形成されている。
【００３０】なお、紙幣搬送手段３１を構成する紙幣搬
送ローラー３２は、合成樹脂から構成されている。
送ローラー３２は、合成樹脂から構成されている。
【００３１】この紙幣搬送装置１では、図示せぬ紙幣挿
入口から挿入された紙幣を紙幣搬送手段３１により紙幣
搬送路３０に沿って搬送するとともに、該紙幣が磁気ヘ
ッド３５と紙幣搬送ローラー３２の間を通過する際、磁
気ヘッド３５を駆動させこれにより紙幣の真偽を識別を
行う。また、紙幣が磁気ヘッド３５により真券と判別さ
れた場合には、紙幣搬送手段３１により紙幣搬送路３０
のさらに下流へ搬送して図示せぬスタッカー内に蓄積収
容し、また、紙幣が偽券と判別された場合には、紙幣搬
送手段３１を逆駆動して紙幣挿入口から返却する。
入口から挿入された紙幣を紙幣搬送手段３１により紙幣
搬送路３０に沿って搬送するとともに、該紙幣が磁気ヘ
ッド３５と紙幣搬送ローラー３２の間を通過する際、磁
気ヘッド３５を駆動させこれにより紙幣の真偽を識別を
行う。また、紙幣が磁気ヘッド３５により真券と判別さ
れた場合には、紙幣搬送手段３１により紙幣搬送路３０
のさらに下流へ搬送して図示せぬスタッカー内に蓄積収
容し、また、紙幣が偽券と判別された場合には、紙幣搬
送手段３１を逆駆動して紙幣挿入口から返却する。
【００３２】この紙幣搬送装置１を組み立てるには、一
対のコイルスプリング１２の一端１２ａを軸３３に接触
させるように配置した後、他端１２ａがアース用パター
ン１４に接触するように制御基板１３を位置決めすると
ともに、該制御基板１３をボス４８によって上シュート
５２に固定する。
対のコイルスプリング１２の一端１２ａを軸３３に接触
させるように配置した後、他端１２ａがアース用パター
ン１４に接触するように制御基板１３を位置決めすると
ともに、該制御基板１３をボス４８によって上シュート
５２に固定する。
【００３３】すると、コイルスプリング１２は、その他
端１２ｂが、直接、上シュート５２に固定されることと
なる。
端１２ｂが、直接、上シュート５２に固定されることと
なる。
【００３４】このような紙幣搬送装置１では、コイルス
プリング１２およびアース用パターン１４からなるアー
ス手段１１を具えているから、搬送紙幣との摩擦等によ
って合成樹脂からなる紙幣搬送ローラー３２に発生する
静電気を、軸３３、コイルスプリング１２およびアース
用パターン１４を介して放電することできる。
プリング１２およびアース用パターン１４からなるアー
ス手段１１を具えているから、搬送紙幣との摩擦等によ
って合成樹脂からなる紙幣搬送ローラー３２に発生する
静電気を、軸３３、コイルスプリング１２およびアース
用パターン１４を介して放電することできる。
【００３５】したがって、紙幣搬送ローラー３２に静電
気が滞留する虞は可及的に防止され、これにより、該静
電気の滞留によって制御基板１３の動作が影響を受ける
こと、すなわち、制御基板１３における紙幣処理の誤動
作が生じる虞は可及的に防止される。
気が滞留する虞は可及的に防止され、これにより、該静
電気の滞留によって制御基板１３の動作が影響を受ける
こと、すなわち、制御基板１３における紙幣処理の誤動
作が生じる虞は可及的に防止される。
【００３６】また、この紙幣搬送装置１では、コイルス
プリング１２およびアース用パターン１４からなるアー
ス手段１１を具えているから、さらに図２で示すよう
に、紙幣搬送ローラー３２が磁気ヘッド３５と対向して
配設される場合には、磁気ヘッド３５の駆動によって合
成樹脂からなる紙幣搬送ローラー３２に発生する静電気
を、軸３３、コイルスプリング１２およびアース用パタ
ーン１４を介して放電することできる。したがって、紙
幣搬送ローラー３２に静電気が滞留する虞は可及的に防
止され、これにより、該静電気の滞留によって制御基板
１３の動作が影響を受けること、すなわち、制御の誤動
作が生じる虞は可及的に防止される。
プリング１２およびアース用パターン１４からなるアー
ス手段１１を具えているから、さらに図２で示すよう
に、紙幣搬送ローラー３２が磁気ヘッド３５と対向して
配設される場合には、磁気ヘッド３５の駆動によって合
成樹脂からなる紙幣搬送ローラー３２に発生する静電気
を、軸３３、コイルスプリング１２およびアース用パタ
ーン１４を介して放電することできる。したがって、紙
幣搬送ローラー３２に静電気が滞留する虞は可及的に防
止され、これにより、該静電気の滞留によって制御基板
１３の動作が影響を受けること、すなわち、制御の誤動
作が生じる虞は可及的に防止される。
【００３７】また、この紙幣搬送装置１では、上述のよ
うに、一対のコイルスプリング１２の一端１２ａを紙幣
搬送ローラー３２を支承する軸３２に接触させるように
配置した後、他端１２ｂがアース用パターン１４に接触
するように制御基板１３を位置決めするとともに、該制
御基板１３をボス４８によって上シュート５２に固定す
ることによって組み立てることができ、コイルスプリン
グ１２は、制御基板１３をボス４８によって上シュート
５２に固定することによって、その他端１２ｂを、直
接、上シュート５２に固定することができる。
うに、一対のコイルスプリング１２の一端１２ａを紙幣
搬送ローラー３２を支承する軸３２に接触させるように
配置した後、他端１２ｂがアース用パターン１４に接触
するように制御基板１３を位置決めするとともに、該制
御基板１３をボス４８によって上シュート５２に固定す
ることによって組み立てることができ、コイルスプリン
グ１２は、制御基板１３をボス４８によって上シュート
５２に固定することによって、その他端１２ｂを、直
接、上シュート５２に固定することができる。
【００３８】したがって、従来のように、コイルスプリ
ング１２を固定部４４または４５（図３）、およびボス
４６（図３）を介して上シュート５２に固定し、さらに
制御基板１３をボス４８によって上シュート５２に固定
する場合と比較し、固定部４４、４５、およびボス４８
を配設しない分、部品点数を少なくすることができ、ま
た、コイルスプリング１２を固定部４４、４５、および
ボス４８を介して上シュート５２に固定する作業をする
必要がないので、製造作業を簡単にすることができる。
ング１２を固定部４４または４５（図３）、およびボス
４６（図３）を介して上シュート５２に固定し、さらに
制御基板１３をボス４８によって上シュート５２に固定
する場合と比較し、固定部４４、４５、およびボス４８
を配設しない分、部品点数を少なくすることができ、ま
た、コイルスプリング１２を固定部４４、４５、および
ボス４８を介して上シュート５２に固定する作業をする
必要がないので、製造作業を簡単にすることができる。
【００３９】なお、この実施例では、制御基板１３近く
の紙幣搬送ローラー３２と紙幣搬送路３０を挟んで対向
する位置に磁気ヘッド３５を配設することとしたが、こ
の発明ではこれに限定せず、紙幣搬送ローラー３２の対
向する位置には、紙幣搬送手段３１を構成する駆動ロー
ラーを配設するようにしてもよい。
の紙幣搬送ローラー３２と紙幣搬送路３０を挟んで対向
する位置に磁気ヘッド３５を配設することとしたが、こ
の発明ではこれに限定せず、紙幣搬送ローラー３２の対
向する位置には、紙幣搬送手段３１を構成する駆動ロー
ラーを配設するようにしてもよい。
【００４０】なお、この実施例の紙幣搬送装置１では、
アース手段１１はコイルスプリング１２を具えることと
したが、アース手段１１は導電体の付勢手段を具えたも
のであればよく、例えばアース手段１１は、コイルスプ
リング１２に代え、金属製の板バネを具えたものであっ
てもよい。
アース手段１１はコイルスプリング１２を具えることと
したが、アース手段１１は導電体の付勢手段を具えたも
のであればよく、例えばアース手段１１は、コイルスプ
リング１２に代え、金属製の板バネを具えたものであっ
てもよい。
【００４１】なお、この実施例では、この発明のシート
材搬送装置の一実施例としてシート材が紙幣である紙幣
搬送装置について説明したが、この発明ではこれに限定
せず、シート材を搬送する搬送装置であればよく、例え
ば、シート材であるカードを搬送するカード搬送装置で
あってもよい。
材搬送装置の一実施例としてシート材が紙幣である紙幣
搬送装置について説明したが、この発明ではこれに限定
せず、シート材を搬送する搬送装置であればよく、例え
ば、シート材であるカードを搬送するカード搬送装置で
あってもよい。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のシート
材搬送装置では、制御基板近くのシート材搬送路に配設
され、導電体の軸を介し回動自在に支承された上下動自
在のシート材搬送ローラーと、該シート材搬送ローラー
に発生する静電気をアースするアース手段とを少なくと
も具え、該アース手段を、制御基板に形成されたアース
用パターンと、前記軸に接触する一端と前記アース用パ
ターンに接触する他端からなり前記シート材搬送ローラ
ーを前記シート材搬送路側に常時付勢する導電体の付勢
手段から構成することとしたから、搬送シート材との摩
擦等によって合成樹脂からなるシート材搬送ローラーに
発生する静電気を、前記軸、前記付勢手段および前記ア
ース用パターンを介して放電することでき、これにより
シート材搬送ローラーに静電気が滞留する虞は可及的に
防止されるとともに、アース手段を構成する導電体の付
勢手段は制御基板をボスを介し上シュートに固定するこ
とによってその他端が直接上シュートに固定されるか
ら、従来のように付勢手段を固定部およびボスを介して
上シュートに固定しさらに制御基板を別のボスによって
上シュートに固定する場合と比較し、固定部および該固
定部を上シュートに固定するボスを配設しない分、部品
点数を少なくすることができ、また、付勢手段を固定部
およびボスを介して上シュートに固定する作業をする必
要がないので、製造作業を簡単にすることができる。
材搬送装置では、制御基板近くのシート材搬送路に配設
され、導電体の軸を介し回動自在に支承された上下動自
在のシート材搬送ローラーと、該シート材搬送ローラー
に発生する静電気をアースするアース手段とを少なくと
も具え、該アース手段を、制御基板に形成されたアース
用パターンと、前記軸に接触する一端と前記アース用パ
ターンに接触する他端からなり前記シート材搬送ローラ
ーを前記シート材搬送路側に常時付勢する導電体の付勢
手段から構成することとしたから、搬送シート材との摩
擦等によって合成樹脂からなるシート材搬送ローラーに
発生する静電気を、前記軸、前記付勢手段および前記ア
ース用パターンを介して放電することでき、これにより
シート材搬送ローラーに静電気が滞留する虞は可及的に
防止されるとともに、アース手段を構成する導電体の付
勢手段は制御基板をボスを介し上シュートに固定するこ
とによってその他端が直接上シュートに固定されるか
ら、従来のように付勢手段を固定部およびボスを介して
上シュートに固定しさらに制御基板を別のボスによって
上シュートに固定する場合と比較し、固定部および該固
定部を上シュートに固定するボスを配設しない分、部品
点数を少なくすることができ、また、付勢手段を固定部
およびボスを介して上シュートに固定する作業をする必
要がないので、製造作業を簡単にすることができる。
【００４３】したがって、制御基板近くのシート材搬送
ローラーの静電気の滞留を可及的に防止することにより
該制御基板におけるシート材処理の誤動作を可及的に阻
止するとともに、部品点数が少なく製造作業が簡単であ
るシート材搬送装置を提供する。
ローラーの静電気の滞留を可及的に防止することにより
該制御基板におけるシート材処理の誤動作を可及的に阻
止するとともに、部品点数が少なく製造作業が簡単であ
るシート材搬送装置を提供する。
【図１】図１は、この発明に関わるシート材搬送装置の
一実施例である紙幣搬送装置の要部概念断面図である。
一実施例である紙幣搬送装置の要部概念断面図である。
【図２】図２は、この発明に関わるシート材搬送装置の
一実施例である紙幣搬送装置の概念上面図である。
一実施例である紙幣搬送装置の概念上面図である。
【図３】図３は、従来のシート材搬送装置の一実施例で
ある紙幣搬送装置の要部概念断面図である。
ある紙幣搬送装置の要部概念断面図である。
【図４】図４は、従来のシート材搬送装置の一実施例で
ある紙幣搬送装置の概念上面図である。
ある紙幣搬送装置の概念上面図である。
１…シート材搬送装置 １１…アース手段 １２…付勢手段 １２ａ…一端 １２ｂ…他端 １３…制御基板 １４…アース用パターン ３０…シート材搬送路 ３２…シート材搬送ローラー ３３…軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月２６日（１９９８．１１．
２６）
２６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 誠 香川県高松市福岡町１−８−18 ＴＡＫＵ ＭＩビル605号 Ｆターム(参考） 3E040 AA01 AA03 BA13 BA20 DA06 FA09 FG01 FG04 FG11 3F101 AA02
Claims (1)
- 【請求項１】制御基板近くのシート材搬送路に配設さ
れ、導電体の軸を介し回動自在に支承された上下動自在
のシート材搬送ローラーと、該シート材搬送ローラーに
発生する静電気をアースするアース手段とを少なくとも
具えたシート材搬送装置において、 前記アース手段は、 前記制御基板に形成されたアース用パターンと、 前記軸に接触する一端と、前記アース用パターンに接触
する他端からなり、前記シート材搬送ローラーを前記シ
ート材搬送路側に常時付勢する導電体の付勢手段とから
構成され、 前記シート材搬送ローラーに発生する静電気を、前記
軸、前記付勢手段および前記アース用パターンを介して
放電することを特徴とするシート材搬送装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323739A JP2000149092A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | シート材搬送装置 |
| KR1019990049149A KR100296693B1 (ko) | 1998-11-13 | 1999-11-08 | 시트재 반송장치 |
| US09/439,780 US6533097B1 (en) | 1998-11-13 | 1999-11-12 | Sheet material transfer device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323739A JP2000149092A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | シート材搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000149092A true JP2000149092A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18158084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10323739A Pending JP2000149092A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | シート材搬送装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6533097B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000149092A (ja) |
| KR (1) | KR100296693B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2014097786A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 沖電気工業株式会社 | 媒体搬送装置及び媒体処理装置 |
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| CN104802514B (zh) * | 2015-05-13 | 2017-12-22 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种表面粘贴异物的薄片类介质检测装置 |
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| JPH049961U (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-28 | ||
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| JPH0950492A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-18 | Olympus Optical Co Ltd | 情報処理装置 |
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| US4334262A (en) * | 1980-09-02 | 1982-06-08 | General Electric Company | Flash lamp array having composite circuit board and electric shield member |
| US4493639A (en) * | 1983-05-06 | 1985-01-15 | General Electric Company | Conductive ink for flashlamp array circuit |
| JPS61185736A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | Canon Inc | カメラの情報伝達装置 |
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| JPH0964384A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-07 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 光半導体装置用フィルムと光半導体装置用アタッチメント |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP10323739A patent/JP2000149092A/ja active Pending
-
1999
- 1999-11-08 KR KR1019990049149A patent/KR100296693B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-11-12 US US09/439,780 patent/US6533097B1/en not_active Expired - Fee Related
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| JP2014119985A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体搬送装置及び媒体処理装置 |
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| RU2600304C1 (ru) * | 2012-12-17 | 2016-10-20 | Оки Электрик Индастри Ко., Лтд. | Устройство транспортировки носителей и устройство обработки носителей |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100296693B1 (ko) | 2001-07-12 |
| US6533097B1 (en) | 2003-03-18 |
| KR20000035290A (ko) | 2000-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061121 |