JP2001265378A - 情報処理装置、方法、システム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、方法、システム及び記憶媒体

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JP2001265378A
JP2001265378A JP2000080290A JP2000080290A JP2001265378A JP 2001265378 A JP2001265378 A JP 2001265378A JP 2000080290 A JP2000080290 A JP 2000080290A JP 2000080290 A JP2000080290 A JP 2000080290A JP 2001265378 A JP2001265378 A JP 2001265378A
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Shigeru Matsuyama
茂 松山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声再生装置がなくても音声データを文字と
して認識可能にしてデータ内容をおおよそ把握すること
ができる情報処理装置、方法、システム及び記憶媒体を
提供する。 【解決手段】 プレゼンテションデータ(印刷データ)
の1ページ分をRAM102に呼び出し、この印刷デー
タに音声データが含まれていた場合は音声認識プログラ
ムを実行して文字データに変換し、タイムコードと共に
RAM102に格納する。また、印刷データに動画デー
タが含まれている場合は、事前に設定した動画サンプリ
ング仕様に従って動画データから画像データをサンプリ
ングし、これをタイムコードと共にRAM102に格納
する。そして、事前に設定した印刷書式に従って、これ
ら文字データ及び画像データから印刷ビットマップイメ
ージデータを作成すると共に、プリンタ1500が実行
可能な印刷コマンドデータ群に変換してプリンタ150
0に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データや動画
データ等のデータを認識可能に処理する情報処理装置、
方法、システム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Web(World-Wide Web)上や各
種メディア上のプレゼンテーションデータに動画や音声
のデータを挿入することで、取り扱い説明書、オンライ
ンショッピング、電子辞典等、様々な分野で効果を上げ
ている。このプレゼンテーションデータのように音声デ
ータや動画データ等が含まれるデータは、一般に、通信
回線を介して受信されたり配布されたCD−ROM等か
ら読み取られたりしてパーソナルコンピュータに取り込
まれる。そしてパーソナルコンピュータにCRTやスピ
ーカが接続されていれば、CRTで動画を表示すると共
にスピーカで音声データを音声として発生して、データ
内容を十分に認識することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声デ
ータや動画データ等が含まれるデータの内容を十分にし
かも速やかに認識するには、上記のようにCRT等の表
示装置やスピーカ等の音声発生装置はもちろん、パーソ
ナルコンピュータ、通信装置やメディアリーダ等のリソ
ースが必要であり、いつでもどこでもデータ内容を把握
することはできず、上記のような効果を享受するには不
便な場合があった。
【0004】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、音声再生装置が
なくても音声データを文字として認識可能にしてデータ
内容をおおよそ把握することができる情報処理装置、方
法、システム及び記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の情報処理装置は、音声データが含
まれる所定データを入力するデータ入力手段と、該入力
手段により入力された所定データ中の音声データに基づ
いて音声認識処理によって文字データを生成する文字デ
ータ生成手段と、該文字データ生成手段により生成され
た文字データを可視表示用の画像データに変換するデー
タ変換手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の情報処理装置は、上記請求項1記載の構成におい
て、前記所定データにはさらに動画データが含まれ、前
記入力手段により入力された所定データ中の動画データ
に基づいて静止画像データを生成する静止画像データ生
成手段を備え、前記データ変換手段は、前記静止画像デ
ータ生成手段により生成された静止画像データを可視表
示用の画像データに変換することを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の情報処理装置は、上記請求項2記載の構成におい
て、前記データ変換手段は、前記動画データを所定のタ
イミングでサンプリングすることにより前記静止画像デ
ータを生成することを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の情報処理装置は、上記請求項3記載の構成におい
て、前記所定のタイミングは、所定の周期、シーン・チ
ェンジの発生及び前記音声データとの同期の少なくとも
1つに基づいて設定されることを特徴とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の情報処理装置は、上記請求項4記載の構成におい
て、前記所定のタイミングの設定手法は、ユーザにより
指定されることを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の情報処理装置は、上記請求項4または5記載の構成
において、前記所定の周期はユーザにより指定されるこ
とを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の情報処理装置は、上記請求項1〜6のいずれか1項
に記載の構成において、前記データ変換手段により変換
された画像データは、印刷出力用の画像データであるこ
とを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の情報処理装置は、上記請求項7記載の構成におい
て、前記データ変換手段により変換された印刷出力用の
画像データを印刷装置に出力するデータ出力手段を備え
たことを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の情報処理装置は、上記請求項8記載の構成におい
て、前記データ変換手段により変換された印刷出力用の
画像データの印刷書式を設定する印刷書式設定手段を備
えたことを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の情報処理装置は、上記請求項9記載の構成におい
て、前記入力手段により入力された所定データ中に音声
データ及び動画データが含まれる場合は、前記印刷書式
設定手段は、前記データ変換手段によって前記音声デー
タに基づき可視表示用に変換された印刷出力用の画像デ
ータと前記データ変換手段によって前記動画データに基
づき可視表示用に変換された印刷出力用の画像データと
を合成して印刷書式を設定することを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の情報処理装置は、上記請求項1〜10のいずれか
1項に記載の構成において、前記データ変換手段により
変換された画像データを印刷する印刷手段を備えたこと
を特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために本発明の請求項
12の情報処理方法は、音声データが含まれる所定デー
タを入力するデータ入力工程と、該入力工程により入力
された所定データ中の音声データに基づいて音声認識処
理によって文字データを生成する文字データ生成工程
と、該文字データ生成工程により生成された文字データ
を可視表示用の画像データに変換するデータ変換工程と
を含むことを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の情報処理方法は、上記請求項12記載の構成にお
いて、前記所定データにはさらに動画データが含まれ、
前記入力工程により入力された所定データ中の動画デー
タに基づいて静止画像データを生成する静止画像データ
生成工程を含み、前記データ変換工程は、前記静止画像
データ生成工程により生成された静止画像データを可視
表示用の画像データに変換することを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の情報処理方法は、上記請求項13記載の構成にお
いて、前記データ変換工程は、前記動画データを所定の
タイミングでサンプリングすることにより前記静止画像
データを生成することを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の情報処理方法は、上記請求項14記載の構成にお
いて、前記所定のタイミングは、所定の周期、シーン・
チェンジの発生及び前記音声データとの同期の少なくと
も1つに基づいて設定されることを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の情報処理方法は、上記請求項15記載の構成にお
いて、前記所定のタイミングの設定手法は、ユーザによ
り指定されることを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の情報処理方法は、上記請求項15または16記載
の構成において、前記所定の周期はユーザにより指定さ
れることを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の情報処理方法は、上記請求項12〜17のいずれ
か1項に記載の構成において、前記データ変換工程によ
り変換された画像データは、印刷出力用の画像データで
あることを特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の情報処理方法は、上記請求項18記載の構成にお
いて、前記データ変換工程により変換された印刷出力用
の画像データを印刷装置に出力するデータ出力工程を含
むことを特徴とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20の情報処理方法は、上記請求項19記載の構成にお
いて、前記データ変換工程により変換された印刷出力用
の画像データの印刷書式を設定する印刷書式設定工程を
含むことを特徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21の情報処理方法は、上記請求項20記載の構成にお
いて、前記入力工程により入力された所定データ中に音
声データ及び動画データが含まれる場合は、前記印刷書
式設定工程は、前記データ変換工程によって前記音声デ
ータに基づき可視表示用に変換された印刷出力用の画像
データと前記データ変換工程によって前記動画データに
基づき可視表示用に変換された印刷出力用の画像データ
とを合成して印刷書式を設定することを特徴とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22の情報処理方法は、上記請求項12〜21のいずれ
か1項に記載の構成において、前記データ変換工程によ
り変換された画像データを印刷する印刷工程を含むこと
を特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23の情報処理システムは、請求項1〜10のいずれか
1項に記載の情報処理装置と、該情報処理装置に接続さ
れ、該情報処理装置の前記データ変換手段により変換さ
れた画像データに基づいて印刷処理を実行する印刷装置
とから構成されることを特徴とする。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24の記憶媒体は、音声データが含まれる所定データを
入力するデータ入力工程のコードと、該入力工程のコー
ドにより入力された所定データ中の音声データに基づい
て音声認識処理によって文字データを生成する文字デー
タ生成工程のコードと、該文字データ生成工程のコード
により生成された文字データを可視表示用の画像データ
に変換するデータ変換工程のコードとを記憶したことを
特徴とする。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25の記憶媒体は、上記請求項24記載の構成におい
て、前記所定データにはさらに動画データが含まれ、前
記入力工程のコードにより入力された所定データ中の動
画データに基づいて静止画像データを生成する静止画像
データ生成工程のコードを記憶すると共に、前記データ
変換工程のコードは、前記静止画像データ生成工程のコ
ードにより生成された静止画像データを可視表示用の画
像データに変換することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0031】図1は、本発明の一実施の形態に係る情報
処理システムの全体構成を示すブロック図である。本シ
ステムは、ホストコンピュータ100(情報処理装置)
とプリンタ1500(印刷装置)とが双方向セントロニ
クスインターフェイス、シリアル、LAN等の外部接続
ケーブル200を介して接続されて構成される。
【0032】ホストコンピュータ100は、CPU10
1(文字データ生成手段、データ変換手段、静止画像デ
ータ生成手段、印刷書式設定手段)と、RAM102
と、フォントROM103と、オペレーションシステム
部(OS)104と、キーボードコントローラ106
と、ディスプレイコントローラ107と、ディスクコン
トローラA108と、ディスクコントローラB109
と、プリンタコントローラ110とがシステムバス10
5で接続されて構成される。キーボードコントローラ1
06にはキーボード及びマウス等の入力デバイス111
(データ入力手段)が接続され、ディスプレイコントロ
ーラ107にはディスプレイ112が接続されている。
ディスクコントローラA108には外部記憶装置A11
3が接続され、ディスクコントローラB109には外部
記憶装置B114(データ入力手段)が接続されてい
る。
【0033】ホストコンピュータ100は、CPU10
1がオペレーションシステム部104を介して所定のプ
ログラムを実行することにより動作し、各構成要素がシ
ステムバス105を介して制御される。外部記憶装置A
113はハードディスク等を備え、プレゼンテーション
データ作成アプリケーション11及びプリンタドライバ
(プログラム)12を格納している。外部記憶装置B1
14は、MOドライブ、CD−ROMドライブ等を備え
る。
【0034】RAM102は、CPU101の主メモ
リ、ワークエリア等として機能する。ディスプレイコン
トローラ107は、ディスプレイ112の表示を制御す
る。ディスプレイ112は、図形、文字、表、ウインド
ウ等を表示するが、動画を表示するものではない。ディ
スクコントローラ108は、外部記憶装置A113との
アクセスを制御する。ディスクコントローラ109は、
外部記憶装置B114とのアクセスを制御する。プリン
タコントローラ110は、プリンタ1500との通信制
御処理を実行する。
【0035】一方、プリンタ1500は、レーザビーム
プリンタ(LBP)として構成され、そのプリンタ制御
ユニット1000は、CPU301と、RAM302
と、プログラムROM303と、フォントROM304
と、入力バッファ306と、ページメモリ307と、エ
ンジンインターフェイス308とがシステムバス305
により接続されて構成される。エンジンインターフェイ
ス308にはプリンタエンジン309(印刷手段)が接
続され、システムバス305にはさらに操作部310が
接続されている。
【0036】プリンタ1500の各部の構成を詳述する
と、CPU301は、ROM303に記憶された制御プ
ログラムに基づいて、システムバス305に接続される
各デバイスを総括的に制御し、エンジンインターフェイ
ス308を介してプリンタエンジン309に出力情報と
して画像信号を出力する。
【0037】RAM302は、CPU301の主メモ
リ、ワークエリアとして機能するメモリである。入力部
バッファ306は、ホストコンピュータ100のプリン
タコントローラ110との通信処理を行う。操作パネル
部310には、操作用の不図示のスイッチ及びLED表
示器等が配設されている。
【0038】ホストコンピュータ100では、作成アプ
リケーション11が起動されると、入力デバイス111
または外部記憶装置B114からプレゼンテーションデ
ータ(所定データ)が読み込まれ、プレゼンテーション
データファイルが作成されて外部記憶装置A113に格
納される。このプレゼンテーションデータファイルは、
文字、図形、動画、音声等のデータで構成されている。
作成されたプレゼンテーションデータファイルは、ディ
スプレイコントローラ107と、表示用のフォントRO
M103を用いてディスプレイ112に表示される。
【0039】作成されたプレゼンテーションデータファ
イルを印刷する場合は、RAM102にプリンタドライ
バ12がロードされていないときは外部記憶装置A11
3からプリンタドライバ12を読み出し、RAM102
に常駐させる。これらの制御はオペレーションシステム
部104により行い、さらにRAM102上のプリンタ
ドライバ12をCPU101が実行する。
【0040】プリンタドライバ12は、音声認識プログ
ラム及び画像サンプリングのためのプログラムを含んで
いる。後述するように、プリンタドライバ12は、動画
データをサンプリングする際のサンプリング仕様を指定
したり、動画のサンプル画像データと音声認識により変
換された文字データとをどのようなレイアウトで印刷す
るかを指定する印刷書式を設定し、設定した印刷書式に
従って生成された印刷コマンド群(印刷出力用の画像デ
ータ)をプリンタコントローラ110に出力する機能を
果たす。
【0041】プリンタコントローラ110を経由した印
刷コマンド群は、外部接続ケーブル200を通じてプリ
ンタ1500に送信され、プリンタ1500のRAM3
02に一旦格納される。RAM302に格納された印刷
コマンド群は、プログラムROM303内の制御プログ
ラムをCPU301が実行することで印刷ビットマップ
データに展開され、ページメモリ307に格納される。
その際、文字データについてはフォントROM304の
データを呼び出すことによりビットマップイメージに展
開される。1ページ分の印刷ビットマップデータが格納
されると、該データがエンジンインターフェイス308
を介してプリンタエンジン309に送信され、実際に印
刷される。これらの処理はCPU301により、システ
ムバス305を介して行われる。
【0042】図2は、本実施の形態におけるプリンタの
内部構成を示す図であり、例えばレーザビームプリンタ
の場合を示している。プリンタ1500は、LBP本体
の筺体外壁及び筺体内部に、プリンタ制御ユニット10
00と、操作部1501と、レーザドライバ1502
と、半導体レーザ1503と、回転多面鏡1505と、
静電ドラム1506と、現像ユニット1507と、用紙
カセット1508と、給紙ローラ1509と、搬送ロー
ラ1510と、搬送ローラ1511とを装備した構成と
なっている。
【0043】プリンタ1500は、プリンタ外部に接続
されているホストコンピュータ100(図示略)から供
給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報或い
はマクロ命令等を入力して記憶すると共に、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン、
グラフィックパターン等を作成し、記録媒体である記録
紙等に像を形成する。
【0044】操作パネル1501には、操作者が所定の
操作を行うためのスイッチ及び例えばLED表示方式に
よる表示器等が配設されている。プリンタ制御ユニット
1000は、プリンタ1500全体の制御を行うと共に
ホストコンピュータ100から供給される文字情報等を
解析するものであり、主に文字情報を対応する文字パタ
ーンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1502へ
出力する。
【0045】レーザドライバ1502は、半導体レーザ
1503を駆動するための回路であり、プリンタ制御ユ
ニット1000から入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ1503から発射されるレーザ光1504をオ
ン・オフ切り換えする。半導体レーザ1503は、レー
ザドライバ1502の駆動に基づきレーザ光1504を
回転多面鏡1505へ向けて発射する。
【0046】回転多面鏡1505は、半導体レーザ15
03から発射されたレーザ光1504を左右方向に振る
ことにより静電ドラム1506上を走査露光させる。静
電ドラム1506は、静電潜像を形成するものであり、
走査露光に伴い静電ドラム1506上には文字パターン
の静電潜像が形成される。現像ユニット1507は、静
電ドラム1506の周囲に配設されており、静電ドラム
1506上に形成された静電潜像を現像するものであ
り、現像後は記録紙に転写される。
【0047】用紙カセット1508は、プリンタ150
0に装着されており、該用紙カセット1508には記録
紙として例えばカットシート記録紙が収納される。給紙
ローラ1509は、用紙カセット1508内のカットシ
ート記録紙を最上面から1枚ずつ装置内へ取り込む。搬
送ローラ1510、1511は、給紙ローラ1509に
より給紙されたカットシート記録紙を静電ドラム150
6へ供給する。
【0048】図3は、プレゼンテーションデータの入力
から印刷までの処理の流れを示す図である。
【0049】ホストコンピュータ100において、ま
ず、プレゼンテーションデータ作成アプリケーション1
1によりプレゼンテーショデータの入力、編集が行われ
る。すなわち、文字データ、図形データ等の印刷データ
が入力デバイス111でユーザにより入力されるか、ま
たは外部記憶装置B114から読み込まれ、編集される
(ステップS301)。次に、動画データ及び音声デー
タがマイク、ビデオカメラまたは外部記憶装置B114
から読み込まれ(ステップS302)、プレゼンテーシ
ョンデータファイルが作成されて外部記憶装置A113
に格納される。
【0050】そして、作成アプリケーション11のメニ
ュー画面で印刷実行を選択指示すると、制御処理がプリ
ンタドライバ12に移行する。
【0051】図4〜図8は、ディスプレイ112に表示
される各種設定画面の表示例を示す図である。以下、図
3と併せて参照する。
【0052】プリンタドライバ12に制御処理が移行す
ると、図4に示す印刷仕様設定画面が表示され、この画
面上で動画データサンプリング仕様及び合成印刷書式の
設定がなされる(ステップS303)。この処理は、デ
ィスプレイ112に表示される図5、図6に示す画面に
従って行われる。なお、図5、図6に示す画面では、各
画面の設定内容が設定ボタンで確定され、設定ボタンま
たはキャンセルボタンがクリックされることで図4の画
面に表示が切り替わる。
【0053】まず、図4に示す画面中の動画データサン
プリング仕様設定ボタン41がクリックされると、表示
が図5に示す動画データサンプリング仕様設定メニュー
画面に切り替わる。図5に示すように、サンプリングの
タイミングとして、サンプリング周期(所定の周期)、
シーン・チェンジ、音声入力同期の少なくとも1つが指
定できるようになっている(所定のタイミング)。サン
プリング周期を指定した場合は、指定した周期で静止画
像が得られる。サンプリングの時間(間隔)はsecま
たはmsec単位で指定することができる。これによ
り、静止画生成の頻度が任意に設定可能で、使い勝手が
向上する。シーン・チェンジを指定した場合は、シーン
・チェンジが発生する度に静止画像が得られる。シーン
・チェンジ発生の判断基準としての変化率を指定するこ
とができる(例えば30%)。音声入力同期を指定した
場合は、音声が入力される度に静止画像が得られる。図
5では、シーン・チェンジ及び音声入力同期が選択され
ている。
【0054】サンプリングのタイミングとして、サンプ
リング周期を指定した場合は、簡単な構成で動画全体の
内容をおおよそ把握でき、シーン・チェンジを指定した
場合は、どのような場面が存在するのかを把握でき、音
声入力同期を指定した場合は、特に音声と関連している
部分の動画の内容(例えば動画と共に商品の取り扱いや
商品説明が音声でなされている場合)の把握が容易にな
る。
【0055】図4に示す画面で音声データとサンプル画
像データの合成印刷書式設定ボタン42がクリックされ
ると、表示が図6に示す音声データとサンプル画像デー
タの合成印刷書式設定メニュー画面に切り替わる。
【0056】図6に示す画面では、音声データとサンプ
ル画像データの1ページに表示される画像数及びそれら
のレイアウトを指定する。同図に示すレイアウトAで
は、画像数が1つで、レイアウトB、C、Dでは複数で
ある。これらは一例であるが、例えばレイアウトAで
は、音声入力の発生に同期した1つの静止画像が表示さ
れる。レイアウトBでは、音声入力の発生に同期した複
数の静止画像が表示される。音声データはまとめて所定
のマーク(例えば@等(不図示))で区切られて表示さ
れる。
【0057】レイアウトCでは、縦列5画面表示とな
り、音声入力に同期した画像のほか、シーン・チェンジ
判定によりサンプリングされた画像もサンプリング順に
表示されている。レイアウトDでは、音声入力に同期し
た画像が4つ表示される。
【0058】なお、1ページ中の最大表示画像数を指定
するとその操作に応じてレイアウト選択画面も変更され
る。また、これらのレイアウト表示はプレビュー的な機
能も果たすことができる。
【0059】次に、図4に示す画面で印刷書式設定ボタ
ン43がクリックされると、図3のステップS303か
らステップS304に処理が移行する。ステップS30
4では、印刷データの属性毎に印刷書式の設定を行うと
共に、印刷部数の指定及び印刷命令の発行の処理を行
う。
【0060】この処理は、ディスプレイ112に表示さ
れる図7、図8に示す画面に従って行われる。なお、図
7、図8に示す画面でも、各画面の設定内容が設定ボタ
ンで確定され、設定ボタンまたはキャンセルボタンがク
リックされることで図4の画面に表示が切り替わる。
【0061】まず、図7に示す印刷書式属性設定画面が
表示され、デフォルトで文字ページ書式が選択され現在
設定されている印刷書式が反転表示される。印刷書式保
存名欄71には現在選択されている印刷書式の保存名
(同図では文字データ書式1)が表示される。印刷書式
保存名欄71では、その右端のマークをクリックするこ
とで、保存されている印刷書式を呼び出し、任意に選択
することができるようになっている。このほか、用紙サ
イズ、レイアウト、印刷方向、給紙方法等のアイテムを
メニュー選択してこの書式に保存名を付けて保存するこ
とも可能である。
【0062】図7に示す画面で動画データ書式ボタンが
クリックされると、図8に示す動画ページの印刷書式属
性設定画面に切り替わる。この画面で、図7の場合と同
様の手順で動画データの書式の設定を行う。
【0063】次に、図4に示す画面で印刷開始ボタン4
4がクリックされると、図3のステップS304からス
テップS305に処理が移行する。ステップS305で
は、各印刷ページデータの属性毎に設定された印刷書式
に従って、印刷用データとして印刷ビットマップデータ
を作成すると共に、該印刷ビットマップデータをプリン
タ1500が実行可能なデータとしてプリンタ1500
に送信する処理を行う。この処理は受信した印刷データ
の各ぺージ毎に行われ、次の図9に示す処理によりなさ
れる。
【0064】図9は、この印刷ビットマップデータ作
成、送信処理のフローチャートを示す図である。
【0065】まず、RAM102上の各種ポインタを初
期化し(ステップS901)、続くステップS902で
は、プレゼンテションデータの印刷データポインタNが
指すプレゼンテションデータ(印刷データ)の1ページ
分をRAM102に呼び出す。なお、このとき、印刷デ
ータポインタNは呼び出した印刷ページデータの最後を
指している。そしてRAM102に呼び出した印刷デー
タを解析し、文字図形データ部分を、上記設定された文
字データ印刷書式に従って、プリンタ1500が実行可
能な印刷コマンドデータ群(ラスタデータやPDLデー
タ等)に変換してプリンタ1500に送信する。
【0066】次いで、ステップS903では、RAM1
02に呼び出した印刷データを解析し、この印刷データ
に動画データまたは音声データが含まれているか否かを
判別する。その判別の結果、印刷データに動画データま
たは音声データが含まれていない場合は、ステップS9
04に進み、印刷データポインタNを「1」だけインク
リメントして、ステップS905に進む。
【0067】ステップS905では、印刷データポイン
タNの指示に基づき、次のプレゼンテションデータ(印
刷データ)があるか否かを判別し、その判別の結果、次
の印刷データがない場合は本処理を終了する一方、次の
印刷データがある場合は、前記ステップS902に戻っ
て次の印刷データの1ページ分の呼び出し処理に移行す
る。
【0068】一方、前記ステップS903の判別の結
果、RAM102に呼び出した印刷データに動画データ
または音声データが含まれている場合は、ステップS9
06に進み、音声データが含まれていた場合は音声認識
プログラムを起動、実行してその音声データを文字デー
タに変換し、これをタイムコードと共にRAM102に
格納する。ここで音声認識処理の対象となる音声データ
は、説明等の言葉のデータである。
【0069】続くステップS907では、RAM102
に呼び出した印刷データに動画データが含まれている場
合は、図5の画面で設定された動画サンプリング仕様に
従って、印刷データ中の動画データから画像データをサ
ンプリングし、これをタイムコードと共にRAM102
に格納する。そして、図6の画面で設定された音声デー
タとサンプル画像データの合成印刷書式と、図8の画面
で設定された動画ページの印刷書式とに従って、1ペー
ジ分の印刷用データとして印刷ビットマップイメージデ
ータを作成すると共に、該印刷ビットマップイメージデ
ータをプリンタ1500が実行可能な印刷コマンドデー
タ群に変換した後、これをプリンタ1500に送信す
る。なお、音声データに基づく文字データと動画データ
に基づくサンプル画像データとの合成は、両者のタイム
コードを参照してなされる。
【0070】続くステップS908では、印刷すべきデ
ータがあるか否かを判別し、その判別の結果、印刷すべ
きデータがある場合は前記ステップS907に戻る一
方、印刷すべきデータがない場合は前記ステップS90
4に進む。
【0071】図3に戻り、プリンタ1500では、ステ
ップS305(図9の処理)で送信された印刷コマンド
データ群に基づき印刷処理を実行し(ステップS30
6)、これにより、プレゼンテーションデータ中の音声
データ及び動画データを含むデータが文字や静止画像と
して印刷出力される。
【0072】本実施の形態によれば、ホストコンピュー
タ100において、プレゼンテーションデータ中に音声
データが含まれる場合は音声認識処理により文字データ
が生成され、動画データが含まれる場合は静止画像デー
タ生成され、これらがプリンタ1500が印刷可能な印
刷出力用の画像データに変換されて出力され、プリンタ
1500で印刷されるので、CRTやスピーカ等の音声
や動画の専用の再生装置がなくても、プリンタがあれば
音声データや動画データを文字や静止画像として認識す
ることができ、プレゼンテーションデータの内容をおお
よそ把握することができる。その際、印刷出力用の画像
データの印刷書式をユーザが任意に設定可能であるの
で、所望の印刷書式で印刷可能にでき、しかも音声デー
タ及び動画データが混在する場合でも、両者の関係が明
確になるような態様で印刷でき、内容の把握が一層容易
になり、使い勝手も向上する。
【0073】また、動画データのサンプリングのタイミ
ングをユーザが任意に設定可能にしたので、動画データ
の内容に応じてより把握容易な静止画を得ることがで
き、使い勝手を向上することができる。
【0074】なお、本実施の形態ではホストコンピュー
タ100とプリンタ1500とから成る情報処理システ
ムとして説明したが、印刷用のデータを作成する機能と
印刷を実行する機能の双方を備えた単体の装置として構
成してもよい。例えば、複写装置やファクシミリ装置に
適用してもよい。
【0075】なお、本実施の形態ではプリンタ1500
に印刷することでプレゼンテーションデータの内容をほ
ぼ把握するようにしたが、簡単な構成のモニタに静止画
や文字を表示するように構成すれば、印刷することなく
同様の効果を得ることができる。
【0076】なお、本実施の形態では処理対象となるデ
ータとして取り扱い説明書、オンラインショッピング、
電子辞典等の分野におけるプレゼンテーションデータを
例示したが、これに限るものでなく、動画や音声のデー
タが挿入されたデータであれば対象にすることができ
る。また、データは、Web(World-Wide Web)上や各
種メディア等あらゆるものから入力したものが、処理対
象になり、CD−ROM等だけでなく、通信回線を介し
て受信したものであってもよい。
【0077】なお、本実施の形態では各種制御プログラ
ムは外部記憶装置A113に記憶され、これをRAM1
02に読み出して実行する例を示したが、これら各種制
御プログラムはROMに記憶させて実行してもよい。あ
るいは、本発明を達成するためのソフトウェアによって
表される制御プログラムを記憶した記憶媒体を、情報処
理装置としてのホストコンピュータ100やシステムに
読み出すことによっても、同様の効果を奏することがで
きる。
【0078】図10は、本情報処理装置に使用可能な記
憶媒体のメモリマップの一例を示す図である。ディレク
トリ情報は各工程のコードが記憶された記憶場所を示し
ている。同図に示すように、例えば、情報処理装置に使
用される記憶媒体としての不図示のROMに、データ入
力工程のコード、文字データ生成工程のコード及びデー
タ変換工程のコードの各工程のコードを記憶する。各工
程のコードは、それぞれ以下の機能を有する。すなわ
ち、データ入力工程のコードは、音声データが含まれる
所定データを入力する。文字データ生成工程のコード
は、入力工程のコードにより入力された所定データ中の
音声データに基づいて音声認識処理によって文字データ
を生成する。データ変換工程のコードは、文字データ生
成工程のコードにより生成された文字データを可視表示
用の画像データに変換する。
【0079】上記記憶媒体はさらに次のように構成して
もよい。すなわち、前記所定データにはさらに動画デー
タが含まれ、前記入力工程のコードにより入力された所
定データ中の動画データに基づいて静止画像データを生
成する静止画像データ生成工程のコードをさらに記憶す
る。そして、前記データ変換工程のコードは、前記静止
画像データ生成工程のコードにより生成された静止画像
データを可視表示用の画像データに変換する機能を有す
る。
【0080】なお、これらの場合の記憶媒体としては、
ROMのほか、フロッピディスク、ハードディスク、光
ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード等を用いることができる。
【0081】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る情報処理装置、請求項12に係る情報処理方法ま
たは請求項24に係る記憶媒体によれば、音声再生装置
がなくても音声データを文字として認識可能にしてデー
タ内容をおおよそ把握することができる。
【0083】本発明の請求項2に係る情報処理装置、請
求項13に係る情報処理方法または請求項25に係る記
憶媒体によれば、音声や動画の再生装置がなくても音声
データや動画データを文字や静止画像として認識可能に
してデータ内容をおおよそ把握することができる。
【0084】本発明の請求項3に係る情報処理装置また
は請求項14に係る情報処理方法によれば、動画データ
の内容に応じてより把握容易な静止画を得ることができ
る。
【0085】本発明の請求項4に係る情報処理装置また
は請求項15に係る情報処理方法によれば、所定の周期
によれば簡単な構成で動画全体の内容をおおよそ把握で
き、シーン・チェンジの発生により設定すればどのよう
な場面が存在するのかを把握でき、音声データと同期さ
せれば特に音声と関連している部分の動画の内容の把握
が容易になる。
【0086】本発明の請求項5に係る情報処理装置また
は請求項16に係る情報処理方法によれば、使い勝手を
向上することができる。
【0087】本発明の請求項6に係る情報処理装置また
は請求項17に係る情報処理方法によれば、静止画生成
の頻度を任意に設定可能にして使い勝手を向上すること
ができる。
【0088】本発明の請求項7に係る情報処理装置また
は請求項18に係る情報処理方法によれば、文字や静止
画像を印刷出力可能にすることで、印刷装置があればモ
ニタ表示機能がなくてもデータの内容をおおよそ把握す
ることができる。
【0089】本発明の請求項8に係る情報処理装置また
は請求項19に係る情報処理方法によれば、文字や静止
画像を印刷装置に出力することで、モニタ表示機能がな
くてもデータの内容をおおよそ把握することができる。
【0090】本発明の請求項9に係る情報処理装置また
は請求項20に係る情報処理方法によれば、所望の印刷
書式で印刷可能にでき、データ内容の把握が容易にな
る。
【0091】本発明の請求項10に係る情報処理装置ま
たは請求項21に係る情報処理方法によれば、音声デー
タ及び動画データが混在するデータを両者の関係が明確
になるような態様で印刷でき、内容の把握が一層容易に
なる。
【0092】本発明の請求項11に係る情報処理装置ま
たは請求項22に係る情報処理方法によれば、文字や静
止画像を印刷装置で印刷することで、モニタ表示機能が
なくてもデータの内容をおおよそ把握することができ
る。
【0093】本発明の請求項23に係る情報処理システ
ムによれば、音声や動画の再生装置がなくても音声デー
タや動画データを文字や静止画像として認識可能に印刷
することで、モニタ表示機能がなくてもデータの内容を
おおよそ把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタの内部構成を示す図である。
【図3】プレゼンテーションデータの入力から印刷まで
の処理の流れを示す図である。
【図4】印刷仕様設定画面の表示例を示す図である。
【図5】動画データサンプリング仕様設定メニュー画面
の表示例を示す図である。
【図6】音声データとサンプル画像データの合成印刷書
式設定メニュー画面の表示例を示す図である。
【図7】印刷書式属性設定画面の表示例を示す図であ
る。
【図8】動画ページの印刷書式属性設定画面の表示例を
示す図である。
【図9】印刷ビットマップデータ作成、送信処理のフロ
ーチャートを示す図である。
【図10】本情報処理装置に使用可能な記憶媒体のメモ
リマップの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ(情報処理装置) 101 CPU(文字データ生成手段、データ変換手
段、静止画像データ生成手段、印刷書式設定手段) 102 RAM 103 フォントROM 104 オペレーションシステム部(OS) 111 入力デバイス(データ入力手段) 112 ディスプレイ 113 外部記憶装置A 114 外部記憶装置B(データ入力手段) 110 プリンタコントローラ 301 CPU 302 RAM 303 プログラムROM 307 ページメモリ 309 プリンタエンジン(印刷手段) 1000 プリンタ制御ユニット 1500 プリンタ(印刷装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 220 Fターム(参考) 2C087 AB05 BA05 BA14 BC05 BD01 BD12 BD13 BD24 BD46 5B021 AA01 AA02 AA30 QQ01 QQ02 5B075 ND16 NS01 PQ03 5D015 AA05 KK03 LL05 9A001 BB03 EE02 HH17 HH28 JJ35 KK42

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データが含まれる所定データを入力
    するデータ入力手段と、 該入力手段により入力された所定データ中の音声データ
    に基づいて音声認識処理によって文字データを生成する
    文字データ生成手段と、 該文字データ生成手段により生成された文字データを可
    視表示用の画像データに変換するデータ変換手段とを備
    えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定データにはさらに動画データが
    含まれ、前記入力手段により入力された所定データ中の
    動画データに基づいて静止画像データを生成する静止画
    像データ生成手段を備え、前記データ変換手段は、前記
    静止画像データ生成手段により生成された静止画像デー
    タを可視表示用の画像データに変換することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ変換手段は、前記動画データ
    を所定のタイミングでサンプリングすることにより前記
    静止画像データを生成することを特徴とする請求項2記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のタイミングは、所定の周期、
    シーン・チェンジの発生及び前記音声データとの同期の
    少なくとも1つに基づいて設定されることを特徴とする
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のタイミングの設定手法は、ユ
    ーザにより指定されることを特徴とする請求項4記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の周期はユーザにより指定され
    ることを特徴とする請求項4または5記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記データ変換手段により変換された画
    像データは、印刷出力用の画像データであることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記データ変換手段により変換された印
    刷出力用の画像データを印刷装置に出力するデータ出力
    手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記データ変換手段により変換された印
    刷出力用の画像データの印刷書式を設定する印刷書式設
    定手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段により入力された所定デ
    ータ中に音声データ及び動画データが含まれる場合は、
    前記印刷書式設定手段は、前記データ変換手段によって
    前記音声データに基づき可視表示用に変換された印刷出
    力用の画像データと前記データ変換手段によって前記動
    画データに基づき可視表示用に変換された印刷出力用の
    画像データとを合成して印刷書式を設定することを特徴
    とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記データ変換手段により変換された
    画像データを印刷する印刷手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 音声データが含まれる所定データを入
    力するデータ入力工程と、 該入力工程により入力された所定データ中の音声データ
    に基づいて音声認識処理によって文字データを生成する
    文字データ生成工程と、 該文字データ生成工程により生成された文字データを可
    視表示用の画像データに変換するデータ変換工程とを含
    むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記所定データにはさらに動画データ
    が含まれ、前記入力工程により入力された所定データ中
    の動画データに基づいて静止画像データを生成する静止
    画像データ生成工程を含み、前記データ変換工程は、前
    記静止画像データ生成工程により生成された静止画像デ
    ータを可視表示用の画像データに変換することを特徴と
    する請求項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記データ変換工程は、前記動画デー
    タを所定のタイミングでサンプリングすることにより前
    記静止画像データを生成することを特徴とする請求項1
    3記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記所定のタイミングは、所定の周
    期、シーン・チェンジの発生及び前記音声データとの同
    期の少なくとも1つに基づいて設定されることを特徴と
    する請求項14記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記所定のタイミングの設定手法は、
    ユーザにより指定されることを特徴とする請求項15記
    載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記所定の周期はユーザにより指定さ
    れることを特徴とする請求項15または16記載の情報
    処理方法。
  18. 【請求項18】 前記データ変換工程により変換された
    画像データは、印刷出力用の画像データであることを特
    徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載の情報
    処理方法。
  19. 【請求項19】 前記データ変換工程により変換された
    印刷出力用の画像データを印刷装置に出力するデータ出
    力工程を含むことを特徴とする請求項18記載の情報処
    理方法。
  20. 【請求項20】 前記データ変換工程により変換された
    印刷出力用の画像データの印刷書式を設定する印刷書式
    設定工程を含むことを特徴とする請求項19記載の情報
    処理方法。
  21. 【請求項21】 前記入力工程により入力された所定デ
    ータ中に音声データ及び動画データが含まれる場合は、
    前記印刷書式設定工程は、前記データ変換工程によって
    前記音声データに基づき可視表示用に変換された印刷出
    力用の画像データと前記データ変換工程によって前記動
    画データに基づき可視表示用に変換された印刷出力用の
    画像データとを合成して印刷書式を設定することを特徴
    とする請求項20記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記データ変換工程により変換された
    画像データを印刷する印刷工程を含むことを特徴とする
    請求項12〜21のいずれか1項に記載の情報処理方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の情報処理装置と、該情報処理装置に接続され、該情報
    処理装置の前記データ変換手段により変換された画像デ
    ータに基づいて印刷処理を実行する印刷装置とから構成
    されることを特徴とする情報処理システム。
  24. 【請求項24】 音声データが含まれる所定データを入
    力するデータ入力工程のコードと、 該入力工程のコードにより入力された所定データ中の音
    声データに基づいて音声認識処理によって文字データを
    生成する文字データ生成工程のコードと、 該文字データ生成工程のコードにより生成された文字デ
    ータを可視表示用の画像データに変換するデータ変換工
    程のコードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記所定データにはさらに動画データ
    が含まれ、前記入力工程のコードにより入力された所定
    データ中の動画データに基づいて静止画像データを生成
    する静止画像データ生成工程のコードを記憶すると共
    に、前記データ変換工程のコードは、前記静止画像デー
    タ生成工程のコードにより生成された静止画像データを
    可視表示用の画像データに変換することを特徴とする請
    求項24記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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