JP2001264007A - 静電容量式検出装置及び自己診断装置 - Google Patents

静電容量式検出装置及び自己診断装置

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JP2001264007A
JP2001264007A JP2000071487A JP2000071487A JP2001264007A JP 2001264007 A JP2001264007 A JP 2001264007A JP 2000071487 A JP2000071487 A JP 2000071487A JP 2000071487 A JP2000071487 A JP 2000071487A JP 2001264007 A JP2001264007 A JP 2001264007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出エリアを十分確保することができる非接
触のセンサーを用いた検出装置を提供すること。 【解決手段】 第1の電極10と、この第1の電極10
に対向配置される第2の電極11と、第1の電極10と
第2の電極11の間、第1の電極10と接地部との間、
第2の電極11と接地部の間の静電容量の変化ΔCを検
出する検出回路32とを備えており、アルミ缶の分別、
特定材質の分別、人の進入の検出、エレベータの扉の自
動開閉などの産業分野に応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量式のセン
サーを備えた静電容量式検出装置及びこの静電容量式検
出装置のための自己診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】センサーを用いた検出装置は各種知られ
ている。例えば、生産機械等に人の手が近づいたか否か
を検出する安全装置に光センサーが用いられている。光
センサーは非接触での検出が可能であると言う利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光セン
サーでは検出エリアが狭いため、検出エリアを広げよう
とすると、数多くの光センサーを必要としコスト的に問
題があった。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、検出エリアを十分確保することがで
きる非接触のセンサーを用いた検出装置およびこの検出
装置のための自己診断装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る静電容量式検出装置は、第1の電極と、こ
の第1の電極に対向配置される第2の電極と、前記第1
の電極と第2の電極の間、第1の電極と接地部との間、
第2の電極と前記接地部の間の静電容量の変化を検出す
る検出回路とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】この検出装置に用いられるセンサーは、第
1の電極と第2の電極の間、第1の電極と接地部との
間、第2の電極と前記接地部の間の静電容量の変化を検
出するものである。第1の電極と第2の電極の間と接地
部との間に、人や物体が侵入すると静電容量が変化する
ので、これを検出回路により検出することにより、人や
物体の侵入等を検出することができる。つまり、非接触
式のセンサーである。また、第1の電極と第2の電極の
大きさを十分にとることにより、容易に検出エリアを拡
大することができる。その結果、検出エリアを十分確保
することができる非接触のセンサーを用いた検出装置を
提供することができる。
【0006】本発明の第1の好適な実施形態として、金
属物体と非金属物体とが混在した状態で搬送経路に沿っ
て搬送される搬送手段を備え、前記搬送される物体群を
挟むように前記第1の電極と第2の電極が配置されてお
り、前記検出回路は、混在した物体群の中から金属物体
を選別可能に構成されているものがあげられる。
【0007】たとえば、搬送コンベア等の搬送手段に、
アルミ缶(金属物体)や、ビン、ペットボトル(非金属
物体)とを混在した状態で搬送させ、これらを、第1、
第2の電極と接地部の間を通過させることにより、アル
ミ缶のみを選別することが可能である。これは、アルミ
缶の比誘電率が他の非金属物体とは異なっているという
性質に基づくものである。これにより、ごみの分別を確
実に行うことができる。
【0008】本発明の第2の実施形態として、比誘電率
の異なる複数の物体が混在した状態で搬送経路に沿って
搬送される搬送手段を備え、前記搬送される物体群を挟
むように前記第1の電極と第2の電極が配置されてお
り、前記検出回路は、混在した物体群の中から特定の比
誘電率を有する物体を選別可能に構成されてものがあげ
られる。
【0009】第1の実施形態の変形例であるが、材質が
異なると比誘電率も異なると言う性質に着目したもので
ある。これにより、金属の分別のみならず、多種類の樹
脂材料が混在したものから、特定の樹脂材料のみを分別
することが可能となる。これにより、ごみの分別のみな
らず、例えば、その他多種の用途に応用できる静電容量
式検出装置とすることができる。
【0010】本発明の第3の実施形態として、建造物の
出入口部の幅方向又は上下方向両側に前記第1の電極と
第2の電極が配置されており、前記検出回路は、前記出
入口部からの人又は物体の侵入を検出可能に構成されて
いるものがあげられる。
【0011】この構成によると、建造物のベランダ、
扉、窓等の出入口部から侵入してくる泥棒や強盗の侵入
を確実に検出することができる。人の比誘電率は、空気
の比誘電率よりも大きいために、容易に検出することが
可能である。
【0012】本発明の第4の実施形態として、エレベー
タ等の扉の幅方向又は上下方向両側に前記第1の電極と
第2の電極が配置されており、前記検出回路は、前記扉
の前の人の存在を検出可能に構成されているものがあげ
られる。
【0013】この構成によると、エレベータ等の扉の前
に人が来ると、その人の存在を検出し、エレベータをそ
の階にまで移動させると共に、自動的に扉を開けるよう
にすることができる。したがって、この静電容量式検出
装置を利用することにより、身障者等には非常に便利の
良いエレベータシステムとすることができる。
【0014】本発明の第5の実施形態として、トイレの
便座の両側の壁面に第1の電極と第2の電極が配置され
ており、前記検出回路は、前記便座に人が座っているか
否かを検出するものがあげられる。
【0015】この構成によると、トイレに人が入ってき
て便座に座った状態になると、静電容量の変化により人
を検出する。この場合の用途として、例えば、1人暮ら
しの老人がいる場合に、トイレに人が入ってきたことを
監視センターにおいて検出すると共に、トイレに入って
いる時間も監視できる。そして、トイレに入っている時
間が通常よりも長いと判断された場合には、何らかの異
常が発生したものとして対応措置を迅速に取ることがで
きる。
【0016】本発明の第6の実施形態として、建造物内
の通路の両側に前記第1の電極と第2の電極が配置され
ており、前記検出回路は、前記第1の電極と第2の電極
の間に人が侵入してきたことを検出し、これにより照明
の点灯又は消灯を行うようにしたものがあげられる。
【0017】この構成によると、第1、第2の電極の間
に人が侵入すると、照明を自動点灯させることができ
る。つまり、人の侵入のないときには照明を点灯させて
おく必要がなく、無駄な電力の消費を防止できると共
に、照明を点灯操作する手間を省くことができる。ま
た、照明の点灯ではなく、消灯を行うように構成しても
良い。
【0018】本発明に係る自己診断装置は、上記いずれ
かの静電容量式検出装置の自己診断を行うための自己診
断装置であって、第1の電極と、この第1の電極に対向
配置される第2の電極とからなる静電容量センサーと、
自己診断を行うために、前記静電容量センサーを作動さ
せるための模擬信号を供給する模擬信号供給部と、あら
かじめ設定された幅の比較信号を出力する比較信号出力
部と、前記模擬信号により前記静電容量センサーから出
力されるセンサー出力信号の幅と、前記比較信号の幅と
を比較する比較判定部と、前記比較の結果、前記センサ
ー出力信号の幅が前記比較信号の幅よりも短い場合に、
エラー信号を出力するエラー信号出力部とを備えている
ことを特徴とするものである。
【0019】上記構成による作用・効果は次の通りであ
る。 (1)静電容量センサーを作動させるための模擬信号を
供給する。これは、例えば、第1の電極と第2の電極の
間に補助電極を設けておき、この補助電極を模擬信号に
より動作させることにより、物体や人体が電極間に挿入
したのと同じような状態を創出することができる。ある
いは、第1の電極と第2の電極の間に模擬物体を挿入す
るような構成にしても良い。 (2)静電容量センサーからは、上記模擬信号によりあ
る幅を有するセンサー出力信号が出力される。 (3)一方、模擬信号の供給に関連して設定された幅の
比較信号を出力させる。 (4)比較信号の幅とセンサー出力信号の幅とを比較す
る。 (5)センサー出力信号の幅が比較信号の幅よりも短い
場合には、エラー信号を出力する。
【0020】これは、静電容量センサー等が正常であれ
ば、所定幅以上の幅を有するセンサー出力信号が出力さ
れるはず、と言う技術思想に基づくものである。比較信
号の幅よりも短い場合とは、もちろん、センサー出力信
号がまったく出力されないような場合も含まれる。以上
のような、センサー出力信号の幅でもってエラーか否か
を判定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明に係る静電容量センサ
ーを用いた静電容量式検出装置の検出原理を説明する図
である。図1において、第1の電極10と、第2の電極
11とが向かい合うように配置されている。通常の状態
では、第1、第2の電極10,11の間の静電容量はC
oであり、これら電極間に人や物体が侵入すると、静電
容量はCo+ΔCとなる。また、第1の電極10の後側
には第1ガード板12と接地された第1シールド板13
が設けられ、第2の電極11の後側には第2ガード板1
4と接地された第2シールド板15が設けられている。
第1、第2ガード板12,14と第1、第2シールド板
13,15は、比較的小さな隙間でもって、対応の第
1、第2の電極10,11に対して平行に対向配置され
ている。また、各ガード板12,14及び各シールド板
13,15は、ステンレス鋼、銅、アルミニウム等の良
導体からなり、第1、第2の電極10,11の全面を完
全に覆うことのできる寸法形状を有している。
【0022】以上のように構成された静電容量センサー
は、第1の電極10と第2の電極11の間に人又は物体
が入ってきたことを静電容量の変化として検知するた
め、検出回路32に接続されている。すなわち、第1の
電極10は、同軸ケーブル31の中心導体34により検
出回路32の入力端子P1に接続され、第2の電極11
は、同軸ケーブル30の中心導体33により検出回路3
2の入力端子P2に接続されている。検出回路32は、
いわゆるインピーダンスブリッジを用いたもので、4辺
ブリッジのうち2辺に測定手段e1,e2が接続されて
いる。また、4辺ブリッジの1辺は第1、第2の電極1
0,11により構成される静電容量となっており、残る
1辺には平衡静電容量C4が設けられている。測定電源
e1,e2の間の端子P3と入力端子P2との間には出
力アンプが設けられている。出力アンプの出力部には検
出器20が設けられている。
【0023】第1シールド板13は同軸ケーブル31の
外部導体19、同軸ケーブル30の外部導体17を介し
て接地されている。第2シールド板15は、外部導体1
7を介して接地されている。第1ガード板12は、シー
ルド部18を介して端子P3に接続されている。第2ガ
ード板14は、シールド部16、シールド部18を介し
て端子P3に接続されている。また、自己診断を行うた
めの補助電極40が設けられており、スイッチ41はこ
の補助電極40を機能させるためのものである。これに
ついては後述する。
【0024】第1、第2ガード板12,14と第1、第
2シールド板13,15を設けているのは、次の理由に
よる。つまり、第1、第2の電極10,11の間が本来
の検出領域であるが、実際には、電気力線が各電極1
0、11のうちの一方の電極の裏側(検出領域とは反対
側)から他方の電極の裏側にも伸びているため、本来の
検出領域の外にも電界が形成されている。そうすると、
各電極10,11の裏側を人や物体が通過することによ
っても静電容量が変化するため、これが誤検出の原因と
なってしまう。そこで、上記のごとく第1、第2ガード
板12,14と第1、第2シールド板13,15を設け
ることにより、各電極10,11の裏側には電界が形成
されなくなり、誤検出を防止することができる。
【0025】<等価回路>図2に示す回路は、図1に示
す検出回路32を第1、第2の電極10,11により構
成される静電容量や、その他の部分での静電容量を含め
た形で示した等価回路である。この図において、Co
は、第1、第2の電極10,11の間に人や物体が入り
こんでいない状態の静電容量である。C1は、第1の電
極10と接地部との間に形成される静電容量、C2は、
第2の電極11と接地部との間に形成される静電容量で
ある。ΔCは、第1、第2の電極10,11の間に人や
物体が入りこんだ場合の静電容量の変化分である。C4
は平衡静電容量である。C3は、ブリッジの平衡を得や
すくするため第1、第2の電極10,11の間に配置さ
れる静電容量である。また、第1の電極10と第1シー
ルド板13との間に第1ガード板12を配置したときに
生じる静電容量をC5、第2の電極11と第2シールド
板15との間に第2ガード板14を配置したときに生じ
る静電容量をC6としている。Ze1は、測定電源e1
の内部インピーダンスである。Ze2は、測定電源e2
の内部インピーダンスである。C7は、ガード板、シー
ルド線が第1、第2の電極10,11間で固定されてい
ることによる静電容量である。
【0026】第1、第2の電極10,11の間に空気の
みが存在する状態で測定電源e1,e2を投入すると、
測定電源e1からCo,C3の合成容量C03とインピ
ーダンスZiを通って流れる電流をi1としたとき、測
定電源e2からインピーダンスZiとC2,CBの合成
容量C2Bを流れる電流i2がi1に等しく、位相差が
180゜の場合にインピーダンスZiに流れる電流はゼ
ロとなる。いま、第1、第2の電極10,11間に誘電
体(人や物体)が入りこむと、誘電体の比誘電率に応じ
た量だけ静電容量Coが変化(減少)する。この変化分
をΔCとすると、電流i1は、e1ωΔCだけ減少し、
インピーダンスZiに電流が流れ、信号として出力され
る。
【0027】このように、図2に示す検出回路では、第
1、第2の電極10,11と第1、第2ガード板12,
14、第1、第2シールド板13,15との間で構成さ
れる静電容量、その他の外乱の影響を受けにくく、第
1、第2の電極10,11の間の静電容量の変化を正確
に検出することが可能である。なお、図中ΔC’は、後
述するように補助電極40を動作させた場合の、静電容
量の変化分を示している。
【0028】<応用例1>本発明に係る静電容量式検出
装置を種々の産業分野に応用した例を説明する。以下説
明する各応用例においては、基本的に第1、第2の電極
10,11の配置のみを示す。
【0029】図3は、ベルトコンベア17により搬送さ
れるアルミ缶(スチール缶でも可)Kをビン・ペットボ
トルから分別するための装置である。アルミの比誘電率
がビンやペットボトルの比誘電率とは異なると言う原理
に基づくものである。搬送されてくるアルミ缶等の物体
を挟むように、第1、第2の電極10,11が配置され
ている。第1、第2の電極10,11の間にアルミ缶K
が来たことが検出されると、シリンダ18を作動させ
て、アルミ缶Kを回収用器19に回収する。図3の例で
は、搬送経路の左右両側に第1、第2の電極10,11
が配置されているが、搬送経路の上側と下側にそれぞれ
第1、第2の電極10,11を配置するようにしても良
い。また、斜め方向からアルミ缶等の物体を挟むように
第1、第2の電極10,11を配置しても良い。
【0030】また、接地部としてはベルトコンベア17
を接地して構成することができる。あるいは、ベルトコ
ンベア17の取り付けられている床面や天井面等を接地
部としても良い。
【0031】その他の変形例として、逆にビンやペット
ボトルのみを分別して回収するようにしても良い。いろ
いろな種類の素材が混在した状態で、ベルトコンベアに
搭載されて搬送される場合に、特定の素材のみを分別で
きるような検出装置にすることができる。図3の例で
は、金属と非金属とを分別するものであったが、非金属
の中でも特定の非金属素材のみを分別できるように構成
することもできる。例えば、テフロン(登録商標)の比
誘電率は2.0、PETの比誘電率は3.1〜3.2、
軟質塩化ビニルの比誘電率は5.0〜9.0であること
から、これらの比誘電率の違いに着目して、特定の樹脂
のみを分別できるような検出装置を構成することもでき
る。
【0032】<応用例2>図4は、マンション、アパー
ト等の建造物のベランダ(出入口部に相当する。)の手
すり20の幅方向両側に第1、第2の電極10,11を
配置した例である。ベランダの手すり20又はベランダ
の床面(天井面でも良い)が接地されている。これによ
り、泥棒の侵入を検出することができる。部屋の中に居
住者がいる場合には、検出回路を不作動状態にし、居住
者が就寝したり、外出したりするときに検出回路を作動
状態にしておく。また、検出回路を監視センターに接続
しておき常時モニターしておくことも可能である。電極
は、露出させておくのではなく、カバー部材等により保
護しておくのが好ましい。
【0033】ベランダのほかに玄関の入口、窓、門、煙
突等の出入口部に設けても良い。家の中の、特定の部屋
の入口(ドア)に設けても良い。
【0034】<応用例3>図5は、エレベータ21の扉
の上下方向両側に第1、第2の電極10,11を配置し
た例である。扉の前に人が来ると、静電容量が変化し、
人が来たことを検出する。これにより、エレベータがそ
の階に既に来ておれば、扉を自動的に開放する。人は、
わざわざ押しボタンを押さなくてもよい。また、エレベ
ータが他の階におれば、その階に自動的に移動させるこ
とができる。かかる検出装置は、身障者等にとっては、
わざわざ身を乗り出して押しボタンを押さなくてもすむ
と言う長所がある。接地部としては、扉や扉周辺の壁面
で構成することができる。
【0035】上下方向に第1、第2の電極10,11を
配置することにより、エレベータ21の扉の周辺に障害
物を設置しなくてすみ、又、美観も損なわずにすむ。
【0036】また、第1、第2の電極10,11の配置
については、扉21の上下方向ではなく、扉21の幅方
向の両側に配置しても良い。この場合において、各電極
10,11の高さは、床面から所定の高さになるように
設定されている。床面位置から設定することで、大人だ
けでなく子供でも検出することができる。変形例とし
て、エレベータではなく、デパートやビルディングの自
動ドアの場合にも応用することができる。
【0037】<応用例4>図6は、洋式トイレの室内の
便座23の左右両側の壁面に第1、第2の電極10,1
1を配置した例である。トイレ室内の床面が接地されて
いるが、トイレ室内の天井が接地されていても良い。ト
イレに人が入ってきて便座23の上に腰掛けると、人の
存在を検出することができる。この場合の用途として、
例えば、1人暮らしの老人がいる場合に、トイレに人が
入ってきたことを監視センターにおいて検出すると共
に、トイレに入っている時間も監視する。そして、トイ
レに入っている時間が通常よりも長いと判断された場合
には、何らかの異常が発生したものとして対応策を取る
ことができる。病院や施設におけるトイレにおいては特
に必要性が高いものである。第1、第2電極10,11
は壁面の内部に埋め込んでおけば美観を損なわないので
好ましい。第1、第2の電極10,11は、左右両側の
壁面ではなく、上下両側の壁面(床面と天井面)に配置
してもよい。
【0038】変形例として、トイレ以外に浴室にも応用
できる。例えば、浴室内の対向する一対の壁面部に第
1、第2の電極を配置することにより、浴室内における
人の滞在時間を監視することができる。また、湯船内に
第1、第2の電極を配置することにより、人が湯船内に
浸かっている時間を監視することができる。これにより
不慮の事故を未然に防止できることが期待される。
【0039】<応用例5>図7は、室内の廊下等の通路
の左右両側に第1、第2の電極10,11が配置されて
いる構成例であり、人が電極間に侵入するとこれを検出
して照明24を自動点灯する。通路の床面が接地されて
いるが、天井面が接地されていても良い。この検出装置
によれば、人の侵入のないときには照明を点灯させてお
く必要がなく、無駄な電力の消費を防止できると共に、
照明を点灯操作する手間を省くことができる。
【0040】通路の左右両側ではなく、上下両側(床面
と天井面)に第1、第2の電極10, 11を配置するよ
うにしても良い。変形例として、家の玄関に人が入って
きたときに自動的に照明を点灯するような構成があげら
れる。また、トイレや浴室、あるいはその他の室内に人
が入ってきたときに自動的に照明を点灯するような構成
もあげられる。また、照明の点灯ではなく、照明の消灯
を行う場合にも応用できる。
【0041】<自己診断装置>次に、本発明に係る静電
容量センサーを用いた検出装置の自己診断装置について
説明する。図9は、静電容量式検出装置の自己診断を行
うための自己診断回路を示すシーケンス図であり、この
シーケンスは、マイクロプロセッサ・プログラマブル・
コントローラ、パーソナルコンピュータ等、電気制御で
きる部品、装置で構成できる。図10は図9のシーケン
ス図に対応したタイムチャート及び補助電極駆動部を示
す図である。この自己診断装置は、第1の電極10と第
2の電極11(静電容量センサー)のいずれか一方の電
極に対向するように補助電極40を設置し、これを、後
述する模擬信号発生用リレーR2(図1のスイッチ41
に相当する。)により、定期的にスイッチングさせ、所
望の検知ができるか否かをチェックするものである。
【0042】図9において、自己診断を行う周期を設定
するための周期タイマーT1とこの周期タイマーT1の
B接点とが直列接続され、周期タイマーT1と並列接続
された模擬信号を出力させるための模擬信号タイマーT
2と、同じく周期タイマーT1と並列接続された自己診
断を行う時間を設定するための自己診断タイマーT3と
が設けられている。
【0043】静電容量センサーの作動によりONされる
SWと直列にセンサー出力リレーR1が接続される。つ
まり、SWのONによりセンサー出力リレーR1が励磁
される(ONとなる。)。センサー出力リレーR1がO
Nになる時間は、センサー出力信号の幅 (図9のr1,
r2,r3参照) に相当する。模擬信号タイマーT2の
B接点と模擬信号発生用リレーR2とが直列接続され
る。つまり、模擬信号タイマーT2により設定される時
間t2だけセンサーを作動させるための模擬信号を発生
させる (図10参照) 。自己診断タイマーT3のB接点
と自己診断信号出力用リレーR3とが直列接続される。
これにより、自己診断タイマーT3により設定される時
間t3は、自己診断を行う時間として設定される。時間
t3は、センサー出力信号の幅の大きさを考慮して、こ
れをカバーできるように設定される。
【0044】センサー出力リレーR1のA接点と幅判定
タイマーT4とが直列接続される。幅判定タイマーT4
は、あらかじめ設定された幅を有する比較信号を出力す
るために設けられ、この比較信号の幅とセンサー出力信
号との幅を比較することにより、静電容量センサー等に
エラーが発生しているか否かを判定する。
【0045】幅判定タイマーT4のA接点と幅判定用リ
レーR4とが直列接続されている。そして、この幅判定
用リレーR4により、幅判定タイマーT4により設定さ
れた時間t4だけ比較信号を出力する (図10参照) 。
幅判定用リレーR4のA接点と、センサー出力リレーR
1のA接点と、模擬信号発生用リレーR2のB接点と、
正常信号発生用リレーR5とが直列接続され、かつ、幅
判定用リレーR4のA接点及びセンサー出力リレーR1
のA接点と、正常信号発生用リレーR5のA接点とが並
列接続される。つまり、リレーR1,R4のONとリレ
ーR2のOFFによりリレーR5がONとなる。
【0046】自己診断信号出力用リレーR3のA接点
と、エラー信号発生用リレーR6とが直列接続される。
また、リレーR3と正常信号発生用リレーR5のA接点
とは並列接続されている。正常検知信号発生用リレーR
7と、自己診断信号出力用リレーR3のB接点と、セン
サー出力リレーR1のA接点とが直列接続されている。
また、リレーR3のA接点もリレーR7と直列接続され
ている。
【0047】<自己診断回路のタイムチャート>図10
(b)は、第1の電極10と第2の電極11とからなる
静電容量センサを用いた自己診断装置の概略模式図であ
る。模擬人体(又は、模擬物体)として機能する補助電
極40が模擬信号発生用リレーR2の接点を介して検出
回路に接続されている。自己診断回路5は、図10に示
されるシーケンス図に基づいて構成される。静電容量セ
ンサーは、第1、第2の電極10,11と接地部Eの間
の静電容量が物体あるいは人の進入により変化すること
を検出し、これにより警報信号を出力したり所定の動作
をさせたりする。つまり、補助電極40を動作させて、
物体や人が第1、第2の電極10,11の間に進入して
きたのと同じ状態を強制的に作り出すことにより、静電
容量センサーの自己診断を行うことができる。
【0048】そのため、模擬信号発生用リレーR2によ
り、図10(a)に示すような模擬信号(R2)を自己
診断回路5から周期的に発生させる。周期はt1で示さ
れ、これは周期タイマーT1により設定される。模擬信
号(R2)の幅はt2で示されており、これは模擬信号
発生用リレーR2により設定される。図10(a)で
は、説明の便宜上3周期分を示し、第1周期目はセンサ
ーからの出力が正常であった場合、第2周期目はセンサ
ーからの出力が異常(出力信号幅が小さい)であった場
合、第3周期目はセンサーからの出力が異常(出力信号
がなし)であった場合をそれぞれ示している。
【0049】<正常な場合>模擬信号(R2)により、
補助電極40がフローティング状態となり、第1、第2
の電極10,11の間に静電容量の変化が起こる( 図
2のCoに対するΔC’及びC2に対するΔC2が相当
する。)。これを検出回路により検出し、センサー出力
リレーR1により出力信号(R1)が出力される。図9
にも示すように、模擬信号(R2)と出力信号(R1)
とはΔtの時間ずれがあるが、これはA/D変換器によ
る変換遅れ等が原因によるものであり、実際は数10m
sec程度のわずかの量である。(図10は誇張して描
かれている。)センサー等が正常であれば、出力信号
(R1)は、幅tr1のパルス状信号となる。
【0050】出力信号(R2)と同時に幅判定用リレー
R4による比較信号(R4)が出力される。比較信号
(R4)の幅は、幅判定タイマーT4によりt4になる
ように設定されている。なお、比較信号(R4)は通常
Hレベル(ON)であり、Lレベル(OFF)がアクテ
ィブとなる。そして、幅判定時間t4が経過した時点
で、出力信号(R2)がLレベル、かつ、比較信号(R
4)がHレベル、かつ、出力信号(R1)がHレベルで
あれば、正常信号発生用リレーR5をONにし、Hレベ
ルの正常信号(R5)を発生させる。つまり、比較信号
(R4)の幅t4よりも出力信号(R1)の幅tr1が
大きければ、センサー等は正常であると判定される。出
力信号(R1)は幅tr1に相当する時間が経過すると
Lレベルに変化するが、リレーR5のA接点によりリレ
ーR5は自己保持されるので、正常信号(R5)はその
ままHレベルの状態で保持される。次の周期において模
擬信号(R2)が立ち上がることにより、自己保持が解
除される(図9参照)。
【0051】エラー信号発生用リレーR6は、自己診断
の結果センサー等にエラーが発生するとLレベルのエラ
ー信号(R6)を出力するためのものであるが、自己診
断を行う期間を設定する自己診断信号(R3)が発生し
ている間は、エラー信号を出力せず、自己診断期間が経
過した後もHレベルの正常信号(R5)が出力されてお
ればエラー信号(R6)を出力しないようになっている
(図10参照)。
【0052】正常検知信号発生用リレーR7は、自己診
断を行わない通常の使用状態において、Lレベルの正常
検知信号(R7)を出力する。リレーR7は、自己診断
信号出力用リレーR3のA接点と直列接続されているの
で、自己診断期間中はLレベルの正常検知信号(R7)
を出力しない。図10のように、r2で示されるような
出力信号(R1)があった場合に、正常検知信号(R
7)がLレベルとなる。
【0053】図示はしていないが、エラー信号(R6)
が出力された場合には、警報を出してオペレータに知ら
せるようにする。また、正常検知信号(R7)が出力さ
れた場合も警報を出すようにする。
【0054】<異常な場合>次に、静電容量センサー等
に異常があり、出力信号(R1)の幅がtr3のように
小さかったとする。この幅tr3は、設定された比較信
号t4の幅よりも小さい。従って、自己診断期間t4が
経過した時はすでにリレーR1がOFFになっており、
その結果正常信号発生用リレーR5をONさせない。し
たがって、正常信号(R5)が出力されない。また、リ
レーR5がONされないから自己診断期間t3を経過す
ると、エラー信号発生用リレーR6はOFFになる。つ
まり、Lレベルのエラー信号(R6)を発生する。静電
容量センサーに異常があり、まったく出力信号R1が出
てこない場合も、幅が小さい場合と同じような結果とな
る。
【0055】以上のように、リレーR2とタイマーT2
は模擬信号供給部として機能し、リレーR4とタイマー
T4は比較信号出力部として機能し、リレーR1,R
2,R4,R5は比較判定部として機能し、リレーR
3,R5,R6は、エラー信号出力部として機能し、タ
イマーT3とリレーR3とは自己診断信号出力部として
機能する。
【0056】以上のように、本発明による静電容量式検
出装置は、さまざまな産業分野において利用することが
でき、さらに自己診断機能を持たせることにより付加価
値の高い装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電容量センサーを用いた静電容量式検出装置
の検出原理を説明する図
【図2】図1の検出回路の詳細(等価回路)を示す図
【図3】本発明をアルミ缶の分別に用いた応用例
【図4】本発明を建造物のベランダに用いた応用例
【図5】本発明をエレベータに用いた応用例
【図6】本発明を位置検出センサーとして用いた応用例
【図7】本発明をトイレ室内に用いた応用例
【図8】本発明を通路における照明の自動点灯に用いた
応用例
【図9】静電容量式検出装置の自己診断を行うための自
己診断回路を示すシーケンス図
【図10】図9のシーケンス図に対応したタイムチャー
ト及び模擬物体駆動部を示す図
【符号の説明】
10 第1の電極 11 第2の電極 32 検出回路 Co 静電容量 ΔC 静電容量の変化分 e1 測定電源 e2 測定電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極と、 この第1の電極に対向配置される第2の電極と、 前記第1の電極と第2の電極の間、第1の電極と接地部
    との間、第2の電極と前記接地部の間の静電容量の変化
    を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする静電容
    量式検出装置。
  2. 【請求項2】 金属物体と非金属物体とが混在した状態
    で搬送経路に沿って搬送される搬送手段を備え、 前記搬送される物体群を挟むように前記第1の電極と第
    2の電極が配置されており、前記検出回路は、混在した
    物体群の中から金属物体を選別可能に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出装置。
  3. 【請求項3】 比誘電率の異なる複数の物体が混在した
    状態で搬送経路に沿って搬送される搬送手段を備え、 前記搬送される物体群を挟むように前記第1の電極と第
    2の電極が配置されており、前記検出回路は、混在した
    物体群の中から特定の比誘電率を有する物体を選別可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の静
    電容量式検出装置。
  4. 【請求項4】 建造物の出入口部の幅方向又は上下方向
    両側に前記第1の電極と第2の電極が配置されており、
    前記検出回路は、前記出入口部からの人又は物体の侵入
    を検出可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の静電容量式検出装置。
  5. 【請求項5】 エレベータ等の扉の幅方向又は上下方向
    両側に前記第1の電極と第2の電極が配置されており、
    前記検出回路は、前記扉の前の人の存在を検出可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の静電容
    量式検出装置。
  6. 【請求項6】 トイレの便座の両側の壁面に第1の電極
    と第2の電極が配置されており、前記検出回路は、前記
    便座に人が座っているか否かを検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の静電容量式検出装置。
  7. 【請求項7】 建造物内の通路の両側に前記第1の電極
    と第2の電極が配置されており、前記検出回路は、前記
    第1の電極と第2の電極の間に人が侵入してきたことを
    検出し、これにより照明の点灯又は消灯を行うようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の静
    電容量式検出装置の自己診断を行うための自己診断装置
    であって、 第1の電極と、この第1の電極に対向配置される第2の
    電極とからなる静電容量センサーと、 自己診断を行うために、前記静電容量センサーを作動さ
    せるための模擬信号を供給する模擬信号供給部と、 あらかじめ設定された幅の比較信号を出力する比較信号
    出力部と、 前記模擬信号により前記静電容量センサーから出力され
    るセンサー出力信号の幅と、前記比較信号の幅とを比較
    する比較判定部と、 前記比較の結果、前記センサー出力信号の幅が前記比較
    信号の幅よりも短い場合に、エラー信号を出力するエラ
    ー信号出力部とを備えていることを特徴とする自己診断
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014136227A1 (ja) * 2013-03-06 2014-09-12 中国電力株式会社 歪測定装置、取付装置

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