JPH0398973A - エレベータのかご内閉込め検出装置 - Google Patents
エレベータのかご内閉込め検出装置Info
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- JPH0398973A JPH0398973A JP23495489A JP23495489A JPH0398973A JP H0398973 A JPH0398973 A JP H0398973A JP 23495489 A JP23495489 A JP 23495489A JP 23495489 A JP23495489 A JP 23495489A JP H0398973 A JPH0398973 A JP H0398973A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はエレベータのかご内に乗客が閉込められたこと
を検出するかご内閉込め検出装置に関(従来の技術) エレベータの制御装置においては、エレクトロニクス化
が進むにつれて制御機能も高度化され、信頼性も格段に
向上してきている。しかし、エレベータに対する信頼性
が向上したとは言え、全てのトラブルが皆無になったわ
けではなく、エレベータのかご内に乗客が閉込められる
ような事故が特折発生することもある。
を検出するかご内閉込め検出装置に関(従来の技術) エレベータの制御装置においては、エレクトロニクス化
が進むにつれて制御機能も高度化され、信頼性も格段に
向上してきている。しかし、エレベータに対する信頼性
が向上したとは言え、全てのトラブルが皆無になったわ
けではなく、エレベータのかご内に乗客が閉込められる
ような事故が特折発生することもある。
従来、このようなかご閉込め時の対策としては乗客に非
常呼びボタン等を押してもらい、かご外部,例えば管理
人室と連絡をとることで救出にあたるようにしていた。
常呼びボタン等を押してもらい、かご外部,例えば管理
人室と連絡をとることで救出にあたるようにしていた。
しかし、この方式は管理人が常時待機していれば問題は
ないが、管理人が不在の場合には管理人室と連絡がとれ
ず、救出が遅れる場合がある。
ないが、管理人が不在の場合には管理人室と連絡がとれ
ず、救出が遅れる場合がある。
一方、最近ではエレベータが小規模住宅にまで普及して
きており、幼児一人でエレベータに乗るようなこともあ
る。このような時幼児がかご内に閉込められても幼児は
操作盤のボタン操作ができないため、長時間いわゆるか
んづめ状態になる場合もある。
きており、幼児一人でエレベータに乗るようなこともあ
る。このような時幼児がかご内に閉込められても幼児は
操作盤のボタン操作ができないため、長時間いわゆるか
んづめ状態になる場合もある。
そこで、上記のようなかご閉込め時の問題を解決するた
め、かご内に乗客がいるにも拘らずかご呼びボタン、戸
開ボタン、あるいは非常呼びボタンが全く操作されず、
戸を閉めたまま停止している状態が所定時間継続したら
異常信号を発生するかご内閉込め検出装置が考えられて
いる。
め、かご内に乗客がいるにも拘らずかご呼びボタン、戸
開ボタン、あるいは非常呼びボタンが全く操作されず、
戸を閉めたまま停止している状態が所定時間継続したら
異常信号を発生するかご内閉込め検出装置が考えられて
いる。
このかご内閉込め検出装置において、かご内の乗客の存
在を検出する手段としては乗客の荷重によってバネまた
はゴム等の弾性体を変形させることにより、リミットス
イッチを動作させて検出する手段、かごの天井部に超音
波センサを設けて乗客を検出する手段、かご内の側壁部
に光電式センサを設けて乗客を検出する手段、あるいは
高精度に荷重を検出できるロードセルを用いる手段等が
考えられる。
在を検出する手段としては乗客の荷重によってバネまた
はゴム等の弾性体を変形させることにより、リミットス
イッチを動作させて検出する手段、かごの天井部に超音
波センサを設けて乗客を検出する手段、かご内の側壁部
に光電式センサを設けて乗客を検出する手段、あるいは
高精度に荷重を検出できるロードセルを用いる手段等が
考えられる。
ここで、かご内の乗客を検出する手段として第4図にか
ご内の天上部に超音波センサを設けた例を示す。即ち、
第4図において、12はかごで、このかご12内の正面
側に存するかご扉13の側方部に操作盤14が設けられ
ている。また、かご12内の天井部には図示点線のよう
な検出エリアの超音波センサ20が設けられている。
ご内の天上部に超音波センサを設けた例を示す。即ち、
第4図において、12はかごで、このかご12内の正面
側に存するかご扉13の側方部に操作盤14が設けられ
ている。また、かご12内の天井部には図示点線のよう
な検出エリアの超音波センサ20が設けられている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、前述したような各検出手段においてはそれぞれ
次のような問題がある。
次のような問題がある。
まず、バネやゴム等の弾性体の変形によりリミットスイ
ッチを動作させて乗客の存在を検出する手段は、検出精
度が悪く、幼児一人程度の荷重では動作しない場合が多
く、かご内閉込め検出装置としての本来の機能を発揮さ
せることができない。
ッチを動作させて乗客の存在を検出する手段は、検出精
度が悪く、幼児一人程度の荷重では動作しない場合が多
く、かご内閉込め検出装置としての本来の機能を発揮さ
せることができない。
また、第4図に示すようにかご内の天上部に超音波セン
サ20を設けて乗客の存7Eを検出する手段では、超音
波センサ20の検出エリアを図示点線で示すような範囲
に制限しておかないと、側壁板やかご扉13付近の凹凸
等で誤動作してしまう。
サ20を設けて乗客の存7Eを検出する手段では、超音
波センサ20の検出エリアを図示点線で示すような範囲
に制限しておかないと、側壁板やかご扉13付近の凹凸
等で誤動作してしまう。
従って、検出角eをできるだけ狭くする必要があり、ま
た反射波を検出する関係上床面からhの高さまでが非検
出エリアとなるため、身長の低い幼児等では検出できな
いこともある。しかも乗客が着ている衣服の種類によっ
ても検出能力に差がでるという欠点がある。
た反射波を検出する関係上床面からhの高さまでが非検
出エリアとなるため、身長の低い幼児等では検出できな
いこともある。しかも乗客が着ている衣服の種類によっ
ても検出能力に差がでるという欠点がある。
さらに、かご内の側壁部に通常の光電センサを設けて乗
客の存在を検出する手段は、周知のように検出エリアが
細いビーム状であるため、広範囲で検出できるようにす
るには複数個のセンサを並設する必要があり、信頼性、
コストおよび保守等で極めて不利であり、しかも意匠的
にも美観が損なわれる。
客の存在を検出する手段は、周知のように検出エリアが
細いビーム状であるため、広範囲で検出できるようにす
るには複数個のセンサを並設する必要があり、信頼性、
コストおよび保守等で極めて不利であり、しかも意匠的
にも美観が損なわれる。
一方、ロードセルを用いて乗客の存在を検出する手段は
、金属体の歪量により荷重を検出するので、高精度であ
り、最も現実的であるが、複数個のロードセルを床下部
に設けて検出しなければならないため、荷重信号の加算
器や信号増幅用アンプ等が必要となり、構成が複雑にな
ると共に保守、調整も厄介になり、しかもコストも高価
なものとなる。
、金属体の歪量により荷重を検出するので、高精度であ
り、最も現実的であるが、複数個のロードセルを床下部
に設けて検出しなければならないため、荷重信号の加算
器や信号増幅用アンプ等が必要となり、構成が複雑にな
ると共に保守、調整も厄介になり、しかもコストも高価
なものとなる。
本発明は構或簡単、且つ安価にして高精度にかご内の乗
客の存在を検出できると共に、かご内に乗客が閉込めら
れた場合にはそのことを非常呼びボタン等の操作をしな
くても外部に確実に報知することができる信頼性の高い
エレベータのかご内閉込め検出装置を提供することを[
」的とする。
客の存在を検出できると共に、かご内に乗客が閉込めら
れた場合にはそのことを非常呼びボタン等の操作をしな
くても外部に確実に報知することができる信頼性の高い
エレベータのかご内閉込め検出装置を提供することを[
」的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、戸閉状態テ停止中の
エレベータのかご内に乗客が閉込められていることを検
出すると外部に穴常信号を出力するようにしたエレベー
タのかご内閉込め検出装置において、前記かご内の適宜
箇所に設けられ人体から発する熱線を検出する遠赤外線
センサと、この遠赤外線センサにより熱線が検出され、
且つ前記かご内で何れの操作ボタンも操作されていない
ことを条件にカウントを開始し所定時間経過するとかご
閉込め異常信号を発生する異常信号発生手段とを備えた
ものである。
エレベータのかご内に乗客が閉込められていることを検
出すると外部に穴常信号を出力するようにしたエレベー
タのかご内閉込め検出装置において、前記かご内の適宜
箇所に設けられ人体から発する熱線を検出する遠赤外線
センサと、この遠赤外線センサにより熱線が検出され、
且つ前記かご内で何れの操作ボタンも操作されていない
ことを条件にカウントを開始し所定時間経過するとかご
閉込め異常信号を発生する異常信号発生手段とを備えた
ものである。
(作 用)
このような構成のエレベータのかご内閉込め検出装置に
あっては、かご内の適宜箇所に設けられた遠赤外線セン
サにより人体から発する熱線を検出するようにしている
ので、1個のセンセでかご内全域を検出エリアとするこ
とが可能となり、乗客の身長、体重、衣服の種類、人数
に拘らず高精度にかご内の乗客の有無を検出できる。ま
た、遠赤外線センサによりかご内に乗客の存在が検出さ
れている時、戸閉状態で停止中のエレベータのかご内で
かご呼びボタン、戸開ボタンおよび非常呼びボタン等の
何れの操作ボタンも操作されていない時間が所定時間継
続するとかご内に乗客が閉込められているものと判定し
て外部に異常信号が出力されるので、幼児一人がかご内
に閉込められているような場合でもそのことを確実に外
部に報知することができる。
あっては、かご内の適宜箇所に設けられた遠赤外線セン
サにより人体から発する熱線を検出するようにしている
ので、1個のセンセでかご内全域を検出エリアとするこ
とが可能となり、乗客の身長、体重、衣服の種類、人数
に拘らず高精度にかご内の乗客の有無を検出できる。ま
た、遠赤外線センサによりかご内に乗客の存在が検出さ
れている時、戸閉状態で停止中のエレベータのかご内で
かご呼びボタン、戸開ボタンおよび非常呼びボタン等の
何れの操作ボタンも操作されていない時間が所定時間継
続するとかご内に乗客が閉込められているものと判定し
て外部に異常信号が出力されるので、幼児一人がかご内
に閉込められているような場合でもそのことを確実に外
部に報知することができる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a),(b)は本発明によるエレベータのかご
内閉込め検出装置の一実施例における遠赤外線センサの
取付け状態をそれぞれ示すもので、(a)は乗場背面か
ら見た図、(b)は側面図である。第1図(a),(b
)において、かご12内の天上部に遠赤外線センサ10
が検出面を下方に向けて取付けられる。この遠赤外線セ
ンサ10は一般的に焦電形遠赤外線センサと呼ばれるも
ので、これは人体から放射される10μ一前後の遠赤外
線を集光して焦電素子に当てると温度上昇によって電荷
を誘起し、この電荷を検出信号として取出すようにした
ものである。また、かご12の天井外部にはこの遠赤外
線センサ10の出力信号を処理して検出信号を出力する
制御器11が取付けられる。なお、13はかご扉、14
は操作盤である。
内閉込め検出装置の一実施例における遠赤外線センサの
取付け状態をそれぞれ示すもので、(a)は乗場背面か
ら見た図、(b)は側面図である。第1図(a),(b
)において、かご12内の天上部に遠赤外線センサ10
が検出面を下方に向けて取付けられる。この遠赤外線セ
ンサ10は一般的に焦電形遠赤外線センサと呼ばれるも
ので、これは人体から放射される10μ一前後の遠赤外
線を集光して焦電素子に当てると温度上昇によって電荷
を誘起し、この電荷を検出信号として取出すようにした
ものである。また、かご12の天井外部にはこの遠赤外
線センサ10の出力信号を処理して検出信号を出力する
制御器11が取付けられる。なお、13はかご扉、14
は操作盤である。
第2図はエレベータのかご内閉込め検出装置の構戊例を
示す回路図ある。第2図において、P,Nは制御電源母
線であり、この電源母線P,N間に前述した遠赤外線セ
ンサ10の出力信号を処理する制御器11と乗客検出リ
レー15とを直列にして接続される。この乗客検出リレ
ー15は制御器11より検出信号が出力されると動作す
るものである。また、電源母線P,N間にはエレベータ
が運転されているとき動作する図示しない走行リレーの
常閉接点16b,かご扉13が閉じると動作する図示し
ない戸閉リレーの常開接点17a,前記乗客検出リレー
15の常開接点15a,ボタン操作検出リレーの常閉接
点18bおよび閉込め検出タイマ1つが直列に接続され
る。ボタン操作検出リレーは図示していないが、かご呼
びボタン、戸開ボタン、非常呼びボタンの何れかが操作
されると動作するものである。
示す回路図ある。第2図において、P,Nは制御電源母
線であり、この電源母線P,N間に前述した遠赤外線セ
ンサ10の出力信号を処理する制御器11と乗客検出リ
レー15とを直列にして接続される。この乗客検出リレ
ー15は制御器11より検出信号が出力されると動作す
るものである。また、電源母線P,N間にはエレベータ
が運転されているとき動作する図示しない走行リレーの
常閉接点16b,かご扉13が閉じると動作する図示し
ない戸閉リレーの常開接点17a,前記乗客検出リレー
15の常開接点15a,ボタン操作検出リレーの常閉接
点18bおよび閉込め検出タイマ1つが直列に接続され
る。ボタン操作検出リレーは図示していないが、かご呼
びボタン、戸開ボタン、非常呼びボタンの何れかが操作
されると動作するものである。
一方、19aは出力回路に設けられた閉込め検出タイマ
19の出力接点で、閉込め検出タイマ19が励磁され所
定時間経過すると、出力接点19aの閉路により外部に
異常信号が出力されるようになっている。
19の出力接点で、閉込め検出タイマ19が励磁され所
定時間経過すると、出力接点19aの閉路により外部に
異常信号が出力されるようになっている。
次にこのように構成されたエレベータのかご内閉込め検
出装置の作用を説明するに、ここでは第1図に示すよう
にかご12内に幼児が閉込められた場合を例にして述べ
る。
出装置の作用を説明するに、ここでは第1図に示すよう
にかご12内に幼児が閉込められた場合を例にして述べ
る。
かご]2の天井部に設けられた遠赤外線センサ10によ
り人体より放射される熱線が検出されるとその出力信号
は制御器11に送られる。この制御器11では遠赤外線
センサ10の出力信号を処理し検出エリア内で所定の入
力があれば検出信号を出力する。この場合、遠赤外線セ
ンサ10の検出エリアは第1図に点線で示すようにel
+82なる角度であり、立体的には四角錘状になってい
るので、かご内の乗客はほぼ完全に検出できる。
り人体より放射される熱線が検出されるとその出力信号
は制御器11に送られる。この制御器11では遠赤外線
センサ10の出力信号を処理し検出エリア内で所定の入
力があれば検出信号を出力する。この場合、遠赤外線セ
ンサ10の検出エリアは第1図に点線で示すようにel
+82なる角度であり、立体的には四角錘状になってい
るので、かご内の乗客はほぼ完全に検出できる。
制御器11より検出信号が出力されると乗客検出リレー
15の動作により、常開接点15aが閉路する。いま、
エレベータが停止していてかご扉13が閉じたままの状
態にあり、しかも操作盤14のかご呼びボタン、戸開ボ
タン、非常呼びボタンの何れも操作されていないと常閉
接点16b118bおよび常開接点17aは全て閉じた
状態にある。従って、閉込め検出タイマ1つは電源母線
P,Hに各接点を通して通電路が形成され、励磁される
。そして、この閉込め検出タイマ1つはカウントを開始
し、所定時間,例えば30秒経過すると動作し、その出
力接点19aが閉じる。これにより、出力回路より異常
信号がエレベータ外部の例えば管理人室あるいは保守会
社等へ出力される。
15の動作により、常開接点15aが閉路する。いま、
エレベータが停止していてかご扉13が閉じたままの状
態にあり、しかも操作盤14のかご呼びボタン、戸開ボ
タン、非常呼びボタンの何れも操作されていないと常閉
接点16b118bおよび常開接点17aは全て閉じた
状態にある。従って、閉込め検出タイマ1つは電源母線
P,Hに各接点を通して通電路が形成され、励磁される
。そして、この閉込め検出タイマ1つはカウントを開始
し、所定時間,例えば30秒経過すると動作し、その出
力接点19aが閉じる。これにより、出力回路より異常
信号がエレベータ外部の例えば管理人室あるいは保守会
社等へ出力される。
このように本実施例では人体から放射する熱線を検出す
る遠赤外線センサ10をかご12内の天上部に取付けて
いるので、かご内全域を検出エリアとすることができ、
乗客の身長、体重、姿勢、衣服の種類、位置、人数に拘
らず、高精度にかご内の乗客の存在を検出することがで
きる。つまり、第4図に示すように超音波センサ20に
よりかご内の乗客の存在を検出する場合には図示点線の
ような検出エリアを制限する必要があったが、遠赤外線
センサ10の場合にはセンサ自体からエネルギを放出せ
ず、人体から放射されるエネルギを検出するので、反射
等の影響を考慮する必要がなく、かご内に設けられるセ
ンサとしては好適である。
る遠赤外線センサ10をかご12内の天上部に取付けて
いるので、かご内全域を検出エリアとすることができ、
乗客の身長、体重、姿勢、衣服の種類、位置、人数に拘
らず、高精度にかご内の乗客の存在を検出することがで
きる。つまり、第4図に示すように超音波センサ20に
よりかご内の乗客の存在を検出する場合には図示点線の
ような検出エリアを制限する必要があったが、遠赤外線
センサ10の場合にはセンサ自体からエネルギを放出せ
ず、人体から放射されるエネルギを検出するので、反射
等の影響を考慮する必要がなく、かご内に設けられるセ
ンサとしては好適である。
また、エレベータの故障によりかごが停止しても戸閉し
たままの状態、つまりかご内閉込め状態になった場合に
操作盤の各ボタンの操作ができなくてもかご内に乗客が
いることが検出されてから所定時間経過すれば、自動的
に叉常信号を外部に出力されるので、幼児等のように身
長が低いためボタン操作ができなかったり、身障者や老
人等ボタン操作がうまくできなかったり、あるいは停電
等でかご内が暗くなりボタン操作ができないような場合
でも、いわゆるかんづめ状態を確実に外部に報知するこ
とができる。
たままの状態、つまりかご内閉込め状態になった場合に
操作盤の各ボタンの操作ができなくてもかご内に乗客が
いることが検出されてから所定時間経過すれば、自動的
に叉常信号を外部に出力されるので、幼児等のように身
長が低いためボタン操作ができなかったり、身障者や老
人等ボタン操作がうまくできなかったり、あるいは停電
等でかご内が暗くなりボタン操作ができないような場合
でも、いわゆるかんづめ状態を確実に外部に報知するこ
とができる。
なお、上記実施例では遠赤外線センサ10をかご12内
の天上部に取付ける場合について述べたが、照明器具等
が邪魔になるような場合には第3図に示すようにかご1
2内の背部壁面に遠赤外線センサ10を取付けるように
してもよい。また、かご12内の背部壁面に限らず、側
壁面部や正面あるいは操作盤面等に遠赤外線センサ10
を取付けるようにしてもよい。さらに、上記実施例では
1個の遠赤外線センサ10を設ける場合について示した
が、大形かご等のように検出範囲が店いかごに対しては
複数個の遠赤外線センサ10を設けるようにしてもよい
。
の天上部に取付ける場合について述べたが、照明器具等
が邪魔になるような場合には第3図に示すようにかご1
2内の背部壁面に遠赤外線センサ10を取付けるように
してもよい。また、かご12内の背部壁面に限らず、側
壁面部や正面あるいは操作盤面等に遠赤外線センサ10
を取付けるようにしてもよい。さらに、上記実施例では
1個の遠赤外線センサ10を設ける場合について示した
が、大形かご等のように検出範囲が店いかごに対しては
複数個の遠赤外線センサ10を設けるようにしてもよい
。
また、上記実施例では異常信号発生手段をリレ−シーケ
ンスにより構成したが、論理回路で構成して前述と同様
な機能を持たせるようにしてもよい。
ンスにより構成したが、論理回路で構成して前述と同様
な機能を持たせるようにしてもよい。
[発明の効果]
以上のべたように本発明によれば、かご内の適宜箇所に
設けられた遠赤外線センサにより人体より放射される熱
線を検出するようにしたので、構成簡単、且つ安価にし
て高精度にかご内の乗客の存在を検出できると共に、か
ご内に乗客が閉込められた場合にはそのことを非常呼び
ボタン等のボタン操作をしなくても外部に確実に報知す
ることができる信頼性の高いエレベータのかご内閉込め
検出装置を提供できる。
設けられた遠赤外線センサにより人体より放射される熱
線を検出するようにしたので、構成簡単、且つ安価にし
て高精度にかご内の乗客の存在を検出できると共に、か
ご内に乗客が閉込められた場合にはそのことを非常呼び
ボタン等のボタン操作をしなくても外部に確実に報知す
ることができる信頼性の高いエレベータのかご内閉込め
検出装置を提供できる。
第1図(a).(b)は本発明によるエレベータのかご
内閉込め検出装置一実施例における遠赤外線センサの取
付け状態をそれぞれ示し、(a)は乗場背面から見た図
、(b)は側面図、第2図は同実施例の回路図、第3図
は本発明の他の実施例における遠赤外線センサの取付け
状態を示すかご内の側面図、第4図は従来の乗客検出手
段の一例を示すかご内を乗場背面から見た図である。 10,・・遠赤外線センサ、11・・・制御器、12・
・・かご、13・・・かご扉、14・・・操作盤、15
・・・乗客検出リレー 15a・・・乗客検出リレーの
常開接点、16b・・・走行リレーの常閉接点、17a
・・・戸閉リレーの常開接点、18b・・・ボタン操作
検出リレーの常閉接点、19・・・閉込め検出タイマ、
19a・・・閉込め検出タイマの出力接点。
内閉込め検出装置一実施例における遠赤外線センサの取
付け状態をそれぞれ示し、(a)は乗場背面から見た図
、(b)は側面図、第2図は同実施例の回路図、第3図
は本発明の他の実施例における遠赤外線センサの取付け
状態を示すかご内の側面図、第4図は従来の乗客検出手
段の一例を示すかご内を乗場背面から見た図である。 10,・・遠赤外線センサ、11・・・制御器、12・
・・かご、13・・・かご扉、14・・・操作盤、15
・・・乗客検出リレー 15a・・・乗客検出リレーの
常開接点、16b・・・走行リレーの常閉接点、17a
・・・戸閉リレーの常開接点、18b・・・ボタン操作
検出リレーの常閉接点、19・・・閉込め検出タイマ、
19a・・・閉込め検出タイマの出力接点。
Claims (1)
- 戸閉状態で停止中のエレベータのかご内に乗客が閉込め
られていることを検出すると外部に異常信号を出力する
ようにしたエレベータのかご内閉込め検出装置において
、前記かご内の適宜箇所に設けられ人体から発する熱線
を検出する遠赤外線センサと、この遠赤外線センサによ
り熱線が検出され、且つ前記かご内で何れの操作ボタン
も操作されていないことを条件にカウントを開始し所定
時間経過するとかご閉込め異常信号を発生する異常信号
発生手段とを備えたことを特徴するエレベータのかご内
閉込め検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23495489A JPH0398973A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | エレベータのかご内閉込め検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23495489A JPH0398973A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | エレベータのかご内閉込め検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398973A true JPH0398973A (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=16978865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23495489A Pending JPH0398973A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | エレベータのかご内閉込め検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0398973A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085414A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Kurimoto Ltd | モルタルライニング管の製造方法 |
CN104386549A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-03-04 | 郭玉 | 一种电梯停层取消节能控制装置 |
CN107000984A (zh) * | 2014-11-21 | 2017-08-01 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP23495489A patent/JPH0398973A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085414A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Kurimoto Ltd | モルタルライニング管の製造方法 |
CN104386549A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-03-04 | 郭玉 | 一种电梯停层取消节能控制装置 |
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