JPH0210479B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210479B2 JPH0210479B2 JP57205003A JP20500382A JPH0210479B2 JP H0210479 B2 JPH0210479 B2 JP H0210479B2 JP 57205003 A JP57205003 A JP 57205003A JP 20500382 A JP20500382 A JP 20500382A JP H0210479 B2 JPH0210479 B2 JP H0210479B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- car
- elevator
- passenger
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 47
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 13
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エレベータの防犯装置の改良に関
するものである。
するものである。
最近、エレベータ内での犯罪が多発し、社会問
題となつている。犯罪を誘発する原因は多々あげ
られるが、何といつても犯罪を検知する適当なセ
ンサがないことにある。すなわち犯罪がエレベー
タ内で行われる理由は、エレベータが公共の乗物
であるにもかかわらず密室となり犯罪が第三者に
発見されにくいことにある。
題となつている。犯罪を誘発する原因は多々あげ
られるが、何といつても犯罪を検知する適当なセ
ンサがないことにある。すなわち犯罪がエレベー
タ内で行われる理由は、エレベータが公共の乗物
であるにもかかわらず密室となり犯罪が第三者に
発見されにくいことにある。
この防止策として、例えば日本エレベータ協会
で定められた「共同住宅ビル用エレベータ防犯対
策標準」がある。この共同住宅ビル用エレベータ
防犯対策標準(以下防犯対策標準という)には、
かご戸および乗場戸にガラス窓を設けたり、各階
ごとにかごを停止させる各階強制停止運転をさせ
たりしてかご内を外部から目視しやすくすること
が規定されている。さらにまた、エレベータにお
ける犯罪はかご内という限定された場所で行われ
るため、一般の犯罪に比べて事後の逃走が制約さ
れるものである。このため犯人がまだかご内にい
る間に関係者に通報できれば、現行犯として逮捕
することもでき、犯罪の再発防止上極めて有効と
なる。このような目的のために防犯対策標準には
かご内に警報器用の押しボタンスイツチを設ける
ことも定められている。
で定められた「共同住宅ビル用エレベータ防犯対
策標準」がある。この共同住宅ビル用エレベータ
防犯対策標準(以下防犯対策標準という)には、
かご戸および乗場戸にガラス窓を設けたり、各階
ごとにかごを停止させる各階強制停止運転をさせ
たりしてかご内を外部から目視しやすくすること
が規定されている。さらにまた、エレベータにお
ける犯罪はかご内という限定された場所で行われ
るため、一般の犯罪に比べて事後の逃走が制約さ
れるものである。このため犯人がまだかご内にい
る間に関係者に通報できれば、現行犯として逮捕
することもでき、犯罪の再発防止上極めて有効と
なる。このような目的のために防犯対策標準には
かご内に警報器用の押しボタンスイツチを設ける
ことも定められている。
しかし深夜では人目がとだえがちなため、かご
内が目視しやすいように構成されていても防犯効
果はあまり期待できなかつた。また、実際に犯罪
行為が行なわれている時は乗客は行動の自由を奪
われていたり、恐怖にさらされていたりするので
かご内に警報器用の押しボタンスイツチが設けら
れていても犯行中は操作することができず、犯人
が逃走後にはじめて操作されるにすぎなかつた。
このため防犯対策標準がエレベータに採用されて
いたとしても犯罪の発生を防止することに多くの
効果を期待できないという欠点があつた。
内が目視しやすいように構成されていても防犯効
果はあまり期待できなかつた。また、実際に犯罪
行為が行なわれている時は乗客は行動の自由を奪
われていたり、恐怖にさらされていたりするので
かご内に警報器用の押しボタンスイツチが設けら
れていても犯行中は操作することができず、犯人
が逃走後にはじめて操作されるにすぎなかつた。
このため防犯対策標準がエレベータに採用されて
いたとしても犯罪の発生を防止することに多くの
効果を期待できないという欠点があつた。
そこで最近は上記の点にかんがみて、次のよう
な防犯装置が考えられている。すなわち、乗客が
操作しない限り自動的に空中伝播信号を発し続け
る携帯用送信器を乗客に持たせておき、かごまた
は乗場に設けられた受信器で上記空中伝播信号を
受信し、この受信した信号が所定時間以上発し続
けられていると乗客の挙動が異常であると判定
し、警報装置や最寄階停止運転等の制御装置を作
動させるようにしたエレベータの防犯装置であ
る。以下第1図〜第5図によつてこの防犯装置の
一例を説明する。
な防犯装置が考えられている。すなわち、乗客が
操作しない限り自動的に空中伝播信号を発し続け
る携帯用送信器を乗客に持たせておき、かごまた
は乗場に設けられた受信器で上記空中伝播信号を
受信し、この受信した信号が所定時間以上発し続
けられていると乗客の挙動が異常であると判定
し、警報装置や最寄階停止運転等の制御装置を作
動させるようにしたエレベータの防犯装置であ
る。以下第1図〜第5図によつてこの防犯装置の
一例を説明する。
第1図において、1はエレベータのかごに乗つ
た乗客のポケツトなどに秘密状態で携帯される押
釦で、衣服上から押しても容易に操作し開放でき
る構造のものである。2は送信器で、前記押釦1
の操作によつて開放される回路に接続された制御
電源と、この制御電源によつて作動される発振器
2bと、この発振器2bの信号を所定の大きさま
で増幅する増幅器2cとこの増幅器2cの信号を
空中伝播信号2eに変換させる送信アンテナ2d
からなつている。3はかご上に設けられた受信器
で、前記空中伝播2eを受信する受信アンテナ3
a(受信アンテナ3aは空中伝播信号2eを受信
しやすいようにかご内天井に設けられる)と、こ
の受信アンテナ3aの信号を所定の倍数の大きさ
に増幅する増幅器3bと、この増幅器3bから送
信器2による所定値以上の大きさ(送信器2が少
なくともかご内にあるとき検出可能な大きさ)の
信号を検出し検出信号3dを出力する検出器3c
とからなつている。4はかご内乗客の挙動の異常
を判定するための異常検出装置で、異常を検出す
ると異常信号4bを“H”にして出力し、リセツ
ト釦4aが押されると異常信号4bを“L”に復
帰させる。5はビル管理室(図示せず)に設けら
れ、異常検出装置4によつて作動されるベルから
なる警報装置、6は前記異常検出装置4によつて
作動されてかごを最寄階に停止させるエレベータ
運転装置である。
た乗客のポケツトなどに秘密状態で携帯される押
釦で、衣服上から押しても容易に操作し開放でき
る構造のものである。2は送信器で、前記押釦1
の操作によつて開放される回路に接続された制御
電源と、この制御電源によつて作動される発振器
2bと、この発振器2bの信号を所定の大きさま
で増幅する増幅器2cとこの増幅器2cの信号を
空中伝播信号2eに変換させる送信アンテナ2d
からなつている。3はかご上に設けられた受信器
で、前記空中伝播2eを受信する受信アンテナ3
a(受信アンテナ3aは空中伝播信号2eを受信
しやすいようにかご内天井に設けられる)と、こ
の受信アンテナ3aの信号を所定の倍数の大きさ
に増幅する増幅器3bと、この増幅器3bから送
信器2による所定値以上の大きさ(送信器2が少
なくともかご内にあるとき検出可能な大きさ)の
信号を検出し検出信号3dを出力する検出器3c
とからなつている。4はかご内乗客の挙動の異常
を判定するための異常検出装置で、異常を検出す
ると異常信号4bを“H”にして出力し、リセツ
ト釦4aが押されると異常信号4bを“L”に復
帰させる。5はビル管理室(図示せず)に設けら
れ、異常検出装置4によつて作動されるベルから
なる警報装置、6は前記異常検出装置4によつて
作動されてかごを最寄階に停止させるエレベータ
運転装置である。
第2図は前記異常検出装置4の詳細を示す回路
図で、図中、4aaは前記リセツト釦4aが押さ
れると“H”になるリセツト信号、4cはNOT
ゲート、4dはI点に“H”の信号が入力されて
いる間の時間を計数し出力するタイマで、R点に
“H”の信号が入力されるとその内容を零にリセ
ツトして出力する。4eは一定値T(=10秒)を
表わす信号、4fはX点の入力信号≧Y点の入力
信号のときのみZ点の出力信号を“H”とする比
較器、4gはフリツプフロツプからなるメモリ
で、前記R点に“H”の信号が入力されるとその
内容を“L”にリセツトする。
図で、図中、4aaは前記リセツト釦4aが押さ
れると“H”になるリセツト信号、4cはNOT
ゲート、4dはI点に“H”の信号が入力されて
いる間の時間を計数し出力するタイマで、R点に
“H”の信号が入力されるとその内容を零にリセ
ツトして出力する。4eは一定値T(=10秒)を
表わす信号、4fはX点の入力信号≧Y点の入力
信号のときのみZ点の出力信号を“H”とする比
較器、4gはフリツプフロツプからなるメモリ
で、前記R点に“H”の信号が入力されるとその
内容を“L”にリセツトする。
第3図は1〜5階まで運転されるエレベータ運
転装置6の詳細を示す回路図である。(+),(−)
は制御電源、31,32は前記異常検出装置4が
作動したとき閉成する常開接点、61〜65はそ
れぞれ1階〜5階の上下所定範囲にかごがあると
き閉成される位置スイツチ、71〜75はそれぞ
れ1階〜5階の呼びが登録されたとき閉成する呼
び接点、80はかごが所定階の手前減速距離相当
まで近づいたとき瞬時閉成する停止決定接点、9
0はかご昇降運転されているとき閉成され続ける
走行リレー接点、100は付勢されるかごを減速
停止させる停止決定リレー、100a,100b
はその常開接点、110はかごが階の近くに停止
して戸を開いても危険のない位置にあるとき閉成
されるドアゾーンスイツチ、111は人の乗降の
ために所定時間閉成されて戸を開き続ける戸開放
リレー接点、120は付勢されることにより戸を
開く戸開リレー、120aはその常開接点であ
る。
転装置6の詳細を示す回路図である。(+),(−)
は制御電源、31,32は前記異常検出装置4が
作動したとき閉成する常開接点、61〜65はそ
れぞれ1階〜5階の上下所定範囲にかごがあると
き閉成される位置スイツチ、71〜75はそれぞ
れ1階〜5階の呼びが登録されたとき閉成する呼
び接点、80はかごが所定階の手前減速距離相当
まで近づいたとき瞬時閉成する停止決定接点、9
0はかご昇降運転されているとき閉成され続ける
走行リレー接点、100は付勢されるかごを減速
停止させる停止決定リレー、100a,100b
はその常開接点、110はかごが階の近くに停止
して戸を開いても危険のない位置にあるとき閉成
されるドアゾーンスイツチ、111は人の乗降の
ために所定時間閉成されて戸を開き続ける戸開放
リレー接点、120は付勢されることにより戸を
開く戸開リレー、120aはその常開接点であ
る。
上記のとおり構成されたエレベータの防犯装置
において、常時は押釦1が押されることはないの
で、送信器2は発振器2bの信号を増幅器2cお
よび送信アンテナ2dを経て空中伝播信号2eと
して発し続けている。上記送信器2を携帯した乗
客が乗場でかごの到着を待つている間は、受信器
3は所定の大きさの空中伝播信号2eを受信でき
ないほど遠く、送信器2から離れているので受信
器3は作動せず検出信号3dは“L”のままであ
る。従つて異常検出装置4も作動せず、異常信号
4bは“L”となつている。かごが乗場に到着し
て戸開し乗客がかご内に乗り込むと受信器3は受
信アンテナ3a、増幅器3bおよび検波器3cを
経て所定値以上の大きさの空中伝播信号2eを受
信することが可能になる。従つて、検出信号3d
は第4図に示すように“H”となる。異常検出装
置4ではタイマ4dによつて検出信号3dが
“H”になつてからの継続時間t1〜t5が各々計数
される。乗客によつて押釦1が押されると、その
間は発振器2bおよび増幅器2cは制御電源から
開放されるため空中伝播信号2eは発せられず、
第4図に示すように押釦1が押されている間は検
出信号3dは“L”となり、そのたびにタイマ4
dの内容は零秒にリセツトされる。乗客は通常か
ごに乗車すると一定時間T(=10秒)より短い周
期で押釦1を押すようにしているのでタイマ4d
によつて計数された検出信号3dの継続時間t1〜
t5はいずれも一定時間Tよりも短く、比較器4f
の出力は“L”のままで“H”になることはな
い。従つて異常信号4bは“L”のままで警報装
置5も作動せず、また、異常信号4bが“H”に
なつたとき開成する常開接点31,32も開放さ
れたままであるのでかごが最寄階に停止すること
もない。かごが目的階に到着し乗客がかごから降
車すると再び受信器3は所定値以上の大きさの空
中伝播信号2eを受信できなくなるため検出信号
3dは第4図に示すように“H”から“L”にな
る。
において、常時は押釦1が押されることはないの
で、送信器2は発振器2bの信号を増幅器2cお
よび送信アンテナ2dを経て空中伝播信号2eと
して発し続けている。上記送信器2を携帯した乗
客が乗場でかごの到着を待つている間は、受信器
3は所定の大きさの空中伝播信号2eを受信でき
ないほど遠く、送信器2から離れているので受信
器3は作動せず検出信号3dは“L”のままであ
る。従つて異常検出装置4も作動せず、異常信号
4bは“L”となつている。かごが乗場に到着し
て戸開し乗客がかご内に乗り込むと受信器3は受
信アンテナ3a、増幅器3bおよび検波器3cを
経て所定値以上の大きさの空中伝播信号2eを受
信することが可能になる。従つて、検出信号3d
は第4図に示すように“H”となる。異常検出装
置4ではタイマ4dによつて検出信号3dが
“H”になつてからの継続時間t1〜t5が各々計数
される。乗客によつて押釦1が押されると、その
間は発振器2bおよび増幅器2cは制御電源から
開放されるため空中伝播信号2eは発せられず、
第4図に示すように押釦1が押されている間は検
出信号3dは“L”となり、そのたびにタイマ4
dの内容は零秒にリセツトされる。乗客は通常か
ごに乗車すると一定時間T(=10秒)より短い周
期で押釦1を押すようにしているのでタイマ4d
によつて計数された検出信号3dの継続時間t1〜
t5はいずれも一定時間Tよりも短く、比較器4f
の出力は“L”のままで“H”になることはな
い。従つて異常信号4bは“L”のままで警報装
置5も作動せず、また、異常信号4bが“H”に
なつたとき開成する常開接点31,32も開放さ
れたままであるのでかごが最寄階に停止すること
もない。かごが目的階に到着し乗客がかごから降
車すると再び受信器3は所定値以上の大きさの空
中伝播信号2eを受信できなくなるため検出信号
3dは第4図に示すように“H”から“L”にな
る。
次に乗客がかご内で犯罪にあつた場合について
述べる。犯罪が発生すると乗客は押釦1を一定時
間T以内に押すという操作を中止する。このよう
な挙動は極めて自然であり犯人に変に気づかれる
ものではない。このようにして送信器2の空中伝
播信号2eは連続的に発し続けられることになり
検出信号3dの継続時間(タイマ4dの出力)が
一定時間T(=10秒)に達したとき比較器4fの
出力は“H”となつてメモリ4gの内容は“H”
にセツトされ、第5図に示すように異常信号4b
も“H”となる。このようにして異常検出装置4
が作動されると警報装置5が作動し乗客が犯罪に
あつたことを管理人に通報する。また、異常信号
4bが“H”となつたため常開接点31が閉成さ
れ、さらに最寄階よりも減速距離相当手前までか
ごが来ると停止決定接点80が閉成される。この
ため停止決定リレー100が制御電源(+)―常
開接点31―停止決定接点80―停止決定リレー
100―制御電源(−)の回路で付勢されさらに
走行リレー接点90が閉成されているので自己保
持される。停止決定リレー100が付勢されると
周知の減速装置(図示せず)によつてかごは減速
され停止される。途中ドアゾーンスイツチ110
の閉成によつて戸開リレー120が制御電源
(+)―常開接点100b―ドアゾーンスイツチ
110―戸開リレー120制御電源(−)の回路
で付勢され、さらに制御電源(+)―常開接点1
20a―戸開リレー接点111または常開接点3
2―戸開リレー120―制御電源(−)の回路で
自己保持する。この戸開リレー120の付勢によ
つて戸が開く。かごが停止すると走行リレー接点
90が開放されるので停止決定リレー100は消
勢されその常開接点100bが開放される。ま
た、戸開放リレー接点111も戸開後所定時間が
経過すると開放される。しかし常開接点32が閉
成されているので戸開リレー120は付勢され続
ける。その後リセツト釦4aを押すことによりリ
セツト信号4aaは“H”となりメモリ4gの内
容は“L”にリセツトされて異常信号4bは
“L”に復帰し、警報装置5が停止するとともに
常開接点32が開放されることにより戸開リレー
120が消勢され戸を閉じる。以後エレベータ運
転装置6は通常の状態に復帰する。
述べる。犯罪が発生すると乗客は押釦1を一定時
間T以内に押すという操作を中止する。このよう
な挙動は極めて自然であり犯人に変に気づかれる
ものではない。このようにして送信器2の空中伝
播信号2eは連続的に発し続けられることになり
検出信号3dの継続時間(タイマ4dの出力)が
一定時間T(=10秒)に達したとき比較器4fの
出力は“H”となつてメモリ4gの内容は“H”
にセツトされ、第5図に示すように異常信号4b
も“H”となる。このようにして異常検出装置4
が作動されると警報装置5が作動し乗客が犯罪に
あつたことを管理人に通報する。また、異常信号
4bが“H”となつたため常開接点31が閉成さ
れ、さらに最寄階よりも減速距離相当手前までか
ごが来ると停止決定接点80が閉成される。この
ため停止決定リレー100が制御電源(+)―常
開接点31―停止決定接点80―停止決定リレー
100―制御電源(−)の回路で付勢されさらに
走行リレー接点90が閉成されているので自己保
持される。停止決定リレー100が付勢されると
周知の減速装置(図示せず)によつてかごは減速
され停止される。途中ドアゾーンスイツチ110
の閉成によつて戸開リレー120が制御電源
(+)―常開接点100b―ドアゾーンスイツチ
110―戸開リレー120制御電源(−)の回路
で付勢され、さらに制御電源(+)―常開接点1
20a―戸開リレー接点111または常開接点3
2―戸開リレー120―制御電源(−)の回路で
自己保持する。この戸開リレー120の付勢によ
つて戸が開く。かごが停止すると走行リレー接点
90が開放されるので停止決定リレー100は消
勢されその常開接点100bが開放される。ま
た、戸開放リレー接点111も戸開後所定時間が
経過すると開放される。しかし常開接点32が閉
成されているので戸開リレー120は付勢され続
ける。その後リセツト釦4aを押すことによりリ
セツト信号4aaは“H”となりメモリ4gの内
容は“L”にリセツトされて異常信号4bは
“L”に復帰し、警報装置5が停止するとともに
常開接点32が開放されることにより戸開リレー
120が消勢され戸を閉じる。以後エレベータ運
転装置6は通常の状態に復帰する。
このようにして上記従来の防犯装置では犯罪発
生時、被害者が恐怖で金縛り状態になつたり、犯
人の身体の自由を束縛された場合でも犯人に気づ
かれることなく異常を管理人に通報できるととも
にかごを最寄階に停止させるようにしたので、場
合によつては犯人の束縛から逃げる機会が大きく
なるものである。
生時、被害者が恐怖で金縛り状態になつたり、犯
人の身体の自由を束縛された場合でも犯人に気づ
かれることなく異常を管理人に通報できるととも
にかごを最寄階に停止させるようにしたので、場
合によつては犯人の束縛から逃げる機会が大きく
なるものである。
しかしながら上記防犯装置は同伴者がいる場合
や昼間のエレベータ利用客が多い場合のようにほ
とんど犯罪が発生する可能性がない場合でも携帯
用の送信器2の押釦1を定期的に押さなければな
らないというわずらわしさがあり、また、このわ
ずらわしさのために押釦1を押し忘れると誤つて
異常を検出するなどの不具合が発生する欠点があ
つた。
や昼間のエレベータ利用客が多い場合のようにほ
とんど犯罪が発生する可能性がない場合でも携帯
用の送信器2の押釦1を定期的に押さなければな
らないというわずらわしさがあり、また、このわ
ずらわしさのために押釦1を押し忘れると誤つて
異常を検出するなどの不具合が発生する欠点があ
つた。
この発明は、上述の点にかんがみてなされたも
ので、犯罪発生の可能性がほとんどないと考えら
れるときには乗客の挙動の異常を検出しないよう
にして、警報や最寄階停止等の防犯制御装置が誤
つて作動することのない使いやすいエレベータの
防犯装置を提供することを目的とする。
ので、犯罪発生の可能性がほとんどないと考えら
れるときには乗客の挙動の異常を検出しないよう
にして、警報や最寄階停止等の防犯制御装置が誤
つて作動することのない使いやすいエレベータの
防犯装置を提供することを目的とする。
以下、第6図〜第8図によつてこの発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
第6図および第7図において、図中、第1図,
第2図と同一符号を付した部分は同一部分を示
す。7はかご内に設けられた押釦、7aは前記押
釦7が押されたとき“H”となる防犯運転釦信
号、8は時計で、8aは前記時計8の出力信号
で、あらかじめ設定した時間帯(例えば0時〜8
時または20時〜24時)になつたとき“H”となる
時間帯信号、9はかご床に設けられた秤装置から
なる交通量検出装置、9aは前記交通量検出装置
9の出力でかご内乗客数をかごの定格容量(20人
乗り1300Kg)に対する重量%で表わした秤信号、
10はかごに設けられ乗客に防犯運転が有効であ
る旨を示らせる表示灯、4hは乗客の挙動の異常
検出が有効なとき“H”となる異常検出有効信
号、4iは前記メモリ4gと同様の機能をもつメ
モリ、4jは前記タイマ4dと同じ機能をもつタ
イマ、4kおよび4lは前記比較器4fと同様の
機能をもつ比較器、4mはORゲート、4nおよ
び4pはANDゲート、4qは定格容量(20人乗
り1300Kg)に対してかご内乗客数が所定人数(例
えば3人)に相当する重量(例えば15%)を表わ
す一定値信号であり、かごの定格容量に応じてあ
らかじめ設定されるものである。4rは所定時間
T1(=20秒)を表わす一定値信号である。
第2図と同一符号を付した部分は同一部分を示
す。7はかご内に設けられた押釦、7aは前記押
釦7が押されたとき“H”となる防犯運転釦信
号、8は時計で、8aは前記時計8の出力信号
で、あらかじめ設定した時間帯(例えば0時〜8
時または20時〜24時)になつたとき“H”となる
時間帯信号、9はかご床に設けられた秤装置から
なる交通量検出装置、9aは前記交通量検出装置
9の出力でかご内乗客数をかごの定格容量(20人
乗り1300Kg)に対する重量%で表わした秤信号、
10はかごに設けられ乗客に防犯運転が有効であ
る旨を示らせる表示灯、4hは乗客の挙動の異常
検出が有効なとき“H”となる異常検出有効信
号、4iは前記メモリ4gと同様の機能をもつメ
モリ、4jは前記タイマ4dと同じ機能をもつタ
イマ、4kおよび4lは前記比較器4fと同様の
機能をもつ比較器、4mはORゲート、4nおよ
び4pはANDゲート、4qは定格容量(20人乗
り1300Kg)に対してかご内乗客数が所定人数(例
えば3人)に相当する重量(例えば15%)を表わ
す一定値信号であり、かごの定格容量に応じてあ
らかじめ設定されるものである。4rは所定時間
T1(=20秒)を表わす一定値信号である。
上記のように構成されたエレベータの防犯装置
において、エレベータ利用客の比較的多い時間帯
(たとえば8時〜20時)では時計8によつて時間
帯信号8aは“L”になつているためANDゲー
ト4pの出力も“L”となつている。そこに携帯
用の送信器2を持つた乗客が乗り押釦7を押さな
かつたとする。そうするとメモリ4iの出力は
“L”のままでありORゲート4mの出力信号で
ある異常検出有効信号4hも“L”となり、表示
灯10は消灯している。従つて上記乗客が押釦1
を定期的に押さずにいて検出信号3dが所定時間
T(=10秒)以上“H”になつたままで比較器4
fの出力信号が“H”になつたとしてもANDゲ
ート4nの出力信号は“L”となりメモリ4gは
“H”にセツトされず異常は検出されない。
において、エレベータ利用客の比較的多い時間帯
(たとえば8時〜20時)では時計8によつて時間
帯信号8aは“L”になつているためANDゲー
ト4pの出力も“L”となつている。そこに携帯
用の送信器2を持つた乗客が乗り押釦7を押さな
かつたとする。そうするとメモリ4iの出力は
“L”のままでありORゲート4mの出力信号で
ある異常検出有効信号4hも“L”となり、表示
灯10は消灯している。従つて上記乗客が押釦1
を定期的に押さずにいて検出信号3dが所定時間
T(=10秒)以上“H”になつたままで比較器4
fの出力信号が“H”になつたとしてもANDゲ
ート4nの出力信号は“L”となりメモリ4gは
“H”にセツトされず異常は検出されない。
また、朝の6時とか夜の23時といつた比較的エ
レベータ利用客が少ない時間帯では時間帯信号8
aは“H”となつている。かご内乗客数が少なく
て、例えば秤信号9aが10%であつたとすると比
較器4kの出力は“H”となり、従つてANDゲ
ート4pの出力は“H”となりORゲート4mに
より異常検出有効信号4hは“H”となつて表示
灯10は点灯し、この場合は検出信号3dが所定
時間T以上“H”になると比較器4fの出力は
“H”、ANDゲート4mの出力も“H”となつて
メモリ4gが“H”にセツトされ異常が検出され
ることになる。しかしかご内乗客数が多いとき、
例えば秤信号9aが30%であつた場合には比較器
4kの出力は“L”→ANDゲート4pの出力も
“L”→ORゲート4mの異常検出有効信号4h
も“L”となり自動的に異常検出は無効になり表
示灯10も点灯しない。
レベータ利用客が少ない時間帯では時間帯信号8
aは“H”となつている。かご内乗客数が少なく
て、例えば秤信号9aが10%であつたとすると比
較器4kの出力は“H”となり、従つてANDゲ
ート4pの出力は“H”となりORゲート4mに
より異常検出有効信号4hは“H”となつて表示
灯10は点灯し、この場合は検出信号3dが所定
時間T以上“H”になると比較器4fの出力は
“H”、ANDゲート4mの出力も“H”となつて
メモリ4gが“H”にセツトされ異常が検出され
ることになる。しかしかご内乗客数が多いとき、
例えば秤信号9aが30%であつた場合には比較器
4kの出力は“L”→ANDゲート4pの出力も
“L”→ORゲート4mの異常検出有効信号4h
も“L”となり自動的に異常検出は無効になり表
示灯10も点灯しない。
また、時間帯にかかわらず、押釦7が押される
と防犯運転信号7aは“H”となりメモリ4iは
“H”にセツトされORゲート4mによつて異常
検出有効信号4hは“H”になつて異常検出は有
効になり表示灯10は点灯する。送信器2を持つ
た乗客がかごに乗つている間、上記乗客は所定時
間Tよりも短い間隔で押釦1を定期的に押すが検
出信号3dが“H”のときタイマ4jの内容は零
にリセツトされ続け、検出信号3dが定期的に
“L”にリセツトされると短時間であるがタイマ
4jは時間を計数する。しかし所定時間T1(=20
秒)に達することはないので比較器4lの出力は
“L”のままである。上記乗客が目的階で降車す
ると第8図に示すように検出信号3dは“L”に
なるので、降車後所定時間T1を経過すると比較
器4lの出力は“H”となりメモリ4iの内容を
“L”にリセツトし、ORゲート4mを経て異常
検出有効信号4hは“L”となり再び表示灯10
は消灯する。
と防犯運転信号7aは“H”となりメモリ4iは
“H”にセツトされORゲート4mによつて異常
検出有効信号4hは“H”になつて異常検出は有
効になり表示灯10は点灯する。送信器2を持つ
た乗客がかごに乗つている間、上記乗客は所定時
間Tよりも短い間隔で押釦1を定期的に押すが検
出信号3dが“H”のときタイマ4jの内容は零
にリセツトされ続け、検出信号3dが定期的に
“L”にリセツトされると短時間であるがタイマ
4jは時間を計数する。しかし所定時間T1(=20
秒)に達することはないので比較器4lの出力は
“L”のままである。上記乗客が目的階で降車す
ると第8図に示すように検出信号3dは“L”に
なるので、降車後所定時間T1を経過すると比較
器4lの出力は“H”となりメモリ4iの内容を
“L”にリセツトし、ORゲート4mを経て異常
検出有効信号4hは“L”となり再び表示灯10
は消灯する。
上記実施例によれば比較的エレベータ利用客が
多く犯罪が発生しにくい時間帯では異常検出を無
効にし、また、これを乗客に知らせるようにした
ので、定期的に携帯用の送信器の釦を押すという
操作は不要となり乗客の手間を省くとともに警報
や最寄階停止等の防犯制御装置が誤つて作動する
ことがなくなる。また、かご内の乗客数を検出し
てこれが所定数よりも多いときにも犯罪が発生し
にくいと判定し異常検出を無効にするので、一層
きめ細かな異常検出の無効の判断が可能になる。
さらにまた、押釦7をかごに設け、これを押すこ
とによつて異常検出が有効になるようにしたの
で、乗客の判断でいつでも防犯運転が可能になり
一層使いやすくなる。
多く犯罪が発生しにくい時間帯では異常検出を無
効にし、また、これを乗客に知らせるようにした
ので、定期的に携帯用の送信器の釦を押すという
操作は不要となり乗客の手間を省くとともに警報
や最寄階停止等の防犯制御装置が誤つて作動する
ことがなくなる。また、かご内の乗客数を検出し
てこれが所定数よりも多いときにも犯罪が発生し
にくいと判定し異常検出を無効にするので、一層
きめ細かな異常検出の無効の判断が可能になる。
さらにまた、押釦7をかごに設け、これを押すこ
とによつて異常検出が有効になるようにしたの
で、乗客の判断でいつでも防犯運転が可能になり
一層使いやすくなる。
なお、上記実施例では犯罪が発生しにくい時間
帯として8時〜20時までと設定したが、これに限
るものではなく建物の性格等に応じて設定するこ
とが望ましい。また、エレベータ交通量を検出す
るのに秤装置からなる交通量検出装置を用いた
が、これに限るものではなく工業用TVカメラや
超音波等を用いた人数検出装置などからなる交通
量検出装置であつても同様の効果が得られるもの
である。さらにまた、押釦7をかご内だけでなく
乗場または送信器に設けるようにしてもよい。ま
た、異常検出が有効なときかご内の表示灯を点灯
してその旨の表示を行うようにしたが、乗場や送
信器にも表示灯を設けたり視覚表示の他、聴覚表
示を行うようにしてもよい。さらに、上記実施例
では乗客が操作しない限り自動的に空中伝播信号
を発し続ける携帯用の送信器を乗客に持たせてお
き、かごに設けられた受信器でこの空中伝播信号
を受信し、この受信された信号が所定時間以上発
し続けられていると乗客の挙動が異常であると判
定し所定の防犯動作を行うようにしたが、異常を
検出する装置はこれに限るものではなく、例えば
異常があつたときに乗客が押釦を押したり、ま
た、センサによつて乗客の挙動の異常を検出した
りすると携帯用の送信器から空中伝播信号が発せ
られ受信器がこの空中伝播信号を受信すると異常
と判定するような防犯装置やかご乗場に設けられ
た押釦等を定期的に操作しないと異常と判定する
防犯装置にも適用できることは言うまでもない。
また、所定の条件が成立すると、送信器の空中伝
播信号を発しないようにしたり、受信器側で空中
伝播信号を受信しないようにして異常検出装置を
作動させないようにしても同様の効果が得られ
る。
帯として8時〜20時までと設定したが、これに限
るものではなく建物の性格等に応じて設定するこ
とが望ましい。また、エレベータ交通量を検出す
るのに秤装置からなる交通量検出装置を用いた
が、これに限るものではなく工業用TVカメラや
超音波等を用いた人数検出装置などからなる交通
量検出装置であつても同様の効果が得られるもの
である。さらにまた、押釦7をかご内だけでなく
乗場または送信器に設けるようにしてもよい。ま
た、異常検出が有効なときかご内の表示灯を点灯
してその旨の表示を行うようにしたが、乗場や送
信器にも表示灯を設けたり視覚表示の他、聴覚表
示を行うようにしてもよい。さらに、上記実施例
では乗客が操作しない限り自動的に空中伝播信号
を発し続ける携帯用の送信器を乗客に持たせてお
き、かごに設けられた受信器でこの空中伝播信号
を受信し、この受信された信号が所定時間以上発
し続けられていると乗客の挙動が異常であると判
定し所定の防犯動作を行うようにしたが、異常を
検出する装置はこれに限るものではなく、例えば
異常があつたときに乗客が押釦を押したり、ま
た、センサによつて乗客の挙動の異常を検出した
りすると携帯用の送信器から空中伝播信号が発せ
られ受信器がこの空中伝播信号を受信すると異常
と判定するような防犯装置やかご乗場に設けられ
た押釦等を定期的に操作しないと異常と判定する
防犯装置にも適用できることは言うまでもない。
また、所定の条件が成立すると、送信器の空中伝
播信号を発しないようにしたり、受信器側で空中
伝播信号を受信しないようにして異常検出装置を
作動させないようにしても同様の効果が得られ
る。
以上説明したように、この発明に係るエレベー
タの防犯装置は、エレベータの利用客数を検出す
る交通量検出手段と、この交通量検出手段の出力
が所定値より小さいことを検知すると動作する検
知手段とを設け、この検知手段が動作した時のみ
前記異常検出手段が動作する構成にしたので、犯
罪が発生しそうな状況下でのみ異常検出装置が動
作するため、乗客にとつて使いやすく、また、警
報や最寄階停止等の防犯制御装置が誤つて作動し
ないようにすることが可能になるという極めて優
れた効果を有する。
タの防犯装置は、エレベータの利用客数を検出す
る交通量検出手段と、この交通量検出手段の出力
が所定値より小さいことを検知すると動作する検
知手段とを設け、この検知手段が動作した時のみ
前記異常検出手段が動作する構成にしたので、犯
罪が発生しそうな状況下でのみ異常検出装置が動
作するため、乗客にとつて使いやすく、また、警
報や最寄階停止等の防犯制御装置が誤つて作動し
ないようにすることが可能になるという極めて優
れた効果を有する。
第1図は従来のエレベータの防犯装置のブロツ
ク回路図、第2図はその異常検出装置の詳細を示
す回路図、第3図はエレベータ運転装置の回路
図、第4図、第5図は第1図、第2図に示すエレ
ベータの防犯装置の動作を説明するためのタイミ
ングチヤート、第6図はこの発明の一実施例を示
すエレベータの防犯装置のブロツク回路図、第7
図はその異常検出装置の詳細を示す回路図、第8
図は第6図、第7図に示すエレベータの防犯装置
の動作を説明するためのタイミングチヤートであ
る。 図中、1は押釦、2は送信器、3は受信器、4
は異常検出装置、5は警報装置、6はエレベータ
運転装置、7は押釦、8は時計、9は交通量検出
装置、10は表示灯である。
ク回路図、第2図はその異常検出装置の詳細を示
す回路図、第3図はエレベータ運転装置の回路
図、第4図、第5図は第1図、第2図に示すエレ
ベータの防犯装置の動作を説明するためのタイミ
ングチヤート、第6図はこの発明の一実施例を示
すエレベータの防犯装置のブロツク回路図、第7
図はその異常検出装置の詳細を示す回路図、第8
図は第6図、第7図に示すエレベータの防犯装置
の動作を説明するためのタイミングチヤートであ
る。 図中、1は押釦、2は送信器、3は受信器、4
は異常検出装置、5は警報装置、6はエレベータ
運転装置、7は押釦、8は時計、9は交通量検出
装置、10は表示灯である。
Claims (1)
- 1 乗客の挙動によつて作動されるセンサと、こ
のセンサの出力に応じて前記乗客の挙動が異常で
あると判定し動作する異常検出手段と、この異常
検出手段により作動される防犯制御装置とを備え
たものにおいて、エレベータの利用客数を検出す
る交通量検出手段と、この交通量検出手段の出力
が所定値より小さいことを検知すると動作する検
知手段とを設け、この検知手段が動作した時のみ
前記異常検出手段が動作する構成にしたことを特
徴とするエレベータの防犯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20500382A JPS5995695A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | エレベ−タの防犯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20500382A JPS5995695A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | エレベ−タの防犯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5995695A JPS5995695A (ja) | 1984-06-01 |
JPH0210479B2 true JPH0210479B2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=16499836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20500382A Granted JPS5995695A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | エレベ−タの防犯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5995695A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197797A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | シャープ株式会社 | 情報装置 |
JPS61192396U (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-29 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237486B2 (ja) * | 1973-11-02 | 1977-09-22 | ||
JPS54129638A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | In-cage abnormality detector for elevator |
JPS5637970A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | Operating device for elevator |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837903Y2 (ja) * | 1975-09-10 | 1983-08-26 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タノボウハンソウチ |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP20500382A patent/JPS5995695A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237486B2 (ja) * | 1973-11-02 | 1977-09-22 | ||
JPS54129638A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | In-cage abnormality detector for elevator |
JPS5637970A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | Operating device for elevator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5995695A (ja) | 1984-06-01 |
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