JP2001263458A - 変速機ユニット - Google Patents

変速機ユニット

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JP2001263458A JP2000079555A JP2000079555A JP2001263458A JP 2001263458 A JP2001263458 A JP 2001263458A JP 2000079555 A JP2000079555 A JP 2000079555A JP 2000079555 A JP2000079555 A JP 2000079555A JP 2001263458 A JP2001263458 A JP 2001263458A
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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の変速機ユニットの基本的なレイアウト
を維持しつつ、エンジン停止時においても変速機構部へ
油圧を供給することができる電動オイルポンプを備えた
ハイブリッド車両の変速機ユニットを提供すること。 【解決手段】 電動オイルポンプ64の上方にユニット
ハウジング41側に延在したポンプ側支持部材64aを
設け、ユニットハウジング41の隔壁に設けられ、電動
オイルポンプ64側に延在したハウジング側支持部材4
1aを設け、電動オイルポンプ64の下方において接合
部と取り付け部を接合することで電動オイルポンプ64
を支持する下方支持部67を設け、電動オイルポンプ6
4の上方においてポンプ側支持部材64aとハウジング
側支持部材41aを連結することで支持する上方支持部
66を設け、下方支持部67と上方支持部66の間であ
って、ユニットハウジング41の隔壁に、該隔壁に対し
略垂直に立ち上げられた格子状のリブを設けたこととし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ポンプの油圧
供給により変速を行う変速機ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境の保護、及び有限資源の
節約の観点から、自動車の燃費向上が求められている。
この燃費向上の要求に対する1つの手段としてハイブリ
ッド車両が考えられている。このハイブリッド車両は、
エンジンとモータを直列もしくは並列に配置し、エンジ
ン出力のアシストや、減速時には発電機として作用さ
せ、自動車の運動エネルギを電気エネルギに変換するこ
とにより、この電気エネルギを用いて再度出力をアシス
トするよう構成されているものである。
【0003】このハイブリッド車両を構成する際、従来
の変速装置の基本的なレイアウトの変更を行うことなく
モータ等を新たに構成することで、コストを抑えつつ、
従来の車両にそのまま適用することが考えられる。その
ような観点から、例えば、従来の変速装置として特開平
9−329228号公報に記載の遊星歯車を有する変速
装置が知られている。
【0004】この装置は図7に示すように、第1ハウジ
ング113及び第1隔壁116により形成されるトルク
コンバータ室101と、第2ハウジング114と第1隔
壁116及び第2隔壁117により形成される遊星歯車
室102と、第3ハウジング115及び第2隔壁117
により形成される変速機室103から構成されている。
エンジンからの回転は、トルクコンバータ室101のト
ルクコンバータ110に入力され、トルクコンバータ1
10からの出力は、遊星歯車室102内へ入力され、遊
星歯車111により前後進切り替えが行われ、さらに変
速機室103内の変速機112へ入力される。
【0005】この変速機112は、ベルト式無段変速機
が備えられており、遊星歯車111からの出力回転は、
駆動プーリ112aを回転し、ベルト112cによって
従動プーリ112bへ回転が伝達されるよう構成されて
いる。図外のコントロールバルブユニットからの油圧
は、ケース120、オイルポンプ121、インプットシ
ャフト122を経て駆動プーリ112aの軸心油路12
3へ送られ、駆動プーリの駆動プーリシリンダ室124
へ油圧を供給し、変速比を制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
変速機ユニットの基本的レイアウトを変えることなくハ
イブリッド車両用の変速機ユニットとする際、トルクコ
ンバータ室101に電磁クラッチを収容し、遊星歯車室
102にモータを収装する事が考えられる。このとき、
電磁クラッチ及びモータは、ドライ室(油による制御及
び潤滑が行われていないことを表す)内に収装される必
要がある。また、ハイブリッド車両においては、エンジ
ンを停止した状態での走行状態が考えられるため、エン
ジン駆動型のオイルポンプではなく、電動オイルポンプ
による油圧の供給が必要となる。
【0007】このような従来と異なる構成を取る場合、
電動オイルポンプを変速機ユニットハウジングの外側に
設けることが考えられる。例えば、図8に示すように、
電動オイルポンプ130の上方にポンプ側支持部131
を設け、下方にポンプ側取り付け部132を設ける。そ
して、第2ハウジング114側にもハウジング側支持部
114bとハウジング側取り付け部114cを設けるこ
とで電動オイルポンプ130が倒れることなく取り付け
ることができる。
【0008】ここで、電動オイルポンプ130はモータ
駆動するため、このモータの動きにより振動が発生す
る。この時発生する振動数をFとする。この振動は、ポ
ンプ側支持部131からハウジング側支持部114bへ
と伝搬されると共に、ポンプ側取り付け部132からハ
ウジング側取り付け部114cへと伝搬され、支持部と
取り付け部に挟まれた隔壁114aが振動する。このと
き、隔壁114aの剛性に依存する固有振動数をfとす
る。ここでf=nF(n=1,2,・・・)の関係が成
立すると、隔壁114aは共振により振幅が大きくな
り、特に隔壁114aの固有振動数であるfの値が小さ
いとき(即ち剛性が低いとき)には、ノイズ等を発生し
てしまうという問題があった。
【0009】本発明は、上述のような問題点及び要請に
着目してなされたもので、従来の変速機ユニットの基本
的なレイアウトを維持しつつ、エンジン停止時において
も変速機構部へ油圧を供給することができる電動オイル
ポンプを備えたハイブリッド車両の変速機ユニットにお
いて、電動オイルポンプの振動が発生したとしてもノイ
ズ等の問題を発生することのないハイブリッド車両の変
速機ユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、変速機構部の制御及び潤滑用の油圧を制御す
る油圧コントロールバルブユニットを備え、前記油圧コ
ントロールバルブユニットへの油圧供給源である電動オ
イルポンプの下方に接合部を設け、前記変速機ユニット
のハウジング外周であって、前記入力軸の径方向外周面
に設けられた取り付け部に、前記電動オイルポンプの円
筒軸が水平面に対し略垂直となる方向に接合した変速機
ユニットにおいて、前記電動オイルポンプの上方にユニ
ットハウジング側に延在したポンプ側支持部材を設け、
前記ユニットハウジングの隔壁に設けられ、前記電動ポ
ンプ側に延在したハウジング側支持部材を設け、前記電
動オイルポンプの下方において前記接合部と前記取り付
け部を接合することで前記電動オイルポンプを支持する
下方支持部を設け、前記電動オイルポンプの上方におい
て前記ポンプ側支持部材と前記ハウジング側支持部材を
連結することで支持する上方支持部を設け、前記下方支
持部と前記上方支持部の間であって、前記ユニットハウ
ジングの隔壁に、該隔壁に対し略垂直に立ち上げられた
格子状のリブを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の変速機ユニットにおいて、前記リブを有する
隔壁の固有振動数である隔壁振動数を、前記電動オイル
ポンプにおいて発生する振動の振動数であるポンプ振動
数の少なくとも2倍以上となる振動数を有することを特
徴とする。
【0012】
【発明の作用及び効果】請求項1記載の変速機ユニット
においては、変速機構部の制御及び潤滑用の油圧を制御
する油圧コントロールバルブユニットを備えると共に、
油圧コントロールバルブユニットへの油圧供給源である
電動オイルポンプの下方に接合部を設け、変速機ユニッ
トのハウジング外周であって、入力軸の径方向外周面に
設けられた取り付け部に、電動オイルポンプの円筒軸が
水平面に対し略垂直となる方向に接合している。このと
き、電動オイルポンプの上方にユニットハウジング側に
延在したポンプ側支持部材が設けられ、ユニットハウジ
ングの隔壁に設けられ、電動ポンプ側に延在したハウジ
ング側支持部材が設けられる。そして、電動オイルポン
プの下方において前記接合部と前記取り付け部を接合す
ることで前記電動オイルポンプを支持する下方支持部が
設けられると共に、電動オイルポンプの上方においてポ
ンプ側支持部材とハウジング側支持部材を連結すること
で支持する上方支持部が設けられる。さらに、下方支持
部と上方支持部の間であって、ユニットハウジングの隔
壁に、この隔壁に対し略垂直に立ち上げられた格子状の
リブが設けられている。
【0013】よって、電動オイルポンプで振動が発生
し、この振動が下方支持部及び上方支持部を介して隔壁
に伝搬することで隔壁が振動したとしても、リブを設け
たことにより、隔壁の剛性が確保される。よって、隔壁
の持つ固有振動数を大きくすることが可能となり、共振
領域を避けることができる。
【0014】請求項2に記載の変速機ユニットにおいて
は、リブを有する隔壁の固有振動数である隔壁振動数
が、電動オイルポンプにおいて発生する振動の振動数で
あるポンプ振動数の少なくとも2倍以上となる振動数を
有している。
【0015】よって、ポンプ振動の一次成分及び二次成
分までは確実に共振を避けることができ、仮に共振した
としても三次以上の成分であり振幅が小さいため、ノイ
ズ等の問題を確実に排除することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は実施の形態におけるハ
イブリッド車両の主要ユニットの構成を示す図である。
1は変速機ユニット、2はエンジン、3は発電/始動用
のBモータ、4はインバータ、5はバッテリ、6は電動
式パワーステアリング、7はハイブリッド制御ユニッ
ト、8はチェーンである。
【0017】変速機ユニット1内には、電磁クラッチ1
1と、駆動用モータであるAモータ15と、無段変速機
(以下CVTと記す)13が収装され、Aモータ15は
減速時と制動時のエネルギ回生用モータとしても機能す
る。また、電動式油圧ポンプを駆動するためのCモータ
9が備えられている。これは、モータのみでの走行域が
あるハイブリッド車では、エンジンに駆動されるオイル
ポンプだけではモータのみ走行時の油圧(特にCVT1
3のプーリ油圧)が得られないからである。また、同様
の理由により、パワーステアリング6のアシスト力も電
動式とされており、モータによってアシストされる。
【0018】発電/始動用モータであるBモータ3は、
エンジンブロックにマウントされ、エンジン2とはチェ
ーン8でつながれており、通常は発電機、始動時はスタ
ータとして機能する。バッテリ5,モータ3,15,エ
ンジン2,クラッチ11,CVT13の各制御ユニット
7a,7b,7c,7d,7eはそれぞれ独立され、最
終的にハイブリッド制御ユニット7で統合制御されてい
る。
【0019】次に、駆動システムの作用を説明する。本
実施の形態のハイブリッド車両はパラレル方式で、Aモ
ータ15が出力よりも燃費を優先させたエンジン2のア
シスト役として機能する。またCVT13は、エンジン
を最良燃費点で運転させるための調整役も担っている。
クラッチ11は電磁クラッチであり、OFFすればAモ
ータ15のみでの走行となる。クラッチ11のON/O
FFは、ハイブリッド制御ユニット7から指令を受ける
クラッチ制御ユニット7dで自動的かつ最適に制御され
る。
【0020】(システム起動時)始動時はBモータ3が
スタータとして機能し、エンジン2を始動する。
【0021】(発進・低速走行時)エンジン2の燃費消
費効率が低い低負荷での発進や低速走行時には、エンジ
ン2は停止してAモータ15のみの走行となる。発進と
低速走行でも、負荷が大きい(スロットル開度が大き
い)場合は直ちにエンジン2が始動し、クラッチ11が
ONしてエンジン2+Aモータ15での走行となる。
【0022】(通常走行時)主にエンジン2による走行
となる。この場合、CVT13の変速制御によりエンジ
ン回転数を調整することで、最良燃費ライン上での運転
が実現されている。
【0023】(高負荷時)エンジン2が最大出力を発生
しても駆動力が不足するような高負荷時は、バッテリ5
からAモータ15に積極的に電気エネルギが供給され、
全体の駆動力が増強される。
【0024】(減速時)減速時、エンジン2は燃料カッ
トされる。同時にAモータ15がジェネレータとして機
能し、従来は捨てられていた運動エネルギの一部を電気
エネルギに変えてバッテリ5に回収する。
【0025】(後退時)CVT13には、リバースギア
は設定されていない。従って、後退時はクラッチ11を
開放し、Aモータ15を逆回転させて、Aモータ15の
みの走行となる。
【0026】(停止時)車両停止時は、エンジン2は停
止する。但し、バッテリ5の充電が必要なときやエアコ
ンコンプレッサの作動が必要なときと暖機中などは、エ
ンジン2は停止しない。
【0027】図2は本発明にベルト式無段変速機(CV
T)を備えたハイブリッド車両の変速機ユニットの断面
図である。図2において、エンジン出力軸10には回転
伝達機構として電磁式のクラッチ11が連結されるとと
もに、この電磁クラッチ11に電源を供給するスリップ
リング11aが備えられている。電磁クラッチ11の出
力側は変速機入力軸12と連結されており、この入力軸
12の端部にはCVT13の駆動プーリ14が設けられ
ると共に、駆動プーリ14と電磁クラッチ11との間に
位置するように走行用のAモータ(請求項記載のモー
タ)15が設けられている。
【0028】Aモータ15は、入力軸12に固定された
ロータ16と、ハウジング側に固定されたステータ17
とからなり、バッテリ5からの電力の供給を受けて入力
軸12を駆動し、または減速時等の入力軸12の回転力
に基づいて発電機として機能する。
【0029】CVT13は、上記駆動プーリ14と従動
プーリ18と、駆動プーリ14の回転力を従動プーリ1
8に伝達するベルト19等からなっている。駆動プーリ
14は、入力軸12と一体に回転する固定円錐板20
と、固定円錐板20に対向配置されてV字状プーリ溝を
形成すると共に駆動プーリシリンダ室21に作用する油
圧によって入力軸12の軸方向に移動可能である可動円
錐板22からなっている。従動プーリ18は、従動軸2
3上に設けられている。従動プーリ18は、従動軸23
と一体に回転する固定円錐板24と、固定円錐板24に
対向配置されてV字状プーリ溝を形成すると共に従動プ
ーリシリンダ室32に作用する油圧によって従動軸23
の軸方向に移動可能である可動円錐板25とからなって
いる。
【0030】従動軸23には駆動ギア26が固着されて
おり、この駆動ギア26はアイドラ軸27上のアイドラ
ギア28と噛み合っている。アイドラ軸27に設けられ
たピニオン29はファイナルギア30と噛み合ってい
る。ファイナルギア30は差動装置31を介して図示し
ない車輪に至るドライブシャフトを駆動する。
【0031】上記のようなCVT13にエンジン出力軸
10から入力された回転力は、電磁クラッチ11及び入
力軸12を介してCVT13に伝達される。入力軸12
の回転力は駆動プーリ14,ベルト19,従動プーリ1
8,従動軸23,駆動ギア26,アイドラギア28,ア
イドラ軸27,ピニオン29,及びファイナルギア30
を介して差動装置31に伝達される。
【0032】上記のような動力伝達の際に、駆動プーリ
14の可動円錐板22及び従動プーリ18の可動円錐板
25を軸方向に移動させてベルト19との接触位置半径
を変えることにより、駆動プーリ14と従動プーリ18
との間の回転比つまり変速比を変えることができる。こ
のような駆動プーリ14と従動プーリ18のV字状のプ
ーリ溝の幅を変化させる制御は、CVT制御ユニット7
eを介して駆動プーリシリンダ室21または従動プーリ
シリンダ室32への油圧制御により行われる。
【0033】ところで、このような変速機構及びモータ
等を収装した変速機ハウジングは、CVT13とAモー
タ15とを収装した第2ハウジング41と、電磁クラッ
チ11を収装した第1ハウジング42とに軸方向に分割
した構成となっている。第2ハウジング41はCVT1
3等が組み込まれる変速機室43とAモータ15が組み
込まれるモータ室44とに第2隔壁45を介して仕切ら
れている。
【0034】また、第1ハウジング42は前記第2ハウ
ジング41が結合する一方の端面に第1隔壁46が形成
されており、各ハウジング41,42を結合したときに
前記各隔壁45,46間に前記モータ室44を画成する
と共に、第1ハウジング42の他方の端面を図示しない
エンジン2に結合したときに第1隔壁46とエンジン2
との間にクラッチ室47を画成するように構成されてい
る。
【0035】モータ室44には、Aモータ15のステー
タ17が焼き嵌めにより組み込まれており、これにより
構造の簡素化を図る一方、ステータ17を包囲するよう
に第2ハウジング41に形成したウォータジャケット4
8に冷却水を循環させることによりAモータ15を効率
よく冷却できるようにしている。
【0036】図3は電動オイルポンプを備えたハイブリ
ッド車両の変速機ユニットの正面図である。この変速機
ユニットの第2ハウジング41には、電動オイルポンプ
64が備えられている。この電動オイルポンプ64には
Cモータ9が内蔵され、必要な油圧をエンジン停止時に
おいても供給することができる。また、電動オイルポン
プ64の上面にCモータ9への三相電流を供給するハー
ネス65が備えられている。
【0037】第3ハウジング49の外側には、駆動プー
リ14へ油圧を供給するハウジング第1油路60と、従
動プーリ18へ油圧を供給するハウジング第2油路61
が設けられ、これらの油路60,61は、コントロール
バルブユニット70から駆動プーリ支持部62及び従動
プーリ支持部63に油圧を供給している。
【0038】また、電動オイルポンプ64の上方には、
取り付け公差を吸収することができる、取り付け公差吸
収支持部が設けられている。電動オイルポンプ64の上
方に設けられたポンプ側支持部64aと、第2ハウジン
グ41に設けられたハウジング側支持部41aがボルト
66aにより連結されている。このポンプ側支持部64
aとボルト66aの間には、上下に摺動可能なブッシュ
66bが設けられると共に、このブッシュ66bとボル
ト66aの間には、隙間が設けられている。これによ
り、電動オイルポンプ64の下方である下方支持部67
を取り付ける際に発生する上下及び前後左右の取り付け
公差を吸収しつつ、電動オイルポンプ64の倒れを防止
することができる。
【0039】図4は第2ハウジング41の電動オイルポ
ンプ取り付け部側から見た側面図である。電動オイルポ
ンプ64下方との取り付け部67と、電動オイルポンプ
64上方とのハウジング側支持部41aの間に挟まれた
隔壁81には、この隔壁81に垂直方向に立ち上げられ
た格子状のリブ80が設けられている。図5は第2ハウ
ジング41の概念をしめす斜視図である。図のように取
り付け部67とハウジング側支持部41aの間の隔壁8
1にリブ80を設けることで、隔壁81の剛性を確保し
ている。
【0040】図6は電動オイルポンプ64が取り付けら
れた第2ハウジング41の断面図である。図のように、
電動オイルポンプ64ではCモータ9の回転数に応じた
振動が発生する。その振動の振動数をFとする。隔壁8
1の固有振動数は隔壁の剛性によって決定される。その
固有振動数をfとする。このとき、f=nF(n=1,
2,3,・・・)の条件を満たす固有振動数fの場合、
隔壁81は共振する。特に、f=nF(n=1,2)の
条件を満たすときは、オイルポンプ振動の一次成分、二
次成分での共振であり、特に一次成分は振幅の大きいこ
とが多いため、ノイズが問題となる場合が多い。よっ
て、隔壁81の剛性を向上することで、少なくともf>
2Fとすることで、例えf=nF(n=3,4,5,・
・・)となったとしてもオイルポンプ振動の三次成分以
上の高次成分での共振であり、振幅も小さいので、ノイ
ズで問題とはならない。よって、リブ80をf>nFと
なるように設けることで、電動オイルポンプ64を第2
ハウジング41に取り付けたとしても、ノイズを発生す
ることなく構成することができる。
【0041】以上説明したように、本実施の形態のハイ
ブリッド車両の変速機ユニットにおいては、コントロー
ルバルブユニット70への油圧供給源である略円筒状の
電動オイルポンプ64の下方に下方支持部67を設け、
変速機ユニットの第2ハウジング41外周であって、入
力軸12の径方向外周面に設けられた取り付け部67a
に、電動オイルポンプ64の円筒軸が水平面に対し略垂
直となる方向に接合している。このとき、電動オイルポ
ンプ64の上方に第2ハウジング41側に延在したポン
プ側支持部材64aが設けられ、第2ハウジング41の
隔壁に設けられ、電動ポンプ64側に延在したハウジン
グ側支持部材41aが設けられる。そして、電動オイル
ポンプ64の下方において電動オイルポンプ64を支持
する下方支持部67が設けられると共に、電動オイルポ
ンプ64の上方においてポンプ側支持部材64aとハウ
ジング側支持部材41aを連結することで支持する上方
支持部66が設けられる。さらに、下方支持部67と上
方支持部66の間であって、第2ハウジング41の隔壁
81に、この隔壁81に対し略垂直に立ち上げられた格
子状のリブ80が設けられている。
【0042】よって、電動オイルポンプ64で振動が発
生し、この振動が下方支持部67及び上方支持部66を
介して隔壁81に伝搬することで隔壁81が振動したと
しても、リブ80を設けたことにより、隔壁81の剛性
が確保される。よって、隔壁81の持つ固有振動数fを
大きくすることが可能となり、共振領域を避けることが
可能となり、ノイズ等の原因となることがない。
【0043】また、リブ80を有する隔壁81の固有振
動数である隔壁振動数fが、電動オイルポンプ64にお
いて発生する振動の振動数であるポンプ振動数Fの少な
くとも2倍以上となる振動数を有している。
【0044】よって、共振したとしてもオイルポンプ振
動の三次成分以上の高次成分での共振であり振幅が小さ
いので、ノイズ等の問題となることがない。
【0045】なお、本発明は、ハイブリッド車両に限ら
ず油圧のみを用いたオートマチックトランスミッション
においても適応可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるハイブリッド車両の主要ユ
ニットの構成を示す図である。
【図2】実施の形態におけるベルト式無段変速機(CV
T)を備えたハイブリッド車両の変速機ユニットの断面
図である。
【図3】実施の形態である変速機ユニットの正面図であ
る。
【図4】実施の形態である第2ハウジングの側面図であ
る。
【図5】実施の形態の第2ハウジングの概念を表す斜視
図である。
【図6】実施の形態の電動オイルポンプが設けられた第
2ハウジングの拡大断面図である。
【図7】従来の変速機ユニットを表す断面図である。
【図8】従来の変速機ユニットハウジングに電動オイル
ポンプを取り付けた際の概念図である。
【符号の説明】
1 変速機ユニット 2 エンジン 3 Bモータ 4 インバータ 5 バッテリ 6 パワーステアリング 7 ハイブリッド制御ユニット 7a バッテリ制御ユニット 7b モータ制御ユニット 7c エンジン制御ユニット 7d クラッチ制御ユニット 7e CVT制御ユニット 8 チェーン 9 Cモータ 10 エンジン出力軸 11a スリップリング 11 電磁クラッチ 12 入力軸 13 CVT(ベルト式無段変速機) 14 駆動プーリ 15 Aモータ 16 ロータ 17 ステータ 18 従動プーリ 19 ベルト 20 固定円錐板 21 駆動プーリシリンダ室 22 可動円錐板 23 従動軸 24 固定円錐板 25 可動円錐板 26 駆動ギア 27 アイドラ軸 28 アイドラギア 29 ピニオン 30 ファイナルギア 31 差動装置 32 従動プーリシリンダ室 41 第2ハウジング 42 第1ハウジング 43 変速機室 44 モータ室 45 第2隔壁 46 第1隔壁 47 クラッチ室 48 ウォータジャケット 49 第3ハウジング 60 ハウジング第1油路 61 ハウジング第2油路 62 駆動プーリ支持部 63 従動プーリ支持部 64 電動オイルポンプ 64a ポンプ側支持部 64b 接合面 65 ハーネス 66 上方支持部 66a ボルト 66b ブッシュ 67 下方支持部 67a 取り付け部 70 コントロールバルブユニット 80 リブ 81 隔壁 101 トルクコンバータ室 102 遊星歯車室 103 変速機室 110 トルクコンバータ 111 遊星歯車 112 変速機 112a 駆動プーリ 112b 従動プーリ 112c ベルト 113 第1ハウジング 114 第2ハウジング 114a 隔壁 114b ハウジング側支持部 114c ハウジング側接合部 115 第3ハウジング 116 第1隔壁 117 第2隔壁 120 ケース 121 オイルポンプ 122 インプットシャフト 123 軸心油路 124 駆動プーリシリンダ室 130 電動オイルポンプ 131 ポンプ側支持部 132 ポンプ側接合部 F ポンプ振動数 f 隔壁振動数

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機構部の制御及び潤滑用の油圧を制
    御する油圧コントロールバルブユニットを備え、前記油
    圧コントロールバルブユニットへの油圧供給源である電
    動オイルポンプの下方に接合部を設け、前記変速機ユニ
    ットのハウジング外周であって、前記入力軸の径方向外
    周面に設けられた取り付け部に、前記電動オイルポンプ
    の円筒軸が水平面に対し略垂直となる方向に接合した変
    速機ユニットにおいて、 前記電動オイルポンプの上方にユニットハウジング側に
    延在したポンプ側支持部材を設け、 前記ユニットハウジングの隔壁に設けられ、前記電動ポ
    ンプ側に延在したハウジング側支持部材を設け、 前記電動オイルポンプの下方において前記接合部と前記
    取り付け部を接合することで前記電動オイルポンプを支
    持する下方支持部を設け、 前記電動オイルポンプの上方において前記ポンプ側支持
    部材と前記ハウジング側支持部材を連結することで支持
    する上方支持部を設け、 前記下方支持部と前記上方支持部の間であって、前記ユ
    ニットハウジングの隔壁に、該隔壁に対し略垂直に立ち
    上げられた格子状のリブを設けたことを特徴とする変速
    機ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド車両の変
    速機ユニットにおいて、 前記リブを有する隔壁の固有振動数である隔壁振動数
    を、前記電動オイルポンプにおいて発生する振動の振動
    数であるポンプ振動数の少なくとも2倍以上となる隔壁
    振動数を有することを特徴とする変速機ユニット。
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