JP2001263365A - クラッチディスク組立体 - Google Patents

クラッチディスク組立体

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JP2001263365A
JP2001263365A JP2000079589A JP2000079589A JP2001263365A JP 2001263365 A JP2001263365 A JP 2001263365A JP 2000079589 A JP2000079589 A JP 2000079589A JP 2000079589 A JP2000079589 A JP 2000079589A JP 2001263365 A JP2001263365 A JP 2001263365A
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JP
Japan
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friction
flywheel
inner peripheral
clutch
friction member
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JP2000079589A
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English (en)
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Shinichi Noda
真一 野田
Hideyuki Imanaka
秀幸 今中
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Exedy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フライホイールに対する摩擦フェーシングの
傾斜を所望の値に保持することのできるクラッチディス
ク組立体を提供する。 【解決手段】 クラッチディスク組立体は、ダンパー部
2aと、コアプレート10と、摩擦フェーシング12〜
15とを備える。ダンパー部2aは、トランスミッショ
ンの入力軸と回転方向に連動する。コアプレート10
は、内周部10aがダンパー部2aに固定される。ま
た、コアプレート10は、フライホイール90の摩擦係
合面90aに対して傾斜する内側装着部10b及び外側
装着部10dを有している。摩擦フェーシング12〜1
5は、コアプレート10に装着される部材であって、回
転軸O−Oに沿った方向の剛性がコアプレート10より
も小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチディスク
組立体、特に、トルク入力側のフライホイールとトルク
出力側のトランスミッションの入力軸との間でトルクの
伝達及び遮断を切り替えるクラッチ装置において、前記
フライホイールの摩擦面に圧接することで前記フライホ
イールと前記トランスミッションの入力軸とを接続する
クラッチディスク組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンとトランスミッションと
の間でトルクを伝達/遮断するクラッチ装置は、一般
に、クラッチディスク組立体と、クラッチカバー組立体
とから構成されている。クラッチディスク組立体は、内
周側のダンパー部と、外周側の摩擦連結部とを備えてい
るものが多い。内周側のダンパー部は、トルク変動を吸
収・減衰する役割を果たす構造体であり、クラッチプレ
ート等の入力プレート、スプラインハブ等の出力側回転
体、これらを円周方向に連結するスプリングなどを備え
ている。出力側回転体には、トランスミッションの入力
軸が回転不能に連結される。
【0003】外周側の摩擦連結部は、芯部材と、芯部材
の両面に装着される摩擦フェーシングとから構成され
る。芯部材の内周部は、ダンパー部の入力プレートの外
周部分に固定される。この摩擦連結部は、クラッチカバ
ー組立体のプレッシャープレートによってフライホイー
ルに押圧され、フライホイール及びプレッシャープレー
トに挟持された状態でフライホイールからの回転トルク
をダンパー部へと伝達する。
【0004】クラッチカバー組立体は、フライホイール
に装着されクラッチディスク組立体を覆うものであっ
て、クラッチディスク組立体の摩擦連結部を挟んでフラ
イホイールと対向するプレッシャープレートを有してい
る。このプレッシャープレートは、車両の操作者の操作
に従って、摩擦連結部をフライホイール側に押圧し、ま
た押圧を解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなクラッチ
装置において、クラッチの急激な接続を避けるため、ク
ラッチディスク組立体の摩擦フェーシングの摩擦面をフ
ライホイールの摩擦面に対して傾斜させる技術が知られ
ている。具体的には、ダンパー部の入力プレートの外周
部分を折り曲げて摩擦連結部が傾斜するようにしたり、
摩擦連結部の芯部材の内周部を折り曲げて摩擦フェーシ
ングがフライホイールの摩擦面に対して傾斜するように
したりする構造が採られる。このような構造を採れば、
摩擦フェーシングが端部から順にフライホイールに接触
していくようになるので、急激なクラッチの接続が抑え
られる。
【0006】しかし、上記のように、入力プレートの外
周部分や芯部材の内周部を折り曲げて摩擦フェーシング
が傾斜するように設計しても、設計通りの傾斜が形成さ
れていないことが判明してきている。このため、クラッ
チの接続時にショックが発生し易く、車両の操作者に注
意深いクラッチ操作を強いることになっている。本発明
の課題は、フライホイールに対する摩擦フェーシング
(摩擦部材)の傾斜を所望の値に保持することのできる
クラッチディスク組立体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクラッ
チディスク組立体は、トルク入力側のフライホイールと
トルク出力側のトランスミッションの入力軸との間でト
ルクの伝達及び遮断を切り替えるクラッチ装置におい
て、フライホイールの摩擦面に圧接することでフライホ
イールとトランスミッションの入力軸とを接続するクラ
ッチディスク組立体である。このクラッチディスク組立
体は、内周側構造体と、芯部材と、摩擦部材とを備えて
いる。内周側構造体は、トランスミッションの入力軸と
回転方向に連動する。芯部材は、内周部が内周側構造体
に固定される部材であって、フライホイールの摩擦面に
対して傾斜する傾斜面を有している。摩擦部材は、芯部
材に装着される部材であって、クラッチ装置の回転軸に
沿った方向の剛性が芯部材よりも小さい。
【0008】従来から、内周側構造体の外周部分や芯部
材の内周部を折り曲げ、フライホイールの摩擦面に対し
て傾斜している傾斜面を芯部材に形成する設計が行われ
ている。これは、芯部材に装着される摩擦部材をフライ
ホイールの摩擦面に対して傾斜させ、フライホイールと
摩擦部材との急激な摩擦連結を回避することを意図した
設計である。しかしながら、芯部材が傾斜するように設
計しても、設計通りの傾斜が形成されていないことが判
明してきた。この理由を探ってみると、芯部材を内周側
構造体に固定する段階では芯部材が設計通り傾斜してい
るが、摩擦部材を芯部材に装着した後には、芯部材の傾
斜が設計値よりも小さくなっていることが判った。さら
に、この原因を解析したところ、軸方向の摩擦部材の剛
性が大きいために、傾斜していた芯部材が摩擦部材の装
着によってフライホイールに対して平行な状態に戻され
ていることが確認された。
【0009】そこで、本請求項に記載のクラッチディス
ク組立体では、摩擦部材として、クラッチ装置の回転軸
に沿った方向(以下、軸方向という。)の剛性が芯部材
よりも小さいものを用いることとした。これにより、摩
擦部材を装着したときの芯部材の傾斜の戻りが小さくな
り、所望の芯部材の傾斜を保持することが容易となって
いる。
【0010】請求項2に記載のクラッチディスク組立体
は、請求項1に記載のクラッチディスク組立体であっ
て、摩擦部材は、内周側摩擦部材と外周側摩擦部材とに
分割されている。ここでは、摩擦部材を内周側摩擦部材
と外周側摩擦部材とに分割することで、摩擦部材の軸方
向の剛性を小さくしている。これにより、内周側摩擦部
材及び外周側摩擦部材の少なくとも一方に高剛性の材料
を使った場合にも、トータルとしての摩擦部材の剛性を
小さく抑えることが可能となる。
【0011】なお、摩擦部材は、完全に分割されている
必要はなく、一部で内周側摩擦部材と外周側摩擦部材と
がつながっていてもよい。請求項3に記載のクラッチデ
ィスク組立体は、請求項2に記載のクラッチディスク組
立体であって、芯部材は、内周側摩擦部材が装着される
部分と外周側摩擦部材が装着される部分との間の部分に
おいて、クラッチ装置の回転軸に沿った方向に折り曲げ
られている。
【0012】ここでは、芯部材の内周側摩擦部材装着部
分と外周側摩擦部材装着部分との間の部分を軸方向に折
り曲げているため、芯部材全体の傾斜を設定し易くなる
とともに、芯部材の内周側と外周側とで傾斜度合いを変
えることが可能となる。これにより、設計における自由
度が向上し、クラッチがよりスムーズに接続されるよう
に設計を行うことも可能となる。
【0013】請求項4に記載のクラッチディスク組立体
は、請求項2又は3に記載のクラッチディスク組立体で
あって、芯部材及び摩擦部材は、クラッチ装置の押圧部
材によりフライホイールに押しつけられ押圧部材とフラ
イホイールとの間に挟持されるものである。内周側摩擦
部材及び外周側摩擦部材は、芯部材のフライホイール側
の面及び押圧部材側の面にそれぞれ装着されている。芯
部材の傾斜面は、内周側摩擦部材が外周側摩擦部材より
もフライホイール側に位置するように傾斜している。フ
ライホイール側の内周側摩擦部材及び押圧部材側の外周
側摩擦部材の摩擦係数は、フライホイール側の外周側摩
擦部材及び押圧部材側の内周側摩擦部材の摩擦係数より
も小さい。
【0014】フライホイール側の内周側摩擦部材及び押
圧部材側の外周側摩擦部材は、同一材料であってもよい
し、異種材料であってもよい。また、フライホイール側
の内周側摩擦部材及び押圧部材側の外周側摩擦部材は、
それぞれの摩擦係数が異なっていてもよいし、同じであ
ってもよい。フライホイール側の外周側摩擦部材及び押
圧部材側の内周側摩擦部材についても、同様に、同一材
料/異種材料どちらでもよく、それぞれの摩擦係数が異
なっていてもよいし同じであってもよい。
【0015】本請求項のクラッチディスク組立体では、
内周側摩擦部材が外周側摩擦部材よりもフライホイール
側に位置するように、芯部材の傾斜面が傾斜している。
したがって、芯部材及び摩擦部材がクラッチ装置の押圧
部材によりフライホイールに押しつけられたときには、
外周側摩擦部材よりも先に内周側摩擦部材がフライホイ
ールに接触する。そして、芯部材の変形を伴いながら、
続けて外周側摩擦部材がフライホイールに接触する。
【0016】一方、芯部材には、少なくとも4つの摩擦
部材が装着されている。このうち、フライホイール側の
内周側摩擦部材とフライホイール側の外周側摩擦部材と
を比較すると、前者のほうが摩擦係数が小さい。また、
押圧部材側の内周側摩擦部材と外周側摩擦部材とを比較
すると、前者のほうが摩擦係数が大きい。すなわち、ク
ラッチ接続時に最初にフライホイールに接触するフライ
ホイール側の内周側摩擦部材及び最初に押圧部材に接触
する押圧部材側の外周側摩擦部材は、その摩擦係数が小
さく設定されている。これにより、クラッチ接続の最初
に急激にトルクが伝わることが抑制され、クラッチ接続
がよりスムーズになる。一方、フライホイール側の外周
側摩擦部材及び押圧部材側の内周側摩擦部材の摩擦係数
が大きいため、完全にクラッチが接続された後のトルク
容量も十分に確保される。
【0017】請求項5に記載のクラッチディスク組立体
は、請求項1から4のいずれかに記載のクラッチディス
ク組立体であって、摩擦部材の内周端と外周端とは、ク
ラッチ装置の軸方向に、0.1mm〜2.0mm離れて
いる。請求項6に記載のクラッチディスク組立体は、ト
ルク入力側のフライホイールとトルク出力側のトランス
ミッションの入力軸との間でトルクの伝達及び遮断を切
り替えるクラッチ装置において、フライホイールの摩擦
面に圧接することでフライホイールとトランスミッショ
ンの入力軸とを接続するクラッチディスク組立体であ
る。このクラッチディスク組立体は、内周側構造体と、
芯部材と、摩擦部材とを備えている。内周側構造体は、
トランスミッションの入力軸と回転方向に連動する。芯
部材は、フライホイールの摩擦面に対して傾斜する傾斜
面を有しており、内周部が内周側構造体に固定される。
摩擦部材は、芯部材に装着される部材であって、内周側
摩擦部材と外周側摩擦部材とに分割されている。
【0018】従来から、内周側構造体の外周部分や芯部
材の内周部を折り曲げ、フライホイールの摩擦面に対し
て傾斜している傾斜面を芯部材に形成する設計が行われ
ている。これは、芯部材に装着される摩擦部材をフライ
ホイールの摩擦面に対して傾斜させ、フライホイールと
摩擦部材との急激な摩擦連結を回避することを意図した
設計である。しかしながら、芯部材が傾斜するように設
計しても、設計通りの傾斜が形成されていないことが判
明してきた。この理由を探ってみると、芯部材を内周側
構造体に固定する段階では芯部材が設計通り傾斜してい
るが、摩擦部材を芯部材に装着した後には、芯部材の傾
斜が設計値よりも小さくなっていることが判った。さら
に、この原因を解析したところ、軸方向の摩擦部材の剛
性が大きいために、傾斜していた芯部材が摩擦部材の装
着によってフライホイールに対して平行な状態に戻され
ていることが確認された。
【0019】そこで、本請求項に記載のクラッチディス
ク組立体では、摩擦部材として、内周側摩擦部材と外周
側摩擦部材とに分割されている摩擦部材を用いている。
この摩擦部材は、分割によって、摩擦部材の軸方向の剛
性が従来よりも小さくなっている。このため、たとえ内
周側摩擦部材及び外周側摩擦部材の少なくとも一方に高
剛性の材料を使ったとしても、トータルとしての摩擦部
材の剛性を小さく抑えることができる。これにより、摩
擦部材を装着したときの芯部材の傾斜の戻りが小さくな
り、所望の芯部材の傾斜を保持することが可能となる。
【0020】なお、摩擦部材は、完全に分割されている
必要はなく、一部で内周側摩擦部材と外周側摩擦部材と
がつながっていてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施
形態に係るクラッチディスク組立体2を含むクラッチ装
置1を示している。このクラッチ装置1は、車両、特に
大型車両のように必要なトルク伝達容量が大きい車両で
採用されるものであり、エンジン側のフライホイール9
0からトランスミッションのメインドライブシャフト
(入力軸)91へとトルクを伝達及び遮断するための装
置である。図1における軸O−Oが、クラッチ装置1の
回転軸である。この回転軸O−Oは、フライホイール9
0の摩擦係合面90a(図3参照)と直交している。
【0022】<クラッチ装置の構成>クラッチ装置1
は、主として、クラッチディスク組立体2と、フライホ
イール90に固定されるクラッチカバー組立体3とから
構成されている。クラッチディスク組立体2は、内周側
のダンパー部2aと、外周側の摩擦連結部2bとから構
成されている。ダンパー部2aの内周部には、メインド
ライブシャフト91がスプライン係合する(図1参
照)。摩擦連結部2bは、クラッチ非連結時において、
回転軸O−Oに直交する面に対して傾斜を有する状態で
フライホイール90の摩擦係合面90aに対向するよう
に配置されている(図3参照)。
【0023】クラッチカバー組立体3は、クラッチディ
スク組立体2の摩擦連結部2bをフライホイール90に
押圧し摩擦連結させる、又はその連結を解除する組立体
である。このクラッチカバー組立体3は、主として、ク
ラッチカバー31と、プレッシャープレート(押圧部
材)32と、プレッシャープレート移動機構33とから
構成されている。
【0024】クラッチカバー31は、環状の部材であ
り、スペーサを介してフライホイール90に固定され
る。プレッシャープレート32は、図1及び図3に示す
ように、フライホイール90側の摩擦係合面32aが摩
擦連結部2bを挟んでフライホイール90の摩擦係合面
90aと対向するように配置されている。プレッシャー
プレート32の摩擦係合面32aとフライホイール90
の摩擦係合面90aとは平行である。プレッシャープレ
ート32は、クラッチカバー31に相対回転不能にかつ
軸方向移動可能に支持されている。
【0025】プレッシャープレート移動機構33は、主
として、複数のコイルスプリング33aと、レリーズレ
バー33bとから構成されている。コイルスプリング3
3aは、回転軸O−O方向に延びており、一端がクラッ
チカバー31に当接し、他端がプレッシャープレート3
2に当接している。図1に示すクラッチ連結状態で、コ
イルスプリング33aは、プレッシャープレート32に
対してフライホイール90側に押圧力を与える。レリー
ズレバー33bは、図示しないクラッチ操作機構の動き
に連動して、プレッシャープレート32をフライホイー
ル90と反対側に引き上げる部材である。レリーズレバ
ー33bの内側端部に対してクラッチ操作機構のレリー
ズ装置(図示せず)がフライホイール90側に力を加え
ると、レリーズレバー33bの外側端部に連結されてい
るプレッシャープレート32は、フライホイール90と
反対側に移動する。
【0026】<クラッチディスク組立体の詳細構成>以
下に、クラッチディスク組立体2の詳細について説明す
る。 (ダンパー部)クラッチディスク組立体2の内周側のダ
ンパー部2aは、トルク変動を吸収・減衰する役割を果
たす構造体であり、主として、スプラインハブ21と、
クラッチプレート22と、リティニングプレート23
と、トーションスプリング24とから構成されている。
【0027】スプラインハブ21は、その中心部に、メ
インドライブシャフト91の図示しないスプライン歯に
噛み合うスプライン孔21aを有している。また、スプ
ラインハブ21には、筒状の本体から外方に延びるフラ
ンジ21bが一体に形成されている。フランジ21bに
は窓孔が形成されており、その窓孔にトーションスプリ
ング24が収容される。
【0028】スプラインハブ21のフランジ21bを挟
むように、クラッチプレート22及びリティニングプレ
ート23が配置されている。これらのプレート22,2
3は、1対となっており、ピンによって回転不能に連結
されている。また、これらのプレート22,23にも、
フランジ21bの窓孔に対応する窓孔が形成されてい
る。これらの窓孔は、トーションスプリング24を外側
から覆うように切り起こされており、その内部にトーシ
ョンスプリング24が収納される。
【0029】トーションスプリング24は、両端が両プ
レート22,23及びフランジ21bの窓孔の両端部に
当接して、両プレート22,23とスプラインハブ21
との間でトルクの伝達を行う。クラッチプレート22の
内周部とフランジ21bの内周部との間には、フリクシ
ョンワッシャー25が配置されている。フランジ21b
の内周部とリティニングプレート23の内周部との間に
は、フリクションワッシャー26、フリクションプレー
ト27、及びコーンスプリング28が配置されている。
これらのフリクションワッシャー25,26がフランジ
21bと両プレート22,23との間で摺動することに
よって、トーションスプリング24の伸縮中にトルク変
動(ねじり振動)を減衰させる所定の摩擦力(ヒステリ
シストルク)が生じる。
【0030】また、クラッチプレート22の外周部22
aは、摩擦連結部2bの内周部が固定される部分であ
り、円周方向に等間隔に複数の孔が開けられている。図
3に示すように、このクラッチプレート22の外周部2
2aは、クラッチ非連結時において外周側が内周側より
もプレッシャープレート32側に位置するように、傾斜
がつけられている。
【0031】(摩擦連結部)クラッチディスク組立体2
の外周側の摩擦連結部2bは、主として、コアプレート
(芯部材)10と、4枚の摩擦フェーシング12,1
3,14,15とから構成される。コアプレート10
は、その両面に摩擦フェーシング12〜15が装着さ
れ、その内周部10aがクラッチプレート22の外周部
22aに固定される。各摩擦フェーシング12〜15
は、リベット11aによって、コアプレート10への装
着が行われる。コアプレート10の内周部10aは、リ
ベット11bによって、クラッチプレート22の外周部
22aへの装着が行われる。組み立ての順序としては、
まずコアプレート10がクラッチプレート22に固定さ
れ、次に摩擦フェーシング12〜15がコアプレート1
0に固着される。
【0032】コアプレート10は、クラッチプレート2
2の外周部22aが傾斜していることから、フライホイ
ール90の摩擦係合面90aやプレッシャープレート3
2の摩擦係合面32aと離れているときには、これらに
対して傾斜した状態となる(図3参照)。また、コアプ
レート10は、全体として傾斜している他、中央部10
cにおいて回転軸O−O方向に折れ曲がっており、中央
部10cよりも外周側の部分(摩擦フェーシング13,
15が装着される外側装着部10d)の傾斜が中央部1
0cよりも内周側の部分(摩擦フェーシング12,14
が装着される内側装着部10b)の傾斜よりも大きくな
っている。すなわち、内周部10aと中央部10cとの
間にある内側装着部10bよりも、中央部10cよりも
外側にある外側装着部10dのほうが傾斜がきつくなっ
ている。
【0033】なお、コアプレート10は、円周方向に分
割されているものでもよいし、環状のものであってもよ
い。摩擦フェーシング12(フライホイール側の内周側
摩擦部材)は、内側装着部10bのフライホイール90
側の面に装着されるものであって、比較的摩擦係数の小
さいオルガニック材(有機材料)を環状に成形されたも
のである。
【0034】摩擦フェーシング13(フライホイール側
の外周側摩擦部材)は、外側装着部10dのフライホイ
ール90側の面に装着されるものであって、摩擦フェー
シング12よりも摩擦係数の大きいオルガニック材を環
状に成形されたものである。摩擦フェーシング14(押
圧部材側の内周側摩擦部材)は、内側装着部10bのプ
レッシャープレート32側の面に装着されるものであっ
て、比較的摩擦係数の大きいオルガニック材を環状に成
形されたものである。
【0035】摩擦フェーシング15(押圧部材側の外周
側摩擦部材)は、外側装着部10dのプレッシャープレ
ート32側の面に装着されるものであって、摩擦フェー
シング14よりも摩擦係数の小さいオルガニック材を環
状に成形されたものである。なお、コアプレート10が
傾斜している結果、摩擦フェーシング12は摩擦フェー
シング13よりもフライホイール90側に位置してお
り、摩擦フェーシング15は摩擦フェーシング14より
もプレッシャープレート32側に位置することになる
(図3参照)。
【0036】ここでは、上記のようにコアプレート10
の両面に装着する摩擦フェーシングを内周側の摩擦フェ
ーシング12,14と外周側の摩擦フェーシング13,
15とに分割しているため、摩擦フェーシング12〜1
5全体の回転軸O−O方向の曲げ剛性がコアプレート1
0の曲げ剛性よりも小さくなっている。したがって、平
面的な摩擦フェーシング12〜15をコアプレート10
に装着した後においても、コアプレート10の傾斜状態
が図3に示すように概ね維持される。なお、理解の容易
のために図3には傾斜を誇張したものを示しているが、
実際のクラッチディスク組立体2では傾斜は小さなもの
である。具体的には、摩擦フェーシング12の内周端と
摩擦フェーシング13の外周端とが回転軸O−O方向に
0.1mm〜2.0mm離れるように、クラッチプレー
ト22の外周部22a及びコアプレート10の中央部1
0cが折り曲げられている。
【0037】<クラッチ装置の動作>次に、クラッチ装
置1の動作について説明する。まず、クラッチ連結状態
からクラッチの連結を解除する動作について説明する。
クラッチ操作に従い、クラッチ操作機構のレリーズ装置
(図示せず)がレリーズレバー33bをフライホイール
90側に押すと、プレッシャープレート32がフライホ
イール90と反対側に移動する。すると、図1に示すク
ラッチ連結状態が解除され、図3に示すように、クラッ
チディスク組立体2の摩擦連結部2bがフライホイール
90及びプレッシャープレート32から離れた状態に移
行する。これにより、フライホイール90から摩擦連結
部2b及びダンパー部2aを介してメインドライブシャ
フト91に伝達されていたトルクが、フライホイール9
0から摩擦連結部2bに伝わる部分で遮断されるように
なる。
【0038】次に、クラッチが解除されている状態から
クラッチを連結させる動作について、図4を用いて説明
する。クラッチ操作に従い、クラッチ操作機構のレリー
ズ装置(図示せず)がレリーズレバー33bをフライホ
イール90と反対側に戻すと、図4(a)に示すクラッ
チの解除状態から、だんだんとプレッシャープレート3
2がフライホイール90側に押圧されていく。
【0039】すると、最初に、プレッシャープレート3
2が摩擦フェーシング15に当接し、クラッチディスク
組立体2がフライホイール90側に押され、摩擦フェー
シング12がフライホイール90に当接する。この段階
では、比較的摩擦係数の小さい摩擦フェーシング12,
15だけがフライホイール90,プレッシャープレート
32に接しているため、大きなトルクは伝達されない。
【0040】次に、プレッシャープレート32がフライ
ホイール90に近づいてくると、クラッチプレート22
やコアプレート10が変形し、コアプレート10の傾斜
がなくなっていく(図4(b)参照)。この弾性変形に
対する反力により摩擦フェーシング12,15が段々と
強い力によってフライホイール90,プレッシャープレ
ート32に押しつけられるようになるが、この段階でも
押しつけ力はコイルスプリング33a全ての付勢力より
も小さい。したがって、この段階においても、大きなト
ルクは伝達されない。
【0041】さらにプレッシャープレート32がフライ
ホイール90に近づくと、コアプレート10の傾斜が完
全になくなり、図1に示すように、摩擦フェーシング1
3がフライホイール90に押しつけられ、摩擦フェーシ
ング14がプレッシャープレート32に押しつけられる
状態になる。このときの各摩擦フェーシング12〜15
に作用する押しつけ力は、コイルスプリング33a全て
の付勢力となり、摩擦連結部2bは強い力でフライホイ
ール90とプレッシャープレート32との間に挟持され
るようになる。トルク伝達量も、コアプレート10の傾
斜がなくなるにつれて段々と大きくなり、図1に示す最
終段階において頂点に達する。
【0042】<本実施形態のクラッチディスク組立体の
特徴> (1)従来から、ダンパー部の外周部分やコアプレート
の内周部を折り曲げ、フライホイールの摩擦係合面に対
してコアプレートを傾斜させる設計は行われているが、
通常コアプレートよりも摩擦フェーシングのほうが回転
軸O−O方向の曲げ剛性が大きいため、傾斜していたコ
アプレートが摩擦フェーシングのコアプレートへの装着
によってフライホイールに対して平行な状態に戻されて
いる。
【0043】これに対し、本実施形態のクラッチディス
ク組立体2では、摩擦フェーシングを内周側の摩擦フェ
ーシング12,14と外周側の摩擦フェーシング13,
15とに分割することで、摩擦フェーシング12〜15
全体としての曲げ剛性を、コアプレート10の曲げ剛性
よりも小さなものとしている。このため、摩擦フェーシ
ング12〜15を装着しても、コアプレート10の傾斜
の戻りは小さく、設計値に近い傾斜を維持することがで
きている。
【0044】また、クラッチ装置の種類やサイズによっ
ては、分割しても摩擦フェーシング12〜15の曲げ剛
性がコアプレート10の曲げ剛性よりも大きくなる場合
も考えられるが、その場合であっても、分割により摩擦
フェーシング12〜15の曲げ剛性がかなり小さくなる
ため、従来よりもコアプレート10の傾斜の戻りを小さ
く抑えられる。
【0045】(2)クラッチディスク組立体2では、コ
アプレート10の内側装着部10b(内周側摩擦部材装
着部分)と外側装着部10d(外周側摩擦部材装着部
分)との間の部分である中央部10cを回転軸O−O方
向に折り曲げているため、コアプレート10全体の傾斜
を設定し易くなるとともに、コアプレート10の中央部
10cの内周側と外周側とで傾斜度合いを変えることが
できている。これにより、クラッチ接続時におけるクッ
ション効果が向上している。また、特にクッション効果
を必要とする外周側の部分において、内周側の部分より
も高いクッション効果を得ることができている。
【0046】(3)クラッチディスク組立体2では、内
周側の摩擦フェーシング12が外周側の摩擦フェーシン
グ13よりもフライホイール90側に位置するように、
コアプレート10を傾斜させている。したがって、摩擦
連結部2bがプレッシャープレート32によりフライホ
イール90に押しつけられたときには、外周側の摩擦フ
ェーシング13よりも先に内周側の摩擦フェーシング1
2がフライホイール90に接触する。そして、コアプレ
ート10の弾性変形を伴いながら、続けて外周側の摩擦
フェーシング13がフライホイール90に接触する。
【0047】一方、フライホイール90側にある摩擦フ
ェーシング12と摩擦フェーシング13とでは前者のほ
うが摩擦係数が小さく、プレッシャープレート32側の
摩擦フェーシング14と摩擦フェーシング15とでは後
者のほうが摩擦係数が小さい。すなわち、クラッチ接続
時に最初にフライホイール90に接触する摩擦フェーシ
ング12及び最初にプレッシャープレート32に接触す
る摩擦フェーシング15は、その摩擦係数が小さく設定
されている。これにより、クラッチ接続の最初に急激に
トルクが伝わることが抑制され、クラッチ接続がスムー
ズになっている。一方、摩擦フェーシング13及び摩擦
フェーシング14の摩擦係数が大きいため、完全にクラ
ッチが接続された後のトルク容量も十分に確保されてい
る。
【0048】[他の実施形態] (A)小さい摩擦係数であることが求められる摩擦フェ
ーシング12及び摩擦フェーシング15は、同一材料で
あってもよいし、異種材料であってもよい。すなわち、
両摩擦フェーシング12,15は、必ずしも同じ摩擦係
数である必要はない。
【0049】また、大きい摩擦係数であることが求めら
れる摩擦フェーシング13及び摩擦フェーシング14に
ついても、必ずしも同じ摩擦係数である必要はなく、同
一材料であっても異種材料であってもよい。 (B)上記実施形態では、摩擦フェーシング13,14
として、オルガニック材を環状に成形したものを使用し
ているが、分割タイプのセラメタリックス・フェーシン
グを使用してもよい。
【0050】セラメタリックス・フェーシングは、メタ
リック材から成る摩擦フェーシングの1つであり、セラ
ミックを利用しており、耐摩耗性や耐熱性に優れてい
る。なお、メタリック材(無機材料)は、金属のもつ耐
熱性及び高面圧性を利用し、重車両(大型車両)やレー
ス用車両のクラッチ装置に使われている材料である。メ
タリック材の主成分は銅粉であり、添加剤は錫、鉛、グ
ラファイト等である。メタリック材から成る摩擦フェー
シングは、上記の材料を混入したものを加熱焼結すると
ともに芯板に焼結して製造する。
【0051】(C)摩擦フェーシング12〜15は、真
円の環状フェーシングではなく、楕円の環状フェーシン
グであってもよい。 (D)上記実施形態では、コアプレート10に装着する
摩擦フェーシングを内周側の摩擦フェーシング12,1
4と外周側の摩擦フェーシング13,15とに完全に分
割しているが、必ずしも完全に分割する必要はなく、摩
擦フェーシング12〜15全体の曲げ剛性が小さく抑え
られるのならば、摩擦フェーシング12と摩擦フェーシ
ング13、あるいは摩擦フェーシング14と摩擦フェー
シング15が、一部でつながっていてもよい。
【0052】(E)上記実施形態では、コアプレート1
0をその中央部10cで折り曲げているが、必ずしも中
央部10cで折り曲げる必要はない。内側装着部10b
と外側装着部10dとで傾斜に差をつけなくてもスムー
ズなクラッチ接続が為されるのであれば、中央部10c
での折り曲げは省略することができる。
【0053】(F)上記実施形態では、クラッチプレー
ト22の外周部22aを傾斜させる構成としているが、
これを傾斜させる代わりに、コアプレート10の内周部
10aを折り曲げることで内側装着部10bを傾斜させ
るように構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明では、軸方向の剛性が芯部材より
も小さい摩擦部材を用いているため、摩擦部材を装着し
たときの芯部材の傾斜の戻りが小さくなり、所望の芯部
材の傾斜を保持することが容易となる。また、別の本発
明では、内周側摩擦部材と外周側摩擦部材とに分割され
ている摩擦部材を用い、摩擦部材の軸方向の剛性を従来
よりも小さくしたため、摩擦部材を装着したときの芯部
材の傾斜の戻りが小さくなり、所望の芯部材の傾斜を保
持することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクラッチディスク組
立体を含むクラッチ装置の縦断面図。
【図2】クラッチディスク組立体の正面図。
【図3】クラッチディスク組立体の拡大縦断面図。
【図4】クラッチ接続動作の説明図。
【符号の説明】
1 クラッチ装置 2 クラッチディスク組立体 2a ダンパー部(内周側構造体) 2b 摩擦連結部 3 クラッチカバー組立体 10 コアプレート(芯部材) 10a 内周部 10b 内側装着部(内周側摩擦部材装着部分) 10c 中央部 10d 外側装着部(外周側摩擦部材装着部分) 12 摩擦フェーシング(フライホイール側の内周側
摩擦部材) 13 摩擦フェーシング(フライホイール側の外周側
摩擦部材) 14 摩擦フェーシング(押圧部材側の内周側摩擦部
材) 15 摩擦フェーシング(押圧部材側の外周側摩擦部
材) 22 クラッチプレート 22a クラッチプレートの外周部 32 プレッシャープレート(押圧部材) 90 フライホイール 91 メインドライブシャフト(トランスミッション
の入力軸)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルク入力側のフライホイールとトルク出
    力側のトランスミッションの入力軸との間でトルクの伝
    達及び遮断を切り替えるクラッチ装置において、前記フ
    ライホイールの摩擦面に圧接することで前記フライホイ
    ールと前記トランスミッションの入力軸とを接続するク
    ラッチディスク組立体であって、 前記トランスミッションの入力軸と回転方向に連動する
    内周側構造体と、 前記フライホイールの摩擦面に対して傾斜する傾斜面を
    有し、内周部が前記内周側構造体に固定される芯部材
    と、 前記芯部材に装着される部材で、クラッチ装置の回転軸
    に沿った方向の剛性が前記芯部材よりも小さい摩擦部材
    と、を備えたクラッチディスク組立体。
  2. 【請求項2】前記摩擦部材は、内周側摩擦部材と外周側
    摩擦部材とに分割されている、請求項1に記載のクラッ
    チディスク組立体。
  3. 【請求項3】前記芯部材は、前記内周側摩擦部材が装着
    される部分と前記外周側摩擦部材が装着される部分との
    間の部分において、クラッチ装置の回転軸に沿った方向
    に折り曲げられている、請求項2に記載のクラッチディ
    スク組立体。
  4. 【請求項4】前記芯部材及び前記摩擦部材は、クラッチ
    装置の押圧部材により前記フライホイールに押しつけら
    れ押圧部材と前記フライホイールとの間に挟持されるも
    のであり、 前記内周側摩擦部材及び前記外周側摩擦部材は、前記芯
    部材の前記フライホイール側の面及び前記押圧部材側の
    面にそれぞれ装着され、 前記芯部材の傾斜面は、前記内周側摩擦部材が前記外周
    側摩擦部材よりも前記フライホイール側に位置するよう
    に傾斜しており、 前記フライホイール側の前記内周側摩擦部材及び前記押
    圧部材側の前記外周側摩擦部材の摩擦係数は、前記フラ
    イホイール側の前記外周側摩擦部材及び前記押圧部材側
    の前記内周側摩擦部材の摩擦係数よりも小さい、請求項
    2又は3に記載のクラッチディスク組立体。
  5. 【請求項5】前記摩擦部材の内周端と外周端とは、クラ
    ッチ装置の軸方向に、0.1mm〜2.0mm離れてい
    る、請求項1から4のいずれかに記載のクラッチディス
    ク組立体。
  6. 【請求項6】トルク入力側のフライホイールとトルク出
    力側のトランスミッションの入力軸との間でトルクの伝
    達及び遮断を切り替えるクラッチ装置において、前記フ
    ライホイールの摩擦面に圧接することで前記フライホイ
    ールと前記トランスミッションの入力軸とを接続するク
    ラッチディスク組立体であって、 前記トランスミッションの入力軸と回転方向に連動する
    内周側構造体と、 前記フライホイールの摩擦面に対して傾斜する傾斜面を
    有し、内周部が前記内周側構造体に固定される芯部材
    と、 前記芯部材に装着される部材で、内周側摩擦部材と外周
    側摩擦部材とに分割されている摩擦部材と、を備えたク
    ラッチディスク組立体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000043A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Globeride Inc 魚釣用リール
KR101072081B1 (ko) 2004-11-26 2011-10-10 현대자동차주식회사 수동변속기 차량의 클러치디스크 구조
DE102013106090A1 (de) * 2013-06-12 2014-12-18 Karlsruher Institut für Technologie Kupplungsscheibe

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JP2010000043A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Globeride Inc 魚釣用リール
DE102013106090A1 (de) * 2013-06-12 2014-12-18 Karlsruher Institut für Technologie Kupplungsscheibe

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