JP2001262736A - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JP2001262736A
JP2001262736A JP2000076721A JP2000076721A JP2001262736A JP 2001262736 A JP2001262736 A JP 2001262736A JP 2000076721 A JP2000076721 A JP 2000076721A JP 2000076721 A JP2000076721 A JP 2000076721A JP 2001262736 A JP2001262736 A JP 2001262736A
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JP
Japan
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fire
building panel
male
construction panel
surface material
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Application number
JP2000076721A
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English (en)
Inventor
Senichi Okuyama
専一 奥山
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は防火性能、耐火性能を必要とする建
築、構築物の内壁材、外壁材、屋根材、天井材、床材、
間仕切り材、あるいは防火戸等として使用でき、かつ軽
量で、機械強度のある長尺状の建築用パネルに関するも
のである。 【構成】 表面材1と裏面材2とで合成樹脂発泡体から
なる芯材3をサンドイッチし、端部に雄雌連結構造を形
成した建築用パネルAにおいて、少なくとも雄雌連結構
造部分の連結部裏面に、耐火シート6が形成されている
建築用パネルAである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防火性能、耐火性能
を必要とする建築、構築物の内壁材、外壁材、屋根材、
天井材、床材、間仕切り材、あるいは防火戸等として使
用でき、かつ軽量で、機械強度のある長尺状の建築用パ
ネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄板状の表面材と裏面材にて合
成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした建築用パ
ネルは数多く発明、考案されて上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芯材と
して合成樹脂発泡体を用いたパネルでは、防火性能に課
題があり、パネル単体で耐火構造を取得するには困難性
があった。さらに、表面材と芯材との接着性が弱く、表
面材や裏面材との一体化に課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するため、表面材と裏面材とで合成樹脂発泡体か
らなる芯材をサンドイッチし、端部に雄雌連結構造を形
成した建築用パネルにおいて、少なくとも雄雌連結構造
部分の連結部裏面に、耐火シートが形成されている建築
用パネルを提案するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて、本発明に
係る建築用パネルAの一実施例について詳細に説明す
る。図1は上記建築用パネルAの代表的な一例を示す断
面図、図2は施工状態を示す断面図であり、表面材1と
裏面材2で合成樹脂を原料とする合成樹脂発泡体からな
る芯材3を、サンドイッチした建築用パネルAで、少な
くとも端部に雄型連結部4と雌型連結部5を形成し、表
面材1、裏面材2の裏面側(芯材3との境界面)に接着
層を介して耐火シート6を配したものである。なお、α
は躯体、βは固定具である。
【0006】表面材1、裏面材2は金属薄板、例えば
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、
押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは
無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生
成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、ア
ルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスフ
ァルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、
合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸
化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以
上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理
されたシート状物からなるものである。
【0007】また、芯材3はポリウレタンフォーム、ポ
リイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩
化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレ
ンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体から
なるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材1、もしくは裏面
材2の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化さ
せて形成したものである。また、芯材3中には各種難燃
材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏
スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウ
ム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カー
ボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火
性を向上させることもできる。
【0008】耐火シート6は少なくとも表面材1、裏面
材2の裏面側(芯材3との境界面)に、接着層を介して
一体に積層するものであり、主に、建築パネルAの耐火
性の向上、表面材1のフラット性の向上、表面材1と芯
材3との接着性の強化材、建築用パネルA全体の機械強
度のとして機能するものである。勿論、接着層を耐火シ
ート6に形成させても良いものである。
【0009】耐火シート6は例えば、厚さ約0.5〜5
mm程度に形成したシート状物(不織布)であり、ガラ
ス繊維、セラミック繊維、ロックウール等の不燃性繊
維、または非加流ゴム、あるいは熱可塑性樹脂、等の内
部にリン化合物および中和処理された熱膨張性黒鉛、無
機充填剤、等を含有させたものである。なお、図示しな
いが耐火シート6の表面を毛羽立たせて、アンカー効果
により芯材3や表面材1との接着性を強化することもで
きる。
【0010】リン化合物としては、特に限定されるもの
ではなく、特にポリリン酸アンモニウム類が諸性能、コ
スト、安全性の面において有効である。
【0011】熱膨張性黒鉛の素材としては、天然鱗状グ
ラファイト、熱分解グラファイト、キッシュグラファイ
ト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と、濃
硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロ
ム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処理することによ
り生成するグラファイト層間化合物であり、炭素の層状
構造を維持したままの結晶化合物であり、熱を受けた際
に炭化して発泡(膨張)し、断熱層を形成することによ
り、熱の伝導を妨げるものである。また、発泡倍率とし
ては5倍〜80倍位である。
【0012】なお、接着層としてはゴム系のような粘着
タイプや熱融着タイプが建築用パネルAの製造工程が容
易となるので好ましく、例えばブチルゴム、クロロプレ
ン、EVA、スチレン・ブタジエンゴム、ハイスチレン
ゴム、スチレン系ラストマー等の一種以上からなるもの
である。
【0013】不燃パッキング材7は、例えばロックウー
ルフェルト、セラミックウール等よりなり、連結部間に
間隙が形成されるのを防止して火炎の浸入を遮断し、主
に耐火材、気密材等の機能として有用なものである。
【0014】防水パッキング材8は、例えば定型で弾性
のあるパッキング材としては、例えばポリ塩化ビニル
系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン
系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレ
タン系、EPM、EPDM等の一般的に市販されている
ものである。また、硬化型のパッキング材(シーリング
材)としてはシリコーン系(反応硬化型、湿気硬化
型)、変成シリコーン系(反応硬化型)、ポリサルファ
イド系(反応硬化型)、ポリウレタン系(反応硬化型、
湿気硬化型)、SBR系(乾燥硬化型)、アクリル系
(乾燥硬化型)等よりなるものであり、主に防水材、気
密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの
成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を
有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニ
ウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファ
イト(発泡、非発泡)等の難燃材を混入した耐火性のあ
るパッキング材を使用しても良いものである。
【0015】以上説明したのは、本発明に係る建築用パ
ネルAの一実施例にすぎず、図3(a)〜(c)〜図1
2(a)〜(d)に示す建築用パネルAとすることがで
きる。
【0016】特に、図8(a)〜(c)〜図10(a)
〜(c)は端部に不燃ボード9を形成した建築用パネル
Aであり、耐火性をさらに向上するために形成したもの
である。また、図11(a)〜(d)、図12(a)〜
(d)は不燃ボード9の形成位置を各々変えたり、形成
しない場合の建築用パネルAを示す断面図である。
【0017】不燃ボード9は、連結部の防火性の強化の
ため用いるもので、例えばケイ酸カルシウム板、炭酸カ
ルシウム板、石膏ボード、パーライトセメント板、ロッ
クウール板、スレート板、ALC板、PC板、その他の
無機質軽量体、無機質軽量発泡体、あるいはこれらの複
合板の1種以上、もしくは超高密度樹脂(高密度のフェ
ノールフォーム等)を建築用パネルAの雄型連結部4、
雌型連結部5に一体に介在させるものである。勿論、図
に示すように雄型連結部4、雌型連結部5の両方に形成
したり、一方に形成したりすることができるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】上述したように本発明に係る建築用パネ
ルによれば、連結部に耐火シートを介在したので、耐
火性能が向上する。建築用パネルの機械強度が従前よ
り大幅に向上する。表面材をアルミニウム、芯材をイ
ソシアヌレートフォームとした場合でも防火構造を取得
できる。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築用パネルの代表的な一例を示
す説明図である。
【図2】施工状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図4】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図5】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図6】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図7】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図8】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図9】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を
示す説明図である。
【図10】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例
を示す説明図である。
【図11】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例
を示す説明図である。
【図12】本発明に係る建築用パネルのその他の実施例
を示す説明図である。
【符号の説明】
A 建築用パネル α 躯体 β 固定具 1 表面材 2 裏面材 3 芯材 4 雄型連結部 5 雌型連結部 6 耐火シート 7 不燃パッキング材 8 防水パッキング材 9 不燃ボード
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DA01 DE01 FA04 FA07 FA13 FA14 FA16 FA33 GA24 GA25 GA27 GA42 HA01 HA02 HA03 HB03 HB04 HB08 HC08 HD02 HD03 HD04 HD05 HD07 HD08 HD09 HD13 HD14 HE01 JA02 JA04 JA12 JA22 JA25 JD08 KA05 KA08 LA00 MA00 2E110 AA02 AA47 BA03 BA12 BA22 BD02 BD05 BD23 CB02 DA10 DA24 DB23 DC08 DC12 GA24Z GA32W GA32X GA33W GA33X GA42W GA42X GB02W GB02X GB03W GB03X GB05W GB05X GB06W GB06X GB07W GB07X GB32W GB32X GB43Z GB46W GB46X GB46Z GB48W GB48X GB49Z GB54Z GB55W GB55X GB62W GB62X GB63W GB63X 2E162 CA02 CA04 CA13 CA16 CA21 CA22 CA35 CA39 CB03 CB04 CB07 CB08 CB11 CB21 CD02 CD03 CD06 CD12 CE01 CE02 CE05 FA02 FA05 FA13 FA16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材と裏面材とで合成樹脂発泡体から
    なる芯材をサンドイッチし、端部に雄雌連結構造を形成
    した建築用パネルにおいて、少なくとも雄雌連結構造部
    分の連結部裏面に、耐火シートが形成されていることを
    特徴とする建築用パネル。
JP2000076721A 2000-03-17 2000-03-17 建築用パネル Pending JP2001262736A (ja)

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