JP2001262618A - 建設機械のドア用振れ止め装置 - Google Patents

建設機械のドア用振れ止め装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の主に運転席以外のドアの振動を防
止すべく設けられた建設機械のドア用振れ止め装置にお
いて、耐摩耗性が高く常に十分な制振作用を維持可能な
建設機械のドア用振れ止め装置を提供する。 【解決手段】 建設機械の躯体側(24)及びドア側(9,16)
のいずれか一方にドアの回動支点から離間するとともに
他方に向けて突設された係止部材(34,36)と、躯体側及
びドア側のいずれか他方に穿設され、ドアが閉状態にあ
るとき係止部材が嵌入されて周縁(31,33)の少なくとも
一部と当接する係止孔(30,32)とを備え、係止部材をラ
バーよりも硬く係止孔の周縁よりも柔らかい材料(アル
ミニウム等)で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械に係り、
詳しくは、建設機械のドア用振れ止め装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】油圧ショベル等の建設機械には、
運転席(キャビン)に運転者が乗降するために設けられ
たドア以外に、機械室用のドア等の各種のドアが設けら
れている。これらのドアは、一般に薄板鋼板製であっ
て、通常は建設機械の躯体にヒンジを介して開閉可能に
取り付けられており、閉扉時にはドアが不用意に開くこ
とがないようロック機構により躯体側にロックされるよ
う構成されている。
【0003】ところで、このような建設機械では、大型
で高出力のエンジンを搭載しているためにエンジンの振
動が大きく、また走行や採掘に伴う衝撃よる振動も大き
いことから、躯体が大きく振動すると上記各ドアもロッ
ク機構によるロックに拘わらず振動し、不快なビビリ音
(高周波音)等を発生するという問題があった。このよ
うな問題点を解決するために、例えばカバー体を開閉ロ
ック装置によりきっちりとロックする技術が実開平7−
38255号公報に開示されている。しかしながら、当
該技術は構造が複雑且つ高価であり実用的なものではな
い。
【0004】そこで、このようなドアの振動を抑える手
段として、図5に示すように、例えばドア50側のロッ
ク機構近傍に、ラバーからなる係止部材53を有した係
止ブラケット52を締結具により躯体51側に向けて取
付け、一方躯体51側には係止部材53に対応する位置
に係止孔55の穿設された被係止ブラケット54を締結
具により取付け、ドア50を閉状態としたときに係止部
材53が係止孔55に嵌入され且つロック機構をロック
したときに係止部材53の例えば上面56または下面5
7が係止孔55の周縁58と当接するよう構成したドア
用振れ止め装置が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、当該ドア用
振れ止め装置では、上述の如く係止部材53はラバー材
からなっており、一方躯体51側に穿設した係止孔55
の周縁58は例えば躯体51と同一材料である鋼からな
っているため、当該周縁58と係止部材53とが当接す
るとラバー部材の制振作用によりドア50の振動が小さ
く抑えられるものの、係止部材53が周縁58よりも遙
かに柔らかいために、上記大きな振動が発生するとドア
50の自重による慣性力で周縁58が係止部材51に食
い込み、係止部材53の上面56または下面57が図中
斜線で示すように早期に摩耗するという問題がある。
【0006】そして、このように係止部材53が早期に
摩耗に至ると、ドア50が大きく振動してしまうことに
なり、故に、この振動によるビビリ音の発生を防止する
ために当該係止部材53を新しいものと頻繁に交換しな
ければならず、コストアップに繋がり好ましいことでは
ない。また、係止ブラケット52を介して係止部材53
を設けるようにすると、ドア50が振動したとき、係止
ブラケット52のドア50への締結部に慣性力が集中
し、締結具の緩みやドア50の外板の変形等が発生する
おそれがある。このように締結具が緩んだりドア50の
外板が変形等してしまうとドア50の振動を十分に抑え
ることができなくなる可能性もあり好ましいことではな
い。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、耐摩耗性
が高く常に十分な制振作用を維持可能な建設機械のドア
用振れ止め装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明では、建設機械の主に運転席以
外のドアの振動を防止すべく設けられた建設機械のドア
用振れ止め装置において、建設機械の躯体側及びドア側
のいずれか一方にドアの回動支点から離間するとともに
他方に向けて突設された係止部材と、建設機械の躯体側
及びドア側のいずれか他方に穿設され、ドアが閉状態に
あるとき係止部材が嵌入されて周縁の少なくとも一部と
当接する係止孔とを備え、係止部材が、ラバーよりも硬
く係止孔の周縁よりも柔らかい材料からなるようにして
いる。
【0009】従って、建設作業中、エンジンの振動や建
設作業による振動が大きい場合であっても、躯体側に設
けられた係止孔の周縁が係止部材に食い込むようなこと
がなくなり、係止部材の耐摩耗性が向上する。また、係
止部材は係止孔の周縁よりも柔らかい材料からなるの
で、係止部材によって係止孔の周縁が変形してしまうよ
うなこともない。故に、係止部材を頻繁に交換すること
なく、またドアを補修交換等することなく、ドアの振動
が長期に亘り常に良好且つ十分に抑制される。
【0010】また、請求項2の発明では、係止部材はア
ルミニウムからなるようにしている。従って、係止部材
を容易に入手可能であって且つラバーよりも十分硬い適
切な材料にでき、係止部材の耐摩耗性が確実に向上す
る。また、通常躯体の材料は鋼であり、故に係止孔の周
縁も鋼であるが、アルミニウムは鋼よりも柔らかいの
で、係止部材によって係止孔の周縁が変形することもな
い。
【0011】また、請求項3の発明では、ドアはドア外
板に接合された補強部材を有し、係止部材は補強部材に
突設され、係止孔は前記補強部材に穿設されるようにし
ている。従って、ドアの振動を十分な強度を有した補強
部材で受けることになり、ドア外板が変形等することが
ない。故に、ドアを補修交換等することなくドアの振動
が常に良好且つ十分に抑制される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。図1を参照すると、本発明に係る建設
機械のドア用振れ止め装置が適用される建設機械の一つ
である油圧ショベルの外観図が概略的に示されている。
油圧ショベルは、走行機1に旋回台2、運転席(キャビ
ン)3、バケットアーム4等が載置されて躯体が構成さ
れている。また、旋回台2に設けられたエンジンルーム
5には、走行機1やバケットアーム4等を駆動するエン
ジン、ポンプ、タンク等が収納されており、さらにエン
ジンルーム5よりもキャビン3側には多用途を有するユ
ーティリティルーム6が設けられている。そして、エン
ジンルーム5やユーティリティルーム6には本発明に係
る回転式のドア7及びドア8がカバーとして設けられて
いる。
【0013】以下、本発明に係る回転式のドア7及びド
ア8について説明する。図2を参照すると、ドア7及び
ドア8の拡大図が示されている。同図に示すように、ド
ア7は、上端が湾曲した薄板鋼板製の方形のドアパネル
9の背面に、当該ドアパネル9の一側辺に沿うようにし
てレインフォース12が溶接されて構成されており、こ
のレインフォース12には一対のヒンジ18,18のそ
れぞれ一側が溶接等により取り付けられている。そし
て、ヒンジ18,18のそれぞれ他側が旋回台2に立設
された仕切板20の周縁に形成されたフランジ21に締
結具等により取り付けられている。
【0014】一方、ドア8は、やはり上端が湾曲した鋼
板製の方形のドアパネル10の背面に、当該ドアパネル
10の一対の側辺に沿うようにしてそれぞれレインフォ
ース(補強部材)14,16が溶接されて構成されてお
り、レインフォース14には一対のヒンジ19,19の
それぞれ一側が溶接等により取り付けられている。そし
て、ヒンジ19,19のそれぞれ他側が旋回台2に立設
された仕切板22の周縁に形成されたフランジ23に締
結具等により取り付けられている。
【0015】つまり、ドア7は仕切板20のフランジ2
1にヒンジ18,18を介して開閉自在に取り付けら
れ、ドア8は仕切板22のフランジ23にヒンジ19,
19を介して開閉自在に取り付けられており、ドア7と
ドア8とはドア7の方が奥側、ドア8の方が手前側とな
る所謂観音扉を構成している。また、同図に示すよう
に、ドアパネル9及びドアパネル10にはそれぞれドア
開閉用の取手26及び取手28が設けられている。そし
て、ドアパネル10に設けられた取手28は、旋回台2
に立設された仕切板24のフランジ25に締結具等によ
り突設された被ロック部材29と共にロック機構を構成
している。詳しくは、取手28の背面にはロック爪(図
示せず)が突出しており、ロック機構は、当該ロック爪
が被ロック部材29の端部と接触し係合することでロッ
クが成立し、一方、取手28を引くとロックが解除する
ようにされている。即ち、ドア7が奥側となるようにし
てドア8を閉じると、ロック機構のロックが成立してド
ア8とともにドア7がロックされ、これによりドア7及
びドア8がエンジンルーム5、ユーティリティルーム6
のカバーとして機能する。
【0016】同図に示すように、ドアパネル9の先端部
には係止孔30が穿設されており、ドア8のレインフォ
ース16には係止孔32が穿設されており、一方仕切板
24のフランジ25には、係止部材34と係止部材36
とが取付けられており、これら係止孔30,32と係止
部材34,36とから本発明に係る振れ止め装置が構成
されている。
【0017】図3を参照すると、振れ止め装置の拡大図
が示されており、また、図4を参照すると、図3中のA
−A線に沿う断面図が示されており、以下、これら図3
及び図4に基づき本発明に係る振れ止め装置を説明す
る。ドア7の先端部に穿設された係止孔30は、正方形
状に開口する孔であり、該係止孔30の周縁には、ドア
8側、つまり仕切板24のフランジ25と反対方向に延
びて立ちフランジ31が形成されている。また、係止孔
32も、係止孔30と同様に正方形状に開口する孔であ
り、該係止孔32の周縁にも、立ちフランジ31と同様
に立ちフランジ33が形成されている。
【0018】係止部材34,36は、共に、ラバー材よ
りも硬く上記立ちフランジ31,33よりも柔らかい単
一材料からなっている。詳しくは、ここでは、立ちフラ
ンジ31,33が鋼材であるため、係止部材34,36
はラバー材よりも硬く鋼材よりも柔らかいアルミニウム
材でできている。また、係止部材34,36は、共に略
直方体形状をなす部材であり、係止部材34の一対の上
面34a及び下面34b、係止部材36の一対の上面3
6a及び下面36bには、図4に示すように、フランジ
25から離れるに連れてすぼまるようにして緩やかな傾
斜が形成されている。つまり、係止部材34,36は、
図4で見て、面34c,36cの長手方向の寸法Xが面
34d,36dの寸法Yよりも短くされた台形形状をな
している。
【0019】また、図4に示すように、係止部材34,
36には、貫通孔35,37が穿設されており、ボルト
40を当該貫通孔35,37にそれぞれ貫通させフラン
ジ25上の溶接ナット25aに螺合させることで、係止
部材34,36がそれぞれ係止孔30,32と対応する
位置においてフランジ25に固定されている。そして、
当該振れ止め装置では、図示のように、ドア7及びドア
8が閉じられ、ロックされた状態で、係止部材34が係
止孔30に嵌入された状態とされ、係止部材36が係止
孔32に嵌入された状態とされる。
【0020】より詳しくは、図4に示すように、当該台
形形状の面34c,36cの寸法Xは係止孔30,32
の開口寸法Zよりも小さく、一方面34d,36dの寸
法Yは開口寸法Zと略同じかやや大きくされている。従
って、係止部材34,36が係止孔30,32に嵌入さ
れた状態では、係止部材34の一対の上面34a及び下
面34bの少なくともいずれか一方は、面34d,36
d近傍において係止孔32の周縁に設けられた立ちフラ
ンジ31と当接し、係止部材36の一対の上面36a及
び下面36bの少なくともいずれか一方は立ちフランジ
33と当接している。
【0021】つまり、当該振れ止め装置では、係止部材
34が係止孔30に嵌入され立ちフランジ31と当接す
ることで係止部材34の係止状態が確立し、係止部材3
6が係止孔32に嵌入され立ちフランジ33と当接する
ことで係止部材36の係止状態が確立するようにされて
いる。なお、図中、符号38は、係止部材34及びドア
パネル9上の立ちフランジ31とレインフォース16と
の干渉を回避するためにレインフォース16に穿設され
た逃がし孔であり、一方符号39は、係止部材36とド
アパネル9との干渉を回避するためにドアパネル9に穿
設された逃がし孔である。
【0022】そして、このように係止部材34,36が
係止状態とされることで、仕切板20,22,24、即
ち油圧ショベルの躯体が振動しても、ドア7やドア8の
振動、特にドア7やドア8の自重による上下方向の振動
が抑えられ、振れ止め機能が有効に働くこととなる。こ
れにより、不快なビビリ音等が好適に防止される。とこ
ろで、実際には、係止部材34,36は係止孔30,3
2に嵌入されているのみであることから、図4に示すよ
うに係止部材34,36と立ちフランジ31,33間に
僅かでも隙間があると、ドア7やドア8は微小振動し、
係止部材34,36が立ちフランジ31,33と周期的
に衝突することになる。そして、このように係止部材3
4,36と立ちフランジ31,33との衝突が繰り返さ
れると、係止部材34,36の摩耗、立ちフランジ3
1,33の変形等といった不具合の発生が危惧される。
【0023】しかしながら、この点に関し、本発明の振
れ止め装置では、上述したように係止部材34,36は
アルミニウム材でできている。従って、係止部材34,
36は耐摩耗性が高く従来のラバー材のように簡単に摩
耗することはない。また、アルミニウム材は鋼材よりも
柔らかいことから、アルミニウム材である係止部材3
4,36と鋼材である立ちフランジ31,33とが衝突
してしても、立ちフランジ31,33の方が硬いために
立ちフランジ31,33が変形することは殆どない。
【0024】故に、当該振れ止め装置では、係止部材3
4,36と係止孔30,32との関係が長期に亘って良
好に維持されることになり、係止部材34,36を頻繁
に交換することなくドア7及びドア8の振動が長期に亘
り良好に抑制される。また、特に係止部材36は、剛性
の高いレインフォース16に穿設された係止孔32に嵌
入され係止されるので、油圧ショベルの躯体が振動して
ドア8の自重による慣性力が発生し、立ちフランジ33
が当該慣性力に対する反力を係止部材36から受けて
も、当該反力によってレインフォース16が容易に変形
してしまうことはない。
【0025】故に、当該振れ止め装置では、特に、係止
部材36と係止孔32との関係が常に良好に維持され、
ドア8の振動が長期に亘り良好に抑制される。なお、上
記実施形態では、入手が容易である等の理由から係止部
材34,36をアルミニウム材で構成したが、、係止部
材34,36は、ラバー材よりも硬く立ちフランジ3
1,33の材料よりも柔らかい材料であれば如何なるも
のであってもよい。
【0026】また、係止部材34,36を略直方体形状
としたが、その形状は係止孔30,32の開口形状に基
づいて適宜定めればよい。従って、係止孔30,32の
開口形状が円形形状であれば、係止部材34,36は円
錐台形状であってもよく、このような形状であっても上
記同様の効果が奏される。また、上記実施形態では、係
止孔30をドアパネル9に直接設けるようにしたが、可
能であれば、ドアパネル9にもレインフォース16に対
応するレインフォースを取付け、係止孔32と同様にレ
インフォースに係止孔30を設けるようにしてもよい。
これにより、係止部材34と係止孔30との関係がさら
に良好に維持され、ドア7についても振動が長期に亘り
より一層良好に抑制される。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の建設機械のドア用振れ止め装置によれば、係止
部材をラバーよりも硬く係止孔の周縁よりも柔らかい材
料で構成したので、建設作業中、エンジンの振動や建設
作業による大きな振動に拘わらず、係止部材の耐摩耗性
を向上させることができ、係止部材との当接による係止
孔の周縁の変形をも防止することができる。故に、係止
部材を頻繁に交換することなく、またドアを補修交換等
することなく、ドアの振動を長期に亘り常に良好且つ十
分に抑制することができる。
【0028】また、請求項2の建設機械のドア用振れ止
め装置によれば、係止部材はアルミニウムからなるの
で、係止部材を容易に入手可能であって且つラバーより
も十分硬い適切な材料にでき、係止部材の耐摩耗性を確
実に向上させることができる。また、アルミニウムは通
常躯体に使用される鋼よりも柔らかいことから、係止孔
の周縁の変形を確実に防止することができる。
【0029】また、請求項3の建設機械のドア用振れ止
め装置によれば、係止部材はドア外板に接合された補強
部材に突設され、係止孔は当該補強部材に穿設されるの
で、ドアの振動を十分な強度を有した補強部材で受ける
ようにしてドア外板が変形等してしまうことを防止で
き、ドアを補修交換等することなくドアの振動を常に良
好且つ十分に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設機械のドア用振れ止め装置が
適用される油圧ショベルの外観を示す概略図である。
【図2】油圧ショベルのエンジンルーム及びユーティリ
ティルームのドアの拡大図である。
【図3】本発明に係る振れ止め装置の拡大図である。
【図4】図3中のA−A線に沿う断面図である。
【図5】従来のドア用振れ止め装置を示す図である。
【符号の説明】
1 走行機 2 旋回台(躯体) 5 エンジンルーム 6 ユーティリティルーム 7 ドア 8 ドア 9 ドアパネル 10 ドアパネル 16 レインフォース(補強部材) 24 仕切板(躯体) 30 係止孔 31 立ちフランジ(周縁) 32 係止孔 33 立ちフランジ(周縁) 34 係止部材 36 係止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の主に運転席以外のドアの振動
    を防止すべく設けられた建設機械のドア用振れ止め装置
    において、 前記建設機械の躯体側及び前記ドア側のいずれか一方に
    前記ドアの回動支点から離間するとともに他方に向けて
    突設された係止部材と、 前記建設機械の躯体側及び前記ドア側のいずれか他方に
    穿設され、前記ドアが閉状態にあるとき前記係止部材が
    嵌入されて周縁の少なくとも一部と当接する係止孔とを
    備え、 前記係止部材が、ラバーよりも硬く前記係止孔の周縁よ
    りも柔らかい材料からなることを特徴とする建設機械の
    ドア用振れ止め装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部材はアルミニウムからなるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の建設機械のドア用振
    れ止め装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアはドア外板に接合された補強部
    材を有し、前記係止部材は前記補強部材に突設され、前
    記係止孔は前記補強部材に穿設されることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載の建設機械のドア用振れ止
    め装置。
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