JP2001261188A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2001261188A JP2001261188A JP2000073257A JP2000073257A JP2001261188A JP 2001261188 A JP2001261188 A JP 2001261188A JP 2000073257 A JP2000073257 A JP 2000073257A JP 2000073257 A JP2000073257 A JP 2000073257A JP 2001261188 A JP2001261188 A JP 2001261188A
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
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Abstract
装置を提供すること。 【解決手段】用紙押さえ部材21の後端部21aは係止
部22にて係止し、用紙押さえ部材21は印写受け部材
18のリブ20に弾性復元力で押し付けられている状態
から、先端コロ17の支軸17aを中心として用紙押さ
え方向と反対方向(図3の矢印方向)に90°以上回動
が可能な構成となっている。また、用紙押さえ部材21
と先端コロ17の支軸17aとの間にはカラー部材23
を介装している。このカラー部材23としては、例えば
ポリアセタール等の摺動性がよい材質のものを用いるこ
とで、用紙押さえ部材21と先端コロ軸17aとの摺動
による異音の発生などを低減することができる。
Description
装置に関し、特に搬送ローラと押さえコロとの間から外
れた用紙を押さえる用紙押さえ部材を備えているインク
ジェット記録装置に関する。
ミリ、プロッタ等の画像記録装置或いは画像形成装置と
して用いるインクジェット記録装置は、インク滴を吐出
するノズルと、このノズルが連通する吐出室(圧力室、
加圧液室、液室、インク流路等とも称される。)と、こ
の吐出室内のインクを加圧するエネルギーを発生するエ
ネルギー発生手段とを備えて、エネルギー発生手段を駆
動することで吐出室内インクを加圧してノズルからイン
ク滴を吐出させ、用紙(画像が記録されるものの意味で
あり、材質が紙に限るものではない。)に画像を記録す
る。
ては、インク滴を用紙に着弾させて記録を行うため、用
紙後端部がフリーになった状態で印字すると、印字によ
るコックリングや紙自体のカールによって用紙後端部が
跳ね上がり、用紙が記録ヘッドに接触して、画像が汚れ
たり、ノズルの目詰まりを起こしてしまう。そのため、
用紙後端部が押さえられている状態ですべての画像を記
録しなければならず、用紙後端部の余白を大きくなり、
画像記録可能領域が狭くなる。
あっては、例えば特開平6−293168号公報、実開
平7−40144号公報などに記載されているように、
搬送ローラを外れた用紙の後端部を記録ヘッドによる印
写領域のぎりぎりまで押さえるためにシート状の弾性体
や板ばねなどの用紙押さえ部材を備えるものがある。
た従来のインクジェット記録装置のように、用紙を印写
領域のぎりぎりまで押さえるための用紙押さえ部材を備
えた場合、紙詰まり(ジャム)が発生したときに、ジャ
ムした用紙の除去時に押さえ部材に用紙が引っ掛かり、
用紙が裂けて本体に残ってしまうことがあり、残紙の除
去に手間がかかるなど、ジャム処理(紙詰まり処理)作
業の作業性が悪くなるという課題がある。
あり、紙詰まり処理を容易にしたインクジェット記録装
置を提供することを目的とする。
め、本発明に係るインクジェット記録装置は、用紙押さ
え部材が押さえ方向と反対方向に回動可能である構成と
した。
可能であることが好ましい。また、用紙押さえ部材は弾
性部材であることが好ましい。さらに、用紙押さえ部材
は押さえコロの支軸に回動可能に装着することができ
る。この場合、用紙押さえ部材と押さえコロの支軸との
間にカラー部材を介装することが好ましい。
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の機構部の概略斜視説明図、図2は同機
構部の要部側面説明図、図3は図2の要部拡大図、図4
は同機構部の要部平面図である。
イドロッド1及び従支持ガイドロッド2を略水平な位置
関係で横架し、これらの主支持ガイドロッド1及び従支
持ガイドロッド2でキャリッジ3を主走査方向に摺動自
在に支持している。このキャリッジ3の下面側には、イ
エロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シアン
(C)インク、ブラック(Bk)インクをそれぞれ吐出
する記録ヘッド4を、その吐出面(ノズル面)を下方に
向けて搭載し、またキャリッジ3の上面側には記録ヘッ
ド4に各色のインクを供給するための各色のインクカー
トリッジ5を交換可能に搭載している。
吐出する複数のヘッドを用いてもよいし、或いは各色の
インク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドを用い
てもよい。また、記録ヘッド4として用いるインクジェ
ットヘッドは、圧電素子などの電気機械変換素子で液室
壁面を形成する振動板を介してインクを加圧するもの、
或いは発熱抵抗体による膜沸騰でバブル生じさせてイン
クを加圧するもの、若しくは液室壁面を形成する振動板
とこれに対向する電極との間の静電力で振動板を変位さ
せてインクを加圧するものなどを使用することができ
る。
回転される駆動プーリ(駆動タイミングプーリ)8と従
動プーリ(アイドラプーリ)9との間に張装したタイミ
ングベルト10に連結して、主走査モータ7を駆動制御
することによってキャリッジ3を主走査方向に移動走査
するようにしている。
間に用紙11を主走査方向と直交する副走査方向に送る
ための搬送ローラ12を回転自在に保持している。この
搬送ローラ12は図1に示す副走査モータ13の回転を
図示しないギヤ列を介して伝達される。この搬送ローラ
12は給紙カセット14にセットされて給紙ローラ15
で給紙される用紙11を反転させて搬送する。
を搬送ローラ12面に沿ってターンさせる(反転させ
る)ための加圧コロ16及び押さえコロである先端コロ
17を回転自在に配設している。そして、搬送ローラ1
2の用紙搬送方向下流側には、記録ヘッド4に対向し、
キャリッジ3の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ロ
ーラ12から送り出された用紙11を記録ヘッド4の下
方側で案内する印写受け部材18を配置している。
示すように、主走査方向印写領域におけるキャリッジ3
の移動範囲に相当する長さを有し、主走査方向に多数の
リブ19及び複数のリブ20が所要の間隔で形成されて
いる。用紙11はリブ19、20の最上面と当接しつつ
案内されることで、記録ヘッド4との用紙11表面(印
写面)との間隔が規定される。
上流側には、この印写受け部材18のリブ20に対応し
た位置に、弾性部材としてのねじりコイルバネからなる
用紙押さえ部材21を、リブ20側に付勢して、押さえ
コロである先端コロ17の支軸17aに回動可能に取り
付けている。
係止部22にて係止し、用紙押さえ部材21は印写受け
部材18のリブ20に弾性復元力で押し付けられている
状態から、先端コロ17の支軸17aを中心として用紙
押さえ方向と反対方向(図3の矢印方向)に90°以上
回動が可能な構成となっている。
の支軸17aとの間にはカラー部材23を介装してい
る。このカラー部材23としては、例えばポリアセター
ル等の摺動性がよい材質のものを用いることで、用紙押
さえ部材21と先端コロ軸17aとの摺動による異音の
発生などを低減することができて好ましい。
流側には、用紙11を排紙方向へ送り出すために回転駆
動される第1排紙ローラ25及びこれに当接する拍車ロ
ーラ26、搬送路形成部材27、第2排紙ローラ28及
びこれに当接する拍車ローラ29とを配置し、排紙され
る用紙11をストックする傾斜状態で装着した排紙トレ
イ30を設けている。
装置においては、給紙ローラ15でカセット14から用
紙11を給紙することで、搬送ローラ11の周面に沿っ
て中間コロ16で反転され、先端コロ17で押さえられ
ながら搬送ローラ12から送り出されて、印写受け部材
18のリブ19、20に案内され、次いで用紙11裏面
がリブ19、20の最上面に当接しつつ案内されること
により、用紙11は記録ヘッド6との間隔が規定されて
搬送される。
て例えばインターレス印字方式で用紙11上に画像を印
写する。このとき、用紙11は、給紙側を搬送ローラ1
2と先端コロ17に、排紙側を第1排紙ローラ25と拍
車26に保持されて印写受け部材18上で平面性を保っ
て印字、搬送される。用紙11の後端が先端コロ17を
抜けると、用紙後端は用紙押さえ部材21のみによって
印写受け部材18のリブ20に押し付けられ、この状態
で印写が行われる。
な場合、用紙押さえ部材21を印写受け部材18のリブ
20に押し付けられている状態から、先端コロ17の支
軸17aを中心として90°以上回動させることができ
るので、用紙押さえ部材21をリブ20から離間させ
て、ジャムした用紙を除去することができ、ジャム処理
作業が容易になる。
1にダメージを与えにくく、用紙押さえ部材21によっ
てジャムった用紙11が裂けてしまい、本体に残った残
紙を除去できないといった不都合も防止されて、ジャム
処理が容易になる。
は弾性部材を用いているので、ジャムした用紙を除去し
た後には用紙押さえ部材21は弾性復元力によって印写
受け部材18のガイド20上に押し付けられる状態に復
帰するため、一層ジャム処理作業の作業性も向上する。
また、用紙押さえ部材21が弾性部材であることによ
り、塑性変形による、例えば用紙後端の押さえが不充分
になってヘッドと接触するなどの不具合を防止できる。
え手段として先端コロとねじりコイルバネを用いた例で
説明したが、例えば用紙ガイドと用紙シートなどの組み
合わせでもよく、また、用紙押さえ部材はねじりコイル
バネに限らず板バネなどでも良い。
クジェット記録装置によれば、用紙押さえ部材が押さえ
方向と反対方向に回動可能であるので、紙詰まり処理作
業が容易になり、用紙が裂け、本体に残る残紙などを防
止できる。
可能とすることにより、紙詰まり処理作業が容易にな
る。また、用紙押さえ部材は弾性部材とすることによ
り、紙詰まり処理後に自動的に復帰させることができ
て、処理作業性が向上する。
軸に回動可能に装着することにより、部品点数が増加し
ない。この場合、用紙押さえ部材と押さえコロの支軸と
の間にカラー部材を配設することにより、異音の発生な
どを低減することができる。
の概略斜視説明図
17…先端コロ、17a…先端コロの支軸、18…印写
受け部材、19、20…リブ、21…用紙押さえ部材、
23…カラー部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 記録ヘッドに対向する印写受け部材と、
この印写受け部材に用紙を搬送する搬送ローラと、この
搬送ローラ上の前記用紙を押さえる押さえコロと、前記
印写受け部材上の用紙を押さえる用紙押さえ部材とを備
えたインクジェット記録装置において、前記用紙押さえ
部材が押さえ方向と反対方向に回動可能であることを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
置において、前記用紙押さえ部材が90°以上回動可能
であることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
記録装置において、前記用紙押さえ部材が弾性部材であ
ることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
クジェット記録装置において、前記用紙押さえ部材は前
記押さえコロの支軸に回動可能に装着されていることを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェット記録装
置において、前記用紙押さえ部材と前記押さえコロの支
軸との間にカラー部材を介装していることを特徴とする
インクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073257A JP3865355B2 (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073257A JP3865355B2 (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | インクジェット記録装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006088118A Division JP2006182033A (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | インクジェット記録装置及び画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001261188A true JP2001261188A (ja) | 2001-09-26 |
JP2001261188A5 JP2001261188A5 (ja) | 2006-05-18 |
JP3865355B2 JP3865355B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=18591524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000073257A Expired - Lifetime JP3865355B2 (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3865355B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007139043A1 (en) | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Ricoh Company, Ltd. | Paper conveying apparatus, image forming apparatus and ink-jet recording apparatus |
US9386188B2 (en) | 2011-11-29 | 2016-07-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Corrugated shape printing |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000073257A patent/JP3865355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007139043A1 (en) | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Ricoh Company, Ltd. | Paper conveying apparatus, image forming apparatus and ink-jet recording apparatus |
US8256764B2 (en) | 2006-05-26 | 2012-09-04 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with paper pressing member |
US9386188B2 (en) | 2011-11-29 | 2016-07-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Corrugated shape printing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3865355B2 (ja) | 2007-01-10 |
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