JPH11170641A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH11170641A
JPH11170641A JP33853197A JP33853197A JPH11170641A JP H11170641 A JPH11170641 A JP H11170641A JP 33853197 A JP33853197 A JP 33853197A JP 33853197 A JP33853197 A JP 33853197A JP H11170641 A JPH11170641 A JP H11170641A
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JP
Japan
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spur
paper
roller
rollers
spurs
Prior art date
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Pending
Application number
JP33853197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Nakamura
琢磨 中村
Takashi Seto
隆 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像品質が低下し、用紙を安定して送れな
い。 【解決手段】 拍車ユニット27は、排紙ローラ26に
対向させた2枚の拍車42,42と、排紙ローラ26に
対向しない1枚の中間拍車43とを1つの中空軸44に
固定して連結してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、用紙を排出するための拍車を備えたインク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、コピー等に用
いられるインクジェット記録装置は、インク滴を吐出す
るための複数のノズルと、各ノズルに対応して設けた電
気機械変換素子や発熱抵抗体などのアクチュエータとを
備えたインクジェットヘッドを記録ヘッドに用いて、給
紙された用紙を搬送しながら記録信号に応じて記録ヘッ
ドのノズルからインク滴を用紙に吐出して画像を記録
し、記録された用紙を排紙トレイに排紙する。なお、本
明細書中において、「用紙」とはインク滴が付着される
ものという意味であり、紙に限定されるものではなく、
OHPシートなどを含むものである。
【0003】このようなインクジェット記録装置におい
ては、印写部を通過した用紙を排紙方向に搬送すると
き、用紙の印写面側にローラを当てると未乾燥のインク
が付着して紙面が汚れることから、例えば特開平2−4
1277号公報に記載されているように、ヘッドより用
紙搬送方向下流側にゴム等からなる排紙ローラ(だんご
ローラと称されることもある。)を主走査方向に断続的
に配置し、用紙の印写面に当接して用紙が送られること
で連れ回りする拍車を各排紙ローラに対向して設け、こ
れらの排紙ローラと拍車で用紙をニップして排紙方向に
送り出すようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のイン
クジェット記録装置においては、高速化に伴ってヘッド
のノズル数が増加し、一走査で印写できる幅(印写幅)
が広がっているが、そのために一度に吐出するインク量
が多くなって、用紙のコックリングが起こり易くなって
いる。このコックリングが発生すると、用紙がヘッドに
擦れて、インクの擦れ跡が残ったり、そこまで至らなく
とも、ヘッドから用紙までの距離が変化して画像が劣化
することになる。ところが、上述した従来のインクジェ
ット記録装置のように排紙ローラに対向させた拍車を配
設するだけでは、このようなヘッドのノズル数増加等に
伴うコックリングの増大を抑えることができない。
【0005】なお、コックリングとは、用紙に付着した
インクの膨潤作用によって用紙のインク付着面側が瞬時
に膨らむ現象をいい、このコックリングは、一度に吐出
するインク量と紙種に依存し、一般的にはインク量が多
く、用紙が薄いほどコックリング量(用紙の膨らみ量)
が大きくなる。
【0006】そこで、図4に示すように、主走査方向に
配設された軸100に断続的に排紙ローラ101,10
1……を固定して配置し、各排紙ローラ101に対向さ
せてばね材からなる軸102に拍車103を自由回転自
在に嵌装して配設すると共に、各拍車103間で排紙ロ
ーラ101に対向しない位置に中間拍車ローラ104を
同じく軸102に自由回転自在に嵌装して配設し、軸1
02の撓み力で拍車103を排紙ローラ101に押し付
けるようにしたものが市販されている。
【0007】しかしながら、このように中間拍車を配設
した場合でも、排紙ローラに対向していないために、用
紙の先端が中間拍車を回転させるために必要な力で押し
返されて、用紙先端がしわになったり、折れ曲がった
り、そのためにジャムが発生したりする。また、OHP
シートのように印写面が滑りやすい用紙を用いたときに
中間拍車が回転しないですべってしまい、用紙の印写面
に連続的なこすり痕が生じてしまう。さらに、図4に示
すような構造では拍車、中間拍車をばね材に嵌装するた
めの工数が多くなって組立性が悪い。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、用紙に印写された画像を乱すことなく用紙を安定
して排出搬送できるインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェット記録装置は、記録ヘッド
より用紙搬送方向下流側に、主走査方向に断続的に配置
した複数のローラと、各ローラに対向する拍車と、各ロ
ーラに対向しない中間拍車を設け、前記ローラと拍車と
の間で用紙をニップして搬送するインクジェット記録装
置において、前記ローラと対向しない中間拍車を回転さ
せる手段を備えた構成とした。
【0010】請求項2のインクジェット記録装置は、上
記請求項1のインクジェット記録装置において、前記中
間拍車を前記ローラに対向する拍車に軸部材で連結した
構成とした。
【0011】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
1つの前記ローラに対して1本の軸で連結された少なく
とも2枚の拍車を対向させ、この少なくとも2枚の拍車
を前記ローラ側に押し付ける手段を設け、更に前記少な
くとも2枚の拍車の軸に前記中間拍車を固定した構成と
した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の機構部の概略構成図、図2は図1の要
部概略斜視図である。このインクジェット記録装置は、
左右の側板1,2間(図2参照)に横架したガイドロッ
ド3とガイド板4とでキャリッジ5を主走査方向(図2
の矢示A方向)に摺動自在に保持し、キャリッジ5の下
面側にはインクジェットヘッドからなる記録ヘッド6を
インク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ5
の上面側には記録ヘッド6に各色のインクを供給するた
めのインクタンク(インクカートリッジ)7を装着して
いる。
【0013】記録ヘッド6は、イエロー(Y)のインク
を吐出するヘッド、マゼンタ(M)のインクを吐出する
ヘッド、シアン(C)のインクを吐出するヘッド及びブ
ラック(Bk)のインクを吐出するヘッドを主走査方向
に配置したものである。キャリッジ5は、ステッピング
モータからなる主走査モータ15で回転される駆動プー
リ16と従動プーリ17との間に張装したタイミングベ
ルト18に連結して、主走査モータ15を駆動制御する
ことによってキャリッジ5、即ち記録ヘッド6が主走査
方向に移動されるようにしている。
【0014】一方、用紙20を副走査方向(図2の矢示
B方向)に搬送するために搬送ローラ21と、搬送ロー
ラ21の周面に押し付けて配設した給紙ローラ22,2
3及び用紙送り角を規定するピンチローラ24と、記録
ヘッド6が対向するガイド板25と、記録ヘッド6より
用紙搬送方向下流側に主走査方向に断続的に配置した複
数の排紙ローラ26と、排紙ローラ26に押し付けられ
る拍車及び排紙ローラ26に押し付けられない中間拍車
とからなる拍車ユニット27とを備えている。
【0015】そして、ステッピングモータからなる副走
査モータ28の回転をギヤ29〜31及びプラテンギヤ
32を介してプラテン21に伝達して、プラテン21を
回転駆動することによって給紙部33に収納した用紙2
0をプラテン21と給紙ローラ22,23及び用紙押え
用ローラ24を経て、記録ヘッド6とガイド板25との
間に送り込み、プラテン21で用紙20を副走査方向に
移動させながら、プラテンギヤ32に噛み合うギヤ34
を介して回転される排紙ローラ26及び拍車ユニット2
7で用紙20を排紙方向(図2の矢示B方向)に送り出
す。
【0016】このように構成したこの記録装置では、記
録ヘッド6(キャリッジ5)を主走査方向に移動走査さ
せながら、用紙20を副走査方向に搬送して、記録ヘッ
ド6各ヘッドのノズルから所要の色のインク滴を吐出さ
せることによって、用紙20上に所要のカラー画像(黒
画像を含む。)を記録する。
【0017】また、この記録装置においては、キャリッ
ジ5の主走査領域の右側部分に、記録ヘッド6の信頼性
維持回復機構(サブシステム)35を配設し、印字待機
状態にあるとき、ホスト側から所定時間印刷データが転
送されないとき、或いは予め定めた時間間隔などで、記
録ヘッド6のノズル面やノズルの汚れを除去するなどの
信頼性維持回復動作を行う。
【0018】そこで、この記録装置における拍車ユニッ
ト27について図3を参照して説明する。複数の排紙ロ
ーラ26,26はゴム等の摩擦抵抗の大きな部材からな
り、主走査方向に配設した回転軸41に固定している。
一方、1つの拍車ユニット27は、排紙ローラ26に対
向させた2枚の拍車42,42と、排紙ローラ26に対
向しない1枚(複数枚でもよい。)の中間拍車43とを
1つの中空軸44に熱カシメ等で固定して連結してな
る。
【0019】そして、各排紙ローラ26に対して1つの
拍車ユニット27を備え、各拍車ユニット27の中空軸
44は支持軸46に回転可能に嵌装している。また、拍
車ユニット27の2枚の拍車42,42間には中空軸4
4に当接して拍車ユニット27全体を排紙ローラ26側
に押し付けるための板ばね等の弾性部材45を配設して
いる。なお、この場合、弾性部材45を軸44に直接当
接させないで、軸44に自由回転するスペーサを嵌装し
て、このスペーサに弾性部材44を当接させることによ
って、拍車42の回転がよりスムーズになる。
【0020】このように構成したので、記録ヘッド6に
よる印写部を通過した用紙20は排紙ローラ26と弾性
部材45で付勢された拍車42,42との間で生じるニ
ップ力を受けて、排紙ローラ26の回転で排紙方向に送
られる。このとき、拍車42,42は排紙ローラ26側
に押し付けられているので、用紙20の送りによって回
転する。それと共に、2枚の拍車42,42に中空軸4
4で連結されている中間拍車43も拍車42に同動して
回転する。
【0021】したがって、中間拍車43が回転している
ので、用紙20の先端が折れ曲がったり、しわになった
りすることがなく、また、それによってジャムが発生す
ることもなくなり、安定して用紙を排紙方向に送ること
ができる。また、OHPシートのような滑りやすい印写
面を有する用紙20を使用したときでも、中間拍車43
が回転しているので、中間拍車43の歯の引っ掻き傷等
が画像上に発生することもなく、画像品質の低下を生じ
ない。
【0022】さらに、排紙ローラ26に対向する拍車4
2,42に中間拍車43を軸44で連結することによっ
て簡単な構成で中間拍車43を回転させることができ
る。なお、この実施例において中間拍車を回転させる手
段は拍車42及び軸44から構成されている。また、拍
車42,42及び中間拍車43を一体化する(ユニット
化)することによって組立工数も少なくなり、組立工率
が向上する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、ローラに対向しない中間拍
車を回転させる手段を備えたので、用紙上の画像品質を
損なうことなく用紙を安定して排紙方向に送ることがで
きる。
【0024】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1のインクジェット記録装置において、
中間拍車をローラに対向する拍車に軸部材で連結した構
成としたので、中間拍車を回転させる構成が簡単にな
る。
【0025】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、1つのローラに対して1本の軸で連結された少な
くとも2枚の拍車を対向させ、この少なくとも2枚の拍
車をローラ側に押し付ける手段を設け、更に少なくとも
2枚の拍車の軸に中間拍車を固定した構成としたので、
組立作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の機構部
の概略構成図
【図2】図1の要部概略斜視図
【図3】図1の拍車ユニット付近の要部拡大斜視図
【図4】従前のインクジェット記録装置の拍車付近の要
部拡大斜視図
【符号の説明】
6…記録ヘッド、21…搬送ローラ、26…排紙ロー
ラ、27…拍車ユニット、42…拍車、43…中間拍
車、44…軸、45…弾性部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドより用紙搬送方向下流側に、
    主走査方向に断続的に配置した複数のローラと、各ロー
    ラに対向する拍車と、各ローラに対向しない中間拍車を
    設け、前記ローラと拍車との間で用紙をニップして搬送
    するインクジェット記録装置において、前記ローラと対
    向しない中間拍車を回転させる手段を備えたことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、前記中間拍車を前記ローラに対向する拍車
    に軸部材で連結したことを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、1つの前記ローラに対して1本の軸
    で連結された少なくとも2枚の拍車を対向させ、この少
    なくとも2枚の拍車を前記ローラ側に押し付ける手段を
    設け、更に前記少なくとも2枚の拍車の軸に前記中間拍
    車を固定したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP33853197A 1997-12-09 1997-12-09 インクジェット記録装置 Pending JPH11170641A (ja)

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JP33853197A JPH11170641A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 インクジェット記録装置

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JP33853197A JPH11170641A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 インクジェット記録装置

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JPH11170641A true JPH11170641A (ja) 1999-06-29

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JP33853197A Pending JPH11170641A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 インクジェット記録装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6619658B2 (en) 2000-12-29 2003-09-16 Benq Corporation Media-conveying apparatus in printer
CN104442041A (zh) * 2014-12-10 2015-03-25 河海大学常州校区 包装纸盒的自助打印机
CN114967385A (zh) * 2022-06-30 2022-08-30 联想图像(山东)科技有限公司 打印机、复印机及其踢纸机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6619658B2 (en) 2000-12-29 2003-09-16 Benq Corporation Media-conveying apparatus in printer
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040524

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Effective date: 20040716

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