JP2001261110A - ファイルホルダの収納管理システム - Google Patents
ファイルホルダの収納管理システムInfo
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- JP2001261110A JP2001261110A JP2000077635A JP2000077635A JP2001261110A JP 2001261110 A JP2001261110 A JP 2001261110A JP 2000077635 A JP2000077635 A JP 2000077635A JP 2000077635 A JP2000077635 A JP 2000077635A JP 2001261110 A JP2001261110 A JP 2001261110A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システム導入に割くことができるスペースを
十分活用してファイルホルダの収容容量を増大できると
ともに、ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行い
やすくできるようにする。 【解決手段】 多数のファイルホルダを縦向き姿勢で水
平方向に並列して収納する収納部6を上下方向に多段に
備えた収納ラック1と、ファイルホルダの並列方向およ
び上下方向に移動して入出庫箇所Aと収納部6との間で
ファイルホルダを搬送する搬送ユニット4とを備え、入
出庫箇所Aを、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向視で収納ラック1と重複する位置に設け、その入
出庫箇所Aに、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向にスライドして出し入れ可能に入出庫棚を設け、
ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行いやすいよ
うにする。
十分活用してファイルホルダの収容容量を増大できると
ともに、ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行い
やすくできるようにする。 【解決手段】 多数のファイルホルダを縦向き姿勢で水
平方向に並列して収納する収納部6を上下方向に多段に
備えた収納ラック1と、ファイルホルダの並列方向およ
び上下方向に移動して入出庫箇所Aと収納部6との間で
ファイルホルダを搬送する搬送ユニット4とを備え、入
出庫箇所Aを、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向視で収納ラック1と重複する位置に設け、その入
出庫箇所Aに、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向にスライドして出し入れ可能に入出庫棚を設け、
ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行いやすいよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療カルテ、各種
の書類などの用紙を綴じ込み収納した多数のファイルホ
ルダを収納ラックの収納部に収納し、所望のファイルホ
ルダを収納部から取り出せるように構成したファイルホ
ルダの収納管理システムに関する。
の書類などの用紙を綴じ込み収納した多数のファイルホ
ルダを収納ラックの収納部に収納し、所望のファイルホ
ルダを収納部から取り出せるように構成したファイルホ
ルダの収納管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記ファイルホルダの収納管理システム
としては、例えば特公平4−45402号公報に開示さ
れているものがある。この従来例によれば、多数のファ
イルホルダを縦向き姿勢で水平方向に並列して収納する
収納部を上下方向に多段に備えた収納ラックと、ファイ
ルホルダの並列方向および上下方向に移動して入出庫箇
所と収納部との間でファイルホルダを搬送する搬送ユニ
ットとを備えて構成されている。
としては、例えば特公平4−45402号公報に開示さ
れているものがある。この従来例によれば、多数のファ
イルホルダを縦向き姿勢で水平方向に並列して収納する
収納部を上下方向に多段に備えた収納ラックと、ファイ
ルホルダの並列方向および上下方向に移動して入出庫箇
所と収納部との間でファイルホルダを搬送する搬送ユニ
ットとを備えて構成されている。
【0003】入出庫箇所が、収納ラックにおけるファイ
ルホルダの並列方向の端部に設けられ、その入出庫箇所
に対して、手押し式の台車をファイルホルダの並列方向
に出し入れできるように構成されている。
ルホルダの並列方向の端部に設けられ、その入出庫箇所
に対して、手押し式の台車をファイルホルダの並列方向
に出し入れできるように構成されている。
【0004】そして、出庫時には、収納ラックから取り
出した所望のファイルホルダを、入出庫箇所に搬入して
待機させた台車に搬送ユニットによって移し替え、ま
た、入庫時には、使用済みのファイルホルダを収容した
台車を入出庫箇所に搬入し、搬送ユニットを用いて使用
済みファイルホルダを台車から取り出し、収納ラックに
収納している。
出した所望のファイルホルダを、入出庫箇所に搬入して
待機させた台車に搬送ユニットによって移し替え、ま
た、入庫時には、使用済みのファイルホルダを収容した
台車を入出庫箇所に搬入し、搬送ユニットを用いて使用
済みファイルホルダを台車から取り出し、収納ラックに
収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例の場合、収納ラックにおけるファイルホルダの並列
方向の端部の外方に、台車を出し入れするとともに方向
転換したりするために、比較的大きな作業スペースを確
保しなければならない。
来例の場合、収納ラックにおけるファイルホルダの並列
方向の端部の外方に、台車を出し入れするとともに方向
転換したりするために、比較的大きな作業スペースを確
保しなければならない。
【0006】そのため、収納ラックを室内の壁面に沿わ
せて設置するなど、室内の壁面の幅全体を極力利用して
収納ラックを設置するようなときに、その壁面の幅全体
をファイルホルダの収納用として十分に利用することが
できず、保管すべきファイルホルダの容量が少なくなっ
てしまい、システムを導入するために割くことができる
スペースが狭い場合に、導入によるメリットが少なく、
利便性が低下する問題があった。
せて設置するなど、室内の壁面の幅全体を極力利用して
収納ラックを設置するようなときに、その壁面の幅全体
をファイルホルダの収納用として十分に利用することが
できず、保管すべきファイルホルダの容量が少なくなっ
てしまい、システムを導入するために割くことができる
スペースが狭い場合に、導入によるメリットが少なく、
利便性が低下する問題があった。
【0007】そのうえ、入出庫用のスペースを、収納ラ
ックにおけるファイルホルダの並列方向の両端のいずれ
か一方にしか設けることができず、位置的制約を受ける
ために設計上の自由度が低く、顧客側において使い勝手
が悪いなど、改善の余地があった。
ックにおけるファイルホルダの並列方向の両端のいずれ
か一方にしか設けることができず、位置的制約を受ける
ために設計上の自由度が低く、顧客側において使い勝手
が悪いなど、改善の余地があった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明のファイルホルダ
の収納管理システムは、システム導入に割くことができ
るスペースを十分活用してファイルホルダの収容容量を
増大できるとともに、ファイルホルダの入出庫を任意の
位置から行いやすくできるようにすることを目的とし、
そして、請求項2に係る発明のファイルホルダの収納管
理システムは、スペースをより合理的に活用して、一層
高密度でファイルホルダを収容できるようにすることを
目的とする。
たものであって、請求項1に係る発明のファイルホルダ
の収納管理システムは、システム導入に割くことができ
るスペースを十分活用してファイルホルダの収容容量を
増大できるとともに、ファイルホルダの入出庫を任意の
位置から行いやすくできるようにすることを目的とし、
そして、請求項2に係る発明のファイルホルダの収納管
理システムは、スペースをより合理的に活用して、一層
高密度でファイルホルダを収容できるようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
上述のような目的を達成するために、多数のファイルホ
ルダを縦向き姿勢で水平方向に並列して収納する収納部
を上下方向に多段に備えた収納ラックと、前記ファイル
ホルダの並列方向および上下方向に移動して入出庫箇所
と前記収納部との間で前記ファイルホルダを搬送する搬
送ユニットとを備えたファイルホルダの収納管理システ
ムにおいて、前記入出庫箇所を、前記ファイルホルダの
並列方向に直交する水平方向視で前記収納ラックと重複
する位置に設け、その入出庫箇所に、前記ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向にスライドして出し入
れ可能に入出庫棚を設けてあることを特徴としている。
上述のような目的を達成するために、多数のファイルホ
ルダを縦向き姿勢で水平方向に並列して収納する収納部
を上下方向に多段に備えた収納ラックと、前記ファイル
ホルダの並列方向および上下方向に移動して入出庫箇所
と前記収納部との間で前記ファイルホルダを搬送する搬
送ユニットとを備えたファイルホルダの収納管理システ
ムにおいて、前記入出庫箇所を、前記ファイルホルダの
並列方向に直交する水平方向視で前記収納ラックと重複
する位置に設け、その入出庫箇所に、前記ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向にスライドして出し入
れ可能に入出庫棚を設けてあることを特徴としている。
【0010】また、請求項2に係る発明のファイルホル
ダの収納管理システムは、前述のような目的を達成する
ために、請求項1に係る発明のファイルホルダの収納管
理システムにおける収納ラックの2個を、ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向に所定間隔を隔てて対
向して設け、前記両収納ラック間に搬送ユニットを設け
るとともに前記両収納ラックの一方に入出庫棚を設けて
構成する。
ダの収納管理システムは、前述のような目的を達成する
ために、請求項1に係る発明のファイルホルダの収納管
理システムにおける収納ラックの2個を、ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向に所定間隔を隔てて対
向して設け、前記両収納ラック間に搬送ユニットを設け
るとともに前記両収納ラックの一方に入出庫棚を設けて
構成する。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明のファイルホルダの収納管
理システムの構成によれば、室内の壁面の幅全体を極力
利用して収納ラックを設置するようなときに、その壁面
全体を極力覆い隠すように収納ラックを設置することが
できる。その収納ラックの収納部に対し、ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向視で重複する位置に入
出庫棚を設け、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向にスライドすることにより入出庫棚を出し入れす
るとともに、その入出庫棚に対してファイルホルダを出
し入れし、必要なファイルホルダを収納ラックの収納部
から取り出すとともに、使用済みのファイルホルダを収
納ラックの収納部に返却して保管することができる。
理システムの構成によれば、室内の壁面の幅全体を極力
利用して収納ラックを設置するようなときに、その壁面
全体を極力覆い隠すように収納ラックを設置することが
できる。その収納ラックの収納部に対し、ファイルホル
ダの並列方向に直交する水平方向視で重複する位置に入
出庫棚を設け、ファイルホルダの並列方向に直交する水
平方向にスライドすることにより入出庫棚を出し入れす
るとともに、その入出庫棚に対してファイルホルダを出
し入れし、必要なファイルホルダを収納ラックの収納部
から取り出すとともに、使用済みのファイルホルダを収
納ラックの収納部に返却して保管することができる。
【0012】また、請求項2に係る発明のファイルホル
ダの収納管理システムの構成によれば、対向して設けた
収納ラック間に搬送ユニットを設け、ひとつの搬送ユニ
ットで両収納ラックの収納部と一方の収納ラックに設け
た入出庫棚との間でファイルホルダを出し入れすること
ができる。
ダの収納管理システムの構成によれば、対向して設けた
収納ラック間に搬送ユニットを設け、ひとつの搬送ユニ
ットで両収納ラックの収納部と一方の収納ラックに設け
た入出庫棚との間でファイルホルダを出し入れすること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を説明する。
施形態の一例を説明する。
【0014】図1の一部切欠全体斜視図、図2の全体平
面図、および、図3の全体概略縦断面図に示すように、
本発明のファイルホルダの収納管理システムは、所定間
隔を隔てて対向して設けられた一対の収納ラック1と、
両収納ラック1の間に形成された通路2を前後水平に移
動する搬送台車3と、この搬送台車3に上下方向に移動
可能に装備された搬送ユニット4とで構成されており、
両収納ラック1のうちの一方の前方側に入出庫箇所Aが
設けられている。なお、以後の説明において、搬送台車
3の移動方向を前後方向、収納ラック1の対向する方向
を左右方向と呼称する。
面図、および、図3の全体概略縦断面図に示すように、
本発明のファイルホルダの収納管理システムは、所定間
隔を隔てて対向して設けられた一対の収納ラック1と、
両収納ラック1の間に形成された通路2を前後水平に移
動する搬送台車3と、この搬送台車3に上下方向に移動
可能に装備された搬送ユニット4とで構成されており、
両収納ラック1のうちの一方の前方側に入出庫箇所Aが
設けられている。なお、以後の説明において、搬送台車
3の移動方向を前後方向、収納ラック1の対向する方向
を左右方向と呼称する。
【0015】収納ラック1は、上下多段の棚状に区切ら
れるとともに、各段ごとに図10の仕切り板の側面図に
示す形状の仕切り板5が所定間隔おきに装備されて、フ
ァイルホルダFを通路2側から抜き差し可能に収納する
収納部6が上下方向に多段に、かつ、前後方向に多数並
列して形成された構造となっている。
れるとともに、各段ごとに図10の仕切り板の側面図に
示す形状の仕切り板5が所定間隔おきに装備されて、フ
ァイルホルダFを通路2側から抜き差し可能に収納する
収納部6が上下方向に多段に、かつ、前後方向に多数並
列して形成された構造となっている。
【0016】図9の収納ラックの一部を示す縦断面図に
示すように、各棚には通路2側と通路2から離れた奥側
とにそれぞれフレーム7が前後方向に水平に架設される
とともに、両フレーム7の上面にわたって棚板8が載置
固定されている。
示すように、各棚には通路2側と通路2から離れた奥側
とにそれぞれフレーム7が前後方向に水平に架設される
とともに、両フレーム7の上面にわたって棚板8が載置
固定されている。
【0017】フレーム7と棚板8には、その長手方向
(図では紙面表裏方向)に適当ピッチでスリット9,1
0が形成されている。他方、仕切り板5の上辺には上部
係止突片5aが形成されるとともに、仕切り板5の下辺
には、切り込みs(図10参照)を備えた下部係止突片
5bが形成されている。
(図では紙面表裏方向)に適当ピッチでスリット9,1
0が形成されている。他方、仕切り板5の上辺には上部
係止突片5aが形成されるとともに、仕切り板5の下辺
には、切り込みs(図10参照)を備えた下部係止突片
5bが形成されている。
【0018】上記構成により、上部係止突片5aをフレ
ーム7のスリット9に差し込み係合し、かつ、下部係止
突片5bを棚板8のスリット10に挿入するとともに切
り込みsを介して棚板8に係止することで、各仕切り板
5を上下のフレーム7にわたって支持させるように構成
されている。なお、フレーム7と仕切り板5との係合箇
所にはゴム材11が貼付けられて、仕切り板5のガタつ
きを阻止できるようになっている。また、隣接する仕切
り板5の間に形成される収納部6の幅は、収納するファ
イルホルダFの種類に合わせて複数種類準備される。
ーム7のスリット9に差し込み係合し、かつ、下部係止
突片5bを棚板8のスリット10に挿入するとともに切
り込みsを介して棚板8に係止することで、各仕切り板
5を上下のフレーム7にわたって支持させるように構成
されている。なお、フレーム7と仕切り板5との係合箇
所にはゴム材11が貼付けられて、仕切り板5のガタつ
きを阻止できるようになっている。また、隣接する仕切
り板5の間に形成される収納部6の幅は、収納するファ
イルホルダFの種類に合わせて複数種類準備される。
【0019】図13の開放状態のファイルホルダの全体
斜視図に示すように、ファイルホルダFは、表紙fa、
裏表紙fb、および、背表紙fcを、透明あるいはほぼ
透明の樹脂材で一体成型されている。
斜視図に示すように、ファイルホルダFは、表紙fa、
裏表紙fb、および、背表紙fcを、透明あるいはほぼ
透明の樹脂材で一体成型されている。
【0020】裏表紙fbの内面の奥部には、カルテなど
の書類12を綴じ込み保持するクランプ13が開閉自在
に付設されるとともに、表紙faと裏表紙fbにおける
先端側隅部の内面に樹脂製のホック14a,14bが設
けられ、図14の閉じ状態のファイルホルダの全体斜視
図に示すように、ホック14a,14bを係合すること
により表紙faと裏表紙fbとを閉じ状態に保持できる
ようになっている。
の書類12を綴じ込み保持するクランプ13が開閉自在
に付設されるとともに、表紙faと裏表紙fbにおける
先端側隅部の内面に樹脂製のホック14a,14bが設
けられ、図14の閉じ状態のファイルホルダの全体斜視
図に示すように、ホック14a,14bを係合すること
により表紙faと裏表紙fbとを閉じ状態に保持できる
ようになっている。
【0021】また、このファイルホルダFの背表紙fc
の両端部近くには、後述するように、搬送ユニット4に
よって出し入れする際に利用される係止孔15が形成さ
れている。さらに、図12のファイルホルダの一部を破
断した側面図に示すように、裏表紙fcの長手方向中央
部位における内面には薄板材16の両端が接着されて、
ホルダの種類、厚さ、書類の内容、患者のID(カルテ
の場合)、収納部の番号などの情報を記したバーコード
ラベル17を側方から差し込み収容するポケット18が
形成されている。このような構成のファイルホルダF
は、隣接する仕切り板5の間に形成された収納部6に、
背表紙fcを下向きにした縦向き姿勢で収納されて、棚
板8上に載置される。
の両端部近くには、後述するように、搬送ユニット4に
よって出し入れする際に利用される係止孔15が形成さ
れている。さらに、図12のファイルホルダの一部を破
断した側面図に示すように、裏表紙fcの長手方向中央
部位における内面には薄板材16の両端が接着されて、
ホルダの種類、厚さ、書類の内容、患者のID(カルテ
の場合)、収納部の番号などの情報を記したバーコード
ラベル17を側方から差し込み収容するポケット18が
形成されている。このような構成のファイルホルダF
は、隣接する仕切り板5の間に形成された収納部6に、
背表紙fcを下向きにした縦向き姿勢で収納されて、棚
板8上に載置される。
【0022】図4の搬送台車の正面図に示すように、搬
送台車3は、下部走行部21と、搬送ユニット4を上下
方向に移動可能に案内するよう下部走行部21から立設
された案内フレーム22と、この案内フレーム22の上
端に備えられた上部走行部23とから構成されている。
送台車3は、下部走行部21と、搬送ユニット4を上下
方向に移動可能に案内するよう下部走行部21から立設
された案内フレーム22と、この案内フレーム22の上
端に備えられた上部走行部23とから構成されている。
【0023】下部走行部21には、通路2の下部に沿っ
て敷設された下部レール24の上面を転動する前後一対
の走行ローラ25と、下部レール24に左右から作用す
る前後2組のガイドローラ26が備えられ、一方、上部
走行部23には、通路2の上部に沿って架設された上部
レール27に左右から作用する前後2組のガイドローラ
28が備えられ、搬送台車3が下部レール24および上
部レール27に沿って前後方向に移動するよう構成され
ている。
て敷設された下部レール24の上面を転動する前後一対
の走行ローラ25と、下部レール24に左右から作用す
る前後2組のガイドローラ26が備えられ、一方、上部
走行部23には、通路2の上部に沿って架設された上部
レール27に左右から作用する前後2組のガイドローラ
28が備えられ、搬送台車3が下部レール24および上
部レール27に沿って前後方向に移動するよう構成され
ている。
【0024】また、搬送台車3には、歯付きベルト29
を介してモータ30に連動連結された歯付きプーリ31
が備えられるとともに、下部レール24に沿って配備さ
れて両端が固定された歯付きベルト32が歯付きプーリ
31に前後のガイドプーリ33を介して巻き掛けられて
おり、歯付きプーリ31が正逆に回転駆動されることで
搬送台車3が前後方向に往復駆動走行されるようになっ
ている。
を介してモータ30に連動連結された歯付きプーリ31
が備えられるとともに、下部レール24に沿って配備さ
れて両端が固定された歯付きベルト32が歯付きプーリ
31に前後のガイドプーリ33を介して巻き掛けられて
おり、歯付きプーリ31が正逆に回転駆動されることで
搬送台車3が前後方向に往復駆動走行されるようになっ
ている。
【0025】また、図4および図5の搬送台車の駆動系
を示す側面図に示すように、案内フレーム22の上下に
は、2本の歯付きベルト34が縦回し状態に巻回張設さ
れるとともに、この歯付きベルト34を巻回した歯付き
プーリ35が、歯付きベルト36を介してモータ37に
連動連結されている。そして、搬送ユニット4が、案内
フレーム22に沿って上下方向に移動可能に案内支持さ
れるとともに歯付きベルト34の前面側部分に連結され
ており、歯付きプーリ35が正逆に回転駆動されること
で搬送ユニット4が駆動昇降されるようになっている。
なお、歯付きベルト34の後面側部分にはバランス・ウ
エイト38が取り付けられて、モータ駆動負荷の軽減が
図られている。
を示す側面図に示すように、案内フレーム22の上下に
は、2本の歯付きベルト34が縦回し状態に巻回張設さ
れるとともに、この歯付きベルト34を巻回した歯付き
プーリ35が、歯付きベルト36を介してモータ37に
連動連結されている。そして、搬送ユニット4が、案内
フレーム22に沿って上下方向に移動可能に案内支持さ
れるとともに歯付きベルト34の前面側部分に連結され
ており、歯付きプーリ35が正逆に回転駆動されること
で搬送ユニット4が駆動昇降されるようになっている。
なお、歯付きベルト34の後面側部分にはバランス・ウ
エイト38が取り付けられて、モータ駆動負荷の軽減が
図られている。
【0026】次に、前述の搬送ユニット4の詳細な構造
について説明する。図6の搬送ユニットの背面図および
図7の搬送ユニットの側面図に示すように、搬送ユニッ
ト4の背部には、歯付きベルト34(図4参照)に連結
されるベースフレーム41が備えられており、このベー
スフレーム41の前面下部に、ファイルホルダ出し入れ
用の係止機構42が備えられるとともに、ベースフレー
ム41の前面上部にホルダ保持機構43が備えられてい
る。
について説明する。図6の搬送ユニットの背面図および
図7の搬送ユニットの側面図に示すように、搬送ユニッ
ト4の背部には、歯付きベルト34(図4参照)に連結
されるベースフレーム41が備えられており、このベー
スフレーム41の前面下部に、ファイルホルダ出し入れ
用の係止機構42が備えられるとともに、ベースフレー
ム41の前面上部にホルダ保持機構43が備えられてい
る。
【0027】係止機構42は、ベースフレーム41の前
面の左右水平に配備されたレール44に沿って水平横方
向に移動可能に支持された可動枠45と、この可動枠4
5に対して左右一対のガイド軸46を介して上下にスラ
イド移動可能に支持されたピッキング・ヘッド47とか
ら構成されている。
面の左右水平に配備されたレール44に沿って水平横方
向に移動可能に支持された可動枠45と、この可動枠4
5に対して左右一対のガイド軸46を介して上下にスラ
イド移動可能に支持されたピッキング・ヘッド47とか
ら構成されている。
【0028】ベースフレーム41の前面には、モータ4
8によって駆動される歯付きプーリ49が備えられると
ともに、この歯付きプーリ49に巻回された歯付きベル
ト50が左右水平に巻き掛けられ、この歯付きベルト5
0の水平移動部分に可動枠45が連結されており、歯付
きプーリ49の正逆転駆動によって可動枠45が水平に
左右移動されるようになっている。
8によって駆動される歯付きプーリ49が備えられると
ともに、この歯付きプーリ49に巻回された歯付きベル
ト50が左右水平に巻き掛けられ、この歯付きベルト5
0の水平移動部分に可動枠45が連結されており、歯付
きプーリ49の正逆転駆動によって可動枠45が水平に
左右移動されるようになっている。
【0029】また、ピッキング・ヘッド47はバネ51
によって常に下方にスライド付勢されるとともに、電磁
操作型シリンダ52によって駆動上昇されるようになっ
ており、その上面には、左右一対の係止ピン53が突設
されている。可動枠45の左右ストロークエンドへの到
達がフォトセンサ54によって規制されるとともに、ピ
ッキング・ヘッド47の昇降作動がフォトセンサ55で
検知されるようになっている。
によって常に下方にスライド付勢されるとともに、電磁
操作型シリンダ52によって駆動上昇されるようになっ
ており、その上面には、左右一対の係止ピン53が突設
されている。可動枠45の左右ストロークエンドへの到
達がフォトセンサ54によって規制されるとともに、ピ
ッキング・ヘッド47の昇降作動がフォトセンサ55で
検知されるようになっている。
【0030】また、ベースフレーム41の前面には、係
止機構42を上方から覆う上カバー57と、係止機構4
2を前方から覆う前カバー58とが備えられ、上カバー
57の前端と前カバー58の上端との間に、ピッキング
・ヘッド47の係止ピン53が出退および左右移動する
スリット59がカバー横幅全体にわたって形成されてい
る。
止機構42を上方から覆う上カバー57と、係止機構4
2を前方から覆う前カバー58とが備えられ、上カバー
57の前端と前カバー58の上端との間に、ピッキング
・ヘッド47の係止ピン53が出退および左右移動する
スリット59がカバー横幅全体にわたって形成されてい
る。
【0031】図7および図8の搬送ユニットの平面図に
示すように、スリット59の左右両端近くには、このス
リット59を挟んで対向するように、縦軸芯周りで遊転
自在な固定案内ローラ60と可動案内ローラ61が前後
一対づつ配備されている。
示すように、スリット59の左右両端近くには、このス
リット59を挟んで対向するように、縦軸芯周りで遊転
自在な固定案内ローラ60と可動案内ローラ61が前後
一対づつ配備されている。
【0032】ここで、固定案内ローラ60は、前カバー
58の上面の左右両端近くに立設されるとともに、可動
案内ローラ61は、上カバー57の上面に支点a周りに
水平方向に揺動自在に配備した揺動アーム62の一端に
立設され、かつ、この揺動アーム62は、可動案内ロー
ラ61が固定案内ローラ60に接近する方向に揺動する
ようにバネ63によって付勢されている。
58の上面の左右両端近くに立設されるとともに、可動
案内ローラ61は、上カバー57の上面に支点a周りに
水平方向に揺動自在に配備した揺動アーム62の一端に
立設され、かつ、この揺動アーム62は、可動案内ロー
ラ61が固定案内ローラ60に接近する方向に揺動する
ようにバネ63によって付勢されている。
【0033】図6、図7および図8に示すように、ホル
ダ保持機構43は、ベースフレーム41の上部前面に固
着された中抜き状の周枠64と、この周枠64の内部で
前後方向に移動可能に支持された可動枠65とから構成
されている。この可動枠65も中抜き状に構成されてお
り、ベースフレーム41と周枠64の前部とにわたって
前後水平に架設された左右一対のガイド軸66に沿って
前後方向に水平移動可能に支持されている。
ダ保持機構43は、ベースフレーム41の上部前面に固
着された中抜き状の周枠64と、この周枠64の内部で
前後方向に移動可能に支持された可動枠65とから構成
されている。この可動枠65も中抜き状に構成されてお
り、ベースフレーム41と周枠64の前部とにわたって
前後水平に架設された左右一対のガイド軸66に沿って
前後方向に水平移動可能に支持されている。
【0034】また、ベースフレーム41から前方に向け
て片持ち状に延出した固定支軸67に作用するリニアモ
ータ68が可動枠65の後部に備えられており、リニア
モータ68の正逆作動によって可動枠65全体が前後方
向に水平移動されるようになっている。
て片持ち状に延出した固定支軸67に作用するリニアモ
ータ68が可動枠65の後部に備えられており、リニア
モータ68の正逆作動によって可動枠65全体が前後方
向に水平移動されるようになっている。
【0035】図6および図7に示すように、可動枠65
の下部には、ホルダ保持空間Pをもって対向配備された
前後一対のホルダ保持板71が前後に2組設けられると
ともに、可動枠65の左右外側にはそれぞれ左右一対の
保持アーム72,73が前後に2組備えられている。各
保持アーム72,73は上部支点bを中心に前後揺動可
能に配備されるとともに、その支軸72a,73aを介
して左右の保持アーム72,73がそれぞれ一体的に揺
動するよう構成されている。
の下部には、ホルダ保持空間Pをもって対向配備された
前後一対のホルダ保持板71が前後に2組設けられると
ともに、可動枠65の左右外側にはそれぞれ左右一対の
保持アーム72,73が前後に2組備えられている。各
保持アーム72,73は上部支点bを中心に前後揺動可
能に配備されるとともに、その支軸72a,73aを介
して左右の保持アーム72,73がそれぞれ一体的に揺
動するよう構成されている。
【0036】各保持アーム72,73の下端部には、ホ
ルダ保持板71に形成した開口71aを通してホルダ保
持空間Pに出退する保持片72b,73bが備えられる
とともに、この保持片72b,73bがホルダ保持空間
Pに突入する方向に揺動するように各保持アーム72,
73がバネ74,75によって付勢されている。
ルダ保持板71に形成した開口71aを通してホルダ保
持空間Pに出退する保持片72b,73bが備えられる
とともに、この保持片72b,73bがホルダ保持空間
Pに突入する方向に揺動するように各保持アーム72,
73がバネ74,75によって付勢されている。
【0037】図6および図8に示すように、一方の保持
アーム72からは操作アーム部72cが後方に向けて延
出されるとともに、他方の保持アーム73からは操作ア
ーム部73cが前方に向けて延出され、各操作アーム部
72c,73cの先端部にそれぞれ備えたカムフォロア
・ローラ72dに対向するように、モータ76,77に
よって駆動されるカム78,79が配備されている。
アーム72からは操作アーム部72cが後方に向けて延
出されるとともに、他方の保持アーム73からは操作ア
ーム部73cが前方に向けて延出され、各操作アーム部
72c,73cの先端部にそれぞれ備えたカムフォロア
・ローラ72dに対向するように、モータ76,77に
よって駆動されるカム78,79が配備されている。
【0038】上記構成により、カム78,79が回転し
てその大径部が各カムフォロア・ローラ72dに作用す
ることで各操作アーム部72c,73cが押し下げら
れ、保持アーム72,73がバネ74,75に抗して強
制揺動されて、保持片72b,73bがホルダ保持空間
Pから離脱されるようになっている。
てその大径部が各カムフォロア・ローラ72dに作用す
ることで各操作アーム部72c,73cが押し下げら
れ、保持アーム72,73がバネ74,75に抗して強
制揺動されて、保持片72b,73bがホルダ保持空間
Pから離脱されるようになっている。
【0039】また、図7に示すように、この可動枠65
の上部左右にも、固定案内ローラ61および可動案内ロ
ーラ62と同様に構成された固定案内ローラ81および
可動案内ローラ82がステー83を介して装備されてい
る。
の上部左右にも、固定案内ローラ61および可動案内ロ
ーラ62と同様に構成された固定案内ローラ81および
可動案内ローラ82がステー83を介して装備されてい
る。
【0040】両収納ラック1の一方の前方側の出し入れ
を行いやすい高さに入出庫箇所Aが設けられており、そ
の入出庫箇所Aについて次に説明する。
を行いやすい高さに入出庫箇所Aが設けられており、そ
の入出庫箇所Aについて次に説明する。
【0041】図1、図2および図3に示すように、入出
庫箇所Aには、把手91aを付設した2個のカバー91
が設けられ、さらに、それらのカバー91よりも前端側
に、図1に示すように、点検窓92を設けたメンテナン
ス扉93が設けられ、このメンテナンス扉93に、コン
トロールパネル94と、緊急に必要なファイルホルダF
を出庫するための優先出庫口95とが設けられている。
また、両収納ラック1の後端にも、点検窓92aを設け
たメンテナンス扉93aが設けられている。
庫箇所Aには、把手91aを付設した2個のカバー91
が設けられ、さらに、それらのカバー91よりも前端側
に、図1に示すように、点検窓92を設けたメンテナン
ス扉93が設けられ、このメンテナンス扉93に、コン
トロールパネル94と、緊急に必要なファイルホルダF
を出庫するための優先出庫口95とが設けられている。
また、両収納ラック1の後端にも、点検窓92aを設け
たメンテナンス扉93aが設けられている。
【0042】カバー91は、図15の格納状態の入出庫
箇所の側面図、および、図16の引き出した状態の入出
庫箇所の側面図に示すように、閉じ側に揺動するように
付勢された第1のリンク88と第2のリンク89とから
成るリンク機構90を介して、前後方向の水平軸芯周り
で揺動開閉可能に設けられている。なお、カバー91を
全開した状態では、自重によってその状態を維持するよ
うになっている。
箇所の側面図、および、図16の引き出した状態の入出
庫箇所の側面図に示すように、閉じ側に揺動するように
付勢された第1のリンク88と第2のリンク89とから
成るリンク機構90を介して、前後方向の水平軸芯周り
で揺動開閉可能に設けられている。なお、カバー91を
全開した状態では、自重によってその状態を維持するよ
うになっている。
【0043】カバー91それぞれの内方には、図17の
入出庫箇所の正面図、および、図18の入出庫箇所の側
面図に示すように、通常時にファイルホルダFの入出庫
を行う前後2個の入出庫棚96が、ファイルホルダFの
並列方向に直交する水平方向、すなわち、左右方向にス
ライドして出し入れ可能に設けられている。
入出庫箇所の正面図、および、図18の入出庫箇所の側
面図に示すように、通常時にファイルホルダFの入出庫
を行う前後2個の入出庫棚96が、ファイルホルダFの
並列方向に直交する水平方向、すなわち、左右方向にス
ライドして出し入れ可能に設けられている。
【0044】入出庫棚96は、底板97の端部に引手部
材98を連接して構成され、引手部材98を持って入出
庫箇所Aの開口aから水平方向に出し入れできるよう
に、底板97が、前後一対の案内レール99を介してス
ライド可能に案内支持されている。
材98を連接して構成され、引手部材98を持って入出
庫箇所Aの開口aから水平方向に出し入れできるよう
に、底板97が、前後一対の案内レール99を介してス
ライド可能に案内支持されている。
【0045】底板97には、前後方向に所定ピッチで仕
切り板100が一体連接され、各仕切り板100間にフ
ァイルホルダFを縦向き姿勢で並列させて収納できるよ
うに構成されている。
切り板100が一体連接され、各仕切り板100間にフ
ァイルホルダFを縦向き姿勢で並列させて収納できるよ
うに構成されている。
【0046】底板97の下面に、上下揺動可能にストッ
パー101が設けられ、そのストッパー101の揺動端
側の下部に回転自在にローラ102が設けられている。
また、ローラ102を支持してその移動を案内するロー
ラ支持レール103が昇降可能に設けられ、そのローラ
支持レール103に圧縮コイルスプリング104を介装
した昇降ロッド105と電磁操作型のシリンダ106と
が連動連結されている。
パー101が設けられ、そのストッパー101の揺動端
側の下部に回転自在にローラ102が設けられている。
また、ローラ102を支持してその移動を案内するロー
ラ支持レール103が昇降可能に設けられ、そのローラ
支持レール103に圧縮コイルスプリング104を介装
した昇降ロッド105と電磁操作型のシリンダ106と
が連動連結されている。
【0047】入出庫棚96を奥に押し込んだ格納状態
で、引手部材98に当接するようにリミットスイッチ1
07が設けられている。そして、引手部材98に当接し
た状態では、シリンダ106に対して励磁し、圧縮コイ
ルスプリング104の付勢力に抗してローラ支持レール
103を下降させてストッパー101を下降させ、搬送
ユニット4によって、ファイルホルダFを通路2側から
搬入・搬出できるように構成されている。
で、引手部材98に当接するようにリミットスイッチ1
07が設けられている。そして、引手部材98に当接し
た状態では、シリンダ106に対して励磁し、圧縮コイ
ルスプリング104の付勢力に抗してローラ支持レール
103を下降させてストッパー101を下降させ、搬送
ユニット4によって、ファイルホルダFを通路2側から
搬入・搬出できるように構成されている。
【0048】逆に、入出庫棚96を引き出して、引手部
材98から離間した状態では、シリンダ106に対する
励磁を解除し、圧縮コイルスプリング104の付勢力に
よってローラ支持レール103を上昇させてストッパー
101を上昇させ、入出庫棚96をスライドするとき
に、入出庫棚96の中間部を支持するとともに、ファイ
ルホルダFが通路2側に不測に移動して落ちることを防
止できるように構成されている。
材98から離間した状態では、シリンダ106に対する
励磁を解除し、圧縮コイルスプリング104の付勢力に
よってローラ支持レール103を上昇させてストッパー
101を上昇させ、入出庫棚96をスライドするとき
に、入出庫棚96の中間部を支持するとともに、ファイ
ルホルダFが通路2側に不測に移動して落ちることを防
止できるように構成されている。
【0049】図18に示すように、両入出庫棚96,9
6間に、発光および受光を行う光電管108が設けら
れ、一方、両入出庫棚96,96を挟んだ光電管108
とは反対側の箇所に、光電管108からの光を光電管1
08に向けて反射する反射板109が設けられている。
6間に、発光および受光を行う光電管108が設けら
れ、一方、両入出庫棚96,96を挟んだ光電管108
とは反対側の箇所に、光電管108からの光を光電管1
08に向けて反射する反射板109が設けられている。
【0050】図15に示すように、仕切り板100の所
定箇所に、入出庫棚96を奥に押し込んだ格納状態で、
光電管108と反射板109との間で光を通過させる開
口110が形成されており、入出庫棚96を奥まで押し
込んだ状態で、そこにファイルホルダFが収容されてい
ないことを感知するように構成されている。
定箇所に、入出庫棚96を奥に押し込んだ格納状態で、
光電管108と反射板109との間で光を通過させる開
口110が形成されており、入出庫棚96を奥まで押し
込んだ状態で、そこにファイルホルダFが収容されてい
ないことを感知するように構成されている。
【0051】これにより、前述した入出庫棚96の格納
ならびに引き出し状態の感知との協働によって、搬送ユ
ニット4によって収納部6から搬送したファイルホルダ
Fを収容すべき入出庫棚96を、また、搬送ユニット4
によって収納部6に戻すためにファイルホルダFを取り
出すべき入出庫棚96をそれぞれ判断し、引き出されて
いる入出庫棚96に対する搬送ユニット4のアクセスを
禁止するとともに、引き出されていない他の入出庫棚9
6へ搬送ユニット4をアクセスさせるよう、コントロー
ルパネル94の制御プログラムが設定されている。
ならびに引き出し状態の感知との協働によって、搬送ユ
ニット4によって収納部6から搬送したファイルホルダ
Fを収容すべき入出庫棚96を、また、搬送ユニット4
によって収納部6に戻すためにファイルホルダFを取り
出すべき入出庫棚96をそれぞれ判断し、引き出されて
いる入出庫棚96に対する搬送ユニット4のアクセスを
禁止するとともに、引き出されていない他の入出庫棚9
6へ搬送ユニット4をアクセスさせるよう、コントロー
ルパネル94の制御プログラムが設定されている。
【0052】以上の構成により、例えば、図2に一点鎖
線で示すように、室内の壁面に沿わせるとともに、後端
部に、メンテナンス扉93aを開閉可能で、かつ、作業
者が出退可能な隙間を確保する状態で収納ラック1を設
置し、壁面とは反対側の作業のしやすい所望の位置に、
入出庫棚を出し入れ可能に入出庫箇所Aを設けることが
できる。
線で示すように、室内の壁面に沿わせるとともに、後端
部に、メンテナンス扉93aを開閉可能で、かつ、作業
者が出退可能な隙間を確保する状態で収納ラック1を設
置し、壁面とは反対側の作業のしやすい所望の位置に、
入出庫棚を出し入れ可能に入出庫箇所Aを設けることが
できる。
【0053】本発明に係るファイルホルダの収納管理シ
ステムは以上のように構成されており、以下にその動作
について説明する。
ステムは以上のように構成されており、以下にその動作
について説明する。
【0054】所定のファイルホルダの出庫指令が入力さ
れると、搬送台車3の前後移動および搬送ユニット4の
昇降制御によって、所望のファイルホルダFが収納され
た収納部6の前まで搬送ユニット4が移動される。
れると、搬送台車3の前後移動および搬送ユニット4の
昇降制御によって、所望のファイルホルダFが収納され
た収納部6の前まで搬送ユニット4が移動される。
【0055】次に、ピッキング・ヘッド47が付勢下降
された状態で、所定の収納部6に向けて進出され、そこ
に収納されたファイルホルダFの通路側端部の下方に入
り込むまで移動する。
された状態で、所定の収納部6に向けて進出され、そこ
に収納されたファイルホルダFの通路側端部の下方に入
り込むまで移動する。
【0056】次に、電磁操作型シリンダ52が通電され
てピッキング・ヘッド47が上昇され、先端の係止ピン
53をファイルホルダFの背表紙fcに形成されている
通路側の係止孔15に下方より突入させる。この場合、
係止孔15は、図11のファイルホルダの一部を切り欠
いた斜視図に示すように、ピン径より大きい角孔部15
aとこれに続く半円状孔15bとで形成されており、係
止ピン53は先ず角孔部15aに突入されることにな
り、ファイルホルダFの収納位置に多少の誤差があって
も、係止ピン53は正しく係止孔15に突入されること
になる。
てピッキング・ヘッド47が上昇され、先端の係止ピン
53をファイルホルダFの背表紙fcに形成されている
通路側の係止孔15に下方より突入させる。この場合、
係止孔15は、図11のファイルホルダの一部を切り欠
いた斜視図に示すように、ピン径より大きい角孔部15
aとこれに続く半円状孔15bとで形成されており、係
止ピン53は先ず角孔部15aに突入されることにな
り、ファイルホルダFの収納位置に多少の誤差があって
も、係止ピン53は正しく係止孔15に突入されること
になる。
【0057】次に、係止機構42の可動枠45が後退水
平移動されることで、係止ピン53はスリット59から
突出した状態で水平移動し、係止ピン53に係止された
ファイルホルダFは収納部6から引き出されてスリット
59の上部にまで移動する。この際、係止ピン53は係
止孔15の半円状孔15bを係止するのであるが、図1
1に示すように、係止ピン53の周部には溝53aが形
成されており、この溝53aが半円状孔15bに係合す
ることで、係止ピン53が係止孔15から外れることな
くファイルホルダFを正しく引き出してゆく。
平移動されることで、係止ピン53はスリット59から
突出した状態で水平移動し、係止ピン53に係止された
ファイルホルダFは収納部6から引き出されてスリット
59の上部にまで移動する。この際、係止ピン53は係
止孔15の半円状孔15bを係止するのであるが、図1
1に示すように、係止ピン53の周部には溝53aが形
成されており、この溝53aが半円状孔15bに係合す
ることで、係止ピン53が係止孔15から外れることな
くファイルホルダFを正しく引き出してゆく。
【0058】また、ファイルホルダFにおける背表紙f
cの幅はスリット59の幅より大きいので、前端を係止
されて引き出されたファイルホルダFは上カバー57と
前カバー58の上面に受け止め支持された状態で引き出
されて行く。また、この時、ホルダ保持機構43におけ
る各保持アーム72,73はカム78,79によって共
に開放されるとともに、そのうちの一方のホルダ保持空
間(図6の場合は、左側のホルダ保持空間)Pがスリッ
ト59の直上方に位置されており、引き出されたファイ
ルホルダFの上半部が、このスリット上方のホルダ保持
空間Pに挿入されてゆく。
cの幅はスリット59の幅より大きいので、前端を係止
されて引き出されたファイルホルダFは上カバー57と
前カバー58の上面に受け止め支持された状態で引き出
されて行く。また、この時、ホルダ保持機構43におけ
る各保持アーム72,73はカム78,79によって共
に開放されるとともに、そのうちの一方のホルダ保持空
間(図6の場合は、左側のホルダ保持空間)Pがスリッ
ト59の直上方に位置されており、引き出されたファイ
ルホルダFの上半部が、このスリット上方のホルダ保持
空間Pに挿入されてゆく。
【0059】ファイルホルダFが、ピッキング・ヘッド
47の左右移動範囲の中間までくると、ベースフレーム
41に取り付けたバーコード・リーダー84(図6参
照)が、背表紙fcの内面のポケット18にバーコード
が外向きになるよう差し込んでおいたバーコードラベル
17のバーコード情報を、スリット59を通して読み取
って、所望のファイルホルダかどうかが確認される。
47の左右移動範囲の中間までくると、ベースフレーム
41に取り付けたバーコード・リーダー84(図6参
照)が、背表紙fcの内面のポケット18にバーコード
が外向きになるよう差し込んでおいたバーコードラベル
17のバーコード情報を、スリット59を通して読み取
って、所望のファイルホルダかどうかが確認される。
【0060】ファイルホルダFがピッキング・ヘッド4
7の左右移動範囲の中間まで搬送されると、保持アーム
73の強制開放状態が解除され、保持アーム73がバネ
75によって付勢揺動され、その保持片73bがホルダ
保持板71の開口71aを通ってホルダ保持空間Pに弾
性的に突入され、ホルダ保持板71と左右の保持片73
bとの間にファイルホルダFを挟持し、その後、ピッキ
ング・ヘッド47を引出し方向と逆方向に少し後退させ
た後、下降させると係止ピン53が係止孔15から離脱
される。
7の左右移動範囲の中間まで搬送されると、保持アーム
73の強制開放状態が解除され、保持アーム73がバネ
75によって付勢揺動され、その保持片73bがホルダ
保持板71の開口71aを通ってホルダ保持空間Pに弾
性的に突入され、ホルダ保持板71と左右の保持片73
bとの間にファイルホルダFを挟持し、その後、ピッキ
ング・ヘッド47を引出し方向と逆方向に少し後退させ
た後、下降させると係止ピン53が係止孔15から離脱
される。
【0061】ファイルホルダFを1個だけ出庫する場合
には、上述したようにして引き出したファイルホルダF
をホルダ保持機構43で保持した状態で、搬送ユニット
4を入出庫箇所Aにまで搬送し、2箇所の入出庫棚96
のうちのいずれかに移し替えて次の指令を待つ。
には、上述したようにして引き出したファイルホルダF
をホルダ保持機構43で保持した状態で、搬送ユニット
4を入出庫箇所Aにまで搬送し、2箇所の入出庫棚96
のうちのいずれかに移し替えて次の指令を待つ。
【0062】また、複数のホルダ出庫の指令が出ている
場合には、上記のようにファイルホルダFを一方のホル
ダ保持空間Pに挟持し、ピッキング・ヘッド47を下降
させた後に、空いている他方のホルダ保持空間Pがスリ
ット59の上方に位置するように可動枠65を前後動さ
せて、次のホルダ引出し作動を行うのである。
場合には、上記のようにファイルホルダFを一方のホル
ダ保持空間Pに挟持し、ピッキング・ヘッド47を下降
させた後に、空いている他方のホルダ保持空間Pがスリ
ット59の上方に位置するように可動枠65を前後動さ
せて、次のホルダ引出し作動を行うのである。
【0063】なお、緊急にファイルホルダFを必要とす
る際は、緊急出庫指令を出すことで、優先的に所望のフ
ァイルホルダFを取り出して、優先出庫口95に投入す
ることになり、作業者は優先出庫口95に手を差し入れ
てファイルホルダFを取り出して持ち出すことができ
る。
る際は、緊急出庫指令を出すことで、優先的に所望のフ
ァイルホルダFを取り出して、優先出庫口95に投入す
ることになり、作業者は優先出庫口95に手を差し入れ
てファイルホルダFを取り出して持ち出すことができ
る。
【0064】ファイルホルダFの入庫作動は次のように
行われる。つまり、使用済みのファイルホルダFは、引
き出した入出庫棚96に位置決めセットされた後、装置
内に押し込まれる。入出庫棚96が押し込まれたことが
リミットスイッチ107で確認されると、搬送ユニット
4が前述の要領で入出庫棚96よりファイルホルダFを
引き出してホルダ保持機構43で保持する。
行われる。つまり、使用済みのファイルホルダFは、引
き出した入出庫棚96に位置決めセットされた後、装置
内に押し込まれる。入出庫棚96が押し込まれたことが
リミットスイッチ107で確認されると、搬送ユニット
4が前述の要領で入出庫棚96よりファイルホルダFを
引き出してホルダ保持機構43で保持する。
【0065】ファイルホルダFは引き出される途中で、
その上下箇所において固定案内ローラ60,81と可動
案内ローラ61,82との間に挿入され、この時、可動
案内ローラ61はファイルホルダFの厚さに応じて後退
変位し、この変位量が揺動アーム62の変位量としてフ
ォトセンサ86(図8参照)によって検出される。この
フォトセンサ86は、揺動アーム62の変位を3段階に
検出するものであり、この検出結果と、バーコードの読
み取り情報に基づいて、このファイルホルダFを収納す
るに適した収納部6が決定され、搬送ユニット4はその
決定された収納部6に向かって移動される。なお、入庫
するファイルホルダFが多数ある場合には、2個のファ
イルホルダFを保持して搬送することになる。
その上下箇所において固定案内ローラ60,81と可動
案内ローラ61,82との間に挿入され、この時、可動
案内ローラ61はファイルホルダFの厚さに応じて後退
変位し、この変位量が揺動アーム62の変位量としてフ
ォトセンサ86(図8参照)によって検出される。この
フォトセンサ86は、揺動アーム62の変位を3段階に
検出するものであり、この検出結果と、バーコードの読
み取り情報に基づいて、このファイルホルダFを収納す
るに適した収納部6が決定され、搬送ユニット4はその
決定された収納部6に向かって移動される。なお、入庫
するファイルホルダFが多数ある場合には、2個のファ
イルホルダFを保持して搬送することになる。
【0066】ここで、もし、ファイルホルダFの検出厚
さが、そのファイルホルダFの書類綴じ込み厚さの限界
を越えているようであればエラーを出し、より厚いファ
イルホルダへの綴じ替え指令が出される。
さが、そのファイルホルダFの書類綴じ込み厚さの限界
を越えているようであればエラーを出し、より厚いファ
イルホルダへの綴じ替え指令が出される。
【0067】そして、ファイルホルダFが所定の収納部
6に到達すると、ピッキング・ヘッド47がファイルホ
ルダFの押し込み収納方向と反対側の下部にまで移動し
た後、上昇され、押し込み収納方向側の係止ピン53が
係止孔15に挿入される。次いで、このファイルホルダ
Fを挟持していた保持アーム72または73が強制開放
され、ピッキング・ヘッド47が収納部側に前進するこ
とで、ファイルホルダFは上カバー57および前カバー
58の上面を滑りながら所定の収納部6に押し込まれて
ゆく。なお、係止ピン53を係止孔15に挿入すること
なく、ファイルホルダFの収納方向の反対側にあたる下
部側面に係止ピン53を押し当ててファイルホルダFを
押し込むように収納してもよい。
6に到達すると、ピッキング・ヘッド47がファイルホ
ルダFの押し込み収納方向と反対側の下部にまで移動し
た後、上昇され、押し込み収納方向側の係止ピン53が
係止孔15に挿入される。次いで、このファイルホルダ
Fを挟持していた保持アーム72または73が強制開放
され、ピッキング・ヘッド47が収納部側に前進するこ
とで、ファイルホルダFは上カバー57および前カバー
58の上面を滑りながら所定の収納部6に押し込まれて
ゆく。なお、係止ピン53を係止孔15に挿入すること
なく、ファイルホルダFの収納方向の反対側にあたる下
部側面に係止ピン53を押し当ててファイルホルダFを
押し込むように収納してもよい。
【0068】この場合、収納部6の直前箇所の上下に位
置する固定案内ローラ60,81と可動案内ローラ6
1,82が通過するファイルホルダFを前後から挟持す
るので、ファイルホルダFの厚さが押し狭ばめられるこ
とになり、狭い収納部6への差し込みが円滑に行われる
ことになる。
置する固定案内ローラ60,81と可動案内ローラ6
1,82が通過するファイルホルダFを前後から挟持す
るので、ファイルホルダFの厚さが押し狭ばめられるこ
とになり、狭い収納部6への差し込みが円滑に行われる
ことになる。
【0069】また、対向する収納ラック1の間で、ファ
イルホルダFを移し替える場合には、一方の収納ラック
1の収納部6から引き出したファイルホルダFを一旦搬
送ユニット4内に取り入れた後、係止ピン53を差し替
えて他方の収納ラック1の収納部6に向けて移動させる
ことになる。
イルホルダFを移し替える場合には、一方の収納ラック
1の収納部6から引き出したファイルホルダFを一旦搬
送ユニット4内に取り入れた後、係止ピン53を差し替
えて他方の収納ラック1の収納部6に向けて移動させる
ことになる。
【0070】第19図は、本発明の別実施例を示す概略
平面図であり、いずれも、ひとつの収納ラック1を用い
てシステムを構成したものである。すなわち、第1の別
実施例は、図19の(a)に示すように、収納部6を上
下および水平方向に並設した収納ラック1が縦壁Wの全
面に近接して設けられ、収納ラック1よりも室内R側に
水平方向に移動可能に搬送ユニット4が設けられるとと
もに、その室内側のパネル120の所定箇所に、2個の
入出庫棚96a,96aを個別にスライド可能に備えた
入出庫箇所Aが設けられている。
平面図であり、いずれも、ひとつの収納ラック1を用い
てシステムを構成したものである。すなわち、第1の別
実施例は、図19の(a)に示すように、収納部6を上
下および水平方向に並設した収納ラック1が縦壁Wの全
面に近接して設けられ、収納ラック1よりも室内R側に
水平方向に移動可能に搬送ユニット4が設けられるとと
もに、その室内側のパネル120の所定箇所に、2個の
入出庫棚96a,96aを個別にスライド可能に備えた
入出庫箇所Aが設けられている。
【0071】この第1の別実施例によれば、収納ラック
1を縦壁Wを利用して安定した状態で設けやすい利点が
ある。
1を縦壁Wを利用して安定した状態で設けやすい利点が
ある。
【0072】第2の別実施例は、図19の(a)に示す
ように、縦壁Wの全面に沿って水平方向に移動可能に搬
送ユニット4が設けられ、その搬送ユニット4よりも室
内R側に、収納部6を上下および水平方向に並設した収
納ラック1が設けられるとともに、収納ラック1を覆っ
た室内側のパネル121の所定箇所に、収納ラック1よ
りも突出しない状態で、2個の入出庫棚96b,96b
を個別にスライド可能に備えた入出庫箇所Aが設けられ
ている。
ように、縦壁Wの全面に沿って水平方向に移動可能に搬
送ユニット4が設けられ、その搬送ユニット4よりも室
内R側に、収納部6を上下および水平方向に並設した収
納ラック1が設けられるとともに、収納ラック1を覆っ
た室内側のパネル121の所定箇所に、収納ラック1よ
りも突出しない状態で、2個の入出庫棚96b,96b
を個別にスライド可能に備えた入出庫箇所Aが設けられ
ている。
【0073】この第2の別実施例によれば、第1の別実
施例に比べ、入出庫箇所Aが室内側に突出せず、納まり
の良い状態で設けることができる利点がある。
施例に比べ、入出庫箇所Aが室内側に突出せず、納まり
の良い状態で設けることができる利点がある。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明のファイルホルダの収納管理システムによれば、収納
ラックにおけるファイルホルダの並列方向の端部の外方
に、ファイルホルダの入出庫のためのスペースを確保せ
ずに済み、従来必要としていた入出庫用のスペースにも
ファイルホルダを収容でき、システム導入に割くことが
できるスペースを十分活用してファイルホルダの収容容
量を増大できる。また、ファイルホルダの並列方向に直
交する水平方向視で重複する位置に入出庫棚を設けるか
ら、収納ラックにおけるファイルホルダの並列方向の端
部に設けていた従来の場合に比べて設置位置の自由度が
高く、ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行いや
すくでき、利便性を向上できる。
明のファイルホルダの収納管理システムによれば、収納
ラックにおけるファイルホルダの並列方向の端部の外方
に、ファイルホルダの入出庫のためのスペースを確保せ
ずに済み、従来必要としていた入出庫用のスペースにも
ファイルホルダを収容でき、システム導入に割くことが
できるスペースを十分活用してファイルホルダの収容容
量を増大できる。また、ファイルホルダの並列方向に直
交する水平方向視で重複する位置に入出庫棚を設けるか
ら、収納ラックにおけるファイルホルダの並列方向の端
部に設けていた従来の場合に比べて設置位置の自由度が
高く、ファイルホルダの入出庫を任意の位置から行いや
すくでき、利便性を向上できる。
【0075】また、請求項2に係る発明のファイルホル
ダの収納管理システムによれば、ひとつの搬送ユニット
で、対向して設けた両収納ラックの収納部と一方の収納
ラックに設けた入出庫棚との間でファイルホルダを出し
入れできるから、スペースをより合理的に活用して、一
層高密度でファイルホルダを収容でき、狭い箇所にも有
効にシステムを導入できる。
ダの収納管理システムによれば、ひとつの搬送ユニット
で、対向して設けた両収納ラックの収納部と一方の収納
ラックに設けた入出庫棚との間でファイルホルダを出し
入れできるから、スペースをより合理的に活用して、一
層高密度でファイルホルダを収容でき、狭い箇所にも有
効にシステムを導入できる。
【図1】本発明のファイルホルダ収納管理システムの実
施例を示す一部切欠全体斜視図である。
施例を示す一部切欠全体斜視図である。
【図2】ファイルホルダ収納管理システムの全体平面図
である。
である。
【図3】ファイルホルダ収納管理システムの全体概略縦
断面図である。
断面図である。
【図4】搬送台車の正面図である。
【図5】搬送台車における駆動系を示す側面図である。
【図6】搬送ユニットの背面図である。
【図7】搬送ユニットの側面図である。
【図8】搬送ユニットの平面図である。
【図9】収納ラックの一部を示す縦断面図である。
【図10】仕切り板の側面図である。
【図11】ファイルホルダの一部を切り欠いた斜視図で
ある。
ある。
【図12】ファイルホルダの一部を縦断した側面図であ
る。
る。
【図13】開放状態のファイルホルダの全体斜視図であ
る。
る。
【図14】閉じ状態のファイルホルダの全体斜視図であ
る。
る。
【図15】格納状態の入出庫箇所の側面図である。
【図16】引き出した状態の入出庫箇所の側面図であ
る。
る。
【図17】入出庫箇所の正面図である。
【図18】入出庫箇所の平面図である。
【図19】本発明の別実施例を示す概略平面図である。
1…収納ラック 4…搬送ユニット 6…収納部 96…実施例の入出庫棚 96a…第1の別実施例の入出庫棚 96b…第2の別実施例の入出庫棚 A…入出庫箇所 F…ファイルホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 満昭 大阪府吹田市豊津町11−16 株式会社日本 フラット内 Fターム(参考) 3F022 AA10 AA13 CC02 FF01 JJ07 JJ11 KK12 MM01 MM11 MM17 MM36
Claims (2)
- 【請求項1】 多数のファイルホルダを縦向き姿勢で水
平方向に並列して収納する収納部を上下方向に多段に備
えた収納ラックと、前記ファイルホルダの並列方向およ
び上下方向に移動して入出庫箇所と前記収納部との間で
前記ファイルホルダを搬送する搬送ユニットとを備えた
ファイルホルダの収納管理システムにおいて、 前記入出庫箇所を、前記ファイルホルダの並列方向に直
交する水平方向視で前記収納ラックと重複する位置に設
け、その入出庫箇所に、前記ファイルホルダの並列方向
に直交する水平方向にスライドして出し入れ可能に入出
庫棚を設けてあることを特徴とするファイルホルダの収
納管理システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の収納ラックの2個を、
ファイルホルダの並列方向に直交する水平方向に所定間
隔を隔てて対向して設け、前記両収納ラック間に搬送ユ
ニットを設けるとともに前記両収納ラックの一方に入出
庫棚を設けたものであるファイルホルダの収納管理シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000077635A JP2001261110A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | ファイルホルダの収納管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000077635A JP2001261110A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | ファイルホルダの収納管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001261110A true JP2001261110A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18595177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000077635A Pending JP2001261110A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | ファイルホルダの収納管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001261110A (ja) |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000077635A patent/JP2001261110A/ja active Pending
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