JP2001259877A - レーザ出射光学系及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ出射光学系及びレーザ加工方法

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JP2001259877A JP2000079496A JP2000079496A JP2001259877A JP 2001259877 A JP2001259877 A JP 2001259877A JP 2000079496 A JP2000079496 A JP 2000079496A JP 2000079496 A JP2000079496 A JP 2000079496A JP 2001259877 A JP2001259877 A JP 2001259877A
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Tomoyuki Yamaguchi
友之 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ状の被加工物に対して内周面側からレ
ーザ光を照射することができ、その集光スポットを周方
向に移動させることができるレーザ出射光学系を提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ11が固定される基部12
に、回転可能に主回転部13を取り付ける。また、主回
転部の先端にも回転可能に先端回転部14を取り付け
る。主回転部は、基部12の中空モータ18のロータに
固定される取付部19と、取付部に固定されたレンズセ
ル20と、レンズセル20からのレーザ光をその外周面
に形成した開口29より出射させるノズル21とを有し
ている。先端回転部及びノズルの先端をワーク35内に
挿入し、先端回転部をワークに固定した後、主回転部を
回転させることで、ワークの内周面上に形成された集光
スポットを周方向に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ出射光学系
に関し、特に、パイプ状のワークの内面にレーザ光を照
射するためのレーザ出射光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ発振器から出射されたレーザ光を
用いて、金属部材を溶接あるいは切断し、また樹脂材を
切断するレーザ加工装置が多数存在する。この種のレー
ザ加工装置は、レーザ発振器からのレーザ光を光ファイ
バを通して出射光学系と呼ばれる光学系に導入し、この
光学系を通して被加工部材(ワーク)に照射する。出射
光学系は、通常、光ファイバ端面から出射して拡大しな
がら進行するレーザ光を平行光にするリコリメートレン
ズと、このリコリメートレンズからの平行光を集光させ
て被加工部材上に集光スポットを形成するための加工レ
ンズとを内蔵している。
【0003】この様なレーザ出射光学系を用いてパイプ
状の被加工物を溶接する場合、従来は、被加工物の外周
面側からレーザ光を照射するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パイプ状被加工物を溶
接する場合には、内周面側からレーザ光を照射した方が
良い場合がある。しかしながら、従来のレーザ出射光学
系には、パイプ状の被加工物に対して、内周面側からレ
ーザ光を照射することができるものは存在しない。
【0005】本発明は、パイプ状の被加工物に対して内
周面側からレーザ光を照射することができ、その集光ス
ポットを周方向に移動させることができるレーザ出射光
学系を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光ファ
イバの先端に取り付けられ、当該光ファイバから出射さ
れるレーザ光をワークに照射するためのレーザ出射光学
系において、前記光ファイバの先端に固定され、前記光
ファイバから出射されるレーザ光を所定軸に沿って出射
させるための基部と、前記所定軸と平行な回転軸を持つ
よう前記基部に回転可能に取り付けられ、前記基部から
の前記レーザ光を前記所定軸から離れる方向に出射させ
るための主回転部とを有し、前記基部を位置固定した状
態で、前記主回転部を回転させることにより、前記主回
転部から出射されるレーザ光の出射方向を回転変更でき
るようにしたことを特徴とするレーザ出射光学系が得ら
れる。
【0007】このレーザ出射光学系では、円筒形状を有
する前記ワークの内部に前記主回転部の少なくとも一部
を挿入し、前記基部を位置固定した状態で、前記主回転
部を回転させることにより、前記ワークの内周面上に形
成される前記レーザ光の集光スポットを周方向に移動さ
せることができる。
【0008】上記レーザ出射光学系には、前記所定軸に
一致する回転軸を持つよう前記主回転部の先端に回転可
能に取り付けられ、前記ワークに挿入されたときに当該
ワークに対して前記所定軸を位置固定するための先端回
転部を設けてもよい。ここで、前記先端回転部は、前記
基所定軸に直交する方向に突出する複数の突起を有し、
そのうち少なくとも1つがその突出方向に沿って移動可
能に設けられていることが望ましい。
【0009】また、上記レーザ出射光学系では、中空モ
ータを用いて前記主回転部を前記基部に取り付けること
ができる。
【0010】また、上記レーザ出射光学系には、前記レ
ーザ光が照射される領域を撮像するために前記所定軸上
に配置された撮像手段と、前記光ファイバから出射され
る前記レーザ光を反射して前記所定軸上に導くととも
に、当該所定軸上をレーザ光の進行方向とは逆方向に進
む可視光を透過させて前記撮像手段に入射させる第1の
ミラーとを設けてもよい。
【0011】上記レーザ出射光学系の前記主回転部は、
具体的には、前記基部に回転可能に取り付けられる中空
の取付部と、該取付部に固定されたレンズセルと、略円
筒形状でその先端近傍の外周面に開口が形成され、前記
レンズセルに固定されるノズルと、該ノズルの内周面に
配設された第2のミラーとを有し、前記所定軸に沿って
進行する前記レーザ光の進行方向を、前記レンズセルに
よって前記第2のミラーに向かうように変更し、前記第
2のミラーで反射された前記レーザ光を前記開口から外
部へ出射させるようにしてある。ここで、前記第2の反
射ミラーは、所定方向に移動可能に前記ノズルに配設さ
れていることが望ましい。
【0012】また、本発明によれば、光ファイバから出
射されるレーザ光を、前記光ファイバの先端に固定さ
れ、前記光ファイバから出射されるレーザ光を所定軸に
沿って出射させるための基部と、前記所定軸と平行な回
転軸を持つよう前記基部に回転可能に取り付けられ、前
記基部からの前記レーザ光を前記所定軸から離れる方向
に出射させるための主回転部とを有するレーザ出射光学
系に導き、前記基部を位置固定した状態で、前記主回転
部を回転させることにより、前記主回転部から出射され
るレーザ光の出射方向を回転変更しながら、ワークに前
記レーザ光を照射することを特徴とするレーザ加工方法
が得られる。
【0013】具体的には、このレーザ加工方法では、円
筒形状を有する前記ワークの内部に前記主回転部の少な
くとも一部を挿入し、前記基部を位置固定した状態で、
前記主回転部を回転させることにより、前記ワークの内
周面上に形成される前記レーザ光の集光スポットを周方
向に移動させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1に、本発明の一実施の形態によるレー
ザ出射光学系を示す。このレーザ出射光学系は、光ファ
イバ11の先端に固定される基部12と、基部12に回
転可能に取り付けられた主回転部13と、主回転部13
の先端に回転可能に取り付けられた先端回転部14とを
有している。
【0016】基部12には、光ファイバ11のみなら
ず、このレーザ出射光学系によって形成される集光スポ
ットの周辺領域(加工領域)を目視観察するための撮像
装置、例えば、CCDカメラ15が固定される。このた
め、基部12は、光ファイバ11からのレーザ光を所定
方向に向けて出射させるとともに、その方向から入射す
る可視光をCCDカメラ15に入射させるためのミラー
16及び17を備えている。また、基部12は、主回転
部13を回転可能に取り付けるための中空モータ18を
備えている。そして、ミラー16及び17は、この基部
12から出射されるレーザ光の光路の中心が、この中空
モータ18の回転軸と一致するように配置されている。
なお、CCDカメラ15としては、東芝製(φ7mm)や
東京電子工業製(φ12mm)のものが利用できる。ま
た、中空モータ18としては、新明和製のブラシレスD
Cモータ(フレームレスモータ)が使用できる。
【0017】主回転部13は、中空モータ18のロータ
に固定されてシャフトとして働く、中空の取付部19
と、取付部19に固定されたレンズセル20と、レンズ
セル20に固定されたノズル21とを有している。
【0018】レンズセル20は、円筒形のハウジング2
2と、ハウジング22内に収容され、一定の広がり角を
持って入射するレーザ光を平行光に変換するためのリコ
リメートレンズ23と、リコリメートレンズ23により
平行光に変換されたレーザ光の進行方向を変えるための
プリズム24と、プリズム24を透過したレーザ光を集
光するフォーカスレンズ25と、リコリメートレンズ2
3とプリズム24との間に適切な距離を生じさせるため
のスペーサ26と、プリズム24とフォーカスレンズ2
5との間に適切な距離を生じさせるためのスペーサ27
と、これらをハウジング22内に固定するためのリング
ネジ28とを有している。
【0019】ノズル21は、略円筒形状を有している。
具体的には、ノズル21は、レンズセル20側の径が徐
々に小さくなる円錐形部分と、先端側の一定の径を有す
る円筒形部分とを有している。ノズル21の円筒形部分
の外周面には、開口29が形成されている。また、ノズ
ル21の円筒部分の内面には、レンズセル20からのレ
ーザ光を反射し、開口29を通して出射させるミラー3
0が配設されている。このミラー30は、図の上下方向
に沿って移動可能に設けられている。
【0020】先端回転部14は、ノズル21の先端に固
定される回転シャフト31を有している。この回転シャ
フト31の中心軸は、中空モータ18の回転軸と一致す
る。また、先端回転部14は、回転シャフト31の中心
軸に直交する方向に向かって突出する複数の、好ましく
は3以上の、突起32,33を有している。そして、こ
れらの突起のうち、少なくとも一つ(本実施例では、突
起33)は、突出方向に進退可能に設けられている。具
体的には、突起33は、図2に示すように、所定方向に
移動可能に設けられ、スプリング34によって回転シャ
フト31側に向かって付勢されている。また、突起33
の後端側は、ピストンを構成しており、そのシリンダに
ガスを注入することで、スプリング34の反発力に打ち
勝って、突起33を外周側に移動させることができる。
【0021】次に、図1に戻り、このレーザ出射光学系
を用いて、パイプ状(円筒状)のワーク35を溶接する
場合の動作について説明する。なお、通常、この種のレ
ーザ出射光学系は、ロボットアームに固定され、そのロ
ボットアームを動かすことでその位置制御が行なわれ
る。従って、本実施の形態によるレーザ出射光学系もそ
の基部12がロボットアームに固定され、ロボットアー
ムを駆動制御することにより、その位置制御が行なわれ
るものとする。
【0022】まず、レーザ出射光学系の先端、即ち先端
回転部14及びノズル21の一部(主として円筒形部
分)をワーク35の中に挿入する。このとき、先端回転
部14の突起33は、スプリング34によって回転シャ
フト31側に位置しているので、突起32,33が挿入
を妨げることはない。
【0023】次に、図示しないアシストガス供給装置か
ら、ノズル21内にアシストガスを供給する。ノズル2
1内に供給されたアシストガスは、主に開口29から外
部へ流れ出しレーザ光による溶接をアシストするが、そ
の一方で、突起33の後端に圧力を与える。その結果、
突起33は外周側に突出して、その先端がワーク35の
内周面に突き当たり、他の突起32とともに先端回転部
14をワーク35に固定する。
【0024】次に、CCDカメラ15で撮像した映像を
ディスプレイ等で確認しながら、ミラー30を上下に移
動させて、集光スポットが所望の位置に形成されるよう
にする。あるいは、レーザ出射光学系全体を上下に移動
させて集光スポットが所望の位置に形成されるようにす
る。レーザ出射光学系全体を移動させる場合は、必要な
らアシストガスの圧力を低下させ、その後再び所定の圧
力に戻す。
【0025】次に、光ファイバ11に接続された、図示
しない光発振器よりレーザ光を発振させる。光発振器か
らのレーザ光は、光ファイバ11を通じて、このレーザ
出射光学系まで導かれ、その先端より出射される。光フ
ァイバ11の先端より出射されたレーザ光は、ミラー1
6及び17でそれぞれ反射されて、中空モータ18の回
転軸上を進み、主回転部13へと進入する。
【0026】光ファイバ11から出射されたレーザ光
は、一定の広がり角を持って進行する。レンズセル20
のリコリメートレンズ23は、この広がり角を持つレー
ザ光を平行光に変換する。また、プリズム24は、リコ
リメートレンズ23からの平行光を屈折させてその進行
方向を変え、フォーカスレンズ25を通過したレーザ光
がミラー30に入射するようにする。また、フォーカス
レンズ25は、ミラー30で反射されたレーザ光がワー
クの内周面上に集光スポットを形成するように、プリズ
ムを通過したレーザ光を集光する。
【0027】レンズセル20を通過したレーザ光は、ミ
ラー30で反射され、ワーク35の内周面上に集光スポ
ットを形成する。
【0028】ここで、中空モータ18を駆動すると、主
回転部13のみが回転する。なぜなら、基部12は上述
のようにロボットアームに固定されており、先端回転部
35はワーク35に固定されているからである(ワーク
35は、図示しないワーク保持部により固定されている
とする)。この結果、集光スポットは、ワークの内周面
上を周方向に移動する。
【0029】溶接加工の様子は、CCDカメラ15を通
してディスプレイ上で観察することができる。
【0030】以上のようにして、本実施の形態によるレ
ーザ出射光学系では、パイプ状のワークの溶接加工を内
周側から行なうことができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。
【0032】例えば、光ファイバ11は、必ずしもCC
Dカメラと平行である必要はなく、図1に破線で示すよ
うに、基部12の側面に取り付けるようんしてもよい。
このようにすることで、ミラー16が不要になり、基部
12の外径を小さくすることができる。
【0033】また、主回転部13を、図3に示すように
構成してもよい。即ち、リコリメートレンズ23を基部
12側(取付部19)に設けるようにしてもよい。この
結果、レーザ光の広がりが抑えられるので、結果として
主回転部13の外径を小さくすることができる。なお、
この場合、リコリメートレンズ23は、例えば、テフロ
ンレンズ36及びネジリング37を用いて取付部19に
固定される。
【0034】また、図3に示すように、主回転部の取付
部19とレンズセル20との間に、円筒状のエクステン
ダ38を着脱可能に設けることで、主回転部13の長さ
を任意に変更することができる。この結果、主回転部1
3を内部に挿入できる内径を持つワークに対しては、エ
クステンダ38を交換することにより、ワーク先端から
任意の深さ位置での溶接加工が可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバが固定され
る基部に、主回転部を回転可能に取り付け、その主回転
部の外周面からレーザ光が出射されるようにしたこと
で、パイプ状のワークの内周面に集光スポットを形成す
ることができ、しかもその集光スポットを周方向に移動
させることができる。これにより、パイプ状パイ部条ワ
ークのに対する溶接等の加工を内周面側から行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるレーザ出射光学系
の構成図である。
【図2】図1におけるA部の拡大図である。
【図3】図1のレーザ出射光学系の主回転部に代わる他
の構成示す図である。
【符号の説明】
11 光ファイバ 12 基部 13 主回転部 14 先端回転部 15 CCDカメラ 16,17 ミラー 18 中空モータ 19 取付部 20 レンズセル 21 ノズル 22 ハウジング 23 リコリメートレンズ 24 プリズム 25 フォーカスレンズ 26 スペーサ 27 スペーサ 28 リングネジ 29 開口 30 ミラー 31 回転シャフト 32,33 突起 34 スプリング 35 ワーク 36 テフロンレンズ 37 ネジリング 38 エクステンダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの先端に取り付けられ、当該
    光ファイバから出射されるレーザ光をワークに照射する
    ためのレーザ出射光学系において、 前記光ファイバの先端に固定され、前記光ファイバから
    出射されるレーザ光を所定軸に沿って出射させるための
    基部と、 前記所定軸と平行な回転軸を持つよう前記基部に回転可
    能に取り付けられ、前記基部からの前記レーザ光を前記
    所定軸から離れる方向に出射させるための主回転部と、
    を有し、前記基部を位置固定した状態で、前記主回転部
    を回転させることにより、前記主回転部から出射される
    レーザ光の出射方向を回転変更できるようにしたことを
    特徴とするレーザ出射光学系。
  2. 【請求項2】 円筒形状を有する前記ワークの内部に前
    記主回転部の少なくとも一部を挿入し、前記基部を位置
    固定した状態で、前記主回転部を回転させることによ
    り、前記ワークの内周面上に形成される前記レーザ光の
    集光スポットを周方向に移動可能にしたことを特徴とす
    る請求項1のレーザ出射光学系。
  3. 【請求項3】 前記所定軸に一致する回転軸を持つよう
    前記主回転部の先端に回転可能に取り付けられ、前記ワ
    ークに挿入されたときに当該ワークに対して前記所定軸
    を位置固定するための先端回転部を有していることを特
    徴とする請求項2のレーザ出射光学系。
  4. 【請求項4】 前記先端回転部が、前記基所定軸に直交
    する方向に突出する複数の突起を有し、そのうち少なく
    とも1つがその突出方向に沿って移動可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項3のレーザ出射光学系。
  5. 【請求項5】 前記主回転部が、中空モータを用いて前
    記基部に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1,2,3または4のレーザ出射光学系。
  6. 【請求項6】 前記レーザ光が照射される領域を撮像す
    るために前記所定軸上に配置された撮像手段と、前記光
    ファイバから出射される前記レーザ光を反射して前記所
    定軸上に導くとともに、当該所定軸上をレーザ光の進行
    方向とは逆方向に進む光を透過させて前記撮像手段に入
    射させる第1のミラーとを有していることを特徴とする
    請求項1,2,3,4又は5のレーザ出射光学系。
  7. 【請求項7】 前記主回転部が、前記基部に回転可能に
    取り付けられる中空の取付部と、該取付部に固定された
    レンズセルと、略円筒形状でその先端近傍の外周面に開
    口が形成され、前記レンズセルに固定されるノズルと、
    該ノズルの内周面に配設された第2のミラーとを有し、
    前記所定軸に沿って進行する前記レーザ光の進行方向
    を、前記レンズセルによって前記第2のミラーに向かう
    ように変更し、前記第2のミラーで反射された前記レー
    ザ光を前記開口から外部へ出射させるようにしたことを
    特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6のレーザ出
    射光学系。
  8. 【請求項8】 前記第2の反射ミラーが所定方向に移動
    可能に前記ノズルに配設されていることを特徴とする請
    求項7のレーザ出射光学系。
  9. 【請求項9】 光ファイバから出射されるレーザ光を、
    前記光ファイバの先端に固定され、前記光ファイバから
    出射されるレーザ光を所定軸に沿って出射させるための
    基部と、前記所定軸と平行な回転軸を持つよう前記基部
    に回転可能に取り付けられ、前記基部からの前記レーザ
    光を前記所定軸から離れる方向に出射させるための主回
    転部とを有するレーザ出射光学系に導き、 前記基部を位置固定した状態で、前記主回転部を回転さ
    せることにより、前記主回転部から出射されるレーザ光
    の出射方向を回転変更しながら、ワークに前記レーザ光
    を照射することを特徴とするレーザ加工方法。
  10. 【請求項10】 円筒形状を有する前記ワークの内部に
    前記主回転部の少なくとも一部を挿入し、前記基部を位
    置固定した状態で、前記主回転部を回転させることによ
    り、前記ワークの内周面上に形成される前記レーザ光の
    集光スポットを周方向に移動させることを特徴とする請
    求項9のレーザ加工方法。
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