JP2001258753A - グリル - Google Patents

グリル

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JP2001258753A
JP2001258753A JP2000071826A JP2000071826A JP2001258753A JP 2001258753 A JP2001258753 A JP 2001258753A JP 2000071826 A JP2000071826 A JP 2000071826A JP 2000071826 A JP2000071826 A JP 2000071826A JP 2001258753 A JP2001258753 A JP 2001258753A
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JP
Japan
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grill
water
tray
bottom plate
water tray
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Pending
Application number
JP2000071826A
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English (en)
Inventor
Masahide Fukunishi
雅英 福西
Tadashi Yanagisawa
忠 柳澤
Kaoru Soga
薫 曽我
Katsumi Sasada
勝視 佐々田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はグリルに関するもので、安全で操作
性が良好で使い勝手のよいグリルを実現し、それにより
良好な調理性能を実現することを課題とする。 【解決手段】 グリル扉4と水受皿7を連結部材8で固
定して、グリル扉4の開時にグリル扉4が焼網9面より
下方へ下がる構成とし、水受皿7の動きを水受皿案内部
を構成するグリル1の底板6の凸状部で規制したので、
グリル扉4のガタがなくなり、水受皿7内の汁が零れる
のを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス等を燃料とす
るコンロに組み込まれているグリルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のグリルは、特開平6−70
854号公報に記載されているようなものがあった。図
8、図9に示すように、このグリル1はグリル庫2の前
面開口3にグリル扉4を前方向5に開閉自在に設けると
ともに、グリル庫2の底板6上にグリル扉4と連結した
水受皿7を摺動自在に設置し、グリル扉4を前方向5に
水平移動させたとき水受皿7が連動してグリル庫2から
引き出される構成であり、グリル扉4と水受皿7との連
結は、先端がグリル扉4に締結された連結部材8により
なされたものであり、グリル扉4と水受皿7とが一体に
水平移動するものは、水受皿7の引出し操作性に優れる
が、引出し後に水受皿7に載置された焼網9の面に対
し、グリル扉4の上端が大きく上位に突出するため、焼
網9上の調理物を取扱う場合、グリル扉4が邪魔になる
欠点があったものを、水受皿7を引出した際、グリル扉
4が下方に変位し、水受皿7上に設置した焼網9上の
魚、肉等の調理物の取扱いが容易にできるグリル1を実
現するというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のグ
リル1は、グリル庫2の前面開口3にグリル扉4を前方
向5に開閉自在に設けるとともに、グリル庫2の底板6
上にグリル扉4と連結した水受皿7を摺動自在に設置
し、グリル扉4を前方向5に水平移動させたとき水受皿
7が連動してグリル庫2から引き出される構成であっ
て、グリル扉4と水受皿7との連結は、後端10が水受
皿7の後半部分11に下方への回動が自在となるよう係
止部12で係止され、先端がグリル扉4に締結された連
結部材8によりなされたものであり、水受皿7を引出し
た際、グリル扉4が下方に変位し、水受皿7上に設置し
た焼網上の魚、肉等の調理物の取扱いが容易にできる優
れたものであったが、連結部材8がグリル庫2の底板6
上を単に摺動する構成であるため、グリル扉4を引出す
際にグリル庫2と水受皿7の寸法差であるグリル庫2と
水受皿7間の隙間によるガタによって左右に振れ、摺動
にスムーズ感がなくなると同時に、ガタと左右の振れに
より水受皿7の振れが生じ、水受皿7内に水が張られて
使用されるために、水が零れるといった課題もあった。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、グリル庫内の水受皿の摺動性を向上することを第一
の目的とする。そして、そのグリルを用いて、魚、肉等
のグリル調理をする時の使い勝手、安全性を向上するこ
とを第二の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の第一の目
的を達成するために、グリル庫の前面開口部に前面方向
に開閉自在に設けたグリル扉と、グリル庫の底板上にグ
リル扉と連結しグリル庫の側板に水受皿の案内部を設
け、案内部を介して摺動自在に設置した水受皿と、グリ
ル扉を前方向に水平移動させたとき、水受皿が連動して
グリル庫から引き出されるグリルとグリル扉と水受皿と
の連結は、水受皿が嵌合できる連結部材によって係止さ
れ、前記連結部材の係止部分を支点として水受皿の支点
より後部部分での連結部材の回動が上方へ自在となり、
水受皿は、底板に設けた水受皿案内部に設置したもので
ある。
【0006】上記発明によれば、グリル庫の前面開口に
グリル扉を前方向に開閉自在に設けるとともに、グリル
庫の底板上にグリル扉と連結した水受皿を摺動自在に設
置し、グリル扉を前方向に移動させたとき水受皿が連動
してグリル庫から引出され、グリル扉と水受皿との連結
は、後端が水受皿の後半部分に下方への回動が自在とな
るよう係止され、先端がグリル扉に締結された連結部材
によりなされ、水受皿がグリル庫の底板に設けた水受皿
案内部に設置されるために、グリル扉を引出す際にグリ
ル庫と水受皿の寸法差であるグリル庫と水受皿間の隙間
があっても、水受皿が左右に振れることがなく、摺動に
スムーズ感が得られ商品の品位が確保できる。
【0007】また、第二の目的を達成するために、水受
皿を引出した際、グリル扉が下方に変位し、水受皿上に
設置した焼網上の魚、肉等の調理物の取扱いが容易にで
きる優れたものである。と同時に、連結部材に水受皿が
係止され、水受皿が水受皿案内部に設置されているため
にガタによる水受皿の振れが生じなく、水受皿内に水が
張られて使用されても、水が零れるといった現象も防止
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載に係る発明
は、グリル庫の前面開口部に前面方向に開閉自在に設け
たグリル扉と、グリル庫の底板上にグリル扉と連結しグ
リル庫の側板に水受皿の皿案内部を設け、案内部を介し
て摺動自在に設置した水受皿と、グリル扉を前方向に移
動させたとき、水受皿が連動してグリル庫から引き出さ
れるグリルとグリル扉と水受皿との連結は、水受皿が嵌
合できる連結部材によって係止され、連結部材の係止部
分を支点として水受皿の支点より後部部分での連結部材
の回動が上方へ自在となり、水受皿は、グリル庫の底板
に設けた水受皿案内部に設置したものである。
【0009】かかる構成を実施の形態としたグリルは、
グリル庫の前面開口にグリル扉を前方向に開閉自在に設
けるとともに、グリル庫の底板上にグリル扉と連結した
水受皿を摺動自在に設置し、グリル扉を前方向に移動さ
せたとき水受皿が連動してグリル庫から引出され、グリ
ル扉と水受皿との連結は、後端が水受皿の後半部分に下
方への回動が自在となるよう係止され、先端がグリル扉
に締結された連結部材によりなされ、水受皿がグリル庫
の底板に設けた水受皿案内部に設置されるために、グリ
ル扉を引出す際にグリル庫と水受皿の寸法差であるグリ
ル庫と水受皿間の隙間があっても、水受皿材が左右に振
れることがなく、摺動にスムーズ感があるり商品の品位
が確保できる。
【0010】そして、水受皿を引出した際、グリル扉と
水受皿との連結は、後端が水受皿の後半部分に下方への
回動が自在となるよう係止され、先端がグリル扉に締結
された連結部材によりなされ、連結部材がグリル庫の底
板に設けた連結部材案内部に設置されるために、グリル
扉が下方に変位し、水受皿上に設置した焼網上の魚、肉
等の調理物の取扱いが容易にできる優れたものである。
と同時に、連結部材に水受皿が係止され、水受皿が水受
皿案内部に設置されているためにガタによる水受皿の振
れが生じなく、水受皿内に水が張られて使用されても、
水が零れるといった現象も防止できる。
【0011】また、請求項2記載に係る発明は、水受皿
案内部を水受皿の一部に底板に向かって凸形状または凹
形状として形成した水受皿嵌合部と、前記底板に前記水
受皿嵌合部に対応した位置に前記水受皿嵌合部が嵌合す
る凹形状または凸形状の底板嵌合部とにより構成したも
のである。
【0012】従ってかかる構成を実施の形態としたグリ
ルは、請求項1記載に係る前述の作用効果を具体的に発
揮し得るものである。例えば水受皿の一部に底板に向か
って凸形状をした凸部により水受皿嵌合部を設け、底板
の一部に前記水受皿嵌合部に対応した位置に、底板の一
部を凹状にして底板嵌合部を設けることにより水受皿案
内部が構成されるため、グリル扉を引出す際にグリル庫
と水受皿の寸法差であるグリル庫と水受皿間の隙間があ
っても、水受皿が左右に振れることがなく、摺動にスム
ーズ感があるり商品の品位が確保できる。
【0013】そして、連結部材に水受皿が係止され、水
受皿が水受皿案内部に設置されているためにガタによる
水受皿の振れが生じなく、水受皿内に水が張られて使用
されても、水が零れるといった現象も防止できる。
【0014】また、請求項3記載に係る発明では、水受
皿案内部を水受皿の一部に底板方向に凸形状として形成
した水受皿摺接部と、前記底板に前記水受皿摺接部に対
応した位置に前記水受皿に向かって凸形状として形成し
前記水受皿摺接部に摺接する底板摺接部とにより構成し
たものである。
【0015】かかる構成を実施の形態としたグリルは、
先述の請求項1と2記載に係る発明の作用効果と同様の
作用効果を発揮することができるものである。
【0016】また、請求項4記載に係る発明では、水受
皿案内部を水受皿の一部か底板の一部かのいずれかにお
互いに向かって凸形状をした凸部を設け、前記水受皿か
底板のいずれか一方に設けた二つの凸部間に間隙部を設
けて前記間隙に嵌入するひとつの凸部を底板か水受皿の
いずれか一方に設けて構成したものである。
【0017】かかる構成を実施の形態としたグリルは、
先述した請求項1乃至3の発明が有する作用効果を発揮
できるものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0019】(実施例1)図1〜図7は本発明の実施例
1のグリル部の斜視図、部分断面図である。なお、従来
例と同一機能を有する部分については同一番号を付与し
て説明は省略する。本実施例1は請求項1と2に係る発
明の実施例である。
【0020】図において、1はガステーブルコンロに設
置されるグリルを示す。グリル1は、前面が開口した箱
状のグリル庫2と、グリル庫2の前面開口3を開閉自在
であるグリル扉4と、グリル庫2の底板6上に前後摺動
自在に設置された水受皿7と、水受皿7とを係止、連結
する連結部材8とを備える。
【0021】水受皿7内には焼網9が設置される。グリ
ル庫2には上方にバーナ(図示せず)を臨ませるための
天窓13を有し、図2に示すように底板6の前部14よ
り、グリル庫2内へ入った位置に水受皿7をグリル庫2
から引き出す引き出し量を規制する突起状ストッパー1
5が設けられている。
【0022】グリル扉4は、上部にガラス窓16を有す
る枠板17とその前面下部に固定された把手18と、枠
板17の背面に設けられ、連結部材8を着脱可能に締結
するための締結機構19が付設されている。
【0023】水受皿7は、図4に示すようにプレス成形
された矩形状の容器部20と、その外周に設けられた縁
部21とからなり、容器部20の底には水受皿7をグリ
ル庫2から把手18を介して引き出した時の引き出し量
を突起状ストッパー15との間で規制する突設したスト
ッパー22が設けられている。
【0024】水受皿7の容器部20の前後の後半部分に
は、逆U字状の溝を水受皿7の容器部20の側壁23か
ら反対側の側壁23へと設けた係止部25が設けられて
いる。係止部25は、逆U字状に加工された別部品を容
器部20に溶接して設けてもよいし、容器部20の一部
を逆U字状に加工して設けてもよい。水受皿7の周囲に
は前部縁26、後部縁27及び側部縁28−1側部縁2
8−2が設けられている。水受皿7の容器部20の底部
分にはグリル庫4の底板6の方向に一部を凸状に容器部
20の前方から後方に向けた凸部29を設けている。こ
の凸部29は容器部20の一部を加工して設けてもよい
し、別物で同形状に加工した物を溶接等で同位置に固定
取付てもよい。
【0025】連結部材8は、金属線を折り曲げて、水受
皿7の容器部20の外周に嵌合される略矩形状の環状部
材30と、この環状部材30の側材31に両端が溶接さ
れた連結補助部材32とから構成されている。
【0026】連結補助部材32は、略矩形状の環状部材
30に水受皿7を係止部分33で係止した際に後部縁2
7の内側で容器部20の係止部25に嵌合するように構
成されている。側材31は、水受皿7をグリル庫2に完
全に収納された状態で係止部分33を基点としてグリル
扉4側では、グリル庫2の前方へ向かって緩やかに下方
に傾斜し、底板6に当接した最下点34から前方は、鍵
状に曲げられて上位に変位し、環状部材30の前側は締
結機構19部分に溶接又はネジ止め等で固定されてい
る。側材31の係止部分33から後方に向かって緩やか
に下方に傾斜し、連結補助部材32の部分では水受皿7
の後部縁27との間にグリル扉4が下降した時のための
回動規制間隙35が設けられている。
【0027】グリル庫2の底板6の一部は、水受皿7の
容器部20の底部分にはグリル庫4の底板6方向に前方
から後方に向けて設けた凸部29に対応して、凹状部3
6をグリル庫4の前方から後方に向けて加工して設けて
いる。グリル庫2の側壁38には水受皿7の案内部38
が構成されている。
【0028】次に動作、作用について説明すると、水受
皿7は連結部材8の係止部分33と後部縁27の内側で
容器部20の係止部25に嵌合して係止させて載置され
る。この際、容器部20は環状部材30内に嵌合し、環
状部材30の両側材31の前部の最上点39において両
側部縁28−1、28−2の前部を下方から支持する。
また、後ろは後部縁27との間に回動規制間隙35が設
けられているため、水受皿7は係止部分33と最上点3
9と両側部縁28−1、28−2の当接部分にて連結部
材8との間で保持される。
【0029】このように嵌合された状態で水受皿7と連
結部材8は、グリル庫2内に挿入される。この時、水受
皿7の容器部20の底部分に設けられた凸部29が、グ
リル庫4の底板6に設けた凹状部36に嵌合し、凹状部
36が凸部29に対して動きを案内するレールのやくめ
をする。すなわち凸部29と凹状部36とにより水受皿
案内部41が構成される。従って、グリル扉4及び水受
皿7をグリル庫2から引き出した際、水受皿7はグリル
庫2の凹状部36に凸部29が案内されてグリル庫2内
でグリル庫2の幅方向に振れないのでスムーズな摺動感
が保持される。また、水受皿7は連結部材8の係止部分
33と後部縁27の内側で容器部20の係止部25に嵌
合して係止されているために、水受皿7はグリル庫2か
ら容易に引き出され、引き出し操作が継続されると、突
起状ストッパー15にストッパー22が当接して、さら
なる引き出し操作はできなくなる。
【0030】この際のグリル扉4、水受皿7、連結部材
8の動きは、係止部分33と後部縁27の内側で容器部
20の係止部25に嵌合して係止されている部分を支点
として、グリル扉4は自重によって下方へ回転移動し、
連結部材8の後ろは上方へ回転移動し、その移動量は後
部縁27との間に回動規制間隙35の範囲であり、グリ
ル扉4の回転移動量も係止部分33を支点とした回動規
制間隙35の範囲であるが支点からの距離が大きいの
で、実質は回動規制間隙35の量以上に下方へ降下す
る。なお、水受皿7は、グリル庫2の側壁37の水受皿
7の案内部38で水平移動するように規制されている。
【0031】また、グリル庫4の引き出し操作をグリル
庫4から完全に引き出さないで、途中で停止した場合
は、前部14に側材31が当接し、案内部38で水受皿
7を固定しているために、係止部分33と後部縁27の
内側で容器部20の係止部25に嵌合して係止されてい
る部分を支点としてグリル扉4は下方へ回転移動する。
【0032】従って、グリル扉4の動きは、グリル庫2
内に水受皿7が完全に収納されている時は、回転移動量
ゼロで引き出し量に応じて回転移動を開始し、突起状ス
トッパー15にストッパー22が当接した時が最大回転
移動量になる。この最大回転移動量の時、グリル扉4の
上端に相当する枠板17の上端が、水受皿7に載置され
た焼網9とほぼ同一面となるように設定されている。
【0033】従って、グリル使用者が焼網9上にて調理
物を調理する時に、グリル扉4が下方へ降下して、使用
者がグリルの前面に位置して作業する場合に調理物との
間に障害物がないので作業が容易に行えると同時に、グ
リル扉4等に接触して手あるいは手首等を火傷すること
もなく安全なグリルを提供できることになる。
【0034】また、水受皿7と連結部材8は着脱自在に
装着できるように構成したので、水受皿7の調理後の掃
除等は、グリル扉4と水受皿7を溶接等で完全に固定し
た場合に比べて外郭が小さいので容易に行える便利な水
受皿7とグリルとなる。
【0035】また、水受皿7に使用者に対する水受皿7
の位置、あるいは方向を示す表示又は印字を容器部20
の底面部分等の見やすい位置に水受皿7のプレス成形時
に金型等で刻印して設けたので、連結部材8に水受皿7
を着脱操作する時に方向が誤ることがなく使いやすい。
【0036】また、水受皿7と連結部材8の係止部分3
3を水受皿7の後方に設け、水受皿7の重心を係止部分
33とグリル扉4間に設けて保持したので、グリル扉4
の把手18を持ってグリル庫2から水受皿7を完全に引
き出して持ち運ぶ時、水受皿7は係止部分33から前方
に鍵状に曲げられた側材31が両側縁28−1、28−
2に当接して支えられる。
【0037】この時、水受皿7の重心は、係止部分33
と前方に存在するので、持ち運び作業等で水受皿7が傾
斜して内部に溜まっている水、調理部から調理中に出た
汁等、あるいは、焼網9上に載置されている調理物が落
下することがなく、安全で使いやすいグリル1が提供で
きるのである。
【0038】(実施例2)図1〜図4、図6は本発明の
実施例2のグリル部の斜視図、部分断面図である。な
お、従来例及び実施例1と同一機能を有する部分につい
ては同一番号を付して説明は省略する。
【0039】図において、グリル庫2の前面開口部3
に、前面方向に開閉自在に設けたグリル扉4とグリル庫
2の底板6にグリル扉4と連結しグリル庫2の、側壁3
7に水受皿7の案内部38を設け、案内部38を介して
摺動自在に設置した水受皿7と、グリル扉4を前方向5
に水平移動させたとき、水受皿7が連動してグリル庫2
から引き出され、グリル扉4と水受皿7との連結は、水
受皿7が嵌合できる略短形状の連結部材8によって係止
され、係止部分33を支点として水受皿7の支点より後
部部分での連結部材8の回転が上向へ自在となり、水受
皿7の一部に底板6方向に凸形状にした凸部29を設
け、底板6の一部分に凸部29に対応した位置に凸状部
40を設けて水受皿案内部41を構成したものである。
【0040】このように水受皿案内部41は水受皿7の
凸部いが水受皿摺接部として底板6に形成した底板摺接
部である凸状部40に摺接するものである。
【0041】次に動作、作用について説明すると、この
ように嵌合された状態で水受皿7と連結部材8は、グリ
ル庫2内に挿入される。この時、水受皿7の容器部20
の底部分に設けられた凸部29が、グリル庫4の底板6
に設けた凸状部40に摺接し、水受皿案内部41を構成
する凸状部40が凸部29に対して動きを案内するレー
ルのやくめをする。従って、グリル扉4及び水受皿7を
グリル庫2から引き出した際、水受皿7はグリル庫2の
案内部38に凸部29が案内されてグリル庫2内でグリ
ル庫2の幅方向に振れないのでスムーズな摺動感が保持
される。そして、前記同様の使い勝っての向上、或い
は、安全性の向上等ができる。
【0042】(実施例3)図1〜図4、図7は本発明の
実施例3のグリル部の斜視図、部分断面図である。な
お、従来例及び実施例1、実施例2と同一機能を有する
部分については同一番号を付与して説明は省略する。
【0043】図において、グリル庫2の前面開口3に、
前面方向に開閉自在に設けたグリル扉4とグリル庫2の
底板6にグリル扉4と連結しグリル庫2の、側壁37に
水受皿7の案内部38を設け、案内部38を介して摺動
自在に設置した水受皿7と、グリル扉4を前方向5に水
平移動させたとき、水受皿7が連動してグリル庫2から
引き出され、グリル扉4と水受皿7との連結は、水受皿
7が嵌合できる略短形状の連結部材8によって係止さ
れ、係止部分33を支点として水受皿7の支点より後部
部分での連結部材8の回転が上向へ自在となり、水受皿
7の一部に底板6方向に凸形状した凸部29を設け、底
板6の一部に間隙部42を設けて二つの凸状部43を設
け、間隙部42に水受皿7に設けた凸部29を嵌合し、
水受皿7を案内したものである。
【0044】このように水受皿案内部41は水受皿7の
凸部29と底板6の二つの凸状部43ならびに二つの凸
状部43の間に設けた間隙部42によって構成される。
【0045】次に動作、作用について説明すると、この
ように嵌合された状態で水受皿7と連結部材8は、グリ
ル庫2内に挿入される。この時、水受皿7の容器部20
の底部分に設けられた凸部29が、グリル庫4の底板6
に間隙部42を設けて配設した凸状部43の間隙部42
に嵌合し、間隙部42が凸部29に対して動きを案内す
るレールのやくめをする。つまり水受皿案内の機能を果
すことになる。従って、グリル扉4及び水受皿7をグリ
ル庫2から引き出した際、水受皿7はグリル庫2の間隙
部42に凸部29が案内されてグリル庫2内でグリル庫
2の幅方向に振れないのでスムーズな摺動感が保持され
る。そして、前記同様の使い勝っての向上、或いは、安
全性の向上等ができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下記の効
果が得られる。
【0047】すなわち請求項1記載の発明によれば、グ
リル庫の前面開口にグリル扉を前方向に開閉自在に設け
るとともに、グリル庫の底板上にグリル扉と連結した水
受皿を摺動自在に設置し、グリル扉を前方向に移動させ
たとき水受皿が連動してグリル庫から引出され、グリル
扉と水受皿との連結は、後端が水受皿の後半部分に下方
への回動が自在となるよう係止され、先端がグリル扉に
締結された連結部材によりなされ、水受皿が水受皿とグ
リル庫の底板に設けて両者で構成された水受皿案内部に
設置されるために、グリル扉を引出す際にグリル庫と水
受皿の寸法差であるグリル庫と水受皿間の隙間があって
も、連結部材が左右に振れることがなく、摺動にスムー
ズ感があるり商品の品位が確保できる。
【0048】また、水受皿を引出した際、グリル扉が下
方に変位し、水受皿上に設置した焼網上の魚、肉等の調
理物の取扱いが容易にできる優れたものである。と同時
に、連結部材に水受皿が係止され、水受皿が水受皿案内
部に設置されているためにガタによる水受皿の振れが生
じなく、水受皿内に水が張られて使用されても、水が零
れるといった現象も防止できる。
【0049】また、請求項2及び3及び4に記載の発明
によれば、連結部材が水受皿とグリル庫の底板の一部と
に設けて構成した連結部材案内部に設置されるために、
グリル扉を引出す際にグリル庫と水受皿の寸法差である
グリル庫と水受皿間の隙間があっても、連結部材ならび
に水受皿が左右に振れることがなく、摺動にスムーズ感
があるり商品の品位が確保できると同時に、底板の一部
を加工するだけで構成できるので、別部品を設ける必要
がなく、安価に効果がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のグリル部の分解斜視図
【図2】本発明の実施例のグリル庫と水受皿の側面図
【図3】本発明の実施例のグリル部分の要部断面図
【図4】本発明の実施例のグリル水受皿と連結部材の分
解斜視図
【図5】本発明の実施例1におけるグリル部の正面断面
【図6】本発明の実施例2におけるグリル部の正面断面
【図7】本発明の実施例3におけるグリル部の正面断面
【図8】従来のグリル庫の水受皿の側面図
【図9】従来のグリル庫の正面断面図
【符号の説明】
1 グリル 3 グリル庫 4 グリル扉 6 底板 7 水受皿 8 連結部材 9 焼網 15 突起状ストッパー 18 把手 20 容器部 22 ストッパー 29 凸部 35 回動規制間隙 36 凹状部 41 水受皿案内部
フロントページの続き (72)発明者 曽我 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐々田 勝視 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B040 AA02 AA08 AB02 AC02 CA02 CB23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリル庫の前面開口部に前面方向に開閉自
    在に設けたグリル扉と、前記グリル庫の底板上に前記グ
    リル扉と連結し前記グリル庫の側板に水受皿の案内部を
    設け、前記案内部を介して摺動自在に設置した水受皿
    と、前記グリル扉を前方向に移動させたとき、前記水受
    皿が連動してグリル庫から引き出されるグリルと前記グ
    リル扉と前記水受皿との連結は、前記水受皿が嵌合でき
    る連結部材によって係止され、前記連結部材の係止部分
    を支点として前記水受皿の前記支点より後部部分での前
    記連結部材の回動が上方へ自在となり、前記水受皿は、
    前記底板に設けた水受皿案内部に設置したことを特徴と
    するグリル。
  2. 【請求項2】水受皿案内部は、水受皿の一部に底板に向
    かって凸形状または凹形状として形成した水受皿嵌合部
    と、前記底板に前記水受皿嵌合部に対応した位置に前記
    水受皿嵌合部が嵌合する凹形状または凸形状の底板嵌合
    部とにより構成したことを特徴とする請求項1記載のグ
    リル。
  3. 【請求項3】水受皿案内部は、水受皿の一部に底板に向
    かって凸形状として形成した水受皿摺接部と、前記底板
    に前記水受皿摺接部に対応した位置に前記水受皿に向か
    って凸形状として形成し前記水受皿摺接部に摺接する底
    板摺接部とにより構成したことを特徴とする請求項1記
    載のグリル。
  4. 【請求項4】水受皿案内部は、水受皿の一部か底板の一
    部かのいずれかにお互いに向かって凸形状をした凸部を
    設け、前記水受皿か底板のいずれか一方に設けた二つの
    凸部間に間隙部を設けて前記間隙に嵌入する一つの凸部
    を底板か水受皿のいずれか一方に設けて構成したことを
    特徴とする請求項1記載のグリル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005027691A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd グリル
JP2012237465A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Panasonic Corp 加熱調理器

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