JP3033952U - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JP3033952U
JP3033952U JP1996008113U JP811396U JP3033952U JP 3033952 U JP3033952 U JP 3033952U JP 1996008113 U JP1996008113 U JP 1996008113U JP 811396 U JP811396 U JP 811396U JP 3033952 U JP3033952 U JP 3033952U
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JP
Japan
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storage
door
opening
storage case
installation member
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Application number
JP1996008113U
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English (en)
Inventor
徳一 袴田
Original Assignee
株式会社マッキンリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の収納庫は、扉の下面と床との間には隙間
が設けられており、前方に荷重がかかると、前方へ傾い
たり倒れたりするおそれがあり、天板に載置されている
家電製品等が落下するおそれがある。 【解決手段】収納庫1は、開口12をもつ収納庫本体3
と、収納庫本体3の開口12を覆う状態と開放する状態
とに動作する扉5と、収納庫本体3の下面に設けられた
前方設置部材7および後方設置部材9とからなり、前方
設置部材7には、収納庫本体3の前面より突出し、扉5
の厚さ寸法以下の長さ寸法を有する突出部8が設けられ
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は収納庫に係り、特に前方への転倒を防止できる収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3において符合35は従来例に係る収納庫を示し、この収納庫35は瓶詰め や缶詰めの食料品等の収納に使用される。また、収納庫35の天板等には、電子 レンジ、炊飯器等の家電製品が載置される。 符合27は収納庫本体を示し、収納庫本体27の前面には開口が設けられてい る。収納庫本体27には扉29が取り付けられ、この扉29は収納庫本体27の 開口を覆う状態と開放する状態とに動作自在となっている。 収納庫本体27の下面の四隅には、設置部材31が設けられ、扉29の下面と 床33との間には隙間があいている。これは扉29の開閉を可能とするためであ る。
【0003】 収納庫35は背面を壁等に密着させて設置される場合が殆どである。このため 収納庫35は後方へ傾いたりすることはないが、上述したように扉29と床33 との間には隙間があいているため、収納庫35に不用意に手を付くなどして前方 に荷重がかかったり、地震等による振動が発生すると、前方に傾いたり、倒れて しまうおそれがある。 特に、収納庫35の天板等に家電製品等を載置していた場合、収納庫35が前 方に傾くと、家電製品が落下するおそれがあり危険である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、前方に荷重がかか ったり、地震等による振動が発生しても、前方へ傾いたり、倒れたりすることが なく、天板等に載置されている家電製品等が落下することがなくて、しかも美感 を損なうことのない収納庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、開口をもつ収納庫本体と、前記収納庫本体に取り付けられ 、当該開口の前方に位置して、前記開口を覆う状態と開放する状態とに動作し、 しかも下面と床との間に隙間をあけて備えられる扉と、前記収納庫本体の下面に 固定された設置部材とからなる収納庫であって、前記設置部材には、前記収納庫 本体よりも前面側に突出する突出部が設けられ、且つ前記設置部材の突出部の上 面と前記扉の下面との間には隙間があいていることを特徴とする収納庫である。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1において、前記設置部材の突出部の長さ寸法は、 前記扉の厚さ寸法以下とされていることを特徴とする収納庫である。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1および図2において、本考案の実施の形態に係る収納庫1を説明する。 符合3は収納庫本体を示し、収納庫本体3は天板11、底板21、2枚の側板 17および背板19とから構成されており、収納庫本体3の前面には開口12が 設けられている。 収納庫本体3の内部には、一定の間隔をあけて棚板13、15が水平に備えら れている。棚板13は出入動作自在となっている。 棚板13、15によって、収納庫本体3の内部は3つに仕切られており、また 開口12も、上から開口14、開口16および開口18の3つに分けられている 。
【0008】 2枚の扉5はそれぞれ側板17に取り付けられ、開口16および開口18を覆 う状態と開放する状態とに動作することができる。 また、2枚の扉5の内側には、収納ポケット6が設けられている。
【0009】 収納庫本体3の下面の前方側の角部には、前方設置部材7がそれぞれ設けられ ており、収納庫本体3の下面の後方側の角部には、後方設置部材9がそれぞれ設 けられている。 前方設置部材7には突出部8が形成されており、この突出部8は収納庫本体3 の前面よりも突出している。突出部8の長さ寸法は、扉5の厚さ寸法以下に設定 されている。従って、扉5を閉めた状態では、突出部8は見えないことになり、 収納庫1の美観を損なうことはなく、また邪魔になることもない。
【0010】 収納庫1内、さらに収納ポケット6には、瓶詰めや缶詰めの食料品等が収納さ れる。 また、天板11には電子レンジ23が載置され、棚板13には炊飯器25が載 置されている。棚板13は炊飯器25の操作が行いやすいように、前方へ引き出 した状態となっている。
【0011】 収納庫1は背板19を壁等に密着させて設置されるので、後方へ傾いたりする ことはない。 一方、棚板13は引き出され、棚板13に炊飯器25が載置されている。さら に、収納ポケット6には食料品等が収納され、扉5を開くと、前方へかなりの荷 重がかかることになる。 前方設置部材7には突出部8が設けられおり、前方への荷重を支えるため、収 納庫1は前方へ傾いたり、倒れたりするのを防止することができる。従って、天 板11に載置されている電子レンジ23や棚板13に載置されている炊飯器25 が落下する事故の発生を防止することができる。
【0012】 また、扉5の下面と前方設置部材7の突出部8の上面との間には隙間があいて おり、扉5の開閉の際、扉5と突出部8とが接触することはない。従って、扉5 の開閉に支障を及ぼすことはない。
【0013】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。
【0014】 上記の実施の形態では、設置部材は4つ独立して設けられているが、設置部材 は4つに限られるものではなく、収納庫の安定が保たれる限り適当な個数とする ことができる。 また突出部の形状、突出寸法も適宜変更してもよい。
【0015】 また、扉は上記実施の形態の扉の大きさに限られるものではなく、収納庫本体 の開口全体を覆う大きさとすることもでき、また、2枚の扉に限られることはな く、1枚あるいは3枚以上とすることもできる。 収納庫に収納されるものは、食料品や家電製品に限られるものではなく、他の もの、例えば調理器具等でもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案の収納庫によれば、前方に荷重がかかったり、地震等によ る振動が発生しても、前方へ傾いたり、倒れたりするのを防止できるようになり 、天板等に載置されている家電製品等が落下する事故の発生も防止することでき るようになる。 また、請求項2の収納庫によれば、設置部材の突出部が邪魔とならず、しかも 収納庫の美感を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る収納庫の斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施の形態に係る収納庫の側面図であ
る。
【図3】従来例に係る収納庫の側面図である。
【符号の説明】
1 収納庫 3 収納庫本体 5 扉 6 収納ポケット 7 前方設置部材 8 突出部 9 後方設置部材 11 天板 12 開口 13 棚板 14 開口 15 棚板 16 開口 17 側板 18 開口 19 背板 21 底板 23 電子レンジ 25 炊飯器 27 収納庫本体 29 扉 31 設置部材 33 床 35 従来の収納庫

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口をもつ収納庫本体と、前記収納庫本体
    に取り付けられ、当該開口の前方に位置して、前記開口
    を覆う状態と開放する状態とに動作し、しかも下面と床
    との間に隙間をあけて備えられる扉と、前記収納庫本体
    の下面に固定された設置部材とからなる収納庫であっ
    て、前記設置部材には、前記収納庫本体よりも前面側に
    突出する突出部が設けられ、且つ前記設置部材の突出部
    の上面と前記扉の下面との間には隙間があいていること
    を特徴とする収納庫。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記設置部材の突出部
    の長さ寸法は、前記扉の厚さ寸法以下とされていること
    を特徴とする収納庫。
JP1996008113U 1996-07-24 1996-07-24 収納庫 Expired - Lifetime JP3033952U (ja)

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JP1996008113U JP3033952U (ja) 1996-07-24 1996-07-24 収納庫

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