JP2001258363A - コンバインの穀稈搬送装置 - Google Patents

コンバインの穀稈搬送装置

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JP2001258363A
JP2001258363A JP2000078118A JP2000078118A JP2001258363A JP 2001258363 A JP2001258363 A JP 2001258363A JP 2000078118 A JP2000078118 A JP 2000078118A JP 2000078118 A JP2000078118 A JP 2000078118A JP 2001258363 A JP2001258363 A JP 2001258363A
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Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
Hidekazu Imai
英一 今井
Masaji Nakai
正司 中井
Shoichi Yamamoto
昌一 山本
Sadaji Narimatsu
貞治 成松
Masahiko Yoshino
正彦 芳野
Masahiro Kurokawa
雅博 黒河
Hitoshi Watanabe
均 渡辺
Hiroshi Nishizaki
西崎  宏
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の穀稈搬送装置は、枕扱ぎ時には、前部
受継チエンと補助受継チエンとが停止状態にあり、搬送
機能がないから、脱穀装置のフィ−ドチエンに手刈り穀
稈を適確に供給できない課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、次の如き技術手段を講ずる。すなわち、コンバイン
4において、フィ−ドチエン5の搬送始端部と、刈取前
処理装置3を構成する穀稈搬送装置6の搬送終端部との
間に、前部受継チエン7と補助受継チエン8とを設けて
フィ−ドチエン5に搬送穀稈を受け継がせる構成とし、
前記前部受継チエン7は刈取前処理装置3側から回転動
力が伝動され、補助受継チエン8はフィ−ドチエン5側
から伝動される構成としたコンバインの穀稈搬送装置と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの穀稈
搬送装置に関し、農業機械の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、コンバインの穀稈搬送装置は、刈
取前処理装置を構成する穀稈搬送装置の終端部から、脱
穀装置のフィ−ドチエン始端部に搬送穀稈を受け継がせ
る前部受継チエンとその内側位置に補助受継チエンとを
併設し、脱穀装置に穀稈を円滑に供給する構成が開発さ
れている。そして、上記構成に係る前部受継チエンと補
助受継チエンとは、いずれも前側の刈取前処理装置側か
ら回転動力が伝動され、始端部で受け取った穀稈を終端
部からフィ−ドチエンに受け継がせる構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成の穀稈搬
送装置は、コンバインで刈取脱穀作業を行なうときに
は、前部受継チエンと補助受継チエンとが刈取前処理装
置の穀稈搬送装置と同調して回転駆動されているから、
搬送穀稈を円滑に乱れなく受け取って脱穀装置のフィ−
ドチエンに受け継がせることができる。
【0004】しかし、前部受継チエンと補助受継チエン
とは、枕扱ぎ時には、刈取前処理装置を停止させて脱穀
装置のみを駆動しているから、停止状態にあり、しか
も、通常、脱穀装置は、挟持杆の先端部分がフィ−ドチ
エンより前に出た関係位置に構成されている。そのた
め、手刈りした枕地の穀稈は、停止した前部受継チエン
と補助受継チエンとに搬送機能がないから、脱穀装置の
フィ−ドチエンに供給することが困難で適確に供給でき
ない課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1の発明は、走行車体1上に搭載
した脱穀装置2の前方に刈取前処理装置3を設けて構成
したコンバイン4において、前記脱穀装置2を構成する
フィ−ドチエン5の搬送始端部と、前記刈取前処理装置
3を構成する穀稈搬送装置6の搬送終端部との間に、前
部受継チエン7を設け、該前部受継チエン7と前記フィ
−ドチエン5の搬送始端部との内側位置に、補助受継チ
エン8を設けてフィ−ドチエン5に搬送穀稈を受け継が
せる構成とし、前記前部受継チエン7は刈取前処理装置
3側から回転動力が伝動され、補助受継チエン8はフィ
−ドチエン5側から伝動される構成としたコンバインの
穀稈搬送装置としている。
【0006】つぎに、請求項2の発明は、前部受継チエ
ン7と補助受継チエン8は、刈取前処理装置3からフィ
−ドチエン5に搬送穀稈を受け継がせる構成とし、前部
受継チエン7の搬送始端部を、補助受継チエン8の搬送
始端部より前側位置に配置して構成した請求項1に記載
したコンバインの穀稈搬送装置としている。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、従来型の課題を解消して、コンバインによる
刈取脱穀作業中の穀稈の受継ぎを乱れや停滞を起こすこ
となく整然と円滑に行なうことができる特徴を有する。
【0008】更に、本発明は、枕扱ぎ時において、手刈
りした枕地の穀稈を比較的簡単に脱穀装置のフィ−ドチ
エンに供給できる特徴もある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施例を具体的に説明する。まず、コンバイン4は、図
3および図4に示すように、クロ−ラ9を有する走行車
体1上に脱穀装置2を搭載し、その前側に刈取前処理装
置3を連結して構成している。そして、脱穀装置2は、
具体的に図面では示さないが、従来から知られているよ
うに、上側に扱胴を軸架した扱室を配置し、その下側
に、圧風唐箕や揺動選別棚を設けた選別室を配置して構
成している。
【0010】そして、フィ−ドチエン5は、上記した扱
室の扱口に沿わせて設け、後述する前部受継チエン7お
よび補助受継チエン8から受け継いだ穀稈の株元を挟持
し、穂先側を扱室に挿入して搬送する構成としている。
なお、扱室は、穀稈供給側に供給漏斗を設けている。
【0011】そして、刈取前処理装置3は、図3および
図4に示すように、前部から低位置に分草杆10、その
後方に傾斜状に穀稈引起し装置11、その下方に刈取装
置12、刈取穀稈を搬送する株元チエン6aと穂先ラグ
6bとから穀稈搬送装置6を一体的に枠組みして構成し
ている。そして、刈取前処理装置3は、図4に示すよう
に、昇降シリンダ13によって上下昇降自由に支持して
構成している。更に、刈取前処理装置3は、図示は省略
しているが、扱深さ調節制御装置を設け、長短稈に対応
して扱室に供給する長さを極力一定に保つ構成としてい
る。
【0012】つぎに、前部受継チエン7は、図1乃至図
3に示すように、前記フィ−ドチエン5の搬送始端部の
すぐ前側に、フィ−ドチエン5の始端部を分割したよう
に設け、刈取前処理装置3側の株元チエン6aから受け
継いだ穀稈を後続するフィ−ドチエン5に受け継がせる
構成としている。そして、補助受継チエン8は、図1乃
至図3に示すように、前部受継チエン7とフィ−ドチエ
ン5との内側に配置して設け、前記前部受継チエン7の
受継作用時に、穀稈の穂先側を支持できる構成としてい
る。そして、前部受継チエン7は、図1および図3に示
すように、その搬送始端部を、補助受継チエン8の搬送
始端部より前側位置(穀稈搬送方向の上手側)に配置
し、終端部分も上記補助受継チエン8の終端部分より前
側にして構成している。この場合、補助受継チエン8
は、前部受継チエン7の終端部とフィ−ドチエン5の搬
送始端部との間の穀稈受け継ぎ作用を補助すると共に、
超短稈(前部受継チエン7までも届かない程度の短い穀
稈)を受け継ぐことができる構成としている。
【0013】そして、前部受継チエン7と補助受継チエ
ン8との伝動構成は、図1および図3に示すように、前
部受継チエン7を刈取前処理装置3側から伝動し、補助
受継チエン8をフィ−ドチエン5側から伝動する構成と
している。このように、前部受継チエン7は、搬送始端
部を前側に寄せて位置し刈取側から伝動し、刈取前処理
装置3側からの受け継ぎを主な機能として構成し、一
方、補助受継チエン8は、終端部をフィ−ドチエン5側
に寄せ、フィ−ドチエン5側から伝動してフィ−ドチエ
ン5へに穀稈を受け継がせることを主な機能として構成
している。
【0014】つぎにその作用について説明する。まず、
エンジンを始動して、刈取クラッチ装置や脱穀クラッチ
装置を入り操作して機体の回転各部を伝動しながら、走
行車体1を前進走行に操作してコンバイン4の刈取脱穀
作業を開始する。そのとき、前部受継チエン7と補助受
継チエン8とは、前者が刈取前処理装置3側から回転動
力が伝動され、後者がフィ−ドチエン5側から伝動され
てそれぞれ同調しながら回転している。
【0015】このようにしてコンバイン4が前進する
と、圃場の穀稈は、前端下部にある分草杆10によって
分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置11の引起し作
用によって倒伏状態から直立状態に引き起こされ、株元
が刈取装置12に達して刈り取られる。
【0016】そして、穀稈は、多数の条列が集められて
左右の穀稈搬送装置6によって搬送されて後部で合流
し、図示はしないが、扱深さ調節制御装置を経て順次連
続状態で、前部受継チエン7と補助受継チエン8からフ
ィ−ドチエン11の始端部に達して脱穀装置2に供給さ
れる。
【0017】そして、穀稈は、株元がフィ−ドチエン5
に挾持された状態で搬送されながら、穂先部分が扱室内
に挿入されて通過する過程で、回転されている扱胴によ
って脱穀される。そして、脱穀処理物は、下方の選別室
に達して選別風と揺動選別棚の作用を受けて選別処理さ
れるものである。
【0018】以上のように、コンバイン4は、連続的に
刈取脱穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を収穫してグレ
ンタンクに収集貯留する。さて、上述のように、連続的
に刈取脱穀作業が行われているとき、前部受継チエン7
は、前述のとおり、刈取前処理装置3側から伝動されて
株元チエン6aや穂先ラグ6bと同調しながら回転して
いるから、常に、刈取前処理装置3からの受け継ぎが円
滑に行われ、受け継ぎ時に穀稈の搬送姿勢が乱れること
がない。そして、穀稈は、穂先側が扱室の供給漏斗に載
った状態に達してから、前部受継チエン7からフィ−ド
チエン5に補助受継チエン8の補助作用を受けながら受
け継がれ乱れることがない。
【0019】そして、補助受継チエン8は、フィ−ドチ
エン5の搬送ラインより内側に設けられているから、超
短稈の場合でも脱落することなく受け継ぐことができる
利点がある。つぎに、補助受継チエン8は、枕扱ぎ時に
は、刈取前処理装置3を停止して脱穀装置2のみを伝動
して作業を行なうときフィ−ドチエン5側から伝動され
て駆動されている。したがって、手刈りした枕地の穀稈
を、その補助受継チエン8上に載せ、チエン8によって
フィ−ドチエン5に自動的に供給することができる。
【0020】更に、補助受継チエン8は、フィ−ドチエ
ン5側に伝動可能に連結した構成にしているから、フィ
−ドチエンオ−プン時に、フィ−ドチエンと一体に外側
方向に回動できるから、メンテナンス空間が広くとれて
きわめて有効である。このように、本発明に係る穀稈搬
送装置は、刈取前処理装置3の穀稈搬送装置6からフィ
−ドチエン5への受け継ぎが安定して整然とでき、併せ
て、枕扱ぎ時のフィ−ドチエン5への穀稈供給を確実に
行なうことができる優れた効果を有する。
【0021】別実施例1 つぎに、図5乃至図7に基づいて別実施例1を説明す
る。別実施例1は、前部受継チエン7と補助受継チエン
8とは、図5に示すように、伝動ギヤボックス15から
回転動力が伝達されて一連に伝動される構成としてい
る。すなわち、上記伝動ギヤボックス15は、刈取側の
テンションベルト16と脱穀側のテンションベルト17
とから入力できる構成とし、図外の制御モ−タからレバ
−18のスイッチ19、19’の切り替え操作によって
テンションプ−リ20、20’を切り替えできる構成と
している。
【0022】したがって、前部受継チエン7と補助受継
チエン8とは、上記レバ−18の操作によってスイッチ
19、19’を切り替えて、刈取脱穀作業と、枕扱ぎ作
業とに切り替えることができる。このように、別実施例
1は、前部受継チエン7と補助受継チエン8とは、通常
の刈取脱穀作業時には刈取前処理装置3側から伝動し、
枕扱ぎ作業時には脱穀装置2側から伝動することができ
るものである。
【0023】別実施例2 つぎに、図8および図9に基づいて別実施例2を説明す
る。まず、脱穀装置25は、扱胴26を内装軸架した扱
室27を上側に配置し、その下側に揺動選別棚28と圧
風唐箕29などを設けた選別室30を設けて構成してい
る。そして、排塵処理室31は、その始端部の送込口3
2を前記扱室27の終端側部に開口して連通し、排塵処
理胴33を内装軸架して構成している。尚、34は二番
処理胴である。
【0024】そして、排塵処理胴33は、具体的構成は
省略したが、制御モ−タによって自動的に変速操作され
るベルコン35に接続したプ−リ36を固着した伝動軸
37を介して伝動される構成としている。そして、上述
のベルコン35は、既に公知の構成であるから具体的に
図示しないが、テンションベルトと可変径の割プ−リと
を組み合わせて構成した無断変速機構である。
【0025】38は穀粒流量を計測する流量センサであ
る。なお、流量センサ38は、前記送込口32に臨ませ
て取付けた構成にすることもできる。そして、排塵処理
胴33は、上記流量センサ38の検出情報に基づいて自
動的に回転速度が変速される構成としているが、実施例
の場合、排塵処理胴33は、穀粒流量の検出値が基準値
に比較して多いときに増速する制御構成としている。
【0026】別実施例2は、以上述べたように構成して
いるから、排塵処理量が増大すると、排塵処理胴33が
増速されて処理能力をあげ適確に排塵処理ができる。な
お、排塵処理胴33は、車速の増・減速に連動して増・
減速する制御構成にすると効果的である。一般に、コン
バインは、車速を早くすると比例的に刈取量が増大する
から、脱穀装置25に供給される穀稈量が増え、機内の
作業実態に合った排塵処理ができる。
【0027】別実施例3 つぎに、図10乃至図12に基づいて別実施例3を説明
する。まず、脱穀装置25は、扱胴26を内装軸架した
扱室27を上側に配置し、その下側に揺動選別棚28と
圧風唐箕29等を設けた選別室30を設けて構成してい
る。そして、排塵処理室31は、その始端部の送込口3
2を前記扱室27の終端側部に開口して連通し、排塵処
理胴33を内装軸架して構成している。そして、二番処
理室34は、扱室27の背後に設け、二番処理胴35を
内装軸架して二番揚穀装置34aによって還元されてき
た二番物を処理する構成としている。
【0028】そして、排塵処理胴33は、上記した二番
処理胴35の内部を貫通した伝動軸36を軸架して伝動
する構成としている。実施例の場合、回転速度(各胴の
周速)は、二番処理胴35、扱胴26、排塵処理胴33
の順に高速になる構成としている。
【0029】別実施例3は、以上のように構成されてい
るから、各処理胴(二番処理胴35、排塵処理胴33)
の回転速度を処理量に応じて別々に変速して効果的に処
理ができる実用的効果がある。更に、排塵処理胴33
は、高速回転にすることによって、扱室27からの排塵
物の受け継ぎを迅速に行なうことができる特徴がある。
【0030】そして、排塵処理胴33は、図12に示す
実施例の場合、前部胴33aと中間後部胴33bとに分
割してそれぞれ別速度に変速して駆動できる構成として
いる。したがって、この場合の前部胴33aは、高速回
転することによって、送込口32から供給される扱室2
7側の排塵物を停滞させることなく、迅速に受け継ぐこ
とができる利点がある。
【0031】更に、図示は省略しているが、二番処理胴
35を分割してそれぞれの分割胴を別駆動できる構成に
することによって、受継側を高速回転にすることができ
る。この場合の二番処理胴35の分割胴は、二番揚穀装
置34aに最も近い側を高速回転することにより二番物
を円滑に受け継ぐことが可能である。
【0032】別実施例4つぎに、図13乃至図16に基
づいて別実施例4を説明する。別実施例4は、コンバイ
ンの操縦座席50に調整空気(冷・暖房風)を送る簡易
型空調装置に関するものである。
【0033】まず、操縦座席50は、図13に示すよう
に、コンバイン51の車体52上において、前方視界を
確認できる位置に設けられ、操作パネルや操作レバ−を
集中して配置した構成としている。53はサンバイザ−
を示す。そして、空調機器54は、図13および図14
に示すように、操縦座席50の背後位置にエァコンボッ
クス55を取付け、その内部に主要部であるク−ラ機器
部とヒ−タ機器部とからなるエァコンユニットを装置
し、上部にブロワを装備して構成している。
【0034】そして、空調機器54は、ブロアによって
起風された風が、制御作動されるエァコンユニットのク
−ラ機器部およびヒ−タ機器部によって調整された調整
空気を上側に吹き出し、吹出基部筒56から送風ダクト
57、57’を通して吹出口58、58’から外部に吹
き出す構成としている。この場合、送風ダクト57、5
7’は、図14に示すように、サンバイザ−53を支持
するフレ−ムを兼ねた構成としている。この場合、送風
ダクト57、57’は、支柱59によって支えられてい
る。
【0035】そして、吹出口58、58’は、図15の
構成例の場合、送風ダクト57、57’を箱型にして左
右両側に延長しており、操縦座席50の前側に配置した
操作テ−ブル60(操作パネルや操作レバ−を集中して
配置したテ−ブル)の横幅の範囲内に納めた構成として
いる。このように構成すれば、走行中の安全性が確保で
きる。
【0036】そして、送風ダクト57、57’は、図1
6に示す構成例の場合、一方側を塵埃を吹き飛ばすため
の排塵風吹出口として利用できる構成としている。例え
ば、刈取脱穀作業をしながら、穀稈搬送部の防塵カバ−
を開放したとき、一方の送風ダクト57’を使って塵埃
を吹き飛ばしてオペレ−タを守ることができる。
【0037】このように構成した簡易型空調装置54
は、図面では省略しているが、ガス管と温水管とを配管
して、一方では冷媒であるフロンガスを、接続している
コンプレッサの圧力により循環させ、他方では、エァコ
ンユニットのヒ−タ機器部と図示しないエンジンとの間
に、温水を流通させながら空調作用を行なっている。
【0038】別実施例4は、以上のように構成すること
によって、簡易なものでありながら、操縦座席50のオ
ペレ−タ−の作業環境を改良し、作業能率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、要部の平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例であって、要部の側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例であって、平面図である。
【図4】本発明の実施例であって、側面図である。
【図5】本発明の別実施例1であって、平面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、側面図である。
【図7】本発明の別実施例1であって、側面図である。
【図8】本発明の別実施例2であって、切断平面図であ
る。
【図9】本発明の別実施例2であって、切断側面図であ
る。
【図10】本発明の別実施例3であって、切断平面図で
ある。
【図11】本発明の別実施例3であって、切断側面図で
ある。
【図12】本発明の別実施例3であって、切断平面図で
ある。
【図13】本発明の別実施例4であって、側面図であ
る。
【図14】本発明の別実施例4であって、側面図であ
る。
【図15】本発明の別実施例4であって、正面図であ
る。
【図16】本発明の別実施例4であって、正面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車体 2 脱穀装置 3 刈取前処理装置 4 コンバイン 5 フィ−ドチエン 6 搬送装置 7 前部受継チエン 8 補助受継チ
エン 9 クロ−ラ 10 分草杆 11 穀稈引起し装置 12 刈取装置 13 昇降シリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 昌一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 成松 貞治 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 芳野 正彦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 黒河 雅博 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 渡辺 均 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 西崎 宏 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B084 AA01 AC05 BD19 BD26 BH01 BH20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体1上に搭載した脱穀装置2の前
    方に刈取前処理装置3を設けて構成したコンバイン4に
    おいて、前記脱穀装置2を構成するフィ−ドチエン5の
    搬送始端部と、前記刈取前処理装置3を構成する穀稈搬
    送装置6の搬送終端部との間に、前部受継チエン7を設
    け、該前部受継チエン7と前記フィ−ドチエン5の搬送
    始端部との内側位置に、補助受継チエン8を設けてフィ
    −ドチエン5に搬送穀稈を受け継がせる構成とし、前記
    前部受継チエン7は刈取前処理装置3側から回転動力が
    伝動され、補助受継チエン8はフィ−ドチエン5側から
    伝動される構成としたコンバインの穀稈搬送装置。
  2. 【請求項2】 前部受継チエン7と補助受継チエン8と
    は、刈取前処理装置3からフィ−ドチエン5に搬送穀稈
    を受け継がせる構成とし、前部受継チエン7の搬送始端
    部を、補助受継チエン8の搬送始端部より前側位置に配
    置して構成した請求項1に記載したコンバインの穀稈搬
    送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262809A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバインの穀稈搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006262809A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバインの穀稈搬送装置
JP4658252B2 (ja) * 2005-03-25 2011-03-23 三菱農機株式会社 コンバイン

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