JP2001257609A - 多重放送受信装置 - Google Patents

多重放送受信装置

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JP2001257609A JP2000066759A JP2000066759A JP2001257609A JP 2001257609 A JP2001257609 A JP 2001257609A JP 2000066759 A JP2000066759 A JP 2000066759A JP 2000066759 A JP2000066759 A JP 2000066759A JP 2001257609 A JP2001257609 A JP 2001257609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DLSの取得状況をユーザーに的確に報知す
ることができない。 【解決手段】 DAB放送を受信し、所定周期毎に、現
在受信中のDAB放送に、PADに含まれるDLSが多
重化されているか否かを所定時間判定するCPU21
と、この判定結果を表示する表示部20とを有するDA
B受信機10であって、CPU21は、現在受信中のD
AB放送の受信状況に基づいて、DLS判定時間を可変
制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重放送の放送信
号に特殊データが多重化されているか否かを判定する機
能、例えばディジタルオーディオブロードキャスティン
グ(以下、単にDABと称する)放送の放送信号にダイ
ナミックラベルセグメント(以下、単にDLSと称す
る)が多重化されているか否かを判定する機能を備えた
DAB受信機等の多重放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にDAB放送の放送信号に多重化
される多重データであるDABフレームは、1フレーム
を24msec周期とし、その音声圧縮をMPEGフォ
ーマットに準拠しており、このようなMPEGフォーマ
ットの音声圧縮によってフレーム内に空き容量ができ
る。
【0003】そこで、この空き容量に番組関連情報(以
下、単にPADと称する)が付加されることになる。
【0004】また、このPADには、最大128文字ま
で付加可能とする簡易なテキスト情報としてDLSを付
加することができる。図5はDLSを多重化したDAB
フレームのデータ構造を示す説明図である。
【0005】このようなDAB放送を受信するDAB受
信機においては、放送信号に多重化されたDABフレー
ムを受信し、このDABフレームのX−PADに含まれ
るDLSをデコードすることで、例えば現在受信中の放
送番組の番組内容を表示部に表示することができる。
【0006】そこで、このようなDAB受信機において
は、所定周期毎にDABフレームのデコード状態を監視
することで、現在受信中のDABフレームのPADにD
LSが含まれているか否かを所定時間判定する情報有無
判定部と、その判定結果を表示する表示部とを有してい
る。
【0007】この情報有無判定部は、現在受信中のDA
BフレームのPADにDLSが含まれていると判定され
ると、そのDLSのデコード内容を表示部に表示すると
共に、現在受信中のDABフレームのPADにDLSが
含まれていないと判定されると、DLSが取得できなか
った旨を表示部に表示するようにしていた。
【0008】つまり、従来のDAB受信機によれば、情
報有無判定部によるDLS取得動作中においては図6
(a)及び(b)に示すようなメッセージを表示部に表
示し、DLSを取得できたと判定されたのであれば、そ
のデコード内容を図6(c)に示すように表示部に表示
するようにしている。
【0009】しかし、今後、このようなDAB放送が本
格化する上で、現在、DLSを伝搬するのに使用してい
たX−PADがDLS以外のデータをも伝搬するのに使
用されることが予定されている。
【0010】このようなX−PADで伝搬されるものと
して予定されているデータとしては、JPEGファイル
やHTMLファイル等で構成するMOT(Multimedia O
bject Transfer Protocol)があげられる。
【0011】このMOTは、例えば現在受信中の音声放
送のCDジャケット(画像)や、“この先渋滞10k
m”のような表示や渋滞箇所を示す地図等の交通情報等
を伝搬することができるデータである。
【0012】従って、このようにX−PADでDLS及
びMOTを伝搬する場合には、DABフレームのX−P
ADを、図7(a)に示すようなMOT及びDLSの時
分割で伝送することが予定されている。
【0013】図7(b)に示すようにDLS及びMOT
は、複数のX−PADに分割され、最先のX−PADに
は先頭ヘッダとしてC1が付加されており、例えばDL
Sは図7(b)及び(c)に示すように3つのX−PA
Dで構成し、最先のX−PADには先頭ヘッダC1が付
加されている。また、同様に、その後のMOTは、図7
(b)及び(c)に示すように4つのX−PADで構成
し、最先のX−PADには先頭ヘッダとしてC1が付加
されている。
【0014】つまり、DLS及びMOTは、一乃至複数
のX−PADで構成され、DAB受信機の情報有無判定
部側では、所定周期毎に、これらDABフレーム内から
X−PADを監視し、DLSの取得有無を判定する処理
を行っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DAB受信機によれば、DLS及びMOTが時分割でP
ADに伝搬される場合であっても、情報有無判定部の判
定開始タイミングは所定周期毎に行われ、しかも、その
情報有無判定部の判定時間Tは固定であるため、例えば
図3(a)に示すようにMOTのデコード中に情報有無
判定部の判定開始タイミング及び判定時間Tが終了して
しまった場合、現在受信中のDABフレームにDLSが
多重化されているにも関わらず、DLSが多重化されて
いないと判断され、DLSが取得できない旨を表示部に
表示され、DLSの取得状況を誤報知してしまうといっ
た問題点があった。
【0016】また、単純に、情報有無判定部の判定時間
を単純に長くすることも考えられるが、例えばDLSを
含まないDABフレームを受信した場合、その判定時間
が長いため、DLSが取得できない旨の表示が遅くなる
といった問題点があった。
【0017】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、DLS等の特殊デー
タの取得状況をユーザーに的確に報知することができる
多重放送受信装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多重放送受信装置は、放送信号を受信し、所
定周期毎に、現在受信中の放送信号に特殊データが多重
化されているか否かを所定時間判定する情報有無判定手
段と、この情報有無判定手段の判定結果を報知する報知
手段とを有する多重放送受信装置であって、現在受信中
の放送信号の受信状態を検出する受信状態検出手段と、
この受信状態検出手段の検出結果に基づいて、前記情報
有無判定手段の判定時間である所定時間を可変制御する
制御手段とを有するようにした。
【0019】従って、本発明の多重放送受信装置によれ
ば、現在受信中の放送信号の受信状態、つまり受信状態
検出手段の検出結果に基づいて、情報有無判定手段の判
定時間である所定時間を可変制御するようにしたので、
現在受信中の放送信号の受信状態が良ければ、特殊デー
タを取得することができる可能性も高まるため、情報有
無判定手段の判定時間を長くし、特殊データの取得状況
をユーザーに確実に報知することができる。
【0020】本発明の多重放送受信装置は、制御手段
が、受信状態検出手段にて現在受信中の放送信号の受信
状態が所定レベル未満となると、情報有無判定手段の判
定時間である所定時間を短く設定制御すると共に、受信
状態検出手段にて現在受信中の放送信号の受信状態が所
定レベル以上となると、情報有無判定手段の判定時間で
ある所定時間を長く設定制御するようにした。
【0021】従って、本発明の多重放送受信装置によれ
ば、現在受信中の放送信号の受信状態が所定レベル未満
となると、特殊データを取得しにくい状況であると判断
して、情報有無判定手段の判定時間である所定時間を短
く設定制御すると共に、現在受信中の放送信号の受信状
態が所定レベル以上となると、特殊データを取得しやす
い状況であると判断して、情報有無判定手段の判定時間
である所定時間を長く設定制御するようにしたので、特
殊データの取得状況を的確にユーザーに報知することが
できる。
【0022】本発明の多重放送受信装置は、放送信号を
受信し、所定周期毎に、現在受信中の放送信号に、多重
データに含まれる特殊データが多重化されているか否か
を所定時間判定する情報有無判定手段と、この情報有無
判定手段の判定結果を報知する報知手段とを有する多重
放送受信装置であって、現在受信中の放送信号に、前記
多重データが多重化されているか否かを判定する多重判
定手段と、この多重判定手段の判定結果に基づいて、前
記情報有無判定手段の判定時間である所定時間を可変制
御する制御手段とを有するようにした。
【0023】従って、本発明の多重放送受信装置によれ
ば、現在受信中の放送信号に特殊データが多重化されて
いるか否か、つまり多重判定手段の判定結果に基づい
て、情報有無判定手段の判定時間である所定時間を可変
制御するようにしたので、現在受信中の放送信号に多重
データが多重化されているのであれば、特殊データを取
得することができる可能性も高まるため、情報有無判定
手段の判定時間を長くし、特殊データの取得状況をユー
ザーに確実に報知することができる。
【0024】本発明の多重放送受信装置は、制御手段
が、多重判定手段にて現在受信中の放送信号に多重デー
タが含まれていると判定されると、情報有無判定手段の
判定時間である所定時間を長く設定制御すると共に、多
重判定手段にて現在受信中の放送信号に多重データが含
まれていないと判定されると、情報有無判定手段の判定
時間である所定時間を短く設定制御するようにした。
【0025】従って、本発明の多重放送受信装置によれ
ば、現在受信中の放送信号に多重データが含まれている
と判定されると、特殊データが取得されやすい状況であ
ると判断し、情報有無判定手段の判定時間である所定時
間を長く設定制御すると共に、現在受信中の放送信号に
多重データが含まれていないと判定されると、特殊デー
タが取得されにくい状況であると判断して、情報有無判
定手段の判定時間である所定時間を短く設定制御するよ
うにしたので、特殊データの取得状況をユーザーに確実
に報知することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の多
重放送受信装置における実施の形態を示すDAB受信機
について説明する。図1は本実施の形態に示すDAB受
信機内部の概略構成を示すブロック図である。
【0027】図1に示すDAB受信機10は、DAB放
送を受信する受信アンテナ11と、この受信アンテナ1
1にて受信したDAB放送を同調するDABチューナ部
12と、このDABチューナ部12にて同調されたDA
B放送をディジタル変換するA/D変換部13と、この
ディジタル変換されたDAB放送から多重データである
DABフレームをデコードするDABデコーダ部14
と、このDABフレームの内、オーディオデータを抽出
するMPEGデコーダ部15と、このオーディオデータ
をアナログ変換するD/A変換部16と、このアナログ
変換されたオーディオ信号を音声出力するスピーカ17
と、DAB受信機10に関わる命令を入力する操作部1
9と、DAB受信機10に関わる情報を報知する表示部
20と、このDAB受信機10全体を制御するCPU2
1とを有している。
【0028】CPU21は、DABデコーダ部14で検
出/計算された、現在受信中のDAB放送のBERが所
定レベル以上となると、現在受信中の放送番組の受信状
態が劣化したものと判断するものである。
【0029】CPU21は、所定周期毎にDABフレー
ム内のPADにDLSが多重化されているか否かを判定
するものであり、そのDLS判定時間は現在受信中のD
AB放送の受信状況に応じて可変するようにしている。
【0030】さらに、CPU21は、MPEGデコーダ
部15を通じて、DABフレーム内のPADを抽出し、
このPAD内のDLSやMOTをデコードし、このデコ
ードされた内容を表示部20に表示するようにしたもの
である。
【0031】CPU21には、DLSを取得した場合に
は、このDLSを放送していたDAB放送を受信履歴と
して記憶するものである。
【0032】尚、請求項記載の情報有無判定手段、受信
状態検出手段、多重判定手段及び制御手段は、CPU2
1に相当するものであり、請求項記載の報知手段は表示
部20に相当するものである。
【0033】では、DAB受信機10の動作について説
明する。図2はDLS判定処理に関わるCPU21の処
理動作を示すフローチャートである。
【0034】このDLS判定処理は、所定周期毎に起動
するものであり、現在受信中のDAB放送に関わるDA
BフレームからDLSを取得することができたか否かを
判定し、DLSを取得することができたのであれば、こ
のDLSのデコード内容を表示部20に表示すると共
に、DLSを取得することができたのでなければ、DL
Sを取得できない旨を表示部20に表示することで、D
LSの取得状況をユーザーに報知するようにした処理で
ある。
【0035】図2に示すCPU21は、所定周期毎に起
動を開始して、このDLS判定処理の実測時間を計時す
る監視タイマを起動する(ステップS10)。尚、この
監視タイマは、この処理動作を終了したときにリセット
されるものである。
【0036】さらに、CPU21は、現在受信中のDA
B放送に関わるDABフレーム内にDLSが多重化され
ているか否かを判定するDLS判定時間Tを初期値t1
として設定し(ステップS11)、BERの検出結果に
基づいて、現在受信中のDAB放送の受信状態を検出
し、この受信状態がOKであるか否かを判定する(ステ
ップS12)。
【0037】この受信状態がOKであると判定される
と、現在受信中のDAB放送に関わるDABフレーム内
にPADが多重化されているか否かを判定する(ステッ
プS13)。
【0038】現在受信中のDAB放送に関わるDABフ
レーム内にPADが多重化されているのであれば、DL
Sが取得できる可能性が高いものと判断し、現在設定中
のDLS判定時間Tを長くするために、そのDLS判定
時間T1(T1=t1+t2)に設定する(ステップS
14)。
【0039】さらに、受信履歴に基づいて、現在受信中
のDAB放送がDLSを送信する放送局であるか否かを
判定する(ステップS15)。現在受信中のDAB放送
がDLSを送信する放送局であると判定されると、DL
Sが取得できる可能性は一段と高いものと判断し、現在
設定中のDLS判定時間を長くするために、そのDLS
判定時間T2(T2=t1+t2+t3)に設定し(ス
テップS16)、現在受信中のDAB放送に関わるDA
Bフレーム内からDLSを取得することができたか否か
を判定する(ステップS17)。
【0040】DABフレーム内からDLSを取得するこ
とができたのであれば、現在設定中のDLS判定時間内
にDLSを取得できたものと判断し、この取得できたD
LSをデコードし、図4(a)に示すように、このデコ
ード内容を表示部20に表示し(ステップS18)、こ
の処理動作を終了する。
【0041】ステップS17にてDLSを取得すること
ができたのでなければ、監視タイマによる計時中の実測
時間が、現在設定中のDLS判定時間を経過したか否か
を判定する(ステップS19)。現在設定中のDLS判
定時間を経過したのでなければ、現在判定動作中である
旨を報知すべく、“WAIT”を表示部20に表示し
(ステップS20)、再びステップS11に移行する。
尚、ここで、ステップS11に移行するようにしたの
は、刻々と受信状態が変化するのに対応するためであ
る。
【0042】ステップS19にて現在設定中のDLS判
定時間を経過したのであれば、DLSを取得できなかっ
た旨を報知すべく、図4(b)に示すように“Dynamic
Label Unavailable(NG)”を表示部20に表示し
(ステップS21)、この処理動作を終了する。
【0043】また、ステップS12にて現在受信中のD
AB放送の受信状態がNGであれば、現在受信中のDA
B放送に関わるDABフレーム内にDLSが多重化され
ている可能は低いものと判断し、現在設定中のDLS判
定時間を短くすべく、そのDLS判定時間T3(T3=
t1−t4)に設定し(ステップS22)、ステップS
13に移行する。但し、t4<t1とする。
【0044】ステップS15にて現在受信中のDAB放
送の受信履歴がなければ、ステップS17に移行する。
【0045】図2に示すDLS判定処理においては、通
常のDLS判定時間を図3(a)に示すような時間Tと
し、現在受信中のDAB放送の受信状態がOKの場合に
は通常のDLS判定時間Tよりも長くすべく、図3
(b)に示すような時間T1とし、現在受信中のDAB
放送の受信状態がOKで、しかも、受信履歴に基づい
て、このDAB放送がDLSを送信する放送局であると
認識することができた場合には、そのDLS判定時間を
DLS判定時間T1よりも長くすべく、図3(c)に示
すような時間T2とし、さらに、現在受信中のDAB放
送の受信状態がNGの場合には、そのDLS判定時間を
通常のDLS判定時間Tよりも短くすべく、図3(d)
に示すような時間T3とし、そのDLS判定時間を可変
設定するようにしている。
【0046】本実施の形態によれば、DAB放送の受信
状態がOKの場合にはDLS判定時間を長く設定し、さ
らに現在受信中のDAB放送がPADを多重化している
と判定され場合にはDLSを取得できる可能性が非常に
高いと判断してDLS判定時間を長く設定するようにし
たので、DLSの取得漏れを確実に防止すると共に、D
AB放送の受信状態がNGの場合にはDLSを取得でき
る可能性は非常に低いと判断してDLS判定時間を短く
設定するようにしたので、無駄なDLS判定時間を極力
抑えることができる。
【0047】このように本実施の形態によれば、現在受
信中のDAB放送にDLSが多重化されているにも関わ
らず、DLS取得漏れを確実に防止することで、DLS
の取得状況を的確に報知することができる。
【0048】尚、上記実施の形態においては、BERの
検出結果に基づいて、現在受信中のDAB放送の受信状
態が良好であるか否かを判定するようにしたが、現在受
信中のDAB放送のAFCやMPEG同期等に基づい
て、現在受信中のDAB放送の受信状態が良好であるか
否かを判定するようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の多重放
送受信装置によれば、現在受信中の放送信号の受信状態
が良ければ、特殊データを取得することができる可能性
を上げるため、情報有無判定手段の判定時間を長くし、
特殊データの取得状況をユーザーに確実に報知すること
ができる。
【0050】また、本発明の多重放送受信装置によれ
ば、現在受信中の放送信号に多重データが多重化されて
いるのであれば、特殊データを取得することができる可
能性を上げるため、情報有無判定手段の判定時間を長く
し、特殊データの取得状況をユーザーに確実に報知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重放送受信装置における実施の形態
を示すDAB受信機内部の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施の形態に示すDAB受信機のDLS判定
処理に関わるCPUの処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】本実施の形態に示すDAB受信機のDLS判定
時間を端的に示す説明図である。
【図4】本実施の形態に示すDAB受信機のDLS取得
に関わる表示遷移を端的に示す説明図である。 a)DLSを取得することができた場合 b)DLSを取得することができなかった場合
【図5】一般的なDLSを多重化したDABフレームの
データ構成を示す説明図である。
【図6】従来のDAB受信機においてDLSを取得する
ことができなかった場合の表示部の表示遷移を端的に示
す説明図である。
【図7】一般的なDLS及びMOTを多重化したDAB
フレームのデータ構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 DAB受信機(多重放送受信装置) 20 表示部(報知手段) 21 CPU(情報有無判定手段、受信状態検出手段、
多重判定手段、制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA14 BB04 CC05 DD01 DD02 KK01 KK03 MM04 PP04 PP11 QQ02 SS12 5K061 AA04 BB00 BB17 DD00 FF00 FF02 FF05 FF11 JJ06 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号を受信し、所定周期毎に、現在
    受信中の放送信号に特殊データが多重化されているか否
    かを所定時間判定する情報有無判定手段と、この情報有
    無判定手段の判定結果を報知する報知手段とを有する多
    重放送受信装置であって、 現在受信中の放送信号の受信状態を検出する受信状態検
    出手段と、 この受信状態検出手段の検出結果に基づいて、前記情報
    有無判定手段の判定時間である所定時間を可変制御する
    制御手段とを有することを特徴とする多重放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記受信状態検出手段にて現在受信中の放送信号の受信
    状態が所定レベル未満となると、前記情報有無判定手段
    の判定時間である所定時間を短く設定制御すると共に、 前記受信状態検出手段にて現在受信中の放送信号の受信
    状態が所定レベル以上となると、前記情報有無判定手段
    の判定時間である所定時間を長く設定制御することを特
    徴とする請求項1記載の多重放送受信装置。
  3. 【請求項3】 放送信号を受信し、所定周期毎に、現在
    受信中の放送信号に、多重データに含まれる特殊データ
    が多重化されているか否かを所定時間判定する情報有無
    判定手段と、この情報有無判定手段の判定結果を報知す
    る報知手段とを有する多重放送受信装置であって、 現在受信中の放送信号に、前記多重データが多重化され
    ているか否かを判定する多重判定手段と、 この多重判定手段の判定結果に基づいて、前記情報有無
    判定手段の判定時間である所定時間を可変制御する制御
    手段とを有することを特徴とする多重放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記多重判定手段にて現在受信中の放送信号に多重デー
    タが含まれていると判定されると、前記情報有無判定手
    段の判定時間である所定時間を長く設定制御すると共
    に、 前記多重判定手段にて現在受信中の放送信号に多重デー
    タが含まれていないと判定されると、前記情報有無判定
    手段の判定時間である所定時間を短く設定制御すること
    を特徴とする請求項3記載の多重放送受信装置。
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Cited By (1)

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