JP4263836B2 - 情報表示装置および情報表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は文字情報を連続して受信して表示する情報表示装置および情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、デジタル化されたオーディオデータを放送するDAB(ディジタル・オーディオ・ブロードキャスティング)の規格化が進んでいる。DABは移動体上の受信機に対して高品位なデジタル・オーディオ・プログラムやデータサービスを提供することが可能である。
【0003】
また、DAB信号の各オーディオフレーム(サンプリング周波数48kHzの時は24msec)はその末尾にProgramme Asociated Data(以下、PAD)といわれるデータ領域を有している。PADにはサイズが2バイト固定のfixed PAD(F−PAD)と可変サイズ(なし、または4バイト以上)のextend PAD(X−PAD)の2種類がある。各オーディオフレームのX−PADは少なくとも一つのX−PADサブフィールドを含む。また、一つ以上の連続するX−PADサブフィールドはグループ化してX−PADデータグループを形成する。なお、複数のオーディオフレームにまたがって一つのX−PADデータグループを形成することも、また一つのオーディオフレームに複数のX−PADデータグループを形成することも可能である。
【0004】
ダイナミック・ラベル・セグメント(以下、DLS)は、一つのX−PADデータグループ内に展開される最大16バイトの文字情報である。また、複数(8以内)のDLSはダイナミックラベル(最大16x8=128バイト)というブロックを形成する。なお、前記ダイナミックラベルは主として番組に関連する情報を提供するために利用される。
【0005】
ここで、DLSを含むX−PADデータグループはその先頭にPrefixと呼ばれる16ビットのデータを有する。さらにPrefixの2ビット目および3ビット目はそれぞれfirst/lastフラグと呼ばれる。ここで、firstフラグが1であればそのDLSはダイナミックラベルの先頭のDLSであり、またlastフラグが1であればそのDLSはダイナミックラベルの終端のDLSである。すなわち、first/lastフラグはダイナミックラベルの区切り識別子として機能する。
【0006】
従来のDAB受信機はダイナミックラベルを随時読み込み、ディスプレイに表示させていた。特にDAB受信機が車載型のものである場合は、2〜3行程度の表示領域のディスプレイしか搭載できないので、一旦バッファに一つのダイナミックラベルの文字データを読み込み、1DLSずつ順次表示させるという手法を用いている。
【0007】
しかしながら従来の手法では、あるダイナミックラベルに関して順次表示されるDLSとダイナミックラベルが変わったときの、前ダイナミックラベルの最後のDLSから次のダイナミックラベルにおける最初のDLSの表示とが同様に扱われていたため、連続するダイナミックラベルの内容の主題が大きく異なっていたような場合、受信機のユーザーの混乱を招く可能性があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は文字情報を連続して受信して表示する情報表示装置において、文字情報の区切りの判断が容易な情報表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の情報表示装置は、複数の内容ごとにグループ化されたデジタルオーディオブロードキャスティングのダイナミックラベルを連続して受信する受信手段と、ダイナミックラベルを表示する表示手段と、グループの区切りを示す区切り識別子を検出する検出手段と、検出手段が区切り識別子を検出したときにグループの区切りに達したことを報知する報知手段とを有する構成とし、文字情報の区切りの判断を容易なものとしている。ここで、報知手段は所定の音を出力する(請求項2)等の手段によって文字情報の区切りを報知する。
【0010】
また、請求項3に記載の情報表示方法は、ダイナミックラベルを連続して受信して表示装置に順次表示する受信装置において、グループの区切りを示す区切り識別子を検出し、グループの区切りに達したことを報知する文字列を表示装置に表示する。また情報表示方法はCPUにより処理可能なプログラムとして記憶媒体に格納される(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態のDAB受信機のブロック図である。DAB信号はまずアンテナ101を介して高周波増幅回路102により所定のレベルに増幅された後、混合回路103に入力される。
【0012】
混合回路103のもう一方の入力は局部発振器104に接続されており、混合回路103は局部発振器104の周波数により所望のDAB信号周波数をIF信号に変換して中間周波増幅回路106に出力する。ここで、所望のDAB信号周波数を得るために、制御回路113によりPLL105に分周比を設定して局部発振器104の周波数を変更している。中間周波増幅回路106は不要な信号成分を除き、AGC等によりさらに所定の信号レベルになるようにIF信号を増幅する。この増幅信号は、DAB信号デコーダ107へ入力され、制御回路113により、ユーザーが操作キー112で選択した番組に相当するデータを選択して、MPEGオーディオデコーダ108へ入力する。MPEGオーディオデコーダ108の出力はオーディオ信号増幅回路109へ入力され、最終的にスピーカ110を通してユーザーへDABのオーディオサービスを提供する。
【0013】
また、制御回路113はDAB信号デコーダ107を制御して前記増幅信号よりDLSを含むX−PADを取り出し、メモリ114に転送する。次いで、制御回路113はメモリ114に転送された前記X−PADよりDSLを取り出し、モニタ111に表示する。さらに、制御回路113はメモリ114に転送された前記X−PADのPrefixのlastフラグが1であるかを判定し、前記lastフラグが1であれば、ダイナミックラベルの区切りを報知する文字列をモニタ111に表示する。
【0014】
本発明の実施の形態のDAB受信機の、ダイナミックラベルの表示ルーチンのフロー図を図2に示す。ここで前記表示ルーチンはプログラムとして制御回路113中のROMに格納されており、制御回路113中のCPUによって実行されている。
【0015】
前記表示ルーチンにおいては、最初にステップS101にてDLSを含むX−PADを受信してメモリ114に転送する。次いでステップS102に進み、X−PADのPrefixのfirst/lastフラグを解析して、ステップS104に進む。さらにステップS104ではメモリ114に保存されているX−PADからDSLを抜き出してモニタ111に表示する。
【0016】
次いでステップS105に進み、ステップS103にて解析されたlastフラグの値が1であるかどうか、すなわち現在モニタ111に表示されているDLSがダイナミックラベルの最後のDLSであるかどうかの判断を行っている。ここで、現在モニタ111に表示されているDLSがダイナミックラベルの最後のDLSであれば(S105:YES)、ステップS106に進む。また、現在モニタ111に表示されているDLSがダイナミックラベルの最後のDLSでなければ(S105:NO)、ステップS101に戻る。
【0017】
ステップS106ではEND表示処理が行われる。すなわちモニタ111にダイナミックラベルの終端を報知する所定の文字列、例えば「−− END −−」を表示する。次いでステップS107に進み、ダイナミックラベルの終端を報知する報知音をスピーカ110より出力する。なお、本実施例では所定の文字列の表示および所定の音によりダイナミックラベルの終端を報知しているが、これは一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、ダイナミックラベルの終端を検知した後の所定の時間、表示されるDLSを点滅させたり、ダイナミックラベルの終端を検知した後に表示されるDLSの色を変更する等の方法によりダイナミックラベルの終端を報知する構成としても構わない。また、所定の文字列と音の両方ではなく、いずれか一方のみで報知しても良く、さらには、上記の変形例に音による報知を組み合わせても良い。
【0018】
次いで、ステップS108に進み、DAB信号に次のダイナミックラベルが含まれているかどうかの判定を行う。DAB信号に次のダイナミックラベルが含まれているならば(S108:YES)、ステップS101に戻って次のダイナミックラベルの先頭のDLSを受信してメモリ114に転送する。また、DAB信号に次のダイナミックラベルが含まれていないならば(S108:NO)、本ルーチンを終了する。
【0019】
以上のようなフローでダイナミックラベルの表示を行うことにより、本発明の実施の形態のDAB受信機は、図3の表示結果のように一つのダイナミックラベルの終端のDLSを表示したあとに、ダイナミックラベルの終端を報知する文字列「−− END −−」が表示され、さらにダイナミックラベルの終端を報知する音が出力される。
【0020】
よって、本発明の実施の形態の情報表示装置であるDAB受信機によれば、ダイナミックラベルの区切りの判断が容易であり、連続するダイナミックラベルの内容の混同を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報表示装置であるDAB受信機のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の情報表示装置であるDAB受信機の、文字情報の区切りを報知するルーチンのフロー図である。
【図3】本発明の実施の形態情報表示装置であるDAB受信機のDLS表示遷移を示した図である。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 高周波増幅回路
103 混合回路
104 局部発振器
105 PLL
106 中間周波増幅回路
107 DAB信号デコーダ
108 MPEGオーディオデコーダ
109 オーディオ信号増幅回路
110 スピーカ
111 モニタ
112 操作キー
113 制御回路
114 メモリ
Claims (4)
- 複数の内容ごとにグループ化されたデジタルオーディオブロードキャスティングのダイナミックラベルを連続して受信する受信手段と、
前記ダイナミックラベルを表示する表示手段と、
前記グループの区切りを示す区切り識別子を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記区切り識別子を検出したときに、前記グループの区切りに達したことを報知する報知手段と、
を有し、
前記報知手段は、前記ダイナミックラベルの後に、前記グループの区切りを示す文字列を前記表示手段に表示することを特徴とする、情報表示装置。 - 前記報知手段は、更に音によって前記グループの区切りに達したことを報知することを特徴とする、請求項1に記載の情報表示装置。
- 複数の内容ごとにグループ化されたデジタルオーディオブロードキャスティングのダイナミックラベルを連続して受信し、該ダイナミックラベルを表示装置に順次表示する受信装置において、
前記グループの区切りを示す区切り識別子を検出し、
前記グループの区切りに達したことを報知する文字列を前記表示装置に表示することを特徴とする、情報表示方法。 - 請求項3に記載の情報表示方法をCPUにより処理可能なプログラムとして格納した記憶媒体。
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