JP2001256789A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2001256789A JP2000064580A JP2000064580A JP2001256789A JP 2001256789 A JP2001256789 A JP 2001256789A JP 2000064580 A JP2000064580 A JP 2000064580A JP 2000064580 A JP2000064580 A JP 2000064580A JP 2001256789 A JP2001256789 A JP 2001256789A
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    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/14Dummy cell management; Sense reference voltage generators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、メモリセルを有する半導体集積回
路に関し、メモリセルに記憶されたデータを高速に読み
出すことを目的とする。 【解決手段】 複数のデータ線と、センスアンプと、ダ
ミーデータ線とを備えている。データ線は互いに隣接し
て配線され、メモリセルから読み出されるデータを伝達
する。センスアンプは、データを受け、増幅した信号を
出力する。ダミーデータ線は、データ線からなるデータ
バス線の外側に沿って配線されている。ダミーデータ線
は、メモリセルに記憶されたデータの読み出し動作時
に、データ線の電圧と同様の電圧変化をする。このた
め、読み出し動作時に、データ線とダミーデータ線との
間に形成される寄生容量への電荷の蓄積量は、最小限に
なる。この結果、複数のデータ線の立ち上がり時間のば
らつきが小さくなり、読み出し時間(アクセス時間)が
高速になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルを有す
る半導体集積回路に関し、特に、メモリセルに記憶され
たデータを高速に読み出す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルを有する半導体集積回路とし
て、フラッシュメモリ、EPROM、DRAM、SRAM等が知られ
ている。図5は、フラッシュメモリにおける読み出し動
作に関係する回路の概要を示している。
【0003】フラッシュメモリは、アドレスバッファ
2、Xデコーダ4、メモリセルアレイ6、Yデコーダ
8、センスアンプ10、出力バッファ12、および制御
回路14を有している。アドレスバッファ2は、チップ
の外部からアドレス信号を受け、受けたアドレス信号を
Xデコーダ4およびYデコーダ8に出力している。Xデ
コーダ4およびYデコーダ8は、アドレス信号に対応す
るワード線WLおよびビット線BLをそれぞれ選択する。ま
た、Yデコーダ8は、ビット線BLをセンスアンプ12に
接続するスイッチ機能を有している。メモリセルアレイ
6は、縦横に配置された複数のメモリセルMCを有してい
る。センスアンプ12は、ビット線BLおよびYデコーダ
8を介してメモリセルMCから伝達される読み出しデータ
を増幅し、出力バッファ12に出力している。出力バッ
ファ12は、増幅された読み出しデータをチップの外部
に出力する。制御回路14は、チップの外部から制御信
号を受け、受けた制御信号に応じてアドレスバッファ
2、センスアンプ10、出力バッファ12を制御してい
る。
【0004】なお、特に図示しないが、複数の入出力端
子を有する多ビット製品では、入出力端子に対応する複
数のYデコーダ8、センスアンプ10、出力バッファ1
2を有している。この場合、所定のワード線WLにより複
数のメモリセルMCが選択され、入出力端子にそれぞれ対
応する複数のセンスアンプ10が動作する。そして、読
み出しデータ(複数ビット)が、出力バッファ12から
同時に出力される。
【0005】図6は、メモリセルアレイが複数のブロッ
クBLK0、BLK1、BLK2...に分割されたフラッシュメモリ
の要部を示している。このフラッシュメモリは、n個の
入出力端子を有している。各ブロックBLKは、入出力端
子にそれぞれ対応する複数のYデコーダ8を有してい
る。同一のブロックBLK内のYデコーダ8は、データ線
スイッチ16およびデータ線DATAB(0)-DATAB(n-1)を介
してそれぞれセンスアンプ10に接続されている。すな
わち、データ線DATABにより、入出力端子ごとに形成さ
れたセンスアンプ10が、複数のブロックBLKで共有さ
れている。データ線スイッチ16は、ブロックデコーダ
18で制御されている。データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)
は互いに隣接して並行に配置されており、これ等データ
線DATAB(0)-DATAB(n-1)によりデータバス線DBUSが構成
されている。
【0006】このフラッシュメモリでは、所定のブロッ
クBLKから出力される読み出しデータは、ブロックデコ
ーダ18により選択され、データバス線DBUSに伝達され
る。データバス線DBUSに伝達された読み出しデータは、
センスアンプ10で増幅される。図7は、センスアンプ
10の一例を示している。センスアンプ10は、インバ
ータ10a、nMOSトランジスタ10b、および負荷10
cを有している。インバータ10aの入力およびnMOSト
ランジスタ10bのソースは、データ線DATABに接続さ
れている。インバータ10aの出力は、nMOSトランジス
タ10bのゲートに接続され、インバータ10aとnMOS
トランジスタ10bとにより帰還ループが形成されてい
る。nMOSトランジスタ10bのドレインおよび負荷10
cの一端は、出力ノードOUTに接続されている。負荷1
0cの他端は、電源線VCCに接続されている。この種の
センスアンプ10は、一般に“カスコード型”と称され
ている。
【0007】図8は、読み出し動作時におけるデータ線
DATABの電圧の変化を示している。まず、ビット線BLお
よびデータ線DATABが、チャージアップされる。ビット
線BLおよびデータ線DATABの電圧は、0Vから約1Vに上
昇する。この後、メモリセルMCの記憶状態に応じて、ビ
ット線BLおよびデータ線DATABに電流が流れ、データ線D
ATABの電圧が変化する。
【0008】メモリセルMCに“0”が記憶されている場
合、ビット線BLおよびデータ線DATABに電流は流れな
い。図7に示したインバータ10aの出力電圧は低くな
り、nMOSトランジスタ10bのソース・ドレイン間抵抗
は高くなる。この結果、負荷10cからの電流の供給に
より、出力ノードOUTは高レベルになる。メモリセルMC
に“1”が記憶されている場合、ビット線BLおよびデー
タ線DATABに電流は流れる。データ線DATABの電圧は低下
し、インバータ10aの出力電圧は高くなる。nMOSトラ
ンジスタ10bのソース・ドレイン間抵抗は低くなる。
この結果、負荷10cから供給される電流は、nMOSトラ
ンジスタ10bを介してデータ線DATABに供給され、イ
ンバータ10aを帰還制御する。そして、出力ノードOU
Tは、低レベルになる。
【0009】なお、“0”読み出しと、“1”読み出し
とにおけるデータ線DATABの電圧差は小さく、数十mVで
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したセ
ンスアンプ10は、データ線DATABの微少な電圧の変化
を検出しなくてはならない。センスアンプ10の誤動作
を防止するために、データ線DATABは、隣接する他の信
号線からのカップリングの影響を受けないように配置す
る必要がある。特に、上述したように、センスアンプ1
0が複数のブロックBLKで共有される場合、データ線DAT
ABの配線長は長くなるため、この対策は重要になる。
【0011】具体的には、次の事項を考慮してレイアウ
ト設計が行われている。 (1)読み出し動作中に変化する信号(クロック信号等)
は、データ線DATABに隣接させない。 (2)データ線DATABと隣接する他の信号との配線間隔を広
くする。
【0012】(3)データ線DATABをシールドする。 しかしながら、上記(2)では、レイアウト面積が増大す
るという問題があった。図9は、上記(3)を考慮したレ
イアウトの例を示している。この例では、接地線VSS
が、データバス線DBUSの外側にそれぞれ配置されてい
る。接地線VSS(0V)は、読み出し動作時にその電圧が
変化しない。
【0013】図10は、図9に示した回路の読み出し動
作を示している。データ線DATABと接地線VSSとの電位差
は、データ線DATABの電圧の上昇とともに大きくなり、
電位差に応じた電荷は、両線間に形成される寄生容量に
蓄積される。電荷の蓄積量は、外側のデータ線DATABほ
ど大きい。このため、接地線VSSに隣接する外側のデー
タ線DATAB(0)、DATAB(n-1)の立ち上がりが遅くなってし
まう。
【0014】一方、内側のデータ線DATAB(1)-DATAB(n-
2)では、隣接するデータ線DATABとの電位差は小さい。
このため、これ等データ線DATAB(1)-DATAB(n-2)の間に
形成される寄生容量への電荷の移動は少ない。この結
果、内側のデータ線DATAB(1)-DATAB(n-2)の立ち上がり
は、高速かつ同一のタイミングになる。読み出し時間
(アクセス時間)は、複数ビットの読み出しデータのう
ち、最も確定するのが遅いデータに合わせなくてはなら
ない。このため、接地線VSSによるデータ線DATABシール
ドは、高速動作の妨げとなっていた。
【0015】本発明の目的は、メモリセルに記憶された
データを高速に読み出すことができる半導体集積回路を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体集積回
路は、複数のデータ線と、センスアンプと、ダミーデー
タ線とを備えている。データ線は互いに隣接して配線さ
れ、メモリセルから読み出されるデータを伝達する。セ
ンスアンプは、データを受け、増幅した信号を出力す
る。ダミーデータ線は、データ線からなるデータバス線
の外側に沿って配線されている。ダミーデータ線は、メ
モリセルに記憶されたデータの読み出し動作時に、デー
タ線の電圧と同様の電圧変化をする。このため、読み出
し動作時に、データ線とダミーデータ線との電位差は小
さくなる。すなわち、読み出し動作時に、データ線とダ
ミーデータ線との間に形成される寄生容量への電荷の蓄
積量は、最小限になる。この結果、外側のデータ線と内
側のデータ線とでカップリング特性がほぼ等しくなり、
データ線に読み出されるデータの立ち上がり時間は、ほ
ぼ等しくなる。複数のデータ線の立ち上がり時間のばら
つきが小さくなるため、読み出し時間(アクセス時間)
が高速になる。
【0017】請求項2の半導体集積回路は、読み出し動
作時のセンスアンプの動作と同様に動作する制御回路を
備えている。ダミーデータ線は、制御回路に接続されて
いる。このため、ダミーデータ線は、読み出し動作時
に、容易にデータ線の電圧と同様の電圧変化をする。請
求項3の半導体集積回路では、ダミーデータ線は、デー
タバス線の外側に沿って配置された複数の配線片で形成
されている。配線片は、複数のデータ線のそれぞれに接
続されている。ダミーデータ線は、複数のデータ線にそ
れぞれ接続された配線片から形成されているため、デー
タ線の電圧と同じ電圧変化をする。このため、特別な制
御回路を使用することなく、データ線とダミーデータ線
との間に形成される寄生容量への電荷の蓄積量は最小限
になり、読み出し時間(アクセス時間)が高速になる。
【0018】請求項4の半導体集積回路では、各データ
線に接続された配線片の配線長の和は、互いに等しくさ
れている。このため、例えば、ダミーデータ線の外側に
別の配線が配置されている場合、全てのデータ線は、こ
の別の配線の影響を均等に受ける。したがって、読み出
し動作時に、複数のデータ線の立ち上がり時間が、ばら
つくことが防止される。この結果、隣接する別の配線の
影響を受けて、読み出し時間(アクセス時間)が遅くな
ることが防止される。
【0019】請求項5の半導体集積回路では、配線片
は、同じ長さかつ等間隔で配置されている。このため、
各データ線に接続された配線片の配線長の和は、容易に
等しくできる。レイアウト設計において、同一の配線片
を繰り返し配置すればよいため、レイアウト設計が容易
になる。請求項6の半導体集積回路では、ダミーデータ
線の外側に、接地線または読み出し動作時に接地電位に
なる配線が配置されている。このため、例えば、ダミー
データ線の外側に別の配線が配置されている場合、デー
タ線がこの別の配線の影響を受けることが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の半導体集積回路の第
1の実施形態の要部を示している。この実施形態は、請
求項1および請求項2に対応している。従来技術で説明
した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、
これ等要素については、詳細な説明を省略する。
【0021】この半導体集積回路は、シリコン基板上に
CMOSプロセス技術を使用してフラッシュメモリとして形
成されている。図1に示した以外の構成は、図5と同一
である。この実施形態では、データバス線DBUSの外側
に、データ線DATABに平行にダミーデータ線DMYがそれぞ
れ配置されている。ダミーデータ線DMYは、制御回路2
0に接続されている。それ以外の構成は、上述した図6
と同一である。
【0022】制御回路20は、読み出し動作時に、ダミ
ーデータ線DMYの電圧をデータ線DATABの電圧と同様に変
化させるための回路である。制御回路20は、センスア
ンプ10の出力ノードOUTにダミーの負荷を接続して形
成されている。すなわち、制御回路20は、読み出し動
作時に、センスアンプ10とほぼ同じ動作をする。図2
は、読み出し動作時におけるデータ線DATABの電圧の変
化を示している。
【0023】この実施形態では、ダミーデータ線DMYの
電圧は、制御回路20により制御され、例えば、“0”
読み出しされるデータ線DATABの電圧と同じ変化をす
る。このため、データ線DATABとダミーデータ線DMYとの
電位差は、“0”読み出しと、“1”読み出しとにおけ
るデータ線DATABの電圧差である数十mV以下になる。す
なわち、データ線DATAB(特に、データ線DATAB(0)、DAT
AB(n-1))とダミーデータ線DMYとの間に形成される寄生
容量への電荷の蓄積量は、最小限になる。この結果、外
側のデータ線DATAB(0)、DATAB(n-1)と内側のデータ線DA
TAB(1)-DATAB(n-2)とでカップリング特性がほぼ等しく
なり、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)に読み出されるデ
ータの立ち上がり時間は、ほぼ等しくなる。データ線DA
TAB(0)-DATAB(n-1)の立ち上がり時間のばらつきが小さ
くなるため、読み出し時間(アクセス時間)が高速にな
る。
【0024】以上、本発明の半導体集積回路では、デー
タバス線DBUSの外側に、データ線DATABの電圧と同じ変
化をするダミーデータ線DMYを配置した。このため、デ
ータ線DATAB(0)-DATAB(n-1)の立ち上がり時間を等しく
でき、読み出し時間(アクセス時間)を高速にできる。
特に、センスアンプを複数のブロックで共有し、データ
線DATABの配線長が長くなるときに有効である。
【0025】図3は、本発明の半導体集積回路の第2の
実施形態の要部を示している。この実施形態は、請求項
3ないし請求項5に対応している。従来技術および第1
の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同
一の符号を付し、これ等要素については、詳細な説明を
省略する。この実施形態は、データバス線DBUSの外側
に、複数配線片M1が、データ線DATABに平行に等間隔S
で配置されている。配線片M1は、データ線DATABと同じ
配線層を使用して形成されている。配線片M1は、データ
線DATABに直交して配置された配線M2を介してデータ線D
ATABに接続されている。配線M2は、データ線DATABより
上側の配線層を使用して形成されている。すなわち、配
線片M1は、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)を均等に配置
して形成されている。そして、これ等配線片M1によりダ
ミーデータ線DMY2が形成されている。本実施形態の構成
は、制御回路20(図1)が配置されていないこと、ダ
ミーデータ線DMY2がデータ線DATAB(0)-DATAB(n-1)によ
り形成されていることを除き、第1の実施形態と同一で
ある。
【0026】この実施形態では、ダミーデータ線DMY2
は、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)と同じ変化をする。
このため、第1の実施形態と同様に、データ線DATAB
(特に、データ線DATAB(0)、DATAB(n-1))とダミーデー
タ線DMY2との間に形成される寄生容量への電荷の蓄積量
は最小限になる。また、ダミーデータ線DMY2を制御する
制御回路20(図1)が不要になる。
【0027】さらに、配線片M1は、データ線DATAB(0)-D
ATAB(n-1)を均等に配置して形成されている。このた
め、ダミーデータ線DMY2の外側に別の配線が配置されて
いる場合、全てのデータ線DATAB(0)-DATAB(n-1)は、こ
の別の配線の影響を均等に受ける。したがって、読み出
し動作時において、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)の立
ち上がり時間がばらつくことはない。この結果、隣接す
る別の配線の影響を受けて、読み出し時間(アクセス時
間)が遅くなることが防止される。
【0028】この実施形態においても、上述した第1の
実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、こ
の実施形態では、ダミーデータ線DMY2をデータ線DATAB
(0)-DATAB(n-1)を引き出すことで形成した。このため、
ダミーデータ線DMY2を制御する制御回路を不要にでき
る。この結果、チップサイズを低減できる。図4は、本
発明の半導体集積回路の第3の実施形態の要部を示して
いる。この実施形態は、請求項6に対応している。従来
技術および上述した実施形態で説明した要素と同一の要
素については、同一の符号を付し、これ等要素について
は、詳細な説明を省略する。
【0029】この実施形態は、ダミーデータ線DMY2の外
側に、接地線VSSがそれぞれ配置されている。それ以外
の構成は、第2の実施形態と同一である。この実施形態
では、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)と、接地線VSSとの
間に形成される寄生容量への電荷の蓄積量は、ほぼ均等
になる。外側のデータ線DATAB(0)、DATAB(n-1)と内側の
データ線DATAB(1)-DATAB(n-2)とでカップリング特性が
等しくなるため、データ線DATAB(0)-DATAB(n-1)の立ち
上がり時間は等しくなる。また、ダミーデータ線DMY2の
外側に別の配線が配置されている場合、データ線DATAB
(0)-DATAB(n-1)がこの別の配線の影響を受けることを防
止できる。
【0030】この実施形態においても、上述した第1お
よび第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第1の実施形態では、ダミーデータ線DM
Yの電圧の変化を、“0”読み出しされるデータ線DATAB
の電圧の変化と同じにした例について述べた。本発明は
かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、
“1”読み出しされるデータ線DATABの電圧の変化と同
じにしてもよい。あるいは、ダミーデータ線DMYの電圧
の変化を、“0”読み出しおよび“1”読み出しされる
されるデータ線DATABの電圧の変化の間にしてもよい。
【0031】上述した実施形態では、本発明をフラッシ
ュメモリに適用した例について述べた。本発明はかかる
実施形態に限定されるものではない。例えば、EPROM(E
lectrically Programmable ROM)またはマスクROMを形
成しても良い。さらに、本発明を、フラッシュメモリの
メモリコアを搭載したシステムLSIに適用してもよい。
なお、上述した第3実施形態では、ダミーデータ線DMY2
の外側に接地線VSSを配置した例について述べた。本発
明はかかる実施形態に限定されるものではない。例え
ば、読み出し動作時に、0Vになるテスト用の信号等を
配置してもよい。
【0032】以上、本発明について詳細に説明してきた
が、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過
ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明
を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかであ
る。
【0033】
【発明の効果】請求項1の半導体集積回路では、読み出
し動作時に、データ線とダミーデータ線との間に形成さ
れる寄生容量への電荷の蓄積量を最小限にできる。この
結果、複数のデータ線の立ち上がり時間のばらつきを小
さくでき、読み出し時間(アクセス時間)を高速にでき
る。
【0034】請求項2の半導体集積回路では、ダミーデ
ータ線は、読み出し動作時に、容易にデータ線の電圧と
同様の電圧変化をできる。請求項3の半導体集積回路で
は、特別な制御回路を使用することなく、データ線とダ
ミーデータ線との間に形成される寄生容量への電荷の蓄
積量を最小限にでき、読み出し時間(アクセス時間)を
高速にできる。
【0035】請求項4の半導体集積回路では、読み出し
動作時に、複数のデータ線の立ち上がり時間が、ばらつ
くことを防止できる。この結果、隣接する別の配線の影
響を受けて、読み出し時間(アクセス時間)が遅くなる
ことを防止できる。請求項5の半導体集積回路では、レ
イアウト設計において、同一の配線片を繰り返し配置す
ればよいため、容易にレイアウト設計できる。請求項6
の半導体集積回路では、ダミーデータ線の外側に別の配
線が配置されている場合、データ線がこの別の配線の影
響を受けることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の第1の実施形態の要
部を示すブロック図である。
【図2】読み出し動作時におけるデータ線の電圧の変化
を示す波形図である。
【図3】本発明の半導体集積回路の第2の実施形態の要
部を示すレイアウト図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の第3の実施形態の要
部を示すレイアウト図である。
【図5】従来のフラッシュメモリの概要を示すブロック
図である。
【図6】図5の要部を示すブロック図である。
【図7】図6のセンスアンプを示す回路図である。
【図8】従来の読み出し動作時におけるデータ線の電圧
の変化を示す波形図である。
【図9】データ線をシールドした例を示すレイアウト図
である。
【図10】図9の読み出し動作時におけるデータ線の電
圧の変化を示す波形図である。
【符号の説明】
2 アドレスバッファ 4 Xデコーダ 6 メモリセルアレイ 8 Yデコーダ 10 センスアンプ 10a インバータ 10b nMOSトランジスタ 10c 負荷 12 出力バッファ 14 制御回路 16 データ線スイッチ 18 ブロックデコーダ 20 制御回路 BL ビット線 BLK0、BLK1、BLK2 ブロック DATAB(0)-DATAB(n-1) データ線 DBUS データバス線 DMY、DMY2 ダミーデータ線 M1 配線片 M2 配線 MC メモリセル OUT 出力ノード VCC 電源線 VSS 接地線 WL ワード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接して配線され、メモリセルか
    ら読み出されるデータを伝達する複数のデータ線と、 前記データを受け、増幅した信号を出力するセンスアン
    プと、 前記データ線からなるデータバス線の外側に沿って配線
    され、前記メモリセルに記憶された前記データの読み出
    し動作時に、該データ線の電圧と同様の電圧変化をする
    ダミーデータ線とを備えたことを特徴とする半導体集積
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 読み出し動作時の前記センスアンプの動作と同様に動作
    する制御回路を備え、 前記ダミーデータ線は、該制御回路に接続されているこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記ダミーデータ線は、前記データバス線の外側に沿っ
    て配置された複数の配線片で形成されており、 前記配線片は、前記複数のデータ線のそれぞれに接続さ
    れていることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 前記各データ線に接続された前記配線片の配線長の和
    は、互いに等しいことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路におい
    て、 前記配線片は、同じ長さかつ等間隔で配置されているこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 前記ダミーデータ線の外側に、接地線または前記読み出
    し動作時に接地電位になる配線が配置されていることを
    特徴とする半導体集積回路。
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