JP2001256785A - クロックバッファ回路およびこのクロックバッファ回路を有するインタフェースならびに同期型半導体記憶装置 - Google Patents

クロックバッファ回路およびこのクロックバッファ回路を有するインタフェースならびに同期型半導体記憶装置

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clock
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Takao Nakajima
陦 孝 雄 中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量化や機能動作を多様化しても、チップ
サイズの増大を可及的に抑制するとともに、省電力化を
図ることを可能にする。 【解決手段】 クロック信号CLKを受ける第1の遅延
回路4と、クロック信号および第1の遅延回路の出力に
基づいて開閉動作し、この開閉動作に応じてクロック信
号を通過させて出力する第1のスイッチ回路8と、クロ
ック信号を反転したクロック信号を受ける第2の遅延回
路6と、反転したクロック信号および第2の遅延回路の
出力に基づいて開閉動作し、この開閉動作に応じて反転
したクロック信号を通過させて出力する第2のスイッチ
回路10と、を備え、第2のスイッチ回路は第1のスイ
ッチ回路の開閉動作とは逆の開閉動作し、第1および第
2のスイッチ回路の出力端子は共通に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力されたクロック
信号のアップエッジおよびダウンエッジ毎にパルスを発
生するクロックバッファ回路およびこのクロックバッフ
ァ回路を有するインタフェースならびに同期型半導体記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に同期型半導体記憶装置、例えば同
期型SRAM(Static Random AccessMemory)において
は、より高速化を実現するために、(1)動作周波数を
高くして駆動させる方式と、(2)動作周波数を変えな
いでデータ転送効率を高くする方式である。
【0003】データ転送効率を高くする方式を用いた同
期型半導体記憶装置には、外部から入力されるクロック
信号に同期した信号と上記クロック信号を反転した信号
とを発生するクロックバッファ回路が用いられている。
そしてこのクロックバッファの出力に同期してデータが
転送される。
【0004】この従来のクロックバッファ回路を有する
同期型半導体記憶装置の構成を図8に示す。この同期型
半導体記憶装置は、図示しないメモリセルアレイと、入
力バッファ201,202と、クロックバッファ回路70
と、レジスタ回路80とを備えている。
【0005】クロックバッファ回路70は直列接続され
た2個のインバータから構成されており、外部からクロ
ック信号CLKを受けて、このクロック信号CLKと同
相の同相信号および位相が180度ずれた反転信号を出
力する。
【0006】レジスタ回路80は、マスタラッチ回路8
1,82と、ラッチ回路83,84と、スレーブラッチ
回路85,86とを備えており、入力バッファ201
202を介して入力されたアドレス、データ、または制
御入力信号を、クロックバッファ70の出力に基づいて
ラッチした後にメモリセルアレイに送出する。なお、レ
ジスタ回路80はアドレス入力信号,データ入力信号、
および制御入力信号毎に設けられている。
【0007】マスタラッチ回路81,82およびスレー
ブラッチ回路85,86は同一の構成であり、例えば回
路81は図9(a)に示すように、2つのクロックCL
K1,CLK2を受けるクロックドインバータから構成
される。このクロックドインバータ81は、図9(b)
に示すように駆動電源と出力端子OUTの間に直列に接
続された2個のPチャネルMOSトランジスタ81a,
81bと、接地電源と上記出力端子OUTの間に直列に
接続された2個のNチャネルMOSトランジスタ81
c,81dとから構成される。そしてソースが駆動電源
に接続されたPチャネルMOSトランジスタ81aのゲ
ートと、ソースが接地電源に接続されたNチャネルMO
Sトランジスタ81dのゲートに入力信号INが印加さ
れる。またPチャネルMOSトランジスタ81bのゲー
トにはクロックCLK1が印加され、NチャネルMOS
トランジスタ81cのゲートにはクロックCLK1と位
相が逆のクロックCLK2が印加される。したがってマ
スタラッチ回路およびスレーブラッチ回路はクローズ状
態のときには出力はハイインピーダンスとなっている。
【0008】ラッチ回路83,84は同一の構成であっ
て、図10に示すように、例えばラッチ回路83は直列
に接続された2個のインバータ83a,83bからな
り、インバータ83aの入力端子とインバータ83bの
出力端子が共通に接続されて、電位を保持すべきノード
に接続されている。
【0009】次に図8に示す従来の同期型半導体記憶装
置の動作を説明する。
【0010】なお、マスタラッチ回路81とスレーブラ
ッチ回路86の開閉動作は、マスタラッチ回路82とス
レーブラッチ回路85の開閉動作と逆となるように構成
されている。
【0011】今、外部からのクロック信号CLKが
「L」レベルとすると、マスタラッチ回路81およびス
レーブラッチ回路86がスルー状態となっているがマス
タラッチ回路82およびスレーブラッチ回路85はクロ
ーズ状態となっている。このため、この時点のアドレス
等の外部入力信号は、入力バッファ2およびマスタラッ
チ回路81を介してスレーブラッチ回路85に送られ
る。しかし、スレーブラッチ回路85はクローズ状態、
すなわち出力はハイインピーダンス状態であるため、外
部出力信号はメモリセルには伝わらず、ラッチ回路83
に保持される。なお、この時点ではスレーブラッチ回路
86はスルー状態となっているのでラッチ回路84に保
持されていたデータはスレーブラッチ回路86を介して
メモリセルに送信される。
【0012】その後、外部からのクロック信号CLKが
「L」レベルから「H」レベルに変化すると、クロック
バッファの出力が変化してスレーブラッチ回路85はス
ルー状態でスレーブラッチ回路86はクローズ状態とな
る。このため、ラッチ回路83に保持されていた外部入
力信号はメモリセルに伝えられる。このとき、マスタラ
ッチ回路81はクローズ状態となっており、入力バッフ
ァ202の出力が変化してもスレーブラッチ回路85に
は伝えない。このとき、マスタラッチ回路82はスルー
状態となっているため、上記入力バッファ202の出力
の変化はラッチ回路84に送られて保持される。
【0013】その後、外部からのクロック信号CLKが
「H」から「L」に変化すると、マスタラッチ回路81
およびスレーブラッチ回路86がスルー状態となるとと
もにマスタラッチ回路82およびスレーブラッチ回路8
5がクローズ状態となる。これにより、ラッチ回路84
に保持されていた信号値がスレーブラッチ回路86を介
してメモリセルに送られる。
【0014】以上の説明により、図8に示す装置は外部
からのクロック信号CLKのアップエッジ(「L」レベ
ルから「H」レベルへの変化)およびダウンエッジ
(「H」レベルから「L」レベルへの変化)の両方に同
期して動作する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
クロックバッファ回路70を用いた場合には、1つの外
部入力信号に対してマスタラッチ回路およびスレーブラ
ッチ回路の組が2組必要となってしまう。このため、半
導体記憶装置の大容量化(すなわち、アドレス入力信号
の増加)や、多様化する機能動作に対応した制御入力信
号の増加に伴い、チップサイズも非常に大きくなるとと
もに、クロックバッファの負荷が増大して電力の消費が
大きいという問題がある。
【0016】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、大容量化や機能動作を多様化しても、チップ
サイズの増大を可及的に抑制することができるとともに
省電力化を図ることのできるクロックバッファ回路およ
びこのクロックバッファ回路を有するインタフェースな
らびに同期型半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロックバ
ッファ回路は、クロック信号を受ける第1の遅延回路
と、前記クロック信号および前記第1の遅延回路の出力
に基づいて開閉動作し、この開閉動作に応じて前記クロ
ック信号を通過させて出力する第1のスイッチ回路と、
前記クロック信号を反転したクロック信号を受ける第2
の遅延回路と、前記反転したクロック信号および前記第
2の遅延回路の出力に基づいて開閉動作し、この開閉動
作に応じて前記反転したクロック信号を通過させて出力
する第2のスイッチ回路と、を備え、前記第2のスイッ
チ回路は前記第1のスイッチ回路の開閉動作とは逆の開
閉動作し、前記第1および第2のスイッチ回路の出力端
子は共通に接続されていることを特徴とする。
【0018】なお、前記クロック信号を受け前記反転し
たクロック信号を出力する第1のインバータを更に備え
るように構成しても良い。
【0019】なお、前記クロック信号は外部から入力さ
れたクロック信号であり、前記第1のインバータの出力
を受け、前記クロック信号と同相のクロック信号を前記
第1の遅延回路および第1のスイッチ回路に送出する第
2のインバータを更に備えるように構成しても良い。
【0020】なお、前記第1および第2の遅延回路は各
々直列に接続された偶数段のインバータを有しているよ
うに構成しても良い。
【0021】なお、前記第1および第2のスイッチ回路
は、各々トランスファゲートを備えているように構成し
ても良い。
【0022】なお、前記第1および第2のスイッチ回路
は、各々クロックドインバータを備えているように構成
しても良い。
【0023】また本発明によるインタフェースは、上述
のクロックバッファ回路と、このクロックバッファ回路
の出力および反転出力に基づいて入力信号を取り込むマ
スタラッチ回路と、このマスタラッチ回路の出力を保持
する第1のラッチ回路と、前記クロックバッファ回路の
出力および反転出力に基づいて前記第1のラッチ回路の
出力を取込むスレーブラッチ回路と、このスレーブラッ
チ回路の出力を保持する第2のラッチ回路と、を有する
レジスタと、を備えたことを特徴とする。
【0024】また本発明による同期型半導体記憶装置
は、メモリセルアレイと、上述のインタフェースとを含
み、前記インタフェースを用いて前記メモリセルアレイ
にアクセスすることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0026】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態の構成を図1に示す。この第1の実施の形態はク
ロックバッファ回路1であって、入力バッファ2と、遅
延回路4,6と、スイッチ回路8,10とを備えてい
る。
【0027】入力バッファ2は外部からのクロック信号
CLKを受ける。遅延回路4は外部からのクロック信号
IN1(=CLK)を受け、所定時間だけ遅延したクロ
ック信号De1を出力する。遅延回路6は入力バッファ
2の出力IN2、すなわちクロック信号CLKの反転信
号を受け、所定時間だけ遅延した信号De2を出力す
る。
【0028】スイッチ回路8はトランスファゲート8a
とインバータ8bとを有している。インバータ8bは遅
延回路4の出力De1を受け、この信号De1の反転信
号を出力する。トランスファゲート8aは、遅延回路4
の出力De1と、インバータ8bの出力とに基づいて開
閉動作し、この開閉動作に応じて信号IN1を出力信号
OUTとして出力する。
【0029】スイッチ回路10はトランスファゲート1
0aと、インバータ10bとを有している。インバータ
10bは遅延回路6の出力De2を受け、この信号De
2の反転信号を出力する。トランスファゲート10a
は、遅延回路6の出力De2と、インバータ10bの出
力とに基づいて開閉動作し、この開閉動作に応じて信号
IN2を出力信号OUTとして出力する。
【0030】なお上述の説明から分かるようにスイッチ
回路8がONしているとき、すなわちトランスファゲー
ト8aが開状態のときは、スイッチ回路10がOFF、
すなわちトランスファゲート10aが閉状態であり、ス
イッチ回路8がOFFしているときはスイッチ回路10
はONしている。
【0031】次に、本実施の形態のクロックバッファ回
路1の動作を図2を参照して説明する。
【0032】まず、図2の時刻t1に示すように、クロ
ック信号CLKが「L」レベルから「H」レベルに変化
することで、信号IN1は「L」レベルから「H」レベ
ルに変化し、信号IN2は「H」レベルから「L」にへ
変化する。この時点では、スイッチ回路8はONし、ス
イッチ回路10はOFFしているため、出力信号OUT
は信号IN1の「L」レベルから「Hレベル」への変化
をそのまま伝える。すなわち、出力信号OUTも「L」
レベルから「H」レベルに変化する。
【0033】次に図2の時刻t2に示すように、信号I
N1が「L」レベルから「H」レベルへ変化するととも
に、信号IN2が「H」レベルから「L」レベルへ変化
した後、一定時間(遅延回路4,6およびインバータ8
b、10bによって決まる遅延時間)が経過すると、ス
イッチ回路8はOFFし、スイッチ回路10はON状態
となる。これにより、出力信号OUTは信号IN2の状
態を伝えることになる。このとき信号IN2は「L」レ
ベルとなっているため、出力信号OUTは「H」レベル
から「L」レベルに変化する。
【0034】次に図2の時刻t3に示すように、クロッ
ク信号CLKが「H」レベルから「L」レベルに変化す
ると、信号IN1は「H」レベルから「L」レベルへ変
化するとともに信号IN2は「L」レベルから「H」レ
ベルに変化する。この時点では、スイッチ回路8はOF
F、スイッチ回路10はONしているため、出力信号O
UTは信号IN2の「L」レベルから「H」レベルの変
化をそのまま伝える。すなわち、出力信号OUTも
「L」レベルから「H」レベルに変化する。
【0035】次に図2の時刻t4に示すように、信号I
N1が「H」レベルから「L」レベルへ変化するととも
に信号IN2が「L」レベルから「H」レベルへ変化し
た後、一定時間が経過すると、スイッチ回路8はON
し、スイッチ回路10はOFFする。これにより出力信
号OUTは信号IN1の状態を伝えることになる。この
とき、信号IN1は「L」レベルとなっているため、出
力信号OUTは「H」レベルから「L」レベルに変化す
ることになる。
【0036】以下、図2に示す時刻t5,t6,t7,t8
は、各々時刻t1,t2,t3,t4と同じことを繰返す。
【0037】このように本実施の形態のクロックバッフ
ァ回路1においては、外部からのクロック信号CLKの
アップエッジおよびダウンエッジ毎にパルスが発生され
て出力信号OUTとして出力される。このため、後述す
るように、上記クロックバッファ回路の出力に同期して
アドレス、データ、または制御入力等の外部入力信号を
記憶するレジスタには、上記パルスで制御されるマスタ
ラッチ回路とスレーブラッチ回路からなる組が、上記外
部入力信号の1つに対して1組備えていれば、良いこと
になる。このため、大容量化や制御機能を多様化しても
チップサイズの増大を可及的に抑制できるとともに省電
力化を図ることができる。
【0038】これを図3を参照して説明する。
【0039】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2
の実施の形態の構成を示すブロック図である。この第2
の実施の形態はインタフェース15であって、クロック
バッファ回路1と、入力バッファ201,202と、レジ
スタ30とを備えている。
【0040】クロックバッファ回路1は図1に示す第1
の実施の形態のクロックバッファ回路1と同じ構成を有
している。
【0041】レジスタ30は、マスタラッチ回路31
と、ラッチ回路33と、インバータ34と、スレーブラ
ッチ回路35と、ラッチ回路37と、を備えている。マ
スタラッチ回路31およびスレーブラッチ回路35は共
にクロックドインバータから構成される。
【0042】マスタラッチ回路31はクロックバッファ
回路1の出力信号および出力信号をインバータ34によ
って反転した反転出力信号に同期して動作し、入力バッ
ファ201,202を介して入力された外部入力信号(例
えば、アドレス、データ、または制御入力)をスレーブ
ラッチ回路35に送出する。ラッチ回路33はマスタラ
ッチ回路31の出力を保持する。
【0043】スレーブラッチ回路35は、クロックバッ
ファ回路1の出力信号およびこの出力信号をインバータ
34によって反転した出力信号に同期して動作し、マス
タラッチ回路31の出力、すなわち、ラッチ回路33に
保持された値を出力する。ラッチ回路37はスレーブラ
ッチ回路35の出力を保持する。
【0044】なお、マスタラッチ回路31がスルー状態
のときにはスレーブラッチ回路35はクローズ状態とな
り、マスタラッチ回路31がクローズ状態のときには、
スレーブラッチ回路35はスルー状態なるように構成さ
れている。
【0045】次に第2の実施の形態の動作を説明する。
説明を簡単にするためマスタラッチ回路31はクロック
バッファ回路1の出力が「H」レベルのときスルー状態
で、「L」レベルのときクローズ状態となると仮定す
る。
【0046】今、クロックバッファ回路1の出力が
「H」とすると、マスタラッチ回路31はスルー状態で
スレーブラッチ回路35はクローズ状態となる。このと
き、入力バッファ201,202を介して入力された外部
入力信号はマスタラッチ回路31を通ってスレーブラッ
チ回路35に送られるが、スレーブラッチ回路35がク
ローズ状態であるため、スレーブラッチ回路35を通過
しない。このため、マスタラッチ回路31を通過した外
部入力信号はラッチ回路33に保持される。
【0047】次にクロックバッファ回路1の出力が
「H」レベルから「L」レベルになると、マスタラッチ
回路31はクローズ状態になるとともにスレーブラッチ
回路35はスルー状態となる。このため、ラッチ回路3
3に保持された信号はスレーブラッチ回路35を通って
外部に出力される。なお、このときのスレーブラッチ回
路35の出力はラッチ回路37に保持される。
【0048】このようにしてクロックバッファ回路1の
出力に同期して外部入力信号を一時的に記憶保持し、外
部に送出することになる。
【0049】以上説明したように、1つの外部入力信号
に対してマスタラッチ回路およびスレーブラッチ回路か
らなる組が1組あれば良い。このため大容量化や、機能
動作を多様化しても、チップサイズが増大するのを可及
的に抑制することができるとともに省電力を図ることが
できる。
【0050】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図4を参照して説明する。この第3の実施
の形態は同期型半導体記憶装置であって、その構成を図
4に示す。この実施の形態の同期型半導体記憶装置は、
インタフェース15Aと、メモリ本体50とを備えてい
る。インタフェース15Aはクロックバッファ回路1
と、入力バッファ20a1,20a2,20b1,20
2,20c1,20c2と、アドレスレジスタ30a
と、データ入力レジスタ30bと、データ出力レジスタ
30cと、制御レジスタ30dと、書込駆動回路40
と、を備えている。またメモリ本体50は、メモリセル
アレイ52と、アドレスデコーダ54と、センスアンプ
56とを備えている。
【0051】クロックバッファ回路1は図1に示す第1
の実施の形態のクロックバッファ回路1と全く同じ構成
となっている。すなわち外部からのクロック信号のアッ
プエッジおよびダウンエッジ毎にパルスを発生する。
【0052】アドレスレジスタ30aは図3に示すレジ
スタ30と全く同一の構成を有しており、入力バッファ
20a1,20a2を介して入力されるアドレスを、クロ
ックバッファ回路1の出力に同期して取込みアドレスデ
コーダ54に送る。
【0053】データ入力レジスタ30bは、図3に示す
レジスタ30と全く同一の構成を有しており、入出力端
子および入力バッファ20b1,20b2を介して入力さ
れたデータ入力を、クロックバッファ回路1の出力に同
期して取込み、書込駆動回路40に送る。
【0054】データ出力レジスタ30cは、図3に示す
レジスタ30と全く同一の構成を有しており、センスア
ンプ56によって続出されたメモリセルアレイのデータ
を、クロックバッファ回路1の出力に同期して取込み、
上記入出力端子に送る。
【0055】制御レジスタ30dは、図3に示すレジス
タ30と全く同一の構成を有しており、入力バッファ2
0c1,20c2を介して入力される制御信号を、クロッ
クバッファ回路1の出力に同期して取込み、書込駆動回
路40、アドレスデコーダ54またはセンスアンプ56
に送る。
【0056】書込駆動回路40は制御レジスタ30dか
ら送られてくる制御信号に基づいて、データ入力レジス
タ30bからのデータをメモリセルアレイ52に書込
む。
【0057】この第3の実施の形態の同期型半導体記憶
装置においては、外部からのクロック信号のアップエッ
ジおよびダウンエッジ毎にパルスを発生するクロックバ
ッファ回路1が用いられているとともに、レジスタ30
a〜30dは各々、マスタラッチ回路とスレーブラッチ
回路の組が1組しか有していない構成となっている。
【0058】これにより、半導体記憶装置を大容量化し
たり、機能動作を多様化しても、チップサイズが増大す
るのを可及的に抑制することができるとともに省電力化
を図ることができる。
【0059】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図5を参照して説明する。この第4の実施
の形態はクロックバッファ回路であって、その構成を図
5に示す。この第4の実施の形態のクロックバッファ回
路1Aは、図1に示す第1の実施の形態において、入力
バッファ3を新たに設けるとともに、遅延回路4,6を
各々偶数段のインバータから構成したものとなってい
る。
【0060】入力バッファ3は入力バッファ2の出力を
受け出力信号IN1をスイッチ回路8に送出するように
構成されている。なお、本実施の形態においては遅延回
路4は外部からのクロック信号CLKを直接受けない
で、波形整形された、入力バッファ3の出力を受けるよ
うに構成されている。
【0061】この第4の実施の形態のクロックバッファ
回路も第1の実施の形態のクロックバッファ回路と同様
の効果を奏することは云うまでもない。
【0062】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図6を参照して説明する。この第5の実施
の形態はクロックバッファ回路であって、その構成を図
6に示す。この第5の実施の形態のクロックバッファ回
路1Bは、図5に示す第4の実施の形態のクロックバッ
ファ回路1Aにおいて、スイッチ回路8,10をスイッ
チ回路8A,10Aに各々置換えた構成となっている。
【0063】スイッチ回路8Aは、スイッチ回路8のト
ランスファゲート8aをクロックドインバータ8cに置
換えた構成となっている。また、スイッチ回路10A
は、スイッチ回路10のトランスファゲート10aをク
ロックドインバータ10cに置換えた構成となってい
る。
【0064】この第5の実施の形態のクロックバッファ
回路1Bの出力OUTは第4の実施の形態のクロックバ
ッファ回路1Aの出力と電位が逆となる。
【0065】この第5の実施の形態も第4の実施の形態
のクロックバッファ回路と同様の効果を奏することは云
うまでもない。
【0066】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図7を参照して説明する。この第6の実施
の形態はクロックバッファ回路であって、その構成を図
7に示す。この第6の実施の形態のクロックバッファ回
路1Cは、クロック信号CLKとこのクロック信号CL
Kを反転したクロック信号/CLKを外部から受ける。
このため図5に示す第4の実施の形態をクロックバッフ
ァ回路1Aにおいて、入力バッファ2,3の代わりに、
入力バッファ2a,3a,2b,3bを設けた構成とな
っている。そして、入力バッファ2a,3aを介して入
力されたクロック信号CLKは遅延回路4とスイッチ回
路8に送られるように構成されている。また入力バッフ
ァ2b,3bを介して入力されたクロック信号/CLK
は遅延回路6およびスイッチ回路10に送られるように
構成されている。
【0067】この第6の実施の形態も第4の実施の形態
と同様の効果を奏することは云うまでもない。
【0068】なお、第4乃至第6の実施の形態のクロッ
クバッファ回路を、第2の実施の形態のインタフェース
および第3の実施の形態の同期型半導体記憶装置に用い
ても良いことは云うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、大
容量や機能動作を多様化しても、チップサイズの増大を
可及的に抑制することができるとともに省電力化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】第1の実施の形態の動作を説明する波形図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図7】本発明の第6の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図8】従来の同期型半導体記憶装置の構成を示すブロ
ック図。
【図9】マスタラッチ回路の構成を示す図。
【図10】ラッチ回路の構成を示す回路図。
【符号の説明】
1 クロックバッファ回路 2 入力バッファ 4 遅延回路 6 遅延回路 8 スイッチ回路 8a トランスファゲート 8b インバータ 10 スイッチ回路 10a トランスファゲート 10b インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 JJ03 JJ37 KB32 KB35 KB42 KB43 KB84 KB91 NN03 QQ18 5B079 BA20 BB04 BC01 BC03 CC02 DD06 DD20 5J039 AB01 KK04 KK10 KK13 MM04 MM16 NN06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号を受ける第1の遅延回路と、 前記クロック信号および前記第1の遅延回路の出力に基
    づいて開閉動作し、この開閉動作に応じて前記クロック
    信号を通過させて出力する第1のスイッチ回路と、 前記クロック信号を反転したクロック信号を受ける第2
    の遅延回路と、 前記反転したクロック信号および前記第2の遅延回路の
    出力に基づいて開閉動作し、この開閉動作に応じて前記
    反転したクロック信号を通過させて出力する第2のスイ
    ッチ回路と、 を備え、前記第2のスイッチ回路は前記第1のスイッチ
    回路の開閉動作とは逆の開閉動作し、前記第1および第
    2のスイッチ回路の出力端子は共通に接続されているこ
    とを特徴とするクロックバッファ回路。
  2. 【請求項2】前記クロック信号を受け前記反転したクロ
    ック信号を出力する第1のインバータを更に備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のクロックバッファ回路。
  3. 【請求項3】前記クロック信号は外部から入力されたク
    ロック信号であり、前記第1のインバータの出力を受
    け、前記クロック信号と同相のクロック信号を前記第1
    の遅延回路および第1のスイッチ回路に送出する第2の
    インバータを更に備えたことを特徴とする請求項2記載
    のクロックバッファ回路。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の遅延回路は各々直列
    に接続された偶数段のインバータを有していることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のクロックバ
    ッファ回路。
  5. 【請求項5】前記第1および第2のスイッチ回路は、各
    々トランスファゲートを備えていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載のクロックバッファ回
    路。
  6. 【請求項6】前記第1および第2のスイッチ回路は、各
    々クロックドインバータを備えていることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のクロックバッファ回
    路。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載のクロッ
    クバッファ回路と、 このクロックバッファ回路の出力および反転出力に基づ
    いて入力信号を取り込むマスタラッチ回路と、このマス
    タラッチ回路の出力を保持する第1のラッチ回路と、前
    記クロックバッファ回路の出力および反転出力に基づい
    て前記第1のラッチ回路の出力を取込むスレーブラッチ
    回路と、このスレーブラッチ回路の出力を保持する第2
    のラッチ回路と、を有するレジスタと、 を備えたことを特徴とするインタフェース。
  8. 【請求項8】メモリセルアレイと、請求項7記載のイン
    タフェースとを含み、前記インタフェースを用いて前記
    メモリセルアレイにアクセスすることを特徴とする同期
    型半導体記憶装置。
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