JP2001256356A - 情報処理システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作する情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売者ごとに複数の販売価格を取りうる商品
について、ユーザや販売者が相場価格や最安値といった
情報を効率よく取得できるように、販売価格情報を提供
することを目的とする。 【解決手段】 複数の販売者に関し、各商品について各
販売者が採用する販売価格を、販売者からの入力に基づ
いて当該販売者の情報に対応づけて記憶／更新する販売
者対応工程と、商品ごとに低価格順における上位所定数
内に含まれる販売価格及び対応する販売者の情報を抽出
し、価格順位情報として記憶／更新する順位記憶工程
と、ユーザからの入力に基づいて価格順位情報を読み出
し、当該ユーザに対し出力するユーザ対応工程とを備え
る。更に、ユーザが指定した商品について販売価格が変
動した場合に、当該ユーザに対し変動したことを通知す
る通知工程を備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、販売者ごとに複数
の販売価格を取りうる商品について販売価格情報を提供
するための情報処理技術に関わる。特に、同一の販売者
においても時間経過とともに販売価格が変動していく商
品について、利便性の高い販売価格情報を提供するため
の情報処理技術に関わる。

【０００２】

【従来の技術】従来より様々な商品（サービス、無対物
を含む）についてカタログ等を利用した通信販売が行わ
れており、特に近年ではインターネットを利用した通信
販売が増加してきている。

【０００３】インターネットを利用した通信販売では、
販売者（法人、個人を含む）は自己の店が取り扱う商品
の価格等をWebページ（以下、「ショップHP」と呼
ぶ。）上に掲載する。商品の購入を検討するインターネ
ットユーザは、ショップＨＰにアクセスして価格等の情
報を取得し、購入の申込等を行う。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】複数の販売者が同種の
商品を取り扱っている場合、商品の購入を検討している
ユーザにとって、その商品の相場価格や最安値という情
報は非常に重要である。また、販売者にとっても、商品
の相場価格や最安値という情報は自らの価格設定や販売
戦略に利用できるため、有用な情報となり得る。特に、
自己の販売価格を相場の最安値以下に設定した場合に、
そのことをユーザに対しアピールすることができたらな
らば顧客獲得におおいに役立つことになる。

【０００５】しかし、相場価格や最安値を把握するため
には、数多くのショップHPに個別に能動的にアクセスし
なければならず、その負担は大きい。かかる負担は、商
品数や販売者数が増加した場合に、より顕著となる。

【０００６】特に、同一の販売者においてさえ販売価格
が比較的に短い期間で変動していくような商品の場合、
相場価格や最安値は刻一刻と変化することになるため、
よりいっそう頻繁に能動的にアクセスしなければ相場の
変化を把握できない。そのため相場価格や最安値を常に
把握しておくことは非常に困難であった。

【０００７】ところで、商品の相場価格等のみならず、
商品の評価情報もユーザや販売者にとって重要な情報で
ある。特に通信販売の場合、商品を直接手にとって確か
めることができないため、評価情報を欲するユーザは多
い。例えば、商品について興味を持っている人（いわば
潜在的購買層）がどれくらい居るのかといった評価情報
は、商品の人気度と考えることもでき、ユーザにとって
は購入商品を決定するために、ショップにとっては販売
戦略のために、有用な情報となり得る。

【０００８】また、ユーザにとってはショップの評価情
報も重要な情報である。特に通信販売の場合、商品同様
に販売者についても直接確かめにくいため、販売者の評
価情報を欲するユーザは多い。例えば、特定の販売者を
多くの人が利用しているといった評価情報や、特定の販
売者はある商品ジャンルについて全般的に安価であると
いった評価情報は、ユーザが購入先を決定するための有
用な情報となり得る。

【０００９】そこで、本発明は、販売者ごとに複数の販
売価格を取りうる商品、特に、同一の販売者においても
時間経過とともに販売価格が変動していく商品につい
て、ユーザや販売者が相場価格や最安値といった情報を
効率よく取得できるように、販売価格情報を提供するこ
とを目的とする。

【００１０】また、本発明は、ユーザにとって購入商品
を決定するために役立つ有用な情報を提供することを目
的とする。

【００１１】また、本発明は、販売者にとって価格設定
や販売戦略に役立つ有用な情報を提供することを目的と
する。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明の情報処理方法
は、複数の販売者に関し、各商品について各販売者が採
用する販売価格を、販売者からの入力に基づいて当該販
売者の情報に対応づけて記憶／更新する販売者対応工程
と、商品ごとに低価格順における上位所定数内に含まれ
る販売価格及び対応する販売者の情報を抽出し、価格順
位情報として記憶／更新する順位記憶工程と、ユーザか
らの入力に基づいて価格順位情報を読み出し、当該ユー
ザに対し出力するユーザ対応工程とを備えることを特徴
とする。ユーザ及び販売者に対する入出力は、通信ネッ
トワーク（例えばインターネット）を介して行われるこ
とが望ましい。

【００１３】好適には、更に、販売者の通信ネットワー
ク上の接続先情報を各販売者ごとに対応づけて記憶／更
新する接続先記憶工程を備えており、前記ユーザ対応工
程は、ユーザから販売者の指定を受け付けた場合、指定
された販売者について通信ネットワーク上の接続先情報
を読み出し、当該ユーザに対し出力することが望まし
い。

【００１４】好適には、更に、ユーザが指定した商品に
ついて販売価格が変動した場合に、当該ユーザに対し変
動したことを通知する通知工程を備える。前記通知工程
は、販売価格が変動した場合に通知を希望するユーザ
（以下、「通知希望ユーザ」と呼ぶ。）の通知先情報を
各商品ごとに対応づけて記憶／更新する通知先記憶工程
と、いずれかの商品について販売価格が変動した場合
に、通知先記憶手段を参照して当該商品に関する通知希
望ユーザの通知先情報を読み出し、通知希望ユーザに対
し変動したことを通知する変動通知工程とを備えること
が望ましい。

【００１５】前記販売価格が変動した場合とは、少なく
とも、販売価格のの最安値が変更された場合、販売価格
の最安値の変動率が所定値を超える場合、又は販売価格
の最安値が所定値以下となった場合、のいずれかを含む
ことが望ましい。

【００１６】好適には、変動通知工程は、通知希望ユー
ザに対し変動したことを通知する場合に、所定の販売者
から受け付けた販売者コメント情報を併せて通知希望ユ
ーザに対し通知する。前記所定の販売者は、最安値を販
売価格として採用している販売者であることが望まし
い。

【００１７】好適には、更に、商品ごとに通知希望ユー
ザ数を記憶／更新するユーザ数記憶工程を備えており、
前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいて商
品を少なくとも一つ選択し、前記選択した商品について
価格順位情報及び通知希望ユーザ数を関連づけて、当該
ユーザに対し出力することが望ましい。また、前記販売
者対応工程は、販売者からの入力に基づいて商品を少な
くとも一つ選択し、前記選択した商品について（当該販
売者に対応づけて記憶されている販売価格及び）通知希
望ユーザ数を関連づけて、当該販売者に対し出力するが
望ましい。

【００１８】好適には、更に、販売者と商品（又は／及
び商品の属性）の組み合わせごとに設けられたアクセス
カウントに関し、ユーザから所定の商品について販売者
の指定を受け付けた場合、前記所定の商品（又は／及び
商品の属性）と、指定された販売者の組み合わせに対応
するアクセスカウントを、カウントアップするカウント
アップ工程と、各販売者について、商品（又は／及び商
品の属性）ごとにアクセスカウントに基づいてアクセス
評価情報を算出するアクセス評価工程とを備えており、
前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいてア
クセス評価情報を読み出し、当該ユーザに対し出力する
ことが望ましい。

【００１９】好適には、更に、各販売者について、当該
販売者が採用する販売価格に基づいて商品の属性ごとに
相対的な価格評価を行い、価格評価情報として記憶／更
新する価格評価記憶工程を備えており、前記ユーザ対応
工程は、ユーザからの入力に基づいて価格評価情報を読
み出し、当該ユーザに対し出力することが望ましい。

【００２０】好適には、更に、ユーザからの入力に基づ
いて各商品（又は／及び商品の属性）ごとにユーザメッ
セージ情報を記憶するメッセージ記憶工程を備えてお
り、前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づい
て所定の商品（又は／及び商品の属性）について記憶さ
れているユーザメッセージ情報を読み出し、当該ユーザ
に対し出力するが望ましい。前記メッセージ記憶工程
は、各商品ごとにユーザメッセージ情報を記憶する場
合、当該商品に対応する価格順位情報の一部又は全部を
ユーザメッセージ情報に対応づけて記憶するが望まし
い。

【００２１】本発明の情報処理方法は、所定の商品につ
いて各販売者が採用する販売価格に順位付けを行って記
憶しておくとともに、前記所定の商品について販売価格
の変動があった場合に通知を希望するユーザの通知先情
報を記憶しておき、販売者からの入力に基づいて前記所
定の商品について記憶する販売価格又は順位を変更した
場合に、前記通知先情報を読み出してユーザに対し通知
することを特徴とする。

【００２２】本発明の情報処理方法はコンピュータによ
り実施することができるが、そのためのコンピュータプ
ログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気ディスク、半導体メモ
リといった各種の媒体を通じてコンピュータにインスト
ールまたはロードすることができる。

【００２３】本発明の情報処理システムは、複数の販売
者に関し、各商品について各販売者が採用する販売価格
を販売者の情報に対応づけて記憶する価格記憶手段と、
販売者からの入力に基づいて当該販売者の情報に対応づ
けて記憶されている販売価格を更新する販売者対応手段
と、商品ごとに低価格順における上位所定数内に含まれ
る販売価格及び対応する販売者の情報を抽出し、価格順
位情報として記憶し更新する価格順位記憶手段と、ユー
ザからの入力に基づいて価格順位情報を読み出し、当該
ユーザに対し出力するユーザ対応手段とを備えることを
特徴とする。ユーザ及び販売者に対する入出力は、通信
ネットワーク（例えばインターネット）を介して行われ
ることが望ましい。

【００２４】好適には、更に、販売者の通信ネットワー
ク上の接続先情報を各販売者ごとに対応づけて記憶する
接続先記憶手段を備えており、前記ユーザ対応手段は、
ユーザから販売者の指定を受け付けた場合、指定された
販売者について通信ネットワーク上の接続先情報を読み
出し、当該ユーザに対し出力することが望ましい。

【００２５】好適には、更に、ユーザが指定した商品に
ついて販売価格が変動した場合に、当該ユーザに対し変
動したことを通知する通知手段を備える。前記通知手段
は、販売価格が変動した場合に通知を希望するユーザ
（以下、「通知希望ユーザ」と呼ぶ。）の通知先情報を
各商品ごとに対応づけて記憶する通知先記憶手段と、い
ずれかの商品について販売価格が変動した場合に、通知
先記憶手段を参照して当該商品に関する通知希望ユーザ
の通知先情報を読み出し、通知希望ユーザに対し変動し
たことを通知する変動通知手段とを備えることが望まし
い。

【００２６】前記販売価格が変動した場合とは、少なく
とも、販売価格のの最安値が変更された場合、販売価格
の最安値の変動率が所定値を超える場合、又は販売価格
の最安値が所定値以下となった場合、のいずれかを含む
ことが望ましい。

【００２７】好適には、変動通知手段は、通知希望ユー
ザに対し変動したことを通知する場合に、所定の販売者
から受け付けた販売者コメント情報を併せて通知希望ユ
ーザに対し通知する。前記所定の販売者は、最安値を販
売価格として採用している販売者であることが望まし
い。

【００２８】好適には、更に、商品ごとに通知希望ユー
ザ数を記憶するユーザ数記憶手段を備えており、前記ユ
ーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づいて商品を少
なくとも一つ選択し、前記選択した商品について価格順
位情報及び通知希望ユーザ数を関連づけて、当該ユーザ
に対し出力することが望ましい。また、前記販売者対応
手段は、販売者からの入力に基づいて商品を少なくとも
一つ選択し、前記選択した商品について（当該販売者に
対応づけて記憶されている販売価格及び）通知希望ユー
ザ数を関連づけて、当該販売者に対し出力することが望
ましい。

【００２９】好適には、更に、販売者と商品の組み合わ
せ、又は／及び販売者と商品の属性の組み合わせごと
に、アクセスカウントを記憶するカウント記憶手段と、
前記ユーザ対応手段においてユーザから所定の商品につ
いて販売者の指定を受け付けた場合、前記所定の商品
（又は／及び商品の属性）と、指定された販売者の組み
合わせに対応するアクセスカウントを、カウントアップ
するカウントアップ手段と、各販売者について、商品
（又は／及び商品の属性）ごとにアクセスカウントに基
づいてアクセス評価情報を算出し記憶するアクセス評価
記憶手段とを備えており、前記ユーザ対応手段は、ユー
ザからの入力に基づいてアクセス評価情報を読み出し、
当該ユーザに対し出力することが望ましい。

【００３０】好適には、更に、各販売者について、当該
販売者が採用する販売価格に基づいて商品の属性ごとに
相対的な価格評価を行い、価格評価情報として記憶する
価格評価記憶手段を備えており、前記ユーザ対応手段
は、ユーザからの入力に基づいて価格評価情報を読み出
し、当該ユーザに対し出力することが望ましい。

【００３１】好適には、更に、ユーザからの入力に基づ
いて各商品（又は／及び商品の属性）ごとにユーザメッ
セージ情報を記憶するメッセージ記憶手段を備えてお
り、前記ユーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づい
て所定の商品（又は／及び商品の属性）について記憶さ
れているユーザメッセージ情報を読み出し、当該ユーザ
に対し出力することが望ましい。前記メッセージ記憶手
段は、各商品ごとにユーザメッセージ情報を記憶する場
合、当該商品に対応する価格順位情報の一部又は全部を
ユーザメッセージ情報に対応づけて記憶することが望ま
しい。

【００３２】本発明の情報処理システムは、所定の商品
について各販売者が採用する販売価格に順位付けを行っ
て記憶しておくとともに、前記所定の商品について販売
価格の変動があった場合に通知を希望するユーザの通知
先情報を記憶しておき、販売者からの入力に基づいて前
記所定の商品について記憶する販売価格又は順位を変更
した場合に、前記通知先情報を読み出してユーザに対し
通知することを特徴とする。

【００３３】

【発明の実施の形態】（第１実施形態）以下に本発明の
実施の形態について図面を用いて説明する。図１は、本
発明の第１の実施形態である情報処理システムの構成を
あらわすブロック図である。図１に示すように、本情報
処理システム１は、価格記憶手段１０、販売者対応手段
１１、順位記憶手段１２、ユーザ対応手段１３を含んで
構成される。

【００３４】ここで、本発明による情報処理システムは
上記の各手段を備えていれば足り、物理的には専用化し
たシステム、あるいは汎用の情報処理装置のいずれでも
よい。例えば、処理装置と入力手段と記憶手段と出力手
段とを備えた一般的な構成の情報処理装置において、各
手段の動作を規定したソフトウェアを起動して本発明の
情報処理方法を実施することにより、本発明の情報処理
システムを実現することができる。かかる点は、後述す
る他の実施形態についても同様である。

【００３５】価格記憶手段１０は、本情報処理システム
で取り扱う商品及び販売者に関し、各商品について各販
売者が採用する販売価格の情報を、商品の情報（商品コ
ード、製品名・型番、メーカ名、メーカコード、商品ジ
ャンルなど）と販売者の情報（販売者コード、販売者
名、所在地、電話番号など）に対応づけて記憶してい
る。商品ジャンルとは、商品の種類を表す属性であり、
例えば、パソコンであれば、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商
標）デスクトップパソコン、Windowsノートパソコン、
ＰＤＡなど、情報処理機器であれば、スキャナ、デジカ
メ、プリンタ、モデム、ＴＡ／ルータ、モニタ、液晶モ
ニタ、磁気ディスク（ＭＯ）、ＤＶＤなど、情報処理部
品であれば、ＣＰＵ、メモリー、ＨＤＤ、マザーボー
ド、ビデオカード、サウンドカードなど、家電であれ
ば、テレビ、ビデオデッキ、ビデオカメラ、カーナビと
いった属性が商品ジャンルに相当する。

【００３６】価格記憶手段１０に記憶される情報のデー
タ構造は、概念的には図２に示すような表形式となる。
データの管理や検索には、リレーショナルデータベース
等の従来のデータベース技術を用いることができる。

【００３７】販売者対応手段１１は、情報処理手段１０
０に対し情報を入出力可能に構成されている。

【００３８】情報処理手段１００は、販売者からの入力
を受け付けるとともに、販売者に対し情報を出力するこ
とができる構成となっていればよく、各販売者が保有す
る一般的なパソコンや携帯端末などを情報処理手段１０
０として用いることができる。

【００３９】情報処理手段１００は、本情報処理システ
ム１が備えるように構成してもよいし、外部の情報処理
装置として構成してもよい。また、情報処理手段１００
と本情報処理システム１をインターネットなどの通信ネ
ットワーク（有線、無線の両方を含む）を介して接続す
るように構成してもよい。この場合、情報処理手段１０
０及び情報処理システム１は、通信ネットワークを介し
て通信するために必要な通常の構成を備える。例えば、
インターネットを介して接続する場合であれば、ＰＰＰ
ドライバおよびＴＣＰ／ＩＰドライバを有する通信モジ
ュールを備える。なお、情報処理手段１００が携帯端末
の場合は、外部にあるゲートウェイ１０２（例えば、Ｎ
ＴＴドコモ社のｉモードセンター等）を介して本情報処
理システム１に接続されることになる。

【００４０】販売者対応手段１１は、情報処理手段１０
０を介して販売者から種々の入力を受け付け、前記入力
に基づいて当該販売者が採用する販売価格の登録・更新
処理を行う。以下、図３に示すフローチャートに基づい
て、販売価格の登録・更新処理を説明する。 （ステップＳ１００：ログイン処理）登録・更新を行お
うとする販売者が、本情報処理システム１に対して入出
力を行うことが許可されている正規の販売者であるかど
うかを判断（認証）する。例えば、予め正規の販売者に
対し販売者ＩＤを発行し、その販売者が選択したパスワ
ードと対応させて記憶しておく。そして、ログイン処理
時に、例えば図４に示すような画面情報を情報処理手段
１００に対し出力し、販売者より販売者ＩＤ及びパスワ
ードを受け付け、受け付けた内容と記憶内容と一致する
場合に正規の販売者として認証する。 （ステップＳ１０１：商品選択処理）販売者から受け付
けた商品の指定に基づき、販売価格の登録・更新の対象
となる商品を選択する。例えば、図５に示すような画面
情報を情報処理手段１００に対し出力し、販売者より商
品ジャンルの指定を受け付け、前記指定された商品ジャ
ンルを属性として持つ商品全体を選択する。そして、選
択した商品の情報、当該販売者の情報、及び選択した商
品について当該販売者に対応づけて記憶されている販売
価格情報を読み出し、例えば図６に示すような画面情報
として情報処理手段１００に対し出力する。 （ステップＳ１０２：登録・更新処理）販売者から前記
選択した商品に関する販売価格情報を受けつけ、価格記
憶手段１０に当該販売者に対応づけて記憶（登録）する
（既に記憶されている場合は更新する）。なお、更新処
理には、価格記憶手段１０から当該販売者に対応づけて
記憶されている販売価格情報を削除する処理も含まれ
る。更に続けて登録・更新処理を行う場合は、販売者か
らの入力に応じてステップＳ１０１に戻る。

【００４１】次に、順位記憶手段１２について説明す
る。順位記憶手段１２は、価格記憶手段１０を参照し、
例えば商品ごとに販売価格についてソートすることによ
り、商品ごとに低価格順における上位所定数内（例えば
上位５位内）に含まれる販売価格情報、及びその販売価
格情報に対応する販売者の情報を抽出し、価格順位情報
として記憶する（既に記憶されている場合は更新す
る）。価格順位情報のデータ構造は、概念的には図７に
示すような表形式となる。順位記憶手段１２は、定期的
に価格順位情報を更新してもよく、また価格記憶手段１
０に記憶する情報が更新されたことをトリガーとして更
新するようにしてもよい。

【００４２】ユーザ対応手段１３は、情報処理手段１０
１に対し情報を入出力可能に構成されている。情報処理
手段１０１は、ユーザからの入力を受け付けるととも
に、ユーザに対し情報を出力することができる構成とな
っていればよく、各ユーザが保有する一般的なパソコン
や携帯端末などを情報処理手段１０１として用いること
ができる。

【００４３】情報処理手段１０１は、本情報処理システ
ム１が備えるように構成してもよいし、外部の情報処理
装置として構成してもよい。また、情報処理手段１０１
と本情報処理システム１をインターネットなどの通信ネ
ットワーク（有線、無線の両方を含む）を介して接続す
るように構成してもよい。この場合、情報処理手段１０
１は、情報処理手段１００と同様に、通信ネットワーク
を介して通信するために必要な通常の構成を備える。

【００４４】ユーザ対応手段１３は、例えば、図８に示
すような画面情報を情報処理手段１０１に対し出力す
る。ユーザはかかる画面情報をもとに所定の商品ジャン
ル（例えば記号２００で示される「Ｗｉｎｄｏｗｓデス
クトップパソコン」）をクリック等することにより指定
する。ユーザ対応手段１３は、ユーザより商品ジャンル
の指定を受け付け、前記指定された商品ジャンルを属性
として持つ商品全体を選択する。そして、選択した商品
の情報、及び選択した商品についての価格順位情報を読
み出し、例えば図９に示すような画面情報として情報処
理手段１０１に対し出力する。図９において、記号３０
０は価格順位情報を、記号３０１は商品情報を、記号３
０２は販売価格情報を、記号３０３は販売者情報を示
す。

【００４５】本発明の構成によれば、複数の販売者から
それぞれが採用する販売価格を受け付けて記憶してお
き、それらの販売価格の中から低価格順における上位所
定数内の販売価格を抽出してユーザに対し出力するた
め、ユーザは各販売者のショップＨＰを能動的にアクセ
スすることなく、容易に、効率よく、前記複数の販売者
の中での最安値や、前記上位所定数内の販売価格に基づ
いて相場価格を知ることができる。また、販売者も、一
ユーザとして本情報処理システムを利用することによ
り、同様に最安値や相場価格といった情報を取得するこ
とができるため、自らの価格設定や販売戦略に利用する
ことができる。

【００４６】本実施形態において、図１０に示すよう
に、更に、接続先記憶手段１４を備えるように構成して
もよい。

【００４７】接続先記憶手段１４は、販売者の通信ネッ
トワーク上の接続先情報を各販売者ごとに対応づけて記
憶している。かかる記憶内容は、販売者からの入力に基
づいて、販売者対応手段１１により変更可能に構成され
ることが望ましい。接続先情報としては、インターネッ
トにおけるＵＲＬ（ユニフォーム・リソース・ロケータ
ー）などが考えられる。

【００４８】ユーザ対応手段１３は、情報処理手段１０
１を介してユーザから販売者の指定を受け付けた場合、
接続先記憶手段１４を参照して、指定された販売者につ
いて接続先情報を読み出す。そして、前記読み出した接
続先情報を情報処理手段１０１を介して当該ユーザに対
し出力する。

【００４９】かかる構成によれば、ユーザは価格順位情
報等に基づいて販売者を選択するだけで、販売者の通信
ネットワーク上の接続先情報を取得できるため、かかる
接続先情報を基にショップＨＰ等へ容易にアクセスする
ことができる。 （第２実施形態）次に、本発明の第２の実施形態につい
て図面を用いて説明する。図１１は、本発明の第２の実
施形態である情報処理システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図１１に示すように、本情報処理システム
１は、第１実施形態の構成に加え、更に、通知手段１５
を備えている。以下、第１実施形態と異なる構成・動作
について説明する。

【００５０】通知手段１５は、情報処理手段１０１に対
し情報を入出力可能に構成されており、図１２に示すよ
うに、通知先記憶手段１５０と変動通知手段１５１とを
備えている。

【００５１】通知先記憶手段１５０は、販売価格の変動
内容に基づいて設定される通知条件と、かかる通知条件
が満たされた場合に通知を希望するユーザ（以下、「通
知希望ユーザ」と呼ぶ。）の通知先情報を、各商品ごと
に対応づけて記憶している。なお、各商品ジャンルごと
に記憶するように構成してもよい。

【００５２】通知先記憶手段１５０に記憶される情報の
データ構造は、概念的には図１３に示すような表形式と
なる。なお、図１３に示すように、記憶する通知条件は
複数であってもよく、その場合、各通知条件についてそ
れぞれ異なる通知先情報を対応づけて記憶することがで
きる。

【００５３】通知先情報としては、例えば、ｅ−ｍａｉ
ｌアドレス、電話番号などが考えられる。

【００５４】通知条件としては、例えば、所定の商品に
ついて販売価格の最安値が変動したこと、又は最安値の
変動率が所定値以上となったこと、など、最安値に関わ
る条件とすることが考えられる。本情報処理システム
は、順位記憶手段１２に記憶する価格順位情報を用い
て、最安値が変動したかどうかを判断することができる
からである。

【００５５】最安値が所定値以下となったことを通知条
件としてもよい。この場合、前記所定値はユーザが設定
できることが望ましく、設定された前記所定値は通知先
記憶手段１５０において通知先情報に対応づけて記憶す
る構成とすることができる。

【００５６】なお、通知条件は必ずしも最安値に関わる
ものである必要はなく、販売価格の変動に関わるもので
あれば、ユーザのニーズに合わせて種々に設定すること
ができる。例えば、販売者Ａの販売価格よりも販売者Ｂ
の販売価格が低価格となったこと、ユーザが指定する販
売者に関して販売価格が変動したこと、商品ジャンルの
平均販売価格が所定値以下となったこと、などを通知条
件としてもよい。商品ジャンルの平均販売価格は価格記
憶手段１０を参照して求めることができる。

【００５７】通知先記憶手段１５０に対する通知先情報
の登録・更新は、ユーザ対応手段１３により行われる。

【００５８】ユーザ対応手段１３は、例えば図１４
（ａ）に示すような画面情報を情報処理手段１０１に対
し出力する。かかる例では、ユーザは、記号４００で示
す箇所に通知先情報（図では「Ｅ−Ｍａｉｌ」）を入力
するとともに、記号４０１で示す箇所に所定のユーザ情
報を入力するように、画面情報が構成されている。な
お、記号４０２は商品情報を、記号４０３は価格順位情
報（の一部）を示す。

【００５９】ユーザ対応手段１３は、ユーザより通知先
情報（及びユーザ情報）を受け付け、前記受け付けた通
知先情報（及びユーザ情報）を通知先記憶手段１５０に
記憶する（登録する）。通知先情報に加えて、性別や年
齢層といったユーザ情報を受け付けるように構成するこ
とで、どのようなユーザ層が通知を希望しているかとい
った分析を行うことができる。

【００６０】なお、既に登録してある通知先情報を更新
する場合は、ユーザ対応手段１３は、例えば図１４
（ｂ）に示すような画面情報を情報処理手段１０１に対
し出力し、ユーザから更新内容を受け付ける。

【００６１】変動通知手段１５１は、所定の商品や商品
ジャンルについて通知条件が満たさているかどうかを判
断する。

【００６２】通知条件を判断するタイミングとしては、
例えば販売者対応手段１１により価格記憶手段１０に記
憶する販売価格が登録・更新されたタイミングが考えら
れる。また、例えば順位記憶手段１２により価格順位情
報が登録・更新されたタイミングでもよい。

【００６３】販売価格が登録・更新されたタイミングで
判断する場合、変動通知手段１５１は、販売価格が登録
・更新された商品を前記所定の商品とし、当該商品に対
応する価格順位情報を順位記憶手段１２から読み出す。
このとき読み出す価格順位情報は、まだ登録・更新され
た販売価格については反映されていない（更新されてい
ない）ものとする。次に、前記読み出した価格順位情報
から低価格順における最上位の販売価格（更新前最安
値）を抽出する。そして、前記登録・更新された販売価
格と、前記抽出した更新前最安値を比較することによ
り、通知条件が満たされているかどうかを判断する。

【００６４】例えば、前記登録・更新された販売価格の
方が、前記抽出した更新前最安値よりも低価格であった
場合、当該商品について最安値が変動したことという通
知条件が満たされたと判断する。また、例えば、前記登
録・更新された販売価格を、前記抽出した更新前最安値
により除算した値が所定値以上であった場合、当該商品
について最安値の変動率が所定値以上となったという通
知条件が満たされたと判断する。

【００６５】なお、価格順位情報が登録・更新されたタ
イミングで判断する場合であれば、更新前の価格順位情
報と更新後の価格順位情報を比較することにより、通知
条件が満たされているかどうかを判断することができ
る。

【００６６】変動通知手段１５１は、前記所定の商品に
ついて通知条件が満たされていると判断した場合、通知
先記憶手段１５０を参照して当該商品及び当該通知条件
に対応する通知希望ユーザの通知先情報を読み出す。そ
して、前記読み出した通知先情報に基づいて、通知希望
ユーザに対し変動したことを通知する。通知は自動的に
行われるように構成してもよいが、通知実行の指示を外
部から受け付けてから通知するように構成してもよい。

【００６７】通知先情報がｅ−ｍａｉｌアドレスの場合
は、通知はｅ−ｍａｉｌの送信により行われる。通知先
情報が電話番号の場合は、通知は電話のコールにより行
われる。通知内容には、通知条件が満たされたことのお
知らせのほか、具体的な販売価格の変動情報などを含め
るようにしてもよい。

【００６８】本発明の構成によれば、第１実施形態が有
する作用効果に加え、更に、ユーザは販売価格の変動を
速やかに効率よく把握することができる。相場価格等が
刻一刻と変化する場合には、相場価格や最安値の変動を
常に把握するためには、頻繁に価格順位情報を取得する
ことが必要となる。本形態では、ユーザは通知を希望す
る商品について通知先情報を登録しておくことにより、
各商品や商品ジャンルについて販売価格が変動した場合
に通知を受けることができるため、価格順位情報を頻繁
に取得せずとも、容易に相場価格や最安値の変動を知る
ことができる。 （第２実施形態の変形例１）第２実施形態の変形例１と
して、通知手段１５を図１５に示すような構成とするこ
とが考えられる。本変形例１における通知手段１５は、
通知先記憶手段１５０、変動通知手段１５１を備えてい
る点では第２の実施形態と同様であるが、更にデフォル
トコメント記憶手段１５２を備えており、変動通知手段
１５１が販売者対応手段１１を介して販売者より入力さ
れる付加コメント情報を用いて、ユーザに対する通知内
容を生成している点で異なる。以下、第２実施形態と異
なる構成・動作について説明する。

【００６９】デフォルトコメント記憶手段１５２は、各
販売者ごとに、当該販売者が登録・更新した販売価格が
通知条件を満たした場合に、ユーザに通知する通知内容
にデフォルトとして付加されるデフォルトコメント情報
を記憶している。かかるデフォルトコメント情報は商品
ごとに異なるものであってもよい。デフォルトコメント
情報の登録・更新は、販売者からの入力に基づいて販売
者対応手段１０により行うことができる。

【００７０】変動通知手段１５１は、前記所定の商品に
ついて通知条件が満たされていると判断した場合、通知
先記憶手段１５０を参照して当該商品及び当該通知条件
に対応する通知希望ユーザの通知先情報を読み出す。ま
た、通知条件を満たす販売価格を登録・更新した販売者
（以下、「条件マッチ販売者」と呼ぶ。）の情報を販売
者対応手段１１に出力する。

【００７１】販売者対応手段１１は、変動通知手段１５
１より条件マッチ販売者の情報を受け付けた場合、例え
ば図１６に示すような画面情報を条件マッチ販売者に対
応する情報処理手段１００に対し出力する。条件マッチ
販売者はかかる画面情報をもとに付加コメント情報を入
力する。販売者対応手段１１は、条件マッチ販売者より
付加コメント情報を受け付け、前記受け付けた付加コメ
ント情報を変動通知手段１５１に出力する。

【００７２】図１６の例では、記号５００で示す箇所に
おいて、デフォルトコメント情報（図では「共通一言コ
メント」）を用いるか、入力した付加コメント情報（図
では「個別入力」）を用いるかを条件マッチ販売者が指
定し、記号５０１、５０２で示す箇所において各々デフ
ォルトコメント情報、付加コメント情報を入力できるよ
うに、画面情報が構成されている。

【００７３】変動通知手段１５１は、販売者対応手段１
１より受け付けた付加コメント情報に基づき、通知条件
が満たされたことのお知らせに、販売者からのコメント
を付加して、通知内容を生成する。ここで、条件マッチ
販売者よりデフォルトコメント情報の使用を指定された
場合、受け付けたデフォルトコメント情報を用いて、又
はデフォルトコメント記憶手段１５２から条件マッチ販
売者に対応するデフォルトコメント情報を読み出して、
通知内容を生成する。そして、前記読み出した通知先情
報に基づいて、通知希望ユーザに対し生成した通知内容
を通知する。

【００７４】本変形例１の構成によれば、販売者は、自
らが登録・更新した販売価格が通知条件を満たした場合
にそのことを知ることができ、その場合に通知を希望す
るユーザに対して付加コメント情報を伝達することがで
きる。通知を希望するユーザは、その商品について興味
を持っているユーザ、その商品について購買意欲の高い
ユーザと考えられる。従って、付加コメント情報に例え
ば店の広告などを含ませることで、販売者は、販売でき
る可能性の高いユーザにターゲットを絞って広告配信を
行うことができるようになり、販売促進や顧客獲得にお
おいに役立てることができる。 （第２実施形態の変形例２）第２実施形態の変形例２と
して、図１７に示すような構成が考えられる。本変形例
２における本情報処理システム１は、第２実施形態の構
成に加え、更に、ユーザ数記憶手段１６を備えている。
以下、第２実施形態と異なる構成・動作について説明す
る。

【００７５】ユーザ数記憶手段１６は、各商品につい
て、通知先情報が登録されている通知希望ユーザの数を
記憶している。かかる通知希望ユーザ数は、通知先記憶
手段１５０における通知希望ユーザの通知先情報の登録
・更新に対応して更新される。なお、通知条件が複数あ
る場合には、各通知条件ごとに通知希望ユーザ数を記憶
してもよい。その場合は、商品ごとに各通知条件の通知
希望ユーザ数を集計した値を、その商品についての通知
希望ユーザ数としてもよい。

【００７６】ユーザ対応手段１３は、ユーザからの入力
に基づいて選択された商品について、価格順位情報を読
み出して当該ユーザに対し出力する場合に、ユーザ数記
憶手段１６を参照して、前記選択された商品に対応する
通知希望ユーザ数を読み出す。そして、価格順位情報と
通知希望ユーザ数を関連づけて、例えば図１８に示すよ
うな画面情報として、当該ユーザに対応する情報処理手
段１０１に対し出力する。図１８において、記号６００
は通知希望ユーザ数、記号６０１は価格順位情報を示
す。

【００７７】販売者対応手段１１は、販売者からの入力
に基づいて選択された商品について、当該販売者に対応
づけて記憶されている販売価格情報を読み出して当該販
売者に出力する場合、ユーザ数記憶手段１６を参照し
て、前記選択された商品に対応する通知希望ユーザ数を
読み出す。そして、販売価格情報と通知希望ユーザ数を
関連づけて、例えば図１９に示すような画面情報として
情報処理手段１００に対し出力する。図１９において、
記号７００は通知希望ユーザ数、記号７０１は販売価格
情報を示す。なお、図１９に示すように、価格順位情報
も併せて出力するように構成してもよい。

【００７８】本変形例２の構成によれば、ユーザや販売
者に対し各商品についての通知希望ユーザ数を出力する
ことができる。前述したように、通知希望ユーザは、そ
の商品について興味を持っているユーザ、その商品につ
いて購買意欲の高いユーザと考えられるため、通知希望
ユーザ数は、その商品についての人気度（興味度）や潜
在的購買層数を表す尺度と考えることができる。従っ
て、ユーザや販売者は、商品の人気度や潜在的購買層数
といった有用な情報を得ることができ、購入商品の決定
や販売戦略に役立てることができる。

【００７９】なお、商品ごとの通知希望ユーザ数を商品
ジャンルで集計することにより、商品ジャンル単位で通
知希望ユーザ数を出力するように構成してもよい。 （第３実施形態）次に、本発明の第３の実施形態につい
て図面を用いて説明する。図２０は、本発明の第３の実
施形態である情報処理システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図２０に示すように、本情報処理システム
１は、第１実施形態の構成に加え、更に、アクセスカウ
ント記憶手段１７、カウントアップ手段１８、アクセス
評価手段１９、価格評価手段２０を備えている。以下、
第１実施形態と異なる構成・動作について説明する。

【００８０】アクセスカウント記憶手段１７は、販売者
と商品ジャンルの組み合わせごとに、カウンター（初期
値０）を記憶している。

【００８１】カウントアップ手段１８は、ユーザ対応手
段１４においてユーザから所定の商品を特定して販売者
の指定を受け付けた場合、前記所定の商品の商品ジャン
ルと、指定された販売者の組み合わせに対応するカウン
ターを、所定数（通常は＋１）カウントアップする。

【００８２】ユーザから所定の商品を特定して販売者の
指定を受け付ける場合の具体例を説明する。例えば、情
報処理手段１０１において図９に示すような画面情報が
出力されている場合、ユーザは価格順位情報３００の販
売者３０３を指定（クリック）することにより、接続先
記憶手段１４から販売者３０３に対応する接続先情報
（ＵＲＬ）を取得し、当該販売者のショップＨＰにアク
セスを試みることができる。この場合、カウントアップ
手段１８は、商品３０１に対応する商品ジャンルと、販
売者３０３との組み合わせに対応するカウンターをカウ
ントアップする。

【００８３】アクセス評価手段１９は、アクセスカウン
ト記憶手段１７を参照して、各販売者について、商品ジ
ャンルごとにカウンター値に基づいてアクセス評価情報
を算出し記憶する。

【００８４】アクセス評価情報としては、例えば、カウ
ンター値の多い順に販売者に対し順序付けした場合に各
販売者が何位になるか、といった情報（ランキング情
報）が考えられる。

【００８５】また、例えば、各販売者のカウンター値に
おけるシェア（カウンター集計値に対する割合）がどれ
くらいになるか、といった情報（シェア情報）が考えら
れる。

【００８６】価格評価手段２０は、各販売者について、
商品ジャンルごとに、販売価格や価格順位情報に基づい
て価格評価情報を算出し記憶する。

【００８７】価格評価情報としては、例えば、価格順位
に応じてポイントを設定し（例えば、最安値ならば５ポ
イント、２位ならば３ポイント、３位ならば１ポイント
など）、その販売者が販売価格を登録している全商品に
ついて、価格順位に応じて与えられる前記ポイントを商
品ジャンルごとに集計し、かかる集計値又は集計値に基
づく順位等を当該販売者についての価格評価情報とする
ことが考えられる。

【００８８】ユーザ対応手段１３は、ユーザからの入力
に基づいて選択した販売者について、販売者情報記憶手
段１０より販売者情報を読み出し、アクセス評価手段１
９よりアクセス評価情報を読み出し、価格評価手段２０
より価格評価情報を読み出し、例えば図２１に示すよう
な画面情報として、当該ユーザに対応する情報処理手段
１０１に対し出力する。図２１において、記号８００は
販売者情報を、記号８０１はシェア情報を、記号８０２
はランキング情報を、記号８０３は価格評価情報を示
す。

【００８９】本発明の構成によれば、第１実施形態が有
する作用効果に加え、更に、ユーザに対し、アクセス評
価情報や価格評価情報といった、販売者の評価情報を出
力することができる。アクセス評価情報は、カウンター
値を販売者がユーザから興味をもたれた回数や利用した
回数とみなした場合、その販売者に対する人気度（興味
度）を表す尺度と考えることができる。また、価格評価
情報は、商品ジャンル別の相対的価格順位と考えること
ができる。従って、ユーザは、販売者の人気度、商品ジ
ャンル別の相対価格順位といった有用な情報を得ること
ができ、購入商品の決定に役立てることができる。

【００９０】なお、販売者と商品の組み合わせについて
カウンターを設け、かかるカウンター値に基づいてアク
セス評価情報を算出するように構成してもよい。また、
商品ジャンルを直接特定して販売者の指定を受けた場合
にカウントアップされるカウンターを設け、かかるカウ
ンター値に基づいてアクセス評価情報を算出するように
構成してもよい。 （第４実施形態）次に、本発明の第４の実施形態につい
て図面を用いて説明する。図２２は、本発明の第４の実
施形態である情報処理システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図２２に示すように、本情報処理システム
１は、第１実施形態の構成に加え、更に、メッセージ記
憶手段２１を備えている。以下、第１実施形態と異なる
構成・動作について説明する。

【００９１】メッセージ記憶手段２１は、各商品や商品
ジャンルごとに、ユーザから受け付けたメッセージを、
当該ユーザのユーザ情報（例えば、ユーザＩＤやハンド
ル名など）及び受け付けた時間に対応づけて記憶してい
る。更に、各商品や商品ジャンルに対応づけて記憶して
いるメッセージ総数を記憶してもよい（商品等別メッセ
ージ総数）。また、各ユーザ情報に対応づけて記憶して
いるメッセージ総数を記憶してもよい（ユーザ別メッセ
ージ総数）。

【００９２】ユーザ対応手段１３は、ユーザより、ユー
ザ情報、及び、商品（又は商品ジャンル）の指定を受け
つける。そして、前記指定された商品（又は商品ジャン
ル）に関して、ユーザよりメッセージを受け付けて、メ
ッセージ記憶手段２１に記憶する。また、前記指定され
た商品又は商品ジャンルに関して、対応するメッセージ
をメッセージ記憶手段２１より読み出して、ユーザに対
し出力する。このとき、商品等別メッセージ総数も併せ
て出力するように構成してもよい。また、ユーザより、
特定のユーザに関する指定を受け付けた場合は、前記特
定のユーザに対応するメッセージ及びユーザ別メッセー
ジ総数をメッセージ記憶手段２１より読み出し、出力す
るように構成してもよい。

【００９３】図２３に、ユーザからメッセージを受け付
ける（出力する）場合に用いる画面情報の例を示す。図
２３において記号９００はユーザ情報を入力する領域、
記号９０１はメッセージを入力する領域、記号９０２は
メッセージを出力する領域である。

【００９４】ここで、メッセージ記憶手段２１は、商品
ごとにユーザから受け付けたメッセージに対し、更に、
当該商品についての価格順位情報を対応づけて記憶する
ように構成してもよい。より具体的には、例えば、価格
順位情報に含まれる最安値を対応づけて記憶する。

【００９５】この場合、ユーザ対応手段１３は、ユーザ
より商品ごとにメッセージを受け付けたとき、順位記憶
手段１２より当該商品に対応する価格順位情報を読み出
す。そして、受け付けたメッセージに対応づけて、前記
読み出した価格順位情報をメッセージ記憶手段２１に記
憶する。また、ユーザ対応手段１３は、メッセージ記憶
手段２１よりメッセージを読み出す場合は、メッセージ
に対応して記憶されている価格順位情報も併せて読み出
し、ユーザに対し出力する。

【００９６】かかる構成によれば、ユーザは商品や販売
者に対する感想といった有用な情報をメッセージとして
登録できる一方、商品別、商品ジャンル別、ユーザ別と
いった種々の単位で、かかる有用な情報であるメッセー
ジを読み出すことができる。

【００９７】更に、かかるメッセージに価格順位情報が
対応づけて記憶されている場合、メッセージ登録時の価
格順位情報も読み出すことができるため、メッセージ登
録時の最安値や、最安値を登録した販売者の情報といっ
た情報も取得することができる。 （第５実施形態）次に、本発明の第５の実施の形態につ
いて説明する。第５の実施の形態は、情報処理プログラ
ムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体としては
ＣＤ−ＲＯＭ、磁気ディスク、半導体メモリその他の記
録媒体を用いることができる。

【００９８】情報処理プログラムは記録媒体からデータ
処理装置に読み込まれ、データ処理装置の動作を制御す
る。データ処理装置は情報処理プログラムの制御によ
り、本発明の各実子形態における、価格記憶手段１０、
販売者対応手段１１、順位記憶手段１２、ユーザ対応手
段１３による処理と同一の処理を実行する。更に、接続
先記憶手段１４、通知手段１５、ユーザ数記憶手段１
６、アクセスカウント記憶手段１７、カウントアップ手
段１８、アクセス評価手段１９、価格評価手段２０、メ
ッセージ記憶手段２１による処理と同一の処理を実行す
るようにしてもよい。

【００９９】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されることなく種々に変形して適用することが可能であ
る。

【０１００】

【発明の効果】本発明は、複数の販売者からそれぞれが
採用する販売価格を受け付けて記憶しておき、それらの
販売価格の中から低価格順における上位所定数内の販売
価格を抽出して出力するように構成したため、販売者ご
とに複数の販売価格を取りうる商品について、ユーザや
販売者は、相場価格や最安値といった情報を効率よく取
得することができる。ユーザや販売者は、かかる情報を
購入商品の決定や、価格設定・販売戦略に利用すること
ができる。

【０１０１】また、本発明は、各ユーザから通知を希望
する商品について通知先情報を受け付けて記憶してお
き、各商品について販売価格が変動した場合にユーザに
対し通知するように構成したため、販売価格が刻一刻と
変化していくような場合においても、ユーザは相場価格
や最安値といった情報を効率よく取得することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施形態である情報処理シス
テムの構成を示すブロック図である。

【図２】 価格記憶手段におけるデータ構造を説明する
ための図である。

【図３】 販売価格の登録・更新処理を説明するための
フローチャートである。

【図４】 ログイン処理において用いる画面情報の例を
示す図である。

【図５】 商品選択処理において用いる画面情報の例を
示す図である。

【図６】 登録・更新処理において用いる画面情報の例
を示す図である。

【図７】 価格順位情報のデータ構造を説明するための
図である。

【図８】 ユーザより商品の選択を受け付ける場合に用
いる画面情報の例を示す図である。

【図９】 ユーザに対し価格順位情報を出力する場合に
用いる画面情報の例を示す図である。

【図１０】 第１の実施形態の別の構成を示すブロック
図である。

【図１１】 本発明の第２の実施形態である情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図１２】 通知手段の構成を示すブロック図である。

【図１３】 通知先記憶手段におけるデータ構造を説明
するための図である。

【図１４】 ユーザより通知先情報を受け付ける場合に
用いる画面情報の例を示す図である。

【図１５】 第２の実施形態の変形例１の構成を示すブ
ロック図である。

【図１６】 販売者より付加コメント情報を受け付ける
場合に用いる画面情報の例を示す図である。

【図１７】 第２の実施形態の変形例２の構成を示すブ
ロック図である。

【図１８】 ユーザに対し価格順位情報と通知希望ユー
ザ数を関連づけて出力する場合に用いる画面情報の例を
示す図である。

【図１９】 販売者に対し販売価格情報と通知希望ユー
ザ数を関連づけて出力する場合に用いる画面情報の例を
示す図である。

【図２０】 本発明の第３の実施形態である情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図２１】 ユーザに対しアクセス評価情報と価格評価
情報を出力する場合に用いる画面情報の例を示す図であ
る。

【図２２】 本発明の第４の実施形態である情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図２３】 ユーザよりメッセージを受け付ける／出力
する場合に用いる画面情報の例を示す図である。

【符号の説明】

１ 情報処理システム １０ 価格記憶手段 １１ 販売者対応手段 １２ 順位記憶手段 １３ ユーザ対応手段 １４ 接続先記憶手段 １５ 通知手段 １６ ユーザ数記憶手段 １７ アクセスカウント記憶手段 １８ カウントアップ手段 １９ アクセス評価手段 ２０ 価格評価手段 ２１ メッセージ記憶手段 １００、１０１ 情報処理手段 １５０ 通知先記憶手段 １５１ 変動通知手段 １５２ デフォルトメッセージ記憶手段

Claims (31)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の販売者に関し、各商品について各
   販売者が採用する販売価格を販売者の情報に対応づけて
   記憶する価格記憶手段と、 販売者からの入力に基づいて当該販売者の情報に対応づ
   けて記憶されている販売価格を更新する販売者対応手段
   と、 商品ごとに低価格順における上位所定数内に含まれる販
   売価格及び対応する販売者の情報を抽出し、価格順位情
   報として記憶し更新する価格順位記憶手段と、 ユーザからの入力に基づいて価格順位情報を読み出し、
   当該ユーザに対し出力するユーザ対応手段とを備えるこ
   とを特徴とする情報処理システム。
2. 【請求項２】 更に、販売者の通信ネットワーク上の接
   続先情報を各販売者ごとに対応づけて記憶する接続先記
   憶手段を備えており、 前記ユーザ対応手段は、ユーザから販売者の指定を受け
   付けた場合、指定された販売者について通信ネットワー
   ク上の接続先情報を読み出し、当該ユーザに対し出力す
   ることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システ
   ム。
3. 【請求項３】 更に、ユーザが指定した商品又は／及び
   商品の属性について販売価格が変動した場合に、当該ユ
   ーザに対し変動したことを通知する通知手段を備えるこ
   とを特徴とする請求項１又は２記載の情報処理システ
   ム。
4. 【請求項４】 前記通知手段は、販売価格が変動した場
   合に通知を希望するユーザ（以下、「通知希望ユーザ」
   と呼ぶ。）の通知先情報を各商品又は／及び商品の属性
   ごとに対応づけて記憶する通知先記憶手段と、 いずれかの商品又は／及び商品の属性について販売価格
   が変動した場合に、通知先記憶手段を参照して当該商品
   又は／及び当該商品の属性に関する通知希望ユーザの通
   知先情報を読み出し、通知希望ユーザに対し変動したこ
   とを通知する変動通知手段とを備えることを特徴とする
   請求項３記載の情報処理システム。
5. 【請求項５】 前記販売価格が変動した場合とは、少な
   くとも、販売価格のの最安値が変更された場合、販売価
   格の最安値の変動率が所定値を超える場合、又は販売価
   格の最安値が所定値以下となった場合、のいずれかを含
   むことを特徴とする請求項３又は４記載の情報処理シス
   テム。
6. 【請求項６】 変動通知手段は、通知希望ユーザに対し
   変動したことを通知する場合に、所定の販売者から受け
   付けた販売者コメント情報を併せて通知希望ユーザに対
   し通知することを特徴とする請求項４又は５記載の情報
   処理システム。
7. 【請求項７】 前記所定の販売者は、最安値を販売価格
   として採用している販売者であることを特徴とする請求
   項６記載の情報処理システム。
8. 【請求項８】 更に、商品又は／及び商品の属性ごとに
   通知希望ユーザ数を記憶するユーザ数記憶手段を備えて
   おり、 前記ユーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づいて商
   品又は／及び商品の属性を少なくとも一つ選択し、前記
   選択した商品又は／及び商品の属性について通知希望ユ
   ーザ数を読み出して、当該ユーザに対し出力することを
   特徴とする請求項４乃至７のいずれか１項に記載の情報
   処理システム。
9. 【請求項９】 前記販売者対応手段は、販売者からの入
   力に基づいて商品又は／及び商品の属性を少なくとも一
   つ選択し、前記選択した商品又は／及び商品の属性につ
   いて通知希望ユーザ数を読み出して、当該販売者に対し
   出力することを特徴とする請求項８記載の情報処理シス
   テム。
10. 【請求項１０】 更に、販売者と商品の組み合わせ、又
    は／及び販売者と商品の属性の組み合わせごとに、アク
    セスカウントを記憶するカウント記憶手段と、 前記ユーザ対応手段においてユーザから所定の商品又は
    ／及び商品の属性について販売者の指定を受け付けた場
    合、前記所定の商品又は／及び商品の属性と、指定され
    た販売者の組み合わせに対応するアクセスカウントを、
    カウントアップするカウントアップ手段と、 各販売者について、商品又は／及び商品の属性ごとにア
    クセスカウントに基づいてアクセス評価情報を算出し記
    憶するアクセス評価記憶手段とを備えており、 前記ユーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づいてア
    クセス評価情報を読み出し、当該ユーザに対し出力する
    ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載
    の情報処理システム。
11. 【請求項１１】 更に、各販売者について、当該販売者
    が採用する販売価格に基づいて商品の属性ごとに相対的
    な価格評価を行い、価格評価情報として記憶する価格評
    価記憶手段を備えており、 前記ユーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づいて価
    格評価情報を読み出し、当該ユーザに対し出力すること
    を特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の
    情報処理システム。
12. 【請求項１２】 更に、ユーザからの入力に基づいて各
    商品又は／及び商品の属性ごとにユーザメッセージ情報
    を記憶するメッセージ記憶手段を備えており、 前記ユーザ対応手段は、ユーザからの入力に基づいて所
    定の商品又は／及び商品の属性について記憶されている
    ユーザメッセージ情報を読み出し、当該ユーザに対し出
    力することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１
    項に記載の情報処理システム。
13. 【請求項１３】 前記メッセージ記憶手段は、各商品ご
    とにユーザメッセージ情報を記憶する場合、当該商品に
    対応する価格順位情報の一部又は全部をユーザメッセー
    ジ情報に対応づけて記憶することを特徴とする請求項１
    ２記載の情報処理システム。
14. 【請求項１４】 ユーザ及び販売者に対する入出力は、
    インターネットを介して行われることを特徴とする請求
    項１乃至１３のいずれか１項に記載の情報処理システ
    ム。
15. 【請求項１５】 所定の商品について各販売者が採用す
    る販売価格に順位付けを行って記憶しておくとともに、
    前記所定の商品について販売価格の変動があった場合に
    通知を希望するユーザの通知先情報を記憶しておき、販
    売者からの入力に基づいて前記所定の商品について記憶
    する販売価格又は順位を変更した場合に、前記通知先情
    報を読み出してユーザに対し通知することを特徴とする
    情報処理システム。
16. 【請求項１６】 複数の販売者に関し、各商品について
    各販売者が採用する販売価格を、販売者からの入力に基
    づいて当該販売者の情報に対応づけて記憶／更新する販
    売者対応工程と、 商品ごとに低価格順における上位所定数内に含まれる販
    売価格及び対応する販売者の情報を抽出し、価格順位情
    報として記憶／更新する順位記憶工程と、 ユーザからの入力に基づいて価格順位情報を読み出し、
    当該ユーザに対し出力するユーザ対応工程とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理方法。
17. 【請求項１７】 更に、販売者の通信ネットワーク上の
    接続先情報を各販売者ごとに対応づけて記憶／更新する
    接続先記憶工程を備えており、 前記ユーザ対応工程は、ユーザから販売者の指定を受け
    付けた場合、指定された販売者について通信ネットワー
    ク上の接続先情報を読み出し、当該ユーザに対し出力す
    ることを特徴とする請求項１６に記載の情報処理方法。
18. 【請求項１８】 更に、ユーザが指定した商品又は／及
    び商品の属性について販売価格が変動した場合に、当該
    ユーザに対し変動したことを通知する通知工程を備える
    ことを特徴とする請求項１６又は１７記載の情報処理方
    法。
19. 【請求項１９】 前記通知工程は、販売価格が変動した
    場合に通知を希望するユーザ（以下、「通知希望ユー
    ザ」と呼ぶ。）の通知先情報を各商品又は／及び商品の
    属性ごとに対応づけて記憶／更新する通知先記憶工程
    と、 いずれかの商品又は／及び商品の属性について販売価格
    が変動した場合に、通知先記憶手段を参照して当該商品
    又は／及び商品の属性に関する通知希望ユーザの通知先
    情報を読み出し、通知希望ユーザに対し変動したことを
    通知する変動通知工程とを備えることを特徴とする請求
    項１８記載の情報処理方法。
20. 【請求項２０】 前記販売価格が変動した場合とは、少
    なくとも、販売価格のの最安値が変更された場合、販売
    価格の最安値の変動率が所定値を超える場合、又は販売
    価格の最安値が所定値以下となった場合、のいずれかを
    含むことを特徴とする請求項１８又は１９記載の情報処
    理方法。
21. 【請求項２１】 変動通知工程は、通知希望ユーザに対
    し変動したことを通知する場合に、所定の販売者から受
    け付けた販売者コメント情報を併せて通知希望ユーザに
    対し通知することを特徴とする請求項１９又は２０記載
    の情報処理方法。
22. 【請求項２２】 前記所定の販売者は、最安値を販売価
    格として採用している販売者であることを特徴とする請
    求項２１記載の情報処理方法。
23. 【請求項２３】 更に、商品又は／及び商品の属性ごと
    に通知希望ユーザ数を記憶／更新するユーザ数記憶工程
    を備えており、 前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいて商
    品又は／及び商品の属性を少なくとも一つ選択し、前記
    選択した商品について通知希望ユーザ数を読み出して、
    当該ユーザに対し出力することを特徴とする請求項１９
    乃至２２のいずれか１項に記載の情報処理方法。
24. 【請求項２４】 前記販売者対応工程は、販売者からの
    入力に基づいて商品又は／及び商品の属性を少なくとも
    一つ選択し、前記選択した商品について通知希望ユーザ
    数を読み出して、当該販売者に対し出力することを特徴
    とする請求項２３記載の情報処理方法。
25. 【請求項２５】 更に、販売者と商品、又は／及び販売
    者と商品の属性の組み合わせごとに設けられたアクセス
    カウントに関し、ユーザから所定の商品又は／及び商品
    の属性について販売者の指定を受け付けた場合、前記所
    定の商品又は／及び商品の属性と、指定された販売者の
    組み合わせに対応するアクセスカウントを、カウントア
    ップするカウントアップ工程と、 各販売者について、商品又は／及び商品の属性ごとにア
    クセスカウントに基づいてアクセス評価情報を算出する
    アクセス評価工程とを備えており、 前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいてア
    クセス評価情報を読み出し、当該ユーザに対し出力する
    ことを特徴とする請求項１６乃至２４のいずれか１項に
    記載の情報処理方法。
26. 【請求項２６】 更に、各販売者について、当該販売者
    が採用する販売価格に基づいて商品の属性ごとに相対的
    な価格評価を行い、価格評価情報として記憶／更新する
    価格評価記憶工程を備えており、 前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいて価
    格評価情報を読み出し、当該ユーザに対し出力すること
    を特徴とする請求項１６乃至２５のいずれか１項に記載
    の情報処理方法。
27. 【請求項２７】 更に、ユーザからの入力に基づいて各
    商品又は／及び商品の属性ごとにユーザメッセージ情報
    を記憶するメッセージ記憶工程を備えており、 前記ユーザ対応工程は、ユーザからの入力に基づいて所
    定の商品又は／及び商品の属性について記憶されている
    ユーザメッセージ情報を読み出し、当該ユーザに対し出
    力することを特徴とする請求項１６乃至２６のいずれか
    １項に記載の情報処理方法。
28. 【請求項２８】 前記メッセージ記憶工程は、各商品ご
    とにユーザメッセージ情報を記憶する場合、当該商品に
    対応する価格順位情報の一部又は全部をユーザメッセー
    ジ情報に対応づけて記憶することを特徴とする請求項２
    ７記載の情報処理方法。
29. 【請求項２９】 ユーザ及び販売者に対する入出力は、
    インターネットを介して行われることを特徴とする請求
    項１６乃至２８のいずれか１項に記載の情報処理方法。
30. 【請求項３０】 所定の商品について各販売者が採用す
    る販売価格に順位付けを行って記憶しておくとともに、
    前記所定の商品について販売価格の変動があった場合に
    通知を希望するユーザの通知先情報を記憶しておき、販
    売者からの入力に基づいて前記所定の商品について記憶
    する販売価格又は順位を変更した場合に、前記通知先情
    報を読み出してユーザに対し通知することを特徴とする
    情報処理方法。
31. 【請求項３１】 請求項１６乃至３０のいずれか一項に
    記載の情報処理方法をコンピュータで実行させるための
    プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。