JP2008186140A - 市場運営システム、および情報処理方法 - Google Patents

市場運営システム、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを用いた商取引市場の売り手や買い手である一般消費が直感的に商品の相場観を把握できる注文板を提供する。
【解決手段】注文板100には、商品名表示欄101と、価格軸102が設けられており、価格軸102の左右に各価格における売り注文数と買い注文数を示す注文数指標110が表示される。価格軸102上には、各種の市場価格を示す表示欄103乃至109が設けられている。注文数指標110の長さは、注文の総量を示している。注文数指標110の幅さは、注文の件数を示している。注文数指標110の色、柄、点滅具合を変化させることにより、注文の時期を示すことができる。本発明は、例えばインタネットに代表されるネットワークを利用した商品市場に適用できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、市場運営システム、および情報処理方法に関し、特に、証券市場で広く用いられている注文板を改良することにより、商品の売り手と買い手が直感的に商品の相場観を把握できるようにした市場運営システム、および情報処理方法に関する。
従来、商取引にインタネットに代表されるネットワークが活用されている。具体的には、売り手が商品を紹介するwebページを開設し、買い手が当該webページ上において商品の購入を申し込む通信販売(例えば、非特許文献1参照)、売り手が登録した商品に対して買い手が値段を設定するネットオークション(例えば、非特許文献1参照)、異なる複数の小売業者からそれぞれ登録された販売価格を一括して買い手側に提供するwebページ(例えば、非特許文献3参照)などが存在する。
また、証券会社等が顧客用に開設している専用webページ(例えば、非特許文献4参照)では、顧客が商品(いまの場合、証券等)の売り注文と買い注文の両方を行うことができるようになされている。
ところで、商取引の市場において商品の値段は常に変動している。特に家電商品などの場合、技術革新のスピードが向上していること、メーカ間および小売業者間それぞれの競争が激化していることなどに起因して、商品価格の変動(特に下落)は顕著である。
http://www.jp.sonystyle.com/ http://auctions.yahoo.co.jp/jp/ http://kakaku.com/ http://www.nomura.co.jp/hometrade/index.html
このため、商品の売り手も買い手も商品の価格変動の特性や競合相手の価格設定状況などを逐次、詳細に把握していない限り、その商品の相場観を適切に判断し、最適な売買条件を設定することが困難である。
相場観を把握することにかけては、証券業界に一日の長がある。証券業界では、適正な価格での売買執行を行うために、価格・売買高推移、証券に対応する会社の財務分析結果などに加えて、注文板と称する表を顧客に提供しており、顧客は注文板によって証券市場の「相場観」を得ている。注文板には、未約定の注文状況が表示されるので、特に直近の相場観を得る最も重要な分析材料となっている。なお、注文板には、売り注文と買い注文が価格帯別にそれぞれ別の行に並んで表示されている。
この注文板を証券市場に限らず、ネットワークを用いた商取引市場にも導入すれば、売り手と買い手の利便性が向上すると期待できる。しかしながら、注文板はいままで証券市場で限定的に使用されていたため、ネットワークを用いた商取引市場の売り手や買い手である一般消費者がその見方を容易に把握できるとは限らない。
したがって、ネットワークを用いた商取引市場の売り手や買い手である一般消費者が相場観を判断できるよう、従来の注文板を改良する必要がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ネットワークを用いた商取引市場の売り手や買い手である一般消費が直感的に商品の相場観を把握できる注文板を提供するものである。
本発明の一側面である市場運営システムは、商品を取引する市場の運営者によって管理されるサーバと、商品の売り手または買い手によって操作される売買者端末から構成される市場運営システムにおいて、前記売買者端末は、前記売り手または前記買い手によって指定された商品を前記サーバに通知する通知手段と、前記サーバから供給される注文板をディスプレイに表示させる表示手段とを備え、前記サーバは、前記売買者端末から通知された前記商品に対し、前記商品の市場価格と前記市場価格に対する買い注文の状況および売り注文の状況を視覚的に示す前記注文板を生成し、生成した前記注文板を前記売買者端末に供給する供給手段を備え、前記注文板には、価格軸に沿って、異なる複数の市場価格をそれぞれ示す表示欄が設けられ、各表示欄に対応付けて注文の状況を示す指標が設けられ、前記指標は、前記買い注文または売り注文の総数、注文日時、または件数のうちの少なくとも1つを、図形の長さ、厚み、色、または柄のうちの少なくとも1つによって示していることを特徴とする。
前記注文板の価格軸に沿って設けられた前記表示欄には、価格を示す数字と価格の意味が表示されるようにすることができる。
前記注文板の価格軸に沿って設けられる前記表示欄には、最高値を示す最高値表示欄、メーカ参考価格を示すメーカ参考価格表示欄、買い手が即購入できる価格を示す即購入価格表示欄、所定の期間前の最安値を示す過去最安値表示欄、直近で約定した価格を示す直近約定値表示欄、所定の期間後の予想最安値を示す予想最安値表示欄、またはインタネットを用いた取引における現在の最安値を示すNET最安値表示欄のうちの少なくとも1つが含まれるようにすることができる。
本発明の一側面である情報処理方法は、商品を取引する市場の運営者によって管理されるサーバと、商品の売り手または買い手によって操作される売買者端末から構成される市場運営システムの情報処理方法において、前記売買者端末によって、前記売り手または前記買い手によって指定された商品を前記サーバに通知し、前記サーバによって、前記売買者端末から通知された前記商品に対し、前記商品の市場価格と前記市場価格に対する買い注文の状況および売り注文の状況を視覚的に示す注文板を生成し、生成した前記注文板を前記売買者端末に供給し、前記売買者端末によって、前記サーバから供給された前記注文板をディスプレイに表示させるステップを含み、前記注文板には、価格軸に沿って、異なる複数の市場価格をそれぞれ示す表示欄が設けられ、各表示欄に対応付けて注文の状況を示す指標が設けられ、前記指標は、前記買い注文または売り注文の総数、注文日時、または件数のうちの少なくとも1つを、図形の長さ、厚み、色、または柄のうちの少なくとも1つによって示していることを特徴とする。
本発明の一側面においては、売買者端末によって、売り手または買い手によって指定された商品がサーバに通知され、サーバによって、通知された商品に対し、商品の市場価格と市場価格に対する買い注文の状況および売り注文の状況を視覚的に示す注文板が生成されて売買者端末に供給され、売買者端末によって、供給された注文板がディスプレイに表示される。この注文板には、価格軸に沿って、異なる複数の市場価格をそれぞれ示す表示欄が設けられ、各表示欄に対応付けて注文の状況を示す指標が設けられ、この指標は、買い注文または売り注文の総数、注文日時、または件数のうちの少なくとも1つを、図形の長さ、厚み、色、または柄のうちの少なくとも1つによって示している。
本発明の一側面によれば、商品の売り手と買い手からなる市場を効率的に運営することが可能となる。
また、本発明の一側面によれば、ネットワークを用いた商取引市場の売り手や買い手である一般消費が直感的に商品の相場観を把握できる注文板を提供することが可能となる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した市場運営システムの構成例を示している。この市場運営システム10は、商品が売買される市場の運営者によって管理される市場運営サーバ11、およびこの市場運営サーバ11に対してインタネットに代表されるネットワーク12を介して接続される複数の売買者端末13から構成される。
当該市場で取り扱う商品は、特にその種類は限定されない。例えば、取引対象としては、家庭電化製品、ゴルフ会員権、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、プログラムコンテンツ、土地、建物、部屋、オフィス、光回線、携帯回線、車、バイク、および自転車などの中古・新品、並びに食品、酒類、保険などを含むことができ、取引形態としては、売買に限定されず、売り切り、リース、会員制、レンタルなどを含むものとする。
市場運営サーバ11は、商品を販売したい売り手によって操作される売買者端末13からネットワーク12を介して通知される商品の希望販売条件(希望する販売価格、数量、納期、当該条件の有効期限など。以下、適宜、希望取引条件とも記載する)と、商品を購入したい買い手によって操作される売買者端末13からネットワーク12を介して通知される商品の希望購入条件(希望する購入価格、数量、納期、当該条件の有効期限など。以下、適宜、希望取引条件とも記載する)を登録し、ネットワーク12を介して各売買者端末13に対し、例えばwebページとして開示するとともに、売り手と買い手による商品の取引を中継するものである。
市場運営サーバ11は、例えばコンピュータによって構成される。なお、市場運営サーバ11を構成するコンピュータは1台に限定されるものではなく、ネットワーク12を介して相互に接続される複数のコンピュータによって構成するようにしてよい。
売買者端末13は、商品を販売したい売り手、あるいは商品を購入したい買い手によって操作されるものであり、市場運営サーバ11と同様、例えばコンピュータ、携帯電話機、ゲーム端末どによって構成される。
ネットワーク12としては、インタネットの他、携帯電話通信網、LAN(local area network)などを適用することができる。
図2は、市場運営サーバ11あるいは売買者端末13をそれぞれ構成するコンピュータの一般的な構成例を示している。このコンピュータ20は、所定のプログラムを実行することによって、図3に示す市場運営サーバ11の機能ブロック、あるいは図4に示す売買者端末13の機能ブロックを実現する。
このコンピュータ20において、CPU(Central Processing Unit)21,ROM(Read Only Memory)22,RAM(Random Access Memory)23は、バス24により相互に接続されている。
バス24には、さらに、入出力インタフェース25が接続されている。入出力インタフェース25には、ユーザの操作デバイスとなるキーボード、マウス、リモートコントローラ等よりなる入力部26、操作画面を表示したり、処理結果を出力したりするディスプレイ、スピーカ等などよりなる出力部27、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部28、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部29、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどの記録媒体31を駆動するドライブ30が接続されている。
このように構成されるコンピュータ20では、CPU21が、例えば、記憶部28に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース25およびバス24を介して、RAM23にロードして実行することにより、市場運営サーバ11あるいは売買者端末13としての処理が行われる。
次に、市場運営サーバ11を構成する機能ブロックについて、図3を参照して説明する。
市場運営サーバ11は、価格検索部51、価格情報データベース52、注文板生成部53、確率分析部54、注文約定部55、通知部56、商品名管理部57、および商品名データベース58の各機能ブロックから構成される。価格検索部51乃至商品名データベース58は相互に情報を通信することができるようになされている。
価格検索部51は、市場運営システム10が管理する当該市場に拘わらず、例えばインタネット上に開設されている通信販売のwebページ、異なる複数の小売業者における価格情報を一括して開示しているwebページ、その他の市場の情報を示すwebページ等に定期的にアクセスし、当該市場において取り扱う全商品の価格情報(メーカ参考価格、最高値、平均販売価格、最安値など)を検索する。そして検索結果として得られる当該市場において取り扱う全商品の価格情報を価格情報データベース52に出力する。なお、当該市場において取り扱う商品の一覧を示す取扱商品一覧情報は、商品名データベース58に保持されている。
価格情報データベース52は、価格検索部51から入力される各商品の価格情報を蓄積するとともに、各商品について市場運営者から入力される市場規模、同種の商品を製造しているメーカ数、メーカ方針、メーカの投資状況などの情報を蓄積し、蓄積した各種の情報に基づき、各商品の今後起こり得る価格変化(価格下落率、価格上昇率、所定の期間後の価格など)を予測して蓄積する。また、予測結果を随時修正する。なお、蓄積された予測結果は、同時種類の商品の価格変化の予測にも利用する。さらに、価格情報データベース52は、注文約定部55から通知される当該市場における商品の約定価格の推移、注文状況の推移にも基づいて、各商品の今後起こり得る価格変化の予測を修正する。
例えば、ある商品の市場規模が大きく、同種の商品を製造しているメーカ数が多い場合、メーカが巨額の投資を行っている場合などには、今後の価格変化として価格下落率が高いと予測する。
注文板生成部53は、価格検索部51によって検索され、価格情報データベース52に保持されている、当該市場において取り扱っている各商品の価格情報や価格変動の予測、注文約定部55によって登録される売り手や買い手の確定済みの希望取引条件などに基づき、各商品の最高値、メーカ参考価格、即購入価格、現在の最安値、直近の約定価格、今後の予想価格などが含まれた注文板100(図7を参照して詳述する)を生成し、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。
確率分析部54は、売買者端末13からネットワーク12を介して通知される売り手や買い手の希望取引条件に対し、価格情報データベース52が蓄積する価格情報および価格変化の予測を参照することにより、受信した希望取引条件で商品の取引(販売または購入)が成立する確率を求め、当該成立確率が直感的に視認できる確率提示情報を生成して、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。
この確率提示情報は、商品取引の成立確率を、数値(例えば、99%、50%など)、図柄(例えば、笑顔、すまし顔、泣き顔などのアイコンなど)、記号(例えば、二重丸◎、一重丸○、三角△、バツ×など)、色(例えば、青、緑、黄、オレンジ、赤など)、あるいは指標となる図形のサイズ変更(長短、大小など)などによって表現するものである。
注文約定部55は、売買者端末13から通知される確定された希望取引条件を登録する(自己で記憶する)とともに、売り手と買い手の希望取引条件に基づいて商品取引が約定したか否かを判定する。通知部56は、当該市場において商品取引が約定した場合、商品取引の売り手および買い手それぞれの売買者端末13に対し、ネットワーク12を介してその旨を通知する。また、通知部56は、当該市場において取り扱う商品を追加する場合、所定の売り手(追加する商品度同様の商品を販売している売り手など)の売買者端末13に対し、ネットワーク12を介して売り手を募集する旨を通知する。
商品名管理部57は、商品名データベース58が保持する情報に基づき、当該市場において取り扱っている商品、市場運営者が当該市場で取引するか否か検討している商品、および、買い手または売り手が当該市場で取扱開始を希望している商品の商品名を管理し、それぞれの一覧を示す取扱商品名一覧情報、取扱検討商品名一覧情報、または取扱希望商品名一覧情報を、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。
商品名データベース58には、取扱商品名一覧情報、取扱検討商品名一覧情報、および取扱希望商品名一覧情報が保持されている。
なお、価格検索部51乃至商品名データベース58の各機能ブロックは、上述したように市場運営サーバ11を構成するコンピュータなどが所定のプログラムを実行することによってソフトウェアとして実現されるが、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。
次に、売買者端末13を構成する機能ブロックについて、図4を参照して説明する。
売買者端末13は、注文板表示部71、確率表示部72、商品名一覧表示部73、および操作入力部74の各機能ブロックから構成される。注文板表示部71乃至操作入力部74は相互に情報を通信することができるようになされている。
注文板表示部71は、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11から供給される注文板100を、売買者端末13のディスプレイに表示させる。確率表示部72は、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11から供給される確率提示情報(売買者端末13のユーザである売り手または買い手の希望取引条件に対して、市場運営サーバ11によって分析された成立確率を直感的に把握できる情報)を売買者端末13のディスプレイに表示させる。
商品名一覧表示部73は、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11から供給される商品の一覧を示す情報(取扱商品名一覧情報、取扱検討商品名一覧情報、および取扱希望商品名一覧情報)を、売買者端末13のディスプレイに表示させる。
操作入力部74は、ユーザである売り手または買い手による各種の操作(各種の商品名一覧を表示させる、商品を選択する、商品名を入力する、希望取引条件を入力する、注文を確定するなど)を受け付けて、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に入力する。
なお、注文板表示部71乃至操作入力部74は、上述したように売買者端末13を構成するコンピュータなどが所定のプログラム(例えば、汎用のwebブラウザとそのプラグインプログラムなど)を実行し、市場運営サーバ11に接続することによってソフトウェアとして実現されるが、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。
次に、市場運営システム10の動作について説明する。
初めに、市場運営サーバ11によって実行されるデータベース更新処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
このデータベース更新処理は、市場運営サーバ11に売買者端末13がアクセスしているか否かに拘わらず、当該市場において取り扱っている全ての商品を順に処理対象とし、所定の周期(例えば、毎日1回)で実行される。
ステップS1において、価格検索部51は、処理対象の商品の価格情報(メーカ参考価格、最高値、平均販売価格、最安値など)を、例えばインタネット上に開設されている通信販売のwebページ、異なる複数の小売業者における価格情報を一括して開示しているwebページ、その他の市場の情報を示すwebページなどにアクセスして検索して取得し、取得した処理対象の商品の価格情報を価格情報データベース52に出力する。
ステップS2において、価格情報データベース52は、価格検索部51から入力された処理対象の商品の価格情報、並びに市場運営者から予め入力されている商品の市場規模、同種の商品を製造しているメーカ数、メーカ方針、およびメーカの投資状況などの情報に基づき、処理対象の商品の今後起こり得る価格変化を予測し、予測結果を価格情報とともに蓄積することにより、自己が保持している情報を更新する。
以上で、処理対象としている商品に対するデータベース更新処理は終了され、処理対象とする商品が変更されて同様の処理が繰り返される。
次に、商品の売り手または買い手が商品の希望取引条件(販売価格または購入価格、数量、納期、当該条件の有効期限など)を当該市場に登録するときの処理について、売り手が商品の希望取引条件を当該市場に登録するときの処理を例に、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11において、売買者端末13の操作入力部74は、ユーザである商品の売り手による所定の操作(例えば、市場運営サーバ11が開設しているwebページ上の「希望取引条件の登録」ボタンをクリックするなど)に対応し、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に希望取引条件の登録開始を要求する。この要求に対応し、ステップS31において、市場運営サーバ11の商品名管理部57は、商品名データベース58に保持されている取扱商品名一覧情報を、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。売買者端末13の商品名一覧表示部73は、ステップS12において、供給された取扱商品名一覧情報を売買者端末13のディスプレイに表示させる。
売り手は、表示された取扱商品名一覧情報を見ることにより、販売しようとする商品が当該市場で取引できるか否かを判断することができる。販売しようとする商品が当該市場で取引できると判断した場合、売り手は取扱商品名一覧情報に含まれている販売しようとする商品の商品名を選択する操作を行うことになる。反対に、販売しようとする商品の商品名が取扱商品名一覧情報に含まれていない場合、売り手は所定の操作(例えば、画面上の「取扱希望商品の通知」ボタンをクリックするなど)により、販売しようとする商品の当該市場における取引を開始するように要望することができる。
ステップS13において、操作入力部74は、取扱商品名一覧情報に含まれる商品名を選択する操作が売り手により行われたか否かを判定し、選択の操作が行われたと判定した場合、処理をステップS14に進め、選択された商品名、すなわち、売り手が販売したい商品の商品名を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この商品名の通知に対応し、ステップS32において、市場運営サーバ11の注文板生成部53は、通知された商品に対応する注文板100を生成し、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。売買者端末13の注文板表示部71は、ステップS15において、供給された注文板100をディスプレイに表示させる。
ここで、売買者端末13のディスプレイに表示される注文板100について、図7の表示例を参照して説明する。注文板100には、商品のメーカ名、商品名、型番、および色が示される商品名表示欄101と、価格の高低を示す価格軸102が設けられており、価格軸102の左右に各価格(以下の最高値表示欄103など)における売り注文数と買い注文数を示す注文数指標110が表示される。
価格軸102上には、最高値を示す最高値表示欄103、メーカ参考価格を示すメーカ参考価格表示欄104、買い手が即購入できる価格を示す即購入価格表示欄105、所定の期間前(図7の場合、2週間前)の最安値を示す過去最安値表示欄106、最近、約定(売買の成立)した価格を示す直近約定値表示欄107、所定の期間後(図7の場合、1ヶ月後)の予想される最安値を示す予想最安値表示欄108、およびインタネットを用いた通信販売における現在の最安値を示すNET最安値表示欄109が設けられている。
最高値表示欄103乃至NET最安値表示欄109には、その金額とともに「最高値」、「メーカ参考価格」などの文字列が表示される。
各価格に対する売り注文数と買い注文数は、注文数指標110によって示されている。注文数指標110の長さは、注文の総量を示している。注文数指標110の幅さは、注文の件数を示している。注文数指標110の色、柄、点滅具合を変化させることにより、注文の時期を示すことができる
このように、注文板100では、価格軸102に沿って最高値表示欄103乃至NET最安値表示欄109の金額とその意味が表示され、注文数指標110の長さ、幅、色、柄、点滅によって注文の総数、注文の件数、注文時期が示される。したがって、売買者端末13を操作する売り手や買い手は、従来の注文板のように単に価格軸に沿って金額が並べられたものをみる場合に比較し、商品の相場観を容易、且つ、直感的に把握することができる。
図6の説明に戻る。ステップS15の処理で表示された注文板100を見ることにより販売しようとする商品の相場観を容易、且つ、直感的に把握した売り手は、所定の操作(例えば、画面上の「希望取引条件の入力」ボタンをクリックするなど)によって販売しようとする商品の希望取引条件の入力を行うことができる。
ステップS16において、操作入力部74は、売り手により希望取引条件を入力する操作が行われたか否かを判定し、入力の選択操作が行われたと判定するまで待機する。そして、入力の操作が行われたと判定した場合、処理をステップS17に進め、入力された希望取引条件を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この希望取引条件の通知に対応し、ステップS33において、市場運営サーバ11の確率分析部54は、価格情報データベース52が蓄積する価格情報および価格変化の予測を参照することにより、通知された希望取引条件で商品の取引が成立する確率を求め、当該成立確率が直感的に視認できる確率提示情報を生成して、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。ステップS18において、売買者端末13の確率表示部72は、供給された確率提示情報をディスプレイに表示させる。
売買者端末13のディスプレイに表示された確率提示情報を見ることにより、売り手は先ほど入力した希望取引条件が現状において適切なものであるか否かを判断することができる。先ほど入力した希望取引条件が適切であると判断した場合、売り手は所定の操作(画面上の「確定」ボタンをクリックするなど)によって先ほど入力した希望取引条件を確定することができる。反対に、適切ではない(例えば、希望する販売価格が高すぎるなど)と判断した場合、売り手は所定の操作(画面上の「再入力」ボタンをクリックするなど)により、希望取引条件を再入力することができる。
ステップS19において、操作入力部74は、先ほど入力された希望取引条件が確定されたか、または再入力されるのかを判定する。再入力されると判定された場合、処理はステップS16に戻り、それ以降の処理が繰り返される。そして、ステップS19において、先ほど入力された希望取引条件が確定されたと判定された場合、処理はステップS20に進められる。ステップS20において、操作入力部74は、希望取引条件が確定された旨を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この通知に対応し、市場運営サーバ11の注文約定部55は、ステップS34において、確定された希望取引条件を登録する(自己で記憶する)。
なお、ステップS13において、取扱商品名一覧情報に含まれている商品名が選択されず、当該市場において現在未取扱の商品の取扱開始が要望されたと判定された場合、取扱希望商品通知処理(後述)が開始される。
以上で、希望取引条件を登録するときの処理の説明を終了する。なお、上述した説明は、商品の売り手が希望取引条件を登録するときの処理を例にしたが、商品の買い手が希望取引条件を登録する処理も同様の手順で実行することができる。
以上説明したように、本発明を適用した市場運営システム10によれば、商品を販売したい売り手、および購入したい買い手は、未確定の希望取引条件を入力することにより、その希望取引条件で取引が成立する確率を示す確率提示情報を得ることができるので、未確定の希望取引条件が適切であるか否かを判断し、希望取引条件を変更したり、確定したりすることができる。したがって、より適切な希望取引条件を当該市場に登録することができるので、より効率的な商品取引を行うことができる。
次に、上述したステップS13において、商品の売り手または買い手により、取扱商品名一覧情報に含まれている商品名が選択されず、当該市場において現在未取扱の商品の取扱開始が要望された場合に実行される取扱希望商品通知処理について、ある商品を購入したい買い手が取扱開始を要望したときの処理を例に、図8のフローチャートを参照して説明する。
ステップS51において、売買者端末13の操作入力部74は、取扱希望商品通知処理の開始を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に要求する。この要求に対応し、ステップS71において、市場運営サーバ11の商品名管理部57は、商品名データベース58に保持されている取扱希望商品名一覧と取扱検討商品名一覧を、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。ステップS52において、売買者端末13の商品名一覧表示部73は、供給された取扱希望商品名一覧と取扱検討商品名一覧を売買者端末13のディスプレイに表示させる。
表示された取扱希望商品名一覧と取扱検討商品名一覧を見ることにより、買い手は取扱開始を希望する商品が、自己以外の買い手や売り手によって既に取扱開始希望の商品とされているか否か、および、当該市場運営者によって取扱検討中の商品であるか否かを判断することができる。
取扱開始を希望する商品が、取扱希望商品名一覧または取扱検討商品名一覧に含まれている場合、買い手は当該商品の商品名を選択する操作を行うことになる。反対に、取扱開始を希望する商品が、取扱希望商品名一覧および取扱検討商品名一覧に含まれていない場合、買い手は所定の操作(例えば、画面上の「商品名の入力」ボタンをクリックするなど)により、取扱開始を希望する商品の商品名を市場管理サーバ11に通知することができる。
ステップS53において、操作入力部74は、取扱希望商品名一覧または取扱検討商品名一覧に含まれる商品名を選択する操作が買い手により行われたか否かを判定し、選択の操作が行われたと判定した場合、処理をステップS54に進め、選択された商品名、すなわち、買い手が取引開始を希望する商品であって、他人が取引希望を登録している商品であるか、または取引検討中の商品の商品名を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この商品名の通知に対応し、ステップS72において、市場運営サーバ11の商品名管理部57は、当該商品に対して取扱開始が希望された数と、その取扱開始の希望が登録され始めた時期(希望開始時期)を商品名データベース58から取得して、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。
ステップS55において、売買者端末13の商品名一覧表示部73は、供給された情報(ユーザである買い手が取扱開始を希望している商品に対する、他の買い手や売り手からの取扱開始の希望数、希望開始時期)をディスプレイに表示させる。
表示されたこれらの情報に基づき、買い手は、自己以外に当該商品の取引開始の希望を出している人の数を把握することができる、また、取引開始時期を推測することができる。さらに、買い手は、所定の操作(例えば、画面上の「取引予約処理」ボタンをクリックするなど)により、今後当該商品の取扱が開始されたときに有効となる希望取引条件を現時点で市場管理サーバ11に予め登録すること(以下、取引予約処理と称する)ができる。この後、処理はステップS60に進められる。
なお、ステップS53において、取扱希望商品名一覧または取扱検討商品名一覧に含まれる商品名を選択する操作を買い手が行わず、取引開始を希望する商品名を入力するための所定の操作(例えば、画面上の「商品名の入力」ボタンをクリックするなど)が行われたと判定された場合、処理はステップS56に進められ、ユーザ(買い手)に対して取扱開始を希望する商品の商品名(メーカ名、型番、色などを含む)の入力が促される。
ステップS57において、操作入力部74は、ユーザ(買い手)によって取扱開始を希望する商品の商品名の入力が行われるまで待機し、商品名の入力が行われた場合、処理をステップS58に進める。ステップS58において、操作入力部74は、入力された商品名を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この通知に対応し、ステップS73において、市場運営サーバ11の価格検索部51は、通知された商品の価格情報をインタネット上などで直ちに検索し、得られた価格情報(メーカ参考価格、最高値、平均販売価格、最安値など)を、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。ステップS59において、売買者端末13の注文板表示部71は、供給された価格情報を売買者端末13のディスプレイに表示させる。
この価格情報を見ることにより、売り手は商品の他の市場における現時点での相場を知ることができる。また、買い手は、所定の操作(例えば、画面上の「取引予約処理」ボタンをクリックするなど)により、今後当該商品の取扱が開始されたときに有効となる希望取引条件を現時点で市場管理サーバ11に予め登録すること(以下、取引予約処理と称する)ができる。
ステップS60において、売買者端末13の操作入力部74は、取引予約処理の実行を指示するユーザからの所定の操作(例えば、画面上の「取引予約処理」ボタンをクリックするなど)が行われたか否かを判定し、当該所定の操作が行われたと判定した場合、処理をステップS61に進める。
ステップS61において、操作入力部74は、ユーザである買い手に対して希望取引条件の入力を促す。そして、希望取引条件の入力が行われるまで待機し、希望取引条件が入力された場合、買い手から入力された希望取引条件を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この希望取引条件の通知に対応し、ステップS74において、市場運営サーバ11の確率分析部54は、価格情報データベース52が蓄積する類似商品の価格情報および価格変化の予測を参照することにより、通知された希望取引条件で商品の取引が成立する確率を求め、当該成立確率が直感的に視認できる確率提示情報を生成して、ネットワーク12を介して売買者端末13に供給する。ステップS62において、売買者端末13の確率表示部72は、供給された確率提示情報をディスプレイに表示させる。
売買者端末13のディスプレイに表示された確率提示情報を見ることにより、買い手は、先ほど入力した希望取引条件が現状において適切であるか否かを判断することができる。先ほど入力した希望取引条件が現状において適切であると判断した場合、買い手は所定の操作(画面上の「確定」ボタンをクリックするなど)によって先ほど入力した希望取引条件を確定することができる。反対に、適切ではない(例えば、希望する購入価格が安すぎるなど)と判断した場合、買い手は所定の操作(画面上の「再入力」ボタンをクリックするなど)により、希望取引条件を再入力することができる。
ステップS63において、操作入力部74は、先ほど入力された希望取引条件が確定されたか、または再入力されるのかを判定する。再入力されると判定した場合、ステップS61に戻り、それ以降の処理を繰り返す。そして、ステップS63において、先ほど入力された希望取引条件が確定されたと判定された場合、処理はステップS64に進められる。ステップS64において、操作入力部74は、希望取引条件が確定された旨を、ネットワーク12を介して市場運営サーバ11に通知する。
この通知に対応し、市場運営サーバ11の注文約定部55は、ステップS75において、確定された希望取引条件を、通知された日時とともに登録する(自己で記憶する)。ここで希望取引条件とともに登録された日時は、当該商品の取扱が開始された際、注文の日時とされる。したがって、取引予約処理を行うことによって買い手は、当該商品の取引に対して時間的な優先権を得ることができる。
未取扱の商品に対して希望取引条件が1件でも登録された段階で、通知部56は、当該商品の売り手候補(類似商品を既に販売している売り手など)に対し、未取扱の商品の取引(購入)を希望する買い手が出現した旨を通知することによって売り手の募集を開始する。なお、登録された希望取引条件は、売り手候補や他の買い手が検索し、閲覧できるようになされている。
なお、ステップS60において、取引予約処理に進むことを指示する所定の操作が行われないと判定された場合、ステップS61乃至S64はスキップされる。以上で、売買者端末13側の処理は終了される。
一方、市場管理サーバ1の注文約定部55は、ステップS76において、未取扱の当該商品に対する取引予約処理の件数が所定の数を超えたか否かを判定し、所定の数を越えたと判定した場合、当該商品を取扱商品に追加するよう決定する。この決定に対応して、当該商品の商品名が取扱商品名一覧情報に追加される。
通知部56は、当該商品の取扱開始を買い手、および売り手に通知する。これにより、当該市場においてこれまでも取扱であった商品の取引が可能となる。そして、注文約定部55は、登録された希望取引条件に合致する取引相手が出現した場合、その初期の取引を約定するので、買い手の負担を軽減することができる。
以上で、取扱希望商品通知処理の説明を終了する。なお、上述した説明は、商品の買い手側が取扱希望商品を通知するときの処理を例にしたが、商品の売り手が取扱希望商品を通知する処理も同様の手順で実行することができる。
以上説明したように、本発明を適用した市場運営システム10によれば、当該市場において未取扱の商品を販売したい売り手、および購入したい買い手は、所望の商品の取扱開始の希望することができ、さらに、取引予約処理により、取扱が開始されたときに有効となる希望取引条件を登録日時とともに登録することによって当該商品の取引に対して時間的な優先権を得ることができる。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した市場運営システムの構成例を示すブロック図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。 市場運営サーバが有する機能ブロックの構成例を示すブロック図である。 売買者端末が有する機能ブロックの構成例を示すブロック図である。 データベース更新処理を説明するフローチャートである。 希望取引条件を登録するときの処理を説明するフローチャートである。 注文板の表示例を示す図である。 当該市場において取引開始を希望する商品を登録するときの処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 市場運営システム, 11 市場運営サーバ, 12 ネットワーク, 13 売買者端末, 20 コンピュータ, 21 CPU, 31 記録媒体, 51 価格検索部, 52 価格情報データベース, 53 注文板生成部, 54 確率分析部, 55 注文約定部, 56 通知部, 57 商品名管理部, 58 商品名データベース, 71 注文板表示部, 72 確率表示部, 73 商品名一覧表示部, 74 操作入力部, 100 注文板, 101 商品名表示欄, 102 価格軸, 103 最高値表示欄, 104 メーカ参考価格表示欄, 105 即購入価格表示欄, 106 過去最安値表示欄, 107 直近約定値表示欄, 108 予想最安値表示欄, 109 NET最安値表示欄,110 注文数指標

Claims (4)

  1. 商品を取引する市場の運営者によって管理されるサーバと、商品の売り手または買い手によって操作される売買者端末から構成される市場運営システムにおいて、
    前記売買者端末は、
    前記売り手または前記買い手によって指定された商品を前記サーバに通知する通知手段と、
    前記サーバから供給される注文板をディスプレイに表示させる表示手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記売買者端末から通知された前記商品に対し、前記商品の市場価格と前記市場価格に対する買い注文の状況および売り注文の状況を視覚的に示す前記注文板を生成し、生成した前記注文板を前記売買者端末に供給する供給手段を備え、
    前記注文板には、価格軸に沿って、異なる複数の市場価格をそれぞれ示す表示欄が設けられ、各表示欄に対応付けて注文の状況を示す指標が設けられ、前記指標は、前記買い注文または売り注文の総数、注文日時、または件数のうちの少なくとも1つを、図形の長さ、厚み、色、または柄のうちの少なくとも1つによって示している
    ことを特徴とする市場管理システム。
  2. 前記注文板の価格軸に沿って設けられた前記表示欄には、価格を示す数字と価格の意味が表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の市場管理システム。
  3. 前記注文板の価格軸に沿って設けられる前記表示欄には、最高値を示す最高値表示欄、メーカ参考価格を示すメーカ参考価格表示欄、買い手が即購入できる価格を示す即購入価格表示欄、所定の期間前の最安値を示す過去最安値表示欄、直近で約定した価格を示す直近約定値表示欄、所定の期間後の予想最安値を示す予想最安値表示欄、またはインタネットを用いた取引における現在の最安値を示すNET最安値表示欄のうちの少なくとも1つが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の市場管理システム。
  4. 商品を取引する市場の運営者によって管理されるサーバと、商品の売り手または買い手によって操作される売買者端末から構成される市場運営システムの情報処理方法において、
    前記売買者端末によって、前記売り手または前記買い手によって指定された商品を前記サーバに通知し、
    前記サーバによって、前記売買者端末から通知された前記商品に対し、前記商品の市場価格と前記市場価格に対する買い注文の状況および売り注文の状況を視覚的に示す注文板を生成し、生成した前記注文板を前記売買者端末に供給し、
    前記売買者端末によって、前記サーバから供給された前記注文板をディスプレイに表示させるステップを含み、
    前記注文板には、価格軸に沿って、異なる複数の市場価格をそれぞれ示す表示欄が設けられ、各表示欄に対応付けて注文の状況を示す指標が設けられ、前記指標は、前記買い注文または売り注文の総数、注文日時、または件数のうちの少なくとも1つを、図形の長さ、厚み、色、または柄のうちの少なくとも1つによって示している
    ことを特徴とする情報処理方法。
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