JP2001255749A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001255749A JP2001255749A JP2000068481A JP2000068481A JP2001255749A JP 2001255749 A JP2001255749 A JP 2001255749A JP 2000068481 A JP2000068481 A JP 2000068481A JP 2000068481 A JP2000068481 A JP 2000068481A JP 2001255749 A JP2001255749 A JP 2001255749A
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- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のファーブラシで回収したトナーを、ク
リーニング装置の端部に搬送して排出するためのトナー
搬送スクリュを低減し、また中間転写体側の対向ローラ
も低減することができて、クリーニング装置全体の構成
が複雑で大型となることがない画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 クリーニング手段は、複数のクリーニン
グローラ及び各クリーニングローラに接触する複数のバ
イアスローラと、各バイアスローラ上のトナーをを掻取
る掻取部材と、掻取部材に掻取られた残留トナーをクリ
ーニング外に搬送するために、2本のクリーニングロー
ラ間に設けられたトナー搬送部材とを具えている。
リーニング装置の端部に搬送して排出するためのトナー
搬送スクリュを低減し、また中間転写体側の対向ローラ
も低減することができて、クリーニング装置全体の構成
が複雑で大型となることがない画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 クリーニング手段は、複数のクリーニン
グローラ及び各クリーニングローラに接触する複数のバ
イアスローラと、各バイアスローラ上のトナーをを掻取
る掻取部材と、掻取部材に掻取られた残留トナーをクリ
ーニング外に搬送するために、2本のクリーニングロー
ラ間に設けられたトナー搬送部材とを具えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ・
プリンタ・複写機等の電子写真装置の画像形成装置特に
カラー画像形成装置に関する。
プリンタ・複写機等の電子写真装置の画像形成装置特に
カラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カラー画像形成装置においては、1
例として図2に示したような中間転写方式のものがあ
り、それは支持ローラ30に巻回されたベルト状となって
いる潜像担持体21に、形成された静電潜像を複数色のト
ナーにより顕像化する現像手段22−1〜4と、支持ロー
ラ31に巻回されたベルト状となっていて、潜像担持体21
上に形成したトナー像が転写される中間転写体23と、中
間転写体23上のトナー像を図示を省略した記録媒体に転
写する転写手段と、記録媒体に転写されずに中間転写体
23上に残留したトナーを静電気的にクリーニングするク
リーニング手段24とを具えたものとなっている。なお26
は帯電器、27は書き込み装置、28−1〜4は現像手段22
−1〜4を交互に潜像担持体21に押圧して、各カラーご
との画像を現像するカム、32,33はファーブラシであ
る。
例として図2に示したような中間転写方式のものがあ
り、それは支持ローラ30に巻回されたベルト状となって
いる潜像担持体21に、形成された静電潜像を複数色のト
ナーにより顕像化する現像手段22−1〜4と、支持ロー
ラ31に巻回されたベルト状となっていて、潜像担持体21
上に形成したトナー像が転写される中間転写体23と、中
間転写体23上のトナー像を図示を省略した記録媒体に転
写する転写手段と、記録媒体に転写されずに中間転写体
23上に残留したトナーを静電気的にクリーニングするク
リーニング手段24とを具えたものとなっている。なお26
は帯電器、27は書き込み装置、28−1〜4は現像手段22
−1〜4を交互に潜像担持体21に押圧して、各カラーご
との画像を現像するカム、32,33はファーブラシであ
る。
【0003】前記のような中間転写方式において、画像
形成を行うに当っては、帯電器26によって所定の電位に
帯電された潜像担持体21に潜像パターンを書き込み装置
27で形成する。つぎに所定の色の現像手段22−1〜4の
うちの1つを、カム28−1〜4のうちの1つにより、選
択的に潜像担持体21に接近させることにより、所定の色
のトナーを潜像担持体21上に現像可視化させる。つぎに
この可視化された潜像担持体21上のトナー像は静電電界
によって、中間転写体23に転写され、この中間転写体23
上で4色のトナー像が重ねられて一括して転写され、そ
の後中間転写体23に残存するトナーは、クリーニング手
段24によって、クリーニングされる。
形成を行うに当っては、帯電器26によって所定の電位に
帯電された潜像担持体21に潜像パターンを書き込み装置
27で形成する。つぎに所定の色の現像手段22−1〜4の
うちの1つを、カム28−1〜4のうちの1つにより、選
択的に潜像担持体21に接近させることにより、所定の色
のトナーを潜像担持体21上に現像可視化させる。つぎに
この可視化された潜像担持体21上のトナー像は静電電界
によって、中間転写体23に転写され、この中間転写体23
上で4色のトナー像が重ねられて一括して転写され、そ
の後中間転写体23に残存するトナーは、クリーニング手
段24によって、クリーニングされる。
【0004】このようにして転写が行われている際、多
色のトナー画像を中間転写体21上で重ねている間は、ク
リーニング手段24を中間転写体23から退避させねばなら
ず、この中間転写体23に対するクリーニング手段24の接
離時に機械的な負荷が大きいと、各色のトナー画像の位
置がずれてしまうという問題がある。そこでこの例にお
けるクリーニング手段24は、この問題を避けるために図
2に示すようにファーブラシ方式を採用していて、接触
負荷のより少ない複数(この例では2本)のファーブラ
シ32,33を使用して、中間転写体23上のトナーに接触さ
せ、同時にバイアスローラ35を介して毛ブラシにトナー
と逆極性のバイアス電圧を印加して、機械的及び電気的
にトナーをクリーニングすることとなる。そのためファ
ーブラシ32,33に印加する極性と、逆極性のトナーだけ
がクリーニングされるという問題がある。
色のトナー画像を中間転写体21上で重ねている間は、ク
リーニング手段24を中間転写体23から退避させねばなら
ず、この中間転写体23に対するクリーニング手段24の接
離時に機械的な負荷が大きいと、各色のトナー画像の位
置がずれてしまうという問題がある。そこでこの例にお
けるクリーニング手段24は、この問題を避けるために図
2に示すようにファーブラシ方式を採用していて、接触
負荷のより少ない複数(この例では2本)のファーブラ
シ32,33を使用して、中間転写体23上のトナーに接触さ
せ、同時にバイアスローラ35を介して毛ブラシにトナー
と逆極性のバイアス電圧を印加して、機械的及び電気的
にトナーをクリーニングすることとなる。そのためファ
ーブラシ32,33に印加する極性と、逆極性のトナーだけ
がクリーニングされるという問題がある。
【0005】また中間転写体23上のトナー画像を用紙に
転写した後に、残留するトナーについては、転写時の電
界により逆になる場合があり、このような逆極性のトナ
ーは、ファーブラシと同極性であるためにクリーニング
されず、引き続き作成される次の画像に重なってしまう
ために、これが画像欠陥となることがある。この欠陥を
除去する方策としては、2本のファーブラシ32,33を使
用し、各ファーブラシ32,33に印加するクリーニングバ
イアスを逆極性として、上流側にある第1ファーブラシ
32に印加されるクリーニングバイアスの極性と、同極性
のクリーニングされないトナーを、下流側にある第2フ
ァーブラシ33に、第1ファーブラシ32と逆極性のクリー
ニングバイアスを印加することによって、静電的に吸引
してクリーニングすることが行われる。
転写した後に、残留するトナーについては、転写時の電
界により逆になる場合があり、このような逆極性のトナ
ーは、ファーブラシと同極性であるためにクリーニング
されず、引き続き作成される次の画像に重なってしまう
ために、これが画像欠陥となることがある。この欠陥を
除去する方策としては、2本のファーブラシ32,33を使
用し、各ファーブラシ32,33に印加するクリーニングバ
イアスを逆極性として、上流側にある第1ファーブラシ
32に印加されるクリーニングバイアスの極性と、同極性
のクリーニングされないトナーを、下流側にある第2フ
ァーブラシ33に、第1ファーブラシ32と逆極性のクリー
ニングバイアスを印加することによって、静電的に吸引
してクリーニングすることが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に2本のファーブラシを使用することは、トナーをクリ
ーニング手段内に回収した後に、クリーニング手段の端
部に搬送して排出するためのトナー搬送スクリュ34を2
本設けなければならないのに加えて、クリーニング手段
全体の構成が複雑となり、さらに中間転写体側の対向ロ
ーラも副数本必要となるという問題がある。
に2本のファーブラシを使用することは、トナーをクリ
ーニング手段内に回収した後に、クリーニング手段の端
部に搬送して排出するためのトナー搬送スクリュ34を2
本設けなければならないのに加えて、クリーニング手段
全体の構成が複雑となり、さらに中間転写体側の対向ロ
ーラも副数本必要となるという問題がある。
【0007】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の画像形成装置のもつ問題を解消し、複数のファーブ
ラシで回収したトナーを、クリーニング手段の端部に搬
送して排出するためのトナー搬送スクリュ及びこれに対
応する中間転写体側の対向ローラをファーブラシと同数
設ける必要がなく、またも副数本必要となるとがなく
て、クリーニング手段全体の構成が複雑で大型となるこ
とがない画像形成装置を提供するにある。
来の画像形成装置のもつ問題を解消し、複数のファーブ
ラシで回収したトナーを、クリーニング手段の端部に搬
送して排出するためのトナー搬送スクリュ及びこれに対
応する中間転写体側の対向ローラをファーブラシと同数
設ける必要がなく、またも副数本必要となるとがなく
て、クリーニング手段全体の構成が複雑で大型となるこ
とがない画像形成装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、クリーニング手段は、複数の
クリーニングローラ及び各クリーニングローラに接触す
る複数のバイアスローラと、各バイアスローラ上のトナ
ーを掻取る掻取部材と、掻取部材に掻取られた残留トナ
ーをクリーニング外に搬送するための、各クリーニング
ローラ間に設けられたトナー搬送部材とを具えているこ
とを特徴とするものである。
な目的を達成するために、クリーニング手段は、複数の
クリーニングローラ及び各クリーニングローラに接触す
る複数のバイアスローラと、各バイアスローラ上のトナ
ーを掻取る掻取部材と、掻取部材に掻取られた残留トナ
ーをクリーニング外に搬送するための、各クリーニング
ローラ間に設けられたトナー搬送部材とを具えているこ
とを特徴とするものである。
【0009】前記のような請求項1に記載の発明におい
て、請求項2に記載の発明は、トナー搬送部材は、スパ
イラルスクリュからなることを特徴とし、請求項3に記
載の発明は、掻取部材が、ポリエチレンテレフタレート
等のシート状の樹脂材料、又はステンレススチール等の
シート状の金属材料からなるスクレーパであり、請求項
4に記載の発明は、クリーニングローラの回転方向は、
中間転写体の進行方向に対して、逆行する方向であり、
請求項5に記載の発明は、クリーニングローラが導電性
繊維からなるファーブラシであり、請求項6に記載の発
明は、ファーブラシの電気抵抗値は、102〜109Ω・cmで
あることを特徴とするものである。
て、請求項2に記載の発明は、トナー搬送部材は、スパ
イラルスクリュからなることを特徴とし、請求項3に記
載の発明は、掻取部材が、ポリエチレンテレフタレート
等のシート状の樹脂材料、又はステンレススチール等の
シート状の金属材料からなるスクレーパであり、請求項
4に記載の発明は、クリーニングローラの回転方向は、
中間転写体の進行方向に対して、逆行する方向であり、
請求項5に記載の発明は、クリーニングローラが導電性
繊維からなるファーブラシであり、請求項6に記載の発
明は、ファーブラシの電気抵抗値は、102〜109Ω・cmで
あることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1にはこの発明の実施の形態が
示されており、この実施形態において前記従来における
画像形成装置と同様の部分には、同一の符号を付して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。
示されており、この実施形態において前記従来における
画像形成装置と同様の部分には、同一の符号を付して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0011】1はクリーニング手段を示し、図示を省略
した画像形成装置本体に枢軸2で枢支された支持体3を
有し、この支持体3には上流側に第1ファーブラシ4
が、これと間隔をおいて下流側に第2ファーブラシ5
が、また第1ファーブラシ4に第1バイアスローラ6
が、第2ファーブラシ5に第2バイアスローラ7がそれ
ぞれ当接して回転可能に設けられている。
した画像形成装置本体に枢軸2で枢支された支持体3を
有し、この支持体3には上流側に第1ファーブラシ4
が、これと間隔をおいて下流側に第2ファーブラシ5
が、また第1ファーブラシ4に第1バイアスローラ6
が、第2ファーブラシ5に第2バイアスローラ7がそれ
ぞれ当接して回転可能に設けられている。
【0012】そして第1,2ファーブラシ4,5は、中
間転写体23の1つの支持ローラ31と、中間転写体23を介
して当接している。第1,2バイアスローラ6,7は金
属によって構成され、それぞれ第1,2ファーブラシ
4,5に接触して、第1ファーブラシ4には負の直流電
圧を、また第2ファーブラシ5には正の直流電圧をそれ
ぞれ印加するようになっている。さらに支持体3には、
第1,2バイアスローラ6,7に当接する第1,2掻取
刃8,9を有する掻取部材を構成するスクレーパ11が設
けられ、このスクレーパ11の上面には掻取られたトナー
を外部に搬出する搬出スクリュ12が回動可能に設けられ
ている。
間転写体23の1つの支持ローラ31と、中間転写体23を介
して当接している。第1,2バイアスローラ6,7は金
属によって構成され、それぞれ第1,2ファーブラシ
4,5に接触して、第1ファーブラシ4には負の直流電
圧を、また第2ファーブラシ5には正の直流電圧をそれ
ぞれ印加するようになっている。さらに支持体3には、
第1,2バイアスローラ6,7に当接する第1,2掻取
刃8,9を有する掻取部材を構成するスクレーパ11が設
けられ、このスクレーパ11の上面には掻取られたトナー
を外部に搬出する搬出スクリュ12が回動可能に設けられ
ている。
【0013】スクレーパ11は、ポリエチレンテレフタレ
ート等のシート状の樹脂材料、又はステンレススチール
等のシート状の金属材料からなっており、第1,2ファ
ーブラシ4,5は、クリーニングローラを構成し、その
の回転方向は、中間転写体23の進行方向に対して、逆行
する方向であり、第1,2ファーブラシ4,5は導電性
繊維からなっていて、その電気抵抗値は、102〜109Ω・
cmとなっている。
ート等のシート状の樹脂材料、又はステンレススチール
等のシート状の金属材料からなっており、第1,2ファ
ーブラシ4,5は、クリーニングローラを構成し、その
の回転方向は、中間転写体23の進行方向に対して、逆行
する方向であり、第1,2ファーブラシ4,5は導電性
繊維からなっていて、その電気抵抗値は、102〜109Ω・
cmとなっている。
【0014】前記のようなものにおいて、その作動時に
は、第1,2バイアスローラ6,7で、第1ファーブラ
シ4に負の直流電圧を、また第2ファーブラシ5に正の
直流電圧を印加し、前記従来のものと同様に記録媒体に
転写されずに、中間転写体23上に残留したトナーを、順
次静電気的にクリーニングする。このようにしてクリー
ニングされたトナーは、第1,2バイアスローラ6,7
に転移し、スクレーパ11の第1,2掻取刃8,9によっ
て掻取られた後、下部に落下して搬出スクリュ12によっ
てクリーニング手段1外の図示を省略したトナー容器に
搬送される。
は、第1,2バイアスローラ6,7で、第1ファーブラ
シ4に負の直流電圧を、また第2ファーブラシ5に正の
直流電圧を印加し、前記従来のものと同様に記録媒体に
転写されずに、中間転写体23上に残留したトナーを、順
次静電気的にクリーニングする。このようにしてクリー
ニングされたトナーは、第1,2バイアスローラ6,7
に転移し、スクレーパ11の第1,2掻取刃8,9によっ
て掻取られた後、下部に落下して搬出スクリュ12によっ
てクリーニング手段1外の図示を省略したトナー容器に
搬送される。
【0015】前記において、フルカラー画像を形成する
に際しては、全色のトナー像が中間転写体23上で重ねら
れるので、この間は第1,2ファーブラシ4,5は中間
転写体23から離間しなければならない。そこでこの際
は、支持体3を枢軸2を中心として鎖線位置に変位させ
て待機し、このようにして支持体3を、作業状態に応じ
て第1,2ファーブラシ4,5を中間転写体23に接触さ
せ、又は非接触させるように操作する。
に際しては、全色のトナー像が中間転写体23上で重ねら
れるので、この間は第1,2ファーブラシ4,5は中間
転写体23から離間しなければならない。そこでこの際
は、支持体3を枢軸2を中心として鎖線位置に変位させ
て待機し、このようにして支持体3を、作業状態に応じ
て第1,2ファーブラシ4,5を中間転写体23に接触さ
せ、又は非接触させるように操作する。
【0016】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、請求
項1ないし6に記載の発明は、画像形成装置において、
クリーニング手段は、複数のクリーニングローラ及び各
クリーニングローラに接触する複数のバイアスローラ
と、各バイアスローラ上のトナーを掻取る掻取部材と、
掻取部材に掻取られた残留トナーをクリーニング外に搬
送するために、各クリーニングローラ間に設けられた1
個のトナー搬送部材とを具えているので、ファーブラシ
で回収したトナーを、クリーニング装置の端部に搬送し
て排出するためのトナー搬送スクリュ及びこれに対応す
る中間転写体側の対向ローラをファーブラシと同数設け
る必要がなくて、クリーニング装置全体の構成が複雑で
大型となることがないという効果がある。
項1ないし6に記載の発明は、画像形成装置において、
クリーニング手段は、複数のクリーニングローラ及び各
クリーニングローラに接触する複数のバイアスローラ
と、各バイアスローラ上のトナーを掻取る掻取部材と、
掻取部材に掻取られた残留トナーをクリーニング外に搬
送するために、各クリーニングローラ間に設けられた1
個のトナー搬送部材とを具えているので、ファーブラシ
で回収したトナーを、クリーニング装置の端部に搬送し
て排出するためのトナー搬送スクリュ及びこれに対応す
る中間転写体側の対向ローラをファーブラシと同数設け
る必要がなくて、クリーニング装置全体の構成が複雑で
大型となることがないという効果がある。
【0017】請求項3に記載の発明は、さらに掻取部材
がポリエチレンテレフタレート等のシート状の樹脂材
料、又はステンレススチール等のシート状の金属材料か
らなるスクレーパであるので、従来のものが弾性ブレー
ドからなっていることによって、これを保持する金属板
等からなる保持部材が必要となって、クリーニング装置
の小型化と低コスト化が阻害されていたのが、解消され
て小型化と低コスト化を図ることができるという効果が
ある。。
がポリエチレンテレフタレート等のシート状の樹脂材
料、又はステンレススチール等のシート状の金属材料か
らなるスクレーパであるので、従来のものが弾性ブレー
ドからなっていることによって、これを保持する金属板
等からなる保持部材が必要となって、クリーニング装置
の小型化と低コスト化が阻害されていたのが、解消され
て小型化と低コスト化を図ることができるという効果が
ある。。
【0018】請求項4に記載の発明は、さらにクリーニ
ングローラの回転方向は、中間転写体の進行方向に対し
て、逆行する方向であるので、クリーニングローラの線
速度を中間転写体のそれよりも早く設定することができ
て、中間転写体上のトナーのクリーニング性を向上させ
ることができるとともに、同トナーを掻取る際のトナー
の飛散が装置の下流側に及ぶことを防止し、又は軽減す
ることができるという効果がある。
ングローラの回転方向は、中間転写体の進行方向に対し
て、逆行する方向であるので、クリーニングローラの線
速度を中間転写体のそれよりも早く設定することができ
て、中間転写体上のトナーのクリーニング性を向上させ
ることができるとともに、同トナーを掻取る際のトナー
の飛散が装置の下流側に及ぶことを防止し、又は軽減す
ることができるという効果がある。
【図1】この発明の実施形態の要部の拡大図である。
【図2】この発明が適用される画像形成装置の正面図で
ある。
ある。
【図3】同上のクリーニング手段の正面図である。
【符号の説明】 1 クリーニング手段 2 枢軸 3 支持体 4 第1ファーブラ
シ 5 第2ファーブラシ 6 第1バイアスロ
ーラ 7 第2バイアスローラ 8 第1掻取刃 9 第2掻取刃 11 スクレーパ 12 搬出スクリュ 21 潜像担持体 22−1〜4 現像手段 23 中間転写体 24 クリーニング手段 26 帯電器 27 書き込み装置 28−1〜4 カム 30 支持ローラ 31 支持ローラ 32 ファーブラシ 33 ファーブラシ 34 トナー搬送スクリュ
シ 5 第2ファーブラシ 6 第1バイアスロ
ーラ 7 第2バイアスローラ 8 第1掻取刃 9 第2掻取刃 11 スクレーパ 12 搬出スクリュ 21 潜像担持体 22−1〜4 現像手段 23 中間転写体 24 クリーニング手段 26 帯電器 27 書き込み装置 28−1〜4 カム 30 支持ローラ 31 支持ローラ 32 ファーブラシ 33 ファーブラシ 34 トナー搬送スクリュ
Claims (6)
- 【請求項1】 潜像担持体上の現像剤像が転写される中
間転写体と、この中間転写体上に残留する現像剤をクリ
ーニングするクリーニング手段とを具えた画像形成装置
において、クリーニング手段は、複数のクリーニングロ
ーラ及び各クリーニングローラに接触する複数のバイア
スローラと、各バイアスローラ上のトナーを掻取る掻取
部材と、掻取部材に掻取られた残留トナーをクリーニン
グ外に搬送するために、各クリーニングローラ間に設け
られたトナー搬送部材とを具えていることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 トナー搬送部材は、スパイラルスクリュ
からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 掻取部材は、ポリエチレンテレフタレー
ト等のシート状の樹脂材料、又はステンレススチール等
のシート状の金属材料からなるスクレーパであることを
特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 クリーニングローラの回転方向は、中間
転写体の進行方向に対して、逆行する方向であることを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形
成装置。 - 【請求項5】 クリーニングローラが導電性繊維からな
るファーブラシであることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 ファーブラシの電気抵抗値は、102〜109
Ω・cmであることを特徴とする請求項5に記載の画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068481A JP2001255749A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068481A JP2001255749A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001255749A true JP2001255749A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18587533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068481A Pending JP2001255749A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001255749A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104153A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Xerox Corp | ブラシクリーナアセンブリ、画像生成ウェブ裏側の清掃方法 |
JP2007072398A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2007078937A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010134369A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置 |
JP2012233946A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2017015989A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000068481A patent/JP2001255749A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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