JP2001254817A - 自動変速機の変速制御装置及びその制御方法 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置及びその制御方法

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JP2001254817A
JP2001254817A JP2000064215A JP2000064215A JP2001254817A JP 2001254817 A JP2001254817 A JP 2001254817A JP 2000064215 A JP2000064215 A JP 2000064215A JP 2000064215 A JP2000064215 A JP 2000064215A JP 2001254817 A JP2001254817 A JP 2001254817A
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clutch
time
control device
engagement
speed difference
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JP2000064215A
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Keishin Murakami
敬信 村上
Yukio Sugano
幸夫 菅野
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械において、変速時の係合ショックが
常に一定で、かつ不快でない感覚となるような変速制御
装置及び制御方法を提供する。 【解決手段】 クラッチ3,7に印加するクラッチ油圧
M,mを制御して、クラッチ3,7の係合度合いを制御
する制御装置18を備えた自動変速機の変速制御装置に
おいて、変速機2,6の入出力回転数N1,N2,N3
を検出する入出力回転数検出器9,10,11と、入出
力回転数N1,N2,N3から算出した回転数差ΔN
を、アクセルペダルの踏角、ブレーキの状態、及び変速
の前後の速度段のうちの少なくともいずれか1つからな
る変速条件によって定められる所定の回転数差−時間曲
線に近づけるように制御する制御装置18とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のクラ
ッチに印加するクラッチ油圧を制御する、変速制御装置
及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動変速機において、クラッチ
の係合度を制御してその係合ショックを和らげる技術が
知られており、例えば特開平7−190184号公報に
示されている。従来技術においては、自動変速機の入出
力軸の回転数N1及びN2を検出し、その回転数比(N
1/N2)、及び回転数比(N1/N2)の時間変化率
を演算によって算出している。そして、この回転数比
(N1/N2)の時間変化率が、目標値として予め定め
た回転数比(N1/N2)の時間変化率に近づくよう
に、クラッチを駆動する油圧シリンダに印加するクラッ
チ油圧を補正している。このときの制御は、回転数比
(N1/N2)の時間変化率と、目標値となる回転数比
(N1/N2)の時間変化率との間の偏差を演算し、こ
の偏差に基づいたPID制御によって行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に述べるような問題がある。即ち、建設
機械においては、車重が大きいこともあり、特に重量物
を積んでいる場合など、クラッチの係合度がわずかに変
化しても係合ショックが大きい。さらには、最適なトル
クを得るために、変速がたびたび行なわれる。従って、
運転者に不快感を与えないためには、乗用車などよりも
精密な係合度の制御が必要となる。ところが建設機械に
おいては、乗用車等に比較するとエンジンの回転数が低
いため、変速機の入出力回転数N1,N2が低い。さら
に、最適なトルクを得るために変速段が多く、ギア比が
互いに近いために、変速時の回転数比(N1/N2)の
変化が小さい。従って、回転数比(N1/N2)からク
ラッチの係合度を把握することが難しい。即ち、入出力
回転数N1,N2の回転数比(N1/N2)が少し変化
しただけでもクラッチの係合度が大きく変動するため、
回転数比に基づいてクラッチの係合度を精密に制御する
ことは困難である。
【0004】しかも建設機械においては、積荷や路面な
ど、運転者が設定できない外部状況によって変速機にか
かる負荷が大きく異なる。そのため、例えば平坦な走路
を走行する際に係合ショックが小さくなるように制御プ
ログラムを設定すると、積荷を積んで登坂路を走行する
ような場合には係合が遅れて半クラッチの状態が続き、
クラッチの寿命が短くなるようなことがある。また、登
坂路で積荷を積んだ状態のときに係合ショックが小さく
なるように設定すると、平坦路を走行する際には係合シ
ョックが大き過ぎるようになる。これを避けるために、
その時々の外部状況によってクラッチの係合度の制御プ
ログラムを変えようとすると、積荷の重量や路面の摩擦
係数等を各種のセンサによって制御装置に取り込み、こ
の変動に応じて制御を行なう必要が生じる。即ち、セン
サ等を車体に多数備えなければならず、装置構成が複雑
になる。さらに、外部状況が変化するたびに、それに合
わせて係合度の制御を行なわなければならず、制御プロ
グラムが複雑化するとともに制御タイミングの微妙な調
整が必要となり、制御ミスが起きる可能性も高くなる。
【0005】本発明は、上記の問題に着目してなされた
ものであり、積荷や路面の状況などの負荷が変動する建
設機械においても、運転者が受ける変速時の係合ショッ
クが常に一定で、かつ運転者にとって不快でない感覚と
なるような変速制御装置及び制御方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、クラッチに印加するク
ラッチ油圧を制御して、クラッチの係合度合いを制御す
る自動変速機の変速制御方法において、変速条件によっ
て定められる目標時間で、クラッチの入出力軸の回転数
を一致させている。
【0007】これにより、車両の負荷や路面の状態等の
外部状況に関わらず、変速条件によって定められる所定
時間でクラッチの係合が終了する。係合時に運転者が受
ける感触は、係合開始から係合終了までに要する時間に
大きく左右されるので、これを一定とすることにより、
どのような運転においても同様の係合ショックの感触が
得られ、運転時の違和感が少なくなる。また、このよう
に変速条件によって係合終了までの所要時間を決めるこ
とにより、外部状況を検出するセンサ等が不要となり、
車両の構成が簡単になるとともに、制御プログラムも単
純化され、制御ミスが少なくなる。
【0008】また本発明は、クラッチに印加するクラッ
チ油圧を制御して、クラッチの係合度合いを制御する制
御装置を備えた自動変速機の変速制御装置において、変
速機の入出力回転数を検出する入出力回転数検出器と、
入出力回転数から算出した回転数差を、変速条件によっ
て定められる所定の回転数差−時間曲線に近づけるよう
に制御する制御装置とを備えている。
【0009】即ち、自動変速機の入出力軸の回転数差は
クラッチの係合度に密接に関連しており、しかも、クラ
ッチの係合度がわずかに変動した場合、回転数差は大き
く変化する。これは、回転数が低い建設機械の変速機に
おいても同様であり、回転数差の微妙な変動を容易に検
出が可能である。従って、この回転数差に基づいて制御
を行なうことにより、クラッチの係合度を精密に制御可
能である。さらに、例えば回転数差をクラッチ係合前の
回転数差に対する相対回転数差として相対化し、また、
経過時間をクラッチ係合までの目標時間に対する相対経
過時間として相対化するようにしてもよい。このように
することにより、係合時間の目標値や、クラッチ係合前
の回転数差が変化した場合においても、同じ相対回転数
差−相対係合時間曲線を使用して制御が可能であり、制
御プログラムが単純化される。
【0010】また、本発明は、前記自動変速機の変速制
御装置において、前記変速条件が、アクセルペダルの踏
角、ブレーキのON/OFF、又は変速パターンのうち
少なくとも1つである。
【0011】即ち、アクセルペダルの踏角やブレーキの
ON/OFF等、運転者の意図によって基づいた条件に
よって、係合に要する時間を変化させている。例えば、
アクセルを強く踏み込んだ場合には、運転者が多少の係
合ショックがあっても加速を重視したいと考えているも
のと判断し、変速時のクラッチの滑りによる伝達トルク
のロスを少なくするために、係合に要する時間を短めに
する。このとき、多少の係合ショックがあるほうが運転
者に加速感が伝わり、車両の応答性がよく感じられると
いう効果もある。また、アクセルをあまり踏まないよう
な場合には、運転者が加速感よりも係合ショックの少な
いスムーズな運転を求めていると判断し、係合に要する
時間を長くする。このように、運転者の意図を判断して
係合ショックの度合いを調整できるので、運転者にとっ
て応答性のよい運転性が得られる。また、運転者は外部
状況を判断しながら、アクセルやブレーキの踏み具合を
変化させているので、アクセルやブレーキの踏み具合に
は外部状況の要素がある程度加わっている。即ち、これ
に基づいて係合時の制御を変化させることにより、多く
のセンサや複雑な制御プログラムを新たに必要とせず
に、外部状況に応じた制御が可能である。
【0012】或いは、変速の前後の速度段等の変速パタ
ーンに基づいて、係合に要する目標時間や、相対回転数
差−相対係合時間曲線を変化させてもよい。例えば、シ
フトアップの場合とシフトダウンとの場合で係合条件を
変えることで、運転に応じた制御が可能である。しか
も、自動変速機におけるシフトアップやシフトダウン
は、外部状況を判断に入れて制御装置が決定している。
従って、変速パターンに基づいて係合時の制御を変化さ
せることにより、多くのセンサや複雑な制御プログラム
を新たに必要とせずに、外部状況に応じた制御が可能で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。尚、実施形態におい
て、前記従来技術の説明に使用した図と同一の要素には
同一符号を付し、重複説明は省略する。
【0014】図1は、実施形態に係る自動変速装置のシ
ステムブロック図を示している。同図において、自動変
速装置1は、第1軸4が連結しているHi−Lo(以
下、HLと略称する)変速機2、HL変速機2に具備さ
れているHLクラッチ3A,3B、HL変速機2に連結
している第2軸5、第2軸5が連結しているスピード
(以下、SPと略称する)変速機6、SP変速機6が具
備しているSPクラッチ7A,7B、SP変速機6が連
結している第3軸8、第1軸4の第1軸回転数N1を計
測する第1軸回転センサ9、第2軸5の第2軸回転数N
2を計測する第2軸回転センサ10、及び第3軸8の第
3軸回転数N3を計測する第3軸回転センサ11、及び
自動変速装置1を制御する制御装置18を備えている。
【0015】制御装置18は、各回転センサ9,10,
11と電気的に接続され、各回転センサ9,10,11
から出力される信号を受信して、各回転軸4,5,8の
回転数N1,N2,N3を算出する。さらに、制御装置
18は、アクセルの踏角を検出するアクセル角検出器1
9、及びブレーキを踏んでいるか否かを検出するブレー
キ検出器20と電気的に接続されている。
【0016】制御装置18は、HL変速機2及びSP変
速機6に指令を送信し、ギアの変速を行なうと共に、変
速の際のHLクラッチ3A,3B及びSPクラッチ7
A,7Bの係合を制御する。HLモジュレートバルブ1
3A,13Bは制御装置18に電気的に接続され、その
指令に基づいてバルブの開度を変更される。この開度に
より、HL油圧シリンダ14A,14Bに注入されるク
ラッチ油のHLクラッチ油圧Mが制御され、HLクラッ
チ3A,3Bの係合度が変化する。また、SPモジュレ
ートバルブ15A,15Bは制御装置18に電気的に接
続され、その指令に基づいてバルブの開度を変更する。
この開度により、SP油圧シリンダ16に注入されるク
ラッチ油のSPクラッチ油圧mが制御され、SPクラッ
チ7A,7Bの係合度が変化する。即ち、以下の説明で
クラッチ油圧M,mを、ある値にするという場合には、
制御装置18からモジュレートバルブ13,15に信号
を送信してその開度を変更し、油圧シリンダ14,16
に注入するクラッチ油のクラッチ油圧M,mをその値に
することを示す。
【0017】まず、簡単のために、HL変速機2及びS
P変速機6のうち、いずれか一方の変速機のみを切り替
える場合について説明する。建設機械において、片方の
変速機のみを切り替える場合にはHL変速機2を切り替
えることが多いので、ここではHL変速機2を切り替え
てHLクラッチ3を係合させる際の制御について説明す
る。図2に、縦軸に係合させるHLクラッチ3のHLク
ラッチ油圧M、横軸に時間tをとったタイムチャートを
示す。同図において、まず時刻t1に、変速を開始させ
るトリガ信号(Trigger)が、制御装置18に入
力される。これに基づき、制御装置18はHLクラッチ
油圧Mを所定のHL初期油圧M2としてこれを時間Δt
1の間保持し、時刻t2から所定のHLドレン油圧M1
に下げる。時刻t3になるとHLクラッチ油のHL油圧
シリンダ14内への充填が完了し、HLクラッチ3が係
合し始める。これに基づき、図示しない流量検出弁から
制御装置18に対して、充填が完了したことを通知す
る、フィル信号(Fill)が送信される。
【0018】制御装置18はフィル信号を受信すると、
第1軸回転センサ9及び第2軸回転センサ10からの出
力信号に基づき、HL変速機2の入出力軸に相当する第
1軸4及び第2軸5の回転数N1,N2を検出する。そ
して、両者の差である回転数差ΔN(=N1−N2)を
算出する。制御装置18は、この回転数差ΔNが、時間
経過に従って後述する回転数差推移カーブに沿って減少
し、所定の目標時間後に0となるように、HLクラッチ
3のHL油圧シリンダ14に注入するHLクラッチ油圧
Mを制御する。これにより、時刻t4になると、HLク
ラッチ3が完全に係合する。制御装置18は、HLクラ
ッチ3係合後にも一定の傾きに沿ってHL油圧シリンダ
14に注入するHLクラッチ油圧MをHLクラッチ保持
圧MXまで上昇させ、時刻t5以降はその圧力を保持す
る。
【0019】次に、上述した回転数差ΔNの、回転数差
推移カーブについて説明する。まず、クラッチが係合を
開始する時刻t3から、クラッチが完全に係合する時刻
t4までの所要時間の目標値を目標時間Δt2とする。
そして、この目標時間Δt2を100%としたときの、
時刻t3から経過した経過時間Δtkの割合を相対経過
時間Tとし、次の数式1で表すものとする。即ち、相対
経過時間Tは、時刻t3においては0であり、時刻t4
においては100となる。 T=(Δtk/Δt2)*100…………(1)
【0020】また、フィル信号が入力されたときの入出
力回転数N1,N2の差を、初期回転数差ΔN(0)
(=N1−N2)、相対経過時間Tにおける回転数差Δ
NをΔN(T)とすると、初期回転数差ΔN(0)を1
00%とした場合の相対経過時間における相対回転数差
ΔNS(T)は、次の数式2によって表される。 ΔNS(T)=(ΔN(T)/ΔN(0))*100…………(2) T=0%(時刻t3)においては、回転数差ΔN(0)
=初期回転数差ΔN(0)であるから、ΔNS(0)=
100%である。また、T=100%(時刻t4)にお
いては、HLクラッチ3が係合して第1軸回転数N1=
第2軸回転数N2となるため、回転数差ΔN(100)
=0となり、相対回転数差ΔNS(100)=0%とな
る。
【0021】図3に、縦軸に相対回転数差ΔNS(T)
を、横軸に相対経過時間Tをとったグラフを示す。制御
装置18は、相対経過時間が0%(=時刻t3)から1
00%(=時刻t4)に達する間に、相対回転数差ΔN
S(T)が同図に一例として示した所定の回転数差推移
カーブS(T)に沿って減少するように、HLクラッチ
油圧Mを制御する。
【0022】この回転数差推移カーブS(T)を変更す
ることにより、運転者が受ける係合ショックを調整する
ことが可能である。例えば、係合開始から係合終了まで
の目標時間Δt2及び回転数差推移カーブS(T)を、
負荷の軽重や路面等の外部状況にかかわらず略一定とす
れば、外部状況に関わらず、運転者が係合ショックから
受ける感覚が略一定となるので、変速時の違和感が減少
する。
【0023】さらに制御装置18は、目標時間Δt2及
び回転数差推移カーブS(T)を、アクセルの踏角、ブ
レーキのON/OFF、及びどの速度段からどの速度段
に移るかという変速の前後の速度段の少なくともいずれ
か一つによって変化させる。アクセルの踏角及びブレー
キのON/OFFは、運転者によって設定されるもので
あり、これを運転モードと言う。例えば、運転者がアク
セルを強く踏み込んだ場合には、多少の係合ショックが
あっても加速を重視したいと考えているものと判断す
る。そして、変速時のクラッチの滑りによる伝達トルク
のロスを少なくするために、係合に要する時間を短めに
したり、回転数差推移カーブS(T)の最初の傾きを大
きくする。また、多少の係合ショックがあるほうが運転
者に加速感が伝わり、車両の応答性がよく感じられると
いう効果もある。また、アクセルをあまり踏まないよう
な場合には、運転者が加速感よりも係合ショックの少な
いスムーズな運転を求めていると判断し、係合に要する
時間を長くする。即ち、運転モードによって運転者の意
図を判断して係合ショックの度合いを調整できるので、
運転者にとって応答性のよい運転が得られる。さらに、
予期しない係合ショックが起こるようなことがなく、安
定に運転が可能である。
【0024】また、変速の前後の速度段は、制御装置1
8によって決定されるものであり、以下これを変速パタ
ーンと言う。例えば、シフトアップの場合とシフトダウ
ンとの場合や、1速から2速へ変速する場合と2速から
3速へ変速する場合等のさまざまな変速パターンに基づ
き、それぞれ係合条件を変えることで運転に応じた制御
が可能である。
【0025】次に、上記の説明において、相対回転数差
ΔNS(T)が所定の回転数差推移カーブS(T)に沿
って減少するように、HLクラッチ3のHLクラッチ油
圧Mを上昇させる際の手順について、図4に示したフロ
ーチャートを用いてさらに具体的に説明する。
【0026】同図において、時刻t3においてフィル信
号を受信すると、制御装置18はそのときの回転数差Δ
Nを検出し、これを初期回転数差ΔN(0)として記憶
する(S1)。そして、タイマーをスタートさせ(S
2)、このタイマーを所定の最終値と比較する(S
3)。タイマーが最終値に至っていない場合にはS4に
進み、このときの回転数差ΔN(T)を検出して、回転
数差ΔN(T)が0であるか(即ち、HLクラッチ3が
直結しているか)、否かを判定する(S6)。S6でΔ
N(T)が0でない場合には、その相対経過時間Tにお
ける回転数差ΔN(T)の、所定の回転数差推移カーブ
S(T)に基づく目標値からのずれを示す偏差eを、次
に示す数式3によって算出する。このとき制御装置18
は、前回の演算で算出した偏差eを、偏差e0として記
憶しておく(S7)。 e=ΔNS(T)−S(T)…………(3)
【0027】次に、この偏差eと前回の演算による偏差
e0との単位時間あたりの偏差変化量deを、次に示す
数式4によって算出する(S8)。 de=(e−e0)*100/dt…………(4) 上式で、dtは前回の回転数差ΔNの計測から今回の計
測までに要する時間である。
【0028】そして、これらの偏差e及び偏差変化量d
eに基づき、HLクラッチ油圧Mを増加させる増加量d
Lを、次に示す数式5によって算出する(S9)。 dL=P*e+D*de+K…………(5) 数式5において、パラメータP、D、及びKは、係合さ
せるクラッチ、変速機の変速パターン、或いは前記運転
モード等の条件ごとに設定される。制御装置18は、こ
の結果に基づいて、HLクラッチ油圧Mを増加量dLだ
け増加させる(S11)。即ち、以上のフローチャート
におけるS7〜S11では、PID制御と呼ばれる制御
方法を用いている。
【0029】このとき、増加させた後のHLクラッチ油
圧MがHLドレン油圧M1よりも小さければ、HLクラ
ッチ油圧MをHLドレン油圧M1まで上昇させる(S1
2,S13)。これにより、ドレンからHLクラッチ油
が抜けるのを防止する。また、HLクラッチ油圧MがH
Lクラッチ保持圧MXよりも大きければ、HLクラッチ
油圧MをHLクラッチ保持圧MXまで下降させ、HLク
ラッチ3に過大な力がかかるのを防止する(S14,S
15)。そして、S3に戻る。また、S3でタイマーが
最終値に達している場合、及びS6で回転数差ΔN
(T)=0となっている場合には、HLクラッチ油圧M
を所定の勾配で保持圧MXまで上昇させ(S18)、終
了する。
【0030】以上の手順については、SPクラッチ7を
係合させる場合についても同様である。この場合には、
第2軸5がSP変速機6の入力軸となり、第3軸8が出
力軸となるので、回転数差ΔNとして第2軸回転数N2
と第3軸回転数N3との差(N2−N3)を取る。尚、
回転数差推移カーブS(T)については、HLクラッチ
3を係合させる場合とSPクラッチ7を係合させる場合
とで、変えることもある。
【0031】以上説明したように本発明によれば、クラ
ッチ3,7の入出力軸の回転数の差である回転数差ΔN
に基づき、クラッチ油圧を制御している。建設機械のよ
うにエンジンの回転数が低い車両においても、クラッチ
係合時の回転数差ΔNの変化は明確に検出できる。ま
た、変速段のギア比が小さく、回転数比が小さいような
場合においても、やはり回転数差ΔNの変化は明確に検
出できる。従って、このように回転数差ΔNに基づいて
クラッチの係合度を制御することにより、入第3軸回転
数N3の比に基づいて制御するのに比較して、より精密
に制御することが可能である。即ち、このような制御に
より、クラッチ係合時のショックが小さくなり、運転性
がよくなる。
【0032】さらに、回転数差ΔNを、初期回転数差Δ
N(0)を100%とした相対値である相対回転数差Δ
NS(T)に換算し、この相対回転数差ΔNS(T)
が、所定の回転数差推移カーブS(T)を描くように、
クラッチ油圧M,mを制御している。これにより、回転
数差ΔNが異なっても、制御装置18は1通りの回転数
差推移カーブS(T)により制御を行なう。即ち、クラ
ッチの係合ショックに最も影響する要因の一つが、時間
に対する伝達トルクの上昇勾配であり、これはクラッチ
油圧M,mの上昇勾配に一致するので、これを外部状況
にかかわらず略一定とすることにより、常に同様の係合
時のフィーリングが得られる。
【0033】また、積荷や路面などの外部状況が変化し
ても、常に一定の回転数差推移カーブS(T)に基づい
て制御を行なえるので、そのたびに制御方法を変更する
必要がなく、制御が単純化され、安定になる。
【0034】しかも、係合開始からの経過時間Δtkを
も、係合終了までの目標時間Δt2を100%とした相
対値である相対経過時間Tに換算し、相対回転数差ΔN
S(T)を相対経過時間Tの関数としている。これによ
り、係合終了までの目標時間Δt2を変化させても、制
御装置18は1通りの回転数差推移カーブS(T)によ
り制御を行なう。即ち、クラッチの係合ショックに最も
影響する要因の他の一つが、クラッチ油圧M,mの係合
時間である。これを、外部状況にかかわらず略一定とす
ることにより、常に同様の係合時のフィーリングが得ら
れ、運転時の不快感がない。また、制御装置18は、多
数の回転数差推移カーブS(T)を記憶する必要がな
く、制御が単純となるので、装置が単純化され、制御ミ
スも少なくなる。
【0035】また、センサ等を車体に多数備える必要が
なく、装置構成が単純になる。さらに、積荷や路面など
の外部状況が変化しても、常に一定の回転数差推移カー
ブS(T)に基づいて制御を行なえるので、そのたびに
制御方法を変更する必要がなく、制御が単純化され、制
御ミスが減少して運転が安定化する。さらに、運転モー
ドに基づいて運転者の意図を判断し、係合ショックの度
合いを調整できるので、運転者にとって応答性のよい運
転性が得られる。さらに、予期しない係合ショックが起
こるようなことがなく、安定に運転が可能である。
【0036】尚、上記説明では、回転数差ΔNと経過時
間Δtkとを相対化し、回転数差推移カーブS(T)を
相対回転数差ΔNS(T)と相対経過時間Tとの関数と
したが、これは制御を単純化するためのものであり、こ
のような形態に限られるものではない。例えば相対経過
時間Tの代わりに時刻t3からの経過時間Δtkを用い
てもよく、回転数差推移カーブS(T)の代わりに相対
経過時間Tにおける回転数差ΔNを用いてもよい。即
ち、クラッチ係合までの目標時間Δt2を定め、回転数
差ΔNが、所定のカーブに合致するように、クラッチ油
圧M,mを制御するようにすればよい。
【0037】次に、HLクラッチ3Aを係合させる際
に、もう一方のHLクラッチ3Bを切断する場合につい
て説明する。図5に、HLクラッチ3A,3Bのクラッ
チ油圧Mのタイムチャートの一例を示す。同図におい
て、上段が切断されるHLクラッチ3B、下段が係合さ
れるHLクラッチ3Aである。同図に示すように、まず
時刻t0においてHLクラッチ3BのHLクラッチ油圧
Mを所定の値M3まで下げて半クラッチにした状態で、
HLクラッチ3AのHLクラッチ油圧Mを上記説明と同
様に推移させて増加させる。そして、フィル信号が入力
されたところで、HLクラッチ3BのHLクラッチ油圧
Mを切断する。以上のようなHLクラッチ油圧Mの制御
を行なうのは、一般的なシフトチェンジの場合であり、
SPクラッチ7についても同様である。これにより、H
Lクラッチ3Aが係合を開始した時点でHLクラッチ3
Bが完全に切断され、両方のクラッチが係合していると
いう状況が生じないので、変速がスムーズに行なわれる
ようになる。
【0038】これに対し、例えばアクセルを踏まないに
も拘らずシフトアップを行なうような場合や、アクセル
を踏んでいるにも拘らずシフトダウンを行なうような、
特殊なシフトチェンジの場合には、図6に示すようにH
Lクラッチ油圧Mを変化させる。即ち、まず時刻t1に
おいて、HLクラッチ3BのHLクラッチ油圧Mを所定
の値M4まで下げる。そして半クラッチの状態で、HL
クラッチ3AのHLクラッチ油圧Mを所定のHL初期油
圧M2としてこれを所定時間保持し、その後所定のHL
ドレン油圧M1に下げる。制御装置18は、HLクラッ
チ3Aに充填が完了してフィル信号が入力すると、HL
クラッチ3BのHLクラッチ油圧Mを、回転数差ΔNが
時間経過に従って所定の回転数差推移カーブに沿うよう
に減少させ、所定の目標時間Δt3後にクラッチが切断
されるように、HLクラッチ3BのHL油圧シリンダ1
4に注入するHLクラッチ油圧Mを制御する。
【0039】HLクラッチ3Bが切断されたときに、H
Lクラッチ3Aの入出力軸の回転数が一致していれば、
同図に実線で示すようにHLクラッチ3AのHLクラッ
チ油圧Mを保持圧MXまで上昇させる。しかしながら、
もしHLクラッチ3Aの入出力軸の回転数が一致してい
なければ、同図に点線で示すようにHLクラッチ3Aの
HLクラッチ油圧Mを、回転数差ΔNが時間経過に従っ
て所定の回転数差推移カーブに沿うように増加させる。
即ち、上記のような特殊なシフトチェンジの場合には、
切断されるHLクラッチ3Bのショックが大きくなる。
従って、HLクラッチ3BのHLクラッチ油圧Mを、所
定の回転数差推移カーブに沿って減少させ、所定の目標
時間Δt3後にクラッチが切断されるように制御するこ
とにより、変速ショックが低減し、運転時の快適性が向
上する。即ち、一般的にはHLクラッチ3Bを切断させ
るためにHLクラッチ油圧Mを減少させていくと、HL
クラッチ3Aの入出力軸の回転数がほぼ合致するように
働くので、係合ショックが小さくなる。
【0040】以上の説明はHLクラッチ3のみを切り替
える場合であるが、建設機械の変速時には、HLクラッ
チ3及びSPクラッチ7を同時に切り替えて変速を行な
う場合がある。以下に、このような場合の制御について
説明する。
【0041】図7に、縦軸にSPクラッチ油圧m及びH
Lクラッチ油圧M、横軸に時間tをとったタイムチャー
トを示す。同図において、上段がSPクラッチ油圧m、
下段がHLクラッチ油圧Mのタイムチャートである。同
図において、時刻t11に変速を指令するトリガ信号が
入力されると、制御装置18はSPクラッチ7のSPク
ラッチ油圧mを所定の初期油圧m2とし、これを時間Δ
t11の間保持する。そして時刻t12になると、SP
クラッチ油圧mを、初期油圧m2よりも低い所定のドレ
ン油圧m1とする。これにより、時刻t13になるとS
Pクラッチ油のSP油圧シリンダ16内への充填が完了
し、図示しない流量検出弁から制御装置18に対して、
SPクラッチ油の充填完了を通知するSPフィル信号が
送信される。
【0042】このSPフィル信号の受信に伴い、制御装
置18はSPクラッチ油圧mをドレン油圧m1に保持す
るとともに、HLクラッチ3のHLクラッチ油圧Mを所
定の初期油圧M2とし、これを時間Δt21の間保持す
る。そして時刻t14になると、HLクラッチ油圧M
を、初期油圧M2よりも低い所定のドレン油圧M1とす
る。これにより、時刻t15になるとHLクラッチ油の
HL油圧シリンダ14内への充填が完了し、図示しない
流量検出弁から制御装置18に対して、HLクラッチ油
の充填完了を通知するHLフィル信号が送信される。
【0043】時刻t15におけるHLフィル信号の受信
に伴い、制御装置18は、上述したクラッチが1段の場
合と同様に、第1軸回転センサ9、及び第2軸回転セン
サ10からの出力信号に基づき、HLクラッチ3の入出
力軸に相当する第1軸4及び第2軸5の回転数N1,N
2を検出し、両者の差であるHL回転数差ΔN(=N1
−N2)を算出する。そして制御装置18は、このHL
回転数差ΔNに基づくHL相対回転数差ΔNS(T)
が、図3に示したようなHL回転数差推移カーブS
(T)に沿って所定の目標時間Δt22後に0となるよ
うに、HLクラッチ3のHLクラッチ油圧Mを上昇させ
る。これにより、時刻t16になると、HLクラッチ3
が係合する。制御装置18は、HLクラッチ3係合後、
一定の傾きに沿ってHLクラッチ油圧MをHLクラッチ
保持圧MXまで上昇させ、時刻t17からはその圧力を
保持する。
【0044】またHLクラッチ3が係合した時刻t16
から、制御装置18は第2軸回転センサ10及び第3軸
回転センサ11からの出力信号に基づいて、SPクラッ
チ7の入出力軸に相当する第2軸5及び第3軸8の回転
数N2,N3を検出し、両者の差であるSP回転数差Δ
N(=N2−N3)を算出する。そして制御装置18
は、このSP回転数差ΔNから求めた相対回転数差ΔN
S(T)が、前記回転数差推移カーブS(T)に沿って
所定の目標時間Δt12後に0となるように、SPクラ
ッチ油圧を上昇させる。これにより、時刻t18になる
と、SPクラッチ7が係合する。制御装置18は、SP
クラッチ7係合後、一定の傾きに沿ってSPクラッチ油
圧mを保持圧mXまで上昇させ、時刻t19からはその
圧力を保持する。尚、回転数差推移カーブS(T)は、
HLクラッチ3とSPクラッチ7との間で同じにしても
よいが、変えるようにしてもよい。
【0045】このように、本発明によれば、HLクラッ
チ3及びSPクラッチ7を、この順序で係合させてい
る。即ち、先に係合する側のクラッチは、相手がフリー
であるために伝達トルクが殆んどなく、係合ショックも
小さいため、クラッチにかかる負荷も小さい。そして、
上述したように、一般的に片方の変速機のみを切り替え
る場合にはHL変速機2を切り替えることが多いため、
HLクラッチ3のほうが係合される頻度が大きく、係合
時の熱負荷や機械的な衝撃による負荷が大きい。そのた
め、双方の変速機を切り替える場合には、まずHLクラ
ッチ3を先に切り替えることにより、クラッチ係合時の
負荷を少なくして、HLクラッチ3とSPクラッチ7と
にかかる負荷を均一化している。さらに、HLクラッチ
3が係合してから、SPクラッチ7の係合を開始してい
る。HLクラッチ3がまだ係合終了する前にSPクラッ
チ7の係合を開始すると、第2軸5の入力側と出力側が
滑ることになり、その回転が不安定になる。従って、ク
ラッチ3,7の入出力軸の回転数差ΔNに基づいた制御
が難しくなる。即ち、HLクラッチ3が係合してから、
SPクラッチ7の係合を開始することにより、精密な係
合度の制御が可能である。
【0046】また、クラッチ3,7の入出力回転数差Δ
Nを相対化した相対回転数差ΔNS(T)が、それぞれ
所定の回転数差推移カーブS(T)を描くように制御を
行なっている。これにより、どちらのクラッチ3,7に
対しても係合ショックが小さくなり、運転性が向上す
る。尚、上記説明では、簡単のためにアクセルの踏角を
2種類として説明したが、踏角によって4種類程度に分
け、この踏角に応じて目標時間や回転数差推移カーブS
(T)を変えるようにすれば、さらに細かい制御が可能
であり、運転性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る自動変速装置のシステムブロッ
ク図。
【図2】クラッチ油圧のタイムチャート。
【図3】相対回転数差と相対経過時間との関係を示すグ
ラフ。
【図4】クラッチ油圧を上昇させる際の手順を示すフロ
ーチャート。
【図5】クラッチを切断する場合の、クラッチ油圧のタ
イムチャートの一例。
【図6】クラッチを切断する場合の、クラッチ油圧のタ
イムチャートの一例。
【図7】SPクラッチ油圧及びHLクラッチ油圧のタイ
ムチャート
【符号の説明】
1:、自動変速機1、2:HL変速機2、3:HLクラ
ッチ3、4:第1軸4、5:第2軸5、6:SP変速機
6、7:SPクラッチ7、8:第3軸8、9:第1軸回
転センサ9、10:第2軸回転センサ10、11:第3
軸回転センサ11、12:、13:HLモジュレートバ
ルブ13、14:HL油圧シリンダ14、15:SPモ
ジュレートバルブ15、16:SP油圧シリンダ16、
17:、18:制御装置18、19:アクセル角検出器
19、20:ブレーキ検出器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチ(3,7)に印加するクラッチ油圧
    (M,m)を制御して、クラッチの係合度合いを制御する自
    動変速機の変速制御方法において、 変速条件によって定められる目標時間(Δt2,Δt12,Δt2
    2)で、クラッチの入出力軸(4,5,8)の回転数(N1,N2,N3)
    を一致させることを特徴とする変速制御方法。
  2. 【請求項2】 クラッチ(3,7)に印加するクラッチ油圧
    (M,m)を制御して、クラッチ(3,7)の係合度合いを制御す
    る制御装置(18)を備えた自動変速機の変速制御装置にお
    いて、 変速機(2,6)の入出力回転数(N1,N2,N3)を検出する入出
    力回転数検出器(9,10,11)と、 入出力回転数(N1,N2,N3)から算出した回転数差(ΔN)
    を、変速条件によって定められる所定の回転数差−時間
    曲線に近づけるように制御する制御装置(18)とを備えた
    ことを特徴とする変速制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動変速機の変速制御装
    置において、 前記変速条件が、アクセルペダルの踏角、ブレーキの状
    態、及び変速の前後の速度段のうちの少なくともいずれ
    か1つであることを特徴とする変速制御装置。
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