JPS6215134A - 自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置 - Google Patents
自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置Info
- Publication number
- JPS6215134A JPS6215134A JP60155625A JP15562585A JPS6215134A JP S6215134 A JPS6215134 A JP S6215134A JP 60155625 A JP60155625 A JP 60155625A JP 15562585 A JP15562585 A JP 15562585A JP S6215134 A JPS6215134 A JP S6215134A
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- Japan
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- engine
- control device
- speed
- shift
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- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子制御装置の制御信号に基づいて自動変速
機とクラッチを変速制御する自動変速機11−49 f
If 11日 1 m If 蝉 IJ
n If I上 −Δ−古賞1 /N ytg
5台 −ヒのエンジン制御装置に関する。
機とクラッチを変速制御する自動変速機11−49 f
If 11日 1 m If 蝉 IJ
n If I上 −Δ−古賞1 /N ytg
5台 −ヒのエンジン制御装置に関する。
(従来技術)
近年、車両の運転操作を容易にするため、自動変速機を
搭載した車両が広く利用されている。係る車両には、自
動クラッチが用いられ、摩擦クラッチ(例えば、乾式単
板クラッチ)を電子制御装置により制御する流体アクチ
ュエータによって駆動するものが提案されている。
搭載した車両が広く利用されている。係る車両には、自
動クラッチが用いられ、摩擦クラッチ(例えば、乾式単
板クラッチ)を電子制御装置により制御する流体アクチ
ュエータによって駆動するものが提案されている。
そして、自動変速作動時には変速後のエンジン回転数に
応じたスロットル開度を演算して、エンジン回転を制御
する提案(特開昭6O−8436)がなされている。
応じたスロットル開度を演算して、エンジン回転を制御
する提案(特開昭6O−8436)がなされている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、制動時には変速中も車速が著しく低下(
急減速)するため、エンジン回転数合わせの目標となる
計算上のエンジン回転数(以下「目標エンジン回転数」
と略称する)もそれに応じて著しく減少することになる
。従って、実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数
の減少に十分に追従できずに、クラッチ接動作を高いエ
ンジン回転数状態で行なうことになってしまう。この場
合、変速ショックが発生して運転者が運転フィーリング
上不快感を持つ恐れがある。また、クラッチ板の滑りが
大きくなってクラッチ負担が増大してクラッチ寿命の劣
化が生じたり、燃費が悪化してしまう欠点が生じていた
。
急減速)するため、エンジン回転数合わせの目標となる
計算上のエンジン回転数(以下「目標エンジン回転数」
と略称する)もそれに応じて著しく減少することになる
。従って、実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数
の減少に十分に追従できずに、クラッチ接動作を高いエ
ンジン回転数状態で行なうことになってしまう。この場
合、変速ショックが発生して運転者が運転フィーリング
上不快感を持つ恐れがある。また、クラッチ板の滑りが
大きくなってクラッチ負担が増大してクラッチ寿命の劣
化が生じたり、燃費が悪化してしまう欠点が生じていた
。
このような従来の自動変速機の変速時のエンジン制御に
付随する問題点を解決するため、本発明の目的は、変速
ショックやクラッチ板の滑りの発生を防止した、自動変
速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置を提供するこ
とである。
付随する問題点を解決するため、本発明の目的は、変速
ショックやクラッチ板の滑りの発生を防止した、自動変
速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置を提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は電子制御装置の出力する制御信号に基づいて変
速制御する自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御
装置において、制動中の変速時に変速開始直前の車両の
減速度を算出する手段と、現車速と総減速比から現車速
における変速後のギア位置でのエンジン回転数を算出す
る手段と、前記減速度と前記総減速比から変速中の目標
エンジン回転数減少量を算出する手段とを有し、これら
の手段により変速後のエンジン回転数を算出して回転合
わせ制御をする自動変速機搭載車両の変速時のエンジン
制御装置が提供され・る。
速制御する自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御
装置において、制動中の変速時に変速開始直前の車両の
減速度を算出する手段と、現車速と総減速比から現車速
における変速後のギア位置でのエンジン回転数を算出す
る手段と、前記減速度と前記総減速比から変速中の目標
エンジン回転数減少量を算出する手段とを有し、これら
の手段により変速後のエンジン回転数を算出して回転合
わせ制御をする自動変速機搭載車両の変速時のエンジン
制御装置が提供され・る。
(作用)
電子制御装置の制御信号に基づいて自動変速機とクラッ
チを変速制御する自動変速機付車両において変速開始時
に、現車速を測定すると共に、変速開始直前の減速度、
総減速比、変速所要時間から目標エンジン回転数の変速
中の減少量を計算することにより、減速中の場合、現車
速と減速比より求められる変速後のギア位置でのエンジ
ン回転数から該減少量を減算した値を目標エンジン回転
数としてエンジン回転数を制御してエンジン回転数合わ
せを行なう。
チを変速制御する自動変速機付車両において変速開始時
に、現車速を測定すると共に、変速開始直前の減速度、
総減速比、変速所要時間から目標エンジン回転数の変速
中の減少量を計算することにより、減速中の場合、現車
速と減速比より求められる変速後のギア位置でのエンジ
ン回転数から該減少量を減算した値を目標エンジン回転
数としてエンジン回転数を制御してエンジン回転数合わ
せを行なう。
(実施例)
以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は、本発明を実現するための一実施例ブロック図
である。第1図において、11はエンジン、12はフラ
イホイール、13はクラッチ、14は油圧によるクラッ
チアクチュエータ、15はピストンロッド、16はレリ
ーズレバ−117はエンジン回転数を検出するエンジン
回転センサであり、13ないし16によりクラッチ機構
が構成されている。なお、14aはクラッチボジシ重ン
センサであってクラッチ位置を検出する。また、18は
油圧機構、19はインプットシャフト、20は変速機、
21aは変速機のアクチュエータ、21bはギア位置を
検出するセンサ、22はアウトプットシャフト、23は
車速センサ、24はドライバ操作用のセレクトレバー、
25はセレクトレバーの位置を検出するセレクトセンサ
、26はアクセルペダル、27はアクセルペダルの踏み
込み量を検出するアクセルペダルセンサ、28はエンジ
ンシリンダ、29は燃料噴射ノズル、30はノズルに加
圧燃料を供給する燃料噴射ポンプであり、29と30で
通常の燃料噴射装置を構成している。31は電子制御装
置!あって、例えばマイコンで構成できる。すなわち、
電子制御装置31は、読取り専用メモリ(ROM)31
aと、演算結果、入力データ等を記憶する読み/書き可
能なデータメモリ(RAM)3 l bと、入出力イン
ターフェース31cと、プロセッサ31dとから構成さ
れる。ROM31aには、(1)自動制御のための制御
プログラム、(2)自動変速線パターン、(3)各ギア
位置毎に、変速時における燃料噴射量とエンジン回転数
との対応関係等が記憶されている他、本発明では、後述
するように、(4)変速開始直前のエンジン回転数を計
算する諸定数や変速中の目標エンジン回転数の減少量を
計算するための諸定数が記憶されている。
である。第1図において、11はエンジン、12はフラ
イホイール、13はクラッチ、14は油圧によるクラッ
チアクチュエータ、15はピストンロッド、16はレリ
ーズレバ−117はエンジン回転数を検出するエンジン
回転センサであり、13ないし16によりクラッチ機構
が構成されている。なお、14aはクラッチボジシ重ン
センサであってクラッチ位置を検出する。また、18は
油圧機構、19はインプットシャフト、20は変速機、
21aは変速機のアクチュエータ、21bはギア位置を
検出するセンサ、22はアウトプットシャフト、23は
車速センサ、24はドライバ操作用のセレクトレバー、
25はセレクトレバーの位置を検出するセレクトセンサ
、26はアクセルペダル、27はアクセルペダルの踏み
込み量を検出するアクセルペダルセンサ、28はエンジ
ンシリンダ、29は燃料噴射ノズル、30はノズルに加
圧燃料を供給する燃料噴射ポンプであり、29と30で
通常の燃料噴射装置を構成している。31は電子制御装
置!あって、例えばマイコンで構成できる。すなわち、
電子制御装置31は、読取り専用メモリ(ROM)31
aと、演算結果、入力データ等を記憶する読み/書き可
能なデータメモリ(RAM)3 l bと、入出力イン
ターフェース31cと、プロセッサ31dとから構成さ
れる。ROM31aには、(1)自動制御のための制御
プログラム、(2)自動変速線パターン、(3)各ギア
位置毎に、変速時における燃料噴射量とエンジン回転数
との対応関係等が記憶されている他、本発明では、後述
するように、(4)変速開始直前のエンジン回転数を計
算する諸定数や変速中の目標エンジン回転数の減少量を
計算するための諸定数が記憶されている。
次に、第2図のエンジン回転数のグラフおよび第3図の
処理フローチャートに従って本発明のエンジン回転合わ
せ装置を説明する。
処理フローチャートに従って本発明のエンジン回転合わ
せ装置を説明する。
第2図を参照すると、本発明において、エンジン回転数
をNeとして、変速開始直前の現車速における変速後の
ギア位置でのエンジン回転数Nsの変速中の減少量ΔN
eは次式で表わされる。
をNeとして、変速開始直前の現車速における変速後の
ギア位置でのエンジン回転数Nsの変速中の減少量ΔN
eは次式で表わされる。
ΔNe=に1eΔv−Δt −c r ・(i )こ
こで、ΔVは変速開始直前の車両の減速度、Δtは変速
開始から変速終了までの変速所要時間、Grは変速後の
ギア位置のミッションギア比と一定(Hのファイナルギ
ア比の積で表わされる総減速比、およびに、は係数であ
る6変速開始時に、現車速Vより以下の式で現車速にお
ける変速後のギア位置でのエンジン回転数Ns、を求め
る。
こで、ΔVは変速開始直前の車両の減速度、Δtは変速
開始から変速終了までの変速所要時間、Grは変速後の
ギア位置のミッションギア比と一定(Hのファイナルギ
ア比の積で表わされる総減速比、およびに、は係数であ
る6変速開始時に、現車速Vより以下の式で現車速にお
ける変速後のギア位置でのエンジン回転数Ns、を求め
る。
Ns=に2・V−Gr・ (L/L)−(2)ここで、
Lは車両の駆動輪のタイヤ円周長、k2は同じく係数で
ある。変速中にNsの低下が生じる車両の減速中、目標
エンジン回転数をNtとすれば、第2図から、 Nt=Ns−ΔNe −(3)で求めら
れるNtを目標エンジン回転数とみなして、エンジン回
転数合わせを行なう。
Lは車両の駆動輪のタイヤ円周長、k2は同じく係数で
ある。変速中にNsの低下が生じる車両の減速中、目標
エンジン回転数をNtとすれば、第2図から、 Nt=Ns−ΔNe −(3)で求めら
れるNtを目標エンジン回転数とみなして、エンジン回
転数合わせを行なう。
これを第3図のフローチャートを参照して更に詳細に説
明する。
明する。
電子制御装置31は、セレクトレ、<−24の、たとえ
ば、Dレンジ、ルンジ、2レンジにおける自動変速線パ
ターンを記憶すると共に、セレクトレバー24の位置を
示す信号、アクセル踏込量(燃料噴射N)、変速ギア位
置を示す信号を各センサ25.27.21bから受信し
ている。従って、電子制御装置31は、動作点が自動変
速線パターンにより区切られる1速、2速、3速領域の
それぞれに他の領域から変速するかどうかを検出できる
。この変速の必要を検出すると、電子制御装置31は、
以下のエンジン回転数合わせ制御をスタートする。
ば、Dレンジ、ルンジ、2レンジにおける自動変速線パ
ターンを記憶すると共に、セレクトレバー24の位置を
示す信号、アクセル踏込量(燃料噴射N)、変速ギア位
置を示す信号を各センサ25.27.21bから受信し
ている。従って、電子制御装置31は、動作点が自動変
速線パターンにより区切られる1速、2速、3速領域の
それぞれに他の領域から変速するかどうかを検出できる
。この変速の必要を検出すると、電子制御装置31は、
以下のエンジン回転数合わせ制御をスタートする。
電子制御装置31は、クラッチアクチュエータ14を制
御してクラッチ13をオンからオフにする。なお、変速
時回転数合わせ制御をスタートした後は、この制御が完
了してクラッチ接になる迄アクセルの踏込量と燃料噴射
量は無関係になり、回転合わせ制御は以下のステップで
実行される。
御してクラッチ13をオンからオフにする。なお、変速
時回転数合わせ制御をスタートした後は、この制御が完
了してクラッチ接になる迄アクセルの踏込量と燃料噴射
量は無関係になり、回転合わせ制御は以下のステップで
実行される。
(a)車速センサ23で求めた変速開始直前の現車速V
の時間に対する変化率dV/dtを求めることにより車
両の減速度ΔVを計算する。
の時間に対する変化率dV/dtを求めることにより車
両の減速度ΔVを計算する。
(b)前述の(2)式より変速開始直前の現車速におけ
る変速後のギア位置でのエンジン回転数NSを計算する
。この計算において、現車速Vはセンサ23より検出し
、総減速比Grは、ギア位置に対するミッションギア比
をRAM31bに記憶しておくと共にファイナルギア比
をROM31aに記憶しておき、センサ21bで検出し
た変速しようとするギア位置に対するミッションギア比
をRAM3 l bから読み出して、それとROM31
aのファイナルギア比との積から求められる。また、タ
イヤ円周長りはROM31aから読み出す、なお、係数
に2は、一般に変速後のミッションギア比と円周長りに
依存する定数であって、ROM31aから読み出せばよ
い。
る変速後のギア位置でのエンジン回転数NSを計算する
。この計算において、現車速Vはセンサ23より検出し
、総減速比Grは、ギア位置に対するミッションギア比
をRAM31bに記憶しておくと共にファイナルギア比
をROM31aに記憶しておき、センサ21bで検出し
た変速しようとするギア位置に対するミッションギア比
をRAM3 l bから読み出して、それとROM31
aのファイナルギア比との積から求められる。また、タ
イヤ円周長りはROM31aから読み出す、なお、係数
に2は、一般に変速後のミッションギア比と円周長りに
依存する定数であって、ROM31aから読み出せばよ
い。
(e)ステップ(a)で求めた現車速Vの変化率dV/
dtから車両の走行状態を判断する。すなわち、dV/
dt<0であれば、減速中であると判断して、以後のス
テップ(d)に進む、逆にdV/dt≧Oであれば、減
速中でないと判断して、別のステップ(f)に進む。
dtから車両の走行状態を判断する。すなわち、dV/
dt<0であれば、減速中であると判断して、以後のス
テップ(d)に進む、逆にdV/dt≧Oであれば、減
速中でないと判断して、別のステップ(f)に進む。
(d)前述の(1)式より、目標エンジン回転数の変速
中の減少量ΔNeを計算する。この計算に飼いイ 〕誹
′4J昨AVt+ス÷、、プ(^)で田いト齢値を転用
すればよい、同じく、絶減速度Grもステップ(b)の
値を用いる。また、変速所要時間Δtは、たとえば、予
め設定したクラッチ断・接の時間差(第2図参照)でR
OM31aに記憶しておく、なお、係数klは、変速後
のミッションギア比に依存する定数であって実験的に求
めてROM31aに記憶しておけばよい。
中の減少量ΔNeを計算する。この計算に飼いイ 〕誹
′4J昨AVt+ス÷、、プ(^)で田いト齢値を転用
すればよい、同じく、絶減速度Grもステップ(b)の
値を用いる。また、変速所要時間Δtは、たとえば、予
め設定したクラッチ断・接の時間差(第2図参照)でR
OM31aに記憶しておく、なお、係数klは、変速後
のミッションギア比に依存する定数であって実験的に求
めてROM31aに記憶しておけばよい。
(e)目標エンジン回転数Ntを(3)式から求める。
(f)ステップ(C)で減速中でないと判断したら、第
2図の場合と異なり、エンジン回転数の減少はなく、ス
テップ(b)で求めたエンジン回転数Nsがそのまま目
標エンジン回転数Ntである。
2図の場合と異なり、エンジン回転数の減少はなく、ス
テップ(b)で求めたエンジン回転数Nsがそのまま目
標エンジン回転数Ntである。
(g)電子制御装置31のROM31aには各位置毎に
変速時の燃料噴射量と目標エンジン回転数Ntとの対応
関係が記憶されている。すなわち。
変速時の燃料噴射量と目標エンジン回転数Ntとの対応
関係が記憶されている。すなわち。
第3速(Dレンジ)において、燃料噴射量工がI=f’
(Nt) ・・・(4)で表わされ
、第1速(ルンジ)におい、て、IがI=g(Nt)
・・・ (5)で表わされ、
第2速(2レンジ)において、工がI=h(Nt)
・・・(6)で表わされるものとする
と、離散的に(4)ないしく6)式で定められるIがN
tの関数として各ギア位置毎にテーブルとしてROM3
1aに記憶されている。
(Nt) ・・・(4)で表わされ
、第1速(ルンジ)におい、て、IがI=g(Nt)
・・・ (5)で表わされ、
第2速(2レンジ)において、工がI=h(Nt)
・・・(6)で表わされるものとする
と、離散的に(4)ないしく6)式で定められるIがN
tの関数として各ギア位置毎にテーブルとしてROM3
1aに記憶されている。
従って、目標エンジン回転数Ntは、減速中の場合(3
)式より求められ、減速中でない場合現車速における変
速後のギア位置でのエンジン回転数Nsをそのまま用い
ることができるので、プロセッサ31dは、上述のテー
ブルを用いて目標燃料噴射量Itを求める。次に、プロ
セッサ31dは、現燃料噴射量工とその目標値Itの差
分を演算し、この差分に応じて燃料噴射量ポンプ30を
制御して燃料噴射ノズル29の噴射量を目標値に設定す
る。その結果、現車速における変速後のギア位置でのエ
ンジン回転数Nsは目標値Ntに向って変化する。
)式より求められ、減速中でない場合現車速における変
速後のギア位置でのエンジン回転数Nsをそのまま用い
ることができるので、プロセッサ31dは、上述のテー
ブルを用いて目標燃料噴射量Itを求める。次に、プロ
セッサ31dは、現燃料噴射量工とその目標値Itの差
分を演算し、この差分に応じて燃料噴射量ポンプ30を
制御して燃料噴射ノズル29の噴射量を目標値に設定す
る。その結果、現車速における変速後のギア位置でのエ
ンジン回転数Nsは目標値Ntに向って変化する。
なお、本発明による変速時のエンジン制御装置は、燃料
噴射装置を備えた車両に適用した実施例について説明し
たが、本発明はそれに限るものではなく1通常のように
スロットルバルブを備えた車両においても実施できるこ
とは明らかである。
噴射装置を備えた車両に適用した実施例について説明し
たが、本発明はそれに限るものではなく1通常のように
スロットルバルブを備えた車両においても実施できるこ
とは明らかである。
ただ、燃料噴射装置と共に用いた方が、限られた所要変
速時間に対しては、より正確で応答性の優れた制御が可
能である。
速時間に対しては、より正確で応答性の優れた制御が可
能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、自動変速
機付車両の変速開始直前の減速度に応じて変速操作終了
後のエンジン回転数を予測し、この予測値を目標エンジ
ン回転数としてエンジン回転合わせ制御を行なうように
したので、変速終了のクラッチ接動作を目標エンジン回
転数で行なうことができる。従って、変速ショックの発
生もなく運転者がスムーズな変速フィーリングを楽しむ
ことができる。また、クラッチ板の滑りを減少できるの
で、クラッチの寿命を延ばし燃費を向上させる効果も奏
する。
機付車両の変速開始直前の減速度に応じて変速操作終了
後のエンジン回転数を予測し、この予測値を目標エンジ
ン回転数としてエンジン回転合わせ制御を行なうように
したので、変速終了のクラッチ接動作を目標エンジン回
転数で行なうことができる。従って、変速ショックの発
生もなく運転者がスムーズな変速フィーリングを楽しむ
ことができる。また、クラッチ板の滑りを減少できるの
で、クラッチの寿命を延ばし燃費を向上させる効果も奏
する。
第1図は本発明を実現するための一実施例ブロック図、
第2図はエンジン回転数の変速前後の変化を示す特性図
、第3図は第1図構成の処理フローチャートである。 1.1・・・フライホイール、13 ・・・クラッチ、
17・・・エンジン回転センサ、20・・・変速機、2
1b・・・ギア位置センサ、23・・・車速センサ、2
8・・・エンジンシリンダ、29・・・燃料噴射ノズル
、30・・・燃料噴射ポンプ、31・・・電子制御装置
、31a・・・ROM、31b・・・RAM、31d・
・・プロセッサ。 特許出願人 いすぐ自動車株式会社 代 理 人 弁理士 辻 實第1図 第2図
第2図はエンジン回転数の変速前後の変化を示す特性図
、第3図は第1図構成の処理フローチャートである。 1.1・・・フライホイール、13 ・・・クラッチ、
17・・・エンジン回転センサ、20・・・変速機、2
1b・・・ギア位置センサ、23・・・車速センサ、2
8・・・エンジンシリンダ、29・・・燃料噴射ノズル
、30・・・燃料噴射ポンプ、31・・・電子制御装置
、31a・・・ROM、31b・・・RAM、31d・
・・プロセッサ。 特許出願人 いすぐ自動車株式会社 代 理 人 弁理士 辻 實第1図 第2図
Claims (1)
- 電子制御装置の出力する制御信号に基づいて変速制御す
る自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置にお
いて、制動中の変速時に変速開始直前の車両の減速度を
算出する手段と、現車速と総減速比から現車速における
変速後のギア位置でのエンジン回転数を算出する手段と
、前記減速度と前記総減速比から変速中の目標エンジン
回転数減少量を算出する手段とを有し、これらの手段に
より変速後のエンジン回転数を算出して回転合わせ制御
をすることを特徴とする自動変速機搭載車両の変速時の
エンジン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155625A JPS6215134A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155625A JPS6215134A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215134A true JPS6215134A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0450213B2 JPH0450213B2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=15610092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60155625A Granted JPS6215134A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 自動変速機搭載車両の変速時のエンジン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215134A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02169830A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-29 | Isuzu Motors Ltd | 自動変速機のスロットル制御装置 |
JP2001141042A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-25 | Aisin Ai Co Ltd | 自動変速装置におけるシフト自動戻し装置 |
CN100339263C (zh) * | 2004-03-25 | 2007-09-26 | 日产自动车株式会社 | 车辆控制装置 |
JP2010159728A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP2011080516A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Jatco Ltd | 車両のオイルポンプ制御装置 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP60155625A patent/JPS6215134A/ja active Granted
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
JPH02169830A (ja) * | 1988-12-22 | 1990-06-29 | Isuzu Motors Ltd | 自動変速機のスロットル制御装置 |
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