JP2001254552A - 情報ボックス施錠装置 - Google Patents

情報ボックス施錠装置

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JP2001254552A
JP2001254552A JP2000070291A JP2000070291A JP2001254552A JP 2001254552 A JP2001254552 A JP 2001254552A JP 2000070291 A JP2000070291 A JP 2000070291A JP 2000070291 A JP2000070291 A JP 2000070291A JP 2001254552 A JP2001254552 A JP 2001254552A
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Kinshi Mineshima
謹司 峯島
Takeo Takaku
武男 高久
Ikuya Tsuruta
育也 鶴田
Kenichiro Kanetani
建一郎 金谷
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Japan Recom Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆電話通信網の加入電話線などの通信回路
並びに携帯電話機を利用して、情報ボックスでの部外者
の侵入阻止管理を容易にしセキュリティ面の信頼性を大
巾に高め、制御操作不能となることなく安全に取扱うこ
とができる情報連結監視を可能にする。 【解決手段】 パスワード認証機能内蔵の携帯端末機器
dには、ケーブル2を介して接続端子3を有し携帯端末
接続用コネクタ1に接続できるようになっている。該コ
ネクタに接続した制御回路部4を有する電子錠aは、扉
cの鍵穴に埋栓され、この電子錠aに手動操作の施解錠
棒5を昇降自在に備えて駆動機構6のロックユニット7
に嵌脱すると共に、該駆動機構6に前記制御回路部4か
ら制御信号により駆動されるモータ8と、該モータ8に
よって径方向に突没し、情報ボックスに設けられた係合
部10に係合しうるラッチ部材9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機を使
用して管理所以外の現場での情報ボックス、その他の部
外者の侵入を阻止したい場所など入出管理できる扉の電
子錠を施錠/解錠する情報ボックス施錠装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来では、部外者の侵入を阻止しなけれ
ばならない場所での入出管理に用いられる電子錠遠隔制
御装置では、開閉要請者が無人の交換所や倉庫等に備え
た電子錠遠隔装置に第1の暗証番号を入力して照合を受
け、この照合が合致すれば自動ダイヤルで制御センタの
制御電話機を呼び出し、呼び出された制御センタの開閉
制御者が、開閉要請者及び入室の目的等の確認を行った
のち、第2暗証番号を電子気錠遠隔装置へダイヤルし、
暗証番号の照合が合致すると電子錠が解錠または施錠さ
れるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、各部所での入
出退管理にはテンキーを使用して暗証番号を入力して照
合するテンキー方式や、カードに記憶させた個人情報を
カード読取装置に読み取らせ照合するカード方式等があ
り、管理作業者に出動するには入所キーやカードをその
保管場所まで取りに行かねばならないし、携帯させる方
式にするとキーやカードの紛失、盗難や暗証番号が分か
ってしまうなどの不測事故に対応する不便があって、セ
キュリティの面での信頼性も低く問題であった。殊に、
暗証番号が第三者に漏れた場合セキュリティの確保がむ
ずかしいし、電話連絡を採用すると入退室の管理が大変
で、公衆回線の故障などで制御管理センタの制御電話機
の呼び出し不能であると電気錠の操作が不可能となるな
どの不便があった。
【0004】本発明は、公衆電話通信網の加入電話線な
どの通信回路並びに携帯電話機を利用して、これら従来
の問題点を解決するためのもので、部外者の侵入阻止管
理を容易にし、セキュリティ面の信頼性を大巾に高め、
制御操作不能となることなく安全に取扱うことができる
情報連絡監視を可能にする情報ボックス施錠装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、パスワード
認証機能内蔵の携帯端末機器を接続しうる携帯端末接続
用コネクタと制御回路部とを有する電子錠を備えた扉が
配備されている情報ボックスであって、扉の鍵穴に埋栓
された電子錠に手動操作の施解錠棒を昇降自在に備えて
駆動機構のロックユニットに嵌脱すると共に、該駆動機
構に前記制御回路部から制御信号により駆動されるモー
タと、該モータによって径方向に突没し、情報ボックス
に設けられた係合部に係合しうるラッチ部材とを備えた
ものである。
【0006】そして、この発明では前記携帯端末機器が
鍵管理センタへアクセスしうるものであって、鍵管理セ
ンタからの暗証番号の携帯端末機器への遠隔伝送を受
け、暗証番号の照合しうるように構成したことを特徴と
する。
【0007】また、前記携帯端末機器が、ケーブルを介
して接続端子を有し、前記扉に設けた接続用コネクタに
接続しうる携帯電話機であって、履歴の管理データを鍵
管理センタに伝送しうるように構成したことを特徴とす
る。
【0008】さらに、情報ボックスに備えられる施錠機
構での前記ラッチ部材が、駆動機構によって突没する連
結杆を備え、ボックス扉に設けた既設錠のロック部を抱
え込む構成となっていることを特徴とする。
【0009】本発明は、公衆電話通信網の加入電話線等
の通信回線並びに携帯電話機を利用して、遠隔の電子錠
の操作を行う携帯端末機器を鍵管理センタと通信回路で
結んで、電子錠の解錠または施錠の集中管理を容易に
し、端末機器と鍵管理センタとで通信を行い、解施錠要
請者に対して照合を行って高いセキュリティを確保し、
通信回線などの不測の故障でも端末機器単独で電子錠の
解錠または施錠を行うことで信頼性を高め、しかも端末
機器および鍵管理センタの照合のための設定内容の変更
も必要に応じてでき、セキュリティ確保も容易で操作者
の手間も大巾に削減できるほか、技術者或いは設備の修
理業者など出勤者の入出許可に際し、鍵或いはカードを
携帯しない場合でも受信された許可情報で操作でき、各
情報ボックスの制御管理センタその他の保管場所に取り
に行く時間の損失や手間がなく、設備異常発生に対して
も迅速に対応でき鍵、カード類で良く生ずる紛失や忘れ
や盗難にあってもそのカード類を悪用されることがなく
なる。
【0010】
【作用】本発明の情報ボックス施錠装置は、鍵穴に埋栓
された電子錠にあるコネクタに携帯端末機器をケーブル
を介して接続し、電源ONとして携帯端末機器にパスワ
ードを入力したのち管路、設備情報を確認し、鍵管理セ
ンタへ公衆電話回線を利用してアクセスすることがで
き、次で管理センタからの暗証番号(ID番号)の携帯
端末機器への遠隔伝送し携帯端末機器のID番号と電子
錠のID番号の突合せチェックをし、OKならばラッチ
部材のロック解除した後、手動操作により施解錠杆を引
き出してラッチ部材の解除を容易に行うことができる。
【0011】即ち、パスワード認証機能内蔵の携帯端末
を使用して、専用アプリケーションソフトにより情報ボ
ックスのデータの照合をし、ロックの解錠、施錠操作を
行う。その際、携帯端末機器に入力された本人情報を鍵
管理センタに伝送し承認許可信号が返送された場合のみ
情報ボックスに対する操作を可能にする。また電子錠
は、有線により携帯端末機器から暗証番号、IDデータ
等を伝送しロックの解錠操作を行う。鍵管理センタと接
続されることによって、携帯端末上の履歴等の管理デー
タを鍵管理センタに送ってセンタのパソコン等で管理が
できる。なお、パスワード通信不通地域の場合、通信可
能地域からの自動ダイヤルアップ機能で、施解錠情報及
び管路、設備情報等の更新データを携帯端末から鍵管理
センタへ遠隔伝送することもできるし、携帯端末紛失の
場合には、ROMの書き換えによって施錠装置のボック
スID番号の変更もできフェールセーフ機能を高めてあ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1乃至図5の
例を用いて説明すると、この実施例では、情報ボックス
bの扉cに設置される携帯端末機器dの接続用コネクタ
1と、該携帯端末機器dに公衆電話回線等の通信回線e
で接続される鍵管理センタfとで構成される。通常携帯
端末機器dと鍵管理センタfとは例えば、パソコン通信
等によりリアルタイムで情報の連絡行って、情報ボック
スbの扉cの開閉希望者(作業者)が携帯端末機器dを
扱うと、携帯端末機器dと鍵管理センタfが情報ボック
スbの扉cに設けられた電子錠aの解錠の信号を発し、
それを受けて携帯端末機器dがその電子錠aの解錠(施
錠)を行い希望者の入所を可能にする。
【0013】前記携帯端末機器dの構成については、入
所希望者が電子錠の解施錠要請を行うために暗証番号
や、それに続く個人識別コード及び作業コードを入力す
る情報入力装置であり、押釦操作で入力された暗証番号
等を2進化10進化符号などに変換する符号送出回路を
有してなる。そして、パスワード認証機能内蔵の携帯端
末機器dには、ケーブル2を介して接続端子3を有して
いて、携帯端末接続用コネクタ1に接続できるようにな
っている。該コネクタ1に接続した制御回路部4を有す
る電子錠aは、扉cの鍵穴に埋栓され、この電子錠aに
手動操作の施解錠棒5を昇降機構(図示せず)を介して
昇降自在に備えて駆動機構6のロックユニット7例え
ば、ロック爪を含むロック機構に嵌脱すると共に、該駆
動機構6に前記制御回路部4から制御信号により駆動さ
れるモータ8と、該モータ8によって径方向に突没し、
情報ボックスbに設けられた係合部10に係合しうるラ
ッチ部材9とを備えてある。
【0014】この場合、前記携帯端末機器dは、鍵管理
センタfへアクセスしうるものであって、鍵管理センタ
fからの暗証番号の携帯端末機器dへの遠隔伝送を受け
暗証番号の照合しうるように構成した携帯電話機であっ
て、履歴の管理データを鍵管理センタfに伝送しうるよ
うに構成する。例えば、携帯端末には、市販の安価なP
DA(Personal Digital Assis
tants)を使用し、携帯電話、C.C.Box通信
部、C.C.Box用電源とを一体装備するケース構造
で、PDAにオリジナルプログラムを内蔵することで、
将来作業内容の変化、センタから実施される新サービス
に柔軟に対応可能に構成するのがよい。さらに携帯電話
及びPHS共に対応可能であるが、管理センタへ接続で
きる事を最優先に考えると、通信エリアの広い携帯電話
使用による最適化を図るのが好ましい。また、ATIS
からの交通情報の取得(i−mode)及びホームペー
ジ閲覧、E−mail機能の利用可能にするなど拡張機
能性に優れた構成とすることも考慮されている。
【0015】また、前記ラッチ部材9としては、駆動機
構6によって突没する連結レバー11を備え、蓋、開閉
板或いは開閉扉などのボックス扉cに設けた既設錠a
のロック部12を抱え込む構成となっている。なお、
前記制御回路4は 通信回線を介して接続される携帯端
末機器と制御管理センタとの関連で、電子錠の解施錠要
請者(作業者)に関する照合手段を有し、合致したとき
に前記鍵管理センタfへ接続を行って照合情報を出力す
る。この制御管理センタfは、解施錠要請者に関する照
合手段を有し、前記照合情報をさらに照合し合致したと
きに前記端末機器に電子錠解錠信号または施錠信号を出
力する。
【0016】図中、13は公衆電話回線eに接続された
パソコン通信で、鍵管理センタfと情報の連絡を行うた
めの制御回路部、14は電源回路、15はスイッチ回
路、16は接続コネクタで、前記電源回路14に接続さ
れ、必要に応じ前記制御回路13にデータ変換可能の光
電回路23を介して接続されるが、この光電回路23は
携帯端末機器dからデータを直接入力できるようにする
こともできる。この接続コネクタ16には接続機能を図
るために防水、防湿、防塵などのためにゲル部材を充填
配備することが配慮されている。17はモータ駆動回路
であって、鍵管理センタfからの解錠(施錠)信号を受
けて電子錠aを解錠または施錠するパルスモータ或いは
DCモータなどのモータ8を駆動するための所定の信号
を発生する信号発生送出回路及び信号を受けてモータ8
を駆動するものである。18は地上機器用ハンドホー
ル、19は連絡用ダクトで情報ボックスbに連通され
る。20はサドルで連結レバー11を摺動自在に支持す
る。21はラッチ部で、ロック部12を抱き込む構成と
してある。24はガイド片で鍵穴からレンチなどの手動
操作に回動できるようにボックス扉cに備えられていて
両側にある既設錠aを同時に操作できるようになっ
ている。25はガイド溝、26は防水防塵キャップで給
電コネクタ部に嵌脱自在に備えられる。27はキャスタ
で取外自在の鉄蓋の場合に設けられて取扱簡便にしてあ
る。28は情報ボックスに設けた電子錠収納ケースであ
って、このケース内に挿入される電子錠aのラッチ部材
9のピンの突没によって電子錠aを取り除き或は装入ロ
ックできるようにしてある。また電子錠aを排除したの
ちに操作レバー(図示せず)によってガイド片24を回
動操作できる構成としてある。
【0017】なお、前記鍵管理センタfは、各部を統括
的に順序だてて制御して入所希望者の照合、携帯端末機
器dとの接続、その接続の監視による接続不可の判定、
接続不可の場合の単独モードへの自動切り替え、制御管
理センタの解錠(施錠)信号または単独モード時の解錠
(施錠)信号による電子鍵の解錠(施錠)等の諸機能を
実現し、上記照合用の設定データ等を格納する補助記憶
装置(図示せず)を有してなる。
【0018】また、前記電子錠aとしては、ファールセ
ーフ機能の付加によるセキュリティーの向上と維持管理
システムとの組み合わせにより、従来から行ってきた鍵
の授受の不要とするものであり、既設鉄蓋への取付も考
慮した簡易鍵のロック部抱え込み施錠構成として、シン
プルな低コスト化を図ってある。また、専用レンチによ
る電子錠の蓋の開閉ができる施解錠構造で、モータによ
る電気駆動と手動操作とを組み合わせた確実で動作信頼
性の高い施解錠構造となっているし、EEPROM内蔵
構造により鍵機能は、通常時において億単位のIDパタ
ーンで盗難時には個別管理方式による高セキュリティー
化でき、携帯端末と電子錠とのデータの授受は、光電素
子による非接触通信により高信頼度が得られる。
【0019】この実施例での施錠の維持管理において
は、C.C.BOXなどの情報ボックスの解錠キーを管
理センタで管理し、作業者への解錠用キーの受け渡しを
リモートで行うもので、作業者は鍵管理場所に鍵を受け
取りに行く必要はなく、作業時には、管理センタにアク
セスするための専用携帯端末と携帯電話を専用のハウジ
ングに収めて携帯すればよい。例えば、作業を行う前に
まず作業スケジュールを決定して管理センタに作業スケ
ジュールの登録を行う。この登録は工事会社の専用端末
(携帯端末と接続)から行い、管理センタは登録された
作業場所のリストを携帯端末に書き込む。そしてリスト
が書き込まれた携帯端末には、リスト中の情報ボックス
の電子錠を解錠できる権限が与えられる。次に、携帯端
末と管理センタ間の認証処理をするため、情報ボックス
の電子錠と携帯端末を接続して携帯端末から管理センタ
にインターネット経由でアクセスする。携帯端末と管理
センタの認証には、携帯端末に出荷時に書き込まれた固
有のIDを使用し、このIDの一覧は管理センタで管理
しているため、登録されている携帯端末からのみの接続
しか受付けられなく不正アクセスを不可能としている。
管理センタへの接続後、携帯端末と電子錠間の認証のた
め、管理センタから携帯端末へ電子錠と認証用ワンタイ
ムパスワードが送信され、このパスワードを使い、携帯
端末と電子錠の認証を行えば、お互いの身元が確認され
る。ワンタイムパスワードは通常のパスワード認証とは
違い、一度使用したパスワードは二度と使用できないた
め、パスワードを解析されることはなくセキュリティの
向上に役立っている。そして認証終了後、認証サーバは
電子錠に解錠キーを送信し、電子錠は正しい解錠キーで
あれば解錠を許可し、解錠キーの受け渡しは、携帯端末
を通して電子錠に直接送られるため、解錠キーが携帯端
末に記録されることはなく、また、解除キーもワンタイ
ムパスワード方式を使用しているため、再使用はできな
く盗難事故防止による安全性が高い。実際の解錠は携帯
端末からの解錠信号で行うが、解錠キーにより電子錠が
解錠許可状態でなければ、解錠信号は無視され、作業中
は、携帯端末と電子錠を接続したままにしておき、携帯
端末から電子錠に対して、解錠信号を送り続ければよ
い。次いで、作業終了後、携帯端末からの解錠信号を停
止すれば、電子錠は施錠可能状態になり、施錠後、再び
解錠を行うには、解錠処理を最初からやり直せばよい
が、施錠処理と同時に、再び管理センターにアクセス
し、作業の終了を知らせ、作業記録を送信することでデ
ータベースに作業記録を保存すればよい。
【0020】図6乃至図8の実施形態では、前例と同様
な電子錠aに備えたアーム29でラッチ部材21を既設
鍵a のロック部12に係脱自在に連設したものであ
る。この場合、丸型の鉄蓋構成の扉cは、ボックスbと
なるマンホールにヒンジ部30によって回動自在に配備
され、電子錠収納ケース28から電子錠aを抜き出す
と、収納ケース外方にスリットを介して押し出されてい
る軸着アーム29の先端が収納ケース28でフリーとな
り、アーム29の他端にあるラッチ部材21の自重によ
りアーム29を回動し、ラッチ部材21が既設錠a
のロック部12より自動的に外れるように構成して扉c
の解錠が簡単にできるようになっている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、情報ボックスの扉に電子式施
錠装置を埋栓状態で取り付けることにより、フェールセ
ーフ機能の付加によるセキュリティの向上と共に、従来
から行ってきた鍵の授受を不要とし、携帯端末機器の使
用で効率的作業が安全にすることができると共に、施錠
装置にはメモリ機能を備えているので情報ボックス内の
管路、設備情報等のデータ入力により現地作業者が管理
センタからの支援なしに直接情報にアクセスでき、しか
も現地作業により管路、整備情報等が変化した場合にも
携帯端末機器により現地から管理センタのデータを更新
することで拡範囲のボックスの管理を管理センタで一元
的に効率的運用が図れる。さらに情報ボックスの扉に備
えた鍵穴に埋栓された電子錠にあるコネクタに、携帯端
末機器をケーブルを介して接続し、電源ONとして携帯
端末機器にパスワードを入力したのち、管路、設備情報
を確認し、鍵管理センタへ公衆電話回線を利用してアク
セスすることができ、次で管理センタからの暗証番号
(ID番号)の携帯端末機器への遠隔伝送し携帯端末機
器のID番号と電子錠のID番号の突合せチェックをし
て、OKならばラッチ部材のロック解除した後、手動操
作により施解錠棒を引き出してラッチ部材の解除を容易
に行うことができ、またロックユニットに対しては有線
により携帯端末から暗証番号、IDデータ等を伝送しロ
ックの解錠操作を行う。鍵管理センタと接続されること
によって携帯端末上の履歴等の管理データを鍵管理セン
タに送ってセンタのパソコン等で管理ができる。なお、
パスワード通信不通地域の場合、通信可能地域からの自
動ダイヤルアップ機能で施解錠情報及び管路、設備情報
等の更新データを携帯端末から鍵管理センタへ遠隔伝送
することもできるし、携帯端末紛失の場合には、ROM
の書き換えによって施錠装置のボックスID番号の変更
もできフェールセーフ機能を高めることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をCCボックスに適用した実施例を示
し、(a)は一部切断側面図、(b)はその平面図、
(c)はA−A線における一部の拡大縦断面図である。
【図2】図1における扉を示し、(a)はその平面図、
(b)は底面図である。
【図3】図2の例の扉を裏返して作用状態を示し、
(a)は、その施錠状態の斜視図、(b)は解錠状態の
斜視図である。
【図4】図1の例の一使用状態の地上機器用ハンドホー
ルに適用した一部を切欠した斜視図である。
【図5】図1の例の制御部のブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例を示し、回動蓋を設けたマ
ンホールに適用したもので、(a)はその平面図、
(b)はその縦断面図である。
【図7】図6の例の底面図である。
【図8】図6の例の使用状態を示し、(a)は開放状態
の斜視図、(b)は回動蓋の底面側を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
a 電子錠 a 既設錠 b 情報ボックス c 扉 d 携帯端末機器 e 通信回線 f 鍵管理センタ 1 接続用コネクタ 2 ケーブル 3 接続端子 4 制御回路部 5 施解錠棒 6 駆動機構 7 ロックユニット 8 モータ 9 ラッチ部材 10 係合部 11 連結レバー 12 ロック部 13 制御回路 14 電源回路 16 接続コネクタ 21 ラッチ部 24 ガイド片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/14 H04B 7/26 109S (72)発明者 鶴田 育也 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 金谷 建一郎 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 Fターム(参考) 2E250 AA00 BB08 BB10 BB29 BB49 BB59 CC20 DD01 DD06 FF24 FF34 GG02 5K048 AA15 BA21 BA53 BA55 DB01 DC01 EA16 EB02 HA01 HA02 5K067 AA35 BB04 DD17 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH22 HH23 HH24 5K101 KK11 LL12 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスワード認証機能内蔵の携帯端末機器
    を接続しうる携帯端末接続用コネクタと制御回路部とを
    有する電子錠を備えた扉が配備されている情報ボックス
    であって、扉の鍵穴に埋栓された電子錠に手動操作の施
    解錠棒を昇降自在に備えて駆動機構のロックユニットに
    嵌脱すると共に、該駆動機構に前記制御回路部から制御
    信号により駆動されるモータと、該モータによって径方
    向に突没し、情報ボックスに設けられた係合部に係合し
    うるラッチ部材とを備えたことを特徴とする情報ボック
    ス施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記携帯端末機器が、鍵管理センタへア
    クセスしうるものであって、鍵管理センタからの暗証番
    号の携帯端末機器への遠隔伝送を受け、暗証番号の照合
    しうるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    情報ボックス施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末機器が、ケーブルを介して
    接続端子を有し、前記扉に設けた接続用コネクタに接続
    しうる携帯電話機であって、履歴の管理データを鍵管理
    センタに伝送しうるように構成したことを特徴とする請
    求項1または2記載の情報ボックス施錠装置。
  4. 【請求項4】 前記ラッチ部材が、駆動機構によって突
    没する連結杆を備え、ボックス扉に設けた既設錠のロッ
    ク部を抱え込む構成となっていることを特徴とする請求
    項2または3記載の情報ボックス施錠装置。
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