JP2001253724A - タブレット一体型ガラス管 - Google Patents
タブレット一体型ガラス管Info
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Abstract
となく垂直に取り付けることができ、しかも取り付け後
に破損しにくいタブレット一体型ガラス管を得る。 【解決手段】 ガラス管1の先端部に、環状の封着ガラ
スタブレット2と、該封着ガラスタブレット2の封着温
度より高い融点を有する環状の高融点タブレット3が設
けられており、封着ガラスタブレット2が先端側に取り
付けられ、高融点タブレット3が封着ガラスタブレット
2よりも後端側に取り付けられていることを特徴として
いる。
Description
レイパネル(PDP)などの平面表示管に排気管等とし
て取り付けて用いることができるタブレット一体型ガラ
ス管に関するものである。
等の平面表示管には、その内部を排気、または排気した
後ガスを充填する目的で、排気管と呼ばれるガラス管が
取り付けられている。このガラス管は、平面表示管のパ
ネル裏面に設けられた排気孔の位置と、ガラス管先端の
開口の位置が一致するように取り付けられる。
備への接続工程等を容易にできるようにガラス管の傾き
をできる限りなくすことや、表示管の発光能力を低下さ
せないように接合部分の気密性を保つことが求められ
る。また、後工程でガラス管が折損したり、取り付け部
分が外れたりしないように注意を払う必要がある。
て、従来より融点の低いガラス粉末を所定の形状に成形
した封着ガラスタブレットが用いられている。このよう
な封着ガラスタブレットには、ガラス管を挿入すること
ができる貫通孔が形成されており、この封着ガラスタブ
レットの貫通孔とパネルの排気孔の位置を合わせ、さら
にガラス管先端部の位置を封着ガラスタブレットの貫通
孔の位置に合わせた後、貫通孔内にガラス管先端部を挿
入し、この状態で封着ガラスタブレットを焼成して溶融
させることにより、ガラス管をパネルに取り付けてい
る。
ネル、封着ガラスタブレット、及びガラス管の3つの部
品の位置合わせを同時に行う必要があり、排気管取り付
け工程が煩雑となっていた。
8−167393号公報においては、封着ガラスタブレ
ットを予めガラス管に接着させることにより部品点数を
減らして、排気管取り付けの工程を簡易にする方法が提
案されている。
タブレットが一体化したガラス管を製造するためには、
ガラス管に封着ガラスタブレットを挿入した状態で焼成
し、封着ガラスタブレットをガラス管の外周面に接着さ
せておく必要がある。このような場合、一般にガラス管
を治具により固定し、この状態のガラス管に封着ガラス
タブレットを挿入し焼成する方法が考えられる。しかし
ながら、この方法では治具と封着ガラスタブレットが接
着しないように、離型剤を使用するため、後に洗浄工程
が必要となる。
ット一体型ガラス管は、パネルの排気孔内にガラス管の
先端を挿入した状態で取り付けられるので、ガラス管の
先端の径は、パネルの排気孔の径よりも小さくなければ
ならず、またガラス管先端部の径が小さすぎると、排気
孔との間に大きな隙間を生じ、接着強度が弱くなった
り、あるいはパネル内部に封着ガラスが流れ込むなどの
問題を生じる。従って、パネルの排気孔及びガラス管先
端部の寸法形状に高い精度が要求されるため実用的でな
い。
ス管の折損や封着ガラスの剥離が多発する。さらに、上
述のように、排気設備への接続工程等を容易にできるよ
うに、ガラス管はできるだけ傾くことなく垂直に取り付
けることが求められている。
に対して傾くことなく垂直に取り付けることができ、し
かも取り付け後に破損しにくいタブレット一体型ガラス
管を提供することにある。
型ガラス管は、ガラス管の先端部に、環状の封着ガラス
タブレットと、該封着ガラスタブレットの封着温度より
高い融点を有する環状の高融点タブレットが設けられて
おり、封着ガラスタブレットが先端側に取り付けられ、
高融点タブレットが封着ガラスタブレットよりも後端側
に取り付けられていることを特徴としている。
トは、ガラス管をパネル等に封着する際の封着温度で溶
融し、ガラス管とパネル等とを固着できるものであれば
よく、特に限定されるものではないが、一般には低融点
ガラス粉末をプレス成形し環状のタブレットとしたもの
を用いることかできる。
は、封着ガラスタブレットの封着温度より高い融点を有
する環状の成形物であればよく、ガラス、金属、セラミ
ックス等の無機物から形成されたものが好ましく用いら
れる。
が先端側に取り付けられ、高融点タブレットが封着ガラ
スタブレットよりも後端側に取り付けられる。封着ガラ
スタブレットが先端側に取り付けられているので、パネ
ル等に取り付ける際にパネル等と接触する面積は、ガラ
ス管だけの場合よりも広くなり、安定してパネル等の上
にガラス管を自立させることができる。従って、パネル
等に対して傾くことなく垂直に取り付けることが容易と
なる。
では、高融点タブレットが設けられているので、タブレ
ット一体型ガラス管を製造する工程において、封着ガラ
スタブレットをガラス管に固着させる際、治具と封着ガ
ラスタブレットの間に高融点タブレットを配置させるこ
とにより、封着ガラスタブレットが治具に接着すること
なく、タブレット一体型ガラス管を製造することができ
る。従って、その製造工程を容易にすることができる。
は、好ましくは、ガラス管の先端部の外周面に固着され
る。さらに好ましくは、ガラス管の先端部の外周面のみ
に固着され、ガラス管先端部の先端面、すなわちパネル
等と接着する面には固着されない。これにより、パネル
等に形成された排気孔への封着ガラスの流れ込みを防止
することが容易になる。
点タブレットは封着ガラスタブレットを介してガラス管
に固着されている。すなわち、高融点タブレットはガラ
ス管の外周面と直接には固着されず、その下方に存在す
る封着ガラスタブレットを介してガラス管に固着されて
いる。
レットの先端と、ガラス管の先端がほぼ一致するよう
に、封着ガラスタブレットがガラス管に取り付けられて
いることが好ましい。これにより、パネル等にガラス管
を接触させた時の接触面積を高めることができ、パネル
等に対して傾くことなく垂直に接着させることができ
る。また、封着ガラスがパネル等の排気孔内に入り込む
のを防止することができる。
点タブレットがガラス管の外周面及び封着ガラスタブレ
ットに固着されている。第2の局面によれば、高融点タ
ブレットの位置が固定されており、パネルと高融点タブ
レットの間の容積を一定に保つことができるので、封着
ガラスタブレットが溶融した際、封着ガラスの流動を制
御することができる。
ットの先端が、ガラス管の先端よりも先端側に突出して
いることが好ましい。このような封着ガラスタブレット
の突出部分は、封着ガラスタブレットがパネル等に押し
付けられることにより、溶融状態となったとき、外側に
向かって広がる。このため、パネル等に対する封着ガラ
スの接着面積を大きくすることができる。
ても、高融点タブレットの存在により、排気管の破損を
防止することができる。排気管の破損は、ガラス管が折
損したり、封着ガラスがパネルから剥離することにより
生じる。ガラス管の破損は、ガラス管に折り曲げ応力が
加わったときに、ガラス管と接する封着ガラス先端の薄
肉部分にクラックが生じ、これがガラス管まで発展して
しまうことにより起こる。この折損は、ガラス管本来の
強度より低い荷重で生じてしまうため、折損防止のため
にはガラス管と封着ガラスの応力分散や封着ガラス先端
の強度向上が必要であり、ガラス管本来の強度が保たれ
るようにすることが重要である。また、封着ガラスの剥
離を防止するためには、封着ガラスとパネルの接着強度
の向上が必要である。
タブレットが固着しておらず、両者の間に隙間が存在す
る。このためガラス管と高融点タブレットの隙間に封着
ガラスが入り込み、封着ガラスにクラックが入りにくく
なる。しかもガラス管に折り曲げ応力が加わって変形す
ると、まずガラス管と接する封着ガラス先端に応力がか
かるが、さらにガラス管の変形が進むと高融点タブレッ
トに接触することになり、この部分に応力が分散され
る。
より封着ガラスタブレットがパネルに押し広げられ、接
着面積が増大する。その結果、封着ガラスとパネルの接
着強度が向上する。
タブレットが固着しているため、焼成時に高融点タブレ
ットを利用して荷重をかけることができる。その結果、
封着ガラスタブレットがパネルに押し広げられ、接着面
積が増大し、封着ガラスとパネルの接着強度が向上す
る。
変形すると、ガラス管と接する高融点タブレットの端部
に応力が集中するが、高融点タブレットは、低融点ガラ
スからなる封着ガラスに比べて機械的強度が高く、クラ
ックが入りにくい。しかも封着ガラスタブレットは、高
融点タブレットの先端側に固着しているため、応力が集
中しない。
ラス管は、ガラス管の折損や封着ガラスの剥離が起こり
にくく、破損しにくいという特徴がある。本発明に従う
第3の局面においては、高融点タブレットが、接着用低
融点ガラスによってガラス管に固着されている。第3の
局面によれば、第2の局面と同様に、高融点タブレット
がガラス管に固着されているため、封着のための焼成の
際、高融点タブレットを利用してクリップで挟むなどの
方法により封着ガラスタブレットに荷重をかけることが
できる。このため、高融点タブレットの先端側に設けら
れている封着ガラスタブレットを、封着の際パネルに押
しつけることができ、接着面積を増大させて、ガラス管
をパネルに接着することができる。このため、封着ガラ
スとパネルの接着強度を向上させることができる。
点ガラスは、結晶性ガラスであることが好ましいが、非
晶質ガラスであってもよい。第3の局面においては、高
融点タブレットが接着用低融点ガラスによってガラス管
に固着されている。従って、封着ガラスタブレットはガ
ラス管への固着に用いられないので、ガラス管から離れ
た位置に設けることができる。例えば、高融点タブレッ
トの先端側外周部に配置させることができる。高融点タ
ブレットの先端側外周部に環状の凹部を形成し、この環
状の凹部に封着ガラスタブレットを固着させ配置しても
よい。
ラスタブレットを固着させ配置してもよい。この場合、
封着ガラスタブレットの上に環状の第2の高融点タブレ
ットを設けることが好ましい。第2の高融点タブレット
も、上記高融点タブレットと同様に、封着ガラスタブレ
ットの封着温度より高い融点を有する環状の成形物であ
ればよく、ガラス、金属、セラミックス等の無機物から
形成されたものが好ましく用いられる。封着ガラスタブ
レットの上に第2の高融点タブレットを設けることによ
り、封着のための焼成の際に、第2の高融点タブレット
の自重により封着ガラスタブレットをパネル側に押しつ
けることができ、これによって封着ガラスタブレットを
パネル上で押し広げ、接着面積を増大させることができ
る。従って、封着ガラスとパネルの接着強度を向上させ
ることができる。
うに、ガラス管の先端部にフレア部またはフランジ部が
形成されている場合、該フレア部またはフランジ部に高
融点タブレットを接着用低融点ガラスによって固着させ
ることができる。
と同様の作用により、ガラス管の折損や封着ガラスの剥
離が起こりにくく、破損が生じにくいという効果を得る
ことができる。
本発明の第1の局面、第2の局面、及び第3の局面に共
通する事項である。本発明においては、ガラス管とし
て、先端部にフレア部またはフランジ部が形成されたガ
ラス管を用いてもよい。フレア部は、ガラス管の径が先
端に向かうにつれて徐々に広がるように形成された部分
であり、フランジ部は、その断面積が大きくなるように
ガラス管壁の厚みが増加された部分である。このような
フレア部またはフランジ部を形成することにより、ガラ
ス管をパネルに取り付ける際のパネル等に対する接触面
積を大きくすることができるので、ガラス管の傾きを防
止し、パネル等に対して垂直に取り付けることが容易に
なる。また、ガラス管をパネル等に対して垂直に取り付
ける際にフレア部またはフランジ部を利用してガラス管
をパネル等の上に押圧固定することが可能になる。
着温度は550℃以下であることが好ましい。一般に、
パネル等に取り付けられる排気管はガスバーナーで封止
切りを行うため、550℃を超えると急速に軟化溶融す
るように設計されており、封着ガラスタブレットの封着
温度を550℃より高く設定すると、ガラス管をパネル
等に取り付ける際にガラス管が軟化し変形するおそれが
ある。
えば、貫通孔が形成されたガラス板に該貫通孔の位置と
ガラス管先端部の開口の位置を合わせて取り付けるため
のガラス管である。この貫通孔が形成されたガラス板
は、例えば平面表示管の構成部分であるパネルである。
平面表示管としては、例えば、プラズマディスプレイパ
ネル(PDP)、フィールドエミッションディスプレイ
(FED)、プラズマアドレスリキッドクリスタルディ
スプレイ(PALC)、または蛍光表示管(VFD)を
挙げることができる。
は、上述のような排気管の用途に限定されるものではな
く、例えばガラス管内に予めゲッタを挿入しておき、こ
の状態で表示管に取り付けるゲッタ封入用部材等、種々
の用途に使用可能である。
詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。
スタブレットの材料を表1に示す。
封着ガラスタブレットのガラス材としては、非晶質ガラ
ス及び結晶性ガラスのいずれも使用することができる。
実施例において用いた高融点タブレットの材料を表2に
示す。
及び高融点タブレットの材料は、それぞれ接着の対象物
となるパネル板として窓板ガラスを用い、ガラス管とし
て日本電気硝子社製管ガラスFE−2を用いた場合に好
適に用いられる材料であり、本発明において用いる材料
はこれらに限定されるものではない。例えば、パネル板
としてのガラス板及びガラス管に低い熱膨張係数のもの
を用いる場合には、封着ガラスタブレットの材料として
日本電気硝子社製封着ガラス(商品グレード名「LS−
1301」、熱膨張係数41×10-7/℃)を用い、高
融点タブレットの材料として窒化アルミニウム(熱膨張
係数46×10-7/℃)を用いるように組み合わせても
よいし、封着ガラスタブレットの材料として日本電気硝
子社製ガラス(商品グレード名「BH−W」、熱膨張係
数46×10-7/℃)を用い、高融点タブレットとして
Fe−Ni合金(熱膨張係数46×10-7/℃)を用い
て組み合わせてもよい。
器にかけ造粒した後、所定の金型に充填しプレス成型し
て得られた成型体を、脱バインダーした後焼成して製造
した。高融点タブレットは、ガラス及びセラミックスを
材料とする場合には、上記の封着ガラスタブレットとほ
ぼ同様にして製造した。金属を材料とする場合には、所
定の厚みの金属板を所定の寸法形状に打ち抜くことによ
り加工した。
品グレード「FE−2」を用いた。このガラス管は、熱
膨張係数が85×10-7/℃であり、耐熱温度は550
℃である。また、ガラス管の外径は5mmであり、内径
は3.5mmである。ガラス管として、先端部にフレア
部またはフランジ部が形成されたガラス管を用いる場合
には、上記ガラス管の先端部を回転させながらガスバー
ナーを用いて加熱し、数種類の治具を用いて所定の形状
に加工し、フレア部またはフランジ部を形成したものを
用いた。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。図1に示すよう
に、ガラス管1は先端部にフレア部またはフランジ部が
形成されていないストレートの円筒状ガラス管である。
ガラス管1の先端部の外周面1bには、環状の封着ガラ
スタブレット2が固着されている。封着ガラスタブレッ
ト2の上(ガラス管後端側)には、環状の高融点タブレ
ット3が設けられている。高融点タブレット3と、ガラ
ス管1の外周面1bとは直接固着されておらず、封着ガ
ラスタブレット2を介してガラス管1に固着されてい
る。
1aと、封着ガラスタブレット2の先端面2aの位置が
ほぼ一致するように、封着ガラスタブレット2が設けら
れている。本実施例における寸法は以下のとおりである
が、これらの寸法は本発明を限定するものではない。な
お、以下に述べる実施例においても同様である。ガラス
管1の外径:5mm、内径:3.5mm、封着ガラスタ
ブレット2の外径:9mm、内径:5mm、高さ:2m
m、高融点タブレット3の外径:9mm、内径:5.4
mm、高さ:1mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。ガラス管1は、
上記実施例1と同様のストレートの円筒状ガラス管であ
る。ガラス管1の先端部の外周面1bには、環状の封着
ガラスタブレット2が固着されている。封着ガラスタブ
レット2の上には、環状の高融点タブレット3が設けら
れている。本実施例では、高融点タブレット3は、封着
ガラスタブレット2及びガラス管1の外周面1bに固着
されている。封着ガラスタブレット2の先端面2aは、
ガラス管1の先端面1aよりも先端側に突出するように
封着ガラスタブレット2がガラス管1の外周面1bに取
り付けられている。これは、後述するように、ガラス管
1をパネル板に取り付けた際に、高融点タブレットを押
圧すると溶融した封着ガラスタブレット2が外側に向か
って流動して広がり、より広い接着面積を形成すること
ができるようにするためである。
る。ガラス管の外径:5mm、内径:3.5mm、封着
ガラスタブレットの外径:9mm、内径:5mm、高
さ:2.5mm、高融点タブレットの外径:9mm、内
径:5mm、高さ:1mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。本実施例におい
てガラス管1は上記実施例1と同様のストレートの円筒
状ガラス管である。ガラス管1の先端部の外周面1bに
は、環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。
封着ガラスタブレット2の上には、環状の高融点タブレ
ット3が設けられている。高融点タブレット3は、封着
ガラスタブレット2及びガラス管1の外周面1bに固着
されている。高融点タブレット3は、上記実施例1及び
実施例2の高融点タブレットよりも外側に延び、かつ外
側周縁において先端側に突出し、突出部3aが形成され
ている。突出部3aの先端面3bは、ガラス管1の先端
面1aとほぼ同一の位置となるように形成されている。
ガラス管1の先端面1aよりも先端側に突出するように
設けられている。これは、上記実施例2と同様の理由に
よる。
る。ガラス管1の外径:5mm、内径:3.5mm、封
着ガラスタブレットの外径:9mm、内径:5mm、高
さ:2.5mm、高融点タブレット3の外径:18m
m、内径:5mm、高さ:3mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。本実施例におい
て用いているガラス管1の先端部には、フランジ部1c
が形成されている。フランジ部1cの外周面には、環状
の封着ガラスタブレット2が固着されている。封着ガラ
スタブレット2の上には、環状の高融点タブレット3が
設けられている。高融点タブレット3とフランジ部1c
の外周面とは直接固着されておらず、封着ガラスタブレ
ット2を介してガラス管1に固着されている。封着ガラ
スタブレット2の先端面2aの位置が、ガラス管1の先
端面1aとほぼ一致するように、封着ガラスタブレット
2が取り付けられている。
ラス管1のフランジ部1cの外径:12mm、内径:
3.5mm、高さ:3mm、封着ガラスタブレットの外
径:16mm、内径:12mm、高さ:2mm、高融点
タブレットの外径:16mm、内径:12.5mm、高
さ:1mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。本実施例におい
て、ガラス管1の先端部には、上記実施例4と同様にフ
ランジ部1cが形成されている。フランジ部1cの外周
面には、環状の封着ガラスタブレット2が固着されてい
る。封着ガラスタブレット2の上には、環状の高融点タ
ブレット3が設けられている。高融点タブレット3は、
封着ガラスタブレット2及びフランジ部1cの外周面に
固着されている。封着ガラスタブレット2の先端面2a
は、ガラス管1の先端面1aよりも先端側に突出するよ
うに設けられている。このように封着ガラスタブレット
2に突出部を設ける理由は、上記実施例2と同様であ
る。
る。ガラス管1のフランジ部1cの外径:12mm、内
径:3.5mm、高さ:3mm、封着タブレット2の外
径:16mm、内径:12mm、高さ:2.5mm、高
融点タブレット3の外径:16mm、内径:12mm、
高さ:1mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。本実施例のガラ
ス管1の先端部には、フレア部1dが形成されている。
フレア部1dの外周面には、環状の封着ガラスタブレッ
ト2が固着されている。封着ガラスタブレット2の上に
は、環状の高融点タブレット3が設けられている。高融
点タブレット3は、フレア部1dの台座部分に接してい
るが、台座部分の上に載っているだけであり、焼成によ
る固着はなされていない。封着ガラスタブレット2の先
端面2aは、ガラス管1の先端面1aよりも先端側に突
出するように設けられている。これは、上記実施例2と
同様の理由による。
る。ガラス管1のフレア部1dの外径:16mm、内
径:3.5mm、高さ:8mm、封着ガラスタブレット
の外径:20mm、内径:16mm、高さ:1.7m
m、高融点タブレットの外径:20mm、内径:14.
5mm、高さ:1mm。
ト一体型ガラス管を示す断面図である。本実施例におい
てガラス管1の先端部には、階段状のフレア部1dが形
成されている。フレア部1dの外周面には、環状の封着
ガラスタブレット2が固着されている。封着ガラスタブ
レット2の上には、環状の高融点タブレット3が設けら
れている。高融点タブレット3と、フレア部1dの外周
面とは直接固着されておらず、封着ガラスタブレット2
を介してフレア部1dの外周面に固着されている。封着
ガラスタブレット2の先端面2aは、ガラス管1の先端
面1aの先端部分とほぼ一致するように設けられてい
る。
る。ガラス管1のフレア部1dの外径:16mm、内
径:3.5mm、高さ:8mm、封着ガラスタブレット
の外径:20mm、内径:16mm、高さ:1mm、高
融点タブレット3の外径:20mm、内径:16.5m
m、高さ:1mm。
ス管を示す断面図である。本比較例におけるガラス管1
は、上記実施例1のガラス管と同様に、ストレートの円
筒状ガラス管である。ガラス管1の先端部の外周面1b
には、環状の封着ガラスタブレット2が固着されてい
る。封着ガラスタブレット2の先端面2aは、ガラス管
1の先端面1aとほぼ一致するように設けられている。
本比較例では、封着ガラスタブレット2の上に高融点タ
ブレットが設けられていない。
る。ガラス管1の外径:5mm、内径:3.5mm、封
着ガラスタブレット2の外径:9mm、内径:5mm、
高さ:2mm。
ス管を示す断面図である。本比較例において用いられて
いるガラス管1には、上記実施例4と同様に、フランジ
部1cが形成されている。フランジ部1cの外周面に
は、環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。
封着ガラスタブレット2の先端面2aは、ガラス管1の
先端面1aとほぼ同じ位置となるように設けられてい
る。本比較例においては、封着ガラスタブレット2の上
に高融点タブレットが設けられていない。
る。ガラス管1のフランジ部1cの外径:12mm、内
径:3.5mm、高さ:3mm、封着ガラスタブレット
の外径:16mm、内径:12mm、高さ:2mm。
4(図4)、実施例6(図6)、及び実施例7(図7)
において、高融点タブレット3とガラス管1とは直接固
着されていない。従って、これらの実施例は本発明の第
1の局面に従う実施例である。
3)、及び実施例5(図5)においては、高融点タブレ
ット3がガラス管1の外周面に固着されている。従っ
て、これらの実施例は本発明の第2の局面に従う実施例
である。
法を、実施例4(図4)を例にして以下に説明する。図
10は、実施例4(図4)の製造方法の一例を示す断面
図である。
管1の円筒部分、すなわちフランジ部1cより上方部分
が嵌まる穴4aが形成された治具4を準備し、ガラス管
1の上下方向を逆方向にした状態で、治具4の穴4aに
ガラス管1の円筒部分を挿入する。フランジ部1cは、
径が広くなっているので、ガラス管1は治具4の台座部
4bによって吊り下げられた状態となる。
ジ部1(c)の周りの台座部4bの上に、環状の高融点
ぺレット3を配置する。高融点ぺレット3の内径は、台
座部1の外径よりも大きいので、台座部1cと高融点ぺ
レット3との間には隙間が形成された状態となる。
タブレット3の上に、封着ガラスタブレット2を載せ
る。このときの封着ガラスタブレット2の内径は、フラ
ンジ部1cの外径より僅かに大きい程度であり、フラン
ジ部1cの外側に隙間なく嵌まる程度の大きさとなって
いる。この状態で、電気炉等に入れ、封着ガラスタブレ
ット2を大きな変形を伴わない程度に溶融させることに
より、フランジ部1cの外周面に封着ガラスタブレット
2を接着させる。図10(c)に示す状態では、封着ガ
ラスタブレット2を接着した後の状態において、封着ガ
ラスタブレット2の先端面2aが、ガラス管1の先端面
1aとほぼ同じ位置となっていることが好ましい。
部1cに接着させるため焼成させた際、同時に封着ガラ
スタブレット2と高融点タブレット3が接着される。従
って、ガラス管1に対し、封着ガラスタブレット2及び
高融点タブレット3が一体化される。
スタブレット2及び高融点タブレット3を一体化させた
後、治具4からガラス管1を取り出す。以上のような製
造方法によれば、封着ガラスタブレット2と治具4の台
座部4bとの間には、高融点タブレット3が存在してい
るので、封着ガラスタブレット2をガラス管1に取り付
けるため焼成する際、封着ガラスタブレット2が治具4
に接着することがない。このため、治具4の材質として
封着ガラスタブレット2と接着しないような材質を用い
る必要がない。また、治具4の材質が封着ガラスタブレ
ット2と接着し易い材質である場合には、これらの間に
離型剤を塗布する必要があるが、上記の製造方法では、
このような離型剤を塗布する必要がなくなる。
法の一例を、実施例2(図2)を例にして以下説明す
る。図11は、実施例2(図2)の製造方法の一例を示
す断面図である。
管1が嵌まり得る大きさの穴4aが形成された治具4を
準備する。この治具4の穴4aに、ガラス管1を挿入す
る。穴4aの深さは、ガラス管1の高さよりも短くなる
ように形成されているので、治具4の台座部4bから、
ガラス管1の先端部分が突き出た状態で挿入される。
管1の先端部の外側に、環状の高融点ぺレット3を嵌め
入れ、台座部4bの上に配置する。このときの高融点ぺ
レット3の内径は、ガラス管1の先端部に、ほぼ隙間の
ない状態で嵌まり得る程度の大きさのものを用いる。こ
の状態で、電気炉等に入れ、高融点タブレット3とガラ
ス管1とが接着する比較的高い温度で焼成する。これに
より、ガラス管1の外周面に高融点タブレット3を接着
させる。
に示すように、高融点タブレット3の上に環状の封着ガ
ラスタブレット2を載せる。封着ガラスタブレット2と
しては、その内径が、ガラス管1の先端部にほぼ隙間な
く挿入できる大きさのものを用いる。また、封着ガラス
タブレット2の先端面2aが、ガラス管1の先端面1a
より突き出るような高さを有したものを用いる。次に、
この状態で、電気炉等に入れ、封着ガラスタブレット2
がガラス管1の外周面と接着する比較的低い温度で焼成
する。これにより、封着ガラスタブレット2をガラス管
1の外周面に接着させる。接着後、電気炉等から取り出
し、封着ガラスタブレット2及び環状タブレット3が一
体化されたガラス管1を治具4から取り出す。
製造方法と同様に、封着ガラスタブレット2と治具4の
台座部4bとの間に、高融点タブレット3が存在してい
るので、治具4の材質として封着ガラスタブレット2と
接着し難いような材料を選択する必要がなく、また離型
剤を用いる必要もなくなる。従って、製造工程を簡易に
することができる。
ット及び高融点タブレットを用いて、実施例1〜7及び
比較例1及び2のタブレット一体型ガラス管を作製し
た。作製したタブレット一体型ガラス管を、貫通孔が形
成された窓板ガラスに、表3に示す固定方法で固定し、
封着ガラスタブレット材料に応じて、表1に示す封着温
度に加熱して、取り付けた。
管1の上方部分を嵌め入れることができる孔が形成され
た治具を用い、窓板ガラスからなるパネルに対し垂直に
なるよう固定した。
リップで挟みパネルに対し垂直となるように固定した。
実施例2及び実施例3については、高融点タブレット3
がガラス管1に固着されているので、高融点タブレット
3とパネルとをクリップで挟み固定した。実施例6は、
高融点タブレットがフレア部の台座部分に載った状態で
あるため、高融点タブレット3とパネルとをクリップで
挟み固定した。実施例4,5,7及び比較例2について
は、フランジ部1cまたはフレア部1dとパネルとの間
をクリップで挟み固定した。
一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面
図である。図12に示すように、パネル板5の排気孔5
aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように取り
付けられている。封着ガラスタブレット2が封着温度に
加熱され溶融すると、封着ガラスが自由に流動できるた
め外側に広がる。このとき、高融点タブレット3はガラ
ス管1に固着されていないので、高融点タブレット3の
重みが溶融した封着ガラス2に掛かり、封着ガラス2の
外側への流動が促進される。そのため、封着ガラス2が
パネル板5と接触する面積が広くなり、接着強度を高め
ることができる。また、高融点タブレット3とフランジ
部1cの隙間に封着ガラスが僅かに入り込む。
一体型ガラス管をパネルに取り付けた状態を示す断面図
である。図13に示すように、封着ガラスタブレット2
の先端面2aが、ガラス管1の先端面1aよりも突出し
ているので、封着ガラスタブレット2が溶融するに伴
い、封着ガラス2が外側に広がるよう流動する。このた
め、図13に示すように、パネル5との接着面積が大き
くなり、接着強度を高めることができる。
がりその周縁が先端側に延びた高融点タブレット3が設
けられている。高融点タブレット3の先端部3bはパネ
ル板5に接しているので、ガラス管1をより確実に支持
することができ、パネル板5に対して垂直に取り付ける
ことがさらに容易になる。
一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面
図である。この実施例では、ガラス管1の先端部にフラ
ンジ部1cが形成されているので、パネル板5に対する
接触面積を高めることができ、パネル板5に対してガラ
ス管1を垂直に取り付けることが容易になる。高融点タ
ブレット3は、ガラス管1に固着されていないので、封
着ガラスタブレット2が溶融する際、封着ガラス2の流
動を促進する。
一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面
図である。ガラス管1の先端部にはフランジ部1cが形
成されているので、より安定してガラス管1を垂直に保
持することができ、パネル5に対して垂直に取り付ける
ことが容易になる。この実施例において、高融点タブレ
ット3はガラス管1に固着されているので、溶融した封
着ガラス2の流動を制御するように働く。このため、封
着ガラスを流動させる範囲が、他の部材との関係で制限
されている場合に有用である。
一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面
図である。また図17は、比較例2(図9)のタブレッ
ト一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断
面図である。
ット一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態におけ
るガラス管の傾きを評価した。投影機を用いて最大斜角
になる部分を計測し、それぞれ10本のサンプルの全て
が傾き3°以内のものを「良」とし、それ以外を「不
良」とした。評価結果を表3に示す。
ガラス管をヘリウムリークディテクターにセットし、ヘ
リウムガスをノズルで封着ガラス部分に吹き付けること
により評価した。1×10-7atm・cc/秒を超える
リーク量がある場合「不良」とした。
ラス管が水平方向となるように設置した後、オートグラ
フを用いてパネル板から60mm離れたガラス管の部分
を、2mm/分の速度で荷重を掛け、破壊したときの荷
重を接着破壊強度とした。
2.5kgであり、これと同等以上の値を示せば、十分
な接着破壊強度を有していると考えられる。破壊状態に
ついては、以下の基準で評価した。
明に従う実施例1〜7のタブレット一体型ガラス管は、
パネルに対して傾くことなく垂直に取り付けることがで
き、パネルに接着した際の接着破壊強度が高いことがわ
かる。
ついて説明する。ガラス管としては、上記実施例と同様
に「FE−2」を用いた。ガラス管の外径は5mmであ
り、内径は3mmである。
例8のタブレット一体型ガラス管を示す断面図である。
図18に示すように、ガラス管1は先端部にフレア部ま
たはフランジ部が形成されていないストレートの円筒状
ガラス管である。ガラス管1の先端部の外周面1bに
は、環状の高融点タブレット3が嵌められている。高融
点タブレット3の内側上方部には環状の溝部3dが形成
されており、溝部3dには接着用低融点ガラス6が設け
られている。この接着用低融点ガラス6により、高融点
タブレット3がガラス管1に固着されている。
には、環状の凹部3cが形成されており、この凹部3c
に環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。高
融点タブレット3の先端面3bはガラス管1の先端面1
aとほぼ一致するように取り付けられている。封着ガラ
スタブレット2の先端面2aは、ガラス管1の先端面1
a及び高融点タブレット3の先端面3bよりも先端側に
突出するように取り付けられている。
る。ガラス管の外径:5mm、内径:3mm、封着ガラ
スタブレットの外径:16mm、内径:11mm、高
さ:3mm、高融点タブレットの外径:16mm、内
径:5mm、高さ:5mm、溝部の幅:1.5mm。
ト一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断
面図である。図19に示すように、パネル板5の排気孔
5aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように取
り付けられている。高融点タブレット3は接着用低融点
ガラス6によってガラス管1に固着されているので、高
融点タブレット3とパネルとをクリップで挟み固定した
状態で、封着温度に加熱して取り付けることができる。
ト2の先端面2aは、ガラス管1の先端面1a及び高融
点タブレット3の先端面3bよりも突出しているので、
封着の際、封着ガラスタブレット2が溶融すると、クリ
ップによる挟み込みの圧力により、外側に広がるように
流動する。このため、図19に示すように、封着ガラス
2がパネル5の表面に沿って外側に広がり、パネル5と
封着ガラス2との接着面積が大きくなり、接着強度を高
めることができる。
例9のタブレット一体型ガラス管を示す断面図である。
ガラス管1は、上記実施例8と同様のストレートの円筒
状ガラス管である。ガラス管1の先端部には、環状の高
融点タブレット3が嵌められている。高融点タブレット
3の内側上方部には、環状の溝部3dが形成されてお
り、溝部3dには接着用低融点ガラス6が設けられてい
る。この接着用低融点ガラス6により、高融点タブレッ
ト3がガラス管1の外周面1bに固着されている。高融
点タブレット3の先端面3bは、ガラス管1の先端面1
aとほぼ一致するように取り付けられている。
封着ガラスタブレット2が固着されている。封着ガラス
タブレット2の上には、環状の第2の高融点タブレット
7が固着されている。第2の高融点タブレット7は、そ
の内周面が高融点タブレット3の外周面と直接に接しな
いように設けられている。
ガラス管1の先端面1a及び高融点タブレット3の先端
面3bの位置とほぼ一致するように設けられている。本
実施例における寸法は以下のとおりである。ガラス管の
外径:5mm、内径:3mm、封着ガラスタブレットの
外径:13mm、内径:10mm、高さ:3mm、高融
点タブレットの外径:10mm、内径:5mm、高さ:
5mm、溝部の幅:1.5mm、第2の高融点タブレッ
トの外径:13mm、内径:10.5mm、高さ:4m
m。
ト一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断
面図である。図21に示すように、パネル5の排気孔5
aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように取り
付けられている。封着ガラスタブレット2が封着温度に
加熱され溶融すると、封着ガラスが自由に流動できるた
め、外側に広がる。このとき、第2の高融点タブレット
7は高融点タブレット3に固着されていないので、第2
の高融点タブレット7の重みが溶融した封着ガラスにか
かり、封着ガラス2の外側への流動が促進される。この
ため、封着ガラス2がパネル板5と接触する面積が広く
なり、接着強度を高めることができる。
例10のタブレット一体型ガラス管を示す断面図であ
る。ガラス管1は、上記実施例8と同様のストレートの
円筒状ガラス管である。ガラス管1の先端部には、断面
L字形状の環状の高融点タブレット3が嵌められてい
る。高融点タブレット3は、内径の大きな方が先端側に
位置するように取り付けられている。ガラス管1の外周
面1bと高融点タブレット3の内周面との間に、接着用
低融点ガラス6が設けられており、この接着用低融点ガ
ラス6により、高融点タブレット3がガラス管1の外周
面1bに固着されている。
環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。封着
ガラスタブレット2の先端面2aと、高融点タブレット
3の先端面3bがほぼ一致するように、封着ガラスタブ
レット2が固着されている。封着ガラスタブレット2の
上には、環状の第2の高融点タブレット7が載せられて
いる。第2の高融点タブレット7は、高融点タブレット
3と直接に接しないように設けられている。
る。ガラス管の外径:5mm、内径:3mm、封着ガラ
スタブレットの外径:18mm、内径:14mm、高
さ:3mm、高融点タブレットの外径:14mm、先端
側内径:8mm、後端側内径:5mm、高さ:8mm、
第2の高融点タブレットの外径:18mm、内径:1
4.5mm、高さ:7mm。
ット一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す
断面図である。図23に示すように、パネル板5の排気
孔5aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように
取り付けられている。封着ガラスタブレット2が封着温
度に加熱され溶融すると、封着ガラスが自由に流動でき
るため外側に広がる。このとき、第2の高融点タブレッ
ト7は高融点タブレット3に固着されていないので、第
2の高融点タブレット7の重みが溶融した封着ガラス2
にかかり、封着ガラス2の外側への流動が促進される。
このため、封着ガラス2がパネル板5と接触する面積が
広くなり、接着強度を高めることかできる。
例11のタブレット一体型ガラス管を示す断面図であ
る。ガラス管1は、上記実施例8と同様のストレートの
円筒状ガラス管である。ガラス管1の先端部の外周面1
bには、環状の高融点タブレット3が嵌められている。
高融点タブレット3の内側上方部には、環状の溝部3d
が形成されており、この溝部3dに接着用低融点ガラス
6が設けられている。この接着用低融点ガラス6によ
り、高融点タブレット3がガラス管1の外周面1bに固
着されている。
ス管1の先端面1aとほぼ一致するように高融点タブレ
ット3が固着されている。高融点タブレット3の先端面
3bには、環状の封着ガラスタブレット2が固着されて
いる。従って、封着ガラスタブレット2の先端面2a
は、高融点タブレット3の先端面3bよりも突出した状
態となっている。
る。ガラス管の外径:5mm、内径:3mm、封着ガラ
スタブレットの外径:13mm、内径:7mm、高さ:
1mm、高融点タブレットの外径:13mm、内径:5
mm、高さ:3mm、溝部の幅:1mm。
ット一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す
断面図である。図25に示すように、パネル板5の排気
孔5aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように
取り付けられている。本実施例では、高融点タブレット
3が接着用低融点ガラス6によりガラス管1に固着され
ているので、高融点タブレット3とパネルとをクリップ
で挟み固定することができる。図24に示すように、封
着ガラスタブレット2の先端面2aが突出しているの
で、封着ガラスタブレット2が封着温度に加熱され溶融
すると、高融点タブレット3によりパネル板5側に押し
つけられ、封着ガラス2は、高融点タブレット3の外側
に押し出され、図25に示すような状態となる。また、
図示されないが、高融点タブレット3の先端面3bとパ
ネル板5との間には、わずかに封着ガラスが残ってい
る。このため、広い面積で封着ガラス2とパネル板5と
が接着しており、高い接着強度を得ることができる。
例12のタブレット一体型ガラス管を示す断面図であ
る。ガラス管1は、上記実施例8と同様のストレートの
円筒状ガラス管である。ガラス管1の先端部の外周面1
bには、断面L字形状の環状の高融点タブレット3が嵌
められている。内径の広い部分が先端側に、内径の狭い
部分が後端側になるように、高融点タブレット3が嵌め
られている。高融点タブレット3の内側の内延面3e
と、ガラス管1の外周面1bの間に接着用低融点ガラス
6が設けられており、この接着用低融点ガラス6によ
り、高融点タブレット3がガラス管1の外周面1bに固
着されている。
は、環状の凹部3cが形成されており、この凹部3cに
環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。封着
ガラスタブレット2の先端面2aは、高融点タブレット
3の先端面3bよりも先端側に突出している。
る。ガラス管の外径:5mm、内径:3mm、封着ガラ
スタブレットの外径:14mm、内径:10mm、高
さ:3mm、高融点タブレットの外径:14mm、先端
側の内径:8mm、後端側の内径:5mm、高さ:6m
m、封着ガラスタブレットの先端面と高融点タブレット
の先端面の高さの差:1mm。
ット一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す
断面図である。図27に示すように、パネル板5の排気
孔5aに、ガラス管1の先端部の開口が位置するように
取り付けられている。高融点タブレット3は、接着用低
融点ガラス6によってガラス管1に固着されているの
で、高融点タブレット3とパネルとをクリップで挟むこ
とにより固定することができる。図26に示すように、
封着ガラスタブレット2の先端面2aが、高融点タブレ
ット3の先端面3bよりも突出しているので、封着ガラ
スタブレット2が封着温度に加熱され溶融すると、封着
ガラス2が外側に広がるように流動する。このため、図
27に示すように、封着ガラス2とパネル5との接着面
積が大きくなり、高い接着強度を得ることができる。
例13のタブレット一体型ガラス管を示す断面図であ
る。本実施例で用いているガラス管1の先端部には、フ
レア部1dが形成されている。フレア部1dの先端側に
は、環状の高融点タブレット3が設けられている。高融
点タブレット3の内側上方部には、環状の溝部3dが形
成されており、この溝部3dにフレア部1dが嵌められ
ている。フレア部1dと溝部3dの間には、接着用低融
点ガラス6が設けられており、この接着用低融点ガラス
6により、ガラス管1と高融点タブレット3が固着され
ている。
環状の凹部3cが形成されている。この環状の凹部3c
に、環状の封着ガラスタブレット2が固着されている。
封着ガラスタブレット2の先端面2aは、高融点タブレ
ット3の先端面3bよりも先端側に突出している。
る。ガラス管のフレア部の外径:8mm、内径:3m
m、厚み:1mm、封着ガラスタブレットの外径:14
mm、内径:8mm、高さ:2mm、高融点タブレット
の外径:14mm、内径:6mm、高さ:6mm、封着
ガラスタブレットの先端面と高融点タブレットの先端面
の高さの差:1mm。
ット一体型ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す
断面図である。ガラス管1はフレア部1dを有してお
り、このフレア部1dに高融点タブレット3が固着され
ている。従って、本実施例のタブレット一体型ガラス管
は、フレア部1dとパネルとをクリップで挟むことによ
り固定することができる。図28に示すように、封着ガ
ラスタブレット2の先端面2aは、高融点タブレット3
の先端面3bより先端側に突出しているので、封着ガラ
スタブレット2が封着温度に加熱され溶融すると、封着
ガラス2はパネル板5側に押しつけられ、外側に広が
る。このため、封着ガラス2とパネル5との接着面積が
大きくなり、高い接着強度を得ることができる。
の一例を示す断面図である。図30(a)に示すよう
に、凸部8aを有する治具8を準備し、ガラス管1内に
凸部8aが嵌まるように、治具8の上にガラス管1を直
立させる。次に、高融点タブレット3をガラス管1に通
し、治具8の上に設置する。この状態で、高融点タブレ
ット3の溝部3dに、環状のタブレットに成形した接着
用低融点ガラス6を配置する。
融点ガラス6を溶融させ、図30(b)に示すように、
接着用低融点ガラス6により、高融点タブレット3をガ
ラス管1の外周面1bに固着させる。
管1の上下方向を逆方向にし、治具4の穴4aにガラス
管1の円筒部分を挿入する。次に、高融点タブレット3
の凹部3cの上に、環状の封着タブレット2を載せる。
この状態で、加熱炉に入れ、大きな変形を伴わない程度
に封着ガラスタブレット2を溶融させ、高融点タブレッ
ト3に封着タブレット2を接着させる。
ブレット3及び封着ガラスタブレット2を一体化させた
後、治具4からガラス管1を取り出せば、実施例8のタ
ブレット一体型ガラス管を得ることができる。
の一例を示す断面図である。図31(a)に示すよう
に、ガラス管1を、治具8の凸部8aに嵌め入れ、ガラ
ス管1を治具8上に直立させる。次に、高融点タブレッ
ト3をガラス管1に通し、治具8上に配置する。次に、
高融点タブレット3の溝3d内に、環状のタブレットに
成形した接着用低融点ガラス6を配置する。
点ガラス6を溶融させ、図31(b)に示すように、高
融点タブレット3を接着用低融点ガラス6によってガラ
ス管1の外周面1bに接着させる。
管1の上下方向を逆方向にした状態で、治具4の穴4a
にガラス管1の円筒部分を挿入する。治具4には、高融
点タブレット3より外側の位置に、穴4cが形成されて
いる。この穴4cに、環状の第2の高融点タブレット7
を嵌め入れて、治具4上に配置する。次に、第2の高融
点タブレット7の上に封着ガラスタブレット2を載せ
る。
ラスタブレット2が高融点タブレット3の外周面と接着
する比較的低い温度で焼成する。これにより、封着ガラ
スタブレット2を高融点タブレット3の外周面に接着さ
せるとともに、第2の高融点タブレット7を封着ガラス
タブレット2に接着させる。接着後、加熱炉から取り出
し、第2の高融点タブレット7、封着ガラスタブレット
2及び高融点タブレット3が一体化されたガラス管1を
治具4から取り出す。
一体型ガラス管を製造することができる。図32は、実
施例10(図22)の製造方法の一例を示す断面図であ
る。
管1を、治具4の穴4aに挿入する。次に、高融点タブ
レットをガラス管1に通し、治具4上に配置する。次
に、ガラス管1の外周面1aと高融点タブレット3との
間の溝部分に、環状のタブレットに成形された接着用低
融点ガラス6を配置する。
融点ガラス6を溶融し、図32(b)に示すように、ガ
ラス管1の外周面1aと高融点タブレット3とを接着用
低融点ガラス6によって接着する。
タブレット3の外側に位置するように治具4に形成され
ている穴4cに、環状の第2の高融点タブレット7を配
置する。次に、第2の高融点タブレット7の上に、環状
の封着ガラスタブレット2を配置する。
変形を伴わない程度に封着ガラスタブレット2を溶融さ
せることにより、封着ガラスタブレット2を高融点タブ
レット3に接着させ、第2の高融点タブレット7を封着
ガラスタブレット2に接着させる。これにより、第2の
高融点タブレット7、封着ガラスタブレット2及び高融
点タブレット3を、ガラス管1に一体化させることがで
きる。
ト一体型ガラス管を製造することができる。実施例11
のタブレット一体型ガラス管は、図30に示す実施例8
とほぼ同様の方法で製造することができる。また、実施
例12及び実施例13のタブレット一体型ガラス管は、
図32に示す実施例10とほぼ同様の方法により製造す
ることができる。実施例13においては、接着用低融点
ガラスのタブレットをガラス管のフレア部の上に載せた
後、高融点タブレットを載せた状態で接着用低融点ガラ
スを溶融して接着させる。
板に取り付けた実施例8〜13のタブレット一体型ガラ
ス管について、ガラス管の傾き、気密性、接着破壊強
度、及び破壊状態を評価した。評価結果を表4に示す。
明の第3の局面に従う実施例8〜13のタブレット一体
型ガラス管も、パネルに対して傾くことなく垂直に取り
付けることができ、パネルに接着した際の接着破壊強度
が高いことがわかる。
ことなく垂直に取り付けることができ、しかも取り付け
後に破損しにくいタブレット一体型ガラス管とすること
ができる。
は容易に製造することができる。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
ス管を示す断面図。
面図。
面図。
ラス管を製造する工程の一例を示す断面図。
ラス管を製造する工程の一例を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ル板に取り付けた状態を示す断面図。
ル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管を示す断面図。
ラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ガラス管を示す断面図。
ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ガラス管を示す断面図。
ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ガラス管を示す断面図。
ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ガラス管を示す断面図。
ガラス管をパネル板に取り付けた状態を示す断面図。
ラス管を製造する工程の一例を示す断面図。
ラス管を製造する工程の一例を示す断面図。
ガラス管を製造する工程の一例を示す断面図。
Claims (17)
- 【請求項1】 ガラス管の先端部に、環状の封着ガラス
タブレットと、該封着ガラスタブレットの封着温度より
高い融点を有する環状の高融点タブレットが設けられて
おり、封着ガラスタブレットが先端側に取り付けられ、
高融点タブレットが封着ガラスタブレットよりも後端側
に取り付けられていることを特徴とするタブレット一体
型ガラス管。 - 【請求項2】 貫通孔が形成されたガラス板に、該貫通
孔の位置とガラス管先端部の開口の位置を合わせて取り
付けるためのガラス管であることを特徴とする請求項1
に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項3】 封着ガラスタブレットがガラス管の先端
部の外周面に固着されていることを特徴とする請求項1
または2に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項4】 高融点タブレットが封着ガラスタブレッ
トを介してガラス管に固着されていることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載のタブレット一体型
ガラス管。 - 【請求項5】 高融点タブレットがガラス管の外周面に
固着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項6】 封着ガラスタブレットの先端が、ガラス
管の先端よりも先端側に突出していることを特徴とする
請求項5に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項7】 ガラス管として、先端部にフレア部また
はフランジ部が形成されたガラス管を用いたことを特徴
とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のタブレット
一体型ガラス管。 - 【請求項8】 高融点タブレットが、接着用低融点ガラ
スによってガラス管に固着されていることを特徴とする
請求項1、2及び5〜7のいずれか1項に記載のタブレ
ット一体型ガラス管。 - 【請求項9】 封着ガラスタブレットが高融点タブレッ
トの先端側外周部に固着されていることを特徴とする請
求項8に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項10】 高融点タブレットの先端側外周部に環
状の凹部が形成されており、該環状の凹部に封着ガラス
タブレットが固着されていることを特徴とする請求項9
に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項11】 封着ガラスタブレットが高融点タブレ
ットの外周面に固着されていることを特徴とする請求項
9に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項12】 封着ガラスタブレットの上に環状の第
2の高融点タブレットが設けられていることを特徴とす
る請求項11に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項13】 ガラス管の先端部にフレア部またはフ
ランジ部が形成されており、該フレア部またはフランジ
部に接着用低融点ガラスによって高融点タブレットが固
着されていることを特徴とする請求項8〜12のいずれ
か1項に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項14】 封着ガラスタブレットの封着温度が5
50℃以下であることを特徴とする請求項1〜13のい
ずれか1項に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項15】 貫通孔が形成されたガラス板が、平面
表示管の構成部分であることを特徴とする請求項2〜1
4のいずれか1項に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項16】 取り付けられたガラス管が、平面表示
管の排気管として用いられることを特徴とする請求項1
5に記載のタブレット一体型ガラス管。 - 【請求項17】 平面表示管が、プラズマディスプレイ
パネル(PDP)、フィールドエミッションディスプレ
イ(FED)、プラズマアドレスリキッドクリスタルデ
ィスプレイ(PALC)、または蛍光表示管(VFD)
であることを特徴とする請求項15または16に記載の
タブレット一体型ガラス管。
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