JP2001253433A - 折り畳み式コンテナ - Google Patents

折り畳み式コンテナ

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JP2001253433A JP2000069610A JP2000069610A JP2001253433A JP 2001253433 A JP2001253433 A JP 2001253433A JP 2000069610 A JP2000069610 A JP 2000069610A JP 2000069610 A JP2000069610 A JP 2000069610A JP 2001253433 A JP2001253433 A JP 2001253433A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナについて、折り畳み可能であり、か
つ強度的にも優れたものとする。 【解決手段】 前後パネル1.2、左右パネル3.4、
底パネル5および蓋6よりなり、全パネル1〜5が隣り
合う縁部同士を凹凸嵌合させた複数のアルミニウム水平
中空押出形材で構成され、前後パネル1.2の左右両端
の枠部材13と左右パネル3.4の前後両端の枠部材8
とが桁部材30付き底パネル5上で嵌め合わされて、コ
ンテナ本体が構成され、コンテナ本体の口部に蓋6が被
せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、薬品をはじ
め、種々の物品または材料の輸送に用いられる折り畳み
式コンテナに関する。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】アル
ミニウム製コンテナは、軽量で衛生的であること等か
ら、食品や薬品をはじめ、種々の物品等の輸送に用いら
れている。従来、アルミニウム製コンテナは、アルミニ
ウム板よりなる、前後パネル、左右パネル、底パネルお
よび蓋パネルを備え、これらを箱状になるように溶接し
て一体化したものがほとんどであった。しかしながら、
上記コンテナではその内部に物を収容して目的地まで輸
送した後、コンテナが空の状態においても該コンテナを
そのまま返送することを余儀なくされることから、輸送
効率の低下を招き、輸送コストがかかる他、コンテナの
保管場所として広いスペースが必要で、またこれに伴う
保管費用も高くつくという問題があった。また、近年、
折り畳み可能なアルミニウム製コンテナも知られている
が、コンテナを構成するパネルがアルミニウム板に枠部
材を取り付けたものであるため、強度的に弱く、そのた
め収容物が制限されるという不都合があった。本発明の
目的は、折り畳み可能であり、かつ強度的にも優れたコ
ンテナを提供することにある。なお、本明細書におい
て、「アルミニウム」とは、純アルミニウムとアルミニ
ウム合金の両方を含むものとする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の折り畳み
式コンテナは、前後パネル、左右パネル、底パネルおよ
び蓋を備えており、蓋以外のパネルが、隣り合う縁部同
士を凹凸嵌合させた複数のアルミニウム水平中空押出形
材で構成されており、左右パネルの前後両端に中空状嵌
合凸部を有する枠部材が取り付けられ、前後パネルの左
右両端には左右パネル両端の嵌合凸部が嵌め入れられる
嵌合凹部を有する枠部材が取り付けられ、底パネルの左
右両端には桁部材が取り付けられており、枠部材付き前
後パネル、枠部材付き左右パネルが正方形の桁部材付き
底パネルとほぼ同じ大きさの略正方形となされ、桁部材
付き底パネルの四隅にはアングル状底隅金具がその内面
を隅部外側にそわせて取り付けられ、かつ底隅金具にお
ける底パネルからの上方突出部の長さが折り畳み状態に
おける枠部材付き前後パネルおよび枠部材付き左右パネ
ルの各隅部を保持可能な長さとなされており、蓋は、正
方形であって、その四辺に垂下部を有し、かつ折り畳む
際に蓋隅部における垂下部内方が底パネルの底隅金具の
上方突出部上端に載る大きさとなされており、左右パネ
ル両端の中空状嵌合凸部の前後下端寄り部分には、前後
突出ロックピンが着脱自在に取り付けられており、折り
畳み時、底隅金具の上方突出部内側の桁部材付き底パネ
ル上に、ロックピンを取り外した状態の枠部材付き左右
パネルおよび枠部材付き前後パネルを積み重ね、底隅金
具の上方突出部の上端に蓋隅部における垂下部の内方を
載せるようになされており、底隅金具における左右パネ
ルの嵌合凸部と対向する壁にはロックピン落し込み用切
り欠きが内縁から設けられており、前後パネルの枠部材
の下端部にはロックピン避け用切り欠きが設けられ、前
後パネルの上縁左右両端には、嵌合凹部の上端に位置
し、かつ左右パネルの両端における中空状嵌合凸部の上
端開口に嵌め込まれる下向き突起を有する連結部材が取
り付けられており、前後パネルをそれぞれ構成する中空
押出形材のうち少なくともいずれか一つの中空押出形材
の外側壁に長さ方向に伸びる開口部が設けられ、開口部
両端部の上下縁に閂部材がこれに設けられた上下溝を嵌
め合わせることにより、スライド自在に取り付けられ、
閂部材における開口部外方側に把持部が設けられ、開口
部内方側が本体部となされており、嵌合凹部の内側壁お
よび嵌合凸部の内側壁における閂部材本体部の先端と対
向する部分には閂部材本体部の先端部の通し穴があけら
れており、左右パネルの嵌合凸部に取り付けられたロッ
クピンを底隅金具におけるロックピン落し込み用切り欠
きに落し入れて左右パネルを桁部材付き底パネルの上側
に立て、左右パネル両端の嵌合凸部に前後パネルの嵌合
凹部を嵌め合わせると共に、嵌合凸部の上端開口に前後
パネルの連結部材の下向き突起を嵌め込み、前後パネル
の閂部材本体収容部内に収められた閂部材本体部の先端
部を嵌合凹部内側壁および嵌合凸部の内側壁の各通し穴
に貫通せしめることにより、桁部材付き底パネル上に前
後パネルおよび左右パネルが連結状態に立てられてコン
テナ本体が構成され、コンテナ本体の口部に蓋が被せら
れるようになされているものである。請求項2記載のコ
ンテナは、前後パネルがそれぞれ上下に2分割されて、
上パネルと下パネルとよりなるものである。請求項3記
載のコンテナは、コンテナ組み立て状態における前後パ
ネルの間隔の略半分の幅を有する前後2枚の棚パネル一
組または複数組をさらに備え、各棚パネルの左右両端に
は先端部分が下向きのフック部を有する枠部材が取り付
けられ、棚パネルの組数に応じて、左右パネルにおける
所定の中空押出形材の内側壁に長さ方向に伸びる開口部
が設けられ、開口部の下縁部がフック部の掛け止められ
る掛止部となされ、棚パネル両端のフック部先端間の距
離は各フック部が掛止部に掛け止められる距離となされ
ており、底隅金具における底パネルからの上方突出部の
長さは、折り畳み状態におけるロックピンを取り外した
状態の枠部材付き左右パネルおよび枠部材付き前後パネ
ルの各隅部、並びに前後に隣り合う状態の一組または複
数組の枠部材付き棚パネルの隅部を保持可能な長さとな
されているものである。請求項4記載のコンテナは、前
後パネルまたは2分割された前後パネルにおける上下パ
ネル、並びに左右パネルを、それぞれ構成する中空押出
形材のうち、各パネルにつき、少なくともいずれか一つ
の中空押出形材の外側壁に長さ方向に伸びる開口部が設
けられ、開口部の上縁部が取っ手となされているもので
ある。
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1に示すように、コンテナ
は、上下に2分割された前後パネル(1)(2)、左右パネル
(3)(4)、底パネル(5)および蓋(6)を備えており、前後パ
ネル(1)(2)を構成する上下パネル(1A)(1B)(2A)(2B)、左
右パネル(3)(4)および底パネル(5)は、隣り合う縁部同
士を凹凸嵌合させた複数のアルミニウム水平中空押出形
材で構成され、蓋(6)は互いに対向する2枚のアルミニ
ウム表面板間に発泡ポリスチレンが充填された正方形の
サンドイッチパネル(104)と、その周囲に取り付けられ
たアルミニウム枠部材(40)とよりなり、左右パネル(3)
(4)の前後両端に中空状嵌合凸部(7)を有するアルミニウ
ム枠部材(8)が取り付けられ、上下パネル(1A)(1B)(2A)
(2B)の左右両端には左右パネル(3)(4)両端の嵌合凸部
(7)が嵌め入れられる嵌合凹部(12)を有するアルミニウ
ム枠部材(13)が取り付けられ、底パネル(5)の左右両端
にアルミニウム桁部材(30)が取り付けられ、正方形の桁
部材(30)付き底パネル(5)、略正方形の枠部材(13)付き
前後パネル(1)(2)および同枠部材(8)付き左右パネル(3)
(4)がほぼ同じ大きさとなされている。図2に示すよう
に、左パネル(3)は、3本の主押出形材(57)と、後述す
る棚パネル(21)(22)両端のフック部(23)が掛け止められ
る掛止部(27)を有する押出形材(25)と、該押出形材(25)
と1本の主押出形材(57)との間に介在された両者の接続
用押出形材(58)と、後述する取っ手(36)を有する押出形
材(33)と、当該左パネル(3)の上下縁部を構成する押出
形材(59)とを備えており、隣り合う押出形材同士は、そ
の一方の押出形材の縁部に設けられた一対の対向壁
(A)(B)の内面先端における内基端側向き傾斜面(E)
を有する突起(C)を他方の押出形材に設けられた対応
する溝部(D)に嵌め入れることにより、互いに強固に
結合される。また、この点は右パネル(4)についても同
様である。図3に示すように、前パネル(1)における上
パネル(1A)は、2本の主押出形材(63)(64)と、後述する
取っ手(35)を有する押出形材(31)と、上縁部を構成する
押出形材(65)とを備えており、隣り合う押出形材同士の
結合構造は、上述した左パネル(3)と同様である。ま
た、前パネル(1)における下パネル(1B)は、1本の主押
出形材(66)と、下パネル(1B)の下縁の押出形材(67)と、
該押出形材(67)と主押出形材(66)との間に介在された両
者の接続用押出形材(68)と、主押出形材(66)の上側に位
置し、後述する取っ手(35)を有する押出形材(32)と、該
押出形材(32)の上側に位置し、下パネル(1B)の上縁を構
成する押出形材(69)とを備えており、隣り合う押出形材
同士の結合構造は、上述した左パネル(3)と同様であ
る。下パネル(1B)の上縁を構成する押出形材(69)の上側
には凹部(38)が形成され、該凹部(38)に上パネル(1A)の
主押出形材(63)下縁に形成された凸部(43)が嵌め入れら
れるようになされている。また、後パネル(2)を構成す
る上下パネル(2A)(2B)も、上述した前パネル(1)を構成
する上下パネル(1A)(1B)と同様の構造である。図1〜図
3に示すように、前後パネル(1)(2)を構成する上パネル
(1A)(2A)および下パネル(1B)(2B)の上縁寄り部分におけ
る中空押出形材(31)(32)の外側壁並びに左右パネル(3)
(4)の上縁寄り部分における中空押出形材(33)(34)の外
側壁には、長さ方向に伸びる開口部(28)(29)がそれぞれ
設けられ、開口部(28)(29)上縁部が取っ手(35)(36)とな
されている。図1および図5に示すように、前後パネル
(1)(2)の枠部材(13)は、前後パネル(1)(2)の左右両端に
嵌め被せられる凹形部(13a)と、凹形部(13a)の両側壁(6
0a)(60b)のうちの外側壁(60a)の外面左右端寄り部分か
ら外面左右端側へ斜めに伸びる傾斜部(13b)と、傾斜部
(13b)の先端から左右パネル(3)(4)における中空状嵌合
凸部(7)の頂壁(7c)の前後側へ伸びかつ頂壁(7c)を若干
超える第1壁(13c)と、第1壁(13c)の先端から左右パネ
ル(3)(4)の外側中央方向へ伸びる第2壁(13d)とを有
し、凹形部(13a)の中央壁(60c)と第1壁(13c)と第2壁
(13d)により、上記嵌合凹部(12)が構成されている。左
右パネル(3)(4)の枠部材(8)は、左右パネル(3)(4)の前
後端に嵌め被せられる凹形部(8a)を有し、凹形部(8a)の
中央壁(61c)の外側に前後パネル(1)(2)の枠部材(13)に
おける凹形部(13a)の内側壁(60b)の端部が重なる部分を
残して、上記中空状嵌合凸部(7)が設けられている。左
右パネル(3)(4)両端の中空状嵌合凸部(7)の下端寄り部
分に頭部(9a)付きの前後突出ロックピン(9)が着脱自在
に取り付けられている。具体的には、ロックピン(9)
は、トラス小ねじであり、中空状嵌合凸部(7)の頂壁(7
c)を貫通して中空状嵌合凸部(7)の頂壁(7c)内面に溶接
されたナット(50)にねじ嵌合せしめられ、かつ嵌合凸部
(7)の頂壁(7c)から所要長だけ突出するように頭部(9a)
と頂壁(7c)間に所定間隔を保持するスペーサパイプ(9c)
が嵌め被せられている。図5、図6および図10に示す
ように、前後パネル(1)(2)における上パネル(1A)(2A)の
上縁を構成する押出形材(65)の左右両端開口には、嵌合
凹部(12)上端に位置し、左右パネル(3)(4)両端における
中空状嵌合凸部(7)の上端開口(7a)に嵌め込まれる下向
き突起(14a)を有する連結部材(14)の基部(14b)が挿入さ
れて、リベット(41)で固定されている。そして、連結部
材(14)の下向き突起(14a)が丁度、中空状嵌合凸部(7)の
方形状上端開口(7a)に嵌め入れられるように、図5にお
いて、パネル(1B)の中心線の延長が上端開口(7a)の長さ
中央を通るようになっている。図17に示すように、底
パネル(5)は、その中央の押出形材(101)と、該押出形材
(101)の両側にそれぞれ2本ずつ配された押出形材(102)
(103)と、前後縁のアングル状カバー部材(53)とよりな
り、隣り合う押出形材同士の結合構造は、上述した左パ
ネル(3)と同様である。両カバー部材(53)は前後の押出
形材(103)にリベット(54)で固定されている。なお、カ
バー部材(53)は必ずしも必要としない。図4に示すよう
に、桁部材(30)は、横断面中空縦長方形状の本体部(30
a)と、本体部(30a)の上壁と一体に設けられ、底パネル
(5)の左右端部側に開口した凹形部(30b)と、凹形部(30
b)の垂直壁(37)外面に形成された横断面L状部(30c)と
よりなる。凹形部(30b)の垂直壁(37)は、本体部(30a)の
外垂直壁より内側にずれた位置にあって、所要数のタッ
ピングねじ(10b)により底パネル(5)に固定されている。
外垂直壁とL状部(30c)の垂直壁は上下に間隔をおいて
並んでいる。そして、凹形部(30b)が底パネル(5)の左右
端部に嵌め被せられ、本体部(30a)の上壁の延長上にあ
る凹形部(30b)の下壁部分がリベット(80)により底パネ
ル(5)に固定されている。また、底隅金具(11)における
底パネル(5)からの下方突出部(11c)は所要数のタッピン
グねじ(51)と所要数のリベット(105)により桁部材(30)
の本体部(30a)端部に固定されている。図1および図8
に示すように、底パネル(5)下面の幅中央部分には横断
面略中空縦長方形の中桁(50)が取り付けられ、中桁(50)
の両端には短冊状カバー部材(55)が、その上部を底パネ
ル(5)上方へ突出させた状態で所要数のタッピングねじ
(51)により固定されている。そして、桁部材(30)付き底
パネル(5)の外側四隅には、底パネル(5)からの上方突出
部(11b)が得られるように、アングル状底隅金具(11)が
配置されている。底隅金具(11)における底パネル(5)か
らの下方突出部(11c)は所要数のタッピングねじ(51)に
より桁部材(30)の本体部(30a)の端部を覆い、これに固
定されている。底隅金具(11)の上方突出部(11b)の長さ
は、コンテナ折り畳み状態における枠部材(13)付き前後
パネル(1)(2)および枠部材(8)付き左右パネル(3)(4)の
各隅部、並びに後述する枠部材(24)付きの前後に隣り合
う一組の棚パネル(21)(22)の各隅部を保持可能な長さと
なされ、左右パネル(3)(4)の中空状嵌合凸部(7)の頂壁
(7c)と対向する各底隅金具(11)の前後壁(11a)には、ロ
ックピン落し込み用切り欠き(10)が内縁から設けられて
いる。具体的には、切り欠き(10)は、底隅金具(11)の前
後壁(11a)の内縁から幅中央付近まで設けられた縦長の
切り欠き上部(10a)と切り欠き上部(10a)に連なり、かつ
該壁(11a)の中心線にある切り欠き下部(10b)とよりな
り、ロックピン(9)は切り欠き上部(10a)から容易に進入
して最終的に切り欠き下部(10b)へ落し込まれるように
なされている。また、底隅金具(11)の前後壁(11a)に
は、そのロックピン落し込み用切り欠き(10)を前側から
覆うように、コ字形のカバー部材(56)が取り付けられて
いる。そして、切り欠き下部(10b)の下端から桁部材(3
0)の凹形部(30b)上面までの距離とロックピン(9)から嵌
合凸部(7)下端までの距離が対応しており、ロックピン
(9)を切り欠き下部(10b)に落し込むと、左右パネル(3)
(4)の下縁が丁度桁部材(30)の凹形部(30b)上面に載るよ
うになされている。また、前後パネル(1)(2)における下
パネル(1B)(2B)左右両端の枠部材(13)の下端部には前後
面から見て逆L形に切り欠かれたロックピン避け用切り
欠き(20)が設けられ、切り欠き(20)の上縁には凹円弧状
部(20a)が設けられている。そして、左右パネル(3)(4)
の嵌合凸部(7)に下パネル(1B)(2B)の嵌合凹部(12)を嵌
め合わせて下パネル(1B)(2B)を降ろした際、切り欠き下
部(10b)内のロックピン(9)の上側にロックピン避け用切
り欠き(20)の凹円弧状部(20a)が丁度位置するようにな
されている。図1、図3、図10〜図12に示すよう
に、前後パネル(1)(2)における上パネル(1A)(2A)の上縁
寄り部分の押出形材(31)の取っ手(35)の上側の外側壁に
は、押出形材(31)の長さ方向に伸びる開口部(71)が設け
られ、開口部(71)両端の上下縁(71a)(71b)に閂部材(16)
がこれに設けられた上下溝(73)を嵌め合わせることによ
り、スライド自在に取り付けられ、閂部材(16)における
開口部(71)外方側に把持部(16c)が設けられ、開口部(7
1)内方側が本体部(16a)となされており、枠部材(13)の
嵌合凹部(12)の内側壁(12a)および枠部材(8)の嵌合凸部
(7)の内側壁(7b)における閂部材本体部(16a)の先端部(1
6d)と対向する部分には先端部(16d)の通し穴(17)(18)が
あけられている。閂部材(16)の本体部(16a)は横断面方
形となされ、把持部(16c)は、本体部(16a)とほぼ同幅で
あって、本体部(16a)の外面長さ方向に形成された凸条
(16b)にまたがった状態でその長さ中央部分から基端を
超えて突出状に形成されると共に、外面には手が滑らな
いように凹凸(75)が設けられている。また、閂部材(16)
の本体部(16a)の内面には凹部(76)が設けられ、凹部(7
6)の左右隅部(76a)には凹部(76)の幅よりも長い短冊状
のプラスチック製ばね部材(74)の両端が突き当てられ、
凹部(76)から若干はみ出すように、ばね部材(74)が撓ん
だ屈曲状態となされており、これにより閂部材(16)を移
動させて止めた際、閂部材(16)は止められた位置に保た
れるようになっている。図7および図9に示すように、
コンテナはその組み立て状態における前後パネル(1)(2)
の間隔の略半分の幅を有する前後2枚の棚パネル(21)(2
2)一組を備え、各棚パネル(21)(22)の左右両端には先端
部分が下向きのフック部(23)を有する枠部材(24)が取り
付けられている。棚パネル(21)(22)は前後に隣り合うア
ルミニウム主中空押出形材(81)(82)と、棚パネル(21)(2
2)の前後縁部を構成するアルミニウム中空押出形材(83)
(84)とよりなり、隣り合う押出形材(81)〜(84)同士の結
合構造は、上述した左パネル(3)と同様である。枠部材
(24)は、棚パネル(21)(22)の左右両端に嵌め被せられる
凹形部(24a)、並びに凹形部(24a)の上壁(24b)から上方
へ若干突出した立上り部(85)、立上り部(85)先端から棚
パネル(21)(22)の端部を超えて水平に伸びる水平壁(86)
および水平壁(86)の先端から下方へ伸びる垂直壁(87)を
有するフック部(23)を備えている。図2に示すように、
左右パネル(3)(4)を構成する複数の中空押出形材のう
ち、左右パネル(3)(4)の高さ中央部分における中空押出
形材(25)の内側壁に長さ方向に伸びる開口部(26)が設け
られ、開口部(26)の下縁部が棚パネル(21)(22)のフック
部(23)の掛け止められる掛止部(27)となされ、棚パネル
(21)(22)両端におけるフック部(23)の先端、すなわち垂
直壁部(87)間の距離は各フック部(23)が掛止部(27)に掛
け止められる距離となされている。図16に示すよう
に、蓋(6)における周囲の枠部材(40)は、両端が45°
に切断された4つのアルミニウム押出形材よりなり、横
断面略倒L字形の主体部(40a)を有し、蓋(6)の垂下部(9
1)内面に設けられた内部拡大溝(92)には、中空パッキン
(93)が内部拡大溝(92)と同じ横断面を有する基部を嵌め
込むことにより取り付けられており、垂下部(91)の下端
内側には、鉤形の上向き折り返し部(107)が形成せれて
いる。また、主体部(40a)の水平部(94)の幅中程より下
側には横断面L状部(95a)が内方突出状態に設けられ、
その先端上側に鉤形の外向き折り返し部(108)が形成さ
れており、水平部(94)とL状部(95a)とで凹所(95)が形
成せられると共に、水平部(94)と折り返し部(108)とで
サンドイッチパネル(104)の縁部を凹所(95)内に差し入
れた際の同縁部の挟持部が形成されている。そして、主
体部(40a)の水平部(94)がサンドイッチパネル(104)に所
要数のリベット(109)で固定されている。蓋(6)は、コン
テナ折り畳み時、蓋隅部における枠部材(40)の垂下部(9
1)内方が底パネル(5)の底隅金具(11)の上方突出部(11b)
上端に載る大きさとなされており、蓋(6)の各隅部外側
にアングル状蓋隅金具(44)が蓋(6)からの上方突出部(44
a)と同下方突出部(44b)が得られるように、小ねじ(50)
で固定されている。そして、コンテナ折り畳み時、底隅
金具(11)の上方突出部(11b)の上端部外面に蓋(6)の枠部
材(40)のガイドパッキン(93)両端部が当接すると共に、
底隅金具(11)の上方突出部(11b)の上端部に枠部材(40)
の隅部における凹所(95)の下壁(95a)の下面が載る。蓋
(6)の上面各隅部において、直交する両枠部材(40)上に
は略三角形状のマット(45)がまたがって設けられてい
る。なお、図中(46)(47)は、前後パネル(1)(2)における
上パネル(1A)(2A)の外面および蓋(6)の上面に取り付け
られたカードホルダーを示す。コンテナを組み立てる場
合、先ず図1および図4に示すように、左右パネル(3)
(4)の枠部材(8)における嵌合凸部(7)にロックピン(9)を
取り付け、該ロックピン(9)を底パネル(5)の底隅金具(1
1)におけるロックピン落し込み用切り欠き(10)に落し入
れて左右パネル(3)(4)を桁部材(30)付き底パネル(5)の
上側に立て、次に図5〜図7に示すように、左右パネル
(3)(4)の左右両端の嵌合凸部(7)に、前後パネル(1)(2)
を構成する上下パネル(1A)(1B)(2A)(2B)のうちの下パネ
ル(1B)(2B)の嵌合凹部(12)を嵌め合わせて、下パネル(1
B)(2B)をカバー部材(53)付き底パネル(5)上に立てる。
この際、下パネル(1B)(2B)の枠部材(13)の下端部には図
4に示すロックピン避け用切り欠き(20)が設けられてい
るため、枠部材(13)の下端部は左右パネル(3)(4)のロッ
クピン(9)に当たらず、かつロックピン(9)はロックピン
避け用切り欠き(20)上縁の円弧状部(20a)とロックピン
落し込み用切り欠き(10)の切り欠き下部(10b)で挟まれ
た状態となる。更に、後パネル(4)の上パネル(2A)の枠
部材(13)における嵌合凹部(12)を左右パネル(3)(4)の嵌
合凸部(7)に嵌め入れて上パネル(2A)を下パネル(2B)上
に降ろし、上パネル(2A)の上縁両端における連結部材(1
4)の下向き突起(14a)を左右パネル(3)(4)後縁の嵌合凸
部(7)の上部開口(7a)に嵌め入れて、左右パネル(3)(4)
の後縁部と上パネル(2A)両端とを連結すると共に、上パ
ネル(2A)下縁の凸部(43)と下パネル(2B)上縁の凹部(38)
とを嵌め合わせる。次に、図7に示すように、左右パネ
ル(3)(4)の掛止部(27)に前後2つの棚パネル(21)(22)の
両端のフック部(23)を掛けて、両棚パネル(21)(22)を左
右パネル(3)(4)間に渡した後、左右パネル(3)(4)の前縁
における嵌合凸部(7)に前パネル(1)の上パネル(1A)両端
の嵌合凹部(12)を嵌め合わせて上パネル(1A)を下パネル
(1B)上に降ろし、上パネル(1A)の連結部材(14)の下向き
突起(14a)を左右パネル(3)(4)前縁の嵌合凸部(7)の上部
開口(7a)に嵌め入れて、左右パネル(3)(4)の前縁部と上
パネル(1A)両端とを連結すると共に、上パネル(1A)下縁
の凸部(43)と下パネル(1B)上縁の凹部(38)とを嵌め合わ
せる。その後、上パネル(1A)(2A)の閂部材先端部(16d)
を嵌合凹部内側壁(12a)および嵌合凸部内側壁(7b)の各
通し穴(17)(18)に貫通せしめることにより、桁部材(30)
付き底パネル(5)上に前後パネル(1)(2)および左右パネ
ル(3)(4)が連結状態に組み立てられてコンテナ本体が構
成される。そして、コンテナ本体の口部に蓋(6)が被せ
られる(図13参照)。また、この際、枠部材(40)の垂
下部(91)のパッキン(93)は、前後パネル(1)(2)および左
右パネル(3)(4)の外面上縁に当接し、コンテナ本体の口
部周囲を密封する。一方、上記コンテナを折り畳む場合
には、上述した手順と逆の手順で蓋(6)、棚パネル(21)
(22)、前後パネル(1)(2)および左右パネル(3)(4)を外す
と共に左右パネル(3)(4)の枠部材(8)におけるロックピ
ン(9)を取り外した後、図14に示すように、桁部材(3
0)付き底パネル(5)の底隅金具(11)内側に枠部材(8)付き
左右パネル(3)(4)および枠部材(13)付き前後パネル(1)
(2)の各隅部並びに前後に隣り合う状態の枠部材(24)付
き棚パネル(21)(22)の隅部を合わせて、これらパネル
(1)〜(4)(21)(22)を桁部材(30)付き底パネル(5)上に積
み重ね、底隅金具(11)の上方突出部(11b)の上端に枠部
材(40)付き蓋(6)の隅部を載せるものである。この場
合、コンテナを図13の組み立て状態の約1/5の大き
さに折り畳むことができる。上記実施形態では、前後の
棚パネル(21)(22)を一組だけ用いて、コンテナ内を二段
に分けたが、本発明はこれに限定されず、複数組の棚パ
ネル(21)(22)を用いて、コンテナ内を三段以上に分ける
こともある。また、この場合、棚パネル(21)(22)の組数
およびそれらの架設位置に応じて、左右パネル(3)(4)の
対応する中空押出形材(25)(57)の内側壁に棚パネル(21)
(22)のフック部(23)が掛け止められる掛止部(27)を設け
ると共に、底パネル(5)の底隅金具(11)の上方突出部(11
b)の長さを延長することは勿論である。また、本発明で
は、上記棚パネル(21)(22)を省略することもあり、この
場合、図18に示すように、コンテナ折り畳み状態にお
いて、底隅金具(11)における底パネル(5)からの上方突
出部(11b)の長さは、ロックピン(9)を取り外した状態の
枠部材(8)付き左右パネル(3)(4)および枠部材(13)付き
前後パネル(1)(2)の各隅部を保持可能な長さとなされ
る。また、上記実施形態では、前後パネル(1)(2)を上下
パネル(1A)(1B)(2A)(2B)に2分割したが、本発明はこれ
に限定されず、前後パネル(1)(2)を分割しない場合もあ
る。また、上記実施形態では、前後パネル(1)(2)を構成
する上下パネル(1A)(1B)(2A)(2B)および左右パネル(3)
(4)の外面に、それぞれ一つずつ取っ手(35)を設けた
が、必要に応じて複数の取っ手を設けることもある。さ
らに、上記実施形態では、前後パネル(1)(2)における上
縁寄り部分の押出形材(31)に、その長さ方向に伸びる開
口部(71)が設けられ、開口部(71)両端に閂部材(16)が配
置せられているが、閂部材(16)が配置される開口部(71)
は、この押出形材(31)に限らず、これ以外の押出形材で
あってもよく、またその数は複数であっても良い。
【発明の効果】請求項1記載のコンテナは、折り畳み式
であるため、内部に物を収容して目的地まで輸送した
後、コンテナが空の状態においては折り畳んで返送する
ことができる。従って、輸送効率が良く、輸送コストが
節減される他、コンテナの保管場所として広いスペース
を確保する必要もなくなるため、保管費用も削減でき
る。また、前後パネル、左右パネルおよび底パネルが、
隣り合う縁部同士を凹凸嵌合させた複数のアルミニウム
水平中空押出形材で構成されているため、軽量で強度的
にも優れており、従って、収容物が制限されることがな
く、種々の物流に使用することができる他、各パネルを
構成する中空押出形材を適宜組み換えるだけで、コンテ
ナのサイズを容易に変更することができる。請求項2記
載のコンテナは、前後パネルが2分割されているため、
コンテナの組み立ておよび折り畳みが容易となる。請求
項3記載のコンテナは、内部に前後一組の棚パネルが一
組または複数組取り付けられるため、比較的小型の収容
物をコンテナ内に複数段に分けて安定的に収容すること
ができる。また、棚パネルのフック部が掛け止められる
掛止部は、左右パネルにおける中空押出形材の内側壁に
長さ方向に伸びる開口部を設けるだけで形成することが
できる。請求項4記載のコンテナは、前後パネルまたは
2分割された前後パネルにおける上下パネル並びに左右
パネルをそれぞれ構成する押出形材のうち、各パネルに
つき、いずれか一つの中空押出形材の外側壁に取っ手が
設けられているため、コンテナの組み立ておよび折り畳
み時において、各パネルを容易に持ち上げることが可能
となって、作業性を高めることができる。また、取っ手
は、上記各パネルにおける中空押出形材の外側壁に長さ
方向に伸びる開口部を設けるだけで形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンテナの斜視図であ
る。
【図2】左パネルの分解垂直拡大断面図である。
【図3】前パネルの分解垂直拡大断面図である。
【図4】桁付き底パネルの隅部における枠付き右パネル
と枠付き前パネルにおける下パネルの組み立て状態を示
す一部切欠部分分解拡大正面図である。
【図5】図8におけるV−V線にそう拡大断面図であ
る。
【図6】枠付き右パネルと枠付き後パネルにおける上パ
ネルの連結直前状態を示す部分分解拡大斜視図である。
【図7】コンテナの組み立て途上を示す斜視図である。
【図8】桁付き底パネル上での枠付き右パネルと枠付き
前パネルにおける下パネルの取り付け状態を示す部分斜
視図である。
【図9】棚パネルについて、(a)は一部切欠拡大正面
図、(b)は(a)におけるb-b線断面図である。
【図10】閂部材の取り付け状態を示す枠付き前パネル
と枠付き右パネルの一部切欠部分拡大正面図である。
【図11】閂部材の斜視図である。
【図12】閂部材の底面図である。
【図13】コンテナを組み立てた状態を示す斜視図であ
る。
【図14】コンテナを折り畳んだ状態を示す斜視図であ
る。
【図15】枠付き前パネルにおける下パネルと枠付き右
パネルの嵌め合わせ直前状態を示す部分拡大斜視図であ
る。
【図16】折り畳み時における底隅金具上端への蓋の載
置状態を示す一部切欠部分拡大正面図である。
【図17】底パネルの分解拡大垂直断面図である。
【図18】棚のない、他の実施形態におけるコンテナの
折り畳み状態を示す、蓋を除いた正面図である。
【符号の説明】
(1): 前パネル (2): 後パネル (1A)(2A): 上パネル (1B)(2B): 下パネル (3): 左パネル (4): 右パネル (5): 底パネル (6): 蓋 (7): 枠部材の中空状嵌合凸部 (7a): 枠部材の嵌合凸部の上端開口 (7b): 枠部材の嵌合凸部内側壁 (8): 枠部材 (9): ロックピン (10): ロックピン落し込み用切り欠き (11): 底隅金具 (11a): 底隅金具の嵌合凸部対向壁 (11b): 底隅金具の上方突出部 (12): 枠部材の嵌合凹部 (12a): 枠部材の嵌合凹部内側壁 (13): 枠部材 (14): 連結部材 (14a): 連結部材の下向き突起 (16): 閂部材 (16a): 閂部材の本体部 (16c): 閂部材の把持部 (16d): 閂部材の先端部 (17)(18): 通し穴 (20): ロックピン避け用切り欠き (21) (22): 棚パネル (23): フック部 (24): 枠部材 (25): 掛止部付き中空押出形材 (26): 掛止部付き中空押出形材の開口部 (27): 掛止部 (28)(29): 取っ手付き中空押出形材の開口部 (30): 桁部材 (31)(32)(33)(34): 取っ手付き中空押出形材 (35)(36): 取っ手 (71): 閂部材付き中空押出形材の開口部 (71a): 開口部の上縁 (71b): 開口部の下縁 (73): 閂部材の上下溝 (91): 蓋の垂下部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後パネル(1)(2)、左右パネル(3)(4)、
    底パネル(5)および蓋(6)を備えており、蓋(6)以外のパ
    ネル(1)〜(5)が、隣り合う縁部同士を凹凸嵌合させた複
    数のアルミニウム水平中空押出形材で構成されており、
    左右パネル(3)(4)の前後両端に中空状嵌合凸部(7)を有
    する枠部材(8)が取り付けられ、前後パネル(1)(2)の左
    右両端には左右パネル(3)(4)両端の嵌合凸部(7)が嵌め
    入れられる嵌合凹部(12)を有する枠部材(13)が取り付け
    られ、底パネル(5)の左右両端には桁部材(30)が取り付
    けられており、枠部材(13)付き前後パネル(1)(2)、枠部
    材(8)付き左右パネル(3)(4)が正方形の桁部材(30)付き
    底パネル(5)とほぼ同じ大きさの略正方形となされ、桁
    部材(30)付き底パネル(5)の四隅にはアングル状底隅金
    具(11)がその内面を隅部外側にそわせて取り付けられ、
    かつ底隅金具(11)における底パネル(5)からの上方突出
    部(11b)の長さが折り畳み状態における枠部材(13)付き
    前後パネル(1)(2)および枠部材(8)付き左右パネル(3)
    (4)の各隅部を保持可能な長さとなされており、蓋(6)
    は、正方形であって、その四辺に垂下部(91)を有し、か
    つ折り畳む際に蓋隅部における垂下部(91)内方が底パネ
    ル(5)の底隅金具(11)の上方突出部(11b)上端に載る大き
    さとなされており、左右パネル(3)(4)両端の中空状嵌合
    凸部(7)の前後下端寄り部分には、前後突出ロックピン
    (9)が着脱自在に取り付けられており、折り畳み時、底
    隅金具(11)の上方突出部(11b)内側の桁部材(30)付き底
    パネル(5)上に、ロックピン(9)を取り外した状態の枠部
    材(8)付き左右パネル(3)(4)および枠部材(13)付き前後
    パネル(1)(2)を積み重ね、底隅金具(11)の上方突出部(1
    1b)の上端に蓋隅部における垂下部(91)の内方を載せる
    ようになされており、底隅金具(11)における左右パネル
    (3)(4)の嵌合凸部(7)と対向する壁(11a)にはロックピン
    落し込み用切り欠き(10)が内縁から設けられており、前
    後パネル(1)(2)の枠部材(13)の下端部にはロックピン避
    け用切り欠き(20)が設けられ、前後パネル(1)(2)の上縁
    左右両端には、嵌合凹部(12)の上端に位置し、かつ左右
    パネル(3)(4)の両端における中空状嵌合凸部(7)の上端
    開口(7a)に嵌め込まれる下向き突起(14a)を有する連結
    部材(14)が取り付けられており、前後パネル(1)(2)をそ
    れぞれ構成する中空押出形材のうち少なくともいずれか
    一つの中空押出形材(31)の外側壁に長さ方向に伸びる開
    口部(71)が設けられ、開口部(71)両端部の上下縁(71a)
    (71b)に閂部材(16)がこれに設けられた上下溝(73)を嵌
    め合わせることにより、スライド自在に取り付けられ、
    閂部材(16)における開口部(71)外方側に把持部(16c)が
    設けられ、開口部(71)内方側が本体部(16a)となされて
    おり、嵌合凹部(12)の内側壁(12a)および嵌合凸部(7)の
    内側壁(7b)における閂部材本体部(16a)の先端(16d)と対
    向する部分には閂部材本体部(16a)の先端部(16d)の通し
    穴(17)(18)があけられており、左右パネル(3)(4)の嵌合
    凸部(7)に取り付けられたロックピン(9)を底隅金具(11)
    におけるロックピン落し込み用切り欠き(10)に落し入れ
    て左右パネル(3)(4)を桁部材(30)付き底パネル(5)の上
    側に立て、左右パネル(3)(4)両端の嵌合凸部(7)に前後
    パネル(1)(2)の嵌合凹部(12)を嵌め合わせると共に、嵌
    合凸部(7)の上端開口(7a)に前後パネル(1)(2)の連結部
    材(14)の下向き突起(14a)を嵌め込み、前後パネル(1)
    (2)の閂部材本体収容部(72)内に収められた閂部材本体
    部(16a)の先端部(16d)を嵌合凹部内側壁(12a)および嵌
    合凸部(7)の内側壁(7b)の各通し穴(17)(18)に貫通せし
    めることにより、桁部材(30)付き底パネル(5)上に前後
    パネル(1)(2)および左右パネル(3)(4)が連結状態に立て
    られてコンテナ本体が構成され、コンテナ本体の口部に
    蓋(6)が被せられるようになされている、折り畳み式コ
    ンテナ。
  2. 【請求項2】 前後パネル(1)(2)がそれぞれ上下に2分
    割されて、上パネル(1A)(2A)と下パネル(1B)(2B)とより
    なる、請求項1記載の折り畳み式コンテナ。
  3. 【請求項3】 コンテナ組み立て状態における前後パネ
    ル(1)(2)の間隔の略半分の幅を有する前後2枚の棚パネ
    ル(21)(22)一組または複数組をさらに備え、各棚パネル
    (21)(22)の左右両端には先端部分が下向きのフック部(2
    3)を有する枠部材(24)が取り付けられ、棚パネル(21)(2
    2)の組数に応じて、左右パネル(3)(4)における所定の中
    空押出形材(25)の内側壁に長さ方向に伸びる開口部(26)
    が設けられ、開口部(26)の下縁部がフック部(23)の掛け
    止められる掛止部(27)となされ、棚パネル(21)(22)両端
    のフック部(23)先端間の距離は各フック部(23)が掛止部
    (27)に掛け止められる距離となされており、底隅金具(1
    1)における底パネル(5)からの上方突出部(11b)の長さ
    は、折り畳み状態におけるロックピン(9)を取り外した
    状態の枠部材(8)付き左右パネル(3)(4)および枠部材(1
    3)付き前後パネル(1)(2)の各隅部、並びに前後に隣り合
    う状態の一組または複数組の枠部材(24)付き棚パネル(2
    1)(22)の隅部を保持可能な長さとなされている、請求項
    1または2記載の折り畳み式コンテナ。
  4. 【請求項4】 前後パネル(1)(2)または2分割された前
    後パネル(1)(2)における上下パネル(1A)(2A)(1B)(2B)、
    並びに左右パネル(3)(4)を、それぞれ構成する中空押出
    形材のうち、各パネルにつき、少なくともいずれか一つ
    の中空押出形材(31)(32)(33)(34)の外側壁に長さ方向に
    伸びる開口部(28)(29)が設けられ、開口部(28)(29)の上
    縁部が取っ手(35)(36)となされている、請求項1〜3の
    うちのいずれか一項記載の折り畳み式コンテナ。
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