JP2001253020A - 積層成形体 - Google Patents

積層成形体

Info

Publication number
JP2001253020A
JP2001253020A JP2000066412A JP2000066412A JP2001253020A JP 2001253020 A JP2001253020 A JP 2001253020A JP 2000066412 A JP2000066412 A JP 2000066412A JP 2000066412 A JP2000066412 A JP 2000066412A JP 2001253020 A JP2001253020 A JP 2001253020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
molded article
weight
resin
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000066412A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunori Fujita
晴教 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2000066412A priority Critical patent/JP2001253020A/ja
Publication of JP2001253020A publication Critical patent/JP2001253020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐傷付き性、柔軟性に優れた積層成形体を提
供すること。 【解決手段】 分子内に酸素原子を15〜50重量%含
有し、ガラス転移点(Tg)が0〜90℃であり、20
℃におけるtanδ値が0.07〜1である樹脂、とり
わけメタクリル酸メチルとアクリル酸アルキルエステル
との共重合体からなり、厚さが50μm以上の成形体の
層(A)と、分子内に酸素原子を15〜50重量%含有
し、成形体の層(A)を構成する樹脂のTgより5〜5
0℃高いTgを有する樹脂、とりわけメタクリル酸メチ
ルとアクリル酸アルキルエステルとの共重合体からなる
成形体の層(B)の少なくとも2層からなり、層(B)
が最外層であることを特徴とする積層成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の成形体の層
が積層された積層構造を有する成形体に関する。より詳
しくは、特定量の酸素原子を有し、Tgの高い樹脂から
なる成形体の層を最外層として積層した成形体に関し、
表面の耐傷付き性、柔軟性に優れた積層成形体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アクリル系樹脂(アクリル系共重合樹脂
も含む)は、透明性、機械的性質、耐熱性、耐候性、表
面硬度、化学的性質等に優れ、看板、ディスプレイ、弱
電・工業部門、自動車等を中心とする車両部門、建材・
店装、照明器具等に極めて多岐に使用されている。ま
た、アクリル系樹脂の中には単独重合体の形態で用いら
れたり、他のアクリル酸エステルや他のモノマーとの共
重合体の形で用いられるものもある。樹脂の構成成分、
構成割合は樹脂の用途とそれに伴い要求される物性によ
り決められる。また、アクリル系樹脂は、それ自体が主
体となり樹脂組成物を形成し、成形物等として特定用途
に使用するもの、或いは、それ自体は主成分を構成せ
ず、主体となる樹脂の機能を改質するいわゆる改質剤と
して用いられるもの等がある。アクリル系共重合体にお
いては前述のようにコモノマーの量や質を変えると種々
の物性の共重合体が得られ、それらの中には有用な樹脂
として用いられるものも少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐傷
付き性、柔軟性に優れた積層成形体を与えることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定量の
酸素原子を有し、異なるTgを有する樹脂からなる成形
体の層を積層した成形体では、Tgの高い樹脂からなる
成形体の層がより耐傷付き性に優れ、これをTgのより
低い樹脂からなる成形体の層と積層することにより、全
体として表面に傷が付きにくく、かつ柔軟性に優れた積
層成形体を与えることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0005】すなわち本発明の第1は、分子内に酸素原
子を15〜50重量%含有し、ガラス転移点(Tg)が
0〜90℃であり、20℃におけるtanδ値が0.0
7〜1である樹脂からなる厚さが50μm以上の成形体
の層(A)と、分子内に酸素原子を15〜50重量%含
有し、成形体の層(A)を構成する樹脂のTgより5〜
50℃高いTgを有する樹脂からなる成形体の層(B)
の少なくとも2層からなり、層(B)が最外層であるこ
とを特徴とする積層成形体に関する。また本発明の第2
は、成形体の層(A)及び(B)を構成する樹脂が共に
アクリル系共重合体である本発明の第1の積層成形体に
関する。また本発明の第3は、アクリル系共重合体がメ
タクリル酸メチルとアクリル酸アルキルエステルとの共
重合体である本発明の第2の積層成形体に関する。また
本発明の第4は、共重合体のアクリル酸アルキルエステ
ル含量が20〜60重量%であることを特徴とする本発
明の第3の積層成形体に関する。また本発明の第5は、
アクリル酸アルキルエステルがアクリル酸ブチルである
ことを特徴とする本発明の第3または4の積層成形体に
関する。また本発明の第6は、層(A)を構成する共重
合体のアクリル酸ブチル含量が30〜60重量%であ
り、層(B)を構成する共重合体のアクリル酸ブチル含
量が20〜50重量%である本発明の第5の積層成形体
に関する。また本発明の第7は、順に成形体の層
(B)、層(A)、層(B)からなる本発明の第1〜6
のいずれかの積層成形体に関する。また本発明の第8
は、成形体の層(A)及び(B)がシートである本発明
の第1〜7のいずれかの積層成形体に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の成形体の層(A)を構成する分子中に酸素原子
を15〜50重量%含有し、ガラス転移点が0〜90
℃、20℃におけるtanδ値が0.07〜1である樹
脂とは、上記の条件を満たす樹脂であればいずれでもよ
い。典型的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチ
ル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸ヘキシル、
メタクリル酸オクチル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸t−ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル等のアルキ
ルエステル類単量体、スチレン、ビニルトルエン、α−
メチルスチレン等の芳香族ビニル類単量体、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等のビ
ニルエステル類単量体の単独重合体或いはこれら単量体
単位の2種以上からなる共重合体で前記性状を有するも
のを挙げることができる。
【0007】前記層(A)を構成する樹脂の好ましい例
として、アクリル系共重合体を挙げることができる。ア
クリル系共重合体のうち、とりわけメタクリル酸メチル
とビニル系単量体との共重合体を挙げることができる。
メタクリル酸メチルと共重合可能なビニル系単量体とし
ては、例えばアクリル酸アルキルエステル、メタクリル
酸アルキルエステル等から選ぶことができる。かかるビ
ニル系単量体の中で、アクリル酸アルキルエステルとし
ては、アルキル基の炭素数が2〜10のものが好まし
く、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル及びアク
リル酸オクチル等またはこれらの2種以上の組み合わせ
等を挙げることができる。メタクリル酸アルキルエステ
ルのアルキルとしては、炭素数2〜4のものが好まし
く、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル及びメタクリル酸ターシャ
リーブチル、またはこれらの2種以上の組み合わせ等を
挙げることができる。これらのうち、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−ブチル(以下、アクリル酸ブチルと
略す。)、アクリル酸2−エチルヘキシルが要求される
物性を得るのに適しており、とりわけアクリル酸ブチル
が好ましい。即ち、メタクリル酸メチルとアクリル酸ブ
チル共重合体(MMABA)を特に好ましい樹脂として
挙げることができる。
【0008】メタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルと
の共重合体のアクリル酸ブチル単量体単位の含有量は、
成形体の層(A)のしなやかさの点から好ましくは30
〜60重量%、更に好ましくは40〜50重量%の範囲
である。アクリル酸ブチル単位の含有量が30重量%よ
りも少なすぎると、積層成形体全体のしなやかさが不足
するようになり、また、多すぎると耐熱性及び機械的強
度に欠ける傾向があるので、上記の範囲にあることが好
ましい。なお、懸濁重合法によるメタクリル酸メチル−
アクリル酸ブチル共重合体の製造例を、実施例に示し
た。
【0009】かかる樹脂は分子中に酸素原子を15〜5
0重量%、好ましくは20〜40重量%含有し、ガラス
転移点が0〜90℃、好ましくは10〜70℃であり、
20℃におけるtanδ値が0.07〜1、好ましくは
0.08〜0.5であることを要する。酸素原子が15
重量%未満では耐傷つき性に劣るため好ましくない。ま
た、50重量%を越えると強度が低下するため好ましく
ない。ガラス転移点は0℃に満たないと耐熱性に劣り、
90℃を越えるとしなやかさに欠けるため好ましくな
い。ガラス転移点を0〜90℃とするには、これらの共
重合される単量体の種類と量を調節することにより行
う。共重合に用いる単量体の単独の重合体のガラス転移
点が低いもの程、その単量体を用いた共重合体のガラス
転移点は下がる。tanδ値が0.07未満であるとし
なやかさに欠けるため好ましくない。また、1を越える
場合は、回復弾性が劣るため、好ましくない。
【0010】成形体の層(B)を構成する樹脂として
は、成形体の層(A)を構成する樹脂に対応して選ぶこ
とができる。即ち、前記の成形体の層(A)を構成する
樹脂に例示した樹脂の中から選択でき、両者ともメタク
リル酸メチルとアクリル酸ブチルとの共重合体(MMA
BA)を好ましい樹脂として挙げることができる。共重
合体を構成する単量体が層(A)と同じ共重合体であれ
ば、例えば、層(A)と層(B)の樹脂が両者ともにM
MABAであれば、BA含有量の多いMMABAの方が
樹脂のTgは低くなる。Tgの低い樹脂は、より軟らか
いものの、引っ掻き傷を受けやすい。本発明において
は、最外層になる成形体の層(B)は、成形体の層
(A)よりも常にTgの5〜50℃、好ましくは10〜
30℃高い樹脂からなる成形体の層が配される。この最
外層となる成形体の層(B)とTgがより低く、軟らか
い樹脂からなる成形体の層(A)を共に積層成形体の構
成に採用することにより、積層成形体全体のしなやか
さ、十分な機械的強度、更には表面の耐傷付き性が付与
される。
【0011】本発明の積層成形体の層構成としては、前
記のように少なくとも前記の条件を満たす樹脂からなる
成形体の層(B)を最外層とし、前記条件を満たした樹
脂からなる成形体の層(A)が積層された積層成形体で
あればよい。層(A)の層(B)に接する面と反対側の
面には、更に他の成形体の層を積層してもよい。例え
ば、順に、成形体の層(B)/層(A)/層(B)の3
層構成の積層体を好ましい態様として挙げることができ
る。或いは、最外層の層(B)/層(A)/基材或いは
成形物の構成をとることもできる。ここで、層(B)と
層(A)が同じ材質であれば、更には層(B)と層
(A)がMMABAであれば、層(B)と層(A)間の
接着は、接着剤を用いることなしに加熱あるいは加熱と
プレスにより十分な強度となるので、一層好ましい。
【0012】本発明の積層成形体の層構成において、層
(A)の厚さは50μm以上、好ましくは70〜500
μm、更に好ましくは100〜400μmである。50
μm未満では層(B)の厚さにも依るが、積層成形体の
機械的強度が不足するようになるため好ましくない。ま
た、層(B)の厚さは、用途にもよるが、耐傷付き性の
観点から5μm以上であり、更には10〜30μmが好
ましい。5μm未満では大きな傷に対する耐性が不足
し、50μmを越えると得られる積層体のしなやかさが
不足するようになる。積層成形体は、シート状の形態を
とってもよいし、例えば、吸着板の様な特定形状に成形
された成形品の形態をとってもよい。
【0013】本発明の積層成形体を構成する各樹脂に
は、それぞれの樹脂の効果を阻害しない範囲で、可塑
剤、安定剤、その他の添加剤、充填剤などの添加を行っ
てもよい。また、積層成形体の製造は、各樹脂の配合、
成形等全て公知の方法で行われるが、プレス、共押出法
による製造が好ましい。特定の成形品、例えば、吸着板
の様な場合は、射出成形による二色成形で製造できる。
更には、ボトルなどのブロー成形も可能である。本発明
の積層成形体の用途は、各種シート、袋を形成するため
のフィルム等に用いられる。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、
試料の評価は以下の方法で行った。tanδ:サンプル
をプレス加工し、幅3mm、厚み0.3mmの測定用シ
ートを作成し、セイコー電子工業(株)製、粘弾性測定
装置DMS200を用い、チャック間距離20mm、昇
温速度5℃/min.、周波数5Hzで測定した。ガラ
ス転移点(Tg):セイコー電子工業(株)製DSC
RDC220を使用し、JIS K7121に従って測
定を行った。DSC曲線の微分の極大値をもってガラス
転移点とする。50%引張試験:JIS K7113に
規定された方法に従い、引張試験を行い、チャック間伸
びが50%のときの試料の状態を記録した。「伸び」と
は試料片に破断が認められず伸びた状態を維持している
ことを示す。「割れ」とは試験片が破断していたことを
示す。傷つき性:HEIDON表面試験機を用い、サフ
ァイア製0.05mmRの引っ掻き針で引っ掻き速度7
5mm/分で傷を付け、これを粗さ計(TOKYOSE
IMITSU製)で測定した。
【0015】製造例1(メタクリル酸メチル−アクリル
酸ブチル共重合体(MMABA40と略称する)の製造
例) 200リットルのSUS製オートクレーブに、メタクリ
ル酸メチル60重量部、アクリル酸ブチル40重量部、
ラウロイルパーオキサイド0.45重量部、ドデシルメ
ルカプタン0.1重量部、イオン交換水120重量部、
1.2%ポリメタクリル酸ナトリウム水溶液3重量部と
リン酸水素2ナトリウム・7水塩0.25重量部、リン
酸水素1ナトリウム0.29重量部を入れて混合し、加
熱昇温して75℃で重合を開始し、100分後、更に1
00℃で20分重合させた。重合後、洗浄、脱水、乾燥
を行い粒状重合体を得た。重合体中のアクリル酸ブチル
(BA)含有量は40重量%(酸素原子含量:29重量
%)、重合体の20℃におけるtanδは0.11、T
g53.9℃であった。この重合体をMMABA40と
称する。重合体中のアクリル酸ブチル(BA)は以下の
方法で定量した。すなわち、540℃に加熱した炉にサ
ンプルを入れて熱分解させ、その分解ガスをガスクロマ
トグラフィーにより測定した。BAのピーク強度を標準
サンプルのBA量と比較して定量した。
【0016】製造例2(メタクリル酸メチル−アクリル
酸ブチル共重合体(MMABA20と略称する)の製造
例) 重合に使用するメタクリル酸メチルとアクリル酸ブチル
の割合を変えた他は製造例1と同様にしてアクリル酸ブ
チル単位含有量20重量%のメタクリル酸メチル−アク
リル酸ブチル共重合体(Tg77.7℃、酸素原子含有
量31重量%、tanδ0.06であり、MMABA2
0と称する。)を得た。
【0017】(実施例1及び比較例1〜2)MMABA
40の厚さ250μmのプレスフィルムを2枚のMMA
BA20の厚さ25μmのTダイフィルムで挟み、温度
150℃の条件でプレスし貼り合わせ接着して3層構成
のプレスシートを作製した(実施例1)。別に、実施例
1で用いたものと同じMMABA40の樹脂を温度18
0℃の条件でプレス成形して厚さ300μmのシートを
得、比較例1とし、実施例1で用いたものと同じMMA
BA20の樹脂を温度180℃の条件でプレス成形して
厚さ300μmのシートを得、比較例2とした。これら
の試料の50%引張時の状態、傷つき性を評価し表1に
示した。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】実施例に示した如く本発明により、耐傷
付き性、柔軟性に優れた積層成形体が提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK01C AK25A AK25B AK25C AK25J AL01A AL01B BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C BA16 BA26 GB07 GB33 GB48 GB90 JA05A JA05B JA05C JA20A JK13 JK14 YY00A YY00B YY00C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子内に酸素原子を15〜50重量%含
    有し、ガラス転移点(Tg)が0〜90℃であり、20
    ℃におけるtanδ値が0.07〜1である樹脂からな
    る厚さが50μm以上の成形体の層(A)と、分子内に
    酸素原子を15〜50重量%含有し、成形体の層(A)
    を構成する樹脂のTgより5〜50℃高いTgを有する
    樹脂からなる成形体の層(B)の少なくとも2層からな
    り、層(B)が最外層であることを特徴とする積層成形
    体。
  2. 【請求項2】 成形体の層(A)及び(B)を構成する
    樹脂が共にアクリル系共重合体である請求項1記載の積
    層成形体。
  3. 【請求項3】 アクリル系共重合体がメタクリル酸メチ
    ルとアクリル酸アルキルエステルとの共重合体である請
    求項2記載の積層成形体。
  4. 【請求項4】 共重合体のアクリル酸アルキルエステル
    含量が20〜60重量%であることを特徴とする請求項
    3記載の積層成形体。
  5. 【請求項5】 アクリル酸アルキルエステルがアクリル
    酸ブチルであることを特徴とする請求項3または4記載
    の積層成形体。
  6. 【請求項6】 層(A)を構成する共重合体のアクリル
    酸ブチル含量が30〜60重量%であり、層(B)を構
    成する共重合体のアクリル酸ブチル含量が20〜50重
    量%である請求項5記載の積層成形体。
  7. 【請求項7】 順に成形体の層(B)、層(A)、層
    (B)からなる請求項1〜6のいずれかに記載の積層成
    形体。
  8. 【請求項8】 成形体の層(A)及び(B)がシートで
    ある請求項1〜7のいずれかに記載の積層成形体。
JP2000066412A 2000-03-10 2000-03-10 積層成形体 Pending JP2001253020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066412A JP2001253020A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 積層成形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066412A JP2001253020A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 積層成形体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001253020A true JP2001253020A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18585773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066412A Pending JP2001253020A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 積層成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001253020A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269236A (ja) * 1988-09-02 1990-03-08 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 着色透明プラスチック積層物
JPH08156194A (ja) * 1994-12-12 1996-06-18 Kuraray Co Ltd 多層樹脂板
JPH1180471A (ja) * 1997-09-02 1999-03-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム組成物
JPH11105207A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Sumitomo Chem Co Ltd 光拡散性積層樹脂板
JP2000006337A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Sumitomo Chem Co Ltd 多層フィルム及び包装用ストレッチフィルム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269236A (ja) * 1988-09-02 1990-03-08 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 着色透明プラスチック積層物
JPH08156194A (ja) * 1994-12-12 1996-06-18 Kuraray Co Ltd 多層樹脂板
JPH1180471A (ja) * 1997-09-02 1999-03-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム組成物
JPH11105207A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Sumitomo Chem Co Ltd 光拡散性積層樹脂板
JP2000006337A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Sumitomo Chem Co Ltd 多層フィルム及び包装用ストレッチフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI311143B (en) Sanitary material resistant to hot water cycles
US20020045056A1 (en) Process for producing laminated sheets or films and moldings having UV-stability and thermal aging resistance
JP3142774B2 (ja) アクリルフィルムおよびこれを用いたアクリル積層射出成型品
WO2009031544A1 (ja) 熱可塑性共重合樹脂及びその光学成形体
JP6508330B2 (ja) 積層体
CN109071911B (zh) 丙烯酸类热塑性树脂组合物、成型体、膜及其制造方法、以及层叠体
CN106170514B (zh) 丙烯酸类树脂组合物、丙烯酸类树脂薄膜及成型体
JPH06340029A (ja) ガラスフィルムと樹脂とよりなる積層板
WO1996030435A1 (fr) Article moule a film acrylique stratifie et ce film
JP5260165B2 (ja) 光学フィルム
EP2172337A1 (en) Layered product
TW200302848A (en) Process for preparing an impact-modified polymethyl methacrylate, and an impact-modified polymethyl methacrylate (PMMA)
WO2016039340A1 (ja) 二軸延伸シート及び包装用容器
TW201615786A (zh) 組成物及積層體
EP2631272A1 (en) (meth)acrylic resin film
KR101930986B1 (ko) 아크릴계 탄성수지 조성물 및 이를 이용하여 제조된 필름
WO2005103144A1 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPWO2017179415A1 (ja) アクリル系樹脂組成物からなる成形体
JPH08244179A (ja) 透明ゴム変性スチレン系樹脂シート
JP2001253020A (ja) 積層成形体
KR20230119165A (ko) 수지 조성물, 평판상 성형체, 다층체, 성형품 및 성형품의제조 방법
JP2018012530A (ja) 二軸延伸シートおよび包装用容器
JPS60133045A (ja) 改良された加工特性を有する成形材料およびこれから製造した耐老化性プラスチツク
JP2001253027A (ja) 積層体
JP2019172788A (ja) (メタ)アクリル系ゴム含有グラフト共重合体、及び、それから成るアクリル樹脂フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070131

A521 Written amendment

Effective date: 20070201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080125

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Effective date: 20080512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308