JP2001252901A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2001252901A
JP2001252901A JP2000067918A JP2000067918A JP2001252901A JP 2001252901 A JP2001252901 A JP 2001252901A JP 2000067918 A JP2000067918 A JP 2000067918A JP 2000067918 A JP2000067918 A JP 2000067918A JP 2001252901 A JP2001252901 A JP 2001252901A
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Yoshifumi Arakawa
美文 荒川
Masaki Wani
雅喜 和仁
Hisashi Shimoda
寿 下田
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ARAKAWA SEIZAIKI SEISAKUSHO CO
ARAKAWA SEIZAIKI SEISAKUSHO KK
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ARAKAWA SEIZAIKI SEISAKUSHO CO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大板から形状が異なる小部材を、歩留まりが
良く、かつ機械装置で容易に切断し、労力の軽減化等を
図る。 【解決手段】 切断刃9を水平面において直線的に移動
するように備えるとともにこの移動の駆動手段7を設け
た切断機構1を設ける。切断機構1側を旋回中心Oとし
て水平面において旋回するように備えた旋回フレーム1
5及びこの旋回の駆動手段8を設ける。旋回フレーム1
5に、その前記旋回中心Oに対して進退移動するように
備えたワーク保持手段23,27a,27b及びこのワ
ーク保持手段の進退駆動手段26を設ける。ワークWを
旋回フレーム15上に載置するとともにワーク保持手段
23,27a,27bにて保持して、そのワークWを旋
回及び前進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集成材等からなる木材の大板を切
断する切断方法として、その大板(素材)を固定してチ
ップソーを数値制御で切断する方法や大板(素材)を固
定してルータービットを数値制御で切り放す方法や、素
材を作業者が直接動かして切断する方法が一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば図1
0(a)に示すような階段の3段廻り部を集成材で形成
する場合、その積層継目Lの方向は昇降方向Mに対して
垂直でなければならないため、その構成板は図10
(b)のような積層継目Lをもった板材A,B,Cでな
ければならない。このような積層継目Lをもった板材
A,B,Cは、図10(c)に示すような大板の積層材
を鎖線Nで示すように切断しても得られない。そのた
め、図11に示すように、同種の板材、例えば前記のB
の板材を複数切り取る方法を採用している。また、前記
従来のように素材を固定して切断する方法では、図11
に示すように鋸道が交差しない切断パターンとする必要
があり、図11に示すような端材Dが発生して歩留まり
が非常に悪く生産性が悪い問題がある。
【0004】また、図12に示すような長いワーク(素
材)Wから、図12に示すような切断線で切断して前記
部材A,B,C及び端材Eを切り取ることも考えられる
が、前記のように素材を固定してチップソーやルーター
ビットを数値制御で動かして切断する方法では、その素
材から部材を切断して切り放すことができないため、歩
留まりが悪い問題がある。
【0005】更に、素材を作業者が直接動かして切断す
る方法においては、前記のような素材が大きい場合には
作業者の負担が大きく、作業効率が悪い。
【0006】更に、素材を固定治具(角度定規)に当接
して切断する場合には、生産性を高めるために、同一固
定治具を用いて図11に示すように同一形状の部材B,
Bを切断する作業を続け、その後に、別の固定治具に替
えて部材A,Cを切断する作業を続けるため、部材A,
B,Cを1セットとして次工程へ流すまでの時間がかか
る問題がある。
【0007】そこで本発明は、例えば、集成材からなる
1枚の大板から、前記図10(b)に示すような所定方
向に積層継目を有する異種の部材A,B,Cを歩留まり
良く容易に切断できる切断装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、切断刃を水平面において直線的に移動
するように備えるとともにこの移動の駆動手段を設けた
切断機構と、該切断機構側を旋回中心として水平面にお
いて旋回するように備えた旋回フレーム及びこの旋回の
駆動手段と、該旋回フレームに、その前記旋回中心に対
して進退移動するように備えたワーク保持手段及びこの
ワーク保持手段の進退駆動手段とからなり、ワークを旋
回フレーム上に載置するとともにワーク保持手段にて保
持するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】本発明においてワークを切断する場合に
は、先ずワークを、旋回フレーム上に載置するとともに
ワーク保持手段で保持する。そして、例えば旋回フレー
ムをその旋回駆動手段により所定方向へ所定量旋回する
とともにワーク保持手段を所定量前進させて、ワーク
を、切断刃の移動軌跡線に対して所定の角度に傾斜して
交差するように配置する。そして、切断刃を移動してワ
ークを切断する。
【0010】次で、旋回フレームを再度所定方向へ所定
量旋回するとともにワーク保持手段を所定量前進させ
て、切断刃でワークを切断する。
【0011】そして、このようなワークの旋回と前進を
繰り返して大板の素材から小部材を切り落として製品を
得る。
【0012】また、前記ワークの旋回方向と旋回量及び
前進量を予めパターン化し、各駆動手段を数値制御等で
制御することにより、ワークを自動的に切断することが
できる。なお、前記の切断作業において、必要によりワ
ークの後退工程を組み合わせてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図9に示す実施例に基い
て本発明の実施の形態について説明する。
【0014】先ず、図1乃至図4に示す切断装置の構造
について説明する。
【0015】図1において、1はランニングソーからな
る切断機構で、該切断機構1を構成する案内フレーム2
は平面から見て直線状に形成され、該案内フレーム2上
に直線状の案内レール3が固設されている。
【0016】前記案内レール3には移動台4が移動可能
に備えられている。案内フレーム2には案内レール3の
配置方向に沿ってチェン5がスプロケット6,6間に架
設され、一方のスプロケット6を駆動手段であるモータ
7で正逆回転することにより、移動台4が案内レール3
に沿って左右に移動するようになっている。なお、移動
台4を左右方向へ移動させる手段は、上記に限らず他の
機構でもよい。
【0017】前記移動台4には切断刃の駆動源であるモ
ータ8が設置され、該モータ8には切断刃である丸鋸9
が、その盤面を前記案内レール3の配置方向に沿わせて
設けられており、移動台4を図1の左右方向へ移動する
ことにより、丸鋸9も案内レール3に沿った直線Xを左
右方向に移動するようになっている。
【0018】なお、前記案内フレーム2は、後述する旋
回フレーム15上に載置したワークWと干渉しないよう
に旋回フレーム15の上部を通過して配置されており、
かつ丸鋸9は、その下部側が案内フレーム2の下面より
下方へ突出して配置されており、案内フレーム2の下側
に位置するワークWを丸鋸9で切断できるようになって
いる。
【0019】前記切断機構(ランニングソー)1の後側
にはインデックスベース11が固設されており、該イン
デックスベース11の上面には旋回移動案内手段である
2本の案内レール12,13が、インデックスベース1
1の前端部を中心Oとする円弧状に形成して設置されて
いる。図1の実施例では中心Oは前記丸鋸9が移動する
直線(移動軌跡)X上に設定されている。
【0020】前記2本の案内レール12,13上には、
該案内レール12,13に案内される摺動部材14を介
して旋回フレーム15が載置されており、該旋回フレー
ム15が、案内レール12,13に案内されて前記中心
Oを旋回中心として、図1の矢印Z方向に水平に旋回す
るようになっている。また、この旋回フレーム15は図
1に示すように平面形状が長方形に形成され、その一方
の側15aに近接して沿った仮想線Sの延長線が前記中
心Oを通るように旋回フレーム15が配置されている。
【0021】また、該旋回フレーム15の旋回範囲は、
前記丸鋸9の移動軌跡Xと直交する位置(図1の実線位
置)を中心として左右に所望の角度旋回するように設定
されており、図の例では左右方向へ夫々60度、計12
0度の範囲に設定されている。
【0022】更に、前記インデックスベース11上に
は、前記中心Oを中心とする円弧状の旋回駆動用のラッ
ク16が固設され、前記旋回フレーム15の下部には、
前記ラック16に噛合するピニオン17を有する旋回駆
動用のモータ18が備えられており、該モータ18の正
逆回動により、旋回フレーム15が中心Oを旋回中心と
して矢印Z方向に旋回するようになっている。この旋回
駆動用のラック16とピニオン17と旋回駆動用のモー
タ18により、旋回の駆動手段を構成している。なお、
この旋回フレーム15を旋回させる手段は他の機構であ
ってもよい。
【0023】前記旋回フレーム15における上板15b
上の両側には直線移動案内手段である2本の案内レール
19,20が固設されている。該案内レール19,20
上には、該案内レール19,20に案内される移動部材
21,22を介してクランプテーブル23が載置されて
おり、該クランプテーブル23が旋回フレーム15の前
後方向(図1の矢印Y方向)に、すなわち、前記中心O
に対して進退移動可能に備えられている。
【0024】更に、前記旋回フレーム15上には、その
前後方向に直線移動用のラック24が固設され、前記ク
ランプテーブル23には、前記ラック24に噛合するピ
ニオン25を有する直線駆動用のモータ26が備えられ
おり、該モータ26の正逆回転により、クランプテーブ
ル23が旋回フレーム15上を前後に進退移動するよう
になっている。なお、クランプテーブル23を前後に進
退移動する手段はその他の機構でもよく、例えばクラン
プテーブル23をねじ棒の回転で進退させ、かつこのね
じ棒をサーボモータで回転させるようにしてもよい。
【0025】前記クランプテーブル23の平面形状は、
図1に示すように、その前面23aを前記仮想線S側が
前記の中心O側へ突出するテーパ面とした略三角形に形
成されている。
【0026】前記クランプテーブル23には、前記旋回
フレーム15の一方の側15aと同じ側23bと後側2
3cに位置してワーク保持手段27a,27bが設けら
れている。該ワーク保持手段27a,27bは、図4に
示すように、クランプテーブル23の側部にシリンダ2
8を固設してそのロッド29を上下方向に進退可能に配
置するともにそのロッド29の上端にワーククランプ3
0をクランプテーブル23の内側へ突出させて構成され
ており、クランプテーブル23上に載置したワークWの
後方の一側部と後端部を、ワーククランプ30の下降に
よりクランプテーブル23とともに掴持し、ワーククラ
ンプ30の上降によりワークWの掴持を解除するように
なっている。なお、このワーク保持手段は他の機構でも
よい。
【0027】クランプテーブル23の一方の側23bに
は側部定規31が固設され、後部には後部定規32が固
設されている。側部定規31の内面は前記の仮想線Sと
同一線上に設定されており、ワークWの一方の側面を側
部定規31に当接させた場合にそのワークWの一方の側
面の延長線が前記の中心Oに位置するようになってい
る。
【0028】前記旋回フレーム15の上板15bには窓
15cが形成され、旋回フレーム15に起倒可能に設け
たサポートローラ33が窓15cを通じて出没するよう
になっている。すなわち、旋回フレーム15に支腕34
を、支軸35を中心として起倒可能に設け、該支腕34
の上端にサポートローラ33を水平に備え、更に、旋回
フレーム15に備えたシリンダ36のロッド37を支腕
34に連結して、ロッド37の進退により支腕34を介
してサポートローラ33を昇降移動するようになってい
る。なお、このサポートローラ33の上昇位置は図2に
示すように、サポートローラ33の上面が前記クランプ
テーブル23の上面位置と略同位置になるように設定さ
れ、ワークWを、クランプテーブル23とサポートロー
ラ33で略水平に支持するようになっている。
【0029】次に前記の切断装置を使用してワークを切
断する作業について説明する。
【0030】第1の例として、図10(a)に示す階段
の3段廻り部を形成する図10(b)に示す部材A,
B,Cを図5に示す集成材よりなる大板のワーク(素
材)Wより図5の切線で切り取る作業工程について、図
1及び図6及び図7により説明する。
【0031】先ず、第1の工程として、ワークWの一方
の端部を図7(a)に示すように丸鋸9で切断して、基
準面切断を行う。
【0032】次で、第2の工程として、前記のワークW
を、クランプテーブル23と起立させたサポートローラ
33上に載置するとともに、そのワークWの前記の切断
端を後部定規32に当接し、ワークWの一方の側面を側
部定規31に当接して位置決めし、シリンダ28を作動
してワーククランプ30を下降してワークWを掴持す
る。また、モータ26を駆動してクランプテーブル23
を所定位置まで後退させるとともに旋回フレーム15
を、図1の実線位置のように前記の仮想線Sが丸鋸9の
移動軌跡Xに対して直交するように配置して図7(b)
に示すようにワークWの前端を丸鋸9で切断し、ワーク
Wの全長寸法を所定値にする全長揃え切断を行う。
【0033】次で、第3の工程として、モータ18によ
りピニオン17を回動して旋回フレーム15を図1にお
いて実線位置より反時計方向(図7(c)の矢印Z方
向)へ所定の角度旋回させてワークWを傾斜させるとと
もにモータ26によりピニオン25を回動してクランプ
テーブル23とともにワークWを図7(c)に示す矢印
Y方向へ所定量前進させて図7(c)の状態におく。こ
のとき、サポートローラ33がクランプテーブル23と
干渉しないように、シリンダ36を作動してサポートロ
ーラ33を旋回フレーム15の上板15b近くに下降さ
せる。そして、丸鋸9を線X上で移動させてワークW
を、その中央で斜めに切断する。すなわち、図6におい
て線で切断する。
【0034】この切断により、ワークWの前半分は切り
落とされるが、これは後工程で切断されて部品となる。
また、ワークWの後半分はワーククランプ30に掴持さ
れて旋回テーブル15上に残る。
【0035】次で、第4の工程として、旋回テーブル1
5を図7(d)に示すように、前記図7(c)の位置か
ら時計方向(矢印Z方向)へ所定角度旋回させて掴持し
たワークWを傾斜させるとともにクランプテーブル23
を所定量前進(図7(d)の矢印Y方向)させた後、丸
鋸9を線X上で移動させてワークWを切断する。すなわ
ち、図6において線で切断し、部材Aを切り落とす。
【0036】次で、第5の工程として、旋回テーブル1
5を図7(e)に示すように、前記図7(d)の位置か
ら再度反時計方向(図7(e)の矢印Z方向)へ所定角
度旋回させて掴持したワークWを傾斜させるとともにク
ランプテーブル23を所定量前進(図7(e)のY方
向)させた後、丸鋸9を線X上で移動させてワークWを
切断する。即ち、図6において線で切断し、端材Eを
切り落とす。
【0037】次で、第6の工程として、旋回テーブル1
5を、図7(f)に示すように前記図7(e)の位置か
ら再度時計方向(図7(f)の矢印Z方向)へ所定角度
旋回させて掴持したワークWを傾斜させるとともにクラ
ンプテーブル23を所定量前進(図7(f)のY方向)
させた後、丸鋸9を線X上で移動させてワークWを切断
する。すなわち、図6において線で切断し、部材Bを
切り落とす。
【0038】この部材Bを切り落とした残りが部材Cと
なるため、シリンダ28を作動してワーククランプ30
を外し、部材Cを取り出す。
【0039】次に、前記の図7(c)の工程で切り落と
した前半分のワークWを、前記図7(d)に示すよう
に、クランプテーブル23上に前記と同様に掴持して備
え、このワークWを、前記図7(d)の第4の工程から
前記第5及び第6の工程と同様の工程で切断する。すな
わち、図6の線、、の順で切り落とし、そのワー
クWより前記と同様の部材A,B,Cを切り取る。以上
の切断により、図10(b)に示すような所定方向に積
層継目Lを有する部材A,B,Cが2セット分形成され
る。
【0040】次に切断の他の例として、2等辺三角形の
部材を2枚使用して階段の2段廻り部を形成する場合に
おいて、その部材を図8に示すように、大板から4枚
(2セット分)切り取る場合について説明する。図8に
おいて、4枚の部材F,G,H,Iは同一形状に切り取
る部材であり、Jは端材である。
【0041】先ず、第1の工程として、前記図7の例に
おける第1の工程と同様に基準面切断を行う(図9
(a)。
【0042】次で、第2の工程として、ワークWを前記
と同様にクランプテーブル23上に載置してワーククラ
ンプ30で掴持し、前記図7(b)での第2の工程と同
様にワークWの全長揃え切断を行う(図9(b))。
【0043】次で、第3の工程として、旋回フレーム1
5を図9(c)に示すように時計方向へ45度旋回させ
るとともにクランプテーブル23を所定量前進させて、
丸鋸9を線X上で移動させてワークWを切断する。すな
わち、図8において線で切断し、部材Fを切り落と
す。
【0044】次で、第4の工程として、旋回フレーム1
5を図9(c)の位置から反時計方向へ90度旋回させ
るとともにクランプテーブル23を所定量前進させて、
ワークWを図9(d)の位置におき、丸鋸9を線X上で
移動させてワークWを切断する。すなわち、図8におい
て線で切断し、部材Gを切り落とす。
【0045】次で、第5の工程として、旋回フレーム1
5を図9(d)の位置から時計方向へ90度旋回させる
とともにクランプテーブル23を所定量前進させてワー
クWを図9(e)の位置におき、丸鋸9を線X上で移動
させてワークWを切断する。すなわち、図8において
線で切断し、部材Hと端材J部となる部分を切り落と
す。
【0046】そして、クランプテーブル23上に残った
部材Iを取り外す。
【0047】また、前記の切り落とされた部材Hと端材
J部となる部分を別工程により、図8の線で切断、部
材Hを得る。
【0048】なお、前記の各工程は、数値制御で行うよ
うになっており、各パターン化された切断作業が自動的
に行えるようになっている。
【0049】前記図1に示す実施例では、旋回中心Oを
仮想線S上でかつ、切断刃の移動軌跡上に設定したが、
必ずしもこのような位置に設定する必要はなく、切断機
構1の近傍にあればよい。なお、前記の切断作業におい
て、素材を複数枚重ねて同時に切断すれば、一層生産性
の向上を図ることができる。また、前記の切断の例は、
ワークの旋回と前進の組み合わせであるが、ワークの後
退も組み合わせて切断するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のようであるから、本発明によれ
ば、ワーク側を旋回させて切断刃の通り切断による切断
加工としたので、例えば、集成材からなる大板から、所
定方向の積層継目を有する複数の部材を切り出す場合
に、歩留まりの良い切断が可能になる。
【0051】更にワークを機械装置で動かすため、従来
のようにワークを人手で動かす場合に比べて労力の軽減
化を図ることでき、かつ切断の自動化を図ることもでき
る。
【0052】更に、長尺のワークを旋回フレームにセッ
トし、このワークを左右への旋回と前進とを繰り返して
切断していくことができるため、1セットを構成する異
種の部材を、1枚の素材から順次切り出すことができ、
1セットの部材を早期に次工程へ流すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図。
【図2】図1における左側面図で、切断機構は省略され
ている。
【図3】図1におけるN−N線断面図。
【図4】図1におけるワーククランプ部の正断面図。
【図5】素材から小部材を切り取る例を示す平面図。
【図6】図5の素材を本発明の切断装置で切断する順序
を説明する図。
【図7】図6に示す切断の切断工程を示す図。
【図8】素材から小部材を切り取る他の例を示す平面
図。
【図9】図8の素材を本発明の切断装置で切断する工程
を示す図。
【図10】階段の3段廻り部を構成する部材を示すもの
で、(a)は部材の階段への配置状態を示し、(b)は
その部材A,B,Cの平面図を示し、(c)はA,B,
Cの部材が切り取りできない例を示す図。
【図11】素材から部材を切り出す方法の従来例を示す
平面図。
【図12】素材から部材を切り出す他の例を示す図。
【符号の説明】
1 切断機構 2 案内フレーム 3 切断刃を直線的に案内する案内レール 7 切断刃を移動する駆動手段 9 切断刃 12,13 案内レール 15 旋回フレーム 16,17,18 旋回の駆動手段 19,20 案内レール 23 クランプテーブル 25,26 進退駆動手段 27a,27b ワーク保持手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断刃を水平面において直線的に移動す
    るように備えるとともにこの移動の駆動手段を設けた切
    断機構と、該切断機構側を旋回中心として水平面におい
    て旋回するように備えた旋回フレーム及びこの旋回の駆
    動手段と、該旋回フレームに、その前記旋回中心に対し
    て進退移動するように備えたワーク保持手段及びこのワ
    ーク保持手段の進退駆動手段とからなり、ワークを旋回
    フレーム上に載置するとともにワーク保持手段にて保持
    するようにしたことを特徴とする切断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101027241B1 (ko) 2010-10-19 2011-04-06 이상미 커팅각도가 조절되는 목재 재단장치
JP5841216B1 (ja) * 2014-10-28 2016-01-13 宮川工機株式会社 火打ち加工装置

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