JP2003311703A - 走行丸のこ盤の切断定規装置 - Google Patents

走行丸のこ盤の切断定規装置

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JP2003311703A
JP2003311703A JP2002121726A JP2002121726A JP2003311703A JP 2003311703 A JP2003311703 A JP 2003311703A JP 2002121726 A JP2002121726 A JP 2002121726A JP 2002121726 A JP2002121726 A JP 2002121726A JP 2003311703 A JP2003311703 A JP 2003311703A
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cutting
moving
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Shigeharu Shirai
重治 白井
Takeshi Tanaka
武 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定規面の全体を角度調整し、これに加工材
を位置決めすることによって、高精度の角度切断加工を
行うことができる走行丸のこ盤の角度切断定規装置を提
供する。 【解決手段】テーブル4上の加工材Wをクランプ手段B
によって押圧固定し、この加工材Wを直線的に走行移動
する丸鋸15によって切断加工する。上記テーブル4の
左右両側に一対の移動ベース46a、46bを配設し、
これらを各別の送り手段Ca、Cbによって前後方向に
制御移動する。二つの移動ベース46a、46bには連
結ビーム50を回動自在に架設してあり、この連結ビー
ム50に多数の定規片51,51を配設する。定規片5
1には、加工材Wの側面に対応し、位置決めを行う当接
面53を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、大版状の加工材
を角度切断するに当って好適な走行丸のこ盤の切断定規
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築用の内壁パネル、外装パネルなとの
大版状加工材を所定の寸法形状に切断加工するためにラ
ンニングソー、パネルソーと呼称される走行丸のこ盤が
使用される。加工材を例えば矩形、方形に仕上げるに
は、加工材を丸鋸の走行と平行または直角にして切断加
工を行うようにし、また三角形、台形状に仕上げるには
斜めにして切断加工を行う。
【0003】このような切断加工を行うことを目的とし
て、本発明者は、先に「走行丸のこ盤の角度切断定規装
置」(特開平11−19903号公報)を提案したもの
である。この定規装置による角度切断加工作業を機械の
構成とともに図9を参照して説明する。
【0004】作業を行うに当っては、前後移動体101
を図の位置から前進移動して、角度定規手段102を丸
鋸103の走行用スリット104に接近して設定する。
またチャッキング爪105は、テーブル106の上方へ
退避しておく。ここにおいて作業者は、テーブル106
に加工材Wを供給し、これを角度定規手段102側に寄
せて後方へ押し込むようにする。
【0005】この投入動作によって、図9のように加工
材Wの前端面107と左端面108をそれぞれ直角定規
102の当接面109、110に押しつけてセットする
ことができる。このようにして加工材Wのセットが終了
したならば、クランプ把持手段111を作動し、加工材
Wの隅角部をクランプ把持する。
【0006】加工材Wが把持されたならば、NC制御手
段によって前後送り手段112を制御駆動して加工材W
を全体的に後方位置へ移送し、さらに別のNC制御手段
によって回動駆動手段113を制御駆動し、角度定規手
段102の当接面110によって加工材Wを回動する。
加工材の移送動作は、テーブル106のコロ(図示省
略)によって負担を軽減できるのでスムーズである。
【0007】このようにして加工材Wの位置決めが終了
したならば、押え手段114によって加工材Wをテーブ
ル106に押圧固定し、丸鋸103を一端から他端へ向
けて走行移動する。これによって大版材の角度切断加工
を行うことができる。この加工が終了したならば、押え
手段114による加工材Wのクランプを開放し、送り駆
動手段112によって角度定規手段102を前方へ移送
する。
【0008】この前方への移送によって分断された二枚
の加工材Wがテーブル106の前方へ押し出されるの
で、作業者は、その位置で搬出処理を行うことができ
る。またクランプ把持手段111を開放することによっ
て、切断された他の加工材を処理することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の角度切断定規においては、加工材Wにおける隅角部の
微小部分を把持して回動移送、さらには前後移送を行う
ものである。このため、重量が大きい大版材ではズレを
生じて正確な角度切断を行うことが困難であるという問
題があった。また加工材を受けるテーブル106の平面
度が要求され、また特殊なコロ手段がないと回動移送が
スムーズにできないという問題点もあり、コストアップ
を招くことにもなった。
【0010】また角度定規手段を一側(図においては左
側)に備えた場合においては、加工材Wを一方向(図の
例では、反時計方向)だけしか傾斜角度を調整すること
ができず、使い勝手が悪いという不具合も指摘されてい
る。
【0011】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、加工材における側面の全体
を支持することによって高精度の角度設定を行うことが
でき、また一方および他方への回動調整を行うことによ
って使い勝手にも優れる走行丸のこ盤の切断定規装置を
提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る走行丸のこ盤の切断定規装置は次の
ように構成したものである。
【0013】すなわち、その要旨とするところは、テー
ブル上の加工材をクランプ手段によって押圧固定し、こ
の加工材を直線的に走行移動する丸鋸によって切断加工
すると共に、テーブルの側方に、丸鋸の走行方向と直交
する方向に移動して加工材の位置決めを行う定規手段を
備えた走行丸のこ盤において、上記定規手段を、両側一
対の移動ベースと、一対の移動ベースに架設した連結ビ
ームと、連結ビームに配設した定規片によって構成し、
この定規手段を移動ベースに各別に連係した一対の送り
手段によって移動制御したことにある。
【0014】一対の移動ベースのうち、一方のものと他
方のものとの制御移動量が同等のとき、連結ビームの両
端は同じ位置にあり、定規片を丸鋸の走行方向と平行に
保持する。したがって、加工材を定規片によって位置決
めすることにより、平行切断加工を行うことができる。
また一方のものと他方のものとの制御移動量が異なると
き、連結ビームの両端は違う位置にあり、定規片を丸鋸
の走行方向と傾斜角度をもって設定する。したがって、
加工材を定規片によって位置決めすることにより、角度
切断加工を行うことができる。
【0015】また本発明に係る走行丸のこ盤の切断定規
装置は、請求項2において、連結ビームの一端を一方の
移動ベースに回動自在に支持し、連結ビームの他端を他
方の移動ベースに設けた垂直軸にスライド自在に支持し
たことを要旨とする。
【0016】このようにしたときは、連結ビームがその
一端を中心として回動し、傾斜角度を調整する。
【0017】また本発明に係る走行丸のこ盤の切断定規
装置は、請求項3において、一方の移動ベースに一方の
連結ビームを回動自在に支持し、他方の移動ベースに他
方の連結ビームを回動自在に支持すると共に、一方の連
結ビームに対して他方の連結ビームをスライド自在に配
設したことを要旨とする。
【0018】このようにしたときは、一方の連結ビ゛―
ムが一端を中心とし、また他方の連結ビームが他端を中
心として回動し、傾斜角度を調整する。一方の連結ビー
ムに対して他方の連結ビームがスライドし、両回動中心
間の長さを調整する。
【0019】また本発明に係る走行丸のこ盤の切断定規
装置は、請求項4において、加工材の端部をクランプ把
持するチャッキング手段を連結ビームに配設したことを
要旨とする。
【0020】このようにしたときは、定規片によって位
置決めした加工材をチャッキング手段によってクランプ
把持することができる。したがって、位置決めしたまま
の状態で加工材を回動移動制御あるいは前後移動制御す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る走行丸のこ
盤の切断定規装置を一実施例について説明する。図1は
この装置を備えた走行丸のこ盤の平面図、図2は同じく
側面図にして、1はベース 2、2はベース1から立上
げて左右両側に設けた一対のサイドフレーム 3はサイ
ドフレーム2,2の上側部にして後方まで延在して設け
たパレット状のフレーム 4はフレーム3上に貼設した
水平のテーブルである。
【0022】5はテーブル4内にして、両端をサイドフ
レーム2,2に固定して設けた左右方向のレール取付ビ
ーム 6,6はレール取付ビーム5に配設した上下一対
のガイドレール 7はガイドレール6,6にスライドベ
アリングを介して移動自在に設けた走行ベースである。
この走行ベース7には、図4、図5に示す丸鋸の収容ス
ペース8、収容スペース8に連通する廃塵フード9を一
体的に設け、また外側には立ガイドレール10を介して
丸鋸切断ユニットAを配設する。
【0023】丸鋸切断ユニットAは、上記の立ガイドレ
ール10を上下動する昇降ベース11、昇降ベース11
の下部に配設した駆動モータ12、同じく上部に固定し
た支軸13、支軸13に回転自在に支承した回転筒1
4、回転筒14の一端にフランジを介して取りつけた丸
鋸15によって構成する。この丸鋸切断ユニットAは、
昇降ベース11に配設した上向きの空圧シリンダ16に
よって昇降作動し、丸鋸15をテーブル4の走行用スリ
ット17から突出する。
【0024】上記の丸鋸15は、回転筒14に設けた受
動プーリ18、駆動モータ12の出力軸に取りつけた駆
動プーリ19および両プーリ18,19に張設したベル
ト20によって定方向に回転する。また丸鋸切断ユニッ
トAは、可逆式のモータ21と、これに駆動されるチェ
ン式の伝動手段(図示省略)によってガイドレール6方
向に走行移動する。丸鋸15は、図1の左方向に移動す
るときテーブル4上に突出して加工材Wを切断加工し、
また右方向に移動するときテーブル4内に没入退避す
る。
【0025】30はテーブル4の前側上部に配設した門
形状の取付フレーム Bは丸鋸15の走行用スリット1
7に対応して上側に配設した加工材Wのクランプ手段
このクランプ手段Bは、取付フレーム30に下向きに取
りつけた空圧シリンダ31、空圧シリンダ31によって
昇降作動するビーム状の押圧板32によって構成する。
この押圧板32は、下降作動時に加工材Wをテーブル4
に押圧固定する。
【0026】40,40はテーブル4の左右両側にして
走行用スリット17と直交する方向(前後方向)に配設
した角パイプ状の支持フレーム 42,42は支持フレ
ーム40,40に配設した前後方向のガイドレール 4
3a、43bはスライドベアリングを介してガイドレー
ル42,42に移動自在に配設した一方および他方の移
動ベース CaおよびCbは、移動ベース43a、43
bを前後方向に制御移動する送り手段である。
【0027】上記の一方および他方の送り手段Ca、C
bは、移動ベース43a、43bに取りつけた受動ナッ
ト44,44、受動ナット44,44に螺合する前後方
向の送りねじ軸45,45および送りねじ軸45,45
を回転する各別の駆動モータ46a、46bによって構
成する。上記の駆動モータ46a、46bはサーボモー
タからなり、NC制御装置(図示省略)からの出力信号
を受けて制御回転し、移動ベース43a、43bを位置
設定する。
【0028】Dは上記の送り手段Ca、Cbによって前
後方向に移動制御され、かつテーブル4上の加工材Wに
対応して設けた定規手段 この定規手段Dは、一端を一
方の移動ベース43aに、他端を他方の移動ベース42
bに支持するようにして架設した連結ビーム50と、こ
の連結ビーム50の長手方向に配設した複数個の定規片
51によって構成する。各定規片51は、連結ビーム5
0に設けたスライドガイド52に取りつけてあり、配列
位置などを調整できるようになっている。また各定規片
51は垂直の当接面53を有しており、これを加工材W
の端面部に対応する。
【0029】上記の連結ビーム50は、その一端の軸受
筒54を移動ベース43aの垂直支軸55に回動自在に
係合し、その他端の長穴56を移動ベース43bの垂直
軸57にスライドだけ自由に係合してあり、垂直支軸5
5を中心として回動する。上記の長穴56は当接面53
と平行して直線状に形成されており、この長穴56はガ
タなく垂直軸57に嵌合する。
【0030】一実施例に係る走行丸のこ盤の切断定規装
置の構成は上記の通りであり、次のようにして加工材W
を切断加工する。
【0031】最初に、大版の加工材Wから短冊状の矩形
製品を切断する場合について説明する。このときには、
先ず定規手段Dを原点位置(図6の二点鎖線位置)に復
帰する。この原点位置は、テーブル4の後方端に設けて
あり、送り手段Ca、Cbにおける移動ベース43a、
43bの移動量が「0」の位置である。上記の原点位置
への移動は、二つの駆動モータ46a、46bを同調し
て制御回転することによって行うものであり、このとき
定規片51,51の当接面53と丸鋸15の走行用スリ
ット17が平行に設定される。
【0032】以上のようにして定規手段Dを設定したな
らば、作業者がテーブル4上に加工材Wを供給し、これ
をテーブル4の後方へ移送する。そして、その後端部を
当接面53に突き当てて位置決めする。なお、加工材W
の大きさに比べて定規手段Dの位置が遠すぎるときに
は、事前に送り手段Ca、Cbを同調駆動して、適宜位
置(図6の実線位置)に設定しておく。
【0033】このようにして加工材Wの位置決めが終了
したならば、図示省略のNC制御装置によって送り手段
の駆動モータ46a、46bを均等に制御回転し、定規
手段Dを走行用スリット17に接近する方向に移動して
加工材Wの切断位置決めを行う。大版の加工材Wから短
冊状の矩形製品を得るには、図6の実線のように、最初
に端部の耳落し切断を行い、この後に順次に加工材Wを
前方へ送り出しながら数値的に位置決めし、切断加工を
行うようにする。
【0034】次に加工材Wの角度切断加工を行う場合に
ついて説明する。このときは、送り手段Ca、Cbにお
ける駆動モータ46a、46bを各別に制御回転し、移
動ベース43a、43bの移動量の相違によって定規手
段Dに角度を付けるようにする。例えば図6の一点鎖線
のような角度切断加工を行うには、一方の駆動モータ4
6aを送り量Laに相当するだけ制御回転し、他方の駆
動モータ46bを送り量Lbに相当するだけ制御回転す
る。
【0035】そして、この状態において定規手段Dの定
規片51に加工材Wの端部を当接して位置決めし、切断
加工を行うようにする。上記において、製品Waの底辺
寸法Lcが要求されるときには、加工材Wの左隅角部を
支持フレーム40の内側面の直線ガイド面40aに当接
した状態で位置決めするのが良い。また、この一実施例
では、定規手段Dの回動中心位置を特に明記していない
が、一方の移動ベース43aに設けた連結ビーム50の
回動中心位置は、上記の直線ガイド面40aと定規片5
1における当接面53の交点(図6に点Pで示す)とす
るのが良く、また他方の移動ベース43bの支軸57の
位置は、当接面の延長線上(図6に点Qで示す)とする
のが良い。
【0036】さらに図の例と反対の角度切断加工を行う
には、前記した各駆動モータ46a、46bの制御回転
量を逆にすれば良い。すなわち、一方の駆動モータ46
aを送り量Lbに相当するだけ制御回転し、他方の駆動
モータ46bを送り量Laに相当するだけ制御回転す
る。そして、加工材Wの右隅角部を右側の支持フレーム
4の直線ガイド面に当接した状態で位置決めし、切断加
工を行う。
【0037】なお上記の一実施例における定規手段D
は、加工材Wを当接式の定規片51によって位置決めし
たものである。このため、当接面53から加工材Wが離
隔したり或いはズレたりすることがある。この不具合を
解消するには、図7のようなチャッキング手段Eを用い
ることが有効である。
【0038】図において、61は連結ビーム50のスラ
イドガイド52に取りつけたホルダー 62はホルダー
61の先端下部に設けた固定状の下部爪 63はホルダ
ー61に設けた支軸64によって回動自在とし、かつ下
部爪62に対応して上側に設けた上部爪 64は上部爪
63を開閉作動するように下向きに設けた空圧シリンダ
65は加工材Wの端部に対応するようにホルダー61
の設けた垂直の当接面である。
【0039】上記のチャッキング手段Eを備えた場合に
おいては、テーブル4上に供給した加工材Wの端面を当
接面65に突き当てて位置決めし、次いで上部爪63を
閉作動して端部をクランプ把持する。そして、加工材W
を把持した状態で移動調整さらには回動調整して位置決
めを行うようにする。したがって、切断作業を効率的に
行うことができ。また移動時などにおけるズレなどの問
題を解消することができ、精度の高い切断加工を行うこ
とができる。なお、上記チャッキング手段Eの下部爪6
2は、テーブル4に設けた凹陥溝66内を移動する。
【0040】なお前記の一実施例では、送り手段Ca、
Cbを移動ベース43a、43bに設けた受動ナット4
4、これに螺合する送りねじ軸45、この送りねじ軸を
回転する駆動モータ46a、46bの各部材によって構
成したが、支持フレーム40の全長にわたって配設した
前後方向のラック、ラックに噛合うピ二オンギヤ、ピニ
オンギヤを回転する駆動モータからなる直線送り機構に
変更しても良いことは勿論である。
【0041】また一実施例の定規手段Dは、図8のよう
に変更することができる。すなわち、70は一方の移動
ベース43aの支軸71によって回動自在に設けた一方
の連結ビーム 72は他方の移動ベース43bの支軸7
3によって回動自在に設けた他方の連結ビーム 74は
他方の連結ビーム72に設けた直線状のガイドレールで
あり、一方の連結ビーム70に設けたスライドベアリン
グ(図示省略)にスライド自在に係合する。
【0042】上記のように構成したときは、回動調整時
に一方の連結ビーム70に対して他方の連結ビーム72
をスライド作動することができる。このため、一実施例
の構成のように側方への連結ビームの張り出しがないも
のであり、省スペース性の点で有利である。
【0043】また一実施例では、本切断定規装置をラン
ニングソー、すなわちテーブル4が水平状の走行丸のこ
盤に適用したものであるが、テーブルが垂直状の走行丸
のこ盤(ほぼ垂直のテーブルを有するパネルソー)にお
いても、同様の構成をもって実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係る走行丸のこ盤
の切断定規装置によれば、加工材の隅角部だけでなく側
部全体を当接面に当接して位置決めを行うことができる
ものである。このため、高精度の角度切断加工を行うこ
とができるという優れた効果を発揮する。また、連結ビ
ームを一方および他方の両方へ回動調整することができ
るので、使い勝手にも優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る走行丸のこ盤の切断定規装置の
一実施例を示す平面図である。
【図2】同じく、一部を縦断して示す側面図である。
【図3】図2のY−Y線で切断して示す要部の正面図で
ある。
【図4】丸鋸切断ユニットの構成を示す縦断側面図であ
る。
【図5】同じく、丸鋸切断ユニットの横断平面図であ
る。
【図6】定規手段の構成と角度調整状態を示す説明図で
ある。
【図7】チャッキング手段の構成を示す説明図である。
【図8】定規手段の他の実施例を示す説明図である。
【図9】従来の走行丸のこ盤の構成を示す説明図であ
る。
【図10】同じく、従来の角度切断定規装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
4 テーブル 15 丸鋸 A 丸鋸切断ユニット B クランプ手段 32 押圧板 40 支持フレーム 42 ガイドレール 43a 一方の移動ベース 43b 他方の移動ベース Ca 一方の送り手段 Cb 他方の送り手段 46a 駆動モータ 46b 駆動モータ D 定規手段 50 連結ビーム 51 定規片 53 当接面 55 垂直支軸 57 垂直軸 E チャッキング手段 62 下部爪 63 上部爪 65 当接面 70 一方の連結ビーム 71 支軸 72 他方の連結ビーム 73 支軸 74 ガイドレール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル上の加工材をクランプ手段によっ
    て押圧固定し、この加工材を直線的に走行移動する丸鋸
    によって切断加工すると共に、テーブルの後方に、丸鋸
    の走行方向と直交する方向に移動して加工材の位置決め
    を行う定規手段を備えた走行丸のこ盤において、上記定
    規手段を、両側一対の移動ベースと、一対の移動ベース
    に架設した連結ビームと、連結ビームに配設した定規片
    によって構成し、この定規手段を移動ベースに各別に連
    係した一対の送り手段によって移動制御したことを特徴
    とする走行丸のこ盤の切断定規装置。
  2. 【請求項2】連結ビームの一端を一方の移動ベースに回
    動自在に支持し、連結ビームの他端を他方の移動ベース
    に設けた垂直軸にスライド自在に支持したことを特徴と
    する請求項1に記載する走行丸のこ盤の切断定規装置。
  3. 【請求項3】一方の移動ベースに一方の連結ビームを回
    動自在に支持し、他方の移動ベースに他方の連結ビーム
    を回動自在に支持すると共に、一方の連結ビームに対し
    て他方の連結ビームをスライド自在に配設したことを特
    徴とする請求項1に記載する走行丸のこ盤の切断定規装
    置。
  4. 【請求項4】加工材の端部をクランプ把持するチャッキ
    ング手段を連結ビームに配設したことを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載する走行丸のこ盤の切断定規
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102873718A (zh) * 2012-10-29 2013-01-16 王石 全自动板材双向锯切装置及其锯切方法
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