JP2001252852A - 研削装置 - Google Patents

研削装置

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JP2001252852A
JP2001252852A JP2000064411A JP2000064411A JP2001252852A JP 2001252852 A JP2001252852 A JP 2001252852A JP 2000064411 A JP2000064411 A JP 2000064411A JP 2000064411 A JP2000064411 A JP 2000064411A JP 2001252852 A JP2001252852 A JP 2001252852A
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blade
grinding
grinder
grinding wheel
disk
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Soichi Akei
惣一 明井
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々の形状の刃部品を研削できる汎用的な研
削装置を提供する。 【解決手段】 グラインダー12の研削砥石14を回転
駆動させ、草刈り機用の円板刃16と回転する研削砥石
14とを接触させて円板刃16を研削する研削装置10
において、円板刃16をグラインダー12に対して離隔
接近させる離隔接近手段18と、グランインダー12を
離隔接近方向と略垂直方向へ移動させるグラインダー移
動手段20とを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草刈り刃等の刃部
品を研削するための研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、草刈り刃等の刃部品を使用後
に廃却せずに何度も使用するために、刃部品の研削装置
が使用されている。そこで、刃部品の研削作業を行うた
めの研削装置が本発明者によって案出されている(実願
平2−9471,実願平4−74913,実願平5−6
5418,実願平9−305834)。
【0003】しかし、これらの研削装置は、円形状の円
板刃のような刃部品を研削する装置、又は略直線状に延
びる刃部を有する長刃のような刃部品を研削する装置で
あり、いずれか一方の刃部品を研削するための研削装置
であった。このため、種々の刃部品を研削するために
は、刃部品の形状に応じた研削装置を準備しなければな
らず、コストがかかることとなっていた。一方で、種々
の刃部品を研削できる汎用的な研削装置の提供が長期間
望まれていたにもかかわらず、実現には至っていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
このような課題の原因を究明してこのような課題を解決
するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったので
ある。
【0005】すなわち、本発明は、1台の研削装置によ
って種々の形状の刃部品を研削できる汎用的な研削装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の研削装置は、グ
ラインダーの研削砥石を回転駆動させ、刃部品と該回転
する研削砥石とを接触させて該刃部品を研削する研削装
置において、前記刃部品を前記グラインダーに対して離
隔接近させる離隔接近手段と、前記グランインダーを該
離隔接近方向と略垂直方向へ移動させるグラインダー移
動手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】このような研削装置は、刃部品を摺動等さ
せてグラインダーに対して離隔接近させる離隔接近手段
と、グランインダーを摺動等させて離隔接近方向と略垂
直方向へ移動させるグラインダー移動手段とを備え、円
板刃用治具、長刃用治具又はその他の治具を介して円板
刃、長刃又はその他の形状の刃部品を取り付けて、刃部
品をグラインダーに対して離隔接近させることができる
研削装置であり、円板刃、長刃及びその他の形状の刃部
品の種々の刃部品を研削できるように構成した研削装置
である。なお、本明細書において、円板刃とは、チップ
を有しないもの、又はチップを有するものに限定され
ず、円板形状の刃部品を言う。また、長刃とは、略直線
状に延びる刃部を有する刃部品を言う。
【0008】また、前記本発明の研削装置において、前
記離隔接近手段による前記刃部品の離隔接近、及び前記
グラインダー移動手段による前記グラインダーの移動
を、手動によって行うように構成したことを特徴とす
る。
【0009】このような研削装置は、研削装置の汎用性
を高めることを目的とするとともに、コンパクト化を図
ることを目的として、離隔接近手段及びグラインダー移
動手段を手動で駆動できるように構成した研削装置であ
る。
【0010】また、前記本発明の研削装置において、前
記研削砥石が円板形状であり、略垂直に立てられて該円
板形状の外周面を前記刃部品に接触させて研削するよう
に構成され、該研削砥石を上下移動させて該刃部品との
接触角度を調節できることを特徴とする。
【0011】このような研削装置は、略垂直に立てて設
けた円板形状の研削砥石の外周面によって刃部品を研削
するように構成するとともに、この研削砥石を上下に移
動させた場合に研削砥石の外周面と刃部品の刃部との接
触角度が変わることに着目して、研削砥石を上下移動さ
せて刃部品との接触角度を調節できるように構成した研
削装置である。
【0012】また、前記本発明の研削装置において、前
記グラインダーを回動させて前記研削砥石を上下移動さ
せることを特徴とする。
【0013】このような研削装置は、略垂直に立てて設
けた円板形状の研削砥石を上下移動させて刃部品との接
触角度を調節できるように構成した本発明の研削装置に
おいて、グラインダーを回動させて研削砥石を上下移動
させるように構成し、研削砥石を上下移動させて刃部品
との接触角度を調節できる構造を容易かつコンパクトに
構成した研削装置である。
【0014】また、前記本発明の研削装置において、前
記刃部品を摺動台へ固定し、該摺動台を前記グラインダ
ーに対して離隔接近させる方向へ摺動させるように前記
離隔接近手段を構成した研削装置であり、該摺動台に、
該刃部品として円板刃及び長刃を取り外し可能に取り付
け得ることを特徴とする。
【0015】このような研削装置は、円板刃用治具又は
長刃用治具を介して円板刃又は長刃を摺動台へ取り付け
て、刃部品をグラインダーに対して離隔接近させること
ができる研削装置であり、円板刃及び長刃を研削できる
ように構成した研削装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る研削装置につ
いて、図面に基づいて詳しく説明する。
【0017】図1乃至図4において、符号10は、本発
明の研削装置である。この研削装置10は、グラインダ
ー12の研削砥石14を回転駆動させ、草刈り機用の円
板刃(刃部品)16と回転する研削砥石14とを接触さ
せて円板刃16を研削する研削装置である。この研削装
置10は、円板刃16をグラインダー12に対して離隔
接近させる離隔接近手段18と、グランインダー12を
離隔接近方向と略垂直方向へ移動させるグラインダー移
動手段20とを備えている。
【0018】離隔接近手段18は、基盤22上に固定さ
れた被摺動台24と、円板刃16を固定する摺動台26
とから構成され、円板刃16を摺動台26へ固定し、摺
動台26を被摺動台24に対して手動で摺動させること
によって摺動台26をグラインダー12に対して離隔接
近させる方向へ摺動させるように構成されている。摺動
台26には、円板刃用治具28を介して円板刃16が固
定される。なお、摺動台26は、摺動台26が被摺動台
24に対してグラインダー12との離隔接近方向以外へ
は移動しないように、図示しないベアリングを介して被
摺動台24上に取り付けられている。また、図示しない
が、摺動台26は被摺動台24に対して摺動するが、ス
トッパーによって所定位置で止まるように構成されてい
る。この摺動台26が止まる所定位置は、刃部品や研削
砥石14の寸法、形状、又は方向に対応して、刃部品と
研削砥石14とが接触する位置になるように設定し調節
できるように構成されている。例えば、摺動台26に固
定した係止部材が、被摺動台24に固定した被係止部材
に係止されて止まるように構成した場合には、係止部材
又は被係止部材の位置を変更することによって、摺動台
26が止まる所定位置が調節される。
【0019】円板刃用治具28は、摺動台26へ取り外
し可能に固定する固定台30と、円板刃16が固定され
固定台30に対して回転する回転台32と、バネ34に
よって回転台32の係合溝35へ押圧されながら係合さ
れる係合アーム36とから構成されている。すなわち、
手動によって円板刃16を一定角度ずつ回転させて固定
し、複数の刃部17を順次研削できるように構成されて
いる。なお、図1において、8個の刃部17を有する円
板刃16を研削するために8個の係合溝35を有する回
転台32を使用しているが、その他の個数の刃部を有す
る円板刃である場合には、その刃部の個数に対応した個
数の係合溝を有する回転台が使用され、如何なる個数の
刃部を有する円板刃であっても研削することができる。
【0020】グラインダー移動手段20は、グラインダ
ー12を回動可能に固定したグラインダー台38を載置
して固定する移動台40の係合部42を、離隔接近手段
18による円板刃16の離隔接近方向と略垂直方向に基
盤22に設けられた2本の溝44内に係合しながら溝4
4に沿って手動によって移動させることにより、グライ
ンダー12を円板刃16の離隔接近方向と略垂直方向へ
移動させるように構成されている。
【0021】また、グラインダー台38は、移動台40
に固定される固定板46と、蝶番48を介して固定板4
6に対して回動可能な回動板50と、回動板50に螺合
されるとともに先端部の係合部材52が固定板46に係
合された螺子棒54と、螺子棒54を巻くようにして固
定板46及び回動板50の間に設けられたスプリング5
6とから構成されている。すなわち、円板形状の研削砥
石14が略垂直に立てられて、その外周面を円板刃16
に接触させて研削するように構成されている研削装置1
0において、螺子棒54を螺回させることによって回動
板50を固定板46に対して回動させ、研削砥石14を
上下に移動させて円板刃16との接触角度を調節できる
ように構成されている。
【0022】また、研削装置10は、円板刃用治具28
を摺動台26から取り外して長刃用治具58を取り付け
ることによって、図3に示すように、略直線状に延びる
刃部を有する長刃60を研削でき、又は、他の円板刃用
治具62を取り付けることによって、図4に示すよう
に、研削チップを有する他の円板刃64を研削できるよ
うに構成されている。
【0023】このような研削装置10は、円板刃16を
研削する場合には、円板刃用治具28が摺動台26に螺
子によって取り外し可能に固定され、円板刃用治具28
の回転台32に円板刃16が固定される。一方、グライ
ンダー12はグラインダー台38に固定されている。
【0024】次に、円板刃16が被摺動台24に対して
摺動させられるとともに、グラインダー12が溝44に
沿って摺動させられて、研削砥石14が刃部17に接触
するように位置決めされる。また、螺子棒54が回動さ
せられてグラインダー12が上下に回動させられ、研削
砥石14が上下動させられ、研削砥石14と刃部17と
の接触角度が調節される。例えば、図2に示すように、
研削砥石14を下げた時の接触角度Θ1は、研削砥石1
4を上げた時の接触角度Θ2よりも大きくなるため、研
削砥石14の上下動によって所望の接触角度に調節され
る。なお、接触角度を調節する際に、例えば、研削砥石
14が刃部17に接触している状態から研削砥石14を
上げると、研削砥石14が刃部17から離隔するため、
グラインダー12が刃部17に接近する方向へ溝44に
沿って移動させられることによって、研削砥石14と刃
部17との接触状態を維持できる。一方で、研削砥石1
4が刃部17に接触している状態から研削砥石14を下
げた場合には、グラインダー12が刃部17に離隔する
方向へ溝44に沿って移動させられることによって、研
削砥石14と刃部17との接触状態を維持できる。
【0025】このように位置決めされた状態でグライン
ダー12が駆動させられ、研削砥石14が回転させられ
ることによって、刃部17が研削されていく。研削時に
は、円板刃16が摺動台24に対して微動摺動させら
れ、グラインダー12が溝44に沿って微動摺動させら
れることによって、研削状態が調節されながら、刃部1
7の全体に渡って研削される。また、研削時に、円板刃
16が摺動台24に対して往復摺動させられることによ
っても、研削状態が調節されながら、刃部17の全体に
渡って研削される。
【0026】このようにして一の刃部17が研削される
と、円板刃16が一の刃部17から離隔させられて、手
動によって円板刃16が回転させられ、再び円板刃16
が接近させられて、次の他の刃部17が研削される。こ
のようにして複数の刃部17が順次研削されていく。
【0027】一方、この研削装置10によって長刃60
を研削する場合には、円板刃用治具28が摺動台26か
ら取り外され、長刃用治具58が摺動台26に固定さ
れ、長刃用治具58に長刃60が固定される。長刃用治
具58に長刃60が固定されると、長刃60が被摺動台
24に対して摺動させられるとともに、グラインダ12
が溝44に沿って摺動させられて、研削砥石14が刃部
61に接触するように位置決めされる。また、螺子棒5
4が回動させられてグラインダー12が上下に回動させ
られ、研削砥石14が上下動させられ、研削砥石14と
刃部61との接触角度が調節される。
【0028】このように位置決めされた状態でグライン
ダー12が駆動させられ、研削砥石14が回転させられ
ることによって、刃部61が研削されていく。研削時に
は、長刃60が摺動台24に対して摺動させられ、グラ
インダー12が溝44に沿って微動摺動させられること
によって、研削状態が調節されながら、刃部61の全体
に渡って研削される。また、研削時に、長刃60が摺動
台24に対して往復摺動させられることによっても、研
削状態が調節されながら、刃部61の全体に渡って研削
される。
【0029】さらに、研削装置10は、グラインダー台
38を移動台40から取り外し、グラインダー12を、
図4に示すように、溝44の直角方向へ向けて、グライ
ンダー台38を移動台40に固定して円板刃64を研削
することも可能である。この場合、グラインダー台38
の移動台40への固定は、複数の孔47のうちから適当
な孔47が選択されて、螺子によって行われる。
【0030】このような研削装置10によれば、円板刃
16又は長刃60をグラインダー12に対して離隔接近
させる離隔接近手段18と、グランインダー12を離隔
接近方向と略垂直方向へ移動させるグラインダー移動手
段20とを備えているため、円板刃16であっても長刃
60であっても、摺動台26へ固定した状態で、円板刃
16又は長刃60をグラインダー12に対して離隔接近
させるとともに、グランインダー12を離隔接近方向と
略垂直方向へ移動させることによって、円板刃16又は
長刃60が研削砥石14と接触するように位置関係を調
節することができる。このため、1台の研削装置10に
よって種々の刃部品を研削でき、研削装置の汎用性を高
めることができる。
【0031】また、研削装置10によれば、グラインダ
ー12を上下に回動させて研削砥石14を上下動させる
ことによって、刃部品との接触角度を調節することがで
きる。このため、研削砥石14を傾ける構成とすること
なく、研削砥石14と刃部品との接触角度を調節するこ
とができ、刃部品との接触角度を調節することができる
機構をコンパクトに構成することができる。
【0032】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の研削装置は、その他の形態でも実施し得
るものである。
【0033】例えば、本発明の研削装置10において、
図5に示すように、摺動台26を摺動させるためのハン
ドル70、及び、グラインダー台38を移動させるため
のハンドル72を備えても良い。このようなハンドル7
0及び72を備えることによって、円板刃16を被摺動
台24に対して容易に摺動させるとともに、グラインダ
ー12を溝44に沿って容易に摺動させて、研削砥石1
4を刃部17に接触するように容易に位置決めすること
ができる。
【0034】また、本発明の研削装置10において、図
6(a)に示すように、移動台40の孔47を多数個設
けておいても良い。これらの孔47を設けておくことに
よって、グラインダー台38を移動台へ螺子で固定する
孔47を適宜選択することによって、図6(b)に示す
ように、グラインダー12を溝44に対して斜め方向に
固定することができる。また、その他の孔47を選択す
ることによって、グラインダー12の角度を変更して調
節することができる。
【0035】また、本発明の研削装置10において、図
7に示すように、移動台74に、孔47を中心とした円
弧状の長孔76を設けておいても良い。このような長孔
76を使用してグラインダー台38を移動台へ螺子で固
定しても、グラインダー12を溝44に対して斜め方向
に固定することができる。また、グラインダー12を孔
47を中心として回動させて、グラインダー12の角度
を変更して調節することができる。
【0036】以上、本発明の実施形態について図面に基
づいて説明したが、本発明の研削装置は、図示したもの
に限定されず、その他の態様でも実施し得るものであ
る。
【0037】例えば、本発明の研削装置によって研削す
る刃部品は、草刈り用の刃部品に限定されず、食物を刈
り取るための刃部品、食品を切断するための刃部品、又
は工業製品を加工するための刃部品であっても良い。ま
た、研削砥石が円板形状であり、略垂直に立てられて円
板形状の外周面を刃部品に接触させて研削するように構
成された本発明の研削装置において、研削砥石と刃部品
との接触角度を調節するために研削砥石を上下移動させ
るための手段は、グラインダーを上下に回動させる手段
に限定されず、螺子機構やリンク機構によってグライン
ダーを上下に平行移動させる手段であっても良い。
【0038】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。また、同一の
作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの発明特定事
項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。また、
一体的に構成された発明特定事項を複数部品によって構
成して実施しても、複数部品から構成された発明特定事
項を一体的に構成して実施しても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明の研削装置によれば、円板刃又は
長刃をグラインダーに対して離隔接近させる離隔接近手
段と、グランインダーを離隔接近方向と略垂直方向へ移
動させるグラインダー移動手段とを備えているため、円
板刃、長刃又はその他の形状の刃部品であっても、刃部
品をグラインダーに対して離隔接近させるとともに、グ
ランインダーを離隔接近方向と略垂直方向へ移動させる
ことによって、刃部品が研削砥石と接触するように位置
関係を調節することができる。このため、1台の研削装
置によって種々の形状の刃部品を研削でき、研削装置の
汎用性を高めることができる。
【0040】また、離隔接近手段による刃部品の離隔接
近、及びグラインダー移動手段によるグラインダーの移
動を、手動によって行うように構成したことを特徴とす
る本発明の研削装置によれば、離隔接近手段及びグライ
ンダー移動手段を手動で駆動できるように構成している
ため、研削装置の汎用性を高めながらも、研削装置をコ
ンパクトに構成することができる。
【0041】また、研削砥石が円板形状であり、略垂直
に立てられて該円板形状の外周面を刃部品に接触させて
研削するように構成され、研削砥石を上下移動させて刃
部品との接触角度を調節できることを特徴とする本発明
の研削装置によれば、研削砥石の円板面を傾けることな
く、研削砥石を上下移動させることによって刃部品との
接触角度を調節することができる。このため、研削砥石
と刃部品との接触角度を調節する機構を容易かつコンパ
クトに構成することができる。また、このような本発明
の研削装置は、円板形状の研削砥石の外周面によって刃
部品を研削するように構成するとともに、この研削砥石
を上下に移動させた場合に研削砥石の外周面と刃部品の
刃部との接触角度が変わることに着目して、研削砥石を
上下移動させて刃部品との接触角度を調節できるように
構成した研削装置であり、従来にはなかった技術的思想
に基づく発明である。
【0042】また、研削砥石を上下移動させて刃部品と
の接触角度を調節できるように構成した本発明の研削装
置において、グラインダーを回動させて研削砥石を上下
移動させることを特徴とする本発明の研削装置によれ
ば、グラインダーを回動させて研削砥石を上下移動させ
て研削砥石と刃部品との接触角度を調節することができ
る。このため、研削砥石を上下移動させて刃部品との接
触角度を調節できる構造を容易かつコンパクトに構成す
ることができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0043】また、刃部品を摺動台へ固定し、摺動台を
グラインダーに対して離隔接近させる方向へ摺動させる
ように離隔接近手段を構成した研削装置であり、摺動台
に、刃部品として円板刃及び長刃を取り外し可能に取り
付け得ることを特徴とする本発明の研削装置によれば、
円板刃用治具又は長刃用治具を介して円板刃又は長刃を
摺動台へ取り付けて、円板刃及び長刃を研削することが
できる。このため、1台の研削装置によって円板刃及び
長刃を研削でき、研削装置の汎用性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研削装置を示す平面図である。
【図2】図1の研削装置の右側面図を示す平面図であ
る。
【図3】図1の研削装置において、長刃の研削に使用す
る場合の平面図である。
【図4】図1の研削装置において、チップを有する円板
刃の研削に使用する場合の平面図である。
【図5】本発明の研削装置の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図6】本発明の研削装置の更に他の実施例を示す図で
あり、同図(a)はグラインダー及びグラインダー台を
取り外した状態を示す一部平面図であり、同図(b)は
グラインダー及びグラインダー台を取り付けた状態を示
す一部平面図である。
【図7】本発明の研削装置の更に他の実施例を示す図で
あり、グラインダー及びグラインダー台を取り外した状
態を示す一部平面図である。
【符号の説明】
10:研削装置 12:グラインダー 14:研削砥石 16,64:円板刃(刃部品) 17:刃部 18:離隔接近手段 20:グラインダー移動手段 22:基盤 24:被摺動台 26:摺動台 28,62:円板刃用治具 30:固定台 32:回転台 38:グラインダー台 40:移動台 44:溝 50:回動板 58:長刃用治具 60:長刃(刃部品)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラインダーの研削砥石を回転駆動さ
    せ、刃部品と該回転する研削砥石とを接触させて該刃部
    品を研削する研削装置において、前記刃部品を前記グラ
    インダーに対して離隔接近させる離隔接近手段と、前記
    グランインダーを該離隔接近方向と略垂直方向へ移動さ
    せるグラインダー移動手段とを備えたことを特徴とする
    研削装置。
  2. 【請求項2】 前記離隔接近手段による前記刃部品の離
    隔接近、及び前記グラインダー移動手段による前記グラ
    インダーの移動を、手動によって行うように構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載する研削装置。
  3. 【請求項3】 前記研削砥石が円板形状であり、略垂直
    に立てられて該円板形状の外周面を前記刃部品に接触さ
    せて研削するように構成され、該研削砥石を上下移動さ
    せて該刃部品との接触角度を調節できることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載する研削装置。
  4. 【請求項4】 前記グラインダーを回動させて前記研削
    砥石を上下移動させることを特徴とする請求項3に記載
    する研削装置。
  5. 【請求項5】 前記刃部品を摺動台へ固定し、該摺動台
    を前記グラインダーに対して離隔接近させる方向へ摺動
    させるように前記離隔接近手段を構成した研削装置であ
    り、該摺動台に、該刃部品として円板刃及び長刃を取り
    外し可能に取り付け得ることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載する研削装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007521970A (ja) * 2004-01-23 2007-08-09 フォルマー ヴェルケ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー ディスク状ワーク等を加工するための加工装置
CN102785133A (zh) * 2012-07-31 2012-11-21 重庆派斯克刀具制造股份有限公司 木工薄小刀片用二工位自动磨床

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