JP2001252012A - 長期間チルド保存可能な乳酸菌飲料およびその製造方法 - Google Patents
長期間チルド保存可能な乳酸菌飲料およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長期間のチルド保管後も、所望の生菌数、pH
および風味を保持する乳酸飲料およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】人参汁1〜20重量%と乳酸生菌とを含有
し、10℃下、1ヶ月の保存において100万CFU/ml以
上の乳酸生菌数を保持することを特徴とする長期保存可
能な乳酸菌飲料、および加熱殺菌した人参汁と乳酸菌と
を無菌的に接触させることを特徴とする上記乳酸菌飲料
の製造方法。
および風味を保持する乳酸飲料およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】人参汁1〜20重量%と乳酸生菌とを含有
し、10℃下、1ヶ月の保存において100万CFU/ml以
上の乳酸生菌数を保持することを特徴とする長期保存可
能な乳酸菌飲料、および加熱殺菌した人参汁と乳酸菌と
を無菌的に接触させることを特徴とする上記乳酸菌飲料
の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期間のチルド保
管が可能な、乳酸生菌を含有する乳酸飲料およびその製
造方法に関する。
管が可能な、乳酸生菌を含有する乳酸飲料およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乳酸菌の効能は古くから知られている。
これは次の3つに大別できる。 (1) プロバイオティックス的効果(生菌の効果) (2) プレバイオティックス的効果(善玉菌の増殖因子) (3) バイオジェニックス的効果(発酵代謝物および菌体
中に存在する生理活性物質) 上記(1)のプロバイオティックス的効果とは、生きたま
ま腸内に届くことにより、腸内フローラを改善し、健康
に寄与するというものである。(2)のプレバイオティッ
クス的効果とは、ビフィズス菌などの善玉菌の増殖を栄
養面からサポートして、その結果として腸内フローラを
改善するものである。また、(3)のバイオジェニックス
的効果とは、発酵代謝物および菌体中に存在する生理活
性物質による、腸内フローラとは別経路での、免疫賦
活、血圧低下作用、抗腫瘍作用、抗変異作用、コレステ
ロール低下作用などを期待するもである。
これは次の3つに大別できる。 (1) プロバイオティックス的効果(生菌の効果) (2) プレバイオティックス的効果(善玉菌の増殖因子) (3) バイオジェニックス的効果(発酵代謝物および菌体
中に存在する生理活性物質) 上記(1)のプロバイオティックス的効果とは、生きたま
ま腸内に届くことにより、腸内フローラを改善し、健康
に寄与するというものである。(2)のプレバイオティッ
クス的効果とは、ビフィズス菌などの善玉菌の増殖を栄
養面からサポートして、その結果として腸内フローラを
改善するものである。また、(3)のバイオジェニックス
的効果とは、発酵代謝物および菌体中に存在する生理活
性物質による、腸内フローラとは別経路での、免疫賦
活、血圧低下作用、抗腫瘍作用、抗変異作用、コレステ
ロール低下作用などを期待するもである。
【0003】しかるに、現在市販されているヨーグルト
などの乳酸菌を含有する飲食品は、その多くが乳業用乳
酸菌を用いて乳製品を発酵させたものであり、かかる飲
食品の摂取は、乳製品の摂取とほぼ同義的に捉えられて
おり、特に乳酸菌自体の生菌としての摂取については、
殆ど考慮されていない。むしろ、生菌を含有するもので
は、加熱殺菌等の操作が採用できず、そのため製造時の
汚染や乳酸菌の過発酵による比較的速やかな品質低下が
避けられず、この保存期間、賞味期間の短さの点より、
かかる生菌タイプを断念して、殺菌タイプの製品化をは
かる傾向にある。
などの乳酸菌を含有する飲食品は、その多くが乳業用乳
酸菌を用いて乳製品を発酵させたものであり、かかる飲
食品の摂取は、乳製品の摂取とほぼ同義的に捉えられて
おり、特に乳酸菌自体の生菌としての摂取については、
殆ど考慮されていない。むしろ、生菌を含有するもので
は、加熱殺菌等の操作が採用できず、そのため製造時の
汚染や乳酸菌の過発酵による比較的速やかな品質低下が
避けられず、この保存期間、賞味期間の短さの点より、
かかる生菌タイプを断念して、殺菌タイプの製品化をは
かる傾向にある。
【0004】また、上記乳製品としての乳酸菌含有飲食
品の摂取は、カロリーの過剰摂取などの面でも、場合に
よっては好ましいものではない。特に、上記プロバイオ
ティックス的効果の発現には、毎日の継続摂取が必要で
あり、かかる継続摂取によれば、それに付随する上記栄
養素の過剰摂取が懸念される。
品の摂取は、カロリーの過剰摂取などの面でも、場合に
よっては好ましいものではない。特に、上記プロバイオ
ティックス的効果の発現には、毎日の継続摂取が必要で
あり、かかる継続摂取によれば、それに付随する上記栄
養素の過剰摂取が懸念される。
【0005】本発明者らは、上記の如き乳業用乳酸菌を
用いて得られる飲食品に代わって、乳以外に由来する乳
酸菌および乳性原料以外の、より低カロリーの発酵原料
を利用した飲食品が提供できれば、これはカロリーの過
剰摂取の問題がなく、この点で現代人の食生活に合致
し、しかも乳酸菌(生菌)の摂取による前述した各種の
効果が奏し得るとの観点から、特に、植物由来の乳酸菌
と植物原料とを利用して、乳酸菌飲料の開発につき研究
を重ねた。
用いて得られる飲食品に代わって、乳以外に由来する乳
酸菌および乳性原料以外の、より低カロリーの発酵原料
を利用した飲食品が提供できれば、これはカロリーの過
剰摂取の問題がなく、この点で現代人の食生活に合致
し、しかも乳酸菌(生菌)の摂取による前述した各種の
効果が奏し得るとの観点から、特に、植物由来の乳酸菌
と植物原料とを利用して、乳酸菌飲料の開発につき研究
を重ねた。
【0006】従来より、植物由来の乳酸菌を植物原料に
作用させて飲料を製造する試みは、種々なされている
が、これらもまた前述した乳業用乳酸菌を利用した乳酸
発酵飲料と同様に、得られる飲料の摂取カロリー面およ
び生菌としての乳酸菌の摂取面に関しては、殆ど考慮は
払われていない。
作用させて飲料を製造する試みは、種々なされている
が、これらもまた前述した乳業用乳酸菌を利用した乳酸
発酵飲料と同様に、得られる飲料の摂取カロリー面およ
び生菌としての乳酸菌の摂取面に関しては、殆ど考慮は
払われていない。
【0007】しかも、従来提案されている植物由来の乳
酸菌は、乳業用乳酸菌に比して、概して発酵能が低く、
これを植物に適用しても良好な発酵は行われ難く、ま
た、臭いの強い野菜などを原料とする場合は、該野菜独
特の、飲用者に抵抗感を与える不快臭を低減できず、さ
らに、不快な発酵臭を生成するおそれもあり、官能的に
も優れた発酵製品は得難いことが判明している。
酸菌は、乳業用乳酸菌に比して、概して発酵能が低く、
これを植物に適用しても良好な発酵は行われ難く、ま
た、臭いの強い野菜などを原料とする場合は、該野菜独
特の、飲用者に抵抗感を与える不快臭を低減できず、さ
らに、不快な発酵臭を生成するおそれもあり、官能的に
も優れた発酵製品は得難いことが判明している。
【0008】加えて、上記乳酸菌の発酵が不完全な場合
は、所望のpH低下による保存性改善効果が期待でき
ず、比較的速やかに製品が腐敗する。この欠点を回避す
るために、一般には、加熱殺菌などが行われるが、かか
る加熱処理によれば、野菜本来の栄養価が損なわれると
共に、乳酸生菌もまた死滅し、生きた乳酸菌を含有する
飲料は提供できない。
は、所望のpH低下による保存性改善効果が期待でき
ず、比較的速やかに製品が腐敗する。この欠点を回避す
るために、一般には、加熱殺菌などが行われるが、かか
る加熱処理によれば、野菜本来の栄養価が損なわれると
共に、乳酸生菌もまた死滅し、生きた乳酸菌を含有する
飲料は提供できない。
【0009】従来の技術は、上記各種の欠点を解消する
ために、発酵能の高い植物由来の乳酸菌の発見、開発
や、かかる乳酸菌の資化し得る栄養源、殊に乳性原料と
の併用や糖類などを配合した原料の調合などに向けられ
ている。
ために、発酵能の高い植物由来の乳酸菌の発見、開発
や、かかる乳酸菌の資化し得る栄養源、殊に乳性原料と
の併用や糖類などを配合した原料の調合などに向けられ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の乳酸発酵技術とは異なって、植物由来の乳酸
菌と植物原料とを利用して、低栄養価で且つ乳酸菌生菌
を長期間保持する新しい乳酸飲料を開発することにあ
る。
した従来の乳酸発酵技術とは異なって、植物由来の乳酸
菌と植物原料とを利用して、低栄養価で且つ乳酸菌生菌
を長期間保持する新しい乳酸飲料を開発することにあ
る。
【0011】本発明者らは、このように従来技術とはむ
しろ逆に、植物由来の乳酸菌の低発酵能に着目して、更
に研究を重ねた結果、特に、植物原料をできるだけ低濃
度とし、植物由来の乳酸菌を無菌的にかかる低濃度栄養
環境下に存在させておくときには、実に驚くべきこと
に、該乳酸菌による発酵が非常にゆっくりと進行し、か
くして、乳酸菌生菌を長期に亘って所定の濃度で保持す
る新しい乳酸菌飲料が提供できることを見出した。本発
明はかかる知見に基づいて完成されたものである。
しろ逆に、植物由来の乳酸菌の低発酵能に着目して、更
に研究を重ねた結果、特に、植物原料をできるだけ低濃
度とし、植物由来の乳酸菌を無菌的にかかる低濃度栄養
環境下に存在させておくときには、実に驚くべきこと
に、該乳酸菌による発酵が非常にゆっくりと進行し、か
くして、乳酸菌生菌を長期に亘って所定の濃度で保持す
る新しい乳酸菌飲料が提供できることを見出した。本発
明はかかる知見に基づいて完成されたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記要
旨の発明が提供される。 (1) 人参汁1〜20重量%と乳酸生菌とを含有し、10
℃下、1ヶ月の保存において100万CFU/ml以上の乳酸
菌生菌数を保持することを特徴とする長期保存可能な乳
酸菌飲料。 (2) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラムである上記
(1)に記載の乳酸菌飲料。 (3) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラム(ATCC 1443
1)である上記(1)に記載の乳酸菌飲料。 (4) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラムと、ラクト
バチルス・ブレビ、ラクトバチルス・ラクティス、ラク
トバチルス・カゼイ、エンテロコッカス・フェシウムお
よびエンテロコッカス・フェカリスから選ばれる少なく
とも1種との組み合わせである上記(1)または(3)に記載
の乳酸菌飲料。 (5) 更に人参以外の野菜汁および果汁から選ばれる少な
くとも1種を含有する上記(1)に記載の乳酸菌飲料。 (6) 加熱殺菌した人参汁と乳酸菌とを無菌的に接触させ
ることを特徴とする上記(1)に記載の乳酸菌飲料。
旨の発明が提供される。 (1) 人参汁1〜20重量%と乳酸生菌とを含有し、10
℃下、1ヶ月の保存において100万CFU/ml以上の乳酸
菌生菌数を保持することを特徴とする長期保存可能な乳
酸菌飲料。 (2) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラムである上記
(1)に記載の乳酸菌飲料。 (3) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラム(ATCC 1443
1)である上記(1)に記載の乳酸菌飲料。 (4) 乳酸菌がラクトバチルス・プランタラムと、ラクト
バチルス・ブレビ、ラクトバチルス・ラクティス、ラク
トバチルス・カゼイ、エンテロコッカス・フェシウムお
よびエンテロコッカス・フェカリスから選ばれる少なく
とも1種との組み合わせである上記(1)または(3)に記載
の乳酸菌飲料。 (5) 更に人参以外の野菜汁および果汁から選ばれる少な
くとも1種を含有する上記(1)に記載の乳酸菌飲料。 (6) 加熱殺菌した人参汁と乳酸菌とを無菌的に接触させ
ることを特徴とする上記(1)に記載の乳酸菌飲料。
【0013】以下、本発明乳酸菌飲料につき詳述する。
【0014】本発明乳酸菌において、原料として用いら
れる人参汁とは、一般的には人参を洗浄後、剥皮、カッ
ト、トリミングし、95℃近辺でブランチング後、破
砕、搾汁して得られるものをいう。本発明に用いる人参
汁には、上記のような方法で搾汁したもの、その濃縮
物、さらには水などで適当な濃度に希釈したものが包含
される。
れる人参汁とは、一般的には人参を洗浄後、剥皮、カッ
ト、トリミングし、95℃近辺でブランチング後、破
砕、搾汁して得られるものをいう。本発明に用いる人参
汁には、上記のような方法で搾汁したもの、その濃縮
物、さらには水などで適当な濃度に希釈したものが包含
される。
【0015】上記人参汁は、最終乳酸菌飲料に固形分濃
度で1〜20重量%含ませることが重要である。これ
が、1重量%に満たない場合は、必要な菌数増加が認め
られず、規定した発酵時間内に目的とする発酵物が得ら
れない。また、上記濃度範囲を外れる場合は、本発明で
規定する菌数レベルの菌数保持が困難となる。
度で1〜20重量%含ませることが重要である。これ
が、1重量%に満たない場合は、必要な菌数増加が認め
られず、規定した発酵時間内に目的とする発酵物が得ら
れない。また、上記濃度範囲を外れる場合は、本発明で
規定する菌数レベルの菌数保持が困難となる。
【0016】上記人参汁には必要に応じて、他の野菜お
よび果実果汁を含ませることができる。ここで、野菜に
は、例えば、カボチャ、トウモロコシ、有色サツマイ
モ、ホウレンソウ、ピーマン、キャベツ、セロリ、ケー
ル、ブロッコリー、トマト等の通常食用に供される野菜
類が包含される。之等は予め、上記人参汁の場合と同様
にして破砕、摩砕、搾汁、濃縮処理されるのが好まし
い。これらの野菜類は勿論単独でも2種類以上混合して
もよい。また、果実には、リンゴ、オレンジ、ブドウ、
ナシ、グレープフルーツ、ザクロ、イチジク、その他の
可食性果実が包含される。これらもまた、1種単独でも
使用でき、2種以上の併用も可能であり、通常、人参汁
と同様の破砕等の処理を行われるのが好ましい。これら
の配合量範囲は特に限定されるものではないが、通常、
原料汁中に1〜10重量%程度とされるのが適当であ
る。
よび果実果汁を含ませることができる。ここで、野菜に
は、例えば、カボチャ、トウモロコシ、有色サツマイ
モ、ホウレンソウ、ピーマン、キャベツ、セロリ、ケー
ル、ブロッコリー、トマト等の通常食用に供される野菜
類が包含される。之等は予め、上記人参汁の場合と同様
にして破砕、摩砕、搾汁、濃縮処理されるのが好まし
い。これらの野菜類は勿論単独でも2種類以上混合して
もよい。また、果実には、リンゴ、オレンジ、ブドウ、
ナシ、グレープフルーツ、ザクロ、イチジク、その他の
可食性果実が包含される。これらもまた、1種単独でも
使用でき、2種以上の併用も可能であり、通常、人参汁
と同様の破砕等の処理を行われるのが好ましい。これら
の配合量範囲は特に限定されるものではないが、通常、
原料汁中に1〜10重量%程度とされるのが適当であ
る。
【0017】本発明乳酸菌飲料に用いられる乳酸菌乃至
乳酸生菌としては、代表的には、例えばラクトバチルス
・プランタラムを例示することができる。その内でも、
特に、ラクトバチルス・プランタラム(ATCC144
31)株は好適である。
乳酸生菌としては、代表的には、例えばラクトバチルス
・プランタラムを例示することができる。その内でも、
特に、ラクトバチルス・プランタラム(ATCC144
31)株は好適である。
【0018】本発明に利用可能な他の乳酸菌には、例え
ばラクトバチルス・ブレビ、ラクトバチルス・ラクティ
ス、ラクトバチルス・カゼイ、エンテロコッカス・フェ
シウム、エンテロコッカス・フェカリス等が包含され
る。
ばラクトバチルス・ブレビ、ラクトバチルス・ラクティ
ス、ラクトバチルス・カゼイ、エンテロコッカス・フェ
シウム、エンテロコッカス・フェカリス等が包含され
る。
【0019】本発明に利用する乳酸菌は、公知の乳酸菌
用培地、例えばMRS培地(DIFCO社製)などで培
養することができる。
用培地、例えばMRS培地(DIFCO社製)などで培
養することができる。
【0020】本発明乳酸菌飲料は、加熱殺菌した人参汁
および必要に応じて配合される他の野菜汁および果汁
(原料汁)に、乳酸菌を無菌的に接種し、発酵させるこ
とにより製造できる。ここで、発酵原料とする人参汁等
(原料汁)は、上記発酵に先立ち、例えば120℃、1
0分程度の加熱殺菌処理を行われるのが適当である。即
ち、長期間保存において当該乳酸菌以外の微生物の混入
は腐敗の原因となるため、この原料段階での殺菌処理が
好ましく採用できる。
および必要に応じて配合される他の野菜汁および果汁
(原料汁)に、乳酸菌を無菌的に接種し、発酵させるこ
とにより製造できる。ここで、発酵原料とする人参汁等
(原料汁)は、上記発酵に先立ち、例えば120℃、1
0分程度の加熱殺菌処理を行われるのが適当である。即
ち、長期間保存において当該乳酸菌以外の微生物の混入
は腐敗の原因となるため、この原料段階での殺菌処理が
好ましく採用できる。
【0021】発酵に際して用いられるスターターとして
は、原料と同様の人参汁を挙げることかできる。これを
用いるときには、その培養によって、本発明に利用する
所望のラクトバチルス・プランタラムが生育してくる。
上記スターターは、公知の乳酸菌培地で培養、保存した
乳酸菌を、人参汁に接種し、常法通り培養することによ
って調製できる。上記スターターは、原料汁に対して、
通常約0.5〜4重量%程度で接種(乳酸菌数1000
万CFU/ml程度)されるのが適当であり、発酵は、一般に
は25〜37℃程度の温度下で行われるのがよく、発酵
時間は、原料汁の種類や目的とする酸味の程度により適
宜決定される。通常、15〜30時間程度の範囲から選
ばれるのがよい。
は、原料と同様の人参汁を挙げることかできる。これを
用いるときには、その培養によって、本発明に利用する
所望のラクトバチルス・プランタラムが生育してくる。
上記スターターは、公知の乳酸菌培地で培養、保存した
乳酸菌を、人参汁に接種し、常法通り培養することによ
って調製できる。上記スターターは、原料汁に対して、
通常約0.5〜4重量%程度で接種(乳酸菌数1000
万CFU/ml程度)されるのが適当であり、発酵は、一般に
は25〜37℃程度の温度下で行われるのがよく、発酵
時間は、原料汁の種類や目的とする酸味の程度により適
宜決定される。通常、15〜30時間程度の範囲から選
ばれるのがよい。
【0022】かくして、乳酸菌数が1000万CFU/ml以
上の乳酸発酵物を収得できる。
上の乳酸発酵物を収得できる。
【0023】本発明乳酸菌飲料は、上記で得られる乳酸
発酵物を、適宜希釈したり、各種添加剤や他の成分等を
任意に添加して製品とされる。ここで、利用できる他の
成分としては、前述した原料汁に添加し得る野菜汁、果
汁等や、穀物汁を例示できる。また、上記添加剤として
は、この種乳酸菌飲料に添加配合できることの知られて
いる各種のものであることができる。その例としては、
例えば生姜やハーブ等の香辛料、乳製品系香料、果実系
香料、野菜系香料等の香料類;シュークロース、グルコ
ース、フラクトース、液糖等の糖類;キシリトール、エ
リスリトール等の糖アルコール類;乳果オリゴ糖、大豆
オリゴ糖等の各種オリゴ糖類;アスパルテーム、ステビ
ア等の甘味料;ポリデキストロース等の食物繊維類;ビ
タミンC等の各種ビタミン類を例示することができる。
それらの配合量は、特に限定されるものではないが、通
常約0.01〜0.5重量%程度の範囲から選ばれるの
が普通である。尚、上記糖類、糖アルコール類及びオリ
ゴ糖類は10重量%程度までの量で添加可能である。
発酵物を、適宜希釈したり、各種添加剤や他の成分等を
任意に添加して製品とされる。ここで、利用できる他の
成分としては、前述した原料汁に添加し得る野菜汁、果
汁等や、穀物汁を例示できる。また、上記添加剤として
は、この種乳酸菌飲料に添加配合できることの知られて
いる各種のものであることができる。その例としては、
例えば生姜やハーブ等の香辛料、乳製品系香料、果実系
香料、野菜系香料等の香料類;シュークロース、グルコ
ース、フラクトース、液糖等の糖類;キシリトール、エ
リスリトール等の糖アルコール類;乳果オリゴ糖、大豆
オリゴ糖等の各種オリゴ糖類;アスパルテーム、ステビ
ア等の甘味料;ポリデキストロース等の食物繊維類;ビ
タミンC等の各種ビタミン類を例示することができる。
それらの配合量は、特に限定されるものではないが、通
常約0.01〜0.5重量%程度の範囲から選ばれるの
が普通である。尚、上記糖類、糖アルコール類及びオリ
ゴ糖類は10重量%程度までの量で添加可能である。
【0024】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、実
施例を挙げる。尚、例中、%は重量基準による。 実施例1 ブリックス6(糖度計 ATAGO RX-1000)の100%人参
汁(可溶性固形物36%の濃縮人参汁を6倍希釈したも
の)を120℃で10分間加熱殺菌し、これに予め同様
にして調製した人参汁で30℃、18時間静置培養した
ラクトバチルス・プランタラム(ATCC14431)をスター
ター(菌数1000万個以上)として、微生物汚染を受
けないよう無菌的に2%加え、30℃で18時間静置培
養して乳酸発酵汁を得た。
施例を挙げる。尚、例中、%は重量基準による。 実施例1 ブリックス6(糖度計 ATAGO RX-1000)の100%人参
汁(可溶性固形物36%の濃縮人参汁を6倍希釈したも
の)を120℃で10分間加熱殺菌し、これに予め同様
にして調製した人参汁で30℃、18時間静置培養した
ラクトバチルス・プランタラム(ATCC14431)をスター
ター(菌数1000万個以上)として、微生物汚染を受
けないよう無菌的に2%加え、30℃で18時間静置培
養して乳酸発酵汁を得た。
【0025】得られた発酵汁2kgに、予め120℃で
10分間加熱殺菌した人参汁、キャベツ汁、セロリ汁、
ピーマン汁およびオレンジ汁(いずれも濃縮汁をストレ
ート濃度まで水で希釈したもの)を重量比で(16:
1:0.5:0.5:10)となるように混合した混合
物98kgを加え、均一になるように攪拌し、無菌雰囲
気中で密封容器に充填して、本発明乳酸菌飲料製品を調
製した。
10分間加熱殺菌した人参汁、キャベツ汁、セロリ汁、
ピーマン汁およびオレンジ汁(いずれも濃縮汁をストレ
ート濃度まで水で希釈したもの)を重量比で(16:
1:0.5:0.5:10)となるように混合した混合
物98kgを加え、均一になるように攪拌し、無菌雰囲
気中で密封容器に充填して、本発明乳酸菌飲料製品を調
製した。
【0026】このものは、乳酸発酵による爽やかな酸味
と芳醇な香りを有し、100万CFU以上の生菌を含んで
いた。
と芳醇な香りを有し、100万CFU以上の生菌を含んで
いた。
【0027】尚、生菌数の測定は、乳及び乳製品の成分
規格等に関する省令の乳酸菌数の測定法によった。
規格等に関する省令の乳酸菌数の測定法によった。
【0028】また、上記製品を1ヶ月間チルド保管(1
0℃下)し、経時的に、生菌数を計数し、製品のpHを
測定した。pHの測定はHORIBA F-21を用いた。
0℃下)し、経時的に、生菌数を計数し、製品のpHを
測定した。pHの測定はHORIBA F-21を用いた。
【0029】その結果を、図1(生菌数:縦軸=菌数(C
FU/ml),横軸=経過日数(DAYS))および図2(pH変
化:縦軸=pH、横軸=経過日数(DAYS))に示す。
FU/ml),横軸=経過日数(DAYS))および図2(pH変
化:縦軸=pH、横軸=経過日数(DAYS))に示す。
【0030】図1および図2より、該製品は、1ヶ月の
チルド保管後も100万CFU/mlの生菌数および3.50
〜4.00の範囲のpHを維持していることが明らかと
なった。 比較例1 実施例1において、人参汁濃度を50%に設定する以外
は、同様にして比較乳酸菌飲料製品を調製した。
チルド保管後も100万CFU/mlの生菌数および3.50
〜4.00の範囲のpHを維持していることが明らかと
なった。 比較例1 実施例1において、人参汁濃度を50%に設定する以外
は、同様にして比較乳酸菌飲料製品を調製した。
【0031】このものを実施例1と同様に1ヶ月間チル
ド保管(10℃下)し、経時的に、生菌数を計数し、製
品のpHを測定した結果を、図1および図2と同様にし
て、図3(菌数変化)及び図4(pH変化)に示す。
ド保管(10℃下)し、経時的に、生菌数を計数し、製
品のpHを測定した結果を、図1および図2と同様にし
て、図3(菌数変化)及び図4(pH変化)に示す。
【0032】図3および図4より、このものの生菌数は
21日目において100万CFU/mlを下回り、pHも実施
例1で調製した本発明乳酸菌飲料製品に比して、急速に
低下し、30日目では3.0を示した。 試験例1 実施例1および比較例1で調製した各製品について、1
ヶ月間のチルド保管期間中、経時的に、その味、香り、
風味について、無作為に選択した10名のパネラーによ
る官能試験(5段階評価)を行った。
21日目において100万CFU/mlを下回り、pHも実施
例1で調製した本発明乳酸菌飲料製品に比して、急速に
低下し、30日目では3.0を示した。 試験例1 実施例1および比較例1で調製した各製品について、1
ヶ月間のチルド保管期間中、経時的に、その味、香り、
風味について、無作為に選択した10名のパネラーによ
る官能試験(5段階評価)を行った。
【0033】その結果を下記表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1において、5は非常に良いを、4は良
いを、3は普通を、2は悪いを、1は非常に悪いを、そ
れぞれ示し、評価スコアは10名のパネラーの評価点の
合計にて表示する。
いを、3は普通を、2は悪いを、1は非常に悪いを、そ
れぞれ示し、評価スコアは10名のパネラーの評価点の
合計にて表示する。
【0036】表1より、本発明乳酸菌飲料製品(実施例
1で調製したもの)は、1ヶ月のチルド保管後も、過発
酵による官能的風味劣化は殆どなく、おいしさが保持さ
れることが明らかとなった。これに対して、比較乳酸菌
飲料製品(比較例1で調製したもの)は、2週間目か
ら、酸味が強く発現し、3週間目以降では不快臭が感じ
られた。 実施例2ブリックス6(糖度計 ATAGO RX-1000)の10
0%人参汁(可溶性固形物36%の濃縮人参汁を6倍希
釈したもの)を120℃で10分間加熱殺菌し、これに
予め同様にして調製した人参汁で30℃、18時間静置
培養したラクトバチルス・プランタラム(ATCC14431)
をスターター(菌数1000万個以上)として、微生物
汚染を受けないよう無菌的に2%加え、30℃で18時
間静置培養して、乳酸発酵汁を得た。
1で調製したもの)は、1ヶ月のチルド保管後も、過発
酵による官能的風味劣化は殆どなく、おいしさが保持さ
れることが明らかとなった。これに対して、比較乳酸菌
飲料製品(比較例1で調製したもの)は、2週間目か
ら、酸味が強く発現し、3週間目以降では不快臭が感じ
られた。 実施例2ブリックス6(糖度計 ATAGO RX-1000)の10
0%人参汁(可溶性固形物36%の濃縮人参汁を6倍希
釈したもの)を120℃で10分間加熱殺菌し、これに
予め同様にして調製した人参汁で30℃、18時間静置
培養したラクトバチルス・プランタラム(ATCC14431)
をスターター(菌数1000万個以上)として、微生物
汚染を受けないよう無菌的に2%加え、30℃で18時
間静置培養して、乳酸発酵汁を得た。
【0037】得られた発酵汁2kgに、予め120℃で
10分間加熱殺菌した人参汁、キャベツ汁、セロリ汁、
ピーマン汁およびブドウ汁(いずれも濃縮汁をストレー
ト濃度まで水で希釈したもの)を重量比で(16:1:
0.5:0.5:10)となるように混合した混合物9
8kgを加えて、均一になるように攪拌し、無菌雰囲気
中で密封容器に充填して、本発明乳酸菌飲料製品を調製
した。
10分間加熱殺菌した人参汁、キャベツ汁、セロリ汁、
ピーマン汁およびブドウ汁(いずれも濃縮汁をストレー
ト濃度まで水で希釈したもの)を重量比で(16:1:
0.5:0.5:10)となるように混合した混合物9
8kgを加えて、均一になるように攪拌し、無菌雰囲気
中で密封容器に充填して、本発明乳酸菌飲料製品を調製
した。
【0038】このものは、乳酸発酵による爽やかな酸味
と芳醇な香りを有し、100万CFU以上の生菌を含んで
いた。
と芳醇な香りを有し、100万CFU以上の生菌を含んで
いた。
【0039】また、上記製品を1ヶ月間チルド保管(1
0℃下)し、経時的に、生菌数およびpHを測定した結
果を、図1および図2と同様にして、図5(菌数変化)
および図6(pH変化)に示す。
0℃下)し、経時的に、生菌数およびpHを測定した結
果を、図1および図2と同様にして、図5(菌数変化)
および図6(pH変化)に示す。
【0040】図5および図6より、該製品は、1ヶ月の
チルド保管後も100万CFU/mlの生菌数および3.50
〜4.00の範囲のpHを維持していることが明らかと
なった。
チルド保管後も100万CFU/mlの生菌数および3.50
〜4.00の範囲のpHを維持していることが明らかと
なった。
【0041】更に、上記1ヶ月間のチルド保管期間中の
製品について、経時的に、その味、香り、風味につい
て、無作為に選択した10名のパネラーによる官能試験
(5段階評価)を行った。
製品について、経時的に、その味、香り、風味につい
て、無作為に選択した10名のパネラーによる官能試験
(5段階評価)を行った。
【0042】結果を表1と同様にして下記表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】表2より、本発明乳酸菌飲料製品は、1ヶ
月のチルド保管後も、過発酵による官能的風味劣化は殆
どなく、おいしさが保持されることが明らかとなった。
月のチルド保管後も、過発酵による官能的風味劣化は殆
どなく、おいしさが保持されることが明らかとなった。
【0045】以上のことから、本発明によれば、チルド
保管で1ヶ月経過後も、生菌数、pHおよび風味を保持
する品質良好な乳酸飲料が提供できることが明らかであ
る。
保管で1ヶ月経過後も、生菌数、pHおよび風味を保持
する品質良好な乳酸飲料が提供できることが明らかであ
る。
【0046】かかる賞味期間の延長された生菌製品は、
シェルフライフの延長に伴って、流通コストの低減を可
能としたものであり、かくして、本発明によれば、消費
者に乳酸菌の恩恵を最大限発揮可能な乳酸飲料製品が提
供できる。
シェルフライフの延長に伴って、流通コストの低減を可
能としたものであり、かくして、本発明によれば、消費
者に乳酸菌の恩恵を最大限発揮可能な乳酸飲料製品が提
供できる。
【図1】実施例1で調製した本発明乳酸飲料のチルド保
存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
【図2】実施例1で調製した本発明乳酸菌飲料のチルド
保存時の経時的pH変化を示すグラフである。
保存時の経時的pH変化を示すグラフである。
【図3】比較例1で調製した比較乳酸菌飲料のチルド保
存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
【図4】比較例1で調製した比較乳酸菌飲料のチルド保
存時の経時的pH変化を示すグラフである。
存時の経時的pH変化を示すグラフである。
【図5】実施例2で調製した本発明乳酸菌飲料のチルド
保存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
保存時の経時的菌数変化を示すグラフである。
【図6】実施例2で調製した本発明乳酸菌飲料のチルド
保存時の経時的pH変化を示すグラフである。
保存時の経時的pH変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/02 A23L 2/38 G 2/00 F 2/38 G Fターム(参考) 4B001 AC21 AC31 BC01 BC14 EC05 EC99 4B017 LC03 LC10 LE10 LG01 LG07 LK18 LK25 LP05 4B018 LB08 LE05 MD52 MD53 MD71 MD86
Claims (6)
- 【請求項1】人参汁1〜20重量%と乳酸生菌とを含有
し、10℃下、1ヶ月の保存において100万CFU/ml以
上の乳酸生菌数を保持することを特徴とする長期保存可
能な乳酸菌飲料。 - 【請求項2】乳酸菌がラクトバチルス・プランタラムで
ある請求項1に記載の乳酸菌飲料。 - 【請求項3】乳酸菌がラクトバチルス・プランタラム(A
TCC 14431)である請求項1に記載の乳酸菌飲料。 - 【請求項4】乳酸菌がラクトバチルス・プランタラム
と、ラクトバチルス・ブレビ、ラクトバチルス・ラクテ
ィス、ラクトバチルス・カゼイ、エンテロコッカス・フ
ェシウムおよびエンテロコッカス・フェカリスから選ば
れる少なくとも1種の組み合わせである請求項1または
3に記載の乳酸菌飲料。 - 【請求項5】更に人参以外の野菜汁および果汁から選ば
れる少なくとも1種を含有する請求項1に記載の乳酸菌
飲料。 - 【請求項6】加熱殺菌した人参汁と乳酸菌とを無菌的に
接触させることを特徴とする請求項1に記載の乳酸菌飲
料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000071908A JP2001252012A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 長期間チルド保存可能な乳酸菌飲料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000071908A JP2001252012A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 長期間チルド保存可能な乳酸菌飲料およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001252012A true JP2001252012A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18590414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000071908A Pending JP2001252012A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 長期間チルド保存可能な乳酸菌飲料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001252012A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP7444368B1 (ja) | 2023-11-07 | 2024-03-06 | 有限会社共同アクティブ | チューリップの花から分離したラクチプランチバチルス・プランタルムに属する新規乳酸菌及びその利用 |
-
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- 2000-03-15 JP JP2000071908A patent/JP2001252012A/ja active Pending
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