JP2001251580A - Dvdビデオシナリオ再生装置 - Google Patents

Dvdビデオシナリオ再生装置

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JP2001251580A JP2000059690A JP2000059690A JP2001251580A JP 2001251580 A JP2001251580 A JP 2001251580A JP 2000059690 A JP2000059690 A JP 2000059690A JP 2000059690 A JP2000059690 A JP 2000059690A JP 2001251580 A JP2001251580 A JP 2001251580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDビデオに記録された映画等の内容の概
要を知りたいとき、従来は一定時間間隔で所定時間再生
するシナリオ再生を行っていたが、これでは映画等の主
要な場面が再生されるとは限らなかった。 【解決手段】 DVDデータの各VOBUの管理データ
を記録したNVパックからVOBU再生時間をVOBU
再生時間取得部20に取得し、主映像サイズデータをN
Vパック字幕サイズデータ取得部23に取得する。ま
た、各VOBUの副映像データを記録したSPパックか
ら字幕サイズデータをSPパック字幕サイズデータ取得
部23に取得する。モード切換スイッチ24により、動
き重視モードと、字幕重視モードとに切り換え、各VO
BUのサイズに対する比を映像データ密度演算部25で
求め、密度の大きいものから所定時間の再生時間分だけ
シナリオ再生用VOBU選択部26で選択し、これをデ
ータ記録順に再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDビデオにお
いて、全体の映像データのうち一部のデータのみを間欠
的に再生することにより、全体の映像を見ることがなく
ても概要を知ることができるようにしたDVDビデオシ
ナリオ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光ディスクに関する技術の発達に
より、CDのサイズのディスクに大容量の画像データを
記録することができるDVDが普及しており、このDV
Dにはこの大容量の画像データの記録能力を生かして、
長時間の映画も記録することができるようになってい
る。
【0003】例えばこのような映画を再生する際、1回
の視聴中にその映画の最初から最後まで一気に見てしま
う場合はよいが、所用のため途中で停止し、ある程度の
期間おいてからその続きを見ることもある。このような
ときには、先に見た部分の一部を忘れてしまっているこ
ともあり、ストーリーの展開を思い出すため先に見た部
分を改めて見る必要を生じるときもある。
【0004】このようなときには、前回見た部分を全て
見ることは無駄な場合が多く、ストーリーの展開を思い
出すため必要な部分だけ短時間再生し、そこから早送り
し、再び短時間再生するという、間欠的な再生と早送り
を繰り返すことによりストーリーの展開を表示するこ
と、即ち「シナリオ再生」方式で再生することが望まれ
ることが多い。また、時間の都合等で長時間の映画の全
体を見ることができないときには、その要部だけでも再
生してみることが望まれ、前記のようなシナリオ再生を
行うことが望まれることもある。
【0005】上記のようなシナリオ再生を行うため、従
来のDVDビデオ再生装置においては、図12に示すよ
うに、一定時間間隔毎に、最初の短時間部分のみの映像
を再生する再生方式を採用していた。即ち、図示の例に
おいては、同図(a)のDVDに対する記録データDの
うち、同図(b)にデータ量のグラフとして示す主映像
データNの記録開始時点t0から最初の30秒間(T
1)の部分に記録されている主映像(V1)を再生し、
次いで前記記録開始時点t0から5分(T2)の後のt
1の部分から記録されている30秒間の映像(V2)を
再生する。以降同様に、一定時間間隔(T2)毎に、最
初の所定時間(T1)の部分に記録されている映像を順
次再生する方式であった。
【0006】その際に、字幕等の副映像データSの再生
については、図12(c)にのグラフに示されるよう
に、上記と同じ再生時点において、S1、S2・・・と
順に再生される。したがって、図12(b)及び図12
(c)のグラフから明らかなように、DVDに記録され
ているデータの量やデータ密度等とは全く無関係に一定
時間間隔で再生されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のシ
ナリオ再生方式においては、一定時間の時間間隔毎に、
最初の所定時間部分の映像を順次再生する方式であるた
め、その映画の主要なシーンを含んでいるとは限らず、
例えば戦闘ものの映画でありながら風景の場面ばかりが
再生されてしまうことがあり、以前見た場面のはずの映
像でもその部分は記憶になく、以前見た部分の筋書きを
思い出すことができないこと、或いはその映画の概要を
知ることができないこともある。このように、単に一定
時間毎の部分を順次再生するのみでは、充分にシナリオ
再生の機能を達成することができない。
【0008】また、上記のような以前見たDVDの映像
の確認のためにシナリオ再生を行う以外に、例えばDV
Dチェンジャーを使用しているとき、その中の1枚を選
択するに際して、予め各DVDに記録されている映画等
の内容を確認し、その後に任意の1枚を選択して視聴す
るようなときには、DVDの主要な部分のみを短時間で
効率的に再生する必要がある。このようなときにも、前
記のような従来のシナリオサーチ方式ではDVDの映画
等の内容を確認することは困難であった。
【0009】したがって、本発明は、DVDビデオの再
生に際して、間欠的な再生と早送りを繰り返すことによ
りストーリーの展開を表示する「シナリオ再生」を行う
に際して、ストーリーの主要な部分を重点的に再生し、
全体の筋書きを確実に知ることができるようにしたDV
Dビデオシナリオ再生装置を提供することを主たる目的
とする。また、そのシナリオ再生に際して、ユーザの指
示に従って映像を主体にシナリオ再生を行うか、会話を
主体にシナリオ再生を行うかを任意に選択することがで
きるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、DVDデータにおける最小データ管理単位
のユニットの管理データから、当該ユニットの再生時間
を取得するユニット再生時間取得部と、同ユニットにお
ける映像の管理を行う映像管理データからユニット内の
映像サイズを表すデータを取得する映像サイズデータ取
得部と、前記ユニット再生時間と映像サイズデータから
当該ユニットの映像データ密度を演算する映像データ密
度演算部と、設定時間内で再生するユニットを前記デー
タ密度順に選択するシナリオ再生用ユニット選択部と、
前記選択されたユニットをデータ記録順に再生し出力す
る再生出力部とからなることを特徴とするDVDビデオ
シナリオ再生装置としたものである。
【0011】また、その発明の態様として、前記映像デ
ータ取得部で取得するデータは主映像のサイズデータで
あり、選択された主映像データ密度の大きいユニットを
データ記録順に再生する前記DVDビデオシナリオ再生
装置としたものである。
【0012】また、前記映像データ取得部で取得するデ
ータは字幕のサイズデータであり、選択された字幕デー
タ密度の大きいユニットをデータ記録順に再生する前記
DVDビデオシナリオ再生装置としたものである。
【0013】また、前記映像データ密度の演算に用いる
映像サイズデータを、主映像のサイズデータと字幕のサ
イズデータとに切り換えるシナリオ再生モード設定部を
備えた前記DVDビデオシナリオ再生装置としたもので
ある。
【0014】また、前記シナリオ再生用ユニット選択部
では、前記データ密度順の選択に際して、先に選択した
ユニットから所定以上近接するユニットを選択しないよ
うにした前記DVDビデオシナリオ再生装置としたもの
である。
【0015】また、前記DVDデータにおける隣接する
所定時間分のユニットを集めて単位ユニットグループと
し、各単位ユニットグループ毎に再生時間と、映像サイ
ズデータと、データ密度とを演算し、前記シナリオ再生
用ユニット選択部では、設定時間内で再生する単位ユニ
ットグループを前記データ密度順に選択し、前記再生出
力部では、選択された単位ユニットグループをデータ記
録順に再生し出力する前記DVDビデオシナリオ再生装
置としたものである。
【0016】また、前記シナリオ再生用ユニット選択部
では、前記データ密度順に選択された単位ユニットグル
ープにつながる単位ユニットを所定数集めて再生用ユニ
ットグループとし、前記再生出力部では、前記選択され
た単位ユニットグループが存在する再生用ユニットグル
ープをデータ記録順に再生し出力する前記DVDビデオ
シナリオ再生装置としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明のDVDビデオシナリオ再生
装置を用いたDVDビデオプレーヤの機能ブロック図で
あり、モータ1により回転駆動されるDVDビデオディ
スク2は、RF信号を再生するピックアップ3によりそ
の2値化記録データが読み取られ、復調訂正部4により
RF信号の二値化処理と再生データのエラー訂正等ので
デコード処理を行い、デマルチプレクサ5に入力する。
これらのモータ1、ピックアップ3,復調訂正部4、デ
マルチプレクサ5及びDVDプレーヤの各種機能部は、
DVDビデオ制御部6によって制御される。
【0018】DVDビデオディスク2に記録されたデー
タは、フォーマットの基準に沿って、或いは必要に応じ
てそれ以外の手法によりフォーマットすることができる
ものであるが、例えば図4に示すようにフォーマットす
ることができる。即ち、このDVDに記録されているデ
ータが例えば映画である場合は、この映画の1作品とな
るビデオオブジェクトセット(VOBS)が1つの単位
となっている。このVOBSは、1群の記録データとし
て管理される複数のビデオオブジェクト(VOB)から
なる。このVOBは映画では1シーンや1カット等の単
位となるセル(Cell)の集合で構成され、このCe
llの再生時間は数分から十数分程度となっている。
【0019】各Cellは複数のビデオオブジェクトユ
ニット(VOBU)によって構成され、このVOBUは
全再生時間が0.4秒から1.2秒単位のデータが記録
されている。このVOBUの中には、MPEG2のフォ
ーマットにおける複数のグループオブピクチャーが含ま
れる。このVOBUは、VOBUを管理する情報を記録
したナビゲーションパック(NVパック:NV−PC
K)と、主映像を記録したビデオパック(Vパック:V
−PCK)と、音声データを記録したオーディオパック
(Aパック:A−PCK)と、字幕等の副映像データを
記録したサブピクチャーパック(SPパック:SP−P
CK)とにより構成されている。
【0020】各VOBUはNVパックと呼ばれる管理パ
ック内のデータに基づき管理される。このNVパックに
は、VOBU全体の管理データとして、このVOBUの
再生時間が記録され、また、NVパックにより再生が制
御される主映像を記録したVパックのサイズが記録され
ている。そのほか、このNVパックには、このNVパッ
クのアドレス、カテゴリー、ユーザオペレーションの制
御情報、このVOBUが含まれているCellの先頭か
らの経過時間等、種々の管理データが記録されている。
【0021】このNVパックのデータは、図1に示すよ
うにNVパックデータバッファ10に蓄えられ、後述す
る映像・音声再生・合成部15においてこのデータが必
要なときに取り出され、この管理情報によりデータの各
種処理等が行われる。そのほか、本発明においては、N
VパックにおけるこのVOBUの再生時間のデータをV
OBU再生時間読込部20に出力し、MPEG2で記録
された主映像のデータのサイズを表す主映像サイズデー
タを、映像サイズデータ取得部21内のNVパック主映
像サイズデータ取得部22に出力している。
【0022】また、NVパック内には、図5に示すよう
に、映像データ表示の制御情報であるプレゼンテーショ
ン・コントロール・インフォメーション(PCI)と、
各データのサーチ情報であるデータ・サーチ・インフォ
メーション(DSI)とを備えている。また、前記PC
Iには、このPCI全体の管理情報と、ノンシームレス
の場合のアングル切換情報と、副映像等を表示する際に
所定領域にハイライト表示をするための情報と、主映像
データ、副映像データ、音声データのレコーディング情
報等が記録されている。また、前記DSIには、図5に
示すように、このDSI全体の管理情報(DSI G
I)と、シームレスの場合の再生管理情報(SML P
BI)と、シームレスの場合のアングル情報(SML
AGLI)と、VOBU間の時間間隔等のVOBU検索
情報(VOBU SRI)と、音声データ及び副映像デ
ータと時間的な一致を示すシンクロ情報(SYNCI)
等が記録されている。
【0023】更に、前記DSIの管理情報(DSI G
I)には、このNVパックのシステムクロック基準(N
V PGK SCR)、このNVパックのアドレス(N
VPCK LBN)、このVOBUのエンドアドレス
(VOBU EA)等のこのVOBUに間する各種デー
タ、このVOBUが含まれているセルの先頭からの経過
時間(C ELTM)等が記録されている。
【0024】この映像データに字幕等の副映像データを
記録した場合には、これらはサブピクチャーパック(S
Pパック)に記録され、このSPパックが所定数集まる
と1つのサブピクチャーユニット(SPユニット)が構
成される。このSPユニットには、SPユニットのサイ
ズの情報等からなるサブピクチャーユニットヘッダー
(SPUH)と、サブピクチャーを構成する2ビットの
ピクセルデータと、ディスプレイに表示されるサブピク
チャーを制御するサブピクチャー・ディスプレイ・コン
トロール・シーケンス・テーブル(SPDCSQT)等
のデータが記録されており、その再生はSPUH、およ
びSPDCSQTによって制御され、前記NVパックの
管理データにより主映像、音声データと同期して再生さ
れる。
【0025】このSPパックのデータは、図1に示すよ
うにSPパックデータバッファ11に蓄えられ、映像・
音声・再生・合成部15においてこのデータが必要なと
きに取り出され、前記管理情報によりデータの各種処理
が行われる。そのほか、本発明においては、SPパック
における副映像の字幕データのサイズを表す字幕サイズ
データを、映像サイズデータ取得部21内のSPパック
字幕サイズデータ取得部23に出力している。
【0026】このようなDVDのデータフォーマットに
おいては、上記ビデオオブジェクトユニット(VOB
U)が本発明の「最小データ管理単位のユニット」に相
当し、このユニットの管理データはNVパックに主とし
て記録され、当該ユニットの再生時間はこのNVパック
に記録され、またNVパックに主映像のサイズデータを
含め主映像の管理を行う映像管理データが記録され、更
に、SPパックに副映像としての字幕のサイズデータが
記録されていることとなる。なお、本発明の最小データ
管理単位のユニットとしては、上記のようなデータフォ
ーマット以外の構成をとる際には、上記VOBUに相当
するデータがこれに対応する。
【0027】以下、上記のようにして取り込まれたデー
タに基づいて種々の演算が行われるが、最初本発明の基
本的な作動を示すため、VOBU単位に演算が行われる
例を示す。
【0028】図1において、前記VOBU再生時間取得
部20に取得された各VOBUの再生時間データは、映
像データ密度演算部25に出力する。また、前記映像サ
イズデータ取得部21内の、NVパック主映像サイズデ
ータ取得部22、またはSPパック字幕サイズデータ取
得部23のいずれかのデータが、外部から任意に設定さ
れるシナリオ再生モード設定部27から出力されるシナ
リオ再生モード設定に応じて、モード切換スイッチ24
が切り換えられることにより、選択的に映像データ密度
演算部25に出力する。
【0029】映像データ密度演算部25では、モード切
換スイッチ24において、例えば図示するようにNVパ
ック主映像サイズデータ取得部22と接続されていると
きには、VOBUのデータのおおよその大きさを示すV
OBU再生時間に対する、MPEG2のデータ量として
のNVパック主映像サイズデータの比率、即ち各VOB
Uの主映像のビットレートとしての主映像データ密度を
演算する。例えば上記NVパック主映像サイズデータの
密度が大きいときには、VOBUのサイズの割に主映像
のデータ量が多いこと、又は、VOBU再生時間に対し
てVOBUのサイズが大きいこと、即ち主映像の動きが
大きいことを表し、それによりこのVOBU内では、こ
の映画の1場面としてストーリーに大きな変化を及ぼす
ような映像データが存在することが推測される。
【0030】映像データ密度演算部25の前記データ
は、シナリオ再生用VOBU選択部26に出力され、密
度の大きい順に並べられる。また、このシナリオ再生用
VOBU選択部26では、外部から任意に設定されるシ
ナリオ再生時間設定部28により任意に設定されたシナ
リオ再生時間に基づいて、そのシナリオ再生時間以内で
再生することができるVOBUの主映像データを、前記
密度の大きい順に並べられた中から、その時間以内とな
るVOBUを上位から選択する。
【0031】このように選択されたVOBUの情報を映
像・音声・再生・合成部15に入力し、対応するデータ
を映像・音声・再生・合成部15に後述する各バッファ
を介してDVDビデオディスクから読み出す。即ち、こ
の映像・音声・再生・合成部には、前記のようにNVパ
ックデータバッファ10から、VOBU全体の管理情
報、及び主映像の管理情報を有するデータを読み込み、
SPパックデータバッファ11から、副映像の管理情報
を有するのデータを読み込み、更に主映像バッファ12
の主映像データ、副映像バッファ13の字幕等の副映像
データ、音声データバッファ14のオーディオデータが
読み込まれる。したがって、これらのデータに基づき、
映像・音声・再生・合成部15では、選択されたVOB
Uについて記録されていた順に並び替えて再生及び合成
し、再生出力部16から音声及び映像をディスプレイ並
びにスピーカに対して出力する。
【0032】上記の例においては、シナリオ再生モード
として、NVパックに記録された主映像サイズデータを
読み込むことにより、主映像の動きの大きいVOBUを
再生するようにした例を示したが、モード切換スイッチ
24をSPパック字幕サイズデータ取得部23側に切り
換えて、字幕の多い部分を選択してシナリオ再生するこ
ともできる。その際には、SPパックのパックヘッダー
部分におけるストリーム番号から字幕データと判別され
てそのデータが得られ、これを映像データ密度演算部2
5に映像サイズデータとして取得し、VOBUのデータ
のおおよその大きさを示すVOBU再生時間に対する比
率、即ち各VOBUの副映像のビットレートとしての字
幕データ密度を演算する。例えば上記SPパックの字幕
部分のデータ密度が大きいときは、VOBUのサイズの
割に字幕のデータ量が多いことを表し、それによりこの
VOBU内では、この映画の1場面として重要な映像デ
ータが存在することが推測される。
【0033】次いで、映像データ密度演算部25の前記
データは、前記主映像サイズデータに基づく映像データ
密度の場合と同様に、シナリオ再生用VOBU選択部2
6に出力され、密度の大きい順に並べられる。また、こ
のシナリオ再生用VOBU選択部26では、前記と同様
に、外部から任意に設定されるシナリオ再生時間設定部
28により設定されたシナリオ再生時間に基づいて、そ
のシナリオ再生時間以内で再生することができるVOB
Uの主映像データを、前記密度の大きい順に並べられた
中から、その時間以内となるVOBUを上位から選択す
る。以降も前記と同様に処理され、映像・音声・再生・
合成部15において、選択されたVOBUをデータ記録
順に並び替え、主映像と合成し、音声と同期させて再生
出力部16に出力する。
【0034】SPパックの字幕サイズデータを取得する
に際して、各VOBU内に1つのSPパックのみが存在
するときには、そのSPパックに記録されているデータ
のみにより字幕サイズデータを得ることができ、また、
複数個存在するときには各SPパック字幕サイズデータ
の合計によって得ることができる。また、SPパックの
字幕サイズデータを取り込むに際して、各SPパック内
のサイズデータを読み込むほか、各VOBUに入ってい
るSPパックの合計パック数によってもおおよそのデー
タ量を知ることができるので、SPパックに入っている
データ量が等量であると仮定して、簡易なデータサイズ
の計算を行い、それによってVOBUのデータ密度の順
位付けを行っても良い。
【0035】上記のような機能ブロックの構成からなる
DVDビデオシナリオ再生装置において、その作動は図
2及び図3に示すような作動フローによって行われる。
図2は前記図1におけるモード切換スイッチ24を図示
する位置、即ちNVパック主映像サイズデータ取得部2
2側に切り換え、動き重視モードとした状態の作動フロ
ーを示し、図3はモード切換スイッチ24を逆に、SP
パック字幕サイズデータ取得部23側に切り換え、会話
重視モードとした状態の作動フローを示している。
【0036】図2に示す動き重視モードにおいては、最
初各VOBUのNVパックから、VOBU再生時間取得
部20において再生時間を取得する(ステップS1)。
次いで、NVパック主映像サイズデータ取得部22にお
いて、各VOBUのNVパックから主映像データサイズ
を取得する(ステップS2)。なお、前記ステップS1
とステップS2とは並行処理することができる。次いで
映像データ密度演算部25において、各VOBUに関
し、主映像データサイズ/再生時間、の式によって主映
像データ密度の計算を行う(ステップS3)。その後、
シナリオ再生用VOBU選択部26において、主映像デ
ータ密度の高い順にVOBUの順位付けを行い(ステッ
プS4)、次いでシナリオ再生の合計設定時間の範囲内
において再生できるデータ上位のVOBUを選択する
(ステップS5)。次いで、このデータに基づき、所定
映像順にVOBUの再生、即ち間欠的なシナリオ再生を
行う(ステップS6)。
【0037】一方、図3に示す会話重視モードにおいて
は、最初前記動き重視モードと同様に各VOBUのNV
パックから、VOBU再生時間取得部20において再生
時間の取得を行う(ステップS11)。次いで、SPパ
ック字幕サイズデータ取得部22において、各VOBU
のSPパックから字幕サイズデータを取得する(ステッ
プS12)。なお、前記と同様にステップS11とステ
ップS12とは並行処理することができる。次いで映像
データ密度演算部25において、各VOBUに関し、字
幕データサイズ/再生時間、の式によって字幕データ密
度の計算を行う(ステップS13)。その後、シナリオ
再生用VOBU選択部26において、字幕データ密度の
高い順にVOBUの順位付けを行い(ステップS1
4)、次いでシナリオ再生時間設定部28で設定された
シナリオ再生設定時間の範囲内において再生できるデー
タ上位のVOBUを選択する(ステップS15)。以下
前記と同様に、上記データに基づき、所定映像順にVO
BUの再生を行う(ステップS16)。
【0038】上記のように再生される映像は、例えば図
6に示すように、同図(a)のDVDに記録された全体
の映像データDにおいて、動き重視モードに際しては、
同図(b)に示すように主映像データのデータ密度Nに
おいて、また、会話重視モードにおいては、同図(c)
に示すように字幕データのデータ密度Sにおいて、各々
データ密度の高い部分が選択されて間欠的に再生され
る。それにより動き重視モードにおいて、動きの大きい
部分が設定時間分だけ再生され、また、会話重視モード
では、会話の多い部分が設定時間分だけ再生されること
となり、各々の映画に適したモードを選択することによ
り、適切なシナリオサーチを行うことができる。
【0039】上記の例は本発明の基本的な作動を示すた
めに簡略して述べたものであるが、実際には、上記DV
Dデータフォーマットにおいては、各VOBUに記録さ
れているデータの再生時間が0.4乃至1.2秒程度で
あるので、このままでは間欠的に再生される映像の時間
が短すぎるため、その内容を理解することができない。
そのため、例えば前記のようにVOBUの密度が演算さ
れ、順位付けが行われた後の、実際に再生するVOBU
の選択に際しては、図7に示すように、映像データ密度
の大きなVOBUとして選択されたVOBU(M)の前
後の、例えば合計20秒間のVOBUが集められた再生
用単位ユニットグループ(SUG)を、再生設定時間内
で選択して再生を行うように設定することもできる。
【0040】また、例えば図8に示すように、最初のV
OBUから、例えば10乃至30秒の範囲等、所定時間
分の連続するVOBUを集め、これをVOBUの単位ユ
ニットグループ(UG)とし、このVOBU(UG)毎
にVOBU再生時間取得部20で再生時間を計算して取
得し、NVパック主映像サイズデータ取得部22及びS
Pパック字幕サイズデータ取得部23ではこの単位ユニ
ットグループ毎に映像サイズデータを計算して取得す
る。このようなデータをもとに、映像データ密度演算部
25では各単位ユニットグループ(UG)毎にデータ密
度を演算し、シナリオ再生用VOBU選択部26ではデ
ータ密度の大きい順に設定時間内で再生できる単位ユニ
ットグループ(UG)を選択し、再生出力部16からは
データの記録順に選択された単位ユニットグループ(U
G)を再生する。
【0041】上記所定時間分のVOBU(UG)を集め
るに際しては、全て同じ数のVOBUを集める場合の
他、各VOBUの再生時間を計算して、例えば約20秒
間等、一定の時間を設定し、ほぼその時間分のVOBU
を集めて単位ユニットグループ(UG)を構成すること
もできる。
【0042】また、単位ユニットグループ(UG)を構
成するVOBUを集めるに際して、上記図8に示す例の
ように、最初のVOBUから順に連続する所定時間分の
VOBUを集めて前記のようなデータ密度計算等を行う
際に、シナリオ再生により間欠的に再生される部分が例
えば1分のように長い場合には、多くのVOBU(U
G)の映像データ量が平均化してしまい、特徴的な部分
を抽出することができない恐れがある。
【0043】その対策として、例えば図9に示すよう
に、最初のVOBUから前記図8に示すものよりは短
い、例えば5秒の範囲等の連続するVOBUを集めてこ
れをVOBUの単位ユニットグループ(UG)とし、前
記と同様のデータ処理を行い、データ密度の計算、順位
付け、シナリオ再生用VOBUの選択等を行う。その後
選択されたVOBUの単位ユニットグループVOBU
(UG)の前後の、例えば合計20秒間のVOBUグル
ープを選択し、これをVOBUの再生用単位ユニットグ
ループ(SUG)として再生を行うように設定すること
もできる。
【0044】なお、前記VOBU(UG)が極めて小さ
く、単一のVOBUに近いときは図7に示すものと同様
の態様となる。しかしながら、図7に示すシナリオ再生
の態様においては、選択されたVOBUに例えば1秒間
の間に極めて大きな映像の変化があり、その前後におい
ては特に変化がないような映像を再生してしまうことも
あるのに対して、図9のに示すシナリオ再生の態様で
は、ある程度は平均化したデータ密度計算を行って選択
するため、上記のような問題を生じる恐れが少ない。但
し、前記VOBU(UG)が大きくなりすぎると前記図
8に示す態様と同様に、データ量が平均化してしまうた
め、適切なVOBU(UG)を選択することが好まし
い。
【0045】また、前記図8及び図9に示す態様のよう
に、VOBUの単位ユニットグループ(UG)を集める
に際して、前記のように単位ユニットグループを20秒
間分集める等、一定時間分を集めて単位ユニットグルー
プ(UG)を構成する際には、データ密度を計算する際
の基準のサイズがほぼ等しくなるので、映像データ密度
演算部25では厳密なデータ密度計算を行うことなく、
映像サイズデータ取得部21の各データをそのままシナ
リオ再生用VOBU選択部26に出力し、シナリオ再生
用VOBU選択部26では各単位ユニットグループのデ
ータ量の順に順位付けし、これをもとに所定時間分とな
る単位ユニットグループを選択することができる。
【0046】また、前記のように単位ユニットグループ
(UG)毎にデータ密度を演算し、データ密度の大きい
順に設定時間内で再生できる単位ユニットグループを選
択するに際して、動きの大きな映像や字幕の多い映像が
特定箇所にまとまり、ほとんどがその部分のみの再生と
ならないように、例えば図10に示すように、最初に選
択された再生単位ユニットグループ(SUG)の前後の
所定時間(P)を再生選択除外領域に設定し、この領域
のVOBUを再生しないようにする選択手段を用いるこ
とが好ましい。
【0047】前記図9に示すような比較的短い時間分の
VOBUの単位ユニットグループ(UG)毎にデータ密
度の計算、及び前記UGの選択を行い、その再生に際し
てはより長い時間の再生単位ユニットグループ(SU
G)でデータ記録順に再生を行うに際しては、図11に
示すような作動フローによって作動させることができ
る。図11には動き重視モードにおける作動フローの例
を示しているが、会話重視モードにおいても同様の作動
フローによって作動を行うことができるので、その説明
は省略する。
【0048】最初、例えば3個のVOBU等、予め設定
された個数のVOBUの単位ユニットグループ(UG)
毎に、再生時間の計算を行いこのデータを取得する(ス
テップS21)。その後、或いは前記ステップ21と並
行処理により、前記のようなVOBUの単位ユニットグ
ループ(UG)毎に、主映像データサイズの計算を行
い、このデータを取得する(ステップS22)。次いで
各VOBU(UG)毎に主映像データ密度の計算を行う
(ステップS23)。次いで映像データ密度の高い順に
前記VOBU(UG)の順位付けを行う(ステップS2
4)。
【0049】その後、データ密度の上位のVOBU(U
G)について、その前後の所定量のVOBUを集めて再
生用単位ユニットグループ(SUG)として設定し、そ
のVOBU(SUG)がシナリオ再生の合計設定時間内
となるようなVOBU(SUG)を選択する(ステップ
S26)。次いで、このように選択されたVOBU(S
UG)について、記録されていた所定映像順に再生を行
う(ステップS27)。
【0050】本発明は上記のように種々の態様で作動さ
せることができるものであるが、必要に応じて更に種々
の作動を加え、或いはその一部を削除した態様で作動さ
せることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
DVDビデオの再生に際して、間欠的な再生と早送りを
繰り返すことによりストーリーの展開を表示するシナリ
オ再生に際して、映像データ密度の高い部分を選択して
再生するので、ストーリーの主要な映像部分のみを選択
して再生することができ、全体のあら筋を確実に知るこ
とができる。
【0052】また、他の態様においては、前記映像デー
タ取得部で取得するデータは主映像のサイズデータであ
り、選択された主映像データ密度の大きいユニットをデ
ータ記録順に再生するので、動きの激しい映像部分のみ
を選択して再生することができ、動きを主体にした映画
等においてストーリーの主要な映像部分のみを確実に選
択して再生することができるようになる。
【0053】また、他の態様においては、前記映像デー
タ取得部で取得するデータは字幕のサイズデータであ
り、選択された字幕データ密度の大きいユニットをデー
タ記録順に再生するので、会話を中心とした映画等にお
いてストーリーの主要な映像部分のみを確実に選択して
再生することができるようになる。
【0054】また、他の態様においては、前記映像デー
タ密度の演算に用いる映像サイズデータを、主映像のサ
イズデータと字幕のサイズデータとに切り換えるシナリ
オ再生モード設定部を備えたので、再生する映画のジャ
ンル等に応じていずれかを選択することにより、種々の
映画等においてストーリーの主要な映像部分のみを確実
に選択して再生することができる。
【0055】また、他の態様においては、前記シナリオ
再生用ユニット選択部では、前記データ密度順の選択に
際して、先に選択したユニットから所定以上近接するユ
ニットを選択しないようにしたので、全体の映像データ
のうち特定の部分のみが選択されてしまうことを防止す
ることができる。
【0056】また、他の態様においては、前記DVDデ
ータにおける隣接する所定時間分のユニットを集めて単
位ユニットグループとし、各単位ユニットグループ毎に
再生時間と、映像サイズデータと、データ密度とを演算
し、前記シナリオ再生用ユニット選択部では、設定時間
内で再生する単位ユニットグループを前記データ密度順
に選択し、前記再生出力部では、選択された単位ユニッ
トグループをデータ記録順に再生し出力するので、映像
データ密度が短時間だけ高い部分の再生を防ぐことがで
きるとともに、シナリオ再生時の各画像の再生時間を所
定時間継続させることができ、ストーリーの主要な映像
部部のみをより確実に選択して再生すると共に、見やす
いDVDシナリオ再生装置とすることができる。
【0057】また、他の態様においては、前記シナリオ
再生用ユニット選択部では、前記データ密度順に選択さ
れた単位ユニットグループにつながる単位ユニットを所
定数集めて再生用ユニットグループとし、前記再生出力
部では、前記選択された単位ユニットグループが存在す
る再生用ユニットグループをデータ記録順に再生し出力
するので、ストーリーの主要な部分の選択範囲が狭すぎ
ず、また広すぎないように設定することができ、その再
生に際しては前記選択範囲に関わらず所定の長さの再生
を行うことができ、ストーリーの主要な映像部部のみを
より確実に選択して再生することができると共に、見や
すいDVDシナリオ再生装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】本発明を動き重視モードでシナリオ再生すると
きの作動フロー図である。
【図3】本発明を会話重視モードでシナリオ再生すると
きの作動フロー図である。
【図4】本発明の実施例を適用するDVDビデオのデー
タ記録フォーマットの説明図である。
【図5】同データにおけるVOBU部分の記録内容を示
す説明図である。
【図6】本発明によりシナリオ再生されるデータを示す
説明図である。
【図7】本発明によりシナリオ再生する際の演算用デー
タと再生用データの関係の実施例を示す説明図である。
【図8】本発明によりシナリオ再生する際のVOBUの
単位ユニットグループを示す説明図である。
【図9】本発明によりシナリオ再生する際の演算用デー
タと再生用データの関係の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図10】本発明によりシナリオ再生する際の再生選択
除外領域を設定するときの説明図である。
【図11】本発明を動き重視モードでシナリオ再生する
とき、図9に示す演算用データと再生用データの関係で
作動させる際の作動フロー図である。
【図12】従来のシナリオ再生における再生データの状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 DVDビデオディスク 5 デマルチプレクサ 6 DVDビデオ制御部 10 NVパックデータバッファ 11 SPパックデータバッファ 12 主映像バッファ 13 副映像バッファ 14 オーディオバッファ 15 映像・音声・再生・合成部 20 VOBU再生時間取得部 21 映像サイズデータ取得部 22 NVパック主映像サイズデータ取得部 23 SPパック字幕サイズデータ取得部 24 モード切換スイッチ 25 映像データ密度演算部 26 シナリオ再生用VOBU選択部 27 シナリオ再生モード設定部 28 シナリオ再生時間設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 N 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5C052 AA02 AC03 CC06 CC11 5C053 FA14 FA24 GB19 GB38 HA21 JA21 KA08 KA24 5D044 AB05 AB07 BC03 CC04 DE24 DE37 DE49 DE53 EF05 FG10 FG18 FG23 GK12 5D110 AA15 AA27 AA29 DA01 DA08 DA12 DB05 DC06 DE04 DE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DVDデータにおける最小データ管理単
    位のユニットの管理データから、当該ユニットの再生時
    間を取得するユニット再生時間取得部と、同ユニットに
    おける映像の管理を行う映像管理データからユニット内
    の映像サイズを表すデータを取得する映像サイズデータ
    取得部と、前記ユニット再生時間と映像サイズデータか
    ら当該ユニットの映像データ密度を演算する映像データ
    密度演算部と、設定時間内で再生するユニットを前記デ
    ータ密度順に選択するシナリオ再生用ユニット選択部
    と、前記選択されたユニットをデータ記録順に再生し出
    力する再生出力部とからなることを特徴とするDVDビ
    デオシナリオ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記映像データ取得部で取得するデータ
    は主映像のサイズデータであり、選択された主映像デー
    タ密度の大きいユニットをデータ記録順に再生する請求
    項1記載のDVDビデオシナリオ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記映像データ取得部で取得するデータ
    は字幕のサイズデータであり、選択された字幕データ密
    度の大きいユニットをデータ記録順に再生する請求項1
    記載のDVDビデオシナリオ再生装置。
  4. 【請求項4】 前記映像データ密度の演算に用いる映像
    サイズデータを、主映像のサイズデータと字幕のサイズ
    データとに切り換えるシナリオ再生モード設定部を備え
    た請求項1記載のDVDビデオシナリオ再生装置。
  5. 【請求項5】 前記シナリオ再生用ユニット選択部で
    は、前記データ密度順の選択に際して、先に選択したユ
    ニットから所定以上近接するユニットを選択しないよう
    にした請求項1記載のDVDビデオシナリオ再生装置。
  6. 【請求項6】 前記DVDデータにおける隣接する所定
    時間分のユニットを集めて単位ユニットグループとし、
    各単位ユニットグループ毎に再生時間と、映像サイズデ
    ータと、データ密度とを演算し、前記シナリオ再生用ユ
    ニット選択部では、設定時間内で再生する単位ユニット
    グループを前記データ密度順に選択し、前記再生出力部
    では、選択された単位ユニットグループをデータ記録順
    に再生し出力する請求項1乃至請求項5のいずれか1つ
    に記載のDVDビデオシナリオ再生装置。
  7. 【請求項7】 前記シナリオ再生用ユニット選択部で
    は、前記データ密度順に選択された単位ユニットグルー
    プにつながる単位ユニットを所定数集めて再生用ユニッ
    トグループとし、前記再生出力部では、前記選択された
    単位ユニットグループが存在する再生用ユニットグルー
    プをデータ記録順に再生し出力する請求項6記載のDV
    Dビデオシナリオ再生装置。
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