JP2001251259A - 情報配信システム、情報提供装置、情報蓄積装置及び情報提供方法 - Google Patents

情報配信システム、情報提供装置、情報蓄積装置及び情報提供方法

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JP2001251259A
JP2001251259A JP2000062541A JP2000062541A JP2001251259A JP 2001251259 A JP2001251259 A JP 2001251259A JP 2000062541 A JP2000062541 A JP 2000062541A JP 2000062541 A JP2000062541 A JP 2000062541A JP 2001251259 A JP2001251259 A JP 2001251259A
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達也 是津
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    • H04H60/68Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information
    • H04H60/72Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information using electronic programme guides [EPG]

Abstract

(57)【要約】 【課題】広告料に応じたコマーシャルの自動記録を可能
にすると共に、ユーザの希望に添ったコマーシャルの表
示を可能にする。 【解決手段】放送局1は、広告情報の放送についての放
送スケジュールを作成する。情報提供装置4は、通信網
5を介して放送スケジュールを受信し、広告情報の放送
に対する広告料に基づいて変更してコマーシャルプログ
ラムガイドを作成する。コマーシャルプログラムガイド
は通信網6を介して伝送されて情報蓄積装置7A,7
B,…において受信される。情報蓄積装置7A,7B,
…は、受信したコマーシャルプログラムガイドに基づい
て放送局1からの広告情報を自動的に記録蓄積する。ま
た、コマーシャルプログラムガイドに応じてコマーシャ
ルは分類毎に再生可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビコマーシャ
ルの配信に好適な情報配信システム、情報提供装置、情
報蓄積装置及び情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品等を購入する際の事前の比較
検討を自宅など商店以外で行う場合、雑誌などの記事、
カタログ、インターネットを用いWWWにより製品情報
を閲覧するといった方法がとられる。様々な媒体で提供
される広告はその出現を事前に知ることが困難であるた
め比較検討といった目的で用いるのは難しい。特に宣伝
効果の高いテレビコマーシャルにおいても比較検討とい
った目的で用いるのは同様に困難である。
【0003】さらに、放送をリアルタイムで視聴してい
る場合には映出された広告から商品等を把握することす
ら困難なことがある。そこで、テレビコマーシャルも他
のテレビ番組と同様に予約録画することによって繰り返
し視聴等が可能となる。しかし、事前にコマーシャルの
放送日時を知ることは困難であり、また、たとえ、事前
にコマーシャルの放送日時を知り得たとしてもVTR
(ビデオテープレコーダ)は分単位での予約しか指定で
きないため、放送時間が15秒から30秒ほどの短時間
の番組だけをねらって録画することは難しい。また、再
生視聴の際も所望のコマーシャルを系統立てて見ること
は困難であった。
【0004】また、テレビコマーシャルは商品等を印象
付ける上で極めて有効であり、消費者の消費行動に大き
な影響を持つ。しかし、テレビコマーシャルから得られ
る情報は商品などの印象を与える程度のものであり、商
品の仕様など広告対象の詳細な情報を得ることは困難で
ある。
【0005】また、商品等を提供する広告主はより多く
の時間、コマーシャルが視聴者の目に触れることを望ん
でいるが、商品等の情報を望む消費者が視聴している時
間に該当するコマーシャルが放送されるとは限らない。
必要の無い情報は視聴者にとって雑音としかならないた
め、録画済番組を見る際にはコマーシャルの飛ばし見な
どが行われることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、視
聴者が希望する商品についての広告がいつどのように放
送されるかを知ることができないことから、所望のテレ
ビコマーシャルの記録は困難であるという問題点があっ
た。また、テレビコマーシャルは系統立てて放送されて
いるのではないことから、テレビコマーシャルを録画し
た場合でも、録画したテレビコマーシャルを十分に活用
することは困難であるという問題点があった。また、広
告主が支払った広告料に見合うだけの広告視聴率を得る
ことができるとは限らないという問題点もあった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、テレビコマーシャルの放送日時及びチャン
ネル等の録画に必要な情報、並びに、コマーシャルによ
って広告される商品等の詳細情報を消費者に提供するこ
とを可能にすることによりコマーシャルの有効利用を促
進することができる情報配信システム、情報提供装置、
情報蓄積装置及び情報提供方法を提供することを目的と
する。
【0008】また、本発明は、消費者が商品等の詳細情
報を取得することができる情報配信システム、情報提供
装置、情報蓄積装置及び情報提供方法を提供することを
目的とする。
【0009】また、本発明は、消費者に提供されたコマ
ーシャルを自動的に記録することができる情報配信シス
テム、情報提供装置、情報蓄積装置及び情報提供方法を
提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、記録されたコマーシャル
を所定の分類毎に提示することができる情報配信システ
ム、情報提供装置、情報蓄積装置及び情報提供方法を提
供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、広告主が支払った広告料
に相当する広告視聴率を得やすくすることができる情報
配信システム、情報提供装置、情報蓄積装置及び情報提
供方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報配信システムは、所定の情報を配信すると共に前記
所定の情報の配信についての配信スケジュールを作成す
る情報配信手段と、前記情報配信手段により提供される
前記配信スケジュールに基づく配信情報ガイドを作成す
るものであって、前記情報配信手段による所定の情報の
配信に対する対価及び前記配信情報ガイドの作成に対す
る対価のうちの少なくとも一方の対価に応じて、前記配
信スケジュールの内容変更の決定及び前記配信スケジュ
ールに付加する付加情報の内容の決定のうちの少なくと
も一方を行って前記配信情報ガイドを作成する情報提供
手段と、前記情報提供手段からの配信情報ガイドを受信
し、受信した配信情報ガイドに基づいて前記情報配信手
段からの所定の情報を受信して蓄積する情報蓄積手段と
を具備したものであり、本発明の請求項8に係る情報提
供装置は、所定の情報の配信についての配信スケジュー
ルを受信して記憶する受信手段と、前記配信スケジュー
ルに基づく配信情報ガイドを作成するものであって、前
記所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情報ガイ
ドの作成に対する対価のうちの少なくとも一方の対価に
応じて、前記配信スケジュールの内容変更の決定及び前
記配信スケジュールに付加する付加情報の内容の決定の
うちの少なくとも一方を行って前記配信情報ガイドを作
成する配信情報ガイド作成手段と、前記配信情報ガイド
を送信する配信情報ガイド送信手段とを具備したもので
あり、本発明の請求項12に係る情報蓄積装置は、所定
の情報の配信についての配信スケジュールに基づく配信
情報ガイドであって、前記所定の情報の配信に対する対
価及び前記配信情報ガイドの作成に対する対価のうちの
少なくとも一方の対価に応じて、前記配信スケジュール
の内容変更の決定及び前記配信スケジュールに付加する
付加情報の内容の決定のうちの少なくとも一方を行って
作成された前記配信情報ガイドが入力される配信情報ガ
イド受信手段と、前記配信情報ガイドに基づいて、配信
された前記所定の情報を蓄積するか否かを決定する情報
管理手段と、前記情報管理手段の決定に従って配信され
た前記所定の情報を記録蓄積する配信情報蓄積手段とを
具備したものであり、本発明の請求項19に係る情報提
供方法は、所定の情報を配信すると共に前記所定の情報
の配信についての配信スケジュールを作成する処理と、
前記配信スケジュールに基づく配信情報ガイドであっ
て、前記所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情
報ガイドの作成に対する対価のうちの少なくとも一方の
対価に応じて、前記配信スケジュールの内容変更の決定
及び前記配信スケジュールに付加する付加情報の内容の
決定のうちの少なくとも一方を行って前記配信情報ガイ
ドを作成する処理とを具備したものであり、本発明の請
求項21に係る情報提供方法は、放送局において、広告
情報の放送についての放送スケジュールを作成する処理
と、情報提供装置において、前記放送スケジュールに基
づくコマーシャルプログラムガイドであって、前記広告
情報の放送に対する広告料及び前記コマーシャルプログ
ラムガイドの作成に対する報酬のうちの少なくとも一方
に応じて、前記放送スケジュールの変更及び追加を行っ
てコマーシャルプログラムガイドを作成する処理と、情
報蓄積装置において、前記情報提供装置から所定の通信
網を介して伝送された前記コマーシャルプログラムガイ
ドを受信し、受信した前記コマーシャルプログラムガイ
ドに基づいて前記放送局からの広告情報を記録蓄積する
処理とを具備したものである。
【0013】本発明の請求項1において、所定の情報を
配信する情報配信手段は、所定の情報の配信についての
配信スケジュールを作成する。情報提供手段は、所定の
情報の配信に対する対価及び配信情報ガイドの作成に対
する対価の少なくとも一方の対価に応じて、配信スケジ
ュールの内容変更の決定及び配信スケジュールに付加す
る付加情報の内容の決定のうちの少なくとも一方を行っ
て配信情報ガイドを作成する。この配信情報ガイドは情
報蓄積手段において受信される。情報蓄積手段は受信し
た配信情報ガイドに基づいて情報配信手段からの所定の
情報を受信して蓄積する。
【0014】本発明の請求項8において、受信手段は所
定の情報の配信についての配信スケジュールを受信して
記憶する。配信情報ガイド作成手段は、所定の情報の配
信に対する対価及び配信情報ガイドの作成に対する対価
のうちの少なくとも一方の対価に応じて、記憶された配
信スケジュールの内容変更の決定及び配信スケジュール
に付加する付加情報の内容の決定のうちの少なくとも一
方を行って配信情報ガイドを作成する。この配信情報ガ
イドは前記配信情報ガイド送信手段によって送信され
る。
【0015】本発明の請求項12において、配信情報ガ
イド受信手段は配信情報ガイドが入力される。この配信
情報ガイドは所定の情報の配信についての配信スケジュ
ールを対価に応じて変更して作成されたものである。情
報管理手段は配信情報ガイドに基づいて、配信されてき
た所定の情報を蓄積するか否かを決定する。この決定に
従って、配信情報蓄積手段は配信されてきた所定の情報
を記録蓄積する。
【0016】本発明の請求項19において、所定の情報
の配信についての配信スケジュールが作成される。この
配信スケジュールは、所定の情報の配信に対する対価及
び配信情報ガイドの作成に対する対価のうちの少なくと
も一方の対価に応じた変更及び追加の少なくとも一方が
行われて配信情報ガイドが作成される。
【0017】本発明の請求項21において、放送局にお
いて、広告情報の放送についての放送スケジュールが作
成される。情報提供装置は、放送スケジュールを広告情
報の放送に対する広告料及びコマーシャルプログラムガ
イドの作成に対する報酬のうちの少なくとも一方に応じ
て変更及び追加してコマーシャルプログラムガイドを作
成する。このコマーシャルプログラムガイドは所定の通
信網を介して伝送されて情報蓄積装置において受信され
る。情報蓄積装置は受信したコマーシャルプログラムガ
イドに基づいて放送局からの広告情報を記録蓄積する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
情報配信システムの一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0019】図1において、放送局1は放送網3を介し
て放送信号を送信する。消費者側の情報蓄積装置7A,
7B,…は放送網3を介して伝送された放送信号を受信
して、放送信号に基づく画像表示等が可能である。
【0020】本実施の形態においては、放送局1は通信
網5を介して情報提供装置4とデータの通信が可能であ
る。更に、情報提供装置4は、通信網6を介して情報蓄
積装置7A,7B,…とデータの通信が可能である。
【0021】なお、情報提供装置4が放送局1内に組込
まれることもあり、この場合には、情報提供装置4は放
送網3を介しても情報蓄積装置7A,7B,…とデータ
の通信が可能である。
【0022】本実施の形態においては、後述するよう
に、情報提供装置4は、放送局1から放送されるコマー
シャルを消費者が十分に活用するための情報(コマーシ
ャルプログラムガイド)を作成して、情報蓄積装置7
A,7B,…に提供することができるようになってい
る。そして、情報蓄積装置7A,7B,…は、情報提供
装置4からのコマーシャルプログラムガイドに基づいて
コマーシャル放送を蓄積することができるようになって
いる。更に、情報蓄積装置7A,7B,…は、コマーシ
ャルプログラムガイドを利用することで、コマーシャル
を系統立てて表示させることもできるようになってい
る。
【0023】図2は図1のネットワークによるデータ等
の流通関係を示す説明図である。また、図3は図1のネ
ットワークにおけるビジネス上の関係(費用負担)を説
明するための説明図である。
【0024】情報蓄積装置7A,7B,…は、サービス
情報の消費者側、即ち、一般家庭等のユーザであるサー
ビス受信者21が夫々所有又は設置するものである。図
2のサービス発信者22は、図1の放送局1に対応す
る。放送網3は、放送衛星、通信衛星、地上波又はケー
ブル等によって構成される。サービス発信者22は、各
種番組及びコマーシャルを放送信号によって伝送する。
【0025】サービス発信者22が発信するコマーシャ
ルの情報は、広告主23の依頼によって作成される。広
告主23は、自らの商品の宣伝、告知、啓蒙等の目的で
テレビ番組の合間等にコマーシャル番組の放送をサービ
ス発信者22に依頼する。この場合には、広告主23か
らサービス発信者22に対して広告料(2B)が支払わ
れる。一般にコマーシャル番組の放送時間帯やコマーシ
ャルを放送する延べ時間等の各種の条件は広告料(2
B)によって決まる。
【0026】各サービス受信者21は、情報蓄積装置7
A,7B,…によって、コマーシャル番組等の特定情報
番組を受信して蓄積する。本実施の形態においては、情
報蓄積装置7A,7B,…は、コマーシャル等の特定情
報番組を記録再生するために、サービス情報提供者24
の情報提供装置4からの情報、即ち、コマーシャルプロ
グラムガイドを利用するようになっている。
【0027】コマーシャルプログラムガイドは、サービ
ス情報提供者24から通信網6である電話回線やインタ
ーネット等を介してサービス受信者21に直接的(2
E)に伝送されるか、又は、サービス情報提供者24か
ら通信網5(2K)を介して放送局1に伝送されて、放
送番組等と共に放送網3(2A)を介してサービス受信
者21に間接的に伝送される。
【0028】コマーシャルプログラムガイドを提供する
条件として、サービス情報提供者24に対する有償の依
頼が必要であることもある。広告主23からサービス情
報提供者24に対してコマーシャルプログラムガイドへ
の出稿の依頼に関して広告主23とサービス情報提供者
24が個別契約を結んでいれば出稿の内容等に応じた広
告料(2G)が支払われる。
【0029】また、コマーシャルプログラムガイドの出
稿依頼に関して広告主23がサービス発信者22と包括
契約を結んでいれば、コマーシャル放送のための広告料
(2B)の一部が広告料(2J)としてサービス情報提
供者24に支払われる。
【0030】コマーシャルプログラムガイドを提供する
条件としてサービス情報提供者24に対する有償の依頼
が必要でないこともある。この場合には、サービス情報
提供者24又はサービス発信者22の判断によって、コ
マーシャルプログラムガイドを配信する。更に、サービ
ス受信者21がコマーシャルプログラムガイドの提供依
頼(2F)をサービス情報提供者24に対して行うこと
も考えられる。この依頼は有償又は無償で行われる。
【0031】サービス情報提供者24はサービス発信者
22からコマーシャルプログラムガイドを作成するため
のデータ、即ち、コマーシャル番組の放送予定に関する
情報(CM放送スケジュール情報)をCM放送よりも前
に入手する(2J)。サービス受信者21によってコマ
ーシャル番組が視聴され、購買等の消費行動(2D)が
生じると、その対価としての収入(2C)が広告主23
に入る。
【0032】サービスの授受に関してまとめると、図3
に示すように、広告主23は広告料をサービス発信者2
6に支払い(2B)、コマーシャルの放映を依頼する。
サービス発信者22は広告料収入により放送番組を制作
・配信すると共にコマーシャルの配信も行う(2A)。
一方、サービス情報提供者24はサービス発信者22よ
り無償又は有償でコマーシャルの放送スケジュール情報
を予め取得(2J)しておき、広告主23からコマーシ
ャルプログラムガイド掲載の依頼を得て(2G)、電話
回線やインターネット等の通信路を介してサービス受信
者21にコマーシャルプログラムガイドを配信する(2
E)。
【0033】図4は図1中の放送局1の具体的な構成を
示すブロック図である。
【0034】放送局1は放送、ケーブル等の媒体(通信
網3)により映像等を送信する機能を有する。放送網3
への送信処理を行う構成は既存システムと同様であり、
図示及び説明を省略する。
【0035】データ入力部161は、図示しないキーボ
ード等を有しており、オペレータによるキーボード等の
操作によって、CM放送スケジュールの入力を受ける。
CM放送スケジュール蓄積部162は、データ入力部1
61によって入力されたCM放送のスケジュール情報を
格納する。
【0036】蓄積部162は、例えばハードディスクで
構成されて、コンピュータで利用可能なファイルシステ
ムを記憶する。即ち、蓄積部162は、放送日毎に1つ
のファイルであるCM放送スケジュール情報を作成して
蓄積する。CM放送スケジュール情報のファイル中に
は、放送日にCMが放送される順番に対応するコマーシ
ャルプログラムの情報が含まれる。
【0037】図5はCM放送スケジュール蓄積部162
に蓄積されるCM放送スケジュール情報のフォーマット
を示す説明図である。
【0038】図5に示すように、CM放送スケジュール
情報は、各CM毎の領域(図5の各列)を有する。各列
には、少なくとも該システムにおいて一意となるCM
ID、同一コマーシャルで異なるバージョンが発生した
場合に変更されるバージョン情報、ユーザがコマーシャ
ルを識別する際の指標となるコマーシャルタイトル(C
M名)、該コマーシャルを依頼した企業名又は団体名等
を示す広告主、所定のフォーマットでコマーシャルの放
送日時やチャンネルを表すインデックスのリストである
放送情報が記述されている。
【0039】図5の例では、例えば、171列におい
て、CM IDが“04-12-05-00050321”であるCM
は、バージョンが“1.00”で、CM名は“いつでも
氷 パーティー編”で、広告主は“A社”で、放送情報
として“1026-20000206183115-15”,…,…が設定され
ていることが示されている。放送情報によって、このコ
マーシャルの放送日時分及び放送チャンネル等が分かる
ようになっている。
【0040】データ選択部163は、CM放送スケジュ
ール蓄積部162に蓄積されたデータの中から送信すべ
きデータを選択する。例えば、前回CM放送スケジュー
ルを送信した日時を記録しておき、この日時よりも新し
くCM放送スケジュール蓄積部162に記録されたファ
イルを選択すればよい。
【0041】通信部164は、サービス情報提供者24
の情報提供装置4に対して、データ選択部163によっ
て選択されたデータを送信する。送信部164からのデ
ータは通信網5を介して情報提供装置4に供給される。
通信網5としては、専用回線、電話線又は放送等、媒体
を問わず利用可能である。
【0042】なお、通信部164は、データを送信する
際のフォーマットとして、選択されたファイル名に続き
図5に示す各CM放送スケジュール情報の内容である文
字列をそのまま順に送ってもよいし、暗号化してもよ
い。更に、CM放送スケジュール情報を圧縮してデータ
量の削減を図ってもよい。
【0043】図6は図1中の情報提供装置4の具体的な
構成を示すブロック図である。
【0044】通信部151は、放送局1の通信部164
との間で通信を行い、通信網5を介してサービス発信者
22が作成したCM放送スケジュール情報(図5参照)
を受信する。
【0045】CM放送スケジュール蓄積部152は、通
信部151が受信したCM放送スケジュール情報を蓄積
する。例えばCM放送スケジュール蓄積部152は、受
信したファイル名に等しい名前のファイルを作成し、そ
のファイルの中に各CM放送スケジュール情報の内容で
ある文字列を順に記録すればよい。
【0046】関連情報管理部153は、サービス発信者
22である放送局から受信して蓄積したCM放送スケジ
ュール情報に対して付加するCM関連情報を管理する。
【0047】図7は関連情報管理部153が管理するC
M関連情報の例を示す説明図である。
【0048】関連情報管理部153は、例えば広告主2
3からオンライン又はオフラインで供給されたコマーシ
ャルについてのCM関連情報を管理する。図7に示すよ
うに、関連情報管理部153が管理するCM関連情報
は、各CM毎の領域(図7の各列)を有する。各列に
は、図5と同様のCM ID、バージョン情報、コマー
シャルタイトル(CM名)、広告主の情報が記述されて
いると共に、コマーシャルの対象製品又は商品、その他
の対象を分類する際に用い、対象によっては階層的又は
複数記載されるカテゴリ、コマーシャルに出演している
タレント名等の出演者、製品の仕様や特徴といった製品
又は商品をより詳細に知るために広告主等が提供する詳
細情報、コマーシャル製品のWWWホームページを示す
URLや、シリーズコマーシャルである場合の他のシリ
ーズコマーシャルのCM ID等の該コマーシャルの関
連情報資源の所在、インデックス等を示す関連情報、並
びに、該システムにおいてコマーシャル以外の放送番組
等を含めた優先度の定義であり該システムにおいて統一
的に用いられる優先度の情報が記述される。
【0049】なお、本実施の形態においては、関連情報
管理部153はCM ID、バージョン、CM名、広告
主についての情報も管理しているが、放送局1から送信
されるCM放送スケジュール情報との対応がとれれば、
CM放送スケジュール情報に含まれる情報については、
例えばCM IDやCM名等だけの情報を管理するよう
にしてもよい。
【0050】図7の列211の例は、図5の列171の
情報に対応したものであり、図5と同様のCM ID、
バージョン、CM名及び広告主の情報が記述されてい
る。更に、図7の列211では、カテゴリとして“1:
家電製品 2:冷蔵庫”を記述して、第1分類が家電製
品で第2分類が冷蔵庫であることを示し、出演者が“松
本たかこ”であることを示し、詳細情報として、“FR-A
321、321リットル、128000円、3ドア、自動製氷、抗菌仕
上、、、”という情報を示し、関連情報として、“URL
http://www.a-sya.co.jp/fra321/ LINK 04-12-05-0
0050322”を示し、優先度が“3”であることを示す。
【0051】コマーシャルプログラムガイド作成部15
4は、CM放送スケジュール蓄積部152に蓄積された
CM放送スケジュール情報に対して、関連情報管理部1
53において管理されるCM関連情報を付加し、サービ
ス受信者21に提供するためのコマーシャルプログラム
ガイドを作成する。
【0052】即ち、コマーシャルプログラムガイド作成
部154は、図7に示される関連情報管理部が管理する
データの中からCM ID及びバージョンが一致するデ
ータを検索する。そして、CM関連情報の各項目の値を
基に、CM ID等が一致したCM放送スケジュール情
報に、放送日時等の情報を付加して新たにコマーシャル
プログラムガイドを作成し、コマーシャルプログラムガ
イド蓄積部155に記録する。
【0053】図8はコマーシャルプログラムガイド蓄積
部155に蓄積されるコマーシャルプログラムガイドの
例を示す説明図である。
【0054】図8に示すように、コマーシャルプログラ
ムガイドは、各CM毎の領域(図8の各列)を有する。
各列には、図5及び図7と同様のCM ID、バージョ
ン情報、コマーシャルタイトル(CM名)、カテゴリ、
出演者、広告主、詳細情報、関連情報、放送情報及び優
先度の情報が記述されている。
【0055】例えば、図8の31列では、放送情報とし
て、“1026-20000206183115-15 2069-20000207210100-
15”が記述されている。この放送情報は予め定められた
フォーマットによってコマーシャルの放送日時やチャン
ネルを表すインデックスのリストであり、記述するイン
デックスの数や順番等は別途に定められる。
【0056】ユーザ情報管理部157は、本システムを
利用可能と登録されたユーザの識別子とパスワードの対
が記載されたユーザ情報を備えている。通信部156
は、ユーザ情報管理部157が保持しているユーザ情報
を参照して、コマーシャルプログラムガイド蓄積部15
5に蓄積されているコマーシャルプログラムガイドを通
信網6を介してサービス受信者21の情報蓄積装置7
A,7B,…に送信する。送信網6としては、電話、I
SDN、無線等のいかなる媒体を利用してもよい。
【0057】情報提供装置4から情報蓄積装置7A,7
B,…に対するコマーシャルプログラムガイドの提供
は、WWWサーバからWWWクライアントに対するデー
タ転送と同様に行うことができる。即ち、サービス受信
者21はユーザの識別子とパスワードをサービス情報提
供者24の情報提供装置4に送信する。情報提供装置4
の通信部156はユーザからのデータを受け取り、ユー
ザ情報管理部157は受信したデータと記録しているデ
ータとを照合する。ユーザからの識別子及びパスワード
が一致した場合には、通信部156によってコマーシャ
ルプログラムガイドを情報蓄積装置7A,7B,…に送
信するのである。
【0058】なお、図6の例では、CM放送スケジュー
ル蓄積部152とコマーシャルプログラムガイド蓄積部
155とを別体に構成したが、物理的には同一の蓄積機
器を用いてもよい。
【0059】また、放送局1が提供するCM放送スケジ
ュール情報は、1つのサービス発信者22から提供され
るCMのみを対象としてもよく、また、複数のサービス
発信者22から提供されるCMを対象としてもよい。
【0060】本実施の形態においては、コマーシャルプ
ログラムガイド作成部154は、広告主23とサービス
発信者22又はサービス情報提供者24間の契約に応じ
てコマーシャルプログラムガイドを作成するようになっ
ている。例えば、契約の際に、広告主23がサービス発
信者22又はサービス情報提供者24に支払う契約金
(広告費)の額によって、コマーシャルプログラムガイ
ド作成部154は、コマーシャルプログラムガイドのコ
ンテンツに変更を加える。
【0061】例えば、コマーシャルプログラムガイド作
成部154は、契約に応じたオペレータの手入力又はオ
ンライン経由で伝送された契約に関する情報に応じて、
コンテンツの変更を行うようになっている。
【0062】図9及び図10はコマーシャルプログラム
ガイド作成部154による変更例を示している。図9及
び図10のコマーシャルガイドプログラムは図8に対応
したものである。
【0063】図9は図8に示すコマーシャルプログラム
ガイド作成時の契約金(広告料)が増減した場合の例を
示している。
【0064】いま、広告主23であるA社が図8の列3
1に示すコマーシャルについて広告料を増やし、B電気
が図8の列32に示すコマーシャルについての広告料を
減らしたものとする。この場合には、コマーシャルプロ
グラムガイド作成部154は、広告料に応じて優先度を
変更する。広告料を増やしたA社の列31のコマーシャ
ルについては、図9の列33の項目3Lに示すように、
優先度を“2”に高くし、広告料を減らしたB電気の列
32のコマーシャルは、列34の項目3Mに示すよう
に、優先度を“5”に下降させる。
【0065】優先度は、後述するように、情報蓄積装置
7A,7B,…において、コマーシャルの記録可能性に
対応させることができ、優先度が高い(数値が少ない)
ほど、そのコマーシャルはサービス受信者21側で記録
されやすくなる。これにより、広告料に応じた情報の提
供が可能である。
【0066】また、図10は広告料に応じて放送情報や
関連情報を変更した例である。図5に示すように、図8
のコマーシャルプログラムガイドの元となったCM放送
スケジュール情報には、図8よりも多くの放送情報が記
述されている。コマーシャルプログラムガイド作成部1
54は、広告料に応じた数だけ放送時間を示す放送情報
を記述する。広告料を増やしたA社の列31のコマーシ
ャルについては、図10の列35の項目3Qに示すよう
に、放送情報の数を増やし、広告料を減らしたB電気の
列32のコマーシャルは列36の項目3N,3Pに示す
ように、関連情報及び放送情報の項目を削除する。
【0067】例えば、放送情報は、後述するように、情
報蓄積装置7A,7B,…において、コマーシャルの記
録を行う時間の情報として用いることができる。従っ
て、項目3Pが削除されたB電気のコマーシャルについ
ては記録されず、関連情報に対するアクセスもできな
い。
【0068】図11は図1中の情報蓄積装置7A,7
B,…の具体的な構成を示すブロック図である。情報蓄
積装置7A,7B,…は同一構成である。
【0069】情報蓄積装置7A,7Bの放送受信部11
には、放送網3を介して伝送された放送データ、即ち、
デジタル又はアナログの放送番組の標準的な動画像音声
データが入力される。放送受信部11は入力された放送
データを受信し、表示データ生成部16に出力する。表
示データ生成部16は、受信した放送の動画像音声デー
タを表示可能なデータ及び信号形式に変換して表示部1
8に出力する。
【0070】表示部18は、入力されたデータに基づく
映像を映出すると共に音声を音声出力する。このよう
に、放送受信部11の受信データを表示データ生成部1
6に直接供給することで、リアルタイムで放送番組を視
聴することができる。
【0071】放送受信部11が受信した放送データは、
受信データ解析部12を介してデータ蓄積部14に供給
して、記録・蓄積させることができるようになってい
る。受信データ解析部12は、放送受信部11が受信し
た受信データを解析し、情報管理部15によって記録が
指定された番組をデータ蓄積部12に供給する。データ
蓄積部12は、情報管理部15に制御されて入力された
受信データを記録・蓄積するようになっている。また、
データ蓄積部12は、情報管理部15に制御されて、記
録・蓄積したデータを読み出して表示データ生成部16
に出力するようになっている。
【0072】一般的には、放送番組を記録する場合に
は、放送信号等に含まれる電子プログラムガイド(EP
G)等を用いることによって、簡便に行うことができ
る。また、通常の放送番組のように事前に放送予定時刻
等が判明している場合には、ユーザが時間や放送局等を
指定することで録画予約が可能である。
【0073】ユーザ操作部19は、ユーザ操作に基づく
信号をユーザインタフェース部17に出力する。ユーザ
インタフェース部17は、ユーザ操作に基づく信号を表
示データ生成部16に出力すると共に、情報管理部15
にも出力するようになっている。これにより、情報管理
部15は、ユーザの録画予約操作に応じて、受信データ
解析部12及びデータ蓄積部14を制御して、ユーザが
指定した番組の録画予約を可能にする。
【0074】しかしながら、コマーシャルのように、事
前に放送予定時刻等を知ることが困難であるか又は短時
間番組が多数存在するためにユーザによるマニュアル設
定が極めて煩雑である番組もある。本実施の形態におい
ては、このようなコマーシャルの記録には、サービス情
報提供者24の情報提供装置4が配信したコマーシャル
プログラムガイドを用いるようになっている。
【0075】情報蓄積装置7A,7B,…の送受信部1
3は、通信網6を介して情報提供装置4から配信された
コマーシャルプログラムガイドを受信する。受信された
コマーシャルプログラムガイドは、受信データ解析部1
2に供給されるようになっている。
【0076】なお、コマーシャルプログラムガイドが放
送局1から放送信号として標準的な動画像音声データに
同期又は非同期に放送番組の付加情報データ又は独立情
報データとして伝送される場合には、放送受信部11が
受信したコマーシャルプログラムガイドを受信データ解
析部12に供給する。
【0077】受信データ解析部12は、入力されたコマ
ーシャルプログラムガイドを解析し、所定の形式でデー
タ蓄積部14に格納する。また、受信データ解析部12
は、コマーシャルプログラムガイド中の放送情報につい
ては情報管理部15にも供給する。情報管理部15は、
放送情報によって指定された予定時刻になると放送受信
部11、データ解析部12及びデータ蓄積部14を適宜
設定することで、対応するコマーシャルを自動録画させ
るようになっている。
【0078】また、情報管理部15は、データ蓄積部1
4に記録されているコマーシャルプログラムガイドを用
いることで、データ蓄積部14に記録されているコマー
シャル番組の読出しをユーザ操作に応じて制御し、表示
データ生成部16における多彩な表示形態を可能にする
ようになっている。
【0079】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図12及び図13のフローチャート並びに
図14乃至図22を参照して説明する。
【0080】広告主23の依頼によって、サービス発信
者である放送局1はコマーシャルを作成する。いま、放
送局1が放送するコマーシャルの放送スケジュールが図
5に示すものであるものとする。放送局1は、図5に示
すCM放送スケジュール情報をサービス情報提供者24
の情報提供装置4に送信する。
【0081】情報提供装置4は、通信部151によって
CM放送スケジュール情報を受信し、CM放送スケジュ
ール蓄積部152に蓄積させる。関連情報管理部153
は、広告主23から与えられた各コマーシャルのCM関
連情報を管理している。コマーシャルプロクラムガイド
作成部154は、通信部151が受信したCM放送スケ
ジュール情報と関連情報管理部153が管理しているC
M関連情報とを比較し、対応するコマーシャルについて
は、CM放送スケジュール情報にCM関連情報を追加し
て、コマーシャルプログラムガイドを作成する。
【0082】この場合には、コマーシャルプログラムガ
イド作成部154は、例えば、広告料に応じて、優先度
や放送情報等を適宜変更する。
【0083】作成されたコマーシャルプログラムガイド
はコマーシャルプログラムガイド蓄積部155に蓄積さ
れる。通信部156は、ユーザ情報管理部157が管理
しているユーザ情報に基づいて、サービス受信者21で
ある情報蓄積装置7A,7B,…に対して、放送局1か
らのコマーシャルの放送前に、対応するコマーシャルプ
ログラムガイドを蓄積部155から読み出して配信す
る。
【0084】情報蓄積装置7A,7B,…は、放送デー
タについては、放送局1から放送網3を介して受信す
る。コマーシャルプログラムガイドについては、情報提
供装置4から通信網6を介して直接情報蓄積装置7A,
7B,…に伝送されるか又は情報提供装置4から通信網
5、放送局1及び放送網3を介して伝送される。
【0085】これらの伝送路を経由して伝送されたコマ
ーシャルプログラムガイドは、情報蓄積装置7A,7
B,…の受信データ解析部12に供給されて、解析が行
われる。コマーシャルプログラムガイドデータは所定の
形式でデータ蓄積部14に格納され、コマーシャルプロ
グラムガイド中の放送情報については情報管理部15に
も供給されて管理される。
【0086】情報管理部15は、放送情報によってコマ
ーシャルの放送時刻を判断し、放送予定時刻になると、
放送受信部11、データ解析部12及びデータ蓄積部1
4を制御して、コマーシャルを自動録画させる。
【0087】コマーシャルの自動録画設定のアルゴリズ
ムは様々考えられる。図12はその一例を示している。
【0088】定期的に又は非定期的にコマーシャルプロ
グラムガイドを受信すると、ステップ4Bにおいて情報
管理部15は、データ中の放送情報よりコマーシャルの
放送日時等の記録に関連した放送情報及び優先度情報を
抽出し、所定の規則に従って各コマーシャル番組、及
び、既に録画予約されている放送番組の録画候補リスト
を作成する(ステップ4C)。
【0089】次に、作成した録画候補リストに記述され
ている録画候補の1つをリストから選択し(ステップ4
D)、選択した録画候補(照合番組)とリスト中の他の
録画候補(被照合番組)との録画時間、チャンネル等の
録画予約に必要な情報を照合する(ステップ4E)。
【0090】図13は図12の自動録画設定のアルゴリ
ズム中の予約照合処理(ステップ4E)のアルゴリズム
を詳細に示したものである。
【0091】図13のステップ4Mに示すように、情報
管理部15は、被照合番組の放送時間候補の1つと照合
番組の放送時間との照合を行う。情報管理部15は、照
合番組が既に録画設定されている場合には、確定してい
る時間との照合を行い、録画設定がまだ行われていない
場合には録画時間候補の1つと照合する。なお、候補選
択の方法は別に定める。
【0092】照合処理によって、同一時間帯に予約が存
在しなければ、被照合番組のうち選択された放送時間候
補を録画時間として確定することができる(ステップ4
T)。照合によって同一時間帯に既に予約が存在する場
合には、被照合番組と照合番組の優先度を比較する(ス
テップ4P)。
【0093】被照合番組の優先度が照合番組の優先度よ
りも高い場合には、既に録画が確定していた照合番組は
録画未設定状態に変更され(ステップ4S)、被照合番
組の録画時間を選択された時間に確定する。しかし、被
照合番組の優先度が照合番組の優先度よりも低い場合に
は、現在選択していた被照合番組の放送時間候補とは異
なる放送時間候補を選択し(ステップ4R)、再度照合
を行う。
【0094】一般的には、コマーシャルは複数回放送さ
れるので、複数の放送時間候補から録画予約が行われて
いない放送時間を選択すればよい。以下、同様の手順を
繰り返し、最終的に被照合番組の放送時間候補が無くな
れば(ステップ4Q)、この被照合番組に関しては自動
録画不可能であると判断する。
【0095】このような予約照合処理によって自動録画
可能と判断されると、図12のステップ4Gにおいて、
選択された番組に関しての録画予約が設定される。ま
た、予約照合処理によって自動録画不可能と判断された
場合には、録画予約設定は行われない。
【0096】次に、情報管理部15は、被照合番組と照
合番組との組み合わせを変更し(ステップ4H)、同様
の操作をリスト掲載の録画候補が残る限り繰り返す(ス
テップ4J)。
【0097】このように、本実施の形態においては、放
送局が放送するコマーシャルのスケジュール情報に広告
主からのCM関連情報を付加し、広告主の広告料等に基
づいて変更したコマーシャルプログラムガイドを作成す
る。作成したコマーシャルプログラムガイドを消費者に
配信することで、消費者の情報蓄積装置において、放送
されたコマーシャルを自動的に蓄積させることができ
る。また、コマーシャルプログラムガイドは、広告主の
広告料等に応じた情報を有しており、広告料に応じてコ
マーシャルの記録可能性を制御することができる。
【0098】ところで、図12の例では、コマーシャル
録画の候補が複数がある場合において、いずれの候補を
録画するかを決定するために優先度を使用したが、優先
度の使用方法としてはこれに限定されるものではない。
【0099】例えば、優先度が低いコマーシャルは重複
がなくても録画しないという使用方法もある。図14は
この場合の自動記録設定アルゴリズムを示すフローチャ
ートである。図14において図12と同一の手順には同
一符号を付して説明を省略する。
【0100】図14の動作フローが図12の動作フロー
と異なる点は、ステップ18Lでコマーシャルプログラ
ムガイドの優先度を調べ、規定値よりも小さい(優先度
が高い)場合にのみ録画の候補とする点である。この規
定値は予め定めた値でもよいし、録画機器の録画容量の
空き領域によって変更してもよいし、ユーザが設定して
もよい。なお、ステップ4Eの詳細アルゴリズムは図1
3と同一である。
【0101】こうして、コマーシャル番組の映像音声デ
ータが自動的に記録蓄積され、各々該当するコマーシャ
ルプログラムガイドに記載の情報との関連が情報管理部
15において管理される。
【0102】図15は録画されたコマーシャルに対応さ
せて記録するプログラムガイドの記録例を示す説明図で
ある。
【0103】プログラムガイドはサービス情報提供者2
4から提供されたコマーシャルプログラムガイドを基に
作成する。例えば、情報蓄積装置7A,7B,…に図8
に示すコマーシャルプログラムガイドが受信された場合
には、情報管理部15は、図15に示すプログラムガイ
ドを作成してデータ蓄積部14に記憶させる。
【0104】図15のプログラムガイドは、項目19L
を付加した点が図8に示すコマーシャルプログラムガイ
ドと異なる。項目19Lは該当コマーシャルが録画され
た場合に、その録画ファイル名を記載する欄である。情
報管理部15は該当コマーシャル番組を記録蓄積する際
に、ファイルを割り当て、そのファイルにコマーシャル
番組を格納する。その場合のファイル名を項目19Lに
記述するのである。
【0105】更に、本実施の形態においては、情報管理
部15は、データ蓄積部14に記憶させたプログラムガ
イドを利用することで、蓄積部に蓄積させているコマー
シャルを効率的に視聴することを可能にする。
【0106】次に、コマーシャル情報を視聴するまでの
動作の流れを図11及び図16乃至図19の説明図を参
照して説明する。図16乃至図18は表示部18による
画面表示の表示例を示している。図19はユーザ操作部
19の一例であるリモコンを示している。ユーザはリモ
コンにより任意のタイミングでコマーシャル情報を視聴
することが可能である。
【0107】表示部18は図示しないテレビ受像機等の
ディスプレイ装置に接続されており、表示データ生成部
16からの表示データに基づく表示をディスプレイ装置
上に映出させることができる。サービス受信者21の利
用者は、図19に示すリモコン71によってコマーシャ
ルの表示を指示することができる。リモコン71は、情
報蓄積装置7A,7B,…を制御するための各種ボタン
を有している。
【0108】例えば、ユーザが“CM情報”ボタン71
Aを押すと、この操作に基づく指令がユーザインターフ
ェース部17によって受信され、ユーザからコマーシャ
ル情報表示の指示が発生したことが情報管理部15に伝
達される。情報管理部15は利用者からの指示に対応し
た制御信号をデータ蓄積部14に出力し、データ蓄積部
14に蓄積されたコマーシャルデータを読み出させて表
示データ生成部16に供給させる。
【0109】表示データ生成部16は表示部18に適応
した表示データを生成する。これにより、表示部18
は、ディスプレイ装置の表示画面上に例えば図16
(a)に示すコマーシャル表示54を表示させる。コマ
ーシャル表示54は、「出演者別」「スポンサー別」
「カテゴリ別」の3通りの選択肢が表示されている。
【0110】表示データ生成部16及びユーザインター
フェース部17によって、各選択肢の表示及びこれらの
選択肢に対するユーザ選択操作が行われた場合の動作が
表示内容に応じて規定されている。例えば、ユーザがリ
モコン71を使用してカテゴリ別の選択操作をした場合
には、ユーザインターフェース部17は、表示データ生
成部16に対してコマーシャルをカテゴリ毎に分類して
表示させるための指示を出力する。同様に、ユーザが出
演者別又はスポンサー別の選択操作をした場合には、ユ
ーザインターフェース部17は、表示データ生成部16
に対してコマーシャルを出演者別又はスポンサー別に分
類して表示させるための指示を出力する。
【0111】いま、ユーザがカテゴリ別のコマーシャル
表示を希望するものとする。ユーザはリモコンのカーソ
ルキー71E等によって注目位置を被選択項目54B、
54C、54Dに順次移動させ、リモコンの決定キー7
1Fによりカテゴリ別の選択肢を選択する。そうする
と、ユーザの指示はユーザインターフェース部17を介
して表示データ生成部16に供給される。
【0112】表示データ生成部16は、データ蓄積部1
4に格納されているプログラムガイドのカテゴリの項目
を検索して、カテゴリの一覧を作成し、図16(b)に
示すカテゴリ一覧表示55を表示画面上に表示させる。
例えば、表示データ作成部16は、蓄積されたコマーシ
ャルプログラムガイド(図15)のカテゴリの項目を抽
出し、その文字列を配置することでカテゴリ一覧表示5
5を作成する。
【0113】なお、カテゴリ一覧表示55の最下部の下
矢印は、蓄積されているコマーシャルのカテゴリが4種
よりも多いことを示しており、下矢印を選択すると更に
別のカテゴリ名が表示される。
【0114】ここで、ユーザがカテゴリ一覧表示55上
で家電製品を選択するものとする。そうすると、表示デ
ータ生成部16は、記録されているプログラムガイドの
カテゴリの項目を検索して、カテゴリの第1分類が“家
電製品”であるコマーシャルをリストアップし、カテゴ
リの第2分類の一覧を作成する。この一覧をカテゴリ第
2分類表示56として画面上に表示させる(図16
(c))。例えば、表示データ生成部16は、カテゴリ
の項目の第2分類の文字列を配置することで、カテゴリ
第2分類表示56を作成する。
【0115】カテゴリ第2分類表示56最下部の下矢印
は、カテゴリ“家電製品”に含まれる第2分類が4種よ
りも多いことを示しており、下矢印を選択することによ
って、他の家電製品名が表示されることは同様である。
【0116】ここで、ユーザがサブカテゴリ冷蔵庫56
Bを選択するものとする。表示データ生成部16は、蓄
積されたプログラムガイドを検索して、カテゴリの項目
の第1分類が“家電製品”で、第2分類が“冷蔵庫”で
あるコマーシャルをリストアップし、その広告主とCM
名を配置して広告主表示57を作成して画面表示させる
(図16(d))。広告主表示57の最下部の下矢印
も、選択肢が4つよりも多いことを示しており、下矢印
を選択することで他の広告主を表示させることができ
る。
【0117】なお、表示データ生成部16は、上述した
図16(a)乃至(d)の各表示によって表示すべき分
類が1件のみの場合にはその表示を省略して次の選択表
示を表示させるようにしてもよいことは明らかである。
【0118】次に、ユーザが選択肢57Bの“いつでも
氷”が選択されている状態でリモコン71の“CM詳
細”ボタン71Bを押すものとする。そうすると、表示
データ生成部16は、プログラムガイドのカテゴリ項目
の第1分類が“家電製品”で、第2分類が“冷蔵庫”
で、広告主が“A社”で、CM名が“いつでも氷”であ
るコマーシャルを検出して、その詳細情報の欄を読み出
して配置表示する。図17(c)はこの場合の詳細表示
53を示している。
【0119】ユーザが再度、リモコン71の“CM詳
細”ボタン71Bを押すと、詳細表示53中のウィンド
ウ53Fを閉じることができる。なお、ウィンドウ53
Fについては、ボタン71Bの操作から一定時間経過後
に自動的に閉じる等の設定にしておくことも可能であ
る。
【0120】図17(c)の詳細表示53は図16とは
異なるリンクをたどって表示させることも可能である。
例えば、図16(a)に示すコマーシャル表示54にお
いて、選択肢54Bを選択した場合には、表示データ生
成部16によってプログラムガイドが検索され、出演者
の項目に記載された文字列が配置されて画面表示され
る。
【0121】この画面表示上には、図15の例では、少
なくとも“松本たかこ”、“大泉きょう子”が選択肢と
して表示されている。ここで、ユーザが“松本たかこ”
を選択すると、表示データ生成部16は蓄積されたプロ
グラムガイドの出演者の項目が“松本たかこ”であるコ
マーシャルについて、広告主とCM名を配置した画面表
示を作成して表示させる。
【0122】この画面表示中には少なくとも“A社 い
つでも氷”の選択肢が表示されている。ここで、ユーザ
がこの選択肢を選択して“CM詳細”ボタン71Bを押
すと、図17(a)に示す詳細表示51が表示される。
この詳細表示51中のウィンドウ51Fは、図15の1
91列の詳細情報項目の文字列を取得して作成されたも
のである。
【0123】また、図16(a)のコマーシャル表示5
4において選択肢54Cを選択すると、表示データ生成
部16が蓄積されたプログラムガイドを検索して、項目
が広告主の欄に記載された文字列を配置してスポンサー
の一覧を表示させる(図17(b))。ここで、ユーザ
が“A社”を選択すると、表示データ生成部16は蓄積
されたプログラムガイドの広告主の欄が“A社”である
コマーシャルについて、カテゴリ項目の第1分類及び第
2分類を配置したスポンサー表示52を作成して表示さ
せる。この表示52上で、“A社 いつでも氷”を選択
して“CM詳細”ボタン71Bを押すとスポンサー表示
52中に詳細情報のウィンドウ52Fが表示される。
【0124】図17の各詳細表示が行われている状態
で、ユーザがリモコン71の“CM再生”ボタン71C
を押すと、表示データ生成部16は、選択されているコ
マーシャルのファイルを項目“録画ファイル名”から取
得し、このファイルをデータ蓄積部14から読み出し
て、画面上に映出させる。
【0125】例えば、図17(c)の詳細表示53中
に、“CM再生”ボタン71Cが押されると、図18
(a)に示すコマーシャル映像表示61が表示され、ウ
ィンドウ61Fにおいてコマーシャル映像が映出され
る。このコマーシャル映像については、表示データ生成
部16によって、他の映像コンテンツの再生と同様に各
種の特殊再生が可能である。例えば、早送りボタン71
G、一時停止ボタン71Hを操作することによって、夫
々コマーシャル映像の早送り、一時停止が行われる。再
度、リモコン71の“CM再生”ボタン71Cを押す
と、ウィンドウ61Fは閉じるが、1回又は数回繰り返
し再生した後ウィンドウ61Fを閉じたり、映像再生終
了後一定時間経過後に自動的に閉じるといった他の動作
も予め設定することで可能である。
【0126】コマーシャル映像の再生に際して、1つの
コマーシャルの項目に対して1つのコマーシャル映像の
再生であるとは限らない。例えば、同一の商品等を広告
するためのコマーシャル映像に時間長の相違等の複数の
バージョンがある場合には、記録蓄積した複数バージョ
ンのコマーシャル映像を連続して再生することも可能で
ある。また、画面にサブメニューを設けることでコマー
シャル映像の選択再生も可能となる。このようなコマー
シャル映像の再生を行う場合には、自動記録設定アルゴ
リズムに変更を加えるか、プログラムガイドの記述にも
変更を加える必要がある。
【0127】また、詳細表示53が表示されている状態
で、リモコン71の“CM関連”ボタン71Dを押す
と、表示データ生成部16によって関連情報表示62が
作成されて表示される。この表示62上にはコマーシャ
ル関連情報を示すウィンドウ62Fが表示されている。
例えば、表示データ生成部16が、対応するプログラム
ガイドの関連情報の欄に示されるURLにアクセスする
ことで、ウィンドウ62Fの表示が可能である。例え
ば、プログラムガイドに記載されたURLで示されるホ
ームページのコンテンツを予め通信又は放送等の手段に
よって取得しておき、データ蓄積部14等に記録蓄積し
ておくか、または、ボタン71Dが操作された時点でリ
アルタイムにインターネットに接続して表示する。
【0128】なお、ホームページ閲覧のための操作は、
リモコン71のカーソルキー71E等により位置を移動
し、リモコンの決定キー71Fにより選択することで行
われる。また、WWW閲覧用として、リモコン71に他
のキーを割り当てるか、又は、他の操作デバイスを用い
てもよい。再度、リモコン71の“CM関連”ボタン7
1Dを押すと、ウィンドウ62Fは閉じるが、一定時間
経過後に自動的に閉じるといった他の動作も予め設定す
ることで可能である。
【0129】なお、コマーシャル映像の再生やコマーシ
ャル関連情報の表示は、コマーシャル詳細情報表示後に
のみ可能なわけではなく、図17の各表示のようにコマ
ーシャルが選択可能な状態であれば可能である。コマー
シャル映像表示63は広告主表示57においてリモコン
71の“CM再生”ボタン71Cを押した場合の表示で
ある。コマーシャル映像表示63は、表示データ生成部
16が、対応するプログラムガイドの録画ファイル名の
欄に示されるファイルを開いて再生を行うことにより実
現される。
【0130】なお、リモコンとして図19に示すボタン
71A〜71Dのような専用ボタンを備えたリモコン7
1を使用する例について説明したが、図20に示すよう
に、ユニバーサルなボタン72Aを有するリモコン72
による操作も可能である。なお、リモコン72を使用す
る場合には、各操作時点で夫々のボタンがどのような機
能を有するかを画面等に表示する必要がある。
【0131】更に、本実施の形態においては、コマーシ
ャルについての情報を表示するだけでなく、コマーシャ
ルに関連した各種処理の実行も可能である。例えば、コ
マーシャルの表示を見ながら、コマーシャルで示された
商品についての購入のための注文処理を行うことができ
る。
【0132】図21は、この場合に採用される画面表示
を示す説明図である。
【0133】図17(c)に示す詳細表示が表示されて
いる状態で、ユーザがリモコン71の“CM関連”ボタ
ン71Dを押すと、表示データ生成部16によって、図
21(a)に示す関連情報表示64が表示される。関連
情報表示64中にはコマーシャルの関連情報を表示した
ウィンドウ64Fが表示される。例えば、表示データ生
成部16は、対応するプログラムガイドの関連情報の欄
に示されるURLにアクセスすることによって、このウ
ィンドウ64Fを表示可能である。
【0134】ウィンドウ64F中のホームページにおい
て、商品購入の注文が可能である。ユーザがリモコン7
1のカーソルキー71E等を用いて商品購入ボタン64
Eをクリックすることで商品購入のための処理が開始さ
れる。商品購入処理についての情報は、例えばユーザイ
ンタフェース部17及び情報管理部15によってデータ
蓄積部14に記録蓄積し、別に定める手段で注文、決済
等を行うか、又は、これらの指示があった時点でリアル
タイムにインターネットに接続して注文、決済等を行
う。
【0135】この場合には、情報管理部15は送受信部
13又は図示しないインターネット接続部によって、注
文、決済等の処理を行う。
【0136】また、詳細情報から商品の購入の処理をす
ることもできる。図16(d)に示す広告主表示57の
選択肢57Bの“いつでも氷”が選択されている状態
で、リモコン71の“CM詳細”ボタン71Bを押す
と、図21(b)に示す詳細情報表示65が表示され
る。この表示65中の詳細情報を表示するウィンドウ6
5Fによって、商品の購入処理が可能である。
【0137】即ち、リモコンのカーソルキー71E等に
より選択位置を移動させ、リモコンの決定キー71Fに
より商品購入ボタン65Eを選択するのである。商品購
入ボタン65Eをクリックすると商品購入のための処理
が開始される。この場合の処理も図21(a)の場合と
同様である。
【0138】なお、このような電子的な商取引を行う際
には、注文や決済に用いられる個人情報等が第三者等に
知られることなく安全に流通する必要があり、一般には
暗号化技術が用いられている。暗号技術を用いる場合に
は、暗号化又は復号化のための鍵の流通方式が問題とな
る。そこで、送受信部13が通信網6として、電話回線
等の専用回線を用いた通信を行うことで、鍵の安全な流
通が可能である。これにより、インターネット等の汎用
回線を用いた場合でも、安全な電子取引を行うことがで
きる。また、情報蓄積装置7A,7B,…に予め暗号化
のための鍵をハードウェア的に又はソフトウェア的に記
憶させ、これを利用する方法も考えられる。
【0139】また、表示データ生成部16は、放送番組
の表示中にコマーシャルに関する表示を表示させること
も可能である。図22はこの場合の表示例を示す説明図
である。
【0140】図22に示すように、画面81は放送番組
等の画像を変形又は縮小した表示81Cとバナー広告表
示81Aとを表示させたものである。バナー広告表示8
1Aは画面右隅に配置し、文字データ又はマルチメディ
アデータによって構成される。バナー広告表示の元とな
る画像情報は、放送受信部11又は送受信部13におい
て受信し、データ蓄積部14に記録蓄積したものであ
る。この場合においても、コマーシャルプログラムガイ
ドに基づく記録蓄積が行われ、蓄積されたプログラムガ
イドに基づいて表示が行われることは上述した各表示形
態の場合と同様である。なお、バナー広告データ、コマ
ーシャルプログラムガイド及びコマーシャル番組の関連
は、情報管理部15によって管理されている。
【0141】画面81の状態で利用者がリモコン71の
“CM詳細”ボタン71Bを押すと、表示データ生成部
16によって、図22(b)に示すように、詳細情報ウ
ィンドウ82Bが表示され、バナー広告と関連付けられ
ている商品又は製品の詳細情報が表示される。更に、詳
細情報ウィンドウ82Bが表示されている状態で利用者
がリモコン71の“CM再生”ボタン71Cを押すと、
表示データ生成部16は、図22(c)に示すように、
再生ウィンドウ83Bを表示させる。この再生ウィンド
ウ83B内において、バナー広告と関連付けられている
コマーシャル映像が再生される。
【0142】詳細情報ウィンドウ82B又は再生ウィン
ドウ83Bの表示の後、再度、リモコン71の“CM詳
細”ボタン71B又は“CM再生”ボタン71Cを押す
と、これらのウィンドウは閉じるが、一定時間経過後に
自動的に閉じるといった他の動作も予め設定することで
可能である。また、設定によっては詳細情報ウィンドウ
等を放送番組の表示上ではなく、バナー広告表示81A
上に変形又は縮小等の処理の後、表示することも可能で
ある。
【0143】図23は本発明の他の実施の形態に係る情
報蓄積装置を示すブロック図である。図23において図
11と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略
する。
【0144】本実施の形態における情報蓄積装置90
は、ユーザ情報管理部98を付加した点が図11の情報
蓄積装置と異なる。ユーザ情報管理部98は、ユーザ操
作に基づく情報をユーザ毎に記憶して管理するようにな
っている。この場合には、ユーザ操作部19としては、
例えば、図26に示すリモコン120を採用する。
【0145】リモコン120は、ユーザを特定するため
の複数のボタン120A,120B,…を有しており、
ユーザがこれらのボタンを操作することで、以後のリモ
コン操作がボタンによって指定されたユーザによるもの
であることを指示することができる。ユーザ操作部19
は、ユーザ指定と共にユーザ操作に基づく信号をユーザ
インタフェース部17を介して情報管理部15に出力す
るようになっている。こうして、ユーザ情報管理部98
は、情報管理部15に制御されて、ユーザ操作に応じた
ユーザ個別の設定をユーザ毎に管理する。
【0146】図24はユーザ情報管理部98が管理する
個人情報管理テーブルを示す説明図である。
【0147】図24に示すように、個人情報管理テーブ
ルは、情報蓄積装置90において一意なユーザ識別子で
あるユーザID、例えばリモコン120のユーザボタン
120A,120B,…に割当てられたユーザ名、ユー
ザボタンを特定するための設定ボタン、好みのジャン
ル、好みの出演者、好みのCMカテゴリの項目を有す
る。
【0148】ユーザは、リモコン120等のユーザボタ
ン120A,120B,…を操作して、個人情報管理テ
ーブルの各項目に設定を行う。なお、図24以外の項目
についても個人情報管理テーブルに設定してもよいこと
は明らかである。
【0149】個人情報管理テーブルはユーザ毎の領域
(図24の各列)を有する。例えば、10H列は、ユー
ザ名として“ママ”が指定されたユーザについてのもの
であり、ユーザIDとして“0002”が割当てられて
いる。なお、ユーザIDは、利用者に示されることはな
く、個人情報設定の際に自動的に割り当てられるもので
ある。ユーザID“0002”(ユーザ名は“ママ”)
については、リモコン120のユーザボタン“B”12
0Bに割り当てられており、好みのジャンルが“美術”
で、好みの出演者は未設定で、好みのCMカテゴリは
“冷蔵庫”であることが設定されている。
【0150】図24の例では、項目10A,10B,1
0Cに複数の事項を設定することはできないが、項目1
0D,10E,10Fには単数又は複数の事項を設定し
てもよく、また、空きでもよい。また、この個人情報管
理テーブルの設定は必ずしも個人別に行う必要があるわ
けではない。
【0151】1ユーザが個人情報管理テーブルを使用す
ることで、興味分野毎の管理が可能である。図25はこ
の場合の個人情報管理テーブルを示す説明図であり、1
人の利用者が興味分野毎に設定を行っている例を示して
いる。図25において、列10Kはビジネス関連、列1
0Lは趣味関連、列10Mはスポーツ関連についての情
報が夫々設定されている。
【0152】本実施の形態においては、個人情報管理テ
ーブルは、放送番組又はコマーシャルの記録及び再生
(視聴)時に用いられるようになっている。
【0153】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図27のフローチャートを参照して説明す
る。図27において図12と同一の手順には同一符号を
付して説明を省略する。
【0154】本実施の形態においてもコマーシャル及び
コマーシャルプログラムガイドについての処理は図11
と同様であり、コマーシャルの自動録画設定のアルゴリ
ズムとしては様々考えられる。例えば、図27に示すア
ルゴリズムによってコマーシャルの自動録画を行う。
【0155】即ち、蓄積したプログラムガイドに従って
録画候補リストを作成し、非照合番組を選定するまでの
動作は図11の実施の形態と同様である。
【0156】本実施の形態においては、次のステップ2
2Lにおいて、蓄積しているプログラムガイドのジャン
ル、出演者、カテゴリのいずれかが個人情報管理テーブ
ルに記載されているか否かを調べる。記載されていなけ
れば録画の対象とはせずに、処理を次の候補の選択(ス
テップ4D)に戻す。記載されていれば、これとリスト
掲載の他の録画候補の録画時間、チャンネル等の録画予
約に必要な情報を照合する(ステップ4E)。
【0157】他の作用は図12と同様である。
【0158】本実施の形態においては、個人情報管理テ
ーブルに設定された個人情報は、コマーシャルの視聴時
にも利用することができる。いま、図24に示す個人情
報管理テーブルがユーザ情報管理部98において管理さ
れているものとし、ユーザが装置の起動時又は任意のタ
イミングで現利用者を設定するために自らに割り当てら
れたユーザボタンを押すものとする。例えば、現利用者
が“ママ”であるものとする。ユーザは、ユーザ名“マ
マ”を設定するためにユーザボタン120Bを押す。こ
のユーザ操作は、ユーザインタフェース部17から情報
管理部15に伝えられる。情報管理部15はユーザ情報
管理部98に格納されている情報と照合して、現利用者
がユーザID“0002”であることを設定する。
【0159】次に、ユーザは図26に示すリモコン12
0の“CM情報”ボタン120Cを押すものとする。こ
の操作に基づく指令は、ユーザインターフェース部17
によって受信され、ユーザからコマーシャル情報表示の
指示があったことが情報管理部15に伝達される。情報
管理部15は利用者からの指示に対応して、コマーシャ
ル表示を表示させる。
【0160】図28はこの場合のコマーシャル表示11
5を示す説明図である。
【0161】ユーザは図11の実施の形態と同様に、コ
マーシャル情報を探索して視聴するために、どのような
見方をするかの選択操作を行う。例えば、いま、ユーザ
がリモコン120のカーソルキー等を操作して、被選択
項目115Bを選択する。即ち、ユーザがカテゴリ別の
表示を選択するものとする。
【0162】そうすると、ユーザインタフェース部17
は、カテゴリ別の表示が選択されたことを情報管理部1
5に出力する。情報管理部15は、ユーザ情報管理部9
8との間でデータの送受を行って、個人情報管理テーブ
ル中のユーザID“0002”の列の項目“好みのCM
カテゴリ”の内容が“冷蔵庫”であることを判別して、
この情報をユーザインタフェース部17を介して表示デ
ータ生成部16に出力する。これにより、表示データ生
成部16は、蓄積されているプログラムガイド(図15
参照)のカテゴリの第2分類が“冷蔵庫”であるコマー
シャルをリストアップし、これらの広告主とCM名を取
り出してその文字列を配置して、図28(b)に示すカ
テゴリ表示116を画面上に表示する。
【0163】更に、選択肢116Bの“いつでも氷”が
選択されている状態で、ユーザがリモコン120の“C
M詳細”ボタン120Dを押すものとする。そうする
と、表示データ生成部16は、対応するプログラムガイ
ドの詳細情報の欄に記述された文字列を表示することに
より、図29(a)に示す詳細情報表示111を表示す
る。詳細情報表示111中には詳細情報を示すウィンド
ウ111Dが表示されている。
【0164】再度、リモコン120の“CM詳細”ボタ
ン120Dを押すとウィンドウ111Dは閉じるが、一
定時間経過後に自動的に閉じる等他の動作も予め設定し
ておくことで可能である。
【0165】次に、詳細情報表示111が表示されてい
る状態でリモコン120の“CM再生”ボタン120E
を押すものとする。そうすると、図29(b)に示すコ
マーシャル映像表示112が表示される。コマーシャル
映像表示112中には、コマーシャル映像を映出するウ
ィンドウ112Dが表示されている。
【0166】コマーシャル映像表示112を表示するた
めの方法は、図11の実施の形態と同様である。
【0167】更に、詳細情報表示111が表示されてい
る状態でリモコン120の“CM関連”ボタン120F
を押すと、図30(a)に示す関連情報表示113が表
示される。表示113中には、コマーシャル関連情報を
表示したウィンドウ113Dが表示される。
【0168】関連情報表示113を表示するための方法
等も、図11の実施の形態と同様である。
【0169】商品購入等を予定している場合には、ユー
ザが個人情報の好みのカテゴリ項目に購入予定の商品に
関する事項を設定しておくことで、この商品に関する複
数の商品情報、コマーシャル映像及び関連情報等を複数
蓄積することができる。これらの情報を図29に示すよ
うな方法で情報及びデータの視聴・閲覧をすることは購
入予定商品の比較検討の一助となる。
【0170】また、図30(b)はユーザ“パパ”がコ
マーシャル表示において出演者別を選択した場合の、詳
細情報表示114を示している。従来、コマーシャルの
放送時間や内容を事前に知ることは困難であり、好みの
芸能人やタレントが出演するコマーシャルや話題となっ
ているコマーシャルを視聴しようとする場合には、テレ
ビ番組を長時間録画してその出現確率を高めるより他無
かったが、本実施の形態によって、好みの項目に出演者
等を設定しておくことで、好みの芸能人やタレントが出
演するコマーシャルや話題となっているコマーシャルを
自動的に蓄積して視聴することが可能となる。
【0171】図31及び図32は本発明の他の実施の形
態に係る情報蓄積装置を示すブロック図である。図31
及び図32において図23と同一の構成要素には同一符
号を付して説明を省略する。本実施の形態は視聴者が録
画又は再生したコマーシャルの履歴をサービス情報提供
者に還流して、マーケティング等に利用するようにした
ものである。
【0172】図31及び図32においては、夫々履歴記
録部23Aを付加した点が図11又は図23と異なる。
【0173】図11の実施の形態においては、サービス
受信者21である利用者は、興味あるコマーシャルを選
択して視聴等を行い、更に、図23の実施の形態におい
ては、利用者はコマーシャルの記録蓄積時においても興
味あるコマーシャルを選択する。本実施の形態において
は、利用者によるコマーシャルの選択の履歴データをサ
ービス情報提供者24に還流することで、広告主23、
サービス発信者22又はサービス情報提供者24が活用
することを可能する。
【0174】履歴記録部23Aは、データ蓄積部14に
録画されたコマーシャル又はデータ蓄積部14から再生
されたコマーシャルの履歴を記録する。例えば、履歴記
録部23Aは録画又は再生されたコマーシャルのCM
IDを履歴データとして順に記録すればよい。また、図
32の履歴記録部23Aは、更に詳細なデータとして、
ユーザ情報管理部98によって管理されている個人情報
管理テーブルのジャンル、出演者及びカテゴリ等のデー
タをCM IDと共に記録してもよい。
【0175】履歴記録部23Aが取得した履歴データ
は、図示しない記録手段によって記録保持され、所定の
タイミング又は情報を収集した時点でリアルタイムに、
送受信部13から通信網6を介してサービス情報提供者
24に伝送される。
【0176】履歴データは、サービス情報提供者24と
の有償又は無償の契約に基づいて、サービス情報提供者
24、広告主23又はサービス発信者22において活用
される。
【0177】なお、情報蓄積装置31,32内に格納さ
れている個人情報の提供に関しては、サービス受信者2
1とサービス情報提供者24との有償もしくは無償の契
約、又は、その他システムを構成する当事者間の契約に
基づいて行われる。また、履歴データを還流させる仕組
みはコマーシャル関連の情報又はデータ以外にも適応可
能である。
【0178】例えば、情報蓄積装置31,32において
記録した放送番組の視聴履歴等もサービス情報提供者2
4を介して各当事者に提供することができる。これによ
り、コマーシャルの商品等を提供する広告主23は、視
聴者(消費者)の消費動向を把握することが可能となり
商品作り等に活かすことができる。また、放送番組等を
制作及び提供しているサービス発信者22は視聴者の消
費動向を把握することが可能となり番組作り等に活かす
ことができる。
【0179】図33は本発明の他の実施の形態に係る情
報蓄積装置の構成を示すブロック図である。図33にお
いて図23と同一の構成要素には同一符号を付して説明
を省略する。
【0180】本実施の形態における情報蓄積装置200
は映像検査部210を付加した点が図23の情報蓄積装
置90と異なる。映像検査部210は、コマーシャル画
像中に重畳画像が存在するか否かの検出や受信状態の良
否の判定を行って、ノイズ映像の有無を検査する。
【0181】なお、ノイズ映像とは、映像の一部にコマ
ーシャル等の映像音声データとは無関係なデータ又は情
報が表示されているような映像や、気象等の影響で受信
状態が悪い場合に映像全体の画質が別に所定の基準を下
回っている映像等を指す。ノイズ映像の検査は画像処理
的手法等をとることが考えられるが、その手法について
は特に限定されない。
【0182】情報管理部15は、映像検査部210の検
査結果が与えられ、コマーシャル画像中に重畳画像が存
在する場合や受信状態が劣悪である場合等には、同一の
コマーシャルが放送される時には、新たに受信したコマ
ーシャルをデータ蓄積部14に記憶蓄積させるようにな
っている。
【0183】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図34のフローチャート及び図35の説明
図を参照して説明する。
【0184】通信網6(図1参照)又は放送網3を介し
てコマーシャル及びコマーシャルプログラムガイドが伝
送され、コマーシャルプログラムガイド等に基づいてコ
マーシャルの蓄積及びプログラムガイドの蓄積が行われ
ること等は図23の実施の形態と同様である。また、プ
ログラムガイドに基づいてコマーシャルの再生が行われ
ることも図23の実施の形態と同様である。
【0185】図35はコマーシャル名“いつでも氷”の
コマーシャル映像表示141を示している。コマーシャ
ル映像表示141中には、コマーシャル映像を映出する
ウィンドウ141Cが表示されている。
【0186】更に、コマーシャル映像を映出するウィン
ドウ141C中の左上には時刻表示141Dが表示され
ている。このようなコマーシャルと直接関係無い情報又
はデータがコマーシャル映像に重畳されて放送されるこ
とがある。この場合には、コマーシャルの自動録画と同
時にこれらの情報も録画される可能性がある。
【0187】これらのコマーシャルと直接関係無い情報
又はデータ(ノイズ映像)は、利用者にとって目障りで
あったり、時刻表示の場合等は現在時刻と錯覚して混乱
を招く。また、広告主にとってもコマーシャルによって
伝えたい情報の一部が欠落することになる。このように
コマーシャルの送り手にとっても受け手にとっても、ノ
イズ映像は不利益をもたらすことがある。
【0188】そこで、本実施の形態においては、映像検
査部210は、所定のタイミングで、データ蓄積部14
に記録蓄積されているコマーシャル画像にノイズ映像が
含まれるか否かを検査する(ステップ13B)。蓄積映
像の1つを選択してノイズ映像の検査を行い、ノイズ映
像が含まれると判断されない場合には、ステップ13C
から処理を終了し、選択した蓄積映像に関する処理は行
われない(ステップ13L)。
【0189】検査映像中にノイズ映像が含まれると判断
された場合には、プログラムガイドに記載の放送情報に
基づいて、検査したコマーシャルについて録画時間の候
補リストを作成する(ステップ13D)。なお、リスト
を作成する場合には、同様のノイズ映像の録画を避ける
ために、同一時間帯の優先度は下げられる。
【0190】作成した候補リストを用いて、上記各実施
の形態と同様のアルゴリズムでコマーシャル映像の自動
録画を行う。この場合には、録画映像は一時的な蓄積エ
リア又は一時的なファイル識別子を付す等仮の状態で格
納される。自動録画が行われると、ノイズ映像の検査が
行われ(ステップ13F)、事前に蓄積してある映像よ
りもノイズの程度が改善されている場合には(ステップ
13G)、仮の状態で格納されていた映像を本来の蓄積
映像として格納しなおす(ステップ13K)。
【0191】新たに自動録画したコマーシャル映像に対
する検査の結果、事前に蓄積されている映像よりもノイ
ズの程度が改善されてない場合には、ステップ13Hに
おいて自動録画の候補時間を変更し、代替候補がなくな
るまで同様の操作を繰り返す(13J)。
【0192】図35(b)は図34のアルゴリズムによ
って差し替えが行われた後のコマーシャル名“いつでも
氷”のコマーシャル映像表示142を示している。表示
142中のウィンドウ142Dには時刻表示が142D
が表示されていない。
【0193】このように、本実施の形態においては、ノ
イズ映像がなく見やすいコマーシャル映像を表示するこ
とができる。
【0194】更に、本実施の形態はノイズ映像を検査す
ることで、同一コマーシャルの他の録画時間帯のコマー
シャルを記録蓄積するようにしたが、他の理由によって
異なるバージョンのコマーシャルを記録蓄積させるよう
にすることも可能である。
【0195】一般的には、コマーシャル映像には時間等
が異なる複数のバージョンが存在する。広告主23(図
1参照)はより多くの情報を消費者であるサービス受信
者21に提供したいと考えられることから、同一バージ
ョンのコマーシャルであれば、より長時間のコマーシャ
ル映像の記録蓄積が望まれる。記録蓄積されているプロ
グラムガイドに対して関連付け可能なコマーシャル映像
が1つに限定されている場合には、ノイズ映像の検査を
行わずに時間の比較を行うことでより広告主23の希望
に添ったコマーシャル映像を記録蓄積しておくことが可
能である。即ち、広告主ができるだけ時間が長いバージ
ョンのコマーシャル映像を提供することが希望である場
合には、15秒コマーシャル映像の蓄積後に30秒コマ
ーシャル映像が記録されることによって差し替えが行わ
れる。
【0196】また、利用者が多くの種類のコマーシャル
の蓄積を希望しているにも拘わらず、データ蓄積部14
に記録蓄積される全コマーシャル映像の記録容量が限定
されている場合にはノイズ映像の検査を行わずに時間の
比較を行うことでより利用者の希望に添ったコマーシャ
ル映像の記録蓄積が可能である。即ち、この場合には、
30秒コマーシャル映像の蓄積後に同一コマーシャルに
ついての15秒コマーシャル映像が記録されれば差し替
えが行われる。
【0197】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レビコマーシャルの放送日時及びチャンネル等の録画に
必要な情報、並びに、コマーシャルによって広告される
商品等の詳細情報を消費者に提供することを可能にする
ことによりコマーシャルの有効利用を促進することがで
きるという効果を有すると共に、消費者が商品等の詳細
情報を取得することができるという効果を有し、更に、
消費者に提供されたコマーシャルを自動的に記録するこ
とができるという効果を有し、また、記録されたコマー
シャルを所定の分類毎に提示することができるという効
果を有し、また、広告主が支払った広告料に相当する広
告視聴率を得やすくすることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】図1のネットワークによるデータ等の流通関係
を示す説明図。
【図3】図1のネットワークにおけるビジネス上の関係
(費用負担)を説明するための説明図。
【図4】図1中の放送局1の具体的な構成を示すブロッ
ク図。
【図5】CM放送スケジュール蓄積部162に蓄積され
るCM放送スケジュール情報のフォーマットを示す説明
図。
【図6】図1中の情報提供装置4の具体的な構成を示す
ブロック図。
【図7】関連情報管理部153が管理するCM関連情報
の例を示す説明図。
【図8】コマーシャルプログラムガイド蓄積部155に
蓄積されるコマーシャルプログラムガイドの例を示す説
明図。
【図9】コマーシャルプログラムガイド作成部154に
よる変更例を示す説明図。
【図10】コマーシャルプログラムガイド作成部154
による変更例を示す説明図。
【図11】図1中の情報蓄積装置7A,7B,…の具体
的な構成を示すブロック図。
【図12】図1の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図13】図12の自動録画設定のアルゴリズム中の予
約照合処理(ステップ4E)のアルゴリズムを詳細に示
すフローチャート。
【図14】自動記録設定アルゴリズムを示すフローチャ
ート。
【図15】録画されたコマーシャルに対応させて記録す
るプログラムガイドの記録例を示す説明図。
【図16】画面表示の表示例を示す説明図。
【図17】画面表示の表示例を示す説明図。
【図18】画面表示の表示例を示す説明図。
【図19】リモコンを示す説明図。
【図20】リモコンを示す説明図。
【図21】画面表示の表示例を示す説明図。
【図22】画面表示の表示例を示す説明図。
【図23】本発明の他の実施の形態に係る情報蓄積装置
を示すブロック図。
【図24】図23中のユーザ情報管理部98が管理する
個人情報管理テーブルを示す説明図。
【図25】個人情報管理テーブルを示す説明図。
【図26】リモコンを示す説明図。
【図27】図23の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図28】画面表示の表示例を示す説明図。
【図29】画面表示の表示例を示す説明図。
【図30】画面表示の表示例を示す説明図。
【図31】本発明の他の実施の形態に係る情報蓄積装置
を示すブロック図。
【図32】本発明の他の実施の形態に係る情報蓄積装置
を示すブロック図。
【図33】本発明の他の実施の形態に係る情報蓄積装置
を示すブロック図。
【図34】図33の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図35】図33の実施の形態の動作を説明するための
説明図。
【符号の説明】
1…放送局、3…放送網、4…情報提供装置、5,6…
通信網、7A,7B…情報蓄積装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 Z 5D110 5/765 7/173 640Z 5/7826 5/782 K 7/173 640 Z (72)発明者 高橋 敏哉 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 是津 達也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 磯部 庄三 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 天野 真家 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA23 HA11 JA33 JB22 KA04 KC29 KC39 LB08 5C018 FA03 FB01 HA10 5C025 BA27 CA02 CA09 CB08 DA05 5C052 AA01 CC01 DD04 EE02 EE03 5C064 BA07 BB01 BB10 BC18 BC23 BC25 BD03 BD08 BD16 5D110 AA04 AA13 AA27 AA29 DA01 DA14 DA15 DA16 DA17 DB09 DB10 DB11 DB17 DE02 DE04 DE06 FA04 FA08

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を配信すると共に前記所定の
    情報の配信についての配信スケジュールを作成する情報
    配信手段と、 前記情報配信手段により提供される前記配信スケジュー
    ルに基づく配信情報ガイドを作成するものであって、前
    記情報配信手段による所定の情報の配信に対する対価及
    び前記配信情報ガイドの作成に対する対価のうちの少な
    くとも一方の対価に応じて、前記配信スケジュールの内
    容変更の決定及び前記配信スケジュールに付加する付加
    情報の内容の決定のうちの少なくとも一方を行って前記
    配信情報ガイドを作成する情報提供手段と、 前記情報提供手段からの配信情報ガイドを受信し、受信
    した配信情報ガイドに基づいて前記情報配信手段からの
    所定の情報を受信して蓄積する情報蓄積手段とを具備し
    たことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報蓄積手段と前記情報配信手段と
    は、所定の電気通信回線によって相互に信号の伝送を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記情報配信手段は、前記情報提供手段
    に所定の電気通信回線を介して前記配信スケジュールを
    伝送することを特徴とする請求項1に記載の情報配信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記情報提供手段は、前記情報配信手段
    による所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情報
    ガイドの作成に対する対価のうちの少なくとも一方の対
    価に応じた優先度の情報を前記付加情報とすることを特
    徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記情報蓄積手段は、前記優先度の情報
    に基づいて、前記情報配信手段からの所定の情報の蓄積
    の優先度を決定することを特徴とする請求項4に記載の
    情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記情報蓄積手段が受信した前記配信情
    報ガイドに基づく情報ガイドを蓄積し、蓄積した前記情
    報ガイドに基づいて前記情報蓄積手段に蓄積されている
    前記所定の情報の読出しを行って、読み出した前記所定
    の情報に基づく提示を行う情報提示手段を更に具備した
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記情報提示手段による情報の提示の履
    歴に基づく情報を前記情報提供手段に送信する履歴情報
    送信手段を更に具備したことを特徴とする請求項6に記
    載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】 所定の情報の配信についての配信スケジ
    ュールを受信して記憶する受信手段と、 前記配信スケジュールに基づく配信情報ガイドを作成す
    るものであって、前記所定の情報の配信に対する対価及
    び前記配信情報ガイドの作成に対する対価のうちの少な
    くとも一方の対価に応じて、前記配信スケジュールの内
    容変更の決定及び前記配信スケジュールに付加する付加
    情報の内容の決定のうちの少なくとも一方を行って前記
    配信情報ガイドを作成する配信情報ガイド作成手段と、 前記配信情報ガイドを送信する配信情報ガイド送信手段
    とを具備したことを特徴とする情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記配信情報ガイド作成手段は、前記受
    信手段が受信した前記配信スケジュールに前記所定の情
    報の内容に応じた情報を付加した後に対価に応じた前記
    配信情報ガイドを作成することを特徴とする請求項8に
    記載の情報提供装置。
  10. 【請求項10】 前記配信情報ガイド作成手段は、前記
    所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情報ガイド
    の作成に対する対価のうちの少なくとも一方の対価に応
    じた優先度の情報を前記付加情報とすることを特徴とす
    る請求項8に記載の情報配信システム。
  11. 【請求項11】 前記配信情報ガイド作成手段は、前記
    所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情報ガイド
    の作成に対する対価のうちの少なくとも一方の対価に応
    じて、前記所定の情報の内容に応じた情報の付加を決定
    することを特徴とする請求項9に記載の情報提供装置。
  12. 【請求項12】 所定の情報の配信についての配信スケ
    ジュールに基づく配信情報ガイドであって、前記所定の
    情報の配信に対する対価及び前記配信情報ガイドの作成
    に対する対価のうちの少なくとも一方の対価に応じて、
    前記配信スケジュールの内容変更の決定及び前記配信ス
    ケジュールに付加する付加情報の内容の決定のうちの少
    なくとも一方を行って作成された前記配信情報ガイドが
    入力される配信情報ガイド受信手段と、 前記配信情報ガイドに基づいて、配信された前記所定の
    情報を蓄積するか否かを決定する情報管理手段と、 前記情報管理手段の決定に従って配信された前記所定の
    情報を記録蓄積する配信情報蓄積手段とを具備したこと
    を特徴とする情報蓄積装置。
  13. 【請求項13】 前記配信情報ガイド受信手段によって
    受信された前記配信情報ガイドに基づく情報ガイドを蓄
    積する情報ガイド蓄積手段と、 前記情報ガイド蓄積手段が蓄積した前記情報ガイドに基
    づいて、前記配信情報蓄積手段に蓄積されている前記所
    定の情報の読出しを行って、読み出した前記所定の情報
    に基づく提示を行う提示情報生成手段とを更に具備した
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報蓄積装置。
  14. 【請求項14】 前記情報管理手段は、前記配信情報ガ
    イドに含まれる付加情報である優先度の情報に基づい
    て、前記配信された所定の情報を蓄積するか否かを決定
    することを特徴とする請求項12に記載の情報蓄積装
    置。
  15. 【請求項15】 前記提示情報生成手段は、前記情報ガ
    イドに含まれる分類に従って、前記情報ガイドの内容及
    び前記配信された所定の情報を分類毎に階層表示させる
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報蓄積装置。
  16. 【請求項16】 前記提示情報生成手段による階層表示
    の階層を移動させるためのユーザ操作を受けて、前記階
    層表示を変更可能にするユーザインタフェース手段を更
    に具備したことを特徴とする請求項15に記載の情報蓄
    積装置。
  17. 【請求項17】 前記ユーザインタフェース手段による
    ユーザ操作の履歴に基づく情報を記憶する履歴情報記憶
    手段と、 前記履歴情報を送信する履歴情報送信手段とを更に具備
    したことを特徴とする請求項16に記載の情報蓄積装
    置。
  18. 【請求項18】 前記配信情報蓄積手段は、蓄積した前
    記所定の情報に含まれるノイズ情報を検出するノイズ情
    報検出手段と、 前記ノイズ情報を含む前記所定の情報と同一の情報が再
    度配信されることを前記配信情報ガイドによって検出し
    て、この情報を再度記録蓄積する更新手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報蓄積装置。
  19. 【請求項19】 所定の情報を配信すると共に前記所定
    の情報の配信についての配信スケジュールを作成する処
    理と、 前記配信スケジュールに基づく配信情報ガイドであっ
    て、前記所定の情報の配信に対する対価及び前記配信情
    報ガイドの作成に対する対価のうちの少なくとも一方の
    対価に応じて、前記配信スケジュールの内容変更の決定
    及び前記配信スケジュールに付加する付加情報の内容の
    決定のうちの少なくとも一方を行って前記配信情報ガイ
    ドを作成する処理とを具備したことを特徴とする情報提
    供方法。
  20. 【請求項20】 前記配信情報ガイドを受信し、受信し
    た配信情報ガイドに基づいて前記所定の情報を受信して
    蓄積する処理を更に具備したことを特徴とする請求項1
    9に記載の情報提供方法。
  21. 【請求項21】 放送局において、広告情報の放送につ
    いての放送スケジュールを作成する処理と、 情報提供装置において、前記放送スケジュールに基づく
    コマーシャルプログラムガイドであって、前記広告情報
    の放送に対する広告料及び前記コマーシャルプログラム
    ガイドの作成に対する報酬のうちの少なくとも一方に応
    じて、前記放送スケジュールの変更及び追加を行ってコ
    マーシャルプログラムガイドを作成する処理と、 情報蓄積装置において、前記情報提供装置から所定の通
    信網を介して伝送された前記コマーシャルプログラムガ
    イドを受信し、受信した前記コマーシャルプログラムガ
    イドに基づいて前記放送局からの広告情報を記録蓄積す
    る処理とを具備したことを特徴とする情報提供方法。
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