JP2001251242A - 基地局装置、移動通信システム及び送信電力制御方法 - Google Patents

基地局装置、移動通信システム及び送信電力制御方法

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JP2001251242A JP2000059104A JP2000059104A JP2001251242A JP 2001251242 A JP2001251242 A JP 2001251242A JP 2000059104 A JP2000059104 A JP 2000059104A JP 2000059104 A JP2000059104 A JP 2000059104A JP 2001251242 A JP2001251242 A JP 2001251242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉除去効果の向上を図り、かつ、処理遅延
の少ない送信電力の制御を行うことができる基地局装
置、移動無線システム及び送信電力制御方法。 【解決手段】 干渉除去機能を具備するセルラー移動通
信システムにおいて、無線基地局装置の干渉除去受信部
12内の前段の干渉除去受信回路120aにより干渉除
去を行った受信信号と、後段の干渉除去回路120nに
より干渉除去を行った受信信号とのSIRを測定する手
段14と、得られたSIRを元に補正SIRを算出し、
現在の初段SIRと過去の補正SIRとから送信電力制
御用SIRを推定する手段15と、送信電力用SIRと
目標SIRとを比較することにより送信電力制御信号を
作成する手段16とを備える。この信号を移動端末に送
信することにより移動端末の送信電力制御を行う。これ
により、干渉除去回路1段分の処理遅延のみで、干渉除
去効果を考慮にいれた送信電力制御が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
及び送信電力制御方法に係り、特に、符号分割多元接続
(以下、CDMAという)方式を適用したセルラー式の
移動通信システムの基地局装置、該基地局装置を用いた
移動通信システム及び送信電力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式のセルラー移動通信システ
ムは、複数の移動端末が同一の周波数帯域を共有して基
地局装置との通信を行うことが可能なものである。そし
て、この移動通信システムは、ある移動端末と基地局装
置とが通信を行う場合、その移動端末が基地局装置に対
して発信した信号(希望信号)にとって、他の移動端末
が基地局装置に対して発信した信号(非希望信号)が干
渉となり、この信号が、希望の移動端末と基地局装置と
の通信の妨げになるものである。干渉レベルは、基地局
装置が受信する非希望信号波の受信レベルに比例して大
きくなり、非希望信号の受信レベルは、非希望移動端末
から送信される送信電力に比例する。従って、CDMA
方式の移動通信システムは、干渉レベルを最小限に抑え
るために、移動端末からの送信電力を基地局装置が制御
し、基地局装置での受信レベルが常に必要最小限となる
ような送信電力の制御が必要となる。
【0003】前述のための送信電力の制御方法に関する
従来技術として、閉ループ電力制御と呼ばれる方法が知
られている。この電力制御方法を実行する基地局装置
は、上りチャネルの信号対干渉電力比(SIR値)や、
受信電力等といった受信品質を測定してシステムで決定
された所望の目標値と比較し、その結果に基づいて移動
端末の送信電力の増加または減少指示を意味する送信電
力制御信号を作成し、次に、この送信電力制御信号を送
信データのフレームに付加して移動端末に送信してい
る。送信電力制御信号を受け取った移動端末は、その増
減指示に従って送信電力を制御する。この制御を繰り返
すことにより、基地局装置での受信品質レベルを目標値
に収束させることができる。
【0004】また、最近、符号多重された信号から逆拡
散により希望信号を検出する際に発生する各移動端末に
割り当てられた拡散符号の相互相関による干渉を除去す
る方法が注目されており、この方式の1つとして、マル
チユーザ受信方式の干渉除去装置が提案されている。
【0005】このマルチユーザ受信方式は、最初の段で
全てのユーザ信号を一旦復調し、各ユーザの干渉レプリ
カを作成して、受信された入力信号から希望波信号であ
るユーザ信号以外の干渉レプリカを減じて干渉を除去
し、次の段でこの信号を用いて再度希望波信号であるユ
ーザ信号の復調を行うことにより、第2段の復調結果の
信号を、初段の復調結果より信号品質の向上させるとい
うものである。そして、このような構成を多段に用い、
一連の処理を複数回繰り返すことによって干渉を除去す
ることができる。
【0006】このような干渉除去機能を具備した基地局
装置の送信電力制御方法に関する従来技術として、例え
ば、特開平10−247894号公報等に記載された技
術が知られている。
【0007】この従来技術による送信電力の制御方法
は、複数段で構成される干渉除去受信回路を全て通った
後の受信信号を使って各ユーザのSIR値を測定し、そ
のSIR値と予め設定された目標SIR値値とを比較回
路により比較し、その結果を送信電力制御ビットとして
送信フレーム内に付加して、送信フレームを移動端末へ
送信するというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、干渉除去機能
を具備した基地局装置での前述の従来技術のような構成
による送信電力の制御方法は、干渉除去効果を充分に引
き出した上での送信電力の制御を行うことができないと
いう問題点を有している。
【0009】すなわち、最終段の干渉除去受信回路を通
った信号のSIR値を用いた送信電力の制御は、多段構
成である干渉除去受信回路による処理遅延が大きいた
め、受信信号をアンテナで受信してから送信電力制御信
号を生成するまでに時間がかかってしまい、結果として
送信電力制御の誤差が大きくなる。このため、前述の従
来技術は、移動端末の送信電力を正確に制御することが
できず、送信電力が受信装置にとって希望したものより
大きくなった場合に、他の移動端末にとっての干渉量が
増加するという問題点が生じてしまう。
【0010】一方、SIR値を測定するまでの処理遅延
をより少なくする為に、初段の干渉除去回路を通った信
号のSIR値を使って送信電力制御を行う方法も考えら
れる。この方法は、干渉除去回路による処理遅延を少な
くすることができ、受信信号を受信してからSIR値を
測定するまでの時間を短くすることができる。従って、
この方法は、SIR値を使った送信電力制御の遅延も少
なくなり、送信電力制御の誤差を少なくすることができ
るものである。
【0011】しかし、この方法は、障害用するSIR値
に干渉除去効果が充分に反映されておらず、このSIR
値で送信電力制御を行った場合、システムとして移動端
末の送信電力を更に下げることができるにも関わらず、
送信電力を下げられないという問題点が生じる。さら
に、この方法は、干渉除去効果が充分に働いていない信
号を使用して送信電力の制御を行うことになるので、こ
の制御自体の精度が悪いという問題点を有している。
【0012】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、干渉除去効果の向上を図り、かつ、処理遅
延の少ない送信電力の制御を行うことのできる基地局装
置、移動通信システム及び送信電力制御方法を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、複数の移動端末と、複数段の干渉除去受信回路を持
つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装置とから構成
され、基地局装置内の各段の干渉除去受信回路が干渉除
去処理を行う移動通信システムにおける基地局装置にお
いて、前記干渉除去受信部の前段の干渉除去受信回路に
よって干渉除去された受信信号を元に測定した信号対干
渉電力比であるSIR値と後段の干渉除去受信回路によ
って干渉除去された受信信号のSIR値とに基づいて補
正SIR値を算出する手段と、算出された補正SIR値
に基づいて送信電力制御用SIR値を推定する手段と、
推定した送信電力制御用SIR値を用いて送信電力制御
信号を生成する手段と、移動端末の送信電力を制御する
ために、前記生成した送信電力制御信号を下りフレーム
に付加する送信電力制御手段とを備えることにより達成
される。
【0014】また、前記目的は、前記補正SIR値が、
後段の干渉除去受信回路によって干渉除去された受信信
号のSIR値である後段SIR値から前段の干渉除去受
信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値であ
る前段SIR値を減算することにより、あるいは、後段
SIR値から前段SIR値を減算したものを特定周期で
積分して平均化することにより算出した値であることに
より達成される。
【0015】また、前記目的は、前記送信電力制御用S
IR値が、前段SIR値から補正SIR値を減ずること
により算出した値であることにより、また、前記送信電
力制御信号が、送信電力制御用SIR値と目標SIR値
とを比較した結果に基づいて作成した値であることによ
り、また、前記前段SIR値が、前記複数段の干渉除去
受信回路を持つ干渉除去受信部の初段から最終段の手前
までのいずれか1つの干渉除去受信回路によって干渉除
去された受信信号に基づいて測定されたSIR値である
ことにより達成される。
【0016】また、前記目的は、複数の移動端末と、複
数段の干渉除去受信回路を持つ干渉除去受信部を備える
複数の基地局装置とから構成され、基地局装置内の各段
の干渉除去受信回路が干渉除去処理を行う移動通信シス
テムにおける基地局装置において、前記干渉除去受信部
の前段の干渉除去受信回路によって干渉除去された受信
信号を元に測定した信号対干渉電力比であるSIR値と
後段の干渉除去受信回路によって干渉除去された受信信
号のSIR値とに基づいて補正SIR値を算出する手段
と、算出された補正SIR値に基づいて補正目標SIR
値を推定する手段と、推定した補正目標SIR値を用い
て送信電力制御信号を生成する手段と、移動端末の送信
電力を制御するために、前記生成した送信電力制御信号
を下りフレームに付加する送信電力制御手段とを備える
ことにより達成される。
【0017】また、前記目的は、前記補正SIR値が、
後段の干渉除去受信回路によって干渉除去された受信信
号のSIR値である後段SIR値から前段の干渉除去受
信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値であ
る前段SIR値を減算することにより、あるいは、後段
SIR値から前段SIR値を減算したものを特定周期で
積分して平均化することにより算出した値であることに
より達成される。
【0018】また、前記目的は、前記補正目標SIR値
が、目標SIR値から補正SIR値を減算することによ
り算出した値であることにより、また、前記送信電力制
御信号が、前段SIR値と補正目標SIR値とを比較
し、その結果に基づいて作成すされことにより、また、
前記平均化する周期が、基地局装置と基地局制御局との
間の送信電力制御周期より短いことにより達成される。
【0019】さらに、前記目的は、複数の移動端末と、
複数段の干渉除去受信回路を持つ干渉除去受信部を備え
る複数の基地局装置とから構成され、基地局装置内の各
段の干渉除去受信回路が干渉除去処理を行う移動通信シ
ステムにおいて、前記基地局装置として、前述した手段
を備える基地局装置を使用することにより達成される。
【0020】また、前記目的は、前述の移動通信システ
ムにおいて、基地局装置が、補正SIR値を算出する手
段及び送信電力制御用SIR値を算出する手段をCPU
とソフトウェアメモリで構成することにより、また、補
正目標SIR値を算出する手段をCPUとソフトウェア
メモリとにより構成することにより達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による移動通信シス
テム及び送信電力制御方法の実施形態を図面により詳細
に説明する。
【0022】図1は本発明が適用された移動通信システ
ムの構成を示すブロック図、図2は移動端末と無線基地
局装置との構成を示すブロック図、図3は本発明の第1
の実施形態による無線基地局装置の詳細な構成を示すブ
ロック図、図4は送信電力制御用SIR推定部の構成を
示すブロック図、図5は補正SIR算出手段と送信電力
制御用SIR推定手段との構成を説明する図、図6は送
信電力制御用SIR推定部のSIRテーブルメモリの構
成を説明する図、図7は送信電力制御用SIRを推定す
る処理動作を説明するフローチャートである。図1〜図
5において、100は無線基地局装置、101〜10n
は移動端末、10、17、40、41はアンテナ、11
は受信無線モジュール、12は干渉除去受信部、13、
13a〜13n、43は復号化部、14はSIR測定
部、15は送信電力制御用SIR推定部、16は送信電
力制御信号作成部、18は送信無線モジュール、19は
加算回路、20a〜20nは拡散回路、21a〜21n
はフレーム作成部、22、46は符号化部、42は同期
検波部、44は送信電力制御部、45は可変利得増幅
器、47は比較部、48は加算部、120a〜120n
は干渉除去受信回路、150はSIR測定部IF、15
1はSIRテーブルメモリ、152はCPU、154は
送信電力制御信号作成部IF、200はソフトウェアメ
モリ、250はSIR推定処理部、251は補正SIR
算出手段、252は送信電力制御用SIR推定手段であ
る。
【0023】本発明を適用した移動通信システムは、図
1に示すように、無線基地局装置100と、複数の移動
端末101〜10nとを備えて構成されている。なお、
図1には1台の無線基地局装置及びこの無線基地局装置
のサービスエリア(セル)内に居る複数の移動端末だけ
を示しているが、実際の移動通信システムは、多数の無
線基地局装置が、それぞれのセル内の多数の移動端末と
通信を行うことが可能に配置されており、また、無線基
地局装置のそれぞれは、図示しない基地局制御局、交換
制御局を介して公衆通信網に接続されている。
【0024】いま、図1に示すセルラー移動通信システ
ムにおいて、同一セル内に、移動端末101〜10nが
存在し、基地局装置100が移動端末101と通信を行
う場合について考える。無線基地局装置100は、移動
端末101と通信を行うが、他の移動端末102〜10
nとも通信を行う。この場合、無線基地局装置100と
移動端末101との通信にとっては、他の移動端末10
2〜10nの送信信号がCDMAにおける干渉源とな
る。
【0025】このため無線基地局装置100は、通信を
行っている各移動端末の送信電力の制御を行って、各移
動端末からの送信信号が他の移動端末に対する干渉とな
らないように、各移動端末からの送信電力を必要最小限
の大きさに制御する。この制御の概要を、移動端末と無
線基地局装置との構成と共に図2を参照して説明する。
【0026】移動端末101は、送信すべき信号を符号
化する符号化部46と、送信電力制御部44と、この送
信電力制御部44からその利得が制御される可変利得増
幅器45と、この増幅器45からの信号を無線基地局装
置100に送信するアンテナ40と、無線基地局装置1
00からの信号を受信するアンテナ41と、受信信号を
検波し送信電力制御信号と自端末への信号とを分離する
同期検波部42と、自端末への信号を復号する復号化部
43とを備えて構成される。また、無線基地局装置10
0は、セル内の通信している全ての移動端末から送信信
号を受信するアンテナ10と、アンテナ1の受信信号か
ら個々の移動端末に対する干渉を除去する干渉除去部1
2と、個々の移動端末からの信号を復号する復号化回路
13と、干渉除去後の個々の移動端末からの信号のSI
Rを測定するSIR測定部14と、測定されたSIR値
と目標SIR値とを比較して送信電力制御信号を生成す
る比較部47と、移動端末に送信する信号を符号化する
符号化部22と、移動端末に送信する信号と送信電力制
御信号とを合成する加算部48と、合成された信号を移
動端末に送信するアンテナ17とを備えて構成されてい
る。
【0027】次に、前述のように構成される移動端末1
01と無線基地局装置100とにおいて、無線基地局装
置100が移動端末101からの送信電力の制御を行う
ものとして、これらの動作を説明する。
【0028】移動端末101のアンテナ40から送信さ
れた送信信号、及び、他の移動端末102〜10nから
の送信信号は、無線基地局装置100のアンテナ10で
受信され、干渉除去部12に送られる。干渉除去受信部
12は、受信信号から移動端末102〜10nの干渉電
力を除去して、移動端末101の受信データを検波す
る。検波された移動端末101からの受信信号は、SI
R測定部14と復号化部13とに送られる。復号化部1
3に入力された受信信号は、復調されて受信データとし
て用いられる。一方、同一の受信信号が入力されたSI
R測定部14は、その受信信号のSIRを測定して、そ
のSIR値を比較部47に転送する。比較部47は、測
定されたSIR値と移動端末101の目標SIR値とを
比較して、その結果に基づいて送信電力の増加指示、あ
るいは、減少指示の意味を持った送信電力制御信号にを
生成し加算部48に転送する。
【0029】移動端末への送信データは、符号化部22
で符号化され加算部48に転送される。加算部48は、
符号化部22から入力された送信信号に比較部47から
入力された送信電力制御信号を付加する。送信電力制御
信号を付加された送信信号は、アンテナ17を介して送
信される。
【0030】移動端末101は、アンテナ41で無線基
地局装置100から送信された信号を受信し、その受信
信号を同期検波部42に送る。同期検波部42は、受信
信号を同期検波して、受信信号の中から送信電力制御信
号を分離する。送信電力制御信号が分離された受信信号
は、復号化部43へ転送された後に復調され、受信デー
タとして用いられる。一方、送信電力制御信号は、送信
電力制御部44へ転送される。送信電力制御部44は、
送信電力制御信号の内容を解読した結果が送信電力の増
加指示であれば、可変利得増幅器45に対して無線基地
局装置100により指示された電力増加になるように適
切な利得制御を行い、また、解読した結果が送信電力の
減少指示であれば、可変利得増幅器45に対して電力減
少になるように利得制御を行う。
【0031】移動端末101から送信すべき送信データ
は、符号化部46により符号化され可変利得増幅器45
に入力される。可変利得増幅器45は、送信信号を送信
電力制御部44によって制御された電力に増減幅してア
ンテナ40に転送し、アンテナ40を介して送信され
る。
【0032】次に、図3を参照して無線基地局装置10
0の詳細と、その動作とを説明する。
【0033】無線基地局装置100は、受信用及び送信
用のアンテナ10及び17、高/中間周波数受信処理を
行う受信無線モジュール11、干渉除去機能を持つ干渉
除去受信部12、干渉除去受信部12を構成する多段の
干渉除去受信回路120a〜120n、受信信号の検波
・復号を行う検波・復号化部13a〜13n、上りチャ
ネルのSIRを測定するのSIR測定部14、送信電力
制御用のSIRを推定する送信電力制御用SIR推定部
15、送信電力制御用SIRと目標SIRとを比較して
送信電力制御信号を作成する送信電力制御信号作成部1
6、送信データの符号化処理を行う符号化部22a〜2
2n、送信フレームを作成するフレーム作成部21a〜
21n、送信フレームの拡散処理を行う拡散回路20a
〜20n、複数の移動端末向けの送信信号を加算する加
算回路19、高/中間周波数での送信処理を行う送信無
線モジュール18を備えて構成される。
【0034】前述において、移動端末から送信された信
号は、アンテナ10で受信され、受信無線モジュール1
1においてベースバンド信号の復調と高/中間周波数で
の受信処理が行われる。受信無線モジュール11から出
力された受信信号は、干渉除去受信部12の初段の干渉
除去受信回路120aに入力される。干渉除去受信回路
120a〜120nは、複数移動端末の送信信号が多重
されている受信信号を各移動端末ごとに復調して、各移
動端末の干渉レプリカを作成し、次に、入力された元の
受信信号から、希望波信号以外の干渉レプリカを減じる
ことにより干渉波を除去する。干渉レプリカが減じられ
た受信信号は、次段の干渉除去受信回路に入力され、前
段と同様に処理される。この動作を複数回数繰り返すこ
とにより、初段の復調結果より最終段の復調結果の方が
信号品質が向上する。
【0035】最終段の干渉除去受信回路120nから出
力された信号は、それぞれ検波・復号化部13a〜13
nへ入力され、デインタリーブやビタビ復号等の誤り訂
正制御処理を施された後、受信データとして使用され
る。
【0036】一方、初段の干渉除去受信回路120aか
ら出力された各ユーザの信号23a〜23nは、それぞ
れの信号線を通って上りチャネルSIR測定部14へ入
力される。SIR測定部14は、初段の信号線23a〜
23nを介して入力された受信信号のSIRをそれぞれ
測定し、測定されたSIR値を信号線25a〜25nを
通して送信電力制御用SIR推定部15へ入力する。同
様に、最終段の干渉除去受信回路120nから出力され
た信号も、上りチャネルSIR測定部14へ入力され、
SIR測定部14でSIR値が測定されて、そのSIR
値が送信電力制御用SIR推定部15へ入力される。
【0037】送信電力制御用SIR推定部15は、図4
に示すように、上りチャネルSIR測定部14とのイン
タフェースであるSIR測定部IF150、上りチャネ
ルSIR測定部14から受信したSIR値を格納するS
IRテーブルメモリ151、送信電力制御信号作成部1
6とのインタフェースである送信電力制御信号作成部I
F154、送信電力制御用SIRを推定するプログラム
が格納されているソフトウェアメモリ200、各々の機
能ブロックの制御と送信電力制御用SIR推定プログラ
ムを実行する機能を持つCPU152、及び、前述の各
機能部相互間を接続する内部バス155を備えて構成さ
れている。CPU152とソフトウェアメモリ200と
は、図5に示すように、補正SIR算出手段251及び
送信電力制御用SIR推定手段252を実現しており、
これらが、SIR推定処理部250を構成している。な
お、この場合のメモリ200は、物理的に1つであって
も、複数であってもよい。
【0038】上りチャネルSIR測定部14からSIR
測定部IF150へ信号線23a〜23nを通して初段
の干渉除去受信回路120aからの信号のSIR値(初
段SIR値という)が入力された場合、SIR測定部I
F150は、CPU152へ割り込みを行い、CPU1
52は、その割り込みを契機に初段SIR値をSIRテ
ーブルメモリ151の所定の場所に格納し、ソフトウェ
アメモリ200に格納されている送信電力用SIR推定
プログラムを実行する。次に、CPU152は、送信電
力用SIR推定プログラム実行中に、SIRテーブルメ
モリ151に格納されている過去の補正ΔSIRと現在
の初段SIR値とを用いて送信電力制御用SIR値を推
定し、推定したSIR値を送信電力制御信号作成部IF
154を介して送信電力制御信号作成部16へ出力す
る。
【0039】また、上りチャネルSIR測定部14から
SIR測定部IF150へ信号線26a〜26nを介し
て後段の干渉除去受信回路120nからの信号のSIR
値(後段SIR値という)が入力された場合、SIR測
定部IF150は、前述と同様にCPU152へ割り込
みを行い、CPU152は、その割り込みを契機に後段
SIR値をSIRテーブルメモリ151の所定の場所に
格納する。なお、この場合、CPU152は、送信電力
制御用SIRの推定は行わない。
【0040】推定された送信電力制御用SIR値は、信
号線27a〜27nを介して送信電力制御信号作成部1
6へ入力される。送信電力制御信号作成部16は、入力
された送信電力制御用SIR値と移動端末に対して予め
与えられた目標SIR値17a〜17nとを比較して、
送信電力制御用SIR値が目標SIRより大きい場合、
移動端末に対して送信電力の減少を指示する送信電力制
御信号を作成し、逆に推定SIR値が目標SIR値より
小さい場合には、移動端末に対して送信電力の増加を指
示する送信電力制御信号を作成する。
【0041】フレーム作成部21a〜21nは、符号化
部22a〜22nで畳込み符号化やインタリーブ等の誤
り制御処理を施された各移動端末宛の送信データに送信
電力制御信号作成部16から入力された送信電力制御信
号をシステムで定められた所定の場所に付加してフレー
ムを構成する。拡散回路20a〜20nは、移動端末に
対応したパラメータでスペクトル拡散処理を行う。加算
回路19は、移動端末に対する信号を多重して送信する
ために、送信信号の加算を行う。加算回路19から出力
された信号は、送信用無線モジュール18で高周波変調
処理されてアンテナ17から送信される。
【0042】次に、図4に示すSIRテーブルメモリ1
51に格納されているSIRテーブル構成と送信電力制
御用SIRの推定方法とについて説明する。
【0043】SIRテーブルは、図6に示すように構成
される。図6に示す例は、1ユーザ分のテーブルのみを
示しており、SIRテーブルは、初段SIR値、後段S
IR値、補正ΔSIR値の3項目から構成される。初段
SIR値の項目には、初段の干渉除去受信回路120a
の信号から測定したSIR値を格納し、後段SIR値の
項目には、後段の干渉除去受信回路120nの信号から
測定したSIR値を格納する。補正ΔSIR値の項目に
は、送信電力制御用SIRを推定する場合に用いる補正
値を格納する。この補正値は、図6に示す例の場合、後
段SIR値から前段SIR値を減算した結果としてお
り、これらの値は、無線フレーム内のスロット単位時間
毎に格納される。
【0044】次に、送信電力制御用SIR値の推定方法
についての処理動作を図7に示すフローを参照して説明
する。この処理は、SIR測定部IF150からCPU
152への割り込みによって、送信電力制御用SIR推
定プログラムが起動されたとき、CPU152により行
われる処理である。
【0045】(1)いま、スロット時間tに送信電力制
御用SIR推定処理の開始要求があると、要求の受信デ
ータが初段SIR値(t)であるか、後段SIR値(t)で
あるかを判定する(ステップ201)。
【0046】(2)ステップ201での判定で、要求が
初段SIR値(t)であると判定された場合、送信電力制
御用SIR値(t)の推定を行う。この推定は、式(1)に
示すように受信した初段SIR値(t)から過去に算出し
た補正ΔSIR(t−1)を減算することにより送信電力
制御用SIRであるTPC_SIR(t)を算出することにより
行われる。
【0047】 TPC_SIR(t)=初段SIR(t)−補正ΔSIR(t-1) ……(1) 但し、前述において、補正ΔSIR値の初期値は、零と
して計算を始める(ステップ202)。
【0048】(3)算出した送信電力制御用SIR(t)
を送信電力制御信号作成部16へ出力し、受信した初段
SIR値(t)をSIRテーブルの初段SIR項のスロッ
トNo.tの行に格納して処理を終了する(ステップ2
03、204)。
【0049】(4)一方、ステップ201での判定で、
要求が後段SIR値(t)であると判定された場合、その
後段SIR値(t)をSIRテーブルの後段SIR項のス
ロットNo.tの行に格納する。そして、次に、補正Δ
SIR(t)を算出してSIRテーブルの補正ΔSIR項
のスロットNo.tの行に格納して処理を終了する(ス
テップ205、206)。
【0050】前述した処理において、補正ΔSIR値
は、後段SIR値から前段SIR値を減算した結果とし
ているが、後段SIR値から前段SIR値を減算したも
のをある周期で積分し、その区間の平均を求めてその平
均値を補正値とするようにしてもよい。この場合の平均
化の周期は、基地局装置と基地局制御局との間の送信電
力の制御周期より短く設定される。
【0051】図8は本発明の第2の実施形態による無線
基地局装置の詳細な構成を示すブロック図、図9は目標
SIR補正部の構成を示すブロック図、図10は補正S
IR算出手段と補正目標SIR推定手段との構成を説明
する図、図11は補正目標SIRを推定する処理動作を
説明するフローチャートであり、次に、これらの図を参
照して本発明の第2の実施形態について説明する。図8
〜図10において、30は目標SIR補正部、300は
SIR測定部IF、301はSIRテーブルメモリ、3
02はCPU、304は送信電力制御信号作成部IF、
306は制御部IF、400はソフトウェアメモリ、4
50はSIR推定処理部、451は補正SIR算出手
段、452は送信電力制御用SIR推定手段であり、他
の符号は図3の場合と同一である。
【0052】図8に示す本発明の第2の実施形態による
無線基地局装置100の特徴的な構成は、図3により説
明したものに目標SIR補正部30を備えている点であ
る。
【0053】図8に示す無線基地局装置において、上り
チャネルSIR測定部14により測定された初段SIR
値は、信号線25a〜25nを介して目標SIR補正部
30へ入力され、また、後段SIR値は、信号線26a
〜26nを介して目標SIR補正部30へ入力される。
目標SIR補正部30は、図9に示すように、SIR測
定部IF300、SIRテーブルメモリ301、制御部
IF306、CPU302、ソフトウェアメモリ40
0、送信電力制御信号作成部304、及び、これらの機
能ブロックを接続する内部バス305を備えて構成され
ている。そして、CPU302とソフトウェアメモリ4
00とは、図10に示す補正SIR算出手段451及び
補正目標SIR推定手段452を実現し、SIR推定処
理部450を構成している。なお、この場合のメモリ4
00は、物理的に1つであっても、複数であってもよ
い。
【0054】SIRテーブルメモリ301には、図6に
よりすでに説明したと同一のSIRテーブルが格納され
ている。ソフトウェアメモリ400には、補正目標SI
R推定プログラムが格納されており、このプログラム
は、図11に示すフローに従って処理を実行する。補正
目標SIR推定プログラムは、図7により説明した送信
電力用SIR推定プログラムのフローチャートとほとん
ど同様な処理を行うものであり、ステップ402での処
理が異なるだけである。ステップ402での補正目標S
IR推定の処理は、制御部IF306で受信した目標S
IRから補正ΔSIRを減算することにより補正目標S
IR推定値を算出する処理である。得られた補正目標S
IR値は、ステップ403で送信電力制御信号作成部I
F304によって送信電力制御信号作成部16へ出力さ
れる。
【0055】送信電力制御信号作成部16は、上りチャ
ネルSIR測定部14から信号線25a〜25nを介し
て入力される初段SIR値と目標SIR補正部30から
入力される補正目標SIR値とを比較して、その結果か
ら送信電力制御信号を作成してフレーム作成部21a〜
21nへ出力する。
【0056】前述までに説明した本発明の第1、第2の
実施形態における無線基地局装置は、SIRの測定に干
渉除去受信部内の初段及び終段の干渉除去受信回路の信
号を用いるとして説明したが、本発明は、初段の干渉除
去受信回路の信号の代わりに初段以降、あるいは、最終
段前の干渉除去受信回路の信号を用いるようにすること
もできる。
【0057】図12、図13は本発明の第3、第4の実
施形態による無線基地局装置の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。この本発明の第3、第4の実施形態による
無線基地局装置は、図3、図8に示す無線基地局装置に
おいて、初段以降で最終段前までのいずれか1つの干渉
除去受信回路の信号を用いてSIRの測定を行うように
構成した例である。すなわち、これらの例は、SIRの
測定に干渉除去受信部内の第2段からの信号線28a、
28nを介した信号、及び、終段の干渉除去受信回路の
信号を用いるようにしたものである。
【0058】なお、これらの例の場合、初及び終段の干
渉除去受信回路の信号を用いる場合よりも多少効果が落
ちるものの充分に使用可能である。
【0059】前述で説明した本発明の各実施形態によれ
ば、従来技術の問題点を解消して、干渉除去効果を向上
させることができると共に、処理遅延の少ない送信電力
の制御を行うことができる。そして、これにより、前述
した本発明の実施形態によれば、同時に接続できる移動
端末の数を効率的に増加させることができ、システム全
体の無線資源を効率的に活用することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、干
渉除去効果の向上を図り、かつ、処理遅延の少ない送信
電力の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された移動通信システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】移動端末と無線基地局装置との構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による無線基地局装置
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】送信電力制御用SIR推定部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】補正SIR算出手段と送信電力制御用SIR推
定手段との構成を説明する図である。
【図6】送信電力制御用SIR推定部のSIRテーブル
メモリの構成を説明する図である。
【図7】送信電力制御用SIRを推定する処理動作を説
明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態による無線基地局装置
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図9】目標SIR補正部の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】補正SIR算出手段と補正目標SIR推定手
段との構成を説明する図である。
【図11】補正目標SIRを推定する処理動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施形態による無線基地局装
置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第4の実施形態による無線基地局装
置の詳細な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 無線基地局装置 101〜10n 移動端末 10、17、40、41 アンテナ 11 受信無線モジュール 12 干渉除去受信部 13、13a〜13n、43 復号化部 14 SIR測定部 15 送信電力制御用SIR推定部 16 送信電力制御信号作成部 18 送信無線モジュール 19 加算回路 20a〜20n 拡散回路 21a〜21n フレーム作成部 22、46 符号化部 30 目標SIR補正部 42 同期検波部 44 送信電力制御部 45 可変利得増幅器 47 比較部 48 加算部 120a〜120n 干渉除去受信回路 150 SIR測定部IF 151 SIRテーブルメモリ 152、302 CPU 154 送信電力制御信号作成部IF 200、400 ソフトウェアメモリ 250、450 SIR推定処理部 251、451 補正SIR算出手段 252、452 送信電力制御用SIR推定手段 300 SIR測定部IF 301 SIRテーブルメモリ 304 送信電力制御信号作成部IF 306 制御部IF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 雄爾 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 椿 直樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業本内 (72)発明者 斉藤 譲一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 鈴木 利則 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 武内 良男 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 新井田 統 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K060 BB07 DD04 HH06 HH32 LL01 LL25 5K067 AA03 AA14 BB02 CC10 DD11 EE02 EE10 EE16 FF02 GG08 GG09 HH23 KK15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末と、複数段の干渉除去受
    信回路を持つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装置
    とから構成され、基地局装置内の各段の干渉除去受信回
    路が干渉除去処理を行う移動通信システムにおける基地
    局装置において、前記干渉除去受信部の前段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号を元に測定し
    た信号対干渉電力比であるSIR値と後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値とに
    基づいて補正SIR値を算出する手段と、算出された補
    正SIR値に基づいて送信電力制御用SIR値を推定す
    る手段と、推定した送信電力制御用SIR値を用いて送
    信電力制御信号を生成する手段と、移動端末の送信電力
    を制御するために、前記生成した送信電力制御信号を下
    りフレームに付加する送信電力制御手段とを備えること
    を特徴とする基地局装置。
  2. 【請求項2】 前記補正SIR値は、後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値であ
    る後段SIR値から前段の干渉除去受信回路によって干
    渉除去された受信信号のSIR値である前段SIR値を
    減算することにより、あるいは、後段SIR値から前段
    SIR値を減算したものを特定周期で積分して平均化す
    ることにより算出した値であることを特徴とする請求項
    1記載の基地局装置。
  3. 【請求項3】 前記送信電力制御用SIR値は、前段S
    IR値から補正SIR値を減ずることにより算出した値
    であることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  4. 【請求項4】 前記送信電力制御信号は、送信電力制御
    用SIR値と目標SIR値とを比較した結果に基づいて
    作成した値であることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記前段SIR値は、前記複数段の干渉
    除去受信回路を持つ干渉除去受信部の初段から最終段の
    手前までのいずれか1つの干渉除去受信回路によって干
    渉除去された受信信号に基づいて測定されたSIR値で
    あることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか
    1記載の基地局装置。
  6. 【請求項6】 複数の移動端末と、複数段の干渉除去受
    信回路を持つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装置
    とから構成され、基地局装置内の各段の干渉除去受信回
    路が干渉除去処理を行う移動通信システムにおける基地
    局装置において、前記干渉除去受信部の前段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号を元に測定し
    た信号対干渉電力比であるSIR値と後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値とに
    基づいて補正SIR値を算出する手段と、算出された補
    正SIR値に基づいて補正目標SIR値を推定する手段
    と、推定した補正目標SIR値を用いて送信電力制御信
    号を生成する手段と、移動端末の送信電力を制御するた
    めに、前記生成した送信電力制御信号を下りフレームに
    付加する送信電力制御手段とを備えることを特徴とする
    基地局装置。
  7. 【請求項7】 前記補正SIR値は、後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値であ
    る後段SIR値から前段の干渉除去受信回路によって干
    渉除去された受信信号のSIR値である前段SIR値を
    減算することにより、あるいは、後段SIR値から前段
    SIR値を減算したものを特定周期で積分して平均化す
    ることにより算出した値であることを特徴とする請求項
    6記載の基地局装置。
  8. 【請求項8】 前記補正目標SIR値は、目標SIR値
    から補正SIR値を減算することにより算出した値であ
    ることを特徴とする請求項6または7記載の基地局装
    置。
  9. 【請求項9】 前記送信電力制御信号は、前段SIR値
    と補正目標SIR値とを比較し、その結果に基づいて作
    成することを特徴とする請求項6、7または8記載の基
    地局装置。
  10. 【請求項10】 前記平均化する周期は、基地局装置と
    基地局制御局との間の送信電力制御周期より短いことを
    特徴とする請求項2または7記載の基地局装置。
  11. 【請求項11】 複数の移動端末と、複数段の干渉除去
    受信回路を持つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装
    置とから構成され、基地局装置内の各段の干渉除去受信
    回路が干渉除去処理を行う移動通信システムにおいて、
    前記基地局装置が、請求項1ないし10のうちいすれか
    1記載の基地局装置であることを特徴とする移動通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 複数の移動端末と、複数段の干渉除去
    受信回路を持つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装
    置とから構成され、基地局装置内の各段の干渉除去受信
    回路が干渉除去処理を行う移動通信システムにおける基
    地局装置から移動端末の送信電力を制御する送信電力制
    御方法において、前記干渉除去受信部の前段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号を元に測定し
    た信号対干渉電力比であるSIR値と後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値とに
    より補正SIR値を算出し、算出された補正SIR値に
    基づいて送信電力制御用SIR値を推定し、推定した送
    信電力制御用SIR値を用いて送信電力制御信号を生成
    して、生成した送信電力制御信号を下りフレームに付加
    することにより、移動端末の送信電力の制御を行うこと
    を特徴とする送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記補正SIR値は、後段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値で
    ある後段SIR値から前段の干渉除去受信回路によって
    干渉除去された受信信号のSIR値である前段SIR値
    を減算することにより、あるいは、後段SIR値から前
    段SIR値を減算したものを特定周期で積分して平均化
    することにより算出するることを特徴とする請求項12
    記載の送信電力制御方法。
  14. 【請求項14】 前記送信電力制御用SIR値は、前段
    SIR値から補正SIR値を減ずることにより算出する
    ことを特徴とする請求項12または13記載の送信電力
    制御方法。
  15. 【請求項15】 前記送信電力制御信号は、送信電力制
    御用SIR値と目標SIR値とを比較した結果に基づい
    て作成することを特徴とする請求項12、13または1
    4記載の送信電力制御方法。
  16. 【請求項16】 前記前段SIR値は、前記複数段の干
    渉除去受信回路を持つ干渉除去受信部の初段から最終段
    の手前までのいずれか1つの干渉除去受信回路によって
    干渉除去された受信信号に基づいて測定されたSIR値
    であることを特徴とする請求項12ないし15のうちい
    ずれか1記載の送信電力制御方法。
  17. 【請求項17】 複数の移動端末と、複数段の干渉除去
    受信回路を持つ干渉除去受信部を備える複数の基地局装
    置とから構成され、基地局装置内の各段の干渉除去受信
    回路が干渉除去処理を行う移動通信システムにおける基
    地局装置から移動端末の送信電力を制御する送信電力制
    御方法において、前記干渉除去受信部の前段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号を元に測定し
    た信号対干渉電力比であるSIR値と後段の干渉除去受
    信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値とに
    より補正SIR値を算出し、算出された補正SIR値に
    基づいて補正目標SIR値を推定し、推定した補正目標
    値を用いて送信電力制御信号を生成して、生成した送信
    電力制御信号を下りフレームに付加することにより、移
    動端末の送信電力の制御を行うことを特徴とする送信電
    力制御方法。
  18. 【請求項18】 前記補正SIR値は、後段の干渉除去
    受信回路によって干渉除去された受信信号のSIR値で
    ある後段SIR値から前段の干渉除去受信回路によって
    干渉除去された受信信号のSIR値である前段SIR値
    を減算することにより、あるいは、後段SIR値から前
    段SIR値を減算したものを特定周期で積分して平均化
    することにより算出するることを特徴とする請求項17
    記載の送信電力制御方法。
  19. 【請求項19】 前記補正目標SIR値は、目標SIR
    値から補正SIR値を減算することにより算出すること
    を特徴とする請求項17または18記載の送信電力制御
    方法。
  20. 【請求項20】 前記送信電力制御信号は、前段SIR
    値と補正目標SIR値とを比較した結果に基づいて作成
    することを特徴とする請求項17、18または19記載
    の送信電力制御方法。
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