JP2001251129A - アンテナシートおよび非接触式データキャリア - Google Patents

アンテナシートおよび非接触式データキャリア

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JP2001251129A
JP2001251129A JP2000061862A JP2000061862A JP2001251129A JP 2001251129 A JP2001251129 A JP 2001251129A JP 2000061862 A JP2000061862 A JP 2000061862A JP 2000061862 A JP2000061862 A JP 2000061862A JP 2001251129 A JP2001251129 A JP 2001251129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数層のアンテナコイルを有し、製造の手間
を軽減可能な非接触式データキャリアを提供する。 【解決手段】 非接触式データキャリア42は、絶縁基
材39の一方の面39Aに形成された周回する線パター
ンからなる第1および第2のアンテナコイルと、第1の
アンテナコイルの内周側の一端と第2のアンテナコイル
の内周側の一端とに接続されたICチップ38とを有す
る。第1および第2のアンテナコイルは、最外周が互い
に接続されており、一方の面39Aにおいて最内周から
最外周に至るまでの周回方向が同じである。絶縁基材3
9は、第1のアンテナコイルが取り巻く領域と、第2の
アンテナコイルが取り巻く領域とが重なるように接着剤
34を介して折り曲げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナコイルを
有するアンテナシートと、このアンテナシートを用いた
非接触式データキャリアとに関する。
【0002】
【従来の技術】アンテナコイルを有する非接触式データ
キャリアが、万引防止装置や物流システム等で使用され
ている。このような非接触式データキャリアは、例え
ば、製品の包装箱や製品自体に貼付されて使用される。
非接触式データキャリアを製造する場合、絶縁基材(絶
縁性の基材)上に線パターンを周回させることで、アン
テナコイルを形成することができる。
【0003】図1は、従来の非接触式データキャリアの
製造方法を示す第1の説明図である。この非接触式デー
タキャリアは、1層アンテナの構成である。図1(A)
では、絶縁基材9の片面に金属箔2が積層されている。
図1(B)では、図1(A)の絶縁基材9の金属箔2に
対してパターンニングを施し、導体のパターン3を形成
してアンテナシート11を生成する。図1(C)では、
アンテナシート11にICチップ8を実装して非接触式
データキャリア12を形成する。図1(D)では、非接
触式データキャリア12を絶縁性の保護層7でラミネー
トして非接触式データキャリア13を生成する。そし
て、非接触式データキャリア13を製品のラベルやタグ
等として使用する。
【0004】図2および図3は、従来の非接触式データ
キャリアの製造方法を示す第2の説明図である。この非
接触式データキャリアは、2層アンテナの構成である。
図2(A)では、絶縁基材9の両面に金属箔2,4が積
層されている。図2(B)では、図2(A)の絶縁基材
9の両面の金属箔2,4に対してパターンニングを施
し、導体のパターン3,5を両面に形成してアンテナシ
ート21を生成する。図2(C)では、アンテナシート
21の導体のパターン3,5のうち、絶縁基材9を介し
て対向するパターンをスルーホール6により接続してア
ンテナシート22を生成する。
【0005】図3(A)では、図2(C)のアンテナシ
ート22にICチップ8を実装して非接触式データキャ
リア23を形成する。図3(B)では、非接触式データ
キャリア23を絶縁性の保護層17でラミネートして非
接触式データキャリア24を生成する。そして、非接触
式データキャリア24を製品のラベルやタグとして使用
する。
【0006】図4および図5は、パターンニングの工程
を示す説明図である。図4(A)では、図2(A)と同
様に、絶縁基材9の両面に金属箔2,4が積層されてい
る。図4(B)では、金属箔2の表面にレジスト16を
塗布し、前記レジスト16に対してマスク15を介して
紫外線を照射する。前記レジスト16は紫外線の照射箇
所が硬化してマクスパターンが焼き付けられる。なお、
レジスト16の塗布後にプリベークを行ってもよい。図
4(C)では、金属箔4の表面にレジスト18を塗布
し、前記レジスト18に対してマスク19を介して紫外
線を照射する。前記レジスト19は紫外線の照射箇所が
硬化してマスクパターンが焼き付けられる。なお、レジ
スト18の塗布後にプリベークを行ってもよい。
【0007】図5(A)では、図4(B),(C)で紫
外線が照射されたレジスト16,18の現像を行い、マ
スクパターンに対応する所定のパターン26,28を出
現させる。なお、パターン26,28の出現後に、ポス
トベークを行ってもよい。図5(B)では、パターン2
6,28で覆われていない部分をエッチャントでエッチ
ングすることでマスクパターンを金属箔2,4に転写
し、次いで前記所定のパターン26,28からなるレジ
ストを除去することで、前記図2(B)に示すアンテナ
シート21が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、2層
アンテナを有するアンテナシートまたは非接触式データ
キャリアを製造する場合、図2〜図5に示すように、パ
ターンニングを絶縁基材の両面で行う必要がある。この
ため、フォトリソグラフィプロセスによりパターン形成
を行う場合、両面露光機や2枚分のマスクが必要となっ
てコスト高になると共に、両面露光および両面エッチン
グの技術が必要となって製造の難度が高くなる。
【0009】また、印刷技術を用いてパターン成形(ま
たはパターン形成)を行う場合、アンテナコイルの原版
が2つ必要となり、コスト高になる。また、上面のアン
テナコイルの線パターンと下面のアンテナコイルの線パ
ターンとを接続する場合に、複数のスルーホールを設け
る必要があり、製造に手間がかかる。
【0010】本発明の目的は、複数層のアンテナコイル
を有し、製造の手間を軽減可能な非接触式データキャリ
アと、この非接触式データキャリアに使用可能なアンテ
ナシートとを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアンテナシ
ートは、絶縁基材と、前記絶縁基材の一方の面に形成さ
れた周回する線パターンからなる第1および第2のアン
テナコイルとを有し、前記第1および第2のアンテナコ
イルは、最外周の線パターンが互いに接続されており、
最内周から最外周に至るまでの周回方向が同じである。
本発明に係るアンテナシートでは、好適には、前記第1
および第2のアンテナコイルの最外周の線パターンは、
前記第1および第2のアンテナコイルの線パターンより
も幅が太い線パターンによって互いに接続されている。
【0012】本発明に係るアンテナシートでは、好適に
は、前記一方の面には、当該絶縁基材を折り畳む部分を
示す導体パターンが、前記第1のアンテナコイルと前記
第2のアンテナコイルとの間に形成されている。本発明
に係るアンテナシートでは、より好適には、前記部分を
示す導体パターンは、一定間隔または実質的に一定間隔
の2つの導体パターンを有し、前記2つの導体パターン
は、互いに隣接する側が直線状に形成されており、前記
部分は、前記2つの導体パターンに挟まれている。
【0013】本発明に係るアンテナシートでは、より好
適には、前記一方の面のうち前記第1のアンテナコイル
の内周側には、前記第1のアンテナコイルの端子に接続
された第1の電極板が形成されており、前記一方の面の
うち前記第2のアンテナコイルの内周側には、当該第2
のアンテナコイルの端子に接続された第2の電極板が形
成されており、前記第1および第2の電極板は、前記絶
縁基材を前記部分で折り畳んだ場合に対向するような位
置に形成されている。
【0014】本発明に係るアンテナシートでは、好適に
は、前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコイルが取り
巻く領域と前記第2のアンテナコイルが取り巻く領域と
の重複領域が最大または略最大となるように折り畳まれ
ている。
【0015】本発明に係る非接触式データキャリアは、
絶縁基材と、前記絶縁基材の一方の面に形成された周回
する線パターンからなる第1および第2のアンテナコイ
ルと、前記第1のアンテナコイルの内周側の一端と前記
第2のアンテナコイルの内周側の一端とに接続された部
材とを有し、前記第1および第2のアンテナコイルは、
最外周が互いに接続されており、前記一方の面における
最内周から最外周に至るまでの周回方向が同じであり、
前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコイルが取り巻く
領域と、前記第2のアンテナコイルが取り巻く領域とが
重なるように折り畳まれている。
【0016】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、好適には、前記一方の面には、前記第2のアンテナ
コイルの最内周に接続された第2のパッドと、前記第1
のアンテナコイルの内周側に位置して前記第2のパッド
と対向し、前記第2のパッドに接続された第1のパッド
とが形成されており、前記部材は、前記第1および第2
のパッドを介して前記第2のアンテナコイルの内周側の
一端に接続されている。
【0017】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、好適には、前記第1および第2のアンテナコイルの
最外周の線パターンは、前記第1および第2のアンテナ
コイルの線パターンよりも幅が太い線パターンによって
互いに接続されている。
【0018】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、好適には、前記絶縁基材の一方の面には、当該絶縁
基材を折り畳む部分を示す導体パターンが、前記第1の
アンテナコイルと前記第2のアンテナコイルとの間に形
成されている。本発明に係る非接触式データキャリアで
は、より好適には、前記部分を示す導体パターンは、一
定間隔または実質的に一定間隔の2つの導体パターンを
有し、前記2つの導体パターンは、互いに隣接する側が
直線状に形成されており、前記部分は、前記2つの導体
パターンに挟まれている。
【0019】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、好適には、前記一方の面のうち前記第1のアンテナ
コイルの内周側には、当該第1のアンテナコイルの端子
に接続された第1の電極板が形成されており、前記一方
の面のうち前記第2のアンテナコイルの内周側には、当
該第2のアンテナコイルの端子に接続された第2の電極
板が形成されており、前記第1および第2の電極板が対
向している。
【0020】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、例えば、前記絶縁基材は、前記一方の面が内側にな
るように、絶縁層を介して折り畳んである構成としても
よい。本発明に係る非接触式データキャリアでは、例え
ば、前記絶縁層は、絶縁性の接着剤またはプラスチック
シートである構成としてもよい。
【0021】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、例えば、絶縁性の保護層をさらに有し、前記絶縁基
材は、前記一方の面が外側になるように折り畳んであ
り、前記絶縁基材および前記部材は、前記保護層で覆わ
れている構成としてもよい。
【0022】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、例えば、絶縁性の保護層をさらに有し、前記絶縁基
材は、前記一方の面が外側になるように折り畳んであ
り、前記絶縁基材および前記部材は、前記保護層で覆わ
れており、前記第1および第2のパッドは、折り畳まれ
た前記絶縁基材を介して対向し、当該絶縁基材を貫通す
るスルーホールを介して互いに接続されている構成とし
てもよい。
【0023】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、例えば、前記部材は、一方の電極端子および他方の
電極端子からなる端子対を備えたICチップ、コンデン
サまたは導電性部材を有し、前記一方の端子は、前記第
1のアンテナコイルの一端に接続されており、前記他方
の端子は、前記第2のアンテナコイルの一端に接続され
ている構成としてもよい。
【0024】本発明に係る非接触式データキャリアで
は、好適には、前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコ
イルが取り巻く領域と前記第2のアンテナコイルが取り
巻く領域との重複領域が最大または略最大となるように
折り畳まれている。
【0025】本発明に係るアンテナシートは、絶縁基材
の一方の面に形成された周回する線パターンからなる第
1および第2のアンテナコイルを有し、前記第1および
第2のアンテナコイルの最外周が互いに接続されてお
り、前記第1および第2のアンテナコイルは、最内周か
ら最外周に至るまでの周回方向が同じである。このアン
テナシートを、第1のアンテナコイルが取り巻く領域と
第2のアンテナコイルが取り巻く領域とが重なるように
折り畳むことで、2層のアンテナコイルを形成すること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0027】図6は、本発明に係るアンテナシートの実
施の形態を示す概略的な構成図である。このアンテナシ
ート41は、絶縁基材39と、第1のアンテナコイル5
5と、第2のアンテナコイル65と、パッド51〜53
と、配線パターン65A,65Bと、線パターン70
と、導体パターン71A,71B,72A,72B,5
4A,54Bとを有する。
【0028】絶縁基材39は、例えばPET(ポリエチ
レンテレフタラート)等の合成樹脂からなり、図6では
矩形の基材となっている。絶縁基材39の厚さは、一例
として約38μmとする。絶縁基材39の一方の面39
Aには、第1および第2のアンテナコイル55,65
と、パッド51〜53と、配線パターン65A,65B
と、導体パターン70,71A,71B,72A,72
B,54A,54Bとが形成されており、これらのパタ
ーンは、例えばレジスト材料を用いてエッチングにより
形成(パターン形成)される。パターンの厚さは、一例
として約30μmとする。
【0029】パッド51は、第1のアンテナコイル55
の内周側の一端に接続されていると共に、配線パターン
65Aを介して導体パターン54Aに接続されている。
パッド53は、第2のアンテナコイル65の内周側の一
端に接続されていると共に、配線パターン65Bを介し
て導体パターン54Bに接続されている。
【0030】第1のアンテナコイル55は、矩形状に周
回する略一定幅の線パターン56からなり、巻数は約6
である。この第1のアンテナコイル55の内周側には、
パッド51,52,54Aと、導体パターン54Aと、
配線パターン65Aとが形成されている。
【0031】第2のアンテナコイル65は、矩形状に周
回する略一定幅の線パターン66からなり、巻数は約6
である。この第2のアンテナコイル65の内周側には、
パッド53と、導体パターン54Bと、配線パターン6
5Bとが形成されている。第1および第2のアンテナコ
イル55,65は、最内周の線パターン55I,65I
から最外周の線パターン55Z,65Zに至るまでの周
回方向が同一である。
【0032】第1のアンテナコイル55の最外周の線パ
ターン55Zと、第2のアンテナコイル65の最外周の
線パターン65Zは、線パターン70を介して接続され
ている。なお、線パターン70は、線パターン56,6
6よりも幅の太い線パターンとすることが望ましい。
【0033】第1のアンテナコイル55と第2のアンテ
ナコイル65との間には、絶縁基材39ひいてはアンテ
ナシート41を折り畳む部分を示す導体パターン71
A,71B,72A,72Bが形成されている。
【0034】2つの導体パターン71A,71Bは、互
いに隣接する側が直線状に形成されており、導体パター
ン71A,71B間の間隔が一定または実質的に一定と
なっている。2つの導体パターン72A,72Bは、互
いに隣接する側が直線状に形成されており、導体パター
ン72A,72B間の間隔が一定または実質的に一定と
なっている。前記折り畳む部分は、2つの導体パターン
71A,71Bに挟まれていると共に、2つの導体パタ
ーン72A,72Bに挟まれている。
【0035】パッド52,53は、前記折り畳む部分で
絶縁基材39を折り畳んだ場合に対向するような位置に
形成されている。また、導体パターン54A,54B
は、絶縁基材39を折り畳んだ場合に対向するような位
置に形成されている。
【0036】図7は、図6に示すアンテナシート41の
絶縁基材39を折り畳んだ場合を示す説明的な透視図で
ある。このアンテナシート42では、第1のアンテナコ
イル55の最内周が取り巻く領域と第2のアンテナコイ
ル65の最内周が取り巻く領域との重複領域が最大また
は略最大となるように折り畳まれている。
【0037】導体パターン54A,54Bは、対向して
重なっており、第1および第2のアンテナコイル55,
65の一端に接続されたコンデンサを形成している。パ
ッド(第1のパッド)パッド52とパッド(第2のパッ
ド)53は対向して重なっており、折り畳み後に形成さ
れたスルーホール36によって互いに接続されている。
導体パターン71A,71Bに挟まった部分と導体パタ
ーン72A,72Bに挟まった部分とが折り目となるよ
うに絶縁基材9が折り畳んであり、導体パターン71
A,71Bは、対向して重なっており、導体パターン7
2A,72Bは、対向して重なっている。
【0038】パッド51,52にはICチップ38が接
続されている。ICチップ38の回路形成面には、一方
の端子と他方の端子からなる端子対が形成されており、
一方の電極端子はパッド51に対応し、他方の電極端子
はパッド52に対応している。ICチップ38の端子対
は、バンプを介してパッド51,52に接続されてお
り、フリップチップ実装されている。
【0039】なお、ICチップ38は、絶縁基材39の
折り畳み前に実装して一方の面39Aが互いに向かい合
うように折り畳むことで、ICチップ38を絶縁基材3
9に折り込んでもよい。また、絶縁基材39の一方の面
39Aの裏面である他方の面が互いに向かい合うように
折り畳んだ後にICチップ38を実装してもよい。
【0040】図8および図9は、本発明に係る第1の非
接触式データキャリアの製造方法を例示する説明図であ
る。図8(A)では、絶縁基材39の一方の面39A
に、例えばアルミニウム箔等の金属箔32が積層されて
おり、他方の面39Bには積層されていない。
【0041】図8(B)では、図8(A)の絶縁基材3
9の一方の面39Aの金属箔32に対してパターンニン
グを施し、導体のパターン33を形成してアンテナシー
ト41を生成する。導体のパターン33は、例えば、第
1および第2のアンテナコイル55,56、パッド51
〜53、配線パターン65A,65B、線パターン70
と、導体パターン54A,54B,71A,71B,7
2A,72B等により構成する。図8(C)では、アン
テナシート41のパターン形成面にICチップ38を実
装する。
【0042】図9(A)では、ICチップ38が実装さ
れたアンテナシート41を、絶縁基材39の一方の面3
9Aが内側になるように、例えば折り込み機等を用いて
折り畳み、一方の面39Aを絶縁性の接着剤34を介し
て対向させる。このとき、パターン33のうち2つの導
体パターン71A,71Bに挟まれた部分と、2つの導
体パターン72A,72Bに挟まれた部分とが折り目に
なるように折り畳む。2つの導体パターンに挟まれた部
分が折り目となるように折り畳むことで、例えば1つの
直線状の導体パターンを形成して当該導体パターンが折
り目となるように折り畳む場合に比べて、折り目の形成
が容易であり、折り目の位置の精度を向上することが可
能である。また、折り目の位置により、非接触式データ
キャリアのチューニングが可能であり、コンデンサとア
ンテナコイル55,56からなる共振周波数を変化させ
ることができる。
【0043】図9(B)では、図9(A)の折り畳みが
終了して、絶縁基材39が「コ」の字形になっており、
この形状が接着剤34により維持されている。なお、図
9(A)において、接着剤34のうちICチップ38の
近傍に位置することになる部分の接着剤の量を周囲より
も少なくすることで、図9(B)の状態でICチップ3
8の上下の絶縁基材39がふくらむことを防止すること
ができる。
【0044】図9(C)では、図9(B)の折り畳まれ
たアンテナシート41の導体パターン33のうち、接着
剤34を介して対向する導体パターン(例えばパッド5
2,53)を、スルーホール36により接続して非接触
式データキャリア42を生成する。そして、非接触式デ
ータキャリア42を製品のラベルやタグ等として使用す
る。第1および第2のアンテナコイル55,65は、線
パターン70により予め接続されているので、アンテナ
の両端を(同一面39A上のパッド52に)接続するた
めのスルーホール36が1個で済み、製造の手間を軽減
することが可能である。なお、図9(C)の非接触式デ
ータキャリア42を、絶縁性の保護層でラミネートして
もよい。
【0045】図10および図11は、本発明に係る第2
の非接触式データキャリアの製造方法を例示する説明図
である。図10(A)では、絶縁基材39の一方の面3
9Aに、例えばアルミニウム箔等の金属箔32が積層さ
れており、他方の面39Bには積層されていない。
【0046】図10(B)では、図10(A)の絶縁基
材39の一方の面39Aの金属箔32に対してパターン
ニングを施し、導体のパターン33を形成してアンテナ
シート41を生成する。導体のパターン33は、例え
ば、第1および第2のアンテナコイル55,56、パッ
ド51〜53、配線パターン65A,65B、線パター
ン70と、導体パターン54A,54B,71A,71
B,72A,72B等により構成する。
【0047】図10(C)では、ICチップ38が実装
されたアンテナシート41を、絶縁基材39の一方の面
39Aが外側になるように(他方の面39Bが内側にな
るように)、例えば折り込み機等を用いて折り畳み、他
方の面39Bを対向させる。このとき、パターン33の
うち2つの導体パターン71A,71Bに挟まれた部分
と、2つの導体パターン72A,72Bに挟まれた部分
とが折り目になるように折り畳む。2つの導体パターン
に挟まれた部分が折り目となるように折り畳むことで、
例えば1つの直線状の導体パターンを形成して当該導体
パターンが折り目となるように折り畳む場合に比べて、
折り目の形成が容易であり、折り目の位置の精度を向上
することが可能である。また、折り目の位置により、非
接触式データキャリアのチューニングが可能であり、コ
ンデンサとアンテナコイルによる共振周波数を変化させ
ることが可能である。なお、他方の面39Bが接着剤を
介して対向するように、絶縁基材39を折り畳んでもよ
い。
【0048】図11(A)では、図10(C)の折り畳
みが終了して、折り畳まれた形状のアンテナシート43
が得られる。図11(B)では、アンテナシート43の
導体パターン33のうち、折り畳まれた絶縁基材39を
介して対向する導体パターン(例えばパッド52,5
3)を、スルーホール49により接続して非接触式デー
タキャリア44を生成する。第1および第2のアンテナ
コイル55,65は、線パターン70により予め接続さ
れているので、アンテナの両端を(同一面39A上のパ
ッド52に)接続するためのスルーホール49が1個で
済み、製造の手間を軽減することが可能である。
【0049】図11(C)では、アンテナシート44の
パターン形成面にICチップ38を実装して非接触式デ
ータキャリア45を生成する。図11(D)では、非接
触式データキャリア45を絶縁性の保護層47でラミネ
ートして非接触式データキャリア46を生成する。そし
て、非接触式データキャリア46を製品のラベルやタグ
等として使用する。
【0050】図12は、図6に示すアンテナシート41
の変形例を示す概略的な構成図である。このアンテナシ
ート141は、絶縁基材139と、第1のアンテナコイ
ル155と、第2のアンテナコイル165と、パッド1
51〜153,157と、配線パターン158と、線パ
ターン170と、導体パターン171A,171Bと、
実装用のマーク181,182,191,192と、輪
郭用のマーク175〜178とを有する。
【0051】絶縁基材139は、例えばPET(ポリエ
チレンテレフタラート)等の合成樹脂からなり、図12
では矩形の基材となっている。絶縁基材139の厚さ
は、一例として約38μmとする。絶縁基材139の一
方の面139Aには、第1および第2のアンテナコイル
155,165と、パッド151〜153,157と、
配線パターン158と、線パターン170と、導体パタ
ーン171A,171Bと、マーク181,182,1
91,192,175〜178とが形成されており、こ
れらのパターンは、例えばレジスト材料を用いてエッチ
ングにより形成(パターン形成)される。パターンの厚
さは、一例として約30μmとする。
【0052】パッド151は、第1のアンテナコイル1
55の内周側の一端に接続されている。パッド153
は、第2のアンテナコイル165の内周側の一端に接続
されている。
【0053】第1のアンテナコイル155は、矩形状に
周回する略一定幅の線パターン156からなり、巻数は
約6である。この第1のアンテナコイル155の内周側
には、パッド151,152,157と、配線パターン
158と、マーク181,182,191,192とが
形成されている。
【0054】第2のアンテナコイル165は、矩形状に
周回する略一定幅の線パターン166からなり、巻数は
約6である。この第2のアンテナコイル165の内周側
には、パッド153とが形成されている。第1および第
2のアンテナコイル155,165は、最内周の線パタ
ーン155I,165Iから最外周の線パターン155
Z,165Zに至るまでの周回方向が同一である。
【0055】第1のアンテナコイル155の最外周の線
パターン155Zと、第2のアンテナコイル165の最
外周の線パターン165Zは、線パターン170を介し
て接続されている。線パターン170は、線パターン1
56,166よりも線幅が太くなっている。このよう
に、幅太の線パターンで第1および第2のアンテナコイ
ルを接続することで、折り畳み後にもアンテナ間の接続
を維持することができ、アンテナシートおよび非接触式
データキャリアの信頼性を向上することが可能である。
【0056】第1のアンテナコイル155と第2のアン
テナコイル165との間には、絶縁基材139ひいては
アンテナシート141を折り畳む部分を示す導体パター
ン171A,171Bが形成されている。
【0057】2つの導体パターン171A,171B
は、直線状に形成されており、導体パターン171A,
171B間の間隔が一定または実質的に一定となってい
る。前記折り畳む部分は、2つの導体パターン171
A,171Bに挟まれている。
【0058】パッド152,153は、絶縁基材139
を前記折り畳む部分で折り畳んだ場合に対向するような
位置に形成されている。パッド152,153は、折り
畳み後にスルーホールにより接続される。
【0059】マーク175〜178は、絶縁基材139
の輪郭に対応しており、例えば、絶縁基材139の数倍
〜数10倍の面積の絶縁基材上に図12に示すパターン
を複数形成した場合に、絶縁基材139の切出し時の目
安となる。
【0060】図13は、図12のアンテナシート141
にICチップ138を実装したアンテナシート142の
概略的な構成図である。なお、図中のICチップ138
は、パッド151,157等の状態が判るように、パッ
ド151,157にかかる四角の枠で示している。
【0061】ICチップ138の回路形成面には、一方
の電極端子と他方の電極端子からなる端子対が形成され
ており、一方の電極端子はパッド151に対応し、他方
の電極端子はパッド157に対応している。ICチップ
138の端子対は、バンプを介してパッド151,15
7に接続されており、このICチップ138はフリップ
チップ実装されている。
【0062】円形のマーク181,182は、ICチッ
プ138をフリップチップ実装する場合に、位置合わせ
用に用いられる。例えば、フリップチップボンダ等の実
装装置によりICチップ138を実装する場合に、マー
ク181,182を撮影して画像処理することで、正確
な位置に実装することができる。また、ICチップ13
8の実装では、四角形のマーク191,192のうち一
方のマークを用い、当該一方のマークおよびパッド15
1,157にICチップ138の表面電極を接合するこ
とで、ICチップ138を3箇所で接合して安定性を向
上している。
【0063】なお、上記実施の形態は本発明の例示であ
り、本発明は上記実施の形態に限定されない。
【0064】
【発明の効果】本発明に係るアンテナシートは、絶縁基
材の一方の面に形成された第1および第2のアンテナコ
イルを有し、第1のアンテナコイルが取り巻く領域と第
2のアンテナコイルが取り巻く領域とが重なるように折
り畳むことで、2層のアンテナコイルを形成することが
できる。このアンテナシートにICチップ等を実装する
ことで、非接触式データキャリアを生成可能である。こ
のように、本発明によれば、複数層のアンテナコイルを
有し、製造の手間を軽減可能な非接触式データキャリア
と、この非接触式データキャリアに使用可能なアンテナ
シートとを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の非接触式データキャリアの製造方法を示
す第1の説明図である。
【図2】従来の非接触式データキャリアの製造方法を示
す第2の説明図である。
【図3】図2に続いて、従来の非接触式データキャリア
の製造方法を示す第2の説明図である。
【図4】パターンニングの工程を示す説明図である。
【図5】図4に続いて、パターンニングの工程を示す説
明図である。
【図6】本発明に係るアンテナシートの実施の形態を示
す概略的な構成図である。
【図7】図6に示すアンテナシート41の絶縁基材39
を折り畳んだ場合を示す説明的な透視図である。
【図8】本発明に係る第1の非接触式データキャリアの
製造方法を例示する説明図である。
【図9】図8に続いて、本発明に係る第1の非接触式デ
ータキャリアの製造方法を例示する説明図である。
【図10】本発明に係る第2の非接触式データキャリア
の製造方法を例示する説明図である。
【図11】図10に続いて、本発明に係る第2の非接触
式データキャリアの製造方法を例示する説明図である。
【図12】図6に示すアンテナシート41の変形例を示
す概略的な構成図である。
【図13】図12のアンテナシート141にICチップ
138を実装したアンテナシート142の概略的な構成
図である。
【符号の説明】
2,4,32…金属箔、3,5,26,28…パター
ン、6,36,49…スルーホール、7,17,47…
保護シール、8…ICチップ、9,39,139…絶縁
基材、11,21,22,41,44,141,142
…アンテナシート、12,13,23,24,42,4
5,46…非接触式データキャリア、15,19…マス
ク、16,18…レジスト、34…接着剤、38,13
8…ICチップ、39A,139A…一方の面、39B
…他方の面、51〜53,151〜153,157…パ
ッド、54A,54B,71A,71B,72A,72
B,158,171A,171B…導体パターン、55
…第1のアンテナコイル、56,66,156,166
…線パターン、55I,65I,155I,165I…
最内周の線パターン、55Z,65Z,155Z,16
5Z…最外周の線パターン、65…第2のアンテナコイ
ル、65A,65B…配線パターン、70,170…線
パターン、175〜178,181,182,191,
192…マーク。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基材と、 前記絶縁基材の一方の面に形成された周回する線パター
    ンからなる第1および第2のアンテナコイルとを有し、 前記第1および第2のアンテナコイルは、最外周の線パ
    ターンが互いに接続されており、最内周から最外周に至
    るまでの周回方向が同じであるアンテナシート。
  2. 【請求項2】前記第1および第2のアンテナコイルの最
    外周の線パターンは、前記第1および第2のアンテナコ
    イルの線パターンよりも幅が太い線パターンによって互
    いに接続されている請求項1記載のアンテナシート。
  3. 【請求項3】前記一方の面には、当該絶縁基材を折り畳
    む部分を示す導体パターンが、前記第1のアンテナコイ
    ルと前記第2のアンテナコイルとの間に形成されている
    請求項1または2記載のアンテナシート。
  4. 【請求項4】前記部分を示す導体パターンは、一定間隔
    または実質的に一定間隔の2つの導体パターンを有し、 前記2つの導体パターンは、互いに隣接する側が直線状
    に形成されており、 前記部分は、前記2つの導体パターンに挟まれている請
    求項3記載のアンテナシート。
  5. 【請求項5】前記一方の面のうち前記第1のアンテナコ
    イルの内周側には、前記第1のアンテナコイルの端子に
    接続された第1の電極板が形成されており、 前記一方の面のうち前記第2のアンテナコイルの内周側
    には、当該第2のアンテナコイルの端子に接続された第
    2の電極板が形成されており、 前記第1および第2の電極板は、前記絶縁基材を前記部
    分で折り畳んだ場合に対向するような位置に形成されて
    いる請求項3または4記載のアンテナシート。
  6. 【請求項6】前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコイ
    ルが取り巻く領域と前記第2のアンテナコイルが取り巻
    く領域との重複領域が最大または略最大となるように折
    り畳まれている請求項1〜5の何れかに記載のアンテナ
    シート。
  7. 【請求項7】絶縁基材と、 前記絶縁基材の一方の面に形成された周回する線パター
    ンからなる第1および第2のアンテナコイルと、 前記第1のアンテナコイルの内周側の一端と前記第2の
    アンテナコイルの内周側の一端とに接続された部材とを
    有し、 前記第1および第2のアンテナコイルは、最外周が互い
    に接続されており、前記一方の面における最内周から最
    外周に至るまでの周回方向が同じであり、 前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコイルが取り巻く
    領域と、前記第2のアンテナコイルが取り巻く領域とが
    重なるように折り畳まれている非接触式データキャリ
    ア。
  8. 【請求項8】前記一方の面には、前記第2のアンテナコ
    イルの最内周に接続された第2のパッドと、前記第1の
    アンテナコイルの内周側に位置して前記第2のパッドと
    対向し、前記第2のパッドに接続された第1のパッドと
    が形成されており、 前記部材は、前記第1および第2のパッドを介して前記
    第2のアンテナコイルの内周側の一端に接続されている
    請求項7記載の非接触式データキャリア。
  9. 【請求項9】前記第1および第2のアンテナコイルの最
    外周の線パターンは、前記第1および第2のアンテナコ
    イルの線パターンよりも幅が太い線パターンによって互
    いに接続されている請求項7または8記載の非接触式デ
    ータキャリア。
  10. 【請求項10】前記絶縁基材の一方の面には、当該絶縁
    基材を折り畳む部分を示す導体パターンが、前記第1の
    アンテナコイルと前記第2のアンテナコイルとの間に形
    成されている請求項7〜9の何れかに記載の非接触式デ
    ータキャリア。
  11. 【請求項11】前記部分を示す導体パターンは、一定間
    隔または実質的に一定間隔の2つの導体パターンを有
    し、 前記2つの導体パターンは、互いに隣接する側が直線状
    に形成されており、 前記部分は、前記2つの導体パターンに挟まれている請
    求項10記載の非接触式データキャリア。
  12. 【請求項12】前記一方の面のうち前記第1のアンテナ
    コイルの内周側には、当該第1のアンテナコイルの端子
    に接続された第1の電極板が形成されており、 前記一方の面のうち前記第2のアンテナコイルの内周側
    には、当該第2のアンテナコイルの端子に接続された第
    2の電極板が形成されており、 前記第1および第2の電極板が対向している請求項7〜
    11の何れかに記載の非接触式データキャリア。
  13. 【請求項13】前記絶縁基材は、前記一方の面が内側に
    なるように、絶縁層を介して折り畳んである請求項7〜
    12の何れかに記載の非接触式データキャリア。
  14. 【請求項14】前記絶縁層は、絶縁性の接着剤またはプ
    ラスチックシートである請求項13記載の非接触式デー
    タキャリア。
  15. 【請求項15】絶縁性の保護層をさらに有し、 前記絶縁基材は、前記一方の面が外側になるように折り
    畳んであり、 前記絶縁基材および前記部材は、前記保護層で覆われて
    いる請求項7〜12の何れかに記載の非接触式データキ
    ャリア。
  16. 【請求項16】絶縁性の保護層をさらに有し、 前記絶縁基材は、前記一方の面が外側になるように折り
    畳んであり、 前記絶縁基材および前記部材は、前記保護層で覆われて
    おり、 前記第1および第2のパッドは、折り畳まれた前記絶縁
    基材を介して対向し、当該絶縁基材を貫通するスルーホ
    ールを介して互いに接続されている請求項8記載の非接
    触式データキャリア。
  17. 【請求項17】前記部材は、一方の電極端子および他方
    の電極端子からなる端子対を備えたICチップ、コンデ
    ンサまたは導電性部材を有し、 前記一方の端子は、前記第1のアンテナコイルの一端に
    接続されており、 前記他方の端子は、前記第2のアンテナコイルの一端に
    接続されている請求項7〜16の何れかに記載の非接触
    式データキャリア。
  18. 【請求項18】前記絶縁基材は、前記第1のアンテナコ
    イルが取り巻く領域と前記第2のアンテナコイルが取り
    巻く領域との重複領域が最大または略最大となるように
    折り畳まれている請求項7〜17の何れかに記載の非接
    触式データキャリア。
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