JP2001250740A - セラミック電子部品 - Google Patents
セラミック電子部品Info
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- JP2001250740A JP2001250740A JP2000063782A JP2000063782A JP2001250740A JP 2001250740 A JP2001250740 A JP 2001250740A JP 2000063782 A JP2000063782 A JP 2000063782A JP 2000063782 A JP2000063782 A JP 2000063782A JP 2001250740 A JP2001250740 A JP 2001250740A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半田等の熱が加わった際のセラミック焼結体
に与えられる熱衝撃を緩和することができ、セラミック
焼結体のクラック等が生じ難く、耐湿性においても優れ
たセラミック電子部品を提供する。 【解決手段】 セラミック焼結体2の外表面に外部電極
4,5が形成されており、各外部電極4,5が、セラミ
ック焼結体2の外表面に形成された空隙率が10%以上
の緻密な第1の焼結金属層4a,5aと、第1の焼結金
属層4a,5a上に形成されており、空隙率が20〜3
5%のポーラスな第2の焼結金属層4b,5bと、第2
の焼結金属層4b,5b上に直接形成されたメッキ層4
c,5cとを有する、セラミック電子部品。
に与えられる熱衝撃を緩和することができ、セラミック
焼結体のクラック等が生じ難く、耐湿性においても優れ
たセラミック電子部品を提供する。 【解決手段】 セラミック焼結体2の外表面に外部電極
4,5が形成されており、各外部電極4,5が、セラミ
ック焼結体2の外表面に形成された空隙率が10%以上
の緻密な第1の焼結金属層4a,5aと、第1の焼結金
属層4a,5a上に形成されており、空隙率が20〜3
5%のポーラスな第2の焼結金属層4b,5bと、第2
の焼結金属層4b,5b上に直接形成されたメッキ層4
c,5cとを有する、セラミック電子部品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば積層コンデ
ンサなどのセラミック電子部品に関し、より詳細には、
セラミック焼結体外表面に形成された外部電極が改良さ
れたセラミック電子部品に関する。
ンサなどのセラミック電子部品に関し、より詳細には、
セラミック焼結体外表面に形成された外部電極が改良さ
れたセラミック電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層コンデンサなどのチップ型セ
ラミック電子部品では、セラミック焼結体外表面に外部
電極が形成されている。積層コンデンサがプリント回路
基板上に実装されている状態を図2に示す。
ラミック電子部品では、セラミック焼結体外表面に外部
電極が形成されている。積層コンデンサがプリント回路
基板上に実装されている状態を図2に示す。
【0003】図2において、積層コンデンサ51は、セ
ラミック焼結体52を有する。セラミック焼結体52内
には、複数の内部電極53a〜53fがセラミック層を
介して重なり合うように形成されている。セラミック焼
結体52の一方の端面52aを覆うように外部電極54
が形成されており、端面52aと反対側の端面52bを
覆うように外部電極55が形成されている。外部電極5
4,55は、それぞれ、Agペーストなどの金属ペース
トを塗布し、焼き付けることにより形成された焼結金属
層54a,55aを有する。焼結金属層54a,55a
の外表面には、Agの半田喰われの防止するために、N
iメッキ層54b,55bが形成されている。Niメッ
キ層54b,55bの外表面には、半田付け性を高める
ために、Snメッキ層54c,55cが形成されてい
る。
ラミック焼結体52を有する。セラミック焼結体52内
には、複数の内部電極53a〜53fがセラミック層を
介して重なり合うように形成されている。セラミック焼
結体52の一方の端面52aを覆うように外部電極54
が形成されており、端面52aと反対側の端面52bを
覆うように外部電極55が形成されている。外部電極5
4,55は、それぞれ、Agペーストなどの金属ペース
トを塗布し、焼き付けることにより形成された焼結金属
層54a,55aを有する。焼結金属層54a,55a
の外表面には、Agの半田喰われの防止するために、N
iメッキ層54b,55bが形成されている。Niメッ
キ層54b,55bの外表面には、半田付け性を高める
ために、Snメッキ層54c,55cが形成されてい
る。
【0004】上記積層コンデンサ51では、プリント回
路基板57上の電極パターン58a,58bに半田59
a,59bを介して外部電極54,55が接合される。
ところが、外部電極54,55が緻密であるため、実装
時の半田の熱がセラミック焼結体52に伝わり易い。他
方、セラミック焼結体52の熱伝導性は、外部電極5
4,55に比べて低い。従って、セラミック焼結体52
に外部電極54,55から実装時に伝えられた熱が加わ
り、セラミック焼結体52が大きな熱衝撃を受ける。そ
のため、図2に矢印A,Bで示すように、セラミック焼
結体52のコーナー部分において、外部電極54,55
に近接する部分にクラックが生じることがあった。
路基板57上の電極パターン58a,58bに半田59
a,59bを介して外部電極54,55が接合される。
ところが、外部電極54,55が緻密であるため、実装
時の半田の熱がセラミック焼結体52に伝わり易い。他
方、セラミック焼結体52の熱伝導性は、外部電極5
4,55に比べて低い。従って、セラミック焼結体52
に外部電極54,55から実装時に伝えられた熱が加わ
り、セラミック焼結体52が大きな熱衝撃を受ける。そ
のため、図2に矢印A,Bで示すように、セラミック焼
結体52のコーナー部分において、外部電極54,55
に近接する部分にクラックが生じることがあった。
【0005】上記のような実装時の熱衝撃等に起因する
クラックを防止するために、セラミック電子部品の外部
電極を、緻密な焼結金属層−ポーラスな焼結金属層−緻
密な焼結金属層−メッキ層からなる積層構造で構成する
ことが提案されている。すなわち、ポーラスな焼結金属
層を緻密な焼結金属層間に介在させることにより、焼結
体側への熱伝導性を低下させて、上記熱衝撃を緩和する
方法が知られている。
クラックを防止するために、セラミック電子部品の外部
電極を、緻密な焼結金属層−ポーラスな焼結金属層−緻
密な焼結金属層−メッキ層からなる積層構造で構成する
ことが提案されている。すなわち、ポーラスな焼結金属
層を緻密な焼結金属層間に介在させることにより、焼結
体側への熱伝導性を低下させて、上記熱衝撃を緩和する
方法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記積
層構造では、ポーラスな焼結金属層の外側に再度緻密な
焼結金属層が形成されている。従って、ポーラスな焼結
金属層上に焼結金属層を形成することにより、ポーラス
な焼結金属層上の空隙が詰められ、やはり外部電極の熱
伝導性が高くならざる得なかった。そのため、図2に示
した積層コンデンサ51の場合と同様に、実装時の半田
の熱がセラミック焼結体に加わり、セラミック焼結体に
おいて熱衝撃によりクラックが生じることがあった。
層構造では、ポーラスな焼結金属層の外側に再度緻密な
焼結金属層が形成されている。従って、ポーラスな焼結
金属層上に焼結金属層を形成することにより、ポーラス
な焼結金属層上の空隙が詰められ、やはり外部電極の熱
伝導性が高くならざる得なかった。そのため、図2に示
した積層コンデンサ51の場合と同様に、実装時の半田
の熱がセラミック焼結体に加わり、セラミック焼結体に
おいて熱衝撃によりクラックが生じることがあった。
【0007】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、外部電極を通して伝えられる熱によるセラミ
ック焼結体の熱衝撃に起因するクラックや破損等を防止
することができ、かつ耐湿性を損なうことがないセラミ
ック電子部品を提供することにある。
を解消し、外部電極を通して伝えられる熱によるセラミ
ック焼結体の熱衝撃に起因するクラックや破損等を防止
することができ、かつ耐湿性を損なうことがないセラミ
ック電子部品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセラミック
電子部品は、セラミック焼結体と、前記セラミック焼結
体の外表面に形成された複数の外部電極とを備え、前記
外部電極が、セラミック焼結体外表面に形成されてお
り、空隙率が10%以下である緻密な第1の焼結金属層
と、前記第1の焼結金属層上に形成されており、空隙率
が20〜35%の範囲にあるポーラスな第2の焼結金属
層と、前記第2の焼結金属層上に形成されたメッキ層と
を備えることを特徴とする。
電子部品は、セラミック焼結体と、前記セラミック焼結
体の外表面に形成された複数の外部電極とを備え、前記
外部電極が、セラミック焼結体外表面に形成されてお
り、空隙率が10%以下である緻密な第1の焼結金属層
と、前記第1の焼結金属層上に形成されており、空隙率
が20〜35%の範囲にあるポーラスな第2の焼結金属
層と、前記第2の焼結金属層上に形成されたメッキ層と
を備えることを特徴とする。
【0009】好ましくは、上記ポーラスな第2の焼結金
属層の厚みは30μm以上とされる。また、好ましく
は、上記第1,第2の焼結金属層の合計厚みに対し、ポ
ーラスな第2の焼結金属層の厚みは40%以上とされ
る。
属層の厚みは30μm以上とされる。また、好ましく
は、上記第1,第2の焼結金属層の合計厚みに対し、ポ
ーラスな第2の焼結金属層の厚みは40%以上とされ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の具体的な実施例を説明することにより、本発明を明ら
かにする。
の具体的な実施例を説明することにより、本発明を明ら
かにする。
【0011】図1(a)及び(b)は、本発明の一実施
例に係るセラミック電子部品としての積層コンデンサの
断面図及び要部を拡大して示す部分切欠断面図である。
積層コンデンサ1は、誘電体セラミックスよりなるセラ
ミック焼結体2を用いて構成されている。セラミック焼
結体2は、直方体状の形状を有し、対向し合う第1,第
2の端面2a,2bを有する。
例に係るセラミック電子部品としての積層コンデンサの
断面図及び要部を拡大して示す部分切欠断面図である。
積層コンデンサ1は、誘電体セラミックスよりなるセラ
ミック焼結体2を用いて構成されている。セラミック焼
結体2は、直方体状の形状を有し、対向し合う第1,第
2の端面2a,2bを有する。
【0012】セラミック焼結体2内には、内部電極3a
〜3fがセラミック焼結体層を介して重なり合うように
配置されている。内部電極3a,3c,3eは端面2a
に引き出されており、内部電極3b,3d,3fは端面
2bに引き出されている。
〜3fがセラミック焼結体層を介して重なり合うように
配置されている。内部電極3a,3c,3eは端面2a
に引き出されており、内部電極3b,3d,3fは端面
2bに引き出されている。
【0013】端面2a,2bを覆うように、第1,第2
の外部電極4,5がそれぞれ形成されている。外部電極
4,5は、それぞれ、端面2a,2bを覆うように形成
された第1の焼結金属層4a,5aと、第1の焼結金属
層4a,5a上に形成されたポーラスな第2の焼結金属
層4b,5bと、第2の焼結金属層4b,5b上に形成
された第1のメッキ層4c,5cと、第1のメッキ層4
c,5c上に形成された第2のメッキ層4d,5dとを
有する。
の外部電極4,5がそれぞれ形成されている。外部電極
4,5は、それぞれ、端面2a,2bを覆うように形成
された第1の焼結金属層4a,5aと、第1の焼結金属
層4a,5a上に形成されたポーラスな第2の焼結金属
層4b,5bと、第2の焼結金属層4b,5b上に形成
された第1のメッキ層4c,5cと、第1のメッキ層4
c,5c上に形成された第2のメッキ層4d,5dとを
有する。
【0014】第1の焼結金属層4a,5aは、緻密な焼
結金属層であり、ここで緻密とは、空隙率が10%以下
であることを示す。また、ポーラスな第2の焼結金属層
4b,5bは、空隙率が20〜35%の範囲とされてい
る。
結金属層であり、ここで緻密とは、空隙率が10%以下
であることを示す。また、ポーラスな第2の焼結金属層
4b,5bは、空隙率が20〜35%の範囲とされてい
る。
【0015】第1のメッキ層4c,5cは、焼結金属層
4a,5a,4b,5bの半田喰われを防止するために
設けられており、例えばNiなどにより構成される。第
2のメッキ層4d,5dは、実装に際しての半田付け性
を高めるための易半田付け性金属材料により構成されて
いる。本実施例では、第2のメッキ層4d,5dは、S
nからなる。もっとも、Snに代えて、PbやSn−P
b合金などの易半田付け性金属材料を適宜用いることが
できる。
4a,5a,4b,5bの半田喰われを防止するために
設けられており、例えばNiなどにより構成される。第
2のメッキ層4d,5dは、実装に際しての半田付け性
を高めるための易半田付け性金属材料により構成されて
いる。本実施例では、第2のメッキ層4d,5dは、S
nからなる。もっとも、Snに代えて、PbやSn−P
b合金などの易半田付け性金属材料を適宜用いることが
できる。
【0016】本実施例では、第1の焼結金属層4a,5
aは、Agペーストの塗布・焼付けにより形成されてお
り、第2の焼結金属層4b,5bは、Agを主体とする
導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより形成され
ている。なお、空隙率については、後述の様々な方法で
調整することができる。
aは、Agペーストの塗布・焼付けにより形成されてお
り、第2の焼結金属層4b,5bは、Agを主体とする
導電ペーストを塗布し、焼き付けることにより形成され
ている。なお、空隙率については、後述の様々な方法で
調整することができる。
【0017】積層コンデンサ1では、ポーラスな焼結金
属層4b,5bの外表面に直接メッキ層4c,4dが形
成されているので、焼結金属層4b,5bの空隙が殆ど
埋められない。従って、ポーラスな第2の焼結金属層4
b,5bの存在により、外部電極4,5の熱伝導性が低
められており、それによって外部からの熱がセラミック
焼結体2側へ伝わることを確実に抑制することができ
る。
属層4b,5bの外表面に直接メッキ層4c,4dが形
成されているので、焼結金属層4b,5bの空隙が殆ど
埋められない。従って、ポーラスな第2の焼結金属層4
b,5bの存在により、外部電極4,5の熱伝導性が低
められており、それによって外部からの熱がセラミック
焼結体2側へ伝わることを確実に抑制することができ
る。
【0018】なお、上記ポーラスな第2の焼結金属層4
b,5bを形成する方法は特に限定されず、例えば、A
gを主体とする導電ペーストを用いる場合、該導電ペー
スト中に、Agの焼結温度では焼結しないPdやPtな
ど、すなわち導電ペーストの主成分金属よりも高融点の
金属粉末を含有させておく方法、あるいは導電ペースト
中に焼付けにより飛散するカーボン粉末やセルロース系
粉末などを混合しておく方法、あるいは導電ペースト中
のガラスフリットの含有割合を高める方法など、適宜の
方法を用いることができる。
b,5bを形成する方法は特に限定されず、例えば、A
gを主体とする導電ペーストを用いる場合、該導電ペー
スト中に、Agの焼結温度では焼結しないPdやPtな
ど、すなわち導電ペーストの主成分金属よりも高融点の
金属粉末を含有させておく方法、あるいは導電ペースト
中に焼付けにより飛散するカーボン粉末やセルロース系
粉末などを混合しておく方法、あるいは導電ペースト中
のガラスフリットの含有割合を高める方法など、適宜の
方法を用いることができる。
【0019】次に、具体的な実験例につき説明する。長
さ3.0、幅1.5×厚み1.0mmのチタン酸バリウ
ム系セラミックスからなるセラミック焼結体2を用意し
た。このセラミック焼結体2内には、複数の内部電極
が、80層積層されている。なお、内部電極材料として
は、Agペーストを用いた。
さ3.0、幅1.5×厚み1.0mmのチタン酸バリウ
ム系セラミックスからなるセラミック焼結体2を用意し
た。このセラミック焼結体2内には、複数の内部電極
が、80層積層されている。なお、内部電極材料として
は、Agペーストを用いた。
【0020】次に、上記セラミック焼結体2の端面2
a,2bを覆うように、Ag粉末と、ガラスフリットと
有機ビヒクルとを含む通常の導電ペーストを用い、73
0℃の温度で焼付け、50μmの厚みの第1の焼結金属
層4a,5aを形成した。
a,2bを覆うように、Ag粉末と、ガラスフリットと
有機ビヒクルとを含む通常の導電ペーストを用い、73
0℃の温度で焼付け、50μmの厚みの第1の焼結金属
層4a,5aを形成した。
【0021】次に、第1の焼結金属層4a,5a上に、
Ag粉末95重量%及びPd粉末5重量%と、ガラスフ
リットと有機ビヒクルとを含む導電ペーストを塗布し、
730℃の温度で焼付け、厚み30μmの第2の焼結金
属層4b,5bを形成した。この時、外部電極4,5の
空隙率を以下の要領で測定した。すなわち、外部電極
4,5をセラミック焼結体2の厚み方向に沿って3箇所
で切断し、得られた各断面の走査型電子顕微鏡写真によ
り各断面における空隙と空隙以外の部分の面積を求め、
空隙率(%)=(空隙の面積/断面の面積)×100を
求め、3つの断面の空隙率の平均値を求めた。この平均
値を本発明における空隙率とした。その結果、第1の焼
結金属層4a,5aの空隙率は8%であり、第2の焼結
金属層の空隙率は25%であった。
Ag粉末95重量%及びPd粉末5重量%と、ガラスフ
リットと有機ビヒクルとを含む導電ペーストを塗布し、
730℃の温度で焼付け、厚み30μmの第2の焼結金
属層4b,5bを形成した。この時、外部電極4,5の
空隙率を以下の要領で測定した。すなわち、外部電極
4,5をセラミック焼結体2の厚み方向に沿って3箇所
で切断し、得られた各断面の走査型電子顕微鏡写真によ
り各断面における空隙と空隙以外の部分の面積を求め、
空隙率(%)=(空隙の面積/断面の面積)×100を
求め、3つの断面の空隙率の平均値を求めた。この平均
値を本発明における空隙率とした。その結果、第1の焼
結金属層4a,5aの空隙率は8%であり、第2の焼結
金属層の空隙率は25%であった。
【0022】上記積層コンデンサの第2の焼結金属層4
b,5bの外表面に、Niからなる第1のメッキ層4
c,5c及びSnからなる第2のメッキ層4d,5dを
それぞれ2μm及び5μmの厚みに形成し、外部電極
4,5を完成させた。
b,5bの外表面に、Niからなる第1のメッキ層4
c,5c及びSnからなる第2のメッキ層4d,5dを
それぞれ2μm及び5μmの厚みに形成し、外部電極
4,5を完成させた。
【0023】比較のために、第2の焼結金属層4b,5
bを形成せずに、第1の焼結金属層の厚みを80μmと
したことを除いては、上記実施例と同様にして外部電極
が形成された積層コンデンサを具体例として用意した。
bを形成せずに、第1の焼結金属層の厚みを80μmと
したことを除いては、上記実施例と同様にして外部電極
が形成された積層コンデンサを具体例として用意した。
【0024】上記実施例及び従来例の積層コンデンサ各
100個を用意し、以下の要領で耐熱試験を行った。 耐熱試験…ガラスエポキシ基板の一方面の中央に形成さ
れた電極ランド間にそれぞれ接着剤で積層コンデンサを
固定し、325℃の半田の中に5秒間浸漬し、引き上げ
ることにより電極ランドと外部電極とを半田により接合
した。しかる後、セラミック焼結体のコーナー部分にお
ける外部電極に隣接している部分の外観を観察した。ま
た、その部分を研磨し、端面を顕微鏡で観察し、セラミ
ック焼結体におけるクラックの発生を評価した。
100個を用意し、以下の要領で耐熱試験を行った。 耐熱試験…ガラスエポキシ基板の一方面の中央に形成さ
れた電極ランド間にそれぞれ接着剤で積層コンデンサを
固定し、325℃の半田の中に5秒間浸漬し、引き上げ
ることにより電極ランドと外部電極とを半田により接合
した。しかる後、セラミック焼結体のコーナー部分にお
ける外部電極に隣接している部分の外観を観察した。ま
た、その部分を研磨し、端面を顕微鏡で観察し、セラミ
ック焼結体におけるクラックの発生を評価した。
【0025】上記耐熱試験において、従来例では、10
0個の積層コンデンサ当たり25個にクラックが発生し
たのに対し、実施例の積層コンデンサではクラックの発
生は皆無であった。
0個の積層コンデンサ当たり25個にクラックが発生し
たのに対し、実施例の積層コンデンサではクラックの発
生は皆無であった。
【0026】従って、本実施例の積層コンデンサ1によ
れば、ポーラスな第2の焼結金属層4b,5bが形成さ
れており、かつ該ポーラスな焼結金属層4b,5bの外
表面に直接メッキ層4c,5cが形成されているためポ
ーラスな焼結金属層4b,5bの空隙率の低下が生じず
に、上記のように熱衝撃を緩和し得ることがわかる。
れば、ポーラスな第2の焼結金属層4b,5bが形成さ
れており、かつ該ポーラスな焼結金属層4b,5bの外
表面に直接メッキ層4c,5cが形成されているためポ
ーラスな焼結金属層4b,5bの空隙率の低下が生じず
に、上記のように熱衝撃を緩和し得ることがわかる。
【0027】次に、第1の焼結金属層4a,5a及び第
2の焼結金属層4b,5bをAgを主成分金属として副
成分としてのPdの含有割合を変えることにより、第1
の焼結金属層4a,5a及び第2の焼結金属層4b,5
bの空隙率を変化させ、種々の積層コンデンサを得た。
このようにして得られた積層コンデンサを上記と同様に
耐熱試験し、評価した。さらに、各積層コンデンサにつ
いて、耐湿負荷試験を行った。
2の焼結金属層4b,5bをAgを主成分金属として副
成分としてのPdの含有割合を変えることにより、第1
の焼結金属層4a,5a及び第2の焼結金属層4b,5
bの空隙率を変化させ、種々の積層コンデンサを得た。
このようにして得られた積層コンデンサを上記と同様に
耐熱試験し、評価した。さらに、各積層コンデンサにつ
いて、耐湿負荷試験を行った。
【0028】耐湿負荷試験…70℃及び相対湿度95%
の環境のもとで積層コンデンサに25Vの電圧を100
0時間印加し、試験後の積層コンデンサにおける絶縁抵
抗が所望の値より低い場合、耐湿負荷試験における耐湿
不良と判断した。
の環境のもとで積層コンデンサに25Vの電圧を100
0時間印加し、試験後の積層コンデンサにおける絶縁抵
抗が所望の値より低い場合、耐湿負荷試験における耐湿
不良と判断した。
【0029】結果を下記の表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1から明らかなように、第1の焼結金属
層4a,5aの空隙率が15%の場合には、耐湿不良が
発生していた。また、第1の焼結金属層4a,5aの空
隙率が10%の場合でも、第2の焼結金属層4b,5b
の空隙率が15%以下の場合には、上記耐熱試験におい
て不良が発生した。また、第2の焼結金属層4b,5b
の空隙率が40%の場合には、耐湿負荷試験において不
良が発生した。従って、第1の焼結金属層の空隙率は1
0%以下とすることが必要であり、第2の焼結金属層4
b,5bの空隙率は20〜35%の範囲とすればよいこ
とがわかる。
層4a,5aの空隙率が15%の場合には、耐湿不良が
発生していた。また、第1の焼結金属層4a,5aの空
隙率が10%の場合でも、第2の焼結金属層4b,5b
の空隙率が15%以下の場合には、上記耐熱試験におい
て不良が発生した。また、第2の焼結金属層4b,5b
の空隙率が40%の場合には、耐湿負荷試験において不
良が発生した。従って、第1の焼結金属層の空隙率は1
0%以下とすることが必要であり、第2の焼結金属層4
b,5bの空隙率は20〜35%の範囲とすればよいこ
とがわかる。
【0032】なお、上記実施例では、第1,第2の焼結
金属層を構成する主成分としての金属材料としてAgを
用いたが、Ag以外の他の導電性材料、例えばCuなど
を用いてもよい。
金属層を構成する主成分としての金属材料としてAgを
用いたが、Ag以外の他の導電性材料、例えばCuなど
を用いてもよい。
【0033】また、上記実施例では、積層コンデンサを
例にとり説明したが、本発明は、積層コンデンサ以外の
チップ型セラミック電子部品、例えばサーミスタ、抵
抗、バリスタ、圧電共振素子などに適用することができ
る。
例にとり説明したが、本発明は、積層コンデンサ以外の
チップ型セラミック電子部品、例えばサーミスタ、抵
抗、バリスタ、圧電共振素子などに適用することができ
る。
【0034】次に、上記実験例における表1の試料N
o.4と同様にして、但し第1の焼結金属層及び第2の
焼結金属層の厚みを下記の表2に示すように変更したこ
とを除いては、上記と同様にして積層コンデンサを作製
し、半田の温度を325℃から375℃に変更したこと
を除いては、上記と同様にして耐熱試験を行った。結果
を下記の表2に示す。
o.4と同様にして、但し第1の焼結金属層及び第2の
焼結金属層の厚みを下記の表2に示すように変更したこ
とを除いては、上記と同様にして積層コンデンサを作製
し、半田の温度を325℃から375℃に変更したこと
を除いては、上記と同様にして耐熱試験を行った。結果
を下記の表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】表2から明らかなように、第2の焼結金属
層の厚みが30μm以上の場合には、より厳しい耐熱試
験下でも耐熱不良は発生しなかった。さらに、第1,第
2の焼結金属層の厚みの比率を下記の表3に示すように
変更したことを除いては、表1の試料No.4と同様に
して、積層コンデンサを作製した。なお、第1,第2の
焼結金属層の厚みの合計は80μmとした。このように
して得られた積層コンデンサについて、上述した375
℃における耐熱試験を行った。結果を下記の表3にあわ
せて示す。
層の厚みが30μm以上の場合には、より厳しい耐熱試
験下でも耐熱不良は発生しなかった。さらに、第1,第
2の焼結金属層の厚みの比率を下記の表3に示すように
変更したことを除いては、表1の試料No.4と同様に
して、積層コンデンサを作製した。なお、第1,第2の
焼結金属層の厚みの合計は80μmとした。このように
して得られた積層コンデンサについて、上述した375
℃における耐熱試験を行った。結果を下記の表3にあわ
せて示す。
【0037】
【表3】
【0038】表3から明らかなように、第1,第2の焼
結金属層の合計厚みに対し、第2の焼結金属層の厚みが
40%以上の場合には、より厳しい耐熱試験下でも耐熱
不良は発生しなかった。
結金属層の合計厚みに対し、第2の焼結金属層の厚みが
40%以上の場合には、より厳しい耐熱試験下でも耐熱
不良は発生しなかった。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るセラミック電子部品では、
空隙率が10%以上の緻密な第1の焼結金属層上に、空
隙率が20〜35%のポーラスな第2の焼結金属層が形
成されており、第2の焼結金属層上に直接メッキ層が形
成されている。従って、ポーラスな焼結金属層上に直接
メッキ層が形成されており、第2の焼結金属層の空隙率
の低下が生じ難いので、例えば半田付け時に外部電極表
面に熱衝撃が加わったとしても、該熱衝撃がポーラスな
第2の焼結金属層により緩和される。よって、熱衝撃に
よるセラミック焼結体のクラックを抑制することができ
る。
空隙率が10%以上の緻密な第1の焼結金属層上に、空
隙率が20〜35%のポーラスな第2の焼結金属層が形
成されており、第2の焼結金属層上に直接メッキ層が形
成されている。従って、ポーラスな焼結金属層上に直接
メッキ層が形成されており、第2の焼結金属層の空隙率
の低下が生じ難いので、例えば半田付け時に外部電極表
面に熱衝撃が加わったとしても、該熱衝撃がポーラスな
第2の焼結金属層により緩和される。よって、熱衝撃に
よるセラミック焼結体のクラックを抑制することができ
る。
【0040】また、第2の焼結金属層はポーラスである
が、第1の焼結金属層が緻密であるため、セラミック焼
結体内への湿気の侵入が抑制され、さらに上記クラック
の発生の抑制によっても湿気の侵入が抑制される。よっ
て、セラミック電子部品の耐湿性を損なうことがない。
が、第1の焼結金属層が緻密であるため、セラミック焼
結体内への湿気の侵入が抑制され、さらに上記クラック
の発生の抑制によっても湿気の侵入が抑制される。よっ
て、セラミック電子部品の耐湿性を損なうことがない。
【0041】よって、本発明によれば、表面実装され得
る電子部品として上記のように実装時の熱衝撃を緩和す
ることができ、かつ耐湿性を損なうことがないので、信
頼性に優れたチップ型セラミック電子部品を提供するこ
とが可能となる。
る電子部品として上記のように実装時の熱衝撃を緩和す
ることができ、かつ耐湿性を損なうことがないので、信
頼性に優れたチップ型セラミック電子部品を提供するこ
とが可能となる。
【0042】ポーラスな焼結金属層の厚みが30μm以
上の場合には、ポーラスな第2の焼結金属層による熱衝
撃緩和効果をより一層高めることができる。第1,第2
の焼結金属層の合計厚みに対し、ポーラスな第2の焼結
金属層の厚みが40%以上の場合には、同様に、第2の
焼結金属層による熱衝撃緩和効果をより一層高めること
ができる。
上の場合には、ポーラスな第2の焼結金属層による熱衝
撃緩和効果をより一層高めることができる。第1,第2
の焼結金属層の合計厚みに対し、ポーラスな第2の焼結
金属層の厚みが40%以上の場合には、同様に、第2の
焼結金属層による熱衝撃緩和効果をより一層高めること
ができる。
【図1】(a)及び(b)は、本発明の一実施例に係る
積層コンデンサを説明するための断面図及び要部を拡大
して示す部分切欠断面図。
積層コンデンサを説明するための断面図及び要部を拡大
して示す部分切欠断面図。
【図2】従来の積層コンデンサが基板上に実装されてい
る状態を説明するための部分切欠断面図。
る状態を説明するための部分切欠断面図。
1…積層コンデンサ 2…セラミック焼結体 2a,2b…第1,第2の端面 3a〜3f…内部電極 4,5…第1,第2の外部電極 4a,5a…第1の焼結金属層 4b,5b…ポーラスな第2の焼結金属層 4c,5c…第1のメッキ層 4d,5d…第2のメッキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 和昭 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 米田 康信 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E001 AB03 AF06 AH01 AH07 AJ03 5E082 AA01 AB03 BC19 BC33 EE04 EE23 EE35 FG26 GG10 GG11 GG26 GG28 JJ03 JJ12 JJ23 PP09 PP10
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミック焼結体と、 前記セラミック焼結体の外表面に形成された複数の外部
電極とを備え、 前記外部電極が、セラミック焼結体外表面に形成されて
おり、空隙率が10%以下である緻密な第1の焼結金属
層と、 前記第1の焼結金属層上に形成されており、空隙率が2
0〜35%の範囲にあるポーラスな第2の焼結金属層
と、 前記第2の焼結金属層上に形成されたメッキ層とを備え
ることを特徴とする、セラミック電子部品。 - 【請求項2】 前記第2の焼結金属層の厚みが30μm
以上である、請求項1に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項3】 前記第1の焼結金属層及び第2の焼結金
属層の合計厚みに対し、第2の焼結金属層の厚みが40
%以上であることを特徴とする、請求項1または2に記
載のセラミック電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063782A JP2001250740A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | セラミック電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063782A JP2001250740A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | セラミック電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001250740A true JP2001250740A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18583588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000063782A Pending JP2001250740A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | セラミック電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001250740A (ja) |
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-
2000
- 2000-03-08 JP JP2000063782A patent/JP2001250740A/ja active Pending
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