JP2001250378A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001250378A
JP2001250378A JP2000059728A JP2000059728A JP2001250378A JP 2001250378 A JP2001250378 A JP 2001250378A JP 2000059728 A JP2000059728 A JP 2000059728A JP 2000059728 A JP2000059728 A JP 2000059728A JP 2001250378 A JP2001250378 A JP 2001250378A
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JP2000059728A
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English (en)
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Kazuya Ito
和弥 伊藤
Atsushi Hiraishi
厚 平石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作及び低消費電力化を図りつつ、デー
タ保持状態でのリフレッシュ電流を低減させた半導体記
憶装置を提供する。 【解決手段】 DRAMからなる第1記憶部と、SRA
Mからなり複数のメモリブロックを持つ第2記憶部から
なり、上記第1記憶部において選択される1つのワード
線単位での記憶情報が第2記憶部の1つのメモリブロッ
クと間で一括して転送される半導体記憶装置において、
上記第1記憶部において情報保持時間が極端に短いメモ
リセルが存在するワード線のアドレスを記憶させる不揮
発性記憶回路と、上記半導体記憶装置がデータ保持モー
ドにされるとき、上記記憶されたアドレスにより上記第
1記憶部の記憶データを上記第2記憶部に転送し、極端
に短いメモリセルを無視した長い第1リフレッシュ周期
とし、通常のアクセスモードにされるとき、上記アドレ
スに基づいて上記第2記憶部の記憶データを上記第1記
憶部に転送し、上記極端に短い情報保持時間に対応して
設定された短いリフレッシュ周期とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
係り、特にダイナミック型メモリセルで構成された記憶
部に対してスタティック型メモリセルで構成されたキャ
ッシュ領域を介して情報の書き込みと読み出しとを行な
うようにした半導体記憶装置のリフレッシュ技術に利用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダイナミック型RAM(以下単に
DRAMという)のセルフリフレツシユ電流値は容量が
増加につれて増大し例えば256MビットのDRAMで
は800μA〜3mAと大きい。これは容量(集積度)
の進歩に比較し、メモリセルの情報保持時間の実力が変
わっていないことが原因である。また、ダイナミック型
RAMの読み出し高速化と電流低減手法の1つとしてス
タティック型メモリセルで構成されたキャッシュ領域を
設けるものがある。
【発明が解決しようとする課題】DRAMのバッテリー
バックアップ時にはセルフリフレッシュ電流が必要とな
る。従つて電池電源を用いる携帯機器ではDRAMのセ
ルフリフレツシュ電流低減が必須である。上記のように
DRAMの読み出し高速化と電流低減の方法の1つとし
てキャツシュを搭載することが知られている。本願発明
者においては、上記キャッシュ領域は通常動作に使用さ
れているのみでありセルフリフレッシュ時には必要ない
ことに着目し、これを利用してDRAM部のデータ保持
状態でのリフレッシュ電流を低減することを考えた。
【0003】この発明の目的は、高速動作及び低消費電
力化を図りつつ、データ保持状態でのリフレッシュ電流
を低減させた半導体記憶装置を提供することにある。本
発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本
発明書の記述および添付図面か明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。すなわち、ダイナミック型メモリセルで
構成された第1記憶部と、スタティック型メモリセルで
構成され、複数のメモリブロックからなる第2記憶部か
らなり、上記第1記憶部において選択される1つのワー
ド線単位での記憶情報が第2記憶部の1つのメモリブロ
ックと間で一括して転送される半導体記憶装置におい
て、上記第1記憶部において情報保持時間が極端に短い
メモリセルが存在するワード線のアドレスを記憶させる
不揮発性記憶回路と、上記半導体記憶装置がデータ保持
モードにされるとき、上記不揮発性記憶回路に記憶され
たアドレスに基づいて上記第1記憶部の記憶データを上
記第2記憶部に転送し、上記極端に短い情報保持時間を
無視して設定された第1リフレッシュ周期により上記第
1記憶部のリフシュッシュ動作を実施し、上記半導体記
憶装置が通常のアクセスモードにされるとき、上記上記
不揮発性記憶回路に記憶されたアドレスに基づいて上記
第2記憶部の記憶データを上記第1記憶部に転送し、上
記極端に短い情報保持時間に対応して設定された第2リ
フレッシュ周期により上記第1記憶部のリフシュッシュ
動作を実施する自動リフレッシュ回路とを設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る半導体
記憶装置の一実施例の概略ブロック図が示されている。
同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造
技術によって、単結晶シリコン等のような1個の半導体
基板上において形成される。
【0006】この実施例の半導体記憶装置は、ダイナミ
ック型メモリセルを用いて構成された第1記憶部DRA
Mと、スタティック型メモリセルを用いて構成された第
2記憶部SRAMから構成される。つまり、上記第2記
憶部SRAMは、第1記憶部DRAMのキャッシュメモ
リとして用いられ、データの書き込みと読み出し動作
は、上記第2記憶部SRAMを介して行なわれるように
される。制御回路CONTは、アドレス端子A、制御端
子及びデータ端子Dが設けられ、かかる外部端子を介し
てアドレス信号、制御信号の入力と書き込みデータと読
み出しデータの入出力とが行なわれる。
【0007】第1記憶部DRAMは、特に制限されない
が、階層ワード線方式とされ、XデコーダXDECによ
りメインワード線と、かかるメインワード線方向に設け
られるメモリセルを複数個に分割し、かかる分割された
メモリセルに対応してサブワード線が設けられる。これ
により、Xデコーダでは、メインワード線選択信号とサ
ブワード線選択信号とを形成し、1つのサブワード線の
選択動作を行なわせるようにする。
【0008】第2記憶部SRAMは、上記1つのサブワ
ード線に対応したメモリブロック(チャネル)を複数個
有するものであり、かかるメモリブロックと上記第1記
憶部の選択されたサブワード線に接続されたメモリセル
との間では第1記憶部のマルチプレクサMPXを介して
一括してデータ転送が行なわれる。第2記憶部SRAM
と制御回路CONTとの間には、選択回路SELが設け
られており、データ端子Dから入出力されるデータ幅に
対応して、上記メモリブロックの中から上記データ幅に
対応した記憶情報を入出力する。
【0009】例えば、上記第1記憶部DRAMのサブワ
ード線に1024個(ビット)のメモリセルが接続され
る場合、第2記憶部SRAMの1つのメモリブロックも
それに対応して1024個のメモリセルが設けられ、デ
ータ端子Dにより16ビットの単位でリード/ライトが
行なわれるときには、上記メモリブロックのメモリセル
が64分割されて上記16ビット分のメモリセルの選択
が行なわれる。したがって、上記選択回路SELは、上
記複数のメモリブロックの選択と、選択されたメモリブ
ロックの中から上記16ビットのデータを選択する。制
御回路CONTは、制御端子Cとアドレス端子Aから入
力された信号に応じて上記第1記憶部と第2記憶部との
間のデータ一括転送制御動作を行なう。
【0010】この実施例では、第1記憶部DRAMは、
常にサブワード線の単位での第2記憶部SRAMとの間
でデータの入出力が行なわれるものであり、外部とのデ
ータの入出力は第2記憶部SRAMが受け持つこととな
って、動作の高速化が図られるとともに、第1記憶部D
RAMのメモリアクセス回数が大幅に低減し、その動作
の大半はリフレッシュのための動作となって消費電力を
大幅に低減させることができる。
【0011】この実施例では、特に制限されないが、上
記制御回路CONTに自動リレッシュ回路(RFC)が
内蔵される。この自動リフレッシュ回路(RFC)は、
半導体記憶装置がデータ保持モード(バッテリーバック
アップモード)にされると上記制御回路CONTによる
第1記憶部DRAMと第2記憶部SRAMとの間でのデ
ータ転送動作及び第2記憶部の複数のメモリブロックを
利用して、リフレッシュ周期を長くするような動作を行
なうものである。
【0012】このようなデータ保持モードでのリフレッ
シュの周期の変更を行なうために、ヒューズ等の不揮発
性記憶回路ROMからなるアドレステーブルが設けられ
る。このアドレステーブルには、上記第1記憶部のメモ
リセルのうち、極端に情報保持時間の短いメモリセルが
存在するワード線のアドレスが書き込まれる。
【0013】ダイナミック型メモリセルの情報保持時間
(リテンション時間)は、プロセスバラツキ等により一
定の幅で分布しているが、MOSFETのゲート絶縁膜
不良やPN接合不良等によって極端に情報保持時間の短
いものが極く少数存在する傾向にある。この場合、上記
最も短い情報保持時間に合わせてリフレッシュ周期を設
定するために前記のように消費電流が比較的大きくな
る。上記のように極端に情報保持時間の短いもが存在す
るチップを不良としてしまうと、製品歩留りが大幅に低
減してしまうので現実的ではない。
【0014】この実施例ではキャッシュとしてのSRA
Mが存在すること、及びこれらのキャッシュSRAMは
メモリアクセス時の動作の高速化のために設けられたも
のであって、リードやライトのようなメモリアクセスを
行なわないようなデータ保持状態あるいはバッテリーバ
ックアップ時には使用しないことに着目し、リフレッシ
ュ動作を必要とする第1記憶部DRAMと上記キャッシ
ュメモリとして動作する第2記憶部SRAMとの間で
は、ワード線単位で一括してデータ転送が高速に行なわ
れることを利用し、上記のように極端に情報保持時間の
短いメモリセルが存在するワード線のデータを、一括し
て第2記憶部SRAMに転送してデータ保持動作を行な
わせることにより、上記のように極端に短い情報保持時
間しか持たないメモリセルを無視し、上記連続的に分布
しているメモリセルの情報保持時間のうち最も短いもの
に対応したリフレッシュ周期によりデータ保持状態での
自動リフレッシュ動作を行なわせるようにするものであ
る。
【0015】図2ないし図4には、この発明に係る半導
体記憶装置のデータ保持状態での自動リフレッシュ動作
を説明するための概略ブロック図が示されている。図2
に示すように、プローブ検査によって、第1記憶部DR
AMのメモリセルのデータ保持時間が判定され、極端に
データ保持時間の短いものが存在するワード線のアドレ
スが不揮発性記憶回路ROMに記憶される。つまり、ウ
エハ上でのメモリチップのプローブ検査によって、上記
情報保持時間が極端に短いものを選別し、かかるメモリ
セルが存在するワード線のアドレスをレーザー光線の照
射によるヒューズ手段の切断によって書き込むようにす
る。この実施例では、上記不揮発性記憶回路ROMには
AないしEのような不良アドレスが記憶される。
【0016】半導体記憶装置がデータ保持モードに設定
されると、前記制御回路CONTに設けられる自動リフ
レッシュ制御回路RFCは、上記不揮発性記憶回路RO
MのアドレスAを読み取り、上記制御回路CONTによ
る前記のようなデータ転送回路を動作させて、上記アド
レスAに対応したワード線の記憶情報を一括して第2記
憶部SRAMの各チャネルに転送させる。不揮発性記憶
回路ROMの他のアドレスBないしEに対応して同様な
動作を行なうことにより、上記第2記憶部SRAMの各
チャネルにはAないしBのアドレスに対応したワード線
の記憶情報が記憶される。
【0017】図3に示すように、データ保持モードでは
前記制御回路CONTに設けられる自動リフレッシュ制
御回路RFCは、上記第1記憶部DRAMに対するリフ
レッシュアドレスを一定の周期で発生させるが、このと
きのリフレッシュ周期は前記極端に短い情報保持時間の
メモリセルを無視し、前記のように一定の分布幅の中に
存在するメモリセルのうち最も短い情報保持時間のメモ
リセルに対応した周期によりリフレッシュ動作を行な
う。このようなリフレッシュ動作の結果、前記のように
極く短いメモリセルが存在するワード線の記憶エリアで
は、情報破壊が発生する。同図ではこのような情報破壊
が行なわれる記憶エリア(ワード線)をA→X・・・・
・・E→Xのように表現している。
【0018】一般的に上記のような一定の分布幅での決
められるリフレッシュ周期に対して、前記のようにゲー
ト絶縁膜やPN接合不良によって極端に短くなる情報保
持時間は、おおよそ1桁以上も異なるものであるので、
データ保持モードでのリフレッシュ周期は、それに対応
して1桁以上も長くすることができる。この結果、前記
のような256MビットのDRAMにおける800μA
〜3mAのような消費電流は、この発明の適用によって
最低でも80μA〜300μA以下となるように大幅に
低減させることができる。
【0019】上記データ保持モードでのリフレッシュ周
期は、上記のように比較的大きなプロセスバラツキを持
つものであるので、前記のようなプローブ検査での情報
保持時間の測定結果に基づいてそれぞれのメモリチップ
で設定することが望ましい。このようなメモリチップの
実力に対応したリフレッシュ周期の設定にも、前記不揮
発性記憶回路ROMを用いるようにすることができる。
【0020】図4に示すように、データ保持モードから
メモリアクセスが開始される通常モードに切り換えられ
ると、前記制御回路CONTに設けられる自動リフレッ
シュ制御回路RFCは、上記不揮発性記憶回路ROMの
アドレスAを読み取り、上記制御回路CONTによる前
記のようなデータ転送回路を動作させて、上記アドレス
Aに対応した第1記憶部DRAMのワード線を選択し、
第2記憶部SRAMのデータAを一括して転送させるこ
とにより、前記データ保持モードで破壊されたデータが
もとの記憶データAに回復させられる。不揮発性記憶回
路ROMの他のアドレスBないしEのワード線に対応し
て同様な動作を行なうことにより、上記第2記憶部SR
AMの各チャネルにはBないしEに退避されていたデー
タがそれぞれのアドレスに対応したワード線の記憶情報
として回復させる。
【0021】この後に、メモリアクセスが許可されて前
記のような第2記憶部SRAMをキャッシュとするメモ
リアクセスが行なわれる。このようなメモリアクセスと
並行して行なわれる第1記憶部DRAMのリフレッシュ
動作は、前記のような比較的長いリフレッシュ周期では
なく、上記極端に短いメモリセルの情報保持時間に合わ
せたリフレッシュ周期とされる。このため、リフレッシ
ュ動作のみでみるならば、消費電流は前記のように大き
くなる。しかしながらメモリアクセスのための比較的大
きな消費電流によって上記短いリフレッシュ周期での消
費電流は問題にされない。
【0022】図5には、この発明に係る半導体記憶装置
の他の一実施例の概略ブロック図が示されている。この
実施例では、第2記憶部(キャッシュ)SRAMに転送
するデータブロックのサイズはキャッシュのサイズより
も小さくする。特に制限されないが、このような転送サ
イズは、データ保持モードでのリフレッシュ動作時のデ
ータ転送のときに小さくできるようにする。これによ
り、第2記憶部SRAMの1つのチャネルを2つの異な
るアドレスのメモリセルのリフレッシュ救済に利用する
ことができるので救済できる単位が増加する。この実施
例のように転送データのサイズをキャッシュサイズの半
分にすれば、前記実施例の2倍の救済を行なうようにす
ることができる。
【0023】上記のように転送データサイズを小さくし
た場合には、1つのワード線を上位と下位に分け、上位
又は下位のメモリセルのリフレッシュ救済が可能になる
ので、第2記憶部SRAMの各チャネルも上位と下位に
分けられる。したがって、各ワード線において情報保持
時間が極端に短いメモリセルが上位側又は下位側に集中
した場合には、上記のような救済できる単位は増加する
ことにはならない。しかしながら、メモリセルの上記の
ような不良は、ランダムに発生するものと考えられるの
で、上記のように第2記憶部(キャッシュ)SRAMに
転送するデータブロックのサイズをキャッシュのサイズ
よりも小さくすることは、救済効率の改善につながるも
のとなる。
【0024】なお、第2記憶部SRAMは、上記メモリ
セルの情報保持時間の検査のときにも利用することがで
きる。例えば、特定のメモリブロック(チャネルA)に
対して、テストパターンを書き込み、上記第1記憶部D
RAMにおいて1つのサブワード線を選択して上記第2
記憶部SRAMのチャネルAのテストパターンを一括し
て書き込む。第1記憶部DRAMに設けられるダイナミ
ック型メモリセルのデータ保持時間を試験する場合、試
験すべきデータ保持時間の経過後に読み出せばよいか
ら、その保持時間の間を利用して第1記憶部DRAMの
他のサブワード線を順次に選択して上記第2記憶部SR
AMのチャネルAのテストパターンを一括して順次に書
き込む。
【0025】試験すべきデータ保持時間になると、上記
第1記憶部DRAMの上記テストパターンを書き込んだ
サブワード線を選択してその記憶情報を一括して第2記
憶部SRAMの別のチャネルBに転送させる。そして、
第2記憶部SRAMのチャネルAとBの記憶情報とを比
較回路により一括して比較することにより、良品(Pa
ss)か不良品(Fail)かの判定を行なうことがで
きる。つまり、上記チャネルAに記憶されたテストパタ
ーンが期待値とされ、上記第1記憶部DRAMのメモリ
セルから一定のデータ保持時間の後に読み出されたデー
タがチャネルBに転送されるので両者の比較によって、
メモリセルのデータ保持動作が正しく行なわれているか
否かの試験が行なわれることなる。前記のようにワード
線の単位でのリフレッシュ救済では、極端に情報保持時
間の短いメモリセルを特定する必要がないから、上記不
良品とされたワード線のアドレスを上記不揮発性記憶回
路ROMに記憶させるようにすればよい。
【0026】図6と図7には、この発明に係る半導体記
憶装置の他の一実施例のリフレッシュ動作を説明するた
めの概略ブロック図が示されている。この実施例の半導
体記憶装置では、ECC(誤り検出訂正回路)が付加さ
れる。前記同様に、プローブ検査によって、第1記憶部
DRAMのメモリセルのデータ保持時間が判定され、極
端にデータ保持時間の短いものが存在するワード線のア
ドレスAないしEが記憶される。
【0027】図6に示すように、半導体記憶装置がデー
タ保持モードに設定されると、前記制御回路CONTに
設けられる自動リフレッシュ制御回路RFCは、上記不
揮発性記憶回路ROMのアドレスAを読み取り、第1記
憶部DRAMのアドレスAに対応したワード線を選択
し、その記憶データをECC符号発生回路に供給して、
誤り検出訂正符号aを第2記憶部SRAMの1つのチャ
ネルの特定のエリアに書き込む。不揮発性記憶回路RO
Mの他のアドレスBないしEに対応して同様な動作を行
なうことにより、上記第2記憶部SRAMの上記チャネ
ルにはBないしEのアドレスに対応した誤り検出訂正符
号bないしeが記憶される。
【0028】データ保持モードでは前記制御回路CON
Tに設けられる自動リフレッシュ制御回路RFCは、上
記第1記憶部DRAMに対するリフレッシュアドレスを
一定の周期で発生させるが、このときのリフレッシュ周
期は前記極端に短い情報保持時間のメモリセルを無視
し、前記のように一定の分布幅の中に存在するメモリセ
ルのうち最も短い情報保持時間のメモリセルに対応した
周期によりリフレッシュ動作を行なう。このようなリフ
レッシュ動作の結果、前記のように極く短いメモリセル
が存在するワード線の記憶エリアでは前記同様に情報破
壊が発生する。
【0029】図7に示すように、データ保持モードから
メモリアクセスが開始される通常モードに切り換えられ
ると、前記制御回路CONTに設けられる自動リフレッ
シュ制御回路RFCは、上記不揮発性記憶回路ROMの
アドレスAを読み取り、第1記憶部DRAMのワード線
を選択して、破壊されたビットを含むデータを読み出し
てエラー訂正回路に供給する。エラー訂正回路は、上記
第1記憶部DRAMのデータを、第2記憶部SRAMに
記憶された符号aを用いて誤りビットの修正を行ない上
記ワード線のメモリセルに書き込むようにする。不揮発
性記憶回路ROMの他のアドレスBないしEのワード線
に対応して同様な動作を行なうことにより、前記リフレ
ッシュ動作によって破壊されたビットの修復が行なわれ
る。
【0030】この後に、メモリアクセスが許可されて前
記のような第2記憶部SRAMをキャッシュとするメモ
リアクセスが行なわれる。このようなメモリアクセスと
並行して行なわれる第1記憶部DRAMのリフレッシュ
動作は、前記のような比較的長いリフレッシュ周期では
なく、上記極端に短いメモリセルの情報保持時間に合わ
せたリフレッシュ周期とされる。このような誤り検出訂
正回路を内蔵させることにより、第2記憶部SRAMに
は上記誤り検出訂正符号(ECCコード)のみを記憶さ
せればよいから、救済できる自由度が増加する。
【0031】図8には、この発明に係る半導体記憶装置
の更に他の一実施例の概略ブロック図が示されている。
この実施例では、前記図1ないし図4の実施例と前記図
6及び図7からなる実施例とが組み合わされて構成され
る。つまり、ECC符号発生回路とエラー訂正回路を設
け、第2記憶部SRAMの1つのチャネルにはECCコ
ードを記憶させ、他のチャネルには第1記憶部DRAM
のワード線単位でのデータをそのまま退避させるのに用
いるようにするものである。このような構成によって、
救済できる自由度をいっそう増加させることができる。
【0032】上記のような実施例から得られる作用効果
は、下記通りである。すなわち、 (1) ダイナミック型メモリセルで構成された第1記
憶部と、スタティック型メモリセルで構成され、複数の
メモリブロックからなる第2記憶部からなり、上記第1
記憶部において選択される1つのワード線単位での記憶
情報が第2記憶部の1つのメモリブロックと間で一括し
て転送される半導体記憶装置において、上記第1記憶部
において情報保持時間が極端に短いメモリセルが存在す
るワード線のアドレスを記憶させる不揮発性記憶回路
と、上記半導体記憶装置がデータ保持モードにされると
き、上記不揮発性記憶回路に記憶されたアドレスに基づ
いて上記第1記憶部の記憶データを上記第2記憶部に転
送し、上記極端に短い情報保持時間を無視して設定され
た第1リフレッシュ周期により上記第1記憶部のリフシ
ュッシュ動作を実施し、上記半導体記憶装置が通常のア
クセスモードにされるとき、上記上記不揮発性記憶回路
に記憶されたアドレスに基づいて上記第2記憶部の記憶
データを上記第1記憶部に転送し、上記極端に短い情報
保持時間に対応して設定された第2リフレッシュ周期に
より上記第1記憶部のリフシュッシュ動作を実施する自
動リフレッシュ回路とを設けることにより、高速動作及
び低消費電力化を図りつつ、データ保持状態でのリフレ
ッシュ電流を低減させることができるという効果が得ら
れる。
【0033】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、第2記憶部SRAMに目的のアドレスに対応したデ
ータが無いときには、第1記憶部DRAMからかかるデ
ータを直接読み出し、空き時間にかかるデータが存在す
るサブワード線の全データを第2記憶部SRAMに転送
させるようにしてもよい。このように第1記憶部DRA
Mと、そのキャッシュとして機能する第2記憶部SRA
Mに対するアクセスの仕方は種々の実施形態を採ること
ができる。上記第1記憶部DRAMと第2記憶部SRA
Mとの間で行なわれるデータは、前記のように第1記憶
部の選択ワード線の単位で行なうことが最も合理的であ
るが、これに限定されずにアドレス選択回路の変更によ
ってワード線に設けられるメモリセルの半分ずつのデー
タを選択的に転送させるようにする等種々の実施形態を
採ることができる。
【0034】リフレッシュ周期が極端に短いメモリセル
が存在するワード線のアドレスを記憶させるための不揮
発性の記憶素子としては、ヒューズの他にEPROM等
のような記憶素子を用いるものであってもよい。この発
明は、DRAMにより構成された第1記憶部と、キャッ
シュメモリとして動作する第2記憶部SRAMを備えた
半導体記憶装置に広く利用できる。
【0035】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ダイナミック型メモリセル
で構成された第1記憶部と、スタティック型メモリセル
で構成され、複数のメモリブロックからなる第2記憶部
からなり、上記第1記憶部において選択される1つのワ
ード線単位での記憶情報が第2記憶部の1つのメモリブ
ロックと間で一括して転送される半導体記憶装置におい
て、上記第1記憶部において情報保持時間が極端に短い
メモリセルが存在するワード線のアドレスを記憶させる
不揮発性記憶回路と、上記半導体記憶装置がデータ保持
モードにされるとき、上記不揮発性記憶回路に記憶され
たアドレスに基づいて上記第1記憶部の記憶データを上
記第2記憶部に転送し、上記極端に短い情報保持時間を
無視して設定された第1リフレッシュ周期により上記第
1記憶部のリフシュッシュ動作を実施し、上記半導体記
憶装置が通常のアクセスモードにされるとき、上記上記
不揮発性記憶回路に記憶されたアドレスに基づいて上記
第2記憶部の記憶データを上記第1記憶部に転送し、上
記極端に短い情報保持時間に対応して設定された第2リ
フレッシュ周期により上記第1記憶部のリフシュッシュ
動作を実施する自動リフレッシュ回路とを設けることに
より、高速動作及び低消費電力化を図りつつ、データ保
持状態でのリフレッシュ電流を低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
す概略ブロック図である。
【図2】この発明に係る半導体記憶装置のリフレッシュ
動作を説明するための概略ブロック図である。
【図3】この発明に係る半導体記憶装置のリフレッシュ
動作を説明するための概略ブロック図である。
【図4】この発明に係る半導体記憶装置のリフレッシュ
動作を説明するための概略ブロック図である。
【図5】この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例
を示す概略ブロック図である。
【図6】この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例
のリフレッシュ動作を説明するための概略ブロック図で
ある。
【図7】この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例
のリフレッシュ動作を説明するための概略ブロック図で
ある。
【図8】この発明に係る半導体記憶装置の更に他の一実
施例を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
DRAM…第1記憶部(ダイナミック型RAM)、SR
AM…第2記憶部(スタティック型RAM)、CONT
…制御回路、RFC…自動リフレッシュ制御回路、XD
EC…Xデコーダ、MPX(YDEC)…マルチプレク
サ(Yデコーダ)、SEL…選択回路、ROM…不揮発
性記憶回路。
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミック型メモリセルで構成された
    第1記憶部と、スタティック型メモリセルで構成され、
    複数のメモリブロックからなる第2記憶部からなり、上
    記第1記憶部において選択される1つのワード線単位で
    の記憶情報が第2記憶部の1つのメモリブロックと間で
    一括して転送される半導体記憶装置において、 上記第1記憶部において情報保持時間が極端に短いメモ
    リセルが存在するワード線のアドレスを記憶させる不揮
    発性記憶回路と、 上記半導体記憶装置がデータ保持モードにされるとき、
    上記不揮発性記憶回路に記憶されたアドレスに基づいて
    上記第1記憶部の記憶データを上記第2記憶部に転送
    し、上記極端に短い情報保持時間を無視して設定された
    第1リフレッシュ周期により上記第1記憶部のリフシュ
    ッシュ動作を実施し、 上記半導体記憶装置が通常のアクセスモードにされると
    き、上記上記不揮発性記憶回路に記憶されたアドレスに
    基づいて上記第2記憶部の記憶データを上記第1記憶部
    に転送し、上記極端に短い情報保持時間に対応して設定
    された第2リフレッシュ周期により上記第1記憶部のリ
    フシュッシュ動作を実施する自動リフレッシュ回路とを
    設けてなることを特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7317648B2 (en) 2004-11-16 2008-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory logic for controlling refresh operations
JP2010225236A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US10372544B2 (en) 2014-07-22 2019-08-06 Micron Technology, Inc. Apparatus including refresh controller controlling refresh operation responsive to data error

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