JP2001250363A - ディスクカートリッジ装置及びディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ装置及びディスクカートリッジ

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JP2001250363A
JP2001250363A JP2000057384A JP2000057384A JP2001250363A JP 2001250363 A JP2001250363 A JP 2001250363A JP 2000057384 A JP2000057384 A JP 2000057384A JP 2000057384 A JP2000057384 A JP 2000057384A JP 2001250363 A JP2001250363 A JP 2001250363A
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cartridge
disk
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disc
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Yotaro Sanada
洋太郎 眞田
Yoshio Kusui
嘉雄 楠井
Naohiro Nezu
直大 根津
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    • G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03—Containers for flat record carriers
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B23/0307—Positioning or centering features

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブ装置にフォーマットの異なるディス
クカートリッジをメカ的に挿入不能にすることで、ディ
スクカートリッジの誤挿入を瞬時に認識できるようにし
たディスクカートリッジ装置及びディスクカートリッジ
を得る。 【解決手段】 同一形状のカートリッジ筐体に赤色レー
ザー光及び青色レーザー光で記録及び読出しが行われる
ディスクがそれぞれ格納される第１のディスクカートリ
ッジと第２のディスクカートリッジを備え、第１のディ
スクカートリッジが専用の第１のドライブ装置１９に挿
入されたとき、第１のディスクカートリッジの識別溝が
第１のドライブ装置１９の識別凸部２０に形状一致して
装填可能され、第１のドライブ装置１９に種類の異なる
ディスクカートリッジ２１が挿入されたときに、識別凸
部２０と種類の異なるディスクカートリッジ２１の識別
溝２４が不一致し装填不能にされるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
の信号記録層に光ビームを照射し、信号記録層に情報信
号を記録あるいは信号記録層に記録された情報信号を再
生するようにしたディスクカートリッジ装置及びディス
クカートリッジに関し、詳しくは、同一形状のカートリ
ッジ筐体に赤色レーザー光で記録／読出しする方式と、
青色レーザー光で記録／読出しする方式のディスクが格
納されているディスクカートリッジの、方式の異なった
ドライブ装置への誤挿入をメカ的に容易に識別できるよ
うにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、オーディオ情報や映像情報等の各
種情報の記録媒体として、この記録媒体に記録された情
報を光ビームを用いて再生し、あるいは記録するように
した光ディスクが提案されている。この種、光ディスク
への記録は、赤色レーザー光（波長６３０〜６８０ｎ
ｍ）を使用し、例えばＣＤやＭＤあるいはＤＶＤ等、カ
ートリッジ筐体の有無にかかわらず広く適用されてい
る。
【０００３】ところで、上述した赤色レーザー光より波
長の短い青色レーザー光（波長３９０〜４４０）を使用
して光ディスクの記録が行える情報機器の出現が期待さ
れている。例えば、カートリッジ筐体の外形が同一形状
サイズでありながら、赤色レーザー光を使用して記録す
る方式で情報の読み書きを行うディスクと、青色レーザ
ー光を使用して記録する方式で情報の読み書きを行うデ
ィスクとが予想される。勿論、赤色レーザー光の場合の
ディスクカートリッジと、青色レーザー光の場合のディ
スクカートリッジとはそれぞれ専用のドライブ装置での
み読み書きされる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カートリッジ
筐体が同一で記録方式の異なる場合の問題点は、例え
ば、赤色レーザー光に対応するドライブ装置に青色レー
ザー光のディスクカートリッジを誤って挿入したり、逆
に青色レーザー光に対応するドライブ装置に赤色レーザ
ー光のディスクカートリッジを誤って挿入したとき、ド
ライブ装置側では当然読み書き不可の表示を行うが、ユ
ーザーはその原因がディスクカートリッジのフォーマッ
トの違いによるものであると認識するまでに時間がかか
ることである。
【０００５】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、ドライブ装置に対してフォーマ
ットの異なるディスクカートリッジをメカ的に挿入不能
にすることで、フォーマットの異なるディスクカートリ
ッジの誤挿入を瞬時に認識できるようにしたディスクカ
ートリッジ装置及びディスクカートリッジを得ることを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明によるディスクカートリッジ装置は、同一形状
のカートリッジ筐体内に情報の記録及び読出し方式の異
なるディスクが格納されている種類の異なるディスクカ
ートリッジと、これらディスクカートリッジが装填され
るそれぞれ専用の記録再生装置と、ディスクカートリッ
ジがそれぞれ専用の記録再生装置に挿入されたとき凹凸
面形状が一致して装填可能され、ディスクカートリッジ
が異なる記録再生装置に挿入されたときに凹凸面形状が
不一致し装填不能にされる誤挿入識別手段とを備えたも
のである。
【０００７】また、本発明によるディスクカートリッジ
は、同一形状のカートリッジ筐体に情報の記録及び読出
し方式の異なるディスクが格納されている種類の異なる
ディスクカートリッジからなり、ディスクが赤色レーザ
ー光で記録／読出しする方式と、青色レーザー光で記録
／読出しする方式からなるものである。
【０００８】上述したディスクカートリッジ装置及びデ
ィスクカートリッジによれば、ディスクカートリッジが
専用の記録再生装置に挿入されたとき、ディスクカート
リッジに形成されている凹部が記録再生装置側の凸部に
形状一致して所定位置まで装填され、ディスクカートリ
ッジが専用の記録再生装置に挿入されたことが認識でき
る。また、ディスクカートリッジが異なる記録再生装置
に挿入されたときには、ディスクカートリッジの凹部と
記録再生装置側の凸部とが不一致し、ディスクカートリ
ッジが挿入不完全となり、ディスクカートリッジが異な
った記録再生装置に誤って挿入されたことが認識でき
る。
【０００９】また、同一形状のカートリッジ筐体に赤色
レーザー光で記録／読出しする方式と、青色レーザー光
で記録／読出しする方式のディスクを格納したディスク
カートリッジを構成したことで、情報記録量の異なるデ
ィスクカートリッジとして種々の情報機器に使い分ける
ことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディスクカー
トリッジ装置及びディスクカートリッジの実施の形態の
例を図面を参照して説明する。
【００１１】図１は赤色レーザー光で記録／読出しする
方式のディスクを格納したディスクカートリッジ（以
下、第１のディスクカートリッジという）を上ハーフ側
より見たシャッター解放状態の斜視図、図２は同じく下
ハーフ側より見たシャッター解放状態の斜視図、図３は
同じく上ハーフ側より見たシャッター閉止状態の平面
図、図４は青色レーザー光で記録／読出しする方式のデ
ィスクを格納したディスクカートリッジ（以下、第２の
ディスクカートリッジという）を上ハーフ側より見たシ
ャッター解放状態の斜視図、図５は同じく下ハーフ側よ
り見たシャッター解放状態の斜視図、図６は同じく上ハ
ーフ側より見たシャッター閉止状態の平面図である。
【００１２】第１のディスクカートリッジの全体を符号
１で示し、カートリッジ筐体２は上ハーフ３と下ハーフ
４の接合面を高周波溶着により合体式に構成されてい
る。第１のディスクカートリッジ１内に格納されている
ディスク５は、赤色レーザー光（６３０〜６８０ｎｍ）
で記録／読出しされる例えば直径が５０ｍｍの光ディス
クで、この場合のディスク５の記録容量は１ギガバイト
を有する。また、ディスクカートリッジ１の挿入方向を
矢印マーカー６で示す。
【００１３】また、第１のディスクカートリッジ１の挿
入側は凸状の円弧面形状１ａにされ、この円弧面形状１
ａが第１のディスクカートリッジ１の挿入側として識別
されると共に、第１のディスクカートリッジ１の小型化
を図っている。ここで、ディスク筐体２は挿入方向と直
交する一辺の幅Ｗ1 は５７．８ｍｍ、この辺と直交する
他辺の奥行き長さＷ2 は５３．８ｍｍ、厚みＤが４ｍｍ
に規格されている。
【００１４】上述した第１のディスクカートリッジ１に
は、カートリッジ筐体２の両面をスライド式に開閉可能
のシャッター板７を有し、このシャッター板７が解放さ
れることでディスクカートリッジ１の上面側では上ハー
フ３の開口窓３ａからディスク５の上面の径方向の一部
が露見すると共に、ディスクカートリッジ１の下面側で
は下ハーフ４の開口窓４ａからディスク５の下面（情報
の読み書き可能な面）の径方向の一部が露見するように
なっている。尚、第１のディスクカートリッジ１の下面
側ではシャッター板７の解放によりディスク５のチャッ
キングプレート８が露見するようになる。
【００１５】このシャッター板７は閉止状態では図示し
ないロック部材により閉止位置にロックされている。ま
た、シャッター板７の開放操作は第１のディスクカート
リッジ１がドライブ装置へ挿入されることで、ロック部
材がシャッターロック解除部材により解除されシャッタ
ー板７が開放されるようになっている。
【００１６】また、第１のディスクカートリッジ１の挿
入側で、下ハーフ４の一方の側端部にローディング凹部
９ａが設けられている。これに対して下ハーフ４の他方
の側端部には閉止位置のシャッター板７が存在するが、
このシャッター板７の下部の下ハーフ４の側端部に上述
したローディング凹部９ａと平行する位置にローディン
グ凹部９ｂが設けられている。このローディング凹部９
ｂはシャッター板７が閉止されたときには、シャッター
板７によって隠蔽状態にされている。
【００１７】尚、第１のディスクカートリッジ１の背面
にはディスク５に記録されている記録情報を誤って消去
しないようにするための誤消去防止プラグ１０と、この
誤消去防止プラグ１０のスライド操作に連動して開閉す
る誤消去防止検出穴１１が下ハーフ４に形成されてい
る。符号１２，１３はディスクカートリッジ１の仕様を
識別する識別穴である。
【００１８】また、第１のディスクカートリッジ１の下
ハーフ３には、誤消去防止検出穴１１に隣接して丸孔状
の位置決め穴１４と、この位置決め穴１４と対角線上で
挿入先端側に長穴状の位置決め穴１５と、位置決め穴１
４と平行に挿入側とは反対側の後端側に長穴状の位置決
め穴１６が形成されている。
【００１９】さて、第１のディスクカートリッジ１の挿
入側の一側面（シャッター板７側）には、当該ディスク
カートリッジ１を後述するドライブ装置に挿入したと
き、シャッターロック解除部材が入り込むガイド溝１７
が形成されている。そして、第１のディスクカートリッ
ジ１の挿入側の他側面コーナー部分に、第１のディスク
カートリッジ１であることを識別する誤挿入識別手段と
しての識別溝１８が形成されている。
【００２０】この識別溝１８は第１のディスクカートリ
ッジ１の場合、所定の幅を有し奥行き深さの比較的浅い
形状にされ、例えば識別溝１８はその底端部からディス
クカートリッジ１の後端部までの長さＷ3 は４４．２ｍ
ｍ、幅Ｗ4 は６ｍｍにされている。
【００２１】上述した第１のディスクカートリッジ１が
赤色レーザー専用のドライブ装置１９のホルダー（以
下、第１のドライブ装置１９という）に装填されたセッ
ト状態を図７に示す。第１のドライブ装置１９内には第
１のディスクカートリッジ１の識別溝１８が形状一致し
て係合される識別凸部２０が形成されている。この識別
凸部２０は例えば第１のドライブ装置１９の挿入口１９
ａからの奥行きの距離Ｗ 5 は４４．２ｍｍ、突出長さＷ
6 は６ｍｍにされている。
【００２２】一方、第２のディスクカートリッジの全体
を符号２１で示し、第２のディスクカートリッジ２１内
に格納されているディスク２２は、青色レーザー光（３
９０〜４４０ｎｍ）で記録／読出しされる例えば直径が
５０ｍｍの光ディスクであり、この場合のディスク２２
の記録容量は２ギガバイトを有する。第２のディスクカ
ートリッジ２１のカートリッジ筐体は上述した第１のデ
ィスクカートリッジ１のカートリッジ筐体と同一形状及
び同一サイズにされ、かつ同じ構成からなり、同一部分
には同じ符号を付して説明は省略する。
【００２３】ここで、第２のディスクカートリッジ２１
が第１のディスクカートリッジ１と異なる点は、第２の
ディスクカートリッジ２１が青色レーザー専用のドライ
ブ装置２３のホルダー（以下、第２のドライブ装置２３
という）に装填されたとき、第２のディスクカートリッ
ジ２１の挿入側の他側面コーナー部分に、第２のディス
クカートリッジ２１であることを識別する誤挿入識別手
段としての識別溝２４が形成されていることである。
【００２４】この識別溝２４は第２のディスクカートリ
ッジ２１の場合、比較的狭い幅で奥行きの比較的深い形
状にされ、例えば識別溝２４は図６に示すようにその底
端部からディスクカートリッジ２１の後端部までの長さ
Ｗ7 は３９．７ｍｍ、幅Ｗ8は３ｍｍにされている。
【００２５】上述した第２のディスクカートリッジ２１
が第２のドライブ装置２３に装填されたセット状態を図
９に示す。第２のドライブ装置２３内には第２のディス
クカートリッジ２１の識別溝２４が形状一致して係合さ
れる識別凸部２５が形成されている。この識別凸部２５
は例えば第２のドライブ装置２３の挿入口２３ａからの
奥行きの距離Ｗ9 は３９．７ｍｍ、突出長さＷ10は３ｍ
ｍにされている。
【００２６】次に、ディスクカートリッジがドライブ装
置へ装填される動作を図７〜図１０を参照して説明す
る。
【００２７】〔第１のドライブ装置１９へ専用の第１の
ディスクカートリッジ１の挿入〕第１のドライブ装置１
９へ専用の第１のディスクカートリッジ１が挿入される
と、図示しないシャッターロック解除部材によりシャッ
ター板７が開放されると同時に、第１のディスクカート
リッジ１のローディング凹部９ａ，９ｂにローディング
ピンが係合され、第１のディスクカートリッジ１がドラ
イブ装置１９内に引き込まれる。ここで、第１のディス
クカートリッジ１は図７に示すように識別溝１８が第１
のドライブ装置１９の識別凸部２０に形状一致して係合
される位置まで引き込まれ、この後、第１のディスクカ
ートリッジ１はローディング位置に装填される。これに
よって、第１のディスクカートリッジ１が第１のドライ
ブ装置１９内に丁度収まりローディング位置に装填され
るようになり、第１のディスクカートリッジ１が専用の
第１のドライブ装置１９に装填されたことをユーザーが
認識することができる。
【００２８】また、第１のディスクカートリッジ１が手
動で第１のドライブ装置１９へ挿入される方式の場合で
は、第１のディスクカートリッジ１の識別溝１８が第１
のドライブ装置１９の識別凸部２０に形状一致して係合
される位置まで挿入されることで、第１のディスクカー
トリッジ１が第１のドライブ装置１９内に丁度収まり、
第１のディスクカートリッジ１が専用の第１のドライブ
装置１９に装填されたことをユーザーが認識することが
できる。
【００２９】〔第１のドライブ装置１９へ種類の異なる
第２のディスクカートリッジ２１の挿入〕第１のドライ
ブ装置１９へ種類の異なる第２のディスクカートリッジ
２１が挿入されると、図示しないシャッターロック解除
部材によりシャッター板７が開放されると同時に、第２
のディスクカートリッジ２１のローディング凹部９ａ，
９ｂにローディングピンが係合され、第２のディスクカ
ートリッジ２１がドライブ装置１９内に引き込まれる
が、図８に示すように第２のディスクカートリッジ２１
の識別溝２４が第１のドライブ装置１９の識別凸部２０
と形状不一致する。これによって、第２のディスクカー
トリッジ２１の挿入側端面が識別凸部２０に突き当た
り、この後、第２のディスクカートリッジ２１が非装填
位置であることが検出され、第２のディスクカートリッ
ジ２１はエジェクト位置に排出されることで、第１のド
ライブ装置１９に対して第２のディスクカートリッジ２
１が種類の異なるディスクカートリッジであることをユ
ーザーが認識することができる。
【００３０】また、第２のディスクカートリッジ２１が
手動で第１のドライブ装置１９へ挿入される方式の場合
では、第２のディスクカートリッジ２１の識別溝２４が
第１のドライブ装置１９の識別凸部２０に形状不一致
し、第２のディスクカートリッジ２１が第１のドライブ
装置１９の挿入口１９ａからはみ出し量Ａ（４．４ｍ
ｍ）はみ出してローディング位置に装填されず、第１の
ドライブ装置１９に対して第２のディスクカートリッジ
２１が種類の異なるディスクカートリッジであることを
ユーザーが認識することができる。
【００３１】〔第２のドライブ装置２３へ専用の第２の
ディスクカートリッジ２１の挿入〕第２のドライブ装置
２３へ専用の第２のディスクカートリッジ２１が挿入さ
れると、図示しないシャッターロック解除部材によりシ
ャッター板７が開放されると同時に、第２のディスクカ
ートリッジ２１のローディング凹部９ａ，９ｂにローデ
ィングピンが係合され、第２のディスクカートリッジ２
１がドライブ装置２３内に引き込まれる。ここで、第２
のディスクカートリッジ２１は図９に示すように識別溝
２４が第２のドライブ装置２３の識別凸部２５に形状一
致して係合される位置まで引き込まれ、この後、第２の
ディスクカートリッジ２１はローディング位置に装填さ
れる。これによって、第２のディスクカートリッジ２１
が第２のドライブ装置２３内に丁度収まりローディング
位置に装填されるようになり、第２のディスクカートリ
ッジ２１が専用の第２のドライブ装置２３に装填された
ことをユーザーが認識することができる。
【００３２】また、第２のディスクカートリッジ２１が
手動で第２のドライブ装置２３へ挿入される方式の場合
では、第２のディスクカートリッジ２１の識別溝２４が
第２のドライブ装置２３の識別凸部２５に形状一致して
係合される位置まで挿入されることで、第２のディスク
カートリッジ２１が第２のドライブ装置２３内に丁度収
まり、第２のディスクカートリッジ２１が専用の第２の
ドライブ装置２３に装填されたことをユーザーが認識す
ることができる。
【００３３】〔第２のドライブ装置２３へ種類の異なる
第１のディスクカートリッジ１の挿入〕第２のドライブ
装置２３へ種類の異なる第１のディスクカートリッジ１
が挿入されると、図示しないシャッターロック解除部材
によりシャッター板７が開放されると同時に、第１のデ
ィスクカートリッジ１のローディング凹部９ａ，９ｂに
ローディングピンが係合され、第１のディスクカートリ
ッジ１がドライブ装置１９内に引き込まれるが、図１０
に示すように第１のディスクカートリッジ１の識別溝１
８が第２のドライブ装置２３の識別凸部２５に突き当た
り、この後、第１のディスクカートリッジ１が非装填位
置であることが検出され、第１のディスクカートリッジ
１はエジェクト位置に排出されることで、第２のドライ
ブ装置２３に対して第１のディスクカートリッジ１が種
類の異なるディスクカートリッジであることをユーザー
が認識することができる。
【００３４】また、第１のディスクカートリッジ１が手
動で第２のドライブ装置２３へ挿入される方式の場合で
は、第１のディスクカートリッジ１の識別溝１８が第２
のドライブ装置２３の識別凸部２５に形状不一致し、第
１のディスクカートリッジ１が第２のドライブ装置２３
の挿入口２３ａからはみ出し量Ｂ（３．８ｍｍ）はみ出
してローディング位置に装填されず、第２のドライブ装
置２３に対して第１のディスクカートリッジ１が種類の
異なるディスクカートリッジであることをユーザーが認
識することができる。
【００３５】ここで、ドライブ装置に種類の異なるディ
スクカートリッジが手動で挿入されたときの挿入口から
のディスクカートリッジのはみ出しは、ユーザーが容易
に認識できるようなはみ出し量として本例では４ｍｍ前
後にしたが、はみ出し量は第１のドライブ装置１９の識
別凸部２０及び第２のドライブ装置２３の識別凸部２５
をそれぞれのドライブ装置の挿入端部からの距離を変え
ることによって自由に変更可能である。
【００３６】本発明は、上述しかつ図面に示した実施の
形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【００３７】本例では、誤挿入識別手段としてディスク
カートリッジ側のコーナー部分に識別溝を設け、ドライ
ブ装置側に識別凸部を設けたが、これらの形状及び取り
付け位置については限定するものではない。
【００３８】また、本例では、第１のディスクカートリ
ッジ１を赤色レーザー光で記録／読出しする方式のディ
スク５を格納し、第２のディスクカートリッジ２１を青
色レーザー光で記録／読出しする方式のディスク２２を
格納した場合について説明したが、その他、ディスクを
赤色レーザー光や青色レーザー光で記録／読出しする以
外の方式であって、カートリッジ筐体が同一形状である
場合のディスクカートリッジ装置にも広く適用可能であ
る。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクカ
ートリッジ装置は、同一形状のカートリッジ筐体内に情
報の記録及び読出し方式の異なるディスクが格納されて
いる種類の異なるディスクカートリッジがそれぞれ専用
の記録再生装置に挿入されたとき凹凸面形状が一致して
装填可能され、ディスクカートリッジが異なる記録再生
装置に挿入されたときに凹凸面形状が不一致し装填不能
にされる誤挿入識別手段を備えたことによって、記録再
生装置に異なった方式のディスクカシートリッジが挿入
された場合に、記録再生装置からディスクカートリッジ
を自動で排出したり、あるいは記録再生装置からがはみ
出すようにし、方式の異なったディスクカートリッジで
あることをユーザーが容易にかつ瞬時に認識することが
できるといった効果がある。
【００４０】また、誤挿入識別手段は、種類の異なるデ
ィスクカートリッジの挿入側の一側面に溝幅及び溝奥行
き長さがそれぞれ異なる識別溝を備え、記録再生装置側
にディスクカートリッジの識別溝がそれぞれ係合し合う
識別凸部を備えたので、簡単な構成でディスクカートリ
ッジの識別をメカ的に確実に行うことができる。
【００４１】また、本発明のカートリッジは、同一形状
のカートリッジ筐体に情報の記録及び読出し方式の異な
るディスクが格納されている種類の異なるディスクカー
トリッジからなり、ディスクが赤色レーザー光で記録／
読出しする方式と、青色レーザー光で記録／読出しする
方式からなるので、情報記録量の異なるディスクカート
リッジとして種々の情報機器に使い分けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による第１のディスクカートリッジを上
ハーフ側から見た斜視図である。
【図２】同じく第１のディスクカートリッジを下ハーフ
側から見た斜視図である。
【図３】同じく第１のディスクカートリッジの平面図で
ある。
【図４】本発明による第２のディスクカートリッジを上
ハーフ側から見た斜視図である。
【図５】同じく第２のディスクカートリッジを下ハーフ
側から見た斜視図である。
【図６】同じく第２のディスクカートリッジの平面図で
ある。
【図７】第１のドライブ装置に専用の第１のディスクカ
ートリッジを装填した一部破断平面図である。
【図８】第１のドライブ装置に種類の異なった第２のデ
ィスクカートリッジを挿入したときの一部破断平面図で
ある。
【図９】第２のドライブ装置に専用の第２のディスクカ
ートリッジを装填した一部破断平面図である。
【図１０】第２のドライブ装置に種類の異なった第１の
ディスクカートリッジを挿入したときの一部破断平面図
である。
【符号の説明】
１…第１のディスクカートリッジ、２…カートリッジ筐
体、５…第１のディスクカートリッジのディスク、７…
シャッター板、９ａ，９ｂ…ローディング凹部、１８…
第１のディスクカートリッジの識別溝、１９…第２のド
ライブ装置、２０…第１のディスクカートリッジの識別
凸部、２１…第２のディスクカートリッジ、２２…第２
のディスクカートリッジのディスク、２３…第２のドラ
イブ装置、２４…第２のディスクカートリッジの識別
溝、２５…第２のディスクカートリッジの識別凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 同一形状のカートリッジ筐体内に情報の
    記録及び読出し方式の異なるディスクが格納され、上記
    カートリッジ筐体に上記ディスクを外部からアクセス可
    能の窓部を開閉可能にするシャッターを備えている種類
    の異なるディスクカートリッジと、 上記種類の異なるディスクカートリッジが装填されるそ
    れぞれ専用の記録再生装置と、 上記ディスクカートリッジがそれぞれ専用の記録再生装
    置に挿入されたとき、凹凸面形状が一致して装填可能さ
    れ、上記ディスクカートリッジが異なる記録再生装置に
    挿入されたときに、凹凸面形状が不一致し装填不能にさ
    れる誤挿入識別手段とを備えたことを特徴とするディス
    クカートリッジ装置。
  2. 【請求項２】 請求項１記載のディスクカートリッジ装
    置において、 上記誤挿入識別手段は、上記種類の異なるディスクカー
    トリッジの挿入側の一側面に溝幅及び溝奥行き長さがそ
    れぞれ異なる識別溝を備え、上記記録再生装置側に上記
    ディスクカートリッジの上記識別溝がそれぞれ係合し合
    う識別凸部を備えたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ装置。
  3. 【請求項３】 同一形状のカートリッジ筐体に情報の記
    録及び読出し方式の異なるディスクが格納され、上記カ
    ートリッジ筐体に上記ディスクを外部からアクセス可能
    の窓部を開閉可能にするシャッターを備えている種類の
    異なるディスクカートリッジを構成し、上記ディスク
    は、赤色レーザー光で記録／読出しする方式と、青色レ
    ーザー光で記録／読出しする方式からなることを特徴と
    するディスクカートリッジ。
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