JP2001249664A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001249664A
JP2001249664A JP2000057709A JP2000057709A JP2001249664A JP 2001249664 A JP2001249664 A JP 2001249664A JP 2000057709 A JP2000057709 A JP 2000057709A JP 2000057709 A JP2000057709 A JP 2000057709A JP 2001249664 A JP2001249664 A JP 2001249664A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音量バランスや周波数特性よく着信メロディを
再生することのできる携帯電話機を提供することを目的
とする。 【解決手段】複数パートの着信メロディで、どのパート
がメロディでどのパートが伴奏であるかのパート属性デ
ータを楽曲データに書き込んでおき、演奏時にパート属
性データレジスタ41に入力する。各パートの音色の特
徴に基づく音量バランスをボリュームコントローラ42
に入力する。内蔵スピーカの周波数特性をスピーカ特性
データレジスタ40に入力する。演奏時には、これらの
データに基づいて楽音信号の発音レベルを調整し、スピ
ーカの周波数特性に合わせて楽音信号をイコライズす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数パートの着
信メロディを発生することができる携帯電話機に関す
る。ここで、本明細書において携帯電話機とは、セルラ
ーシステムとして知られているいわゆる携帯電話機およ
び簡易携帯電話システムのPHS電話機の両方を示す概
念として使用する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機に着信があった場合には、着
信をユーザに報知するために着信音が放音される。この
着信音としては従来ビープ音が一般的であったが、ビー
プ音が耳障りな音であることからこのビープ音に代わっ
てメロディ音を着信音として発生できるものが実用化さ
れている。いわゆる着信メロディである。
【0003】また、この着信メロディも単音でなく、複
数パートの楽曲を演奏できるものが実用化されており、
このような複数パートの着信メロディは、利用者が自分
で作成するのが困難なため、ネットワークを介して楽曲
データとして配信され、誰でもダウンロードできるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信さ
れる楽曲データは、どの携帯電話機にも汎用的に再生で
きるように作成されているため、個々の携帯電話機に内
蔵されている音源が形成する楽音信号の特徴や内蔵され
ているスピーカの特性が考慮されておらず、実際の携帯
電話機でこの楽曲データを演奏したとき、各パートのバ
ランスが悪かったり、音色が適当でなかったりするとい
う問題点があった。
【0005】この発明は、汎用的に作成された楽曲デー
タに基づいて音量バランスよく着信メロディを再生する
ことのできる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
パートの楽曲データを記憶する記憶手段と、前記楽曲デ
ータに基づいて複数パートの楽音信号を形成する音源手
段とを備えた携帯電話機であって、前記記憶手段に前記
各パートの特徴を示すパート属性データを記憶するとと
もに、該パート属性データに基づき音源手段に対して各
パートの楽音信号の発音レベルを指示するレベル制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、複数音色の音色データ
を記憶した記憶手段と、記憶手段から音色データを読み
込んで複数音色の楽音信号を形成する音源手段とを備え
た携帯電話機であって、前記記憶手段は各音色の発音レ
ベルを示すゲインパラメータを記憶しており、前記発音
手段はゲインパラメータに基づいて各音色の発音レベル
を制御することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、楽音信号を形成する音
源手段と、音源手段が形成した楽音信号を音響出力する
出力手段と、該出力手段の特性データを記憶した記憶手
段と、該特性データに基づいて前記音源手段が形成した
楽音信号の特性を調整する特性調整手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、それぞれ音色および属
性が異なる複数パートの楽曲データを記憶する楽曲デー
タ記憶手段と、複数音色のゲインパラメータを含む音色
データを記憶した音色データ記憶手段と、前記楽曲デー
タに基づいてそれぞれ音色が異なる複数パートの楽音信
号を形成する音源手段と、音源手段が形成した楽音信号
を音響出力する出力手段と、出力手段の周波数特性デー
タを記憶した周波数特性データ記憶手段とを備えた携帯
電話機であって、前記音源手段は、各パートの属性およ
び該パートに割り当てられている音色データに基づいて
各パートの楽音信号の発音レベルを制御し、前記周波数
特性データに基づいて前記音源手段が形成した楽音信号
の周波数特性を調整する周波数特性調整手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】着信メロディなどの楽曲データが複数のパ
ートで構成される場合、各パートは、メロディ、伴奏、
ベース、リズムなどそれぞれ異なる役割を担っているこ
とが多く、請求項1の発明ではこの役割をパート属性デ
ータとして、楽曲データとともに、または、楽曲データ
に含めて記憶する。楽曲データは、外部機器やネットワ
ークからダウンロードした汎用のものを用いることがで
きる。そして、この楽曲データを演奏するとき、このパ
ート属性データに基づいて各パートの発音レベルを制御
する。発音レベルは音源手段が形成する楽音信号の振幅
レベルであり、この楽音信号がボリューム調節されずに
そのままスピーカ等から出力される場合にはこの発音レ
ベルが音量に対応する。たとえば、メロディパートの発
音レベル(音量)を他のパートの発音レベルよりも大き
くし、ベースパートの発音レベルよりも小さくするなど
である。このようにすることにより、携帯電話機毎に音
源手段の発音機能が異なっても各パート間の音量バラン
スのよい演奏をさせることができる。
【0011】請求項2では、音源手段は、記憶手段に記
憶されている音色データに基づいて複数音色の楽音信号
を形成することができる。音源手段は、たとえば楽曲デ
ータに基づいて複数音色(複数パート)の着信メロディ
音などの楽音信号を形成する。このとき、同じ手順で楽
音信号を形成しても音量が大きくなる楽音信号もあれば
小さくなる楽音信号もあるため、各音色に対応させてゲ
インパラメータを記憶し、このゲインパラメータに基づ
いて各音色の発音レベルを制御することによって、音色
間のアンバランスを補正するようにした。これにより、
音色間で音量のばらつきがあってもこれを補正して的確
な音量で複数音色の楽音信号を形成することができる。
【0012】携帯電話機はスピーカなどの出力手段を備
えている。内蔵されている出力手段は携帯電話機の機種
毎に異なりその周波数特性などの特性も異なる。音高の
異なる複数パートの楽音を音響出力する場合、出力手段
の特性によって各パートの音量や音質が変わってしま
う。そこで、請求項3の発明では、出力手段の特性デー
タを記憶しておき、音源手段によって形成された楽音信
号の特性を調整することで、上記出力手段の特性をキャ
ンセルする。これにより、音響出力される楽音は、調整
された信号の特性と出力手段の周波数特性とが相殺され
たフラットな特性の音響として出力される。
【0013】なお、携帯電話機には呼出用スピーカ、受
話用スピーカ、イヤホンなど複数の出力手段が接続され
る。そこで、記憶手段に各出力手段毎に特性データを記
憶しておき、そのとき使用される出力手段の特性データ
で楽音信号の特性を調整すれば、どの出力手段から楽音
を音響出力する場合でもフラットな特性の音響を出力す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
携帯電話機のブロック図である。この携帯電話機全体の
動作を制御するシステムCPU10にはバス29を介し
てシステムRAM11、システムROM12、通信部1
3、音声処理部(コーダ/デコーダ)14、楽曲演奏部
15、可変ゲインアンプ18、可変ゲインアンプ21
(21a,21b)、インタフェース27、入力部2
4、表示部25、バイブレータ26が接続されている。
システムCPU10は、電話機能プログラムを実行する
ことにより携帯電話機1の各部の動作を制御するもので
あり、動作時の経過時間を示したり特定の時間間隔でタ
イマ割込を発生するタイマを内蔵している。また、シス
テムCPU10は、楽曲演奏部15から割込要求信号
(IRQ)を受けたとき、後述する楽曲演奏処理を補助
する処理動作を実行する。システムRAM11には、楽
曲演奏部15で演奏する曲の楽曲データを記憶する楽曲
データ記憶エリア、ユーザ設定データを記憶する設定デ
ータ記憶エリアなどが設定されている。前記楽曲データ
は、パート属性データ、楽譜データを含んでいる。楽曲
データは通信部13を介してダウンロードセンタからダ
ウンロードすることができるとともに、インタフェース
27を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器2か
ら転送することができる。前記ユーザ設定データ記憶エ
リアには、楽曲データで演奏される4パートの曲の各パ
ートのボリュームを設定するパートボリューム設定デー
タのユーザ入力値を記憶するパートボリューム設定デー
タ記憶エリアも含まれている。システムROM12に
は、システムCPU10が実行する送信や着信の各種電
話機能プログラムや楽曲再生処理を補助する処理等のプ
ログラム、プリセットされているデフォルトの楽曲デー
タ等の各種データが記憶されている。
【0015】通信部13は、アンテナ1aで受信された
信号の復調を行うとともに、送信する信号を変調してア
ンテナ1aに供給する。通信部13で復調された受話信
号は、音声処理部(コーダ/デコーダ)14において復
号され、マイク28から入力された送話信号は音声処理
部14において圧縮符号化される。音声処理部14は、
送話用の音声を高能率圧縮符号化/復号化しており、た
とえばCELP(CodeExcited LPC)系やADPCM(適
応差分PCM符号化)方式のコーダ/デコーダとされて
いる。音声処理部14が復調した受話信号およびマイク
28から入力された送話信号は可変ゲインアンプ21
a、ミキサ22を介して受話用スピーカ23から放音さ
れる。また、音声処理部14は、楽曲演奏部15から楽
曲を演奏した楽音を入力し、この楽音を圧縮符号化して
通信部13に入力することもできる。
【0016】楽曲演奏部15はシステムRAM11やシ
ステムROM12に記憶されている楽曲データに基づい
て複音の楽曲を演奏可能なLSIである。このLSI
は、自動演奏機能を実行するシーケンサや楽音波形を形
成する音源部などを内蔵しており、楽曲データを供給す
ることにより各種の楽曲(メロディを持たない楽音のみ
も含む)を演奏することができる。この楽曲演奏部15
の詳細は後述する。
【0017】楽曲演奏部15が形成した楽音信号は、可
変ゲインアンプ18を介して呼出用スピーカ20から放
音される。なお、楽曲演奏部15が形成した楽音信号
は、音声処理部14、可変ゲインアンプ21bにも出力
される。可変ゲインアンプ21bで増幅された楽音信号
はミキサ22を介して受話用スピーカ23から放音され
る。楽曲演奏部15が形成した楽音信号は、着信音(リ
スニング音、カラオケ音を含む)、保留音、BGMとし
て用いられる。着信音として用いる場合には、可変ゲイ
ンアンプ18のゲインを上げて呼出用スピーカ20から
この楽音が放音されるようにする。また、保留音やBG
Mとして用いる場合には、可変ゲインアンプ21bのゲ
インを上げて受話用スピーカ23からこの楽音が放音さ
れるようにするとともに、音声処理部に楽音信号を入力
してこの楽音信号が通話相手に送信されるようにする。
なお、楽音が保留音として出力されている場合には、マ
イク28のゲインを絞ってマイクの入力信号が通話相手
に送信されないようにするとともに可変ゲインアンプ2
1aのゲインも絞って受話用スピーカ23からこのマイ
ク音声が出力されないようにする。一方、楽音がBGM
として用いられている場合には、マイク28のゲインや
可変ゲインアンプ21aのゲインは通常の通話時と同じ
にしてマイク音声と楽音が一緒に通話相手に送信され、
且つ受話用スピーカ23から出力されるようにする。
【0018】インタフェース(I/F)27は、パーソ
ナルコンピュータ等の外部機器2と接続するためのイン
タフェースであり、この外部機器2から前記楽曲データ
を転送することができる。入力部24は携帯電話機1に
備えられた「0」から「9」のダイヤルボタンや各種機
能ボタンを含んでいる。表示部25には、電話機能のメ
ニューや、ダイヤルボタン等のボタンの操作に応じた表
示がされる。バイブレータ26は、着信時に着信音に代
えて携帯電話機1の本体を振動させることにより、着信
をユーザに知らせるバイブレータである。
【0019】前記楽曲演奏部15の構成例を図2に示
す。図2において、インタフェース30はバス29を介
して各種のデータを受け取るインタフェースであり、ス
ピーカ特性データ、パート属性データ、パートボリュー
ム設定データ、楽譜データ、音色データを含む各種デー
タと、受け取ったデータが何のデータであるかを示すイ
ンデックスデータ(INDEX)とを分離して、データ
はDATA出力から出力し、インデックスデータ(IN
DEX)はINDEX出力から出力している。
【0020】INDEXデコーダ32は、インデックス
データをデコードして書込パルス(WP)と後述するI
RQポイントデータのラッチパルス(LP)をFIFO
31に供給し、シーケンサ33が受け取るSTART/
STOPなどのデータがインタフェース30のDATA
出力から出力される際にシーケンサ33にその旨を示す
インデックスデータAD1を供給し、音色データ記憶部
(Voice RAM)34が受け取る音色データがイ
ンタフェース30のDATA出力から出力される際に音
色データ記憶部34にその旨を示すインデックスデータ
AD2を供給する。また、スピーカ特性データレジスタ
40が受け取るスピーカ特性データがインタフェース3
0のDATA出力から出力される際にスピーカ特性デー
タレジスタ40にその旨を示すインデックスデータAD
3を供給し、パート属性データレジスタ41が受け取る
パート属性データがインタフェース30のDATA出力
から出力される際にスピーカ特性データレジスタ41に
その旨を示すインデックスデータAD4を供給する。さ
らに、ボリュームコントローラ42が受け取るパートボ
リューム設定データがインタフェース30のDATA出
力から出力される際にボリュームコントローラ42にそ
の旨を示すインデックスデータAD5を供給する。
【0021】FIFO(First-In First-Out)31は、図
3(B)に示す楽譜データを32ワード分格納できる記
憶手段であり、先に書き込まれた楽譜データから順次読
み出されるようにされている。FIFO31から楽譜デ
ータが順次読み出され、所定量(IRQポイント)の空
きエリアが発生した際には、FIFO31は割込要求信
号(IRQ)をシステムCPU10に送っている。
【0022】シーケンサ33は、FIFO31に読出パ
ルス(Read)を印加してFIFO31から楽譜デー
タを順次読み出し、楽譜データ中の時間情報に対応して
楽譜データに対応する発音パラメータを音源部35に入
力する。
【0023】音色データ記憶部34は、インタフェース
30のDATA出力から取り込まれた音色データを記憶
する記憶手段であり、8音色分の音色データを記憶でき
る記憶容量を有している。音色データは、システムRA
M11またはシステムROM12に多数記憶されてお
り、そのうち必要なものすなわち演奏される楽曲データ
によって使用されるものがこの音色データ記憶部34に
転送される。
【0024】スピーカ特性データレジスタ40は、イン
タフェース30のDATA出力から取り込まれたスピー
カ特性データを記憶する記憶手段である。スピーカ特性
データは、この携帯電話に設けられているスピーカの特
性や接続されているイヤホンの特性を表したデータであ
り、たとえば図3(C)に示すようなものである。スピ
ーカ特性データはシステムROM12またはシステムR
AM11に記憶されており、演奏スタート時またはイヤ
ホンジャックにイヤホンが接続/取り外しされる都度そ
れに合わせたスピーカ特性データがCPU10−インタ
フェース30を介してスピーカ特性データレジスタ40
に供給される。なお、内蔵スピーカである受話用スピー
カ20、呼出用スピーカ23に対応するスピーカ特性デ
ータは、各携帯電話の機種に合わせてシステムROM1
2またはシステムRAM11に書き込まれ、イヤホンに
対応するスピーカ特性データは一般的なイヤホンのもの
がシステムROM12またはシステムRAM11に書き
込まれる。このスピーカの特性データは、入力部24か
らユーザが任意に設定できるようにしてもよい。その
際、図3(C)に示したようなスピーカ特性データテー
ブルを表示部25に表示するようにすれば、利用者が容
易に設定操作を行うことができる。
【0025】パート属性データレジスタ41は、インタ
フェース30のDATA出力から取り込まれたパート属
性データを記憶する記憶手段である。パート属性データ
は、音源部35の4パートに割り当てる音色および各パ
ートが楽曲においてどのような役割(メロディ、伴奏、
ベース、ドラムなど)を受け持っているかを示すデータ
であり、図3(A)に示すような構成になっている。パ
ート属性データは、楽曲データの先頭に書き込まれてお
り、楽曲データが楽曲演奏部15に供給されるとき最初
に読み込まれる。パート属性データで指定された各パー
トの音色は音色データ記憶部34に供給され、指定され
た音色データが音源部35の各パートに供給される。上
記のように楽曲データは図3(A)のパート属性データ
および同図(B)の楽譜データで構成されており、ダウ
ンロードセンタ(図5参照)または外部装置2から取り
込むことができる。
【0026】音源部35は、4パートの楽音信号を同時
に発音することができ、各パートはパート属性データに
従って音色データ記憶部34から読み出された音色に設
定され、シーケンサ33から供給される発音パラメータ
に従った音高と発音時間長の楽音信号を各パート毎に生
成する。生成された4パート分の楽音信号は、イコライ
ザ36に供給され、周波数特性を調整される。このの
ち、デジタルアナログ変換器(DAC)37に供給され
て、アナログの楽音信号となる。アナログの楽音信号は
前記可変ゲインアンプ18および21bに出力される。
DAC37を通らないデジタルの楽音信号は音声処理部
14に入力される。
【0027】イコライザ36は、楽音信号の周波数特性
を調整するフィルタ群で構成されており、スピーカ特性
データレジスタ40から入力されたスピーカ特性データ
に応じて、スピーカ(イヤホン)から出力される楽音信
号の周波数特性がフラットになるように楽音信号の周波
数特性を調整する。
【0028】ボリュームコントローラ42は、上記音源
部35の各パートのボリュームを制御する回路であり、
音源部35に各パートの音色のレベルパラメータを出力
する。ボリュームコントローラ42は、インタフェース
30のDATA出力から取り込まれたパートボリューム
設定データを記憶するレジスタを備えている。パートボ
リューム設定データは、各パート(メロディパート、伴
奏パート、ベースパート、ドラムパートなど)の楽音信
号をどの程度のレベルで形成するかを設定するデータで
あり、図3(D)に示すような構成になっている。この
パートボリューム設定データは、システムROM12お
よびシステムRAM11に記憶されている。システムR
OM12にはデフォルト値が記憶されており、システム
RAM11には入力部24から入力されたユーザ設定値
が記憶される。その際、図3(D)に示したようなパー
トボリューム設定データテーブルを表示部25に表示す
るようにすれば、利用者が容易に設定操作を行うことが
できる。CPU10は楽曲データの供給時やユーザ設定
値の変更時などのタイミングにパートボリューム設定デ
ータを楽曲演奏部15に入力する。なお、ユーザ設定値
は、リセット操作などによってリセットされる。
【0029】楽曲演奏時にボリュームコントローラ42
には、上記パートボリューム設定データのほか、スピー
カ特性データレジスタ40からスピーカ特性データ、パ
ート属性データレジスタ41からパート属性データおよ
び音色データ記憶部34から音色ゲインパラメータが入
力される。ボリュームコントローラ42は、これらのデ
ータに基づき音源部35に対して各パートの楽音信号の
発音レベルを決定し、このレベルを指示するレベルパラ
メータを発生して音源部35に入力する。
【0030】以下、この携帯電話機1および楽曲演奏部
15の動作について概説する。携帯電話機1をダウンロ
ードモードにすると、ダウンロードセンタまたは外部機
器から楽曲データをダウンロードしてシステムRAM1
1に書き込む。インタフェース27にパーソナルコンピ
ュータなどの外部機器2が接続されているときにダウン
ロードモードに設定されると、このインタフェース27
を開いて外部機器2から楽曲データを取り込むように動
作する。また、インタフェース27に外部機器2が接続
されていないときにダウンロードモードに設定された場
合は、ダウンロードセンタに電話を掛けて楽曲データを
取り込むように動作する。
【0031】図5は携帯電話機の交換ネットワークを示
す図である。ダウンロードセンタは、通常は同図に示す
ように一般交換局に接続されているが、関門交換局、移
動交換局、基地局のいずれに設けてもよい。
【0032】携帯電話機1を選曲モードに設定すると入
力部24および表示部25を操作して楽曲演奏部15で
演奏する楽曲をユーザが選択することができる。ユーザ
が選択した楽曲の楽曲データは、その先頭部分(パート
属性データ、音色データおよび32ワード分の楽譜デー
タ)がシステムRAM11またはシステムROM12か
ら読み出されて楽曲演奏部15に予めセットされる。ま
た、このとき同時にスピーカ特性データ、パートボリュ
ーム設定データもセットされる。
【0033】楽曲演奏部15において、インタフェース
30を介して取り込まれた楽曲データ中の8音色分の音
色データは、音色データに付属していたインデックスデ
ータをINDEXデコーダ32がデコードして音色デー
タ記憶部34にインデックスデータAD2として供給す
ることにより、音色データ記憶部34に書き込まれる。
音色データ記憶部34に書き込まれる音色データは、シ
ステムRAM11に記憶されている多数の音色データか
ら選択して転送することができるようにされている。音
色データ記憶部34に書き込まれた8音色分の音色デー
タの構成例を図4に示す。
【0034】図4に示すように、音色1〜音色8の音色
データは、音色ゲインパラメータ、波形パラメータ、エ
ンベロープパラメータ、変調パラメータ、エフェクトパ
ラメータなどからなり、それぞれのパラメータは音色1
〜音色8に特有のパラメータとされている。各音色デー
タにおける波形パラメータは、楽音波形を指示してお
り、例えば音源部35が波形テーブルを有するPCM音
源とされていた場合は、波形テーブルの何れかの波形を
指示するパラメータとされ、音源部35がFM音源とさ
れていた場合は、FM演算のアルゴリズムを指示するパ
ラメータとされる。エンベロープパラメータは、アタッ
クレート、ディケイレート、サスティンレベル、リリー
スレート等のパラメータであり、変調パラメータはビブ
ラートやトレモロの深さや速さのパラメータであり、エ
フェクトパラメータはリバーブ、コーラス、バリエーシ
ョン等のパラメータである。また、音色ゲインパラメー
タは、この音色が聴覚的に目立つ度合いを調整するパラ
メータであり、ボリューム以上に目立つ音色の場合には
楽譜データによって指示された音量よりもある程度レベ
ルを小さく発音するようにゲイン(−dB)が設定され
ている。
【0035】図2において、インタフェース30を介し
て取り込まれたパート属性データは、このパート属性デ
ータに付属していたインデックスデータをINDEXデ
コーダ32がデコードしてパート属性データレジスタ4
1にインデックスデータAD4として供給することによ
り、パート属性データレジスタ41に取り込まれる。楽
曲データ中のテンポデータ(Tempo)は、このテン
ポデータに付属していたインデックスデータをINDE
Xデコーダ32がデコードしてシーケンサ33にインデ
ックスデータAD1として供給することにより、シーケ
ンサ33に取り込まれる。音色データ記憶部34には、
再生する楽曲データ用の音色データが転送されて書き込
まれるので、システムRAM11から所望の音色データ
を選択して、音色データ記憶部34に書き込むことによ
り、種々の音色の楽曲を再生することができる。
【0036】さらに、インタフェース30を介して取り
込まれた楽曲データ中の楽譜データは、楽譜データに付
属していたインデックスデータをINDEXデコーダ3
2がデコードしてFIFO31に書込パルス(WP)を
供給することにより、FIFO31には32ワード分の
楽譜データが書き込まれるようになる。この32ワード
分は、楽曲1曲のうちの一部の楽譜データであり、その
先頭の楽譜データとされている。
【0037】FIFO31に書き込まれた楽譜データ
は、音符データと休符データから構成され、そのデータ
構成の一例を図3(B)に示す。図3(B)に示す1ワ
ードの音符データは、オクターブコードとノートコー
ド、音符データが属するパートナンバと、次の音符また
は休符までの時間長であるインターバルと、発音長の情
報から構成される。また、図3(B)に示す1ワードの
休符データは、休符の種類を示す休符データと、休符デ
ータが属するパートナンバと、次の音符または休符まで
の時間長であるインターバルとから構成されている。
【0038】他の電話機からの呼び出し信号が通信部1
3によって検出された場合や、ユーザが保留音、BG
M、カラオケ音などで楽曲の演奏を指示したとき、楽曲
演奏部15に予めセットされている楽曲の演奏をスター
トする。
【0039】また、インタフェース30を介して入力さ
れたスピーカ特性データは、このスピーカ特性データに
付属していたインデックスデータをINDEXデコーダ
32がデコードしてスピーカ特性データレジスタ40に
インデックスデータAD3として供給することにより、
スピーカ特性データレジスタ40に書き込まれる。ま
た、インタフェース30を介して入力されたパートボリ
ューム設定データは、このパートボリューム設定データ
に付属していたインデックスデータをINDEXデコー
ダ32がデコードしてボリュームコントローラ42にイ
ンデックスデータAD5として供給することによりボリ
ュームコントローラ42に取り込まれる。なお、スピー
カ特性データは選曲モード時以外にもイヤホンの接続/
取り外し時にも楽曲演奏部15に入力される。パートボ
リューム設定データはユーザが入力部24を操作して各
パートのボリュームを調整する都度入力される。
【0040】ここで、楽曲再生部15に楽曲データを再
生するスタート指示が入力されると、シーケンサ33は
FIFO31に読出パルス(Read)を印加して、F
IFO31から楽譜データを順次読み出し、楽譜データ
が音符データの場合は設定されたテンポ情報とインター
バル情報に基づくタイミングで、楽譜データ中のオクタ
ーブコードとノートコードの音高データと、パート指定
情報と、キーオンを指示するデータとを音源部35に入
力する。同時にボリュームコントローラ42にはパート
ボリューム設定データ、スピーカ特性データ、パート属
性データがされる。ボリュームコントローラ42は、こ
れらのデータに基づいて決定された各パートの発音レベ
ルをレベルパラメータとして音源部35に入力する。音
源部35は、音源レジスタに設定されたこれらのデータ
から、指定された音色、指定された音高、指定されたレ
ベルの楽音信号を生成する。そして、この音符データの
発音長が経過したタイミングにおいてシーケンサ33は
当該楽音信号のキーオフデータを当該パートを指定して
音源部35に設定する。これにより音源部35は、当該
楽音信号の消音処理を行う。
【0041】このような処理が楽譜データをFIFO3
1から読み出す毎に実行されることによって形成された
楽音信号は、音源部35からイコライザ36に出力され
る。イコライザ36は、入力された楽音信号の周波数特
性をスピーカの周波数特性に合わせて調整する。すなわ
ち、この楽音信号がスピーカから出力されたとき、その
音響の周波数特性がフラットになるように調整する。こ
ののち、出力先である音声処理部14やDAC36へ出
力されていくようになり、DAC37でアナログ信号に
変換された楽音信号はアンプ18,21bに出力され
る。
【0042】また、上記のようにFIFO31から上記
した音符データおよび休符データが順次読み出されるよ
うになり、読み出された分だけFIFO31には空きエ
リアが発生するようになる。FIFO31には楽譜デー
タの先頭の32ワード分しか書き込まれていないため、
発生した空きエリアに続く次の楽譜データをシステムR
AM11から読み出して新たに書き込む。これにより、
データ量の多い高品質の楽音を演奏することができる。
FIFO31に何ワード分の空きエリアが発生したとき
に次の楽譜データをFIFO31に書き込むか、すなわ
ち、何ワード分の空きエリアが発生したとき割込要求信
号(IRQ)をシステムCPU10に入力するかのIR
Qポイントデータが予め設定されている。
【0043】楽音再生の進行に伴いFIFO31におい
て検出された空きエリアがIRQポイントデータ値に等
しくなった場合には、割込要求信号(IRQ)がシステ
ムCPU10に与えられる。システムCPU10はこれ
を受けて、システムRAM11から次の楽譜データを
(31−IRQポイント)ワード分読み出してバス29
に送出する。この楽譜データは、インタフェース30を
介してFIFO31の空きエリアに書き込まれる。この
ようなFIFO31への(31−IRQポイント)ワー
ド分の次の楽譜データが書き込まれる処理が繰り返し実
行されることにより、多くのデータからなる楽譜データ
であっても結果的にFIFO31に全てのデータが書き
込まれることになる。FIFO31から読み出された楽
譜データは、音源部35においてテンポにしたがって再
生されて出力されることから、多くのデータとされる高
品質の再生楽音を得ることのできる楽曲データを、たと
えば32ワード分しか記憶できないFIFO31を用い
ても再生することができるようになる。
【0044】図6のフローチャートを参照して同携帯電
話機の動作を説明する。図6(A)はダウンロードモー
ド時の動作を示すフローチャートである。ユーザが入力
部24を操作してダウンロードモードに設定すると、ま
ずインタフェース27に外部機器2が接続されているか
を確認する(s1)。外部機器2が接続されているとき
はこの外部機器2から楽曲データを取り込んでシステム
RAM11に記憶する(s2)。また、インタフェース
27に外部機器2が接続されていないときはダウンロー
ドセンタに電話を掛け(s3)、このダウンロードセン
タから楽曲データをダウンロードしてシステムRAM1
1に記憶する(s4)。
【0045】同図(B)は選曲モード時の動作を示すフ
ローチャートである。ユーザが入力部24を操作して選
曲モードに設定し、曲名や曲番号などを入力して曲を指
定する(選曲入力:s11)。そうすると、選択された
曲の楽曲データをシステムRAM11またはシステムR
OM12から検索し(s12)、この楽曲データの先頭
に書き込まれているパート属性データを楽曲演奏部15
に入力するとともに(s13)、この楽曲データで使用
される音色データをシステムRAM11またはシステム
ROM12から楽曲演奏部15に入力する(s14)。
そして、楽譜データの最初の32ワードを楽曲演奏部1
5に入力する(s15)。これにより楽曲演奏部15が
この楽曲データをいつでも演奏できるようにセットアッ
プされる。
【0046】同図(C)は演奏トリガが発生したときの
動作を示すフローチャートである。演奏トリガは、他の
電話機から呼び出し(着信)があったとき、通話中に保
留操作がされたとき、または、通話中でないときに楽曲
の再生操作がされたときに発生する。まず、演奏モー
ド、すなわち演奏トリガが何によって発生したかを判断
する(s21)。着信または利用者による再生操作によ
る演奏トリガの場合には、現在イヤホンが接続されてい
るかを判断する(s22)。イヤホンが接続されていな
い場合には、呼出用スピーカ20の周波数特性を示す特
性データを楽曲演奏部15に入力したのち(s23)、
楽曲演奏部15に演奏のスタートを指示する(s2
6)。一方、イヤホンが接続されている場合にはイヤホ
ンの周波数特性を示す特性データを楽曲演奏部15に入
力したのち(s24)、楽曲演奏部15に演奏のスター
トを指示する(s26)。また、保留操作により演奏ト
リガが発生した場合には(s21)、受話用スピーカ2
3の周波数特性を示す特性データまたは電話回線を介し
て接続されている相手先への伝送周波数特性を考慮した
周波数特性データを楽曲演奏部15に入力したのち(s
25)、楽曲演奏部15に対して演奏のスタートを指示
する(s26)。
【0047】なお、着信音として楽曲を演奏中または再
生操作に応じて楽曲を演奏中にイヤホンの抜き差しがあ
った場合には、その都度特性データが楽曲演奏部15に
入力される。
【0048】なお、上記実施形態ではどの演奏モードで
も各パートの音量バランスは同じであるが、演奏モード
に応じて音量バランスを変えるようにしてもよい。たと
えば、再生操作による再生モードの場合にはカラオケと
して使用することを考えてメロディの音量を小さくする
などである。この場合には、演奏モード毎にパートボリ
ューム設定データを設けておき、図6(C)のs21の
演奏モードの判断に応じて対応するパートボリューム設
定データを楽曲演奏部15に入力するようにすればよ
く、この変形例も本願発明に含まれるものである。
【0049】また、図3に示したスピーカ特性データ
は、スピーカの周波数特性のみであるが、本願発明にお
ける出力手段の特性は周波数特性のみに限定されない。
たとえば、所定のパワーの信号を入力したときにどの程
度の音量の音響が出力されるかのパワー/音量特性など
も本願発明の特性に含まれ、この特性に応じて同じ音量
の音響が出力されるようにパワーを調整することも本願
発明に含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、着信メ
ロディなどの楽曲データを演奏する場合に、複数の各パ
ートの属性、各パートの音色、スピーカ等の出力手段の
周波数特性に応じて各楽音信号の音量や特性を調整する
ため、携帯電話機の機種毎に個別に対応して作成されて
いない楽曲データを演奏する場合でも、バランスの良い
演奏にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である携帯電話機のブロッ
ク図
【図2】同携帯電話機の楽曲演奏部のブロック図
【図3】同携帯電話機で用いられる楽曲データ、スピー
カ特性データ、パートボリューム設定データの構成を示
す図
【図4】前記楽曲演奏部の音色データ記憶部の記憶内容
の例を示す図
【図5】同携帯電話機で通話するためのネットワークを
示す図
【図6】同携帯電話機の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…携帯電話機、1a…アンテナ、2…外部機器、10
…システムCPU、11…システムRAM、12…シス
テムROM、13…通信部、14…音声処理部、15…
楽曲演奏部、18…可変ゲインアンプ、20…呼出用ス
ピーカ、21a,21b…可変ゲインアンプ、22…ミ
キサ、23…受話用スピーカ、24…入力部、25…表
示部、26…バイブレータ、27…インタフェース、2
8…マイク、29…バス、30…インタフェース、31
…FIFO、32…INDEXデコーダ、33…シーケ
ンサ、34…音色データ記憶部、35…音源部、36…
イコライザ、37…DAC、40…スピーカ特性データ
レジスタ、41…パート属性データレジスタ、42…ボ
リュームコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G10K 15/04 302 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5D108 BA39 BC13 BD12 BD15 BE09 BF16 BG06 5D378 HB19 HB39 LA61 LA71 MM12 MM22 MM52 MM72 MM92 MM93 MM97 QQ01 XX17 XX43 5K027 AA11 FF03 FF29 5K067 AA21 BB04 DD23 EE02 FF13 FF25 HH21 HH22 HH23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数パートの楽曲データを記憶する記憶
    手段と、前記楽曲データに基づいて複数パートの楽音信
    号を形成する音源手段とを備えた携帯電話機であって、 前記記憶手段に前記楽曲データに対応して各パートの特
    徴を示すパート属性データを記憶するとともに、 該パート属性データに基づき、前記音源手段に対して各
    パートの楽音信号の発音レベルを指示するレベル制御手
    段を備えた携帯電話機。
  2. 【請求項2】 複数音色の音色データを記憶した記憶手
    段と、 記憶手段から音色データを読み込んで複数音色の楽音信
    号を形成する音源手段とを備えた携帯電話機であって、 前記記憶手段は各音色の発音レベルを示すゲインパラメ
    ータを記憶しており、前記発音手段はゲインパラメータ
    に基づいて各音色の楽音信号の発音レベルを制御する携
    帯電話機。
  3. 【請求項3】 楽音信号を形成する音源手段と、音源手
    段が形成した楽音信号を音響出力する出力手段と、該出
    力手段の特性データを記憶した記憶手段と、該特性デー
    タに基づいて前記音源手段が形成した楽音信号の特性を
    調整する特性調整手段と、を備えた携帯電話機。
  4. 【請求項4】 それぞれ音色および属性が異なる複数パ
    ートの楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、 複数音色の音色データを記憶するとともに、ゲインパラ
    メータを記憶した音色データ記憶手段と、 前記楽曲データに基づいてそれぞれ音色が異なる複数パ
    ートの楽音信号を形成する音源手段と、 音源手段が形成した楽音信号を音響出力する出力手段
    と、 出力手段の周波数特性データを記憶した周波数特性デー
    タ記憶手段と、 を備えた携帯電話機であって、 前記音源手段は、各パートの属性および該パートに割り
    当てられている音色データに対応するゲインパラメータ
    に基づいて各パートの楽音信号の発音レベルを制御し、 前記周波数特性データに基づいて前記音源手段が形成し
    た楽音信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手段
    を備えた携帯電話機。
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