JP2001248696A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2001248696A
JP2001248696A JP2000058830A JP2000058830A JP2001248696A JP 2001248696 A JP2001248696 A JP 2001248696A JP 2000058830 A JP2000058830 A JP 2000058830A JP 2000058830 A JP2000058830 A JP 2000058830A JP 2001248696 A JP2001248696 A JP 2001248696A
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JP
Japan
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drum
printing
pulley
timing belt
driving
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Pending
Application number
JP2000058830A
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English (en)
Inventor
Keiichi Chiba
敬一 千葉
Koshu Takazawa
弘修 高澤
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/795,482 priority patent/US6604459B2/en
Publication of JP2001248696A publication Critical patent/JP2001248696A/ja
Priority to US10/453,603 priority patent/US20030205151A1/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/008Mechanical features of drives, e.g. gears, clutches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2213/00Arrangements for actuating or driving printing presses; Auxiliary devices or processes
    • B41P2213/10Constitutive elements of driving devices
    • B41P2213/20Gearings

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングベルトで連結する方式における低
コスト化を維持しながら、偏心成分に起因するオフセッ
トゴースト等を抑制する。 【解決手段】 ドラム駆動プーリ336,338のピッ
チ円直径と歯数との関係が、ピッチ円直径/歯数<1と
なるように設定する。これにより、ピッチが3mm以下
の高精度伝達用のタイミングベルト320を選定するこ
とが可能となり、タイミングベルト320とドラム駆動
プーリ336,338間のジッターを低減できるととも
に、タイミングベルト320の心線位置精度のずれを抑
制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、印刷用紙の1回の搬送で多色印
刷が可能に印刷ドラムが複数配置された印刷装置や、複
数の回転部材間の同期回転を得る同期駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置では、インキの色が異なる
印刷ドラムを複数本印刷用紙の搬送方向に並置し、印刷
用紙を搬送しながら上流側から順に1色目、2色
目...と転写し、いわゆる1パス(1回の通紙)で多
色印刷を行なうことが行われている。この1パス方式
は、色毎に印刷ドラムを交換して再給紙する方式に比べ
作業能率が非常に良いが、1パス故の印刷間隔の短さに
起因した問題がある。すなわち、上流の印刷ドラム(例
えば1色目の印刷ドラム)で印刷された画像のインキが
未乾燥状態で下流の印刷ドラム(例えば2色目の印刷ド
ラム)のニップ部へ進入するために、下流の印刷ドラム
に巻装されている孔版原紙としてのマスタへそのインキ
が転移し、マスタへ転移したインキが次の印刷用紙に転
移する現象が起こる。
【0003】最初の1枚目の印刷用紙では、1色目の未
乾燥インキは2色目の印刷ドラムのマスタに転移するだ
けに終わるので問題はないが、2枚目の印刷用紙では1
色目の印刷ドラムで印刷された画像上に、1枚目の印刷
において2色目の印刷ドラムのマスタに転移した1色目
のインキが転移する。これは再転写と呼ばれている。再
転写は同色インキの重なり現象であるので、本来の印刷
画像との間に位置ずれがなければ画像品質上の問題は生
じない。しかしながら、再転写が本来の印刷画像に対し
てずれると、影のように見えるいわゆるオフセットゴー
ストとなる。オフセットゴーストでは、ずれ量が同じで
も太い線はにじみに見え、細い線はダブリに見えるた
め、画像品質が著しく低下する。
【0004】1パス方式の多色印刷では再転写現象は避
けられないが、オフセットゴーストは再転写位置の位置
ずれによるものであるので、上流の印刷ドラムと下流の
印刷ドラムの同期回転精度が高精度に保たれ、印刷用紙
の搬送精度が高精度に保たれれば、オフセットゴースト
の発生を高精度に抑制することができる。従来、オフセ
ットゴーストを抑制するために、上流の印刷ドラムと下
流の印刷ドラムを連結駆動する構成が採用されており、
この連結駆動の方式としては、例えば特開平4−329
175号公報に開示されるように、印刷ドラムの回転駆
動軸を複数のギアで連結する方式と、例えば特開平7−
17121号公報に開示されるように、タイミングプー
リとタイミングベルトで連結する方式がある。
【0005】タイミングベルト連結方式の一例を図7に
示す。印刷用紙Pの搬送方向に間隔をおいて配置された
2つの印刷ドラム100(上流側),102(下流側)
にそれぞれタイミングプーリとしての歯付きのドラム駆
動プーリ104,106が取り付けられており、これら
のドラム駆動プーリ104,106間にタイミングベル
ト108が掛け渡されて印刷ドラム100,102が連
結駆動可能となっている。印刷ドラム100,102間
には、印刷ドラム100,102間の位相を調整するド
ラム間位相調整手段110(印刷用紙の搬送方向である
天地方向の1色目と2色目の色ずれ調整手段)が設けら
れている。
【0006】ドラム間位相調整手段110は、図示しな
い駆動手段により上下方向に移動するフレーム112
と、このフレーム112の上下端部に回転自在に支持さ
れた歯付きの調整用プーリ114a,114b(以下、
適宜に、単に調整用プーリ114と呼ぶときがある)等
を有しており、各調整用プーリ114はタイミングベル
ト108に噛み合っている。調整用プーリ114と印刷
ドラム100,102との間には、タイミングベルト1
08を偏向させる4個の偏向プーリ116が位置固定さ
れて設けられており、ドラム間位相調整手段110の上
下変位による位相調整が短距離変位で効率的になされる
ようになっている。偏向プーリ116はタイミングベル
ト108の裏面に当接するため、平プーリが用いられて
いる。図7において符号118,120は印刷ドラム1
00,102に対して接離自在なプレスローラを示す。
【0007】フレーム112が上方に移動して調整用プ
ーリ114a,114bが上方に変位すると、印刷ドラ
ム100は矢印a方向に、印刷ドラム102は矢印b方
向に回転し、印刷ドラム100,102の位相が変化す
る。フレーム112が下方に移動すると逆方向の位相変
化を得ることができる。ドラム間位相調整手段110
は、印刷用紙Pの搬送方向の印刷位置のずれを修正する
もので、印刷速度の変化による位置ずれ修正等が可能で
あり、実際上不可欠なものとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、複数の
印刷ドラムをタイミングベルトで連結駆動し、上流の印
刷ドラムと下流の印刷ドラムの同期回転精度を高精度に
保つことができれば、オフセットゴーストの発生はない
ことになるが、実際にはさまざまな要因でオフセットゴ
ーストが発生する。その要因の一つとして、タイミング
ベルトの歯とタイミングプーリとしてのドラム駆動プー
リの歯が噛み合う瞬間、または噛み合った状態から解放
される瞬間に発生するドラム駆動プーリの角速度変動が
ある。この角速度変動はジッターと呼ばれる現象として
知られるもので、回転中は1歯に1回の周期で発生す
る。この周期間隔が大きければジッターも大きくなるこ
とから、上流の印刷ドラムに対する下流の印刷ドラムの
回転ずれも増大することになる。従って、下流の印刷ド
ラムの回転ずれを低減するためには、ドラム駆動プーリ
の歯数をできるだけ多くし、ドラム駆動プーリ1回転中
のジッター周波数を高くする必要がある。
【0009】他の要因としては、タイミングベルト自身
のピッチ円を受け持つ心線の振れが回転ずれを引き起こ
すことである。タイミングベルトによる駆動伝達力は心
線によって確保されている。具体的に説明すると、図8
に示すように、タイミングベルト108は、一般的に歯
部108aと、背部108bと、これらの間に配設され
た心線108cをサンドイッチ状態に接合して形成され
ている。ここで、心線108cの位置精度が低いと、す
なわち心線108cが振れていると、ドラム駆動プーリ
104,106の中心から心線108cまでの距離が変
化するため(r1≠r2)、ドラム駆動プーリ104,
106の回転角も変動し、回転ずれが発生する。一般
に、タイミングベルト108の歯は、図9に示すよう
に、そのピッチn(歯部108a間の距離)が大きいほ
どその厚さmも厚くなり、心線108cの位置精度は出
しにくくなる。従って、下流の印刷ドラムの回転ずれを
低減するためには、できるだけピッチの小さなタイミン
グベルトを選定する必要がある。
【0010】さらには、前述のドラム間位相調整手段1
10が設けられていることを考慮すると、タイミングベ
ルト108の裏面に当接する偏向プーリ116の存在に
よってタイミングベルト108の全周長における厚さの
不均一さも偏心成分として加算されることになる。ま
た、タイミングベルト108に噛み合うドラム駆動プー
リ104,106及び調整用プーリ114は、加工精
度、組付精度などにより少なからず偏心することを避け
られない。
【0011】ドラム駆動プーリ104,106について
はそれぞれが偏心していても、オフセットゴーストの発
生は印刷ドラム100,102が1回転に1回、すなわ
ち、ドラム駆動プーリ104,106が1回転に1回の
現象であるので、印刷ドラム100と印刷ドラム102
との間には同期回転のずれは生じない。しかしながら、
調整用プーリ114が偏心している場合には、調整用プ
ーリ114が回転する毎に、また、タイミングベルト1
08が偏心成分を有している場合には、ドラム駆動プー
リ104,106が回転する毎に印刷ドラム100と印
刷ドラム102の位相をずらしていることになる。
【0012】調整用プーリ114が偏心している場合に
オフセットゴーストが発生する理由を図10及び図11
に基づいて説明する。図10は、ドラム駆動プーリ(1
04,106)の歯数:調整用プーリ114の歯数=
4.3:1の場合、換言すれば、ドラム駆動プーリ(1
04,106)の歯数が調整用プーリ114の非整数倍
である場合のドラム駆動プーリ(104,106)と調
整用プーリ114に偏心があった場合の速度変動を示す
波形図である。なお、図10は代表的に、ドラム駆動プ
ーリ104と調整用プーリ114aについてのみ図示し
てあり、ドラム駆動プーリ106と、調整用プーリ11
4bの波形図は省略してある。
【0013】つまり、図10において、実線S1はドラ
ム駆動プーリ104の速度変動を、実線S2はドラム駆
動プーリ104の速度変動波形の原点と調整用プーリ1
14aの速度変動波形の原点とをわかりやすいように一
致させて示した、調整用プーリ114aの速度変動を、
破線S3はドラム駆動プーリ104と調整用プーリ11
4aとの偏心位置に差があった場合の調整用プーリ11
4aの速度変動を示している。ここで、通常は、破線S
3で示すように、ドラム駆動プーリ104の速度波形の
原点と調整用プーリ114aの速度波形の原点とはずれ
ていることが多い。
【0014】図11は、合成速度変動を示す波形図で、
実線C1は図10における実線S1と実線S2の合成速
度変動を、破線C2は実線S1と破線S3の合成速度変
動を示している。図11から明らかなように、ドラム1
周期をどこから始めても、毎周期で速度変動の形が異な
る。従って、印刷ドラム100と印刷ドラム102との
ずれ方が毎周期で異なるのでオフセットゴーストが発生
する。
【0015】次に、タイミングベルト108が偏心して
いる場合にオフセットゴーストが発生する理由を図1
2、図13及び図14に基づいて説明する。図12は、
ドラム駆動プーリ(104,106)の歯数:タイミン
グベルト108の歯数=1:2.5の場合、換言すれ
ば、タイミングベルト108の歯数がドラム駆動プーリ
(104,106)の歯数の非整数倍である場合のドラ
ム駆動プーリ(104,106)とタイミングベルト1
08に偏心があった場合の速度変動を示す波形図であ
る。なお、図12は代表的に下流のドラム駆動プーリ1
06とタイミングベルト108についてのみ図示してあ
り、上流のドラム駆動プーリ104の波形図は省略して
ある。
【0016】つまり、図12において、実線S4はドラ
ム駆動プーリ106の速度変動を、実線S5はドラム駆
動プーリ106の速度変動波形の原点とタイミングベル
ト108の速度変動波形の原点とをわかりやすいように
一致させて示した、タイミングベルト108の速度変動
を、破線S6はドラム駆動プーリ106とタイミングベ
ルト108との偏心位置に差があった場合のドラム駆動
プーリ106の速度変動を示している。ここで、通常
は、破線S6で示すように、ドラム駆動プーリ106の
速度波形の原点とタイミングベルト108の速度波形の
原点とはずれていることが多い。
【0017】図13は、合成速度変動を示す波形図で、
実線C3は図12における実線S4と実線S5の合成速
度変動を、破線C4は実線S5と破線S6の合成速度変
動を示している。図13から明らかなように、どこから
始めても、毎周期で速度変動の形が異なる。但し、ドラ
ム駆動プーリ106の歯数:タイミングベルト108の
歯数=1:2.5の設定であることから、タイミングベ
ルト108が2周期でドラム駆動プーリ106が5周期
の関係が保たれ、実線C3はドラム駆動プーリ106が
5周期する毎に同じ波形を繰り返している。図14は、
図13における実線C3の、ドラム駆動プーリ106が
1周期する毎の波形の斜線部の面積の和をプロットした
もので、面積の和の大小がすなわち、ドラム駆動プーリ
106の同期ずれ量である。ドラム駆動プーリ106の
周期毎の回転同期ずれ量もタイミングベルト108が2
周期する毎に同じずれ量が繰り返し発生することがわか
る。
【0018】印刷ドラム同士を連結駆動するためのギア
やタイミングベルト等の回転部材は加工により少なから
ず偏心成分が生じるので、1回転中の速度変動は避けら
れない。印刷ドラムの回転駆動軸をギアで連結する方式
では、ギア列による高剛性のためにギアの精度を高くす
ることでオフセットゴーストのずれ量を小さくすること
ができるが、精度の高いギアを複数使用しなければなら
ない構成であるため、製造コストが高くなるという問題
があった。一方、タイミングベルトで連結する方式で
は、射出成形等による量産が可能なタイミングプーリ等
の製造コストの低い部品を使用できるため、全体として
コスト低下を実現できるが、上述のようにタイミングベ
ルトやタイミングプーリの偏心成分によってオフセット
ゴーストのずれ量が大きいという問題があった。今まで
印刷装置について述べたが、駆動側部材と従動側部材を
タイミングベルトで連結して同期回転させる同期駆動装
置においても、上記と同様の問題が生じる。
【0019】本発明は、低コスト化を最優先とし、タイ
ミングベルトで連結する方式におけるオフセットゴース
トの抑制を目的とする。上述のように、下流の印刷ドラ
ムの回転ずれを低減するためには、ドラム駆動プーリの
歯数をできるだけ多くし、ドラム駆動プーリ1回転中の
ジッター周波数を高くする必要があること、また、心線
の位置精度を得るためにはできるだけピッチの小さなタ
イミングベルトを選定する必要があること、というよう
にタイミングベルト連結方式におけるオフセットゴース
ト抑制の大まかな方向性は見出せるのであるが、ピッチ
の小さな薄肉のタイミングベルトを用いた場合、この種
の印刷装置における高負荷駆動での耐久性の問題等が新
たに生じる。このため、かかる観点からのオフセットゴ
ーストの抑制は具体化されていない現状にある。本発明
は、これらの点を総合的に考慮してタイミングベルトで
連結する方式におけるオフセットゴーストの抑制を実用
化することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、それぞれ歯付きの駆動プ
ーリを有する駆動側部材と従動側部材を有し、上記駆動
プーリ間にタイミングベルトを掛け渡して上記駆動側部
材と従動側部材を同期回転させる同期駆動装置におい
て、上記駆動プーリのピッチ円直径と歯数との関係が、
ピッチ円直径/歯数<1である、という構成を採ってい
る。
【0021】請求項2記載の発明では、それぞれ歯付き
の駆動プーリを有する駆動側部材と従動側部材を有し、
上記駆動プーリ間にタイミングベルトを掛け渡して上記
駆動側部材と従動側部材を同期回転させる同期駆動装置
において、上記駆動プーリのピッチが、3mm以下であ
る、という構成を採っている。
【0022】請求項3記載の発明では、印刷用紙の搬送
方向に間隔をおいて配置された複数の印刷ドラムと、各
印刷ドラムに設けられた歯付きのドラム駆動プーリと、
隣合う印刷ドラム同士を連結駆動可能に上記ドラム駆動
プーリ間に掛け渡されたタイミングベルトを有する印刷
装置において、上記ドラム駆動プーリのピッチ円直径と
歯数との関係が、ピッチ円直径/歯数<1である、とい
う構成を採っている。
【0023】請求項4記載の発明では、印刷用紙の搬送
方向に間隔をおいて配置された複数の印刷ドラムと、各
印刷ドラムに設けられた歯付きのドラム駆動プーリと、
隣合う印刷ドラム同士を連結駆動可能に上記ドラム駆動
プーリ間に掛け渡されたタイミングベルトを有する印刷
装置において、上記ドラム駆動プーリのピッチが、3m
m以下である、という構成を採っている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1に示すように、印刷装置又は同期
駆動装置としての孔版印刷装置302は、給紙手段30
4と、レジストローラ対306と、給紙手段304から
供給される印刷用紙Pの搬送方向に間隔をおいて配置さ
れた2つの印刷ドラム308,310と、図示しない接
離機構により上流の印刷ドラム308に対して接離自在
なプレスローラ312と、印刷ドラム308,310間
の印刷用紙Pの搬送を行なうエアー吸着ベルト方式の中
間搬送手段314と、図示しない接離機構により下流の
印刷ドラム310に対して接離自在なプレスローラ31
6と、下流の印刷ドラム310から分離した印刷用紙P
を図示しない排紙トレイに排出するエアー吸着ベルト方
式の排紙搬送手段318と、印刷ドラム308,310
を連結駆動するためのタイミングベルト320と、印刷
ドラム308,310間の位相を調整するためのドラム
間位相調整手段322等を有している。駆動側部材とし
ての上流の印刷ドラム308はメイン駆動ベルト323
を介してメイン駆動モータ325により回転駆動され、
この回転駆動力がタイミングベルト320により、従動
側部材としての下流の印刷ドラム310に伝達される。
メイン駆動ベルト323はプーリ327によりテンショ
ンを付与されている。
【0025】給紙手段304では図示しないモータ装置
により間欠的に上昇する給紙台324に複数の印刷用紙
Pが積載されており、給紙ローラ326、分離ローラ3
28、分離パッド330等により最上の印刷用紙Pから
順に一枚ずつ分離されてレジストローラ対306へ送ら
れる。印刷用紙Pはレジストローラ対306で斜めずれ
等を修正された後、印刷ドラム308の画像先端と印刷
用紙Pの先端部の所定位置とが一致するタイミングでレ
ジストローラ対306により印刷ドラム308へ向けて
送られる。このタイミングに合わせてプレスローラ31
2が印刷ドラム308に押圧される。プレスローラ31
2によって印刷用紙Pが印刷ドラム308に押圧される
と、印刷ドラム308に内蔵された図示しないインキ供
給手段により供給された1色目のインキが印刷ドラム3
08の外周面に巻装された図示しない製版済みのマスタ
の穿孔部から滲み出て印刷用紙Pに転移する。これによ
り印刷用紙Pに1色目の画像が印刷される。プレスロー
ラ312は印刷ドラム308の外周面に設けられたマス
タクランパ332との干渉を避けるように間欠的に押圧
される。
【0026】印刷がなされた印刷用紙Pは印刷ドラム3
08から図示しない分離手段により分離され、中間搬送
手段314により搬送される。中間搬送手段314には
図示しないファンが設けられており、エアー吸引によっ
てベルト上に印刷用紙Pを吸着しながら搬送する。中間
搬送手段314の搬送線速度は印刷用紙Pの線速度の所
定倍に設定されている。中間搬送手段314で搬送され
た印刷用紙Pは下流の印刷ドラム310とプレスローラ
316のニップ部に進入する。プレスローラ316によ
って印刷用紙Pが印刷ドラム310に押圧されると、印
刷ドラム310に内蔵された図示しないインキ供給手段
により供給された2色目のインキが印刷ドラム310の
外周面に巻装された図示しない製版済みのマスタの穿孔
部から滲み出て印刷用紙Pに転移する。これにより印刷
用紙Pに2色目の画像が印刷される。プレスローラ31
6は印刷ドラム310の外周面に設けられたマスタクラ
ンパ334との干渉を避けるように間欠的に押圧され
る。
【0027】2色目の印刷がなされた印刷用紙Pは印刷
ドラム310から図示しない分離手段により分離され、
排紙搬送手段318により搬送される。排紙搬送手段3
18には図示しないファンが設けられており、エアー吸
引によってベルト上に印刷用紙Pを吸着しながら搬送す
る。排紙搬送手段318により搬送された印刷用紙Pは
図示しない排紙トレイに排出されてスタックされる。
【0028】印刷ドラム308,310の回転軸35
0,352(図2)の奥側(図2で手前側)にはそれぞ
れタイミングプーリとしての歯付きのドラム駆動プーリ
336,338(駆動プーリ)が印刷ドラム308,3
10を交換可能に取り付けられており、このドラム駆動
プーリ336,338間にタイミングベルト320が掛
け渡されている。ドラム間位相調整手段322には2つ
のタイミングプーリとしての調整用プーリ340,34
2が設けられており、調整用プーリ340,342とド
ラム駆動プーリ336,338間にはドラム間位相調整
手段322の上下変位による位相調整を短距離変位で効
率的に行なうための4つの偏向プーリ344が位置固定
されて設けられている。ここでの偏向プーリ344はテ
ンションプーリとしても機能する。
【0029】ドラム間位相調整手段322は、図2に示
すように、上下方向に延びるフレーム354と、フレー
ム354の上下端部に回転自在に支持された調整用プー
リ340,342と、フレーム354に形成されたラッ
ク部354aに噛み合う図示しないピニオンと、このピ
ニオンを駆動する図示しないモータ等を有している。フ
レーム354の上半部と下半部にはそれぞれ上下に延び
る長孔354b,354cが形成されており、長孔35
4b,354cには図示しない装置本体側板に固定され
たガイドピン356,358が係合している。フレーム
354はガイドピン356,358と図示しない装置本
体側板に固定されたガイド部材によりガイドされながら
上下に移動する。平プーリとしての各偏向プーリ344
は、図示しない装置本体側板に固定された軸360に回
転自在に支持されており、調整用プーリ340,342
とドラム駆動プーリ336,338間においてタイミン
グベルト320を絞り込むように配置され、タイミング
ベルト320の裏面に当接している。
【0030】図示しないピニオンが回転駆動され、フレ
ーム354が上方向(矢印X方向)に移動すると、調整
用プーリ340,342が共に上方に変位し、印刷ドラ
ム308,310はそれぞれ矢印a、b方向に回転す
る。これにより印刷ドラム308,310の位相が変化
し、位相調整(色ずれ調整)が可能となる。上記と逆方
向の位相調整をする場合には、図示しないピニオンを逆
回転させ、フレーム354を下方向(矢印Y方向)に移
動させればよい。ドラム駆動プーリ336,338の歯
数は互いに同じであり、ドラム間位相調整手段322に
おける調整用プーリ340,342よりも歯数は多い。
調整用プーリ340,342の歯数も互いに同じであ
る。
【0031】本実施形態におけるドラム駆動プーリ33
6,338のピッチ円直径と、その歯数との関係は、
「ピッチ円直径/歯数<1」、換言すれば、「ピッチ円
直径<歯数」の条件を満たすように設定されており、タ
イミングベルト320はピッチが3mm以下のものを用
いている。ここで、上記条件を導き出す根拠となる実験
について説明する。図1で示した構成において、 実験1:印刷ドラム308,310の径を180mm、
ドラム駆動プーリ336,338のピッチ円直径を15
2.79、歯数を96(ピッチ=5)とし、下流のドラ
ム駆動プーリ338のピッチ円直径部での回転ずれ量を
測定する。 実験結果:回転ずれ量は最大幅で0.17mm 実験2:印刷ドラム308,310の径を180mm、
ドラム駆動プーリ336,338のピッチ円直径を13
7.51、歯数を144(ピッチ=3)とし、下流のド
ラム駆動プーリ338のピッチ円直径部での回転ずれ量
を測定する。 実験結果:回転ずれ量は最大幅で0.1mm
【0032】上記実験から、オフセットゴーストを低減
するためには、ドラム駆動プーリ336,338又はタ
イミングベルト320のピッチを小さく設定することが
重要な対策であることがわかる。次に、ドラム駆動プー
リ336,338のピッチ円直径とタイミングベルト3
20のピッチをどうのような目安で設定するかについて
述べる。複数の印刷ドラムをタイミングベルトで連結駆
動し、上流の印刷ドラムと下流の印刷ドラムの同期回転
精度を高精度に保つ場合、ドラム駆動プーリのピッチ円
直径は大きいほどタイミングベルトにより発生する回転
ずれの画像への影響を小さくすることができる。
【0033】これを図3に基づいて説明する。印刷ドラ
ム308,310の径(版胴径)をD、ドラム駆動プー
リ336,338のピッチ円直径をdとしたとき、タイ
ミングベルト320のピッチ円上でaのずれが発生した
場合、印刷ドラム308,310上の画像ずれは、a×
D/dとなり、dの値に反比例する。従って、ドラム駆
動プーリ336,338のピッチ円直径dを印刷ドラム
308,310の径Dと同等もしくはそれ以上に設定し
てもよいのであるが、そのようにした場合、コスト増大
を招くことになり、タイミングベルト連結方式における
低コスト化の利点を低減し、あるいは維持できなくな
る。また、ピッチ円直径dを大きくした場合、ドラム間
位相調整手段322を有効に機能させるためには印刷ド
ラム308,310間の距離を大きくする必要があり、
装置レイアウトの大型化を来すことになる。従って、実
際的には、ピッチ円直径dの大きさは、自ずと大きすぎ
ず、且つ、小さすぎずという範囲に落ち着くことにな
る。
【0034】例えば、画像面積がA3以下の印刷装置を
想定すると、印刷ドラム308,310の径は160m
m〜190mmであるから、ドラム駆動プーリ336,
338のピッチ円直径dは、D/d=約1.3とした場
合、120mm〜150mmとなる。上記実験2の例で
は、印刷ドラム308,310の径が180mmである
から、タイミングベルト320による駆動に起因する印
刷ドラム308,310上の画像ずれは、最大幅で、
0.1×180/137.51=0.13mmという計
算になる。ここで、実験1の例(オフセットゴースト改
善前の例)と、実験2の例(オフセットゴースト改善後
の例)におけるドラム駆動プーリ336,338のピッ
チ円直径と歯数の関係を比較してみると、オフセットゴ
ースト改善前の例では、ピッチ円直径/歯数=152.
79/96=1.59>1、オフセットゴースト改善後
の例では、ピッチ円直径/歯数=137.51/144
=0.95<1であることがわかる。
【0035】また、複数の印刷ドラムをタイミングベル
トで連結駆動し、下流の印刷ドラムの回転ずれを低減す
るためには、高精度であることはもちろんであるが、こ
の種の印刷装置では高負荷にも耐えられる剛性も同時に
求められる。一般に、タイミングベルトを使用して高負
荷駆動に対応するためには、ピッチが大きく厚みの大き
いベルトを選定するか、ピッチが1ランク小さなベルト
をその幅を広くして使用することが行われている。
【0036】本実施形態では、上述のように、「ピッチ
円直径/歯数<1」の条件を満足する設定であるので、
相対的条件として、ドラム駆動プーリ336,338の
ピッチ円直径が120mm〜150mm(但し、画像面
積がA3以下の印刷装置の場合)と大きくなることか
ら、許容張力が小さい、すなわち、ピッチが小さいタイ
ミングベルト320を選定しても十分な伝達能力が確保
される。従って、高精度伝達用として市場に供給されて
いる、ピッチが3mm以下のタイミングベルトを選定す
ることが可能となり、これを使用することによりジッタ
ーの周波数を高くすることができるとともに、タイミン
グベルト320の高い心線位置精度を得ることができ
る。これにより、タイミングベルト320に起因したオ
フセットゴーストを高精度に抑制することができる。
【0037】次に、タイミングベルト320以外の回転
部材が偏心している場合のオフセットゴースト抑制手法
について述べる。上記構成の下、本実施形態では、調整
用プーリ340,342の歯数をドラム駆動プーリ33
6,338の歯数の1/整数に設定している。換言すれ
ば、ドラム駆動プーリ336,338の歯数を調整用プ
ーリ340,342の歯数の整数倍としている。例え
ば、ドラム駆動プーリ(336,338)の歯数144
に対して調整用プーリ(340,342)の歯数を36
に設定するものである。このようにすれば、調整用プー
リ340,342が偏心していても歯数比の関係によっ
て印刷ドラム308,310間の位相ずれ(同期回転ず
れ)は生じず、オフセットゴーストの発生も抑制され
る。
【0038】その理由を図4及び図5に基づいて説明す
る。図4は、ドラム駆動プーリ(336,338)と調
整用プーリ(340,342)に偏心があった場合の速
度変動を示す波形図で、ドラム駆動プーリ(336,3
38)の歯数:調整用プーリ(340,342)の歯数
=4:1の場合である。なお、図4は代表的に、ドラム
駆動プーリ336と調整用プーリ340についてのみ図
示しており、ドラム駆動プーリ338、調整用プーリ3
42の波形図は省略してある。つまり、図4において、
実線S7はドラム駆動プーリ336の速度変動を、実線
S8はドラム駆動プーリ336の速度変動の波形の原点
と、調整用プーリ340の速度変動の波形の原点とをわ
かりやすいように一致させて示した、調整用プーリ34
0の速度変動を、破線S9はドラム駆動プーリ336と
調整用プーリ340との偏心位置に差があった場合の調
整用プーリ340の速度変動を示している。偏心位置に
差が無い場合には、ドラム駆動プーリ(336,33
8)の1周期の中に調整用プーリ(340,342)の
4周期が丁度入る。
【0039】図5は、合成速度変動を示す波形図で、実
線C5は図4における実線S7と実線S8の合成速度変
動を、破線C6は実線S7と破線S9の合成速度変動を
示している。図5から明らかなように、ドラム1周期を
どこから始めても、毎周期で速度変動の形は同じであ
る。すなわち、実線C5でも破線C6でも速度変動の形
は同じである。従って、印刷ドラム308と印刷ドラム
310とのずれ方が毎周期同じであるのでオフセットゴ
ーストの発生がない。
【0040】本実施形態では、偏向プーリ344を有す
る構成を示したが、偏向プーリ344を有しない構成に
おいても1/整数に設定する方式とした場合、上記と同
様の理由により同様のオフセットゴースト抑制機能を得
ることができる。また、偏向プーリ344を有する構成
において、調整用プーリ340,342の歯数をドラム
駆動プーリ336,338の歯数の1/整数に設定する
ことに加え、偏向プーリ344のピッチ円直径をドラム
駆動プーリ336,338のピッチ円直径の1/整数に
設定してもよい。換言すれば、ドラム駆動プーリ33
6,338のピッチ円直径を偏向プーリ344のピッチ
円直径の整数倍としてもよい。例えば、ドラム駆動プー
リ336,338のピッチ円直径:偏向プーリ344の
ピッチ円直径=5:1に設定するものである。各偏向プ
ーリ344のピッチ円直径は互いに同じである。この場
合の偏向プーリ344のピッチ円直径d1は、図6に示
すように、タイミングベルト320のピッチ線(ベルト
芯線の位置)tまでの距離である。
【0041】ドラム間位相調整手段322の調整用プー
リ340,342の偏心が無く、偏向プーリ344のみ
偏心がある場合には、偏向プーリ344のピッチ円直径
をドラム駆動プーリ336,338のピッチ円直径の1
/整数に設定する対策のみでオフセットゴーストの発生
を抑制できる。
【0042】ところで、上記実施形態でドラム駆動プー
リ(336,338)の歯数144に対して調整用プー
リ(340,342)の歯数を36としたのは、ドラム
駆動プーリ(336,338)の歯数と調整用プーリ
(340,342)の歯数の比を4:1に設定する場合
の好ましい例である。この他の歯数で整数比4:1、又
は3:1、又は5:1を、精度とコストのバランスを考
慮して設定するなら、ドラム駆動プーリ(336,33
8)の歯数が108〜180であることが望ましい。
【0043】本実施形態のドラム連結駆動部は、図1に
示すように、高精度なギヤを使用せずに、ドラム駆動プ
ーリ336,338と調整用プーリ340,342及
び、偏向プーリ344で構成する回転部材にタイミング
ベルト320が掛け渡されているだけの極めてシンプル
な駆動方式を採っている。従って、上記回転部材に偏心
があってもそれぞれのピッチ円直径がドラム駆動プーリ
336,338のピッチ円直径と1/整数の関係が保た
れることによって印刷ドラム308,310の間の位相
ずれは生じないが、極めてシンプルな構成上、タイミン
グベルト320とドラム駆動プーリ336,338の歯
数を1:1とすることができないため、タイミングベル
ト320自身の持つ偏心量だけが位相ずれの発生源とな
り得る。
【0044】しかしながら、上述のように、タイミング
ベルト320としてピッチが3mm以下の心線位置精度
の高いものを使用できるので、タイミングベルト320
に起因したオフセットゴーストを抑制することができ、
上記タイミングベルト以外の回転部材のオフセットゴー
スト抑制構成との組み合わせにより、装置全体としては
オフセットゴーストをより高精度に抑制することができ
る。
【0045】上記実施形態では、印刷装置における隣合
う印刷ドラム間の同期回転構成について述べたが、印刷
装置に限らず、駆動側部材と従動側部材間の同期回転を
必要する全ての同期駆動装置においても同様に実施する
ことがきる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、タイミングベルトとタ
イミングプーリの噛み合いにおいて、ジッター周波数を
高くでき、且つタイミングベルトの高い心線位置精度を
得ることができるので、タイミングベルトに起因したオ
フセットゴースト等の不具合を高精度に抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置又は同期駆
動装置としての孔版印刷装置の概要正面図である。
【図2】ドラム間位相調整手段の斜視図である。
【図3】ドラム駆動プーリのピッチ円直径と印刷ドラム
上の画像ずれとの関係を示す図でる。
【図4】調整用プーリ等に偏心があった場合の速度変動
の波形図である。
【図5】合成速度変動の波形図である。
【図6】偏向プーリのピッチ円直径の概念を示す図であ
る。
【図7】従来における孔版印刷装置の概要正面図であ
る。
【図8】タイミングベルトの心線位置ずれとドラム駆動
プーリの中心との位置関係を示す要部断面図である。
【図9】タイミングベルトのピッチと歯の大きさとの関
係を示す図である。
【図10】従来の装置において調整用プーリ等に偏心が
あった場合の速度変動の波形図である。
【図11】従来の装置において調整用プーリ等に偏心が
あった場合の合成速度変動の波形図である。
【図12】従来の装置においてドラム駆動プーリとタイ
ミングベルトに偏心があった場合の速度変動を示す波形
図である。
【図13】従来の装置においてドラム駆動プーリとタイ
ミングベルトに偏心があった場合の合成速度変動を示す
波形図である。
【図14】図12に示した合成速度変動の波形からドラ
ム1周期毎の面積を計算して得られるドラムの回転ずれ
量を示す図である。
【符号の説明】
308,310 印刷ドラム 320 タイミングベルト 336,338 ドラム駆動プーリ P 印刷用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ歯付きの駆動プーリを有する駆動
    側部材と従動側部材を有し、上記駆動プーリ間にタイミ
    ングベルトを掛け渡して上記駆動側部材と従動側部材を
    同期回転させる同期駆動装置において、 上記駆動プーリのピッチ円直径と歯数との関係が、 ピッチ円直径/歯数<1 であることを特徴とする同期駆動装置。
  2. 【請求項2】それぞれ歯付きの駆動プーリを有する駆動
    側部材と従動側部材を有し、上記駆動プーリ間にタイミ
    ングベルトを掛け渡して上記駆動側部材と従動側部材を
    同期回転させる同期駆動装置において、 上記駆動プーリのピッチが、3mm以下であることを特
    徴とする同期駆動装置。
  3. 【請求項3】印刷用紙の搬送方向に間隔をおいて配置さ
    れた複数の印刷ドラムと、各印刷ドラムに設けられた歯
    付きのドラム駆動プーリと、隣合う印刷ドラム同士を連
    結駆動可能に上記ドラム駆動プーリ間に掛け渡されたタ
    イミングベルトを有する印刷装置において、 上記ドラム駆動プーリのピッチ円直径と歯数との関係
    が、 ピッチ円直径/歯数<1 であることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】印刷用紙の搬送方向に間隔をおいて配置さ
    れた複数の印刷ドラムと、各印刷ドラムに設けられた歯
    付きのドラム駆動プーリと、隣合う印刷ドラム同士を連
    結駆動可能に上記ドラム駆動プーリ間に掛け渡されたタ
    イミングベルトを有する印刷装置において、上記ドラム
    駆動プーリのピッチが、3mm以下であることを特徴と
    する印刷装置。
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