JP2001248606A - クッション機構付空気圧ロータリアクチュエータ - Google Patents

クッション機構付空気圧ロータリアクチュエータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、しかも構造が簡単で安価なクッショ
ン機構付空気圧ロータリアクチュエータを提供する。 【解決手段】 シリンダチューブ60のポート63,6
4の開口67,68よりもストローク端寄りにクッショ
ン用エアを排気する排気口79,80を設け、排気口7
9,80とポート63,64との間に逆止弁81,85
と速度調整手段65,66とを並列設置し、ピストン6
1aの外周面には、ピストン61aがストローク終端に
達したときに、ポート63,64の開口67,68を越
えない位置と、開口67,68を越えるが排気口79,
80を越えない位置にピストンパッキン75,76を設
けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧を加えるこ
とによって回転力を発生するアクチュエータを緩衝的に
停止させるクッション機構付空気圧ロータリアクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧によって回転力を発生する
ラックピニオン型空気圧ロータリアクチュエータは、シ
リンダチューブ内のピストンがストローク端で停止する
ときの慣性エネルギーによる衝撃を吸収するために、ダ
ンパー等を備えたクッション機構付空気圧シリンダが用
いられ、シリンダチューブ内にはラックを設けたピスト
ンが摺動自在に挿入され、このラックにピニオンが噛み
合わされ、ピストンによって区画形成される圧力室に選
択的に空気圧を加えることによってラックを往復駆動
し、ピニオンおよびこれに固定された主軸を往復回転さ
せるものである。
【0003】一方、空気圧シリンダにおけるクッション
機構としては、シリンダチューブ内を摺動するピストン
の動作時に、排気側の圧力室内にクッション用エアーを
一時的に封じ込めて昇圧させ、この排気圧でピストンを
減速させてストローク端に緩衝的に停止させるものが知
られている。その構成は、ピストン側に設けたクッショ
ンリングを、ストローク端の手前でシリンダチューブ内
のクッションパッキンに嵌入させることよってエアの排
出通路を塞ぎ、この封じ込めたエアを絞り弁に導き、そ
の絞り調節量に応じて、ピストン背圧がピストンの持つ
運動エネルギーを空気の圧縮エネルギーに変換して減速
力を発揮するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
ピストン背圧を利用したクッション機構では、その構造
上、ピストンの少なくとも一側に所要の長さのクッショ
ンリングを設けると共に、シリンダチューブにクッショ
ンリングが嵌入する長い空室を設ける必要があるため、
必然的にシリンダの軸線方向の長さが長くなるという問
題点が指摘されている。そのため、このクッション機構
を、ラックピニオン型の空気圧ロータリアクチュエータ
におけるストローク端での緩衝的な停止に用いると、構
造上回転主軸と直交する方向に長くなりがちな空気圧ロ
ータリアクチュエータを、上記ピストンの軸線方向に一
層長くすることになる。また、上記従来のクッション機
構は、その構造上、ベーン型のロータリアクチュエータ
に利用するのは困難である。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、ピスト
ンおよびクッション機構の存在により、その構造上回転
主軸と直交する方向に長くなりがちなラックピニオン型
のクッション機構付空気圧ロータリアクチュエータを、
上記ピストンの方向にできるだけ短く形成可能なものと
して提供することにある。本発明の他の目的は、上記ク
ッション機構をベーン型の空気圧ロータリアクチュエー
タに対して適用可能になものとして構成することにあ
る。本発明の他の目的は、長いクッションリング及びそ
れが嵌入する長い空室をなくし、実質的にピストンパッ
キンがクッションパッキンを兼ねる構造とすることによ
り、小型で、しかも構造が簡単で安価なクッション機構
付空気圧ロータリアクチュエータを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、シリンダチューブ側に排気流
量を制限するための手段を設けると共に、ピストン側に
ピストンパッキンとクッションパッキンとを兼ねる複数
のパッキンを設けただけの、簡単かつ合理的な設計構造
を備えたクッション機構付空気圧ロータリアクチュエー
タを提供することにある。本発明の上記ならびにその他
の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面
から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明のラックピニオン型ロータリアクチュエータは、
シリンダチューブと、シリンダチューブ内を摺動するピ
ストンと、ピストンで隔てられた2つの圧力室に圧縮空
気を給排するための2つのポートと、ピストンに結合さ
れ往復駆動するラックと、ラックに噛合されラックの往
復駆動によって往復回転するピニオンとを具備し、上記
ピニオンの回転出力を主軸を通じて取り出すようにした
クッション機構付空気圧ロータリアクチュエータにおい
て、シリンダチューブにおける少なくとも一方のポート
と対応する位置に、ポートよりもチューブ端寄りに位置
するように排気口を設け、排気口に排気流量を制限する
ことによってピストンを減速的に停止させる速度調整手
段を接続し、これに対してピストンの外周面には、ピス
トンの両側に2つの圧力室を区画する複数のピストンパ
ッキンを設け、少なくとも一部のピストンパッキンに、
ピストンがストローク端に到達する直前に排気側のポー
トを乗り越えて圧力室内の圧縮空気を排気口のみから排
出させるように動作するクッションパッキンとしての機
能を兼備させたことを特徴とするものである。
【0007】上記構成を有するクッション機構付空気圧
ロータリアクチュエータにおいて、2つのポートを通じ
て圧縮空気を交互に供給及び排出することにより、ピス
トンは正逆に駆動され、ストローク端でのクッション機
構による減速停止は次のようにして行われる。即ち、ピ
ストンの摺動時に、排気側の圧力室内の圧縮空気は初め
はポートを通じて排出されているが、ピストンがストロ
ーク端に近づいて、クッションパッキンを兼ねるピスト
ンパッキンが排気側のポートを乗り越えると、ポートと
圧力室とが遮断され、圧力室内の圧縮空気は排気口のみ
から速度調整手段を通じて制限的に排出されるようにな
る。このため、速度調整手段による流量制御によって圧
力室内の圧力が上昇し、それがピストン背圧となってピ
ストンを減速させながら、ストローク終端に到達させ
る。
【0008】上記クッション機構付空気圧ロータリアク
チュエータは、長いクッションリング及びそれが嵌入す
る長い空室を設ける必要がないので、シリンダの軸線方
向の長さをそれだけ短くすることができ、延いては空気
圧シリンダを小型化することができるものである。しか
も、シリンダチューブ側に排気流量を制限するための速
度調整手段を設けると共に、ピストン側に実質的にピス
トンパッキンとクッションパッキンとを兼ねる複数のパ
ッキンを設けた構造としたことにより、クッション機構
付空気圧ロータリアクチュエータを部品数が少ない簡単
かつ合理的な設計構造とすることができ、それによりこ
のアクチュエータを安価に製造することができる。
【0009】また、本発明のベーン型ロータリアクチュ
エータは、内周円筒状のシリンダと、上記シリンダ内に
回転自在に軸支されたローターと、上記ローターの外周
部に突設されたベーンと、上記ベーンによって隔てられ
た2つの圧力室に圧縮空気を給排するための複数のポー
トとを具備し、上記ローターの回転出力を主軸を通じて
取り出すようにしたたクッション機構付空気圧ロータリ
アクチュエータにおいて、上記シリンダにおけるベーン
の少なくとも一方の回転終端寄りに位置させて上記圧力
室に通じる排気口を設け、上記排気口に上記圧力室から
排出される排気の流量を制限することによって上記ロー
ターを緩衝的に停止させる速度調整手段を接続し、上記
ベーンの周辺に設けた上記シリンダの内周面に摺接する
ベーンパッキンに、上記ベーンが回転終端に到達する前
に排気用のポートを乗り越えて上記圧力室内の圧縮空気
を上記排気口のみから排出させるように動作するクッシ
ョンパッキンとしての機能を兼備させたことを特徴とす
るものである。
【0010】上記本発明の空気圧ロータリアクチュエー
タにおいては、排気口が、対応するポートに速度調整手
段を介して接続することができる。本発明の具体的な実
施形態によれば、速度調整手段が、排気口からポート側
に向かう排気の流量を制限する絞り機構と、排気口から
ポート側に向かう排気の流れは規制して逆向きの圧縮空
気の流れは許容する逆止弁とにより構成されている。
【0011】本発明の好ましい一つの構成例によれば、
シリンダチューブに排気口とポートとに通じる弁室が形
成され、この弁室内に、絞り機構を有する弁部材を、逆
止弁を形成するリップシールを介在させて収容すること
により、弁室内に速度調整手段が組み込まれる。
【0012】本発明の他の構成例によれば、速度調整手
段が、排気口側からポート側に向かう排気の流量を制限
する絞り機構により形成され、クッションパッキンとし
ての機能を兼備するピストンパッキンが、ストローク端
においてポートと排気口との間に位置しているときにポ
ートから排気口側に向かう圧縮空気の流れは許容するが
逆向きの流れは規制する逆止弁としての機能をも兼備さ
れる。
【0013】本発明において好ましくは、ピストンを正
逆両ストローク端で減速的に停止させるために、排気口
と、速度調整手段と、クッションパッキンの機能を兼備
するピストンパッキンとが、2つのポートに対応して2
組設けられる。
【0014】また、本発明は、内周円筒状のシリンダ
と、シリンダ内に回転自在に軸支されたローターと、ロ
ーターの外周部に突設されたベーンと、ベーンによって
隔てられた2つの圧力室に圧縮空気を給排するための複
数のポートとを備えたクッション機構付空気圧ロータリ
アクチュエータにおいて、シリンダにおける少なくとも
1つのポートと対応する位置に、ポートよりもローター
の回転終端寄りに位置させて圧力室に通じる排気口を設
け、排気口に圧力室から排出される排気の流量を制限す
ることによってローターを緩衝的に停止させる速度調整
手段を接続したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。実施の形態を説明するに当
たって、同一機能を奏するものは同じ符号を付して説明
する。図1、2は、シングルラックピニオン型クッショ
ン機構付空気圧ロータリアクチュエータの部分横断面図
および縦断面図、図3は、ダブルラックピニオン型クッ
ション機構付空気圧ロータリアクチュエータの部分横断
面図、図4、5は、ベーン型クッション機構付空気圧ロ
ータリアクチュエータの断面図、図6、7は、クッショ
ン機構におけるピストンの駆動開始前およびクッション
行程の詳細を示す半断面図、図8〜11は、他のクッシ
ョン機構におけるピストンの駆動開始前の状態を示す半
断面図である。
【0016】図1、2に示すシングルラックピニオン型
クッション機構付空気圧ロータリアクチュエータは、ク
ッション機構付空気圧シリンダを有するものであり、両
端がサイドブロック71,72でそれぞれ閉塞されたシ
リンダチューブ60と、このシリンダチューブ60内を
往復摺動するピストン61aを両側に結合したラック6
1と、ピストン61aによって区画形成された2つの圧
力室73,74に圧縮空気を給排するための2つのポー
ト63,64と、ラック61に噛合されラック61の往
復駆動によって往復回転するピニオン84と、ピニオン
84に固定され軸受85によって回転可能に支持された
主軸83とを備え、圧力室73,74に選択的に空気圧
を加えることによってピストン61aと共にラック61
を往復駆動し、ピニオン84およびこれに固定された主
軸83を往復回転させるものである。
【0017】ポート63(64)はシリンダチューブ6
0におけるサイドブロック72(71)に近い位置に設
けられ、ポート63(64)は圧力室73(74)に開
口67(68)を通じて連通しており、ポート63(6
4)から開口67(68)を通して圧力室73(74)
に圧縮空気を給排することにより、シリンダチューブ6
0内においてピストン61aおよびラック61が往復駆
動される。
【0018】また、上記開口67(68)よりもピスト
ン61aのストローク終端側に寄った実質的にシリンダ
チューブ60の両端部の位置には、圧力室73(74)
からクッション用エアを排出するための排気口80(7
9)が開設され、これらの排気口80(79)とポート
63(64)との間に排気の流量を制限することによっ
てピストン61aを減速的に停止させるための速度調整
手段65(66)が接続されている。この速度調整手段
は、後述するように、ニードル弁からなる絞り機構によ
って構成されたものである。
【0019】シリンダチューブ60における排気口80
(79)と対応する位置には、排気口80(79)に通
じると共に、ポート63(64)に流路69(70)を
介して通じる弁室82が形成され、この弁室82と排気
口80(79)との間にはピストン61aのストローク
終端側のクッション行程において圧力室73(74)か
らポート63(64)側への圧縮空気の流出を抑止し、
ピストン61aの駆動開始時においてポート63(6
4)から圧力室73(74)への圧縮空気の流入のみを
許容する逆止弁81(85)が介在されている。
【0020】上記ピストン61aの外周面には、シリン
ダチューブ60の内周面に摺接して圧力室73(74)
を区画すると共に、排気流路の切換機能、すなわち、ピ
ストン61aがストローク端に到達する直前に排気側の
ポート63(64)を乗り越えることによって圧力室7
3(74)内の圧縮空気を排気口80(79)のみから
排出させるように動作するクッションパッキンとしての
機能を有するピストンパッキン75(76)が装着され
ている。
【0021】また、ピストンパッキン75(76)は、
ポート63(64)及び排気口80(79)に対して次
のような位置関係を有している。すなわち、ピストン6
1aがサイドブロック72(71)側に摺動してそれぞ
れのストローク終端に達したとき、移動方向前方側のピ
ストンパッキン75(76)が、排気側のポート63
(64)の開口67(68)は乗り越えるが排気口80
(79)は越えない位置に停止し、移動方向後方側のピ
ストンパッキン76(75)が、給気側のポート64
(63)の開口68(67)を越えないでその手前に停
止するような位置関係に設けられている。図中、77、
78はピストンパッキン75,76が開口67,68を
越えた後にシール機能を発揮する第2のピストンパッキ
ンである。
【0022】上記構成を有するクッション機構付空気圧
ロータリアクチュエータの空気圧シリンダの動作につい
て詳細に説明する。ピストン61aが一方のストローク
端にある図示の状態でポート63に圧縮空気を供給する
と、この圧縮空気が流路69から弁室82内に流入し、
逆止弁81を押し開いて排気口80から圧力室73に流
入するため、ピストン61aが図1の右側へ向けて移動
を開始する。
【0023】そして、ピストン61aの移動方向後方側
のピストンパッキン75がポート63の開口67を越え
ると、圧縮空気は主として開口67を通じて圧力室73
に直接的に供給されるようになり、ピストン61aの移
動はそのまま継続される。その移動に伴って、圧力室7
4内の圧縮空気は、主として開口68からポート64を
通じて直接的に排出される。
【0024】そして、ピストン61aが他方のストロー
ク端に近づいて、移動方向前方側のピストンパッキン7
6が開口68(従ってポート64)を通り越すと、排気
側の圧力室74とポート64とが遮断され、圧力室74
内の圧縮空気は、排気口79から速度調整手段66を経
由して排出されることになる。換言すれば、このピスト
ンパッキン76がクッションパッキンとして機能し、排
気の経路を、開口68びポート64を通じて直接排出す
る状態から、排気口79及び速度調整手段66を経由し
て制限的に排出する状態に切換える。このため、速度調
整手段66による流量制御によって圧力室74内の圧力
が上昇し、それがピストン背圧となってピストン61a
を減速させながらストローク終端に到達させる。このと
き、移動方向前方側のピストンパッキン76は排気口7
9の手前で停止し、後方側のピストンパッキン75はポ
ート63の開口67の手前で停止する。
【0025】ピストン61aを上記とは逆に、一方のス
トローク端に向けてストロークさせる場合は、ポート6
4に圧縮空気を供給する。そして、この場合は、ピスト
ン61aがストローク端に近づいた時、ピストン61a
の移動方向前方側にあるピストンパッキン75がクッシ
ョンパッキンとして機能し、圧力室73からの圧縮空気
の排出経路を、ポート63を通じて直接排出される状態
から、排気口80及び速度調整手段65を経由して制限
的に排出される状態に切換えるため、ピストン61aは
ストローク端に減速しながら緩衝的に停止することにな
る。
【0026】上記構成を有する空気圧ロータリアクチュ
エータは、従来品のようにピストンに長いクッションリ
ングを設けたり、シリンダ内にそれが嵌入する長い空室
を設ける必要がないので、シリンダチューブ61aの軸
線方向の長さをそれだけ短くすることができ、延いては
空気圧ロータリアクチュエータを小型化することができ
るものである。しかも、実質的にピストンパッキン7
5,76がクッションパッキンを兼ねる構造としている
ので、部品数を少なくして構造を簡単化することがで
き、それにより安価に製造することができる。
【0027】図3は、他のクッション機構付空気圧ロー
タリアクチュエータの例を示すもので、両側にピストン
61aが結合された1対のラック61間にピニオン84
が噛合された、いわゆるダブルラックピニオン型クッシ
ョン機構付空気圧ロータリアクチュエータであり、開口
67,68、排気口79,80、速度調整手段65,6
6及びピストンパッキン75,76がシリンダチューブ
60およびピストン61aの一端側にそれぞれ設けられ
ている点で図1に示すシングルラックピニオン型クッシ
ョン機構付空気圧ロータリアクチュエータと相違してい
る。上記以外の構成及び作用は実質的に図1に示すもの
と同じであるから、同一または相当部分に同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0028】図4、5は、ベーン型空気圧ロータリアク
チュエータに図1に示すクッション機構を適用したベー
ン型クッション機構付空気圧ロータリアクチュエータの
例を示している。図4に示すベーン型クッション機構付
空気圧ロータリアクチュエータでは、内周円筒状のシリ
ンダ120内にローター90が回転自在に軸支され、こ
のローター90の外周部のベーン121には、その両側
部に先端がシリンダ120の内壁側に摺接する1対のベ
ーンパッキン91が設けられている。シリンダ120に
は、ベーンパッキン91によって区画形成された圧力室
105,106に圧縮空気を給排するためのポート9
2,93および開口96,98が開設され、圧力室10
5,106に選択的に空気圧を加えることによってロー
ター90を往復回転させ、ベーン91がストッパ103
に当接する回転終端104a,104bで停止するとき
の慣性エネルギーによる衝撃が吸収されるようになって
いる。
【0029】ポート92(93)はシリンダ120にお
ける回転終端104a,104bに近い位置に設けら
れ、ポート92(93)は圧力室105(106)に開
口96(98)を通じて連通しており、ポート92(9
3)から開口96(98)を通して圧力室105(10
6)に圧縮空気を給排することにより、シリンダ120
内においてローター90が往復回転される。
【0030】シリンダ120における開口96(98)
よりも回転終端104a,104b側に寄ったストッパ
103に近接する位置には、圧力室105(106)か
らクッション用エアを排出するための排気口97(9
9)が開設され、これらの排気口97(99)とポート
92(93)との間に排気の流量を制限することによっ
てローター90を減速的に停止させるための速度調整手
段94(95)が配設されている。
【0031】シリンダ120における排気口97(9
9)と対応する位置には、排気口97(99)に通じる
と共に、ポート92(93)に流路110を介して通じ
る弁室102が形成され、この弁室102にはローター
90の回転終端104a,104b側のクッション行程
において圧力室105(106)からポート92(9
3)側への圧縮空気の流出を抑止し、ローター90の駆
動開始時においてポート92(93)から圧力室105
(106)への圧縮空気の流入のみを許容する逆止弁1
00(101)が介在されている。
【0032】次に、上記構成を有するクッション機構付
空気圧ロータリアクチュエータのクッション機構の動作
について詳細に説明する。ローター90が回転終端10
4aにある図示の状態でポート92に圧縮空気を供給す
ると、この圧縮空気が流路110から弁室102内に流
入し、逆止弁100を押し開いて排気口97から圧力室
105に流入するため、ローター90が時計回りに移動
を開始する。そして、ローター90の移動方向後方側の
ベーンパッキン91がポート92の開口96を越える
と、圧縮空気は主として開口96を通じて圧力室105
に直接的に供給されるようになり、ローター90の移動
はそのまま継続される。その移動に伴って、圧力室10
6内の圧縮空気は、主として開口98からポート93を
通じて直接的に排出される。
【0033】さらに、ローター90が回転し、移動方向
前方側のベーンパッキン91が開口98を通り越すと、
排気側の圧力室106とポート93とが遮断され、圧力
室106内の圧縮空気は、排気口99から速度調整手段
95を経由して排出されることになる。つまり、ベーン
パッキン91は、排気の経路を、開口98びポート93
を通じて直接排出する状態から、排気口99及び速度調
整手段95を経由して制限的に排出する状態に切換えら
れる。
【0034】このため、速度調整手段95による流量制
御によって圧力室106内の圧力が上昇し、それがロー
ター背圧となってローター90を減速させながら回転終
端104bに到達させる。このとき、移動方向前方側の
ベーンパッキン91は排気口99の手前で停止し、後方
側のベーンパッキン91はポート93の開口98の手前
で停止する。
【0035】ローター90を上記とは逆に、回転終端1
04aに向けて反時計回りに回転させる場合は、ポート
93に圧縮空気を供給する。そして、この場合は、ロー
ター90が回転終端104aに近づいた時、ローター9
0の移動方向前方側にあるベーンパッキン91が圧力室
105からの圧縮空気の排出経路を、ポート92を通じ
て直接排出される状態から、排気口97及び速度調整手
段94を経由して制限的に排出される状態に切換えるた
め、ローター90は回転終端104aに減速しながら緩
衝的に停止することになる。
【0036】図5に示すベーン型クッション機構付空気
圧ロータリアクチュエータは、内周円筒状のシリンダ1
20内に回転自在に軸支されたローター90の外周部の
180°対向位置に、先端にシリンダ120の内壁側に
摺接するベーンパッキン91が突設されたベーン121
が設けられ、ベーン121、ストッパ103における回
転終端104a,104bによって圧力室105a,1
05b,106a,106bが区画されており、ベーン
パッキン91が回転終端104a,104bで停止する
ときの慣性エネルギーによる衝撃が吸収されるものであ
る。
【0037】シリンダ120には、圧力室106b(1
06a)に圧縮空気を給排するためのポート92(9
3)および開口96(98)が形成され、ポート92
(93)は圧力室106b(106a)に開口96(9
8)を通じて連通するようにローター90の回転終端1
04b,104aに近い位置に設けられ、ポート92
(93)から開口96(98)を通して圧力室106b
(106a)に圧縮空気を供給することにより、シリン
ダ120内においてローター90が往復回転される。
【0038】シリンダ120の圧力室105a(105
b)における両回転終端に近い位置には、圧力室105
a(105b)からクッション用エアを排出するための
排気口97(99)が開設され、排気口97および99
の中間にクッション用エアを供排するための呼吸ポート
109が開設されている。109aはその呼吸ポートに
設けたフィルターである。また、排気口97(99)と
ポート109との間には、排気の流量を制限することに
よってローター90を減速的に停止させるための速度調
整手段94(95)が設けられている。
【0039】シリンダ120における排気口97(9
9)と対応する位置には、排気口97(99)に通じる
と共に、ポート109に流路110を介して通じる弁室
102が形成され、この弁室102には、ローター90
の回転終端104a(104b)側のクッション行程に
おいて圧力室105a(105b)からポート109側
への圧縮空気の流出を抑止する逆止弁100(101)
が介在されている。
【0040】次に、上記構成を有するクッション機構付
空気圧ロータリアクチュエータのクッション機構の動作
について詳細に説明する。ローター90が回転終端10
4aにある図示の状態でポート93に圧縮空気を供給す
ると、この圧縮空気が開口98から圧力室106aに流
入するため、ローター90が時計回りに移動を開始し、
圧力室106b内のエアがポート92より排出される。
そして、ベーンパッキン91がポート109を通り越す
と、圧力室105bとポート109との連通が遮断さ
れ、圧力室105b内の圧縮空気は、排気口99から速
度調整手段95を経由して制限的に排出される。このた
め、速度調整手段95による流量制御によって圧力室1
05b内の圧力が上昇し、それがローター背圧となって
ローター90を減速させながら回転終端104bに到達
させ、圧力室105a内にはポート109よりクッショ
ン用エアが導入される。
【0041】ローター90を上記とは逆に、回転終端1
04aに向けて反時計回りに回転させる場合は、ポート
92に圧縮空気を供給する。そして、この場合は、ロー
ター90が回転終端104aに近づいた時、ベーンパッ
キン91が圧力室105aからの圧縮空気の排出経路
を、ポート109を通じて直接排出される状態から、排
気口97及び速度調整手段94を経由して制限的に排出
される状態に切換えるため、ローター90は回転終端1
04aに減速しながら緩衝的に停止することになる。
【0042】図6〜11は、上述した図1〜3のクッシ
ョン機構付空気圧ロータリアクチュエータに適用可能な
クッション機構の例を具体的に示すものであり、これに
ついて以下に説明する。すなわち、図6、7に示す空気
圧シリンダ1Aは、両端がそれぞれエンドカバー6,8
で閉塞されたシリンダチューブ4と、シリンダチューブ
4内を気密に往復摺動するピストン10とを有してい
る。このピストン10には、図示していないが前記ラッ
クが設けられる。
【0043】シリンダチューブ4における両端側端部に
近い位置には、圧縮空気を給排するための2つのポート
12,14が設けられている。これらのポート12,1
4は、ピストン10の両側に区画された一対の圧力室2
0,22にそれぞれ開口16,18を通じて連通してお
り、これらのポート12,14から開口を通して上記圧
力室20,22に圧縮空気を給排することにより、シリ
ンダチューブ4内においてピストン10が往復駆動され
る。
【0044】また、開口16,18よりもピストン10
のストローク終端側に寄った実質的にシリンダチューブ
4の両端部の位置には、各圧力室20,22からクッシ
ョン用エアを排出するための排気口24,26が開設さ
れ、これらの排気口24,26とポート12,14との
間にそれぞれ、排気の流量を制限することによってピス
トンを減速的に停止させるための速度調整手段28,3
0が接続されている。
【0045】この速度調整手段28(30)は、逆止弁
32(34)と流量制限用の絞り機構36(38)とを
並列配置することにより構成したもので、シリンダチュ
ーブ4に形成した弁室31内に収容されている。すなわ
ち、シリンダチューブ4における排気口24(26)と
対応する位置には、排気口24(26)とポート12
(14)の両方に通じる弁室31が形成され、弁室31
内に円柱状の弁部材33が収容されていて、弁部材33
に絞り機構36(38)が設けられると共に、弁部材3
3の外周面と弁室31の内周面との間に、逆止弁32
(34)を形成するリップシールが介在されている。図
中、35(37)は、弁室31とポート12(14)と
を結ぶバイパス流路である。
【0046】絞り機構36(38)は、排気口24(2
6)とポート12(14)とをバイパス流路35(3
7)を通じて結ぶ通孔45と、この通孔45の開口面積
を調整するニードル47とからなるもので、可変絞り弁
として構成されたものである。一方、逆止弁32(3
4)は、ピストン10のストローク終端側のクッション
行程において、圧力室20(22)からポート12(1
4)側への圧縮空気の流出を抑止し、ピストン10の駆
動開始時にポート12(14)から圧力室20(22)
への圧縮空気の流入のみを許容するように設けられてい
る。
【0047】ピストン10の外周面には、シリンダチュ
ーブ4の内周面に摺接して2つの圧力室20,22を区
画する2つのピストンパッキン40,42が設けられて
いる。これらのピストンパッキン40,42は、圧力室
20,22を区画する機能だけでなく、排気流路の切換
機能、すなわち、ピストン10がストローク端に到達す
る直前に排気側のポートを乗り越えることによって圧力
室20,22内の圧縮空気を排気口24,26のみから
排出させるように動作するクッションパッキンとしての
機能も兼備するもので、各ポート12,14及び排気口
24,26に対して次のような位置関係を有している。
【0048】すなわち、ピストン10が摺動してストロ
ーク終端に達したとき、移動方向前方側のピストンパッ
キン40又は42が、排気側のポート12又は14の開
口16又は18は乗り越えるが排気口24又は26は越
えない位置に停止し、移動方向後方側のピストンパッキ
ン42又は40が、排気側のポート12又は14の開口
16又は18を越えないでその手前に停止するような位
置関係に設けられている。なお、図中、41はウエアリ
ングを示している。
【0049】上記構成を有する空気圧シリンダ1Aの動
作について詳細に説明する。図6において、ピストン1
0がストローク端にある図示の状態で一方のポート12
に圧縮空気を供給すると、この圧縮空気がバイパス流路
35から弁室31内に流入し、逆止弁32を押し開いて
排気口24から圧力室20に流入するため、ピストン1
0が移動を開始する。そして、ピストン10の移動方向
後方側のピストンパッキン40がポート12の開口16
を越えると、圧縮空気は主として開口16を通じて圧力
室20に直接的に供給されるようになり、ピストン10
の移動はそのまま継続される。その移動に伴って、圧力
室22内の圧縮空気は、主として開口18からポート1
4を通じて直接的に排出される。
【0050】そして、図7に示すように、ピストン10
がストローク端に近づいて、移動方向前方側のピストン
パッキン42が開口18を通り越すと、排気側の圧力室
22とポート14とが遮断され、圧力室22内の圧縮空
気は、排気口26から速度調整手段30における絞り機
構38を経由して排出されることになる。換言すれば、
このピストンパッキン42がクッションパッキンとして
機能し、排気の経路を、開口18及びポート14を通じ
て直接排出する状態から、排気口26及び絞り機構38
を経由して制限的に排出する状態に切換える。このた
め、絞り機構38による流量制御によって圧力室22内
の圧力が上昇し、それがピストン背圧となってピストン
10を減速させながらストローク終端に到達させる。こ
のとき、移動方向前方側のピストンパッキン42は排気
口26の手前で停止し、後方側のピストンパッキン40
はポート14の開口18の手前で停止する。
【0051】ピストン10を上記とは逆にストロークさ
せる場合は、ポート14に圧縮空気を供給する。この場
合は、ピストン10がストローク端に近づいた時、ピス
トン10の移動方向前方側にあるピストンパッキン40
がクッションパッキンとして機能し、圧力室20からの
圧縮空気の排出経路を、ポート12を通じて直接排出さ
れる状態から、排気口24及び速度調整手段28の絞り
機構36を経由して制限的に排出される状態に切換える
ため、ピストン10はストローク端に減速しながら緩衝
的に停止することになる。
【0052】図8に示す空気圧シリンダ1Bは、速度調
整手段28,30における絞り機構36a,38aを、
通孔45aの開口面積を調整できない固定絞りとして形
成している点が上記空気圧シリンダ1Aと相違してい
る。上記以外の構成及び作用は実質的に空気圧シリンダ
1Aと同じであるから、主要な同一構成部分に空気圧シ
リンダ1Aと同じ符号を付してその説明は省略する。
【0053】図9に示す空気圧シリンダ1Cが上記空気
圧シリンダ1A,1Bと相違する点は、空気圧シリンダ
1A,1Bにおいては、シリンダチューブ4に弁室31
を設けてその中に速度調整手段28,30を直接組み込
んでいるのに対し、この空気圧シリンダ1Cでは、シリ
ンダチューブ4の外部に速度調整手段28,30を設
け、この速度調整手段28,30を排気口24,26と
ポート12,14とに接続している点である。
【0054】この場合、速度調整手段28,30を組み
付けたブロックをシリンダチューブ4に取付けるように
しても、上記ブロックをシリンダチューブ4から離れた
場所に設置し、配管で相互に接続するようにしても良
い。また、この場合の絞り機構36,38は、空気圧シ
リンダ1Aのような可変絞りタイプであっても、空気圧
シリンダ1Bのような固定絞りタイプであっても構わな
い。上記以外の構成及び作用は実質的に空気圧シリンダ
1A,1Bと同じである。
【0055】図10に示す空気圧シリンダ1Dが上記空
気圧シリンダ1A,1Bと相違する点は、排気口24,
26とポート12,14との間の弁室31内に速度調整
手段28,30として絞り機構36,38のみを収容
し、ピストン10に取付けた3つのピストンパッキン5
0,52,54の一部に逆止弁としての機能を兼備させ
た点である。
【0056】すなわち、上記ピストン10の外周に上述
した3つのピストンパッキン50,52,54を取付け
て、中央のパッキン52には2つの圧力室20,22を
区画する本来のピストンパッキンとしての機能だけを持
たせ、その両側の2つのパッキン50,54には、ピス
トンパッキンとしての機能の他に、クッションパッキン
としての機能と逆止弁としての機能とを兼備させてい
る。
【0057】このため、これら2つのパッキン50,5
4は、シールに方向性のあるリップシール形に形成され
ていて、ピストン10の外周に、中央のパッキン52側
からピストン10の端面方向に向かう圧縮空気の流れは
許容するが逆方向の流れは抑止する向きに取付けられて
いる。また、上記3つのパッキン50,52,54の位
置関係は、ピストン10がストローク端に達したとき前
方側のパッキン50又は54が排気口24又は26の手
前で停止し、中間のパッキン52がポート12又は14
の開口16又は18の手前で停止するように関係づけら
れている。
【0058】この空気圧シリンダ1Dにおいて、図10
の状態からポート12に圧縮空気が供給されると、この
圧縮空気は、絞り機構36からも少量ずつ圧力室20に
流入するが、主として開口16からピストン外周の隙間
に流れ込み、パッキン50を押し開いて圧力室20に流
入するため、ピストン10は所期の速度で起動すること
ができる。
【0059】ピストン10がある程度移動してパッキン
50がポート12の開口16を通り過ぎたあとは、ポー
ト12からの圧縮空気は開口16から直接圧力室20に
流入するようになり、このあとパッキン50は、圧力室
20の気密性を保ってピストンパッキンとして機能す
る。
【0060】ピストン10がストローク端に近づくと、
移動方向前方側のパッキン54がクッションパッキンと
して機能し、空気圧シリンダ1Aの場合と同様に、排気
の経路をポート14の開口18を経由する状態から絞り
機構38を経由する状態に切換えて、ピストン10をス
トローク端に緩衝的に停止させる。この空気圧シリンダ
1Dにおいても、絞り機構36は可変絞りタイプであっ
ても固定絞りタイプであっても構わない。
【0061】図11に示す空気圧シリンダ1Eは、シリ
ンダチューブ4の何れか一端側だけに速度調整手段28
を設けることにより、ピストン10を一方のストローク
端だけに緩衝的に停止させるようにしたもので、この点
で、正逆両方のストローク端に速度調整手段28,30
を設けた空気圧シリンダ1A〜1Dと相違している。な
お、図11には、ヘッド側のストローク端に速度調整手
段28を設けた場合について代表的に示されている。
【0062】この空気圧シリンダ1Eにおいては、ピス
トン10に設けられた2つのパッキン40,42のう
ち、速度調整手段28が設けられている側にあるパッキ
ン40がピストンパッキンとクッションパッキンの両方
の機能を兼備し、反対側のパッキン42はピストンパッ
キンとしての機能だけを有することになる。
【0063】なお、図11には、速度調整手段28とし
て空気圧シリンダ1Aに対応する構成を備えたものが示
されているが、空気圧シリンダ1B〜1Dに対応する構
成とすることもできる。ただし、速度調整手段28を空
気圧シリンダ1Dに対応する構成とする場合、図10に
示されている3つのパッキン50,52,54のうち、
速度調整手段が設けられていない側の端部にあるパッキ
ン54は省略される。また、ここで図6から11によっ
て説明したクッション機構付空気圧シリンダの技術は、
図4および5のベーン型ロータリアクチュエータにも適
用できるのはもちろんである。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明のクッション機構付空気圧ロータリアクチュエータ
は、長いクッションリング及びそれが嵌入する空室を設
ける必要がないので、シリンダの軸線方向の長さをそれ
だけ短くすることができ、小型化することができると共
に、許容運動エネルギーの拡大および省エネを行なうこ
とができ、駆動系の衝突音を低減することができる。し
かも、そのクッション機構をベーン型の空気圧ロータリ
アクチュエータにも適用することができる。また、実質
的にピストンパッキンがクッションパッキンを兼ねる構
造としているので、部品数を少なくして構造を簡単化す
ることができ、それにより製造コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシングルラックピニオン型クッション
機構付空気圧ロータリアクチュエータの部分横断面図。
【図2】本発明のシングルラックピニオン型クッション
機構付空気圧ロータリアクチュエータの縦断面図。
【図3】本発明のダブルラックピニオン型クッション機
構付空気圧ロータリアクチュエータの部分横断面図。
【図4】本発明のベーン型クッション機構付空気圧ロー
タリアクチュエータの断面図。
【図5】本発明の他のベーン型クッション機構付空気圧
ロータリアクチュエータの断面図。
【図6】本発明のクッション機構付空気圧シリンダのピ
ストンの駆動開始前の状態を示す半断面図。
【図7】本発明のクッション機構付空気圧シリンダのピ
ストンのクッション行程の状態を示す半断面図。
【図8】本発明の他のクッション機構付空気圧シリンダ
のピストンの駆動開始前の状態を示す半断面図。
【図9】本発明の他のクッション機構付空気圧シリンダ
のピストンの駆動開始前の状態を示す半断面図。
【図10】本発明の他のクッション機構付空気圧シリン
ダのピストンの駆動開始前の状態を示す半断面図。
【図11】本発明の他のクッション機構付空気圧シリン
ダのピストンの駆動開始前の状態を示す半断面図。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E 空気圧シリンダ 4,60 シリンダチューブ 10,61a ピストン 12,14,63,64,92,93,109 ポート 20,22,73,74 圧力室 24,26,79,80,97,99 排気口 28,30,65,66,94,95 速度調整手段 31,82,102 弁室 32,34,81,85,100,101 逆止弁 33 弁部材 36,36a,38,38a 絞り機構 40,42,50,52,54,75,76 ピストン
パッキン 61 ラック 67,68,96,98 開口 69,70,110 流路 71,72 サイドブロック 83 主軸 84 ピニオン 85 軸受 90 ローター 91 ベーン 104a,104b 回転終端 120 シリンダ 121 ベーン
フロントページの続き (72)発明者 竹 内 清 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 Fターム(参考) 3H081 AA23 AA28 BB03 CC15 CC23 DD28 FF19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブと、上記シリンダチュー
    ブ内を摺動するピストンと、上記ピストンで隔てられた
    2つの圧力室に圧縮空気を給排するための2つのポート
    と、上記ピストンに結合され往復駆動するラックと、上
    記ラックに噛合され上記ラックの往復駆動によって往復
    回転するピニオンとを具備し、上記ピニオンの回転出力
    を主軸を通じて取り出すようにしたクッション機構付空
    気圧ロータリアクチュエータにおいて、 上記シリンダチューブにおける少なくとも一方の上記ポ
    ートと対応する位置に、上記ポートよりも上記シリンダ
    チューブ端寄りに位置させて上記圧力室に通じる排気口
    を設け、上記排気口に上記圧力室から排出される排気の
    流量を制限することによって上記ピストンを緩衝的に停
    止させる速度調整手段を接続し、 上記ピストンの外周面には上記シリンダチューブの内周
    面に摺接して2つの上記圧力室を区画する複数のピスト
    ンパッキンを設け、少なくとも一部の上記ピストンパッ
    キンに、上記ピストンがストローク端に到達する直前に
    排気側の上記ポートを乗り越えて上記圧力室内の圧縮空
    気を上記排気口のみから排出させるように動作するクッ
    ションパッキンとしての機能を兼備させた、ことを特徴
    とするクッション機構付空気圧ロータリアクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】内周円筒状のシリンダと、上記シリンダ内
    に回転自在に軸支されたローターと、上記ローターの外
    周部に突設されたベーンと、上記ベーンによって隔てら
    れた2つの圧力室に圧縮空気を給排するための複数のポ
    ートとを具備し、上記ローターの回転出力を主軸を通じ
    て取り出すようにしたクッション機構付空気圧ロータリ
    アクチュエータにおいて、 上記シリンダにおけるベーンの少なくとも一方の回転終
    端寄りに位置させて上記圧力室に通じる排気口を設け、
    上記排気口に上記圧力室から排出される排気の流量を制
    限することによって上記ローターを緩衝的に停止させる
    速度調整手段を接続し、 上記ベーンの周辺に設けた上記シリンダの内周面に摺接
    するベーンパッキンに、上記ベーンが回転終端に到達す
    る前に排気用のポートを乗り越えて上記圧力室内の圧縮
    空気を上記排気口のみから排出させるように動作するク
    ッションパッキンとしての機能を兼備させた、ことを特
    徴とするクッション機構付空気圧ロータリアクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】上記排気口が、対応する上記ポートに上記
    速度調整手段を介して接続されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のクッション機構付空気圧ロータ
    リアクチュエータ。
  4. 【請求項4】上記速度調整手段が、上記排気口から上記
    ポート側に向かう排気の流量を制限する絞り機構と、上
    記排気口から上記ポート側に向かう排気の流れは規制し
    て逆向きの圧縮空気の流れは許容する逆止弁とから構成
    されていることを特徴とする請求項3記載のクッション
    機構付空気圧ロータリアクチュエータ。
  5. 【請求項5】上記シリンダチューブに上記排気口と上記
    ポートとに通じる弁室が形成され、上記弁室内に、上記
    絞り機構を有する弁部材を、上記逆止弁を形成するリッ
    プシールを介在させて収容することにより上記弁室内に
    上記速度調整手段が組み込まれていることを特徴とする
    請求項4記載のクッション機構付空気圧ロータリアクチ
    ュエータ。
  6. 【請求項6】上記速度調整手段が、上記排気口から上記
    ポート側に向かう排気の流量を制限する絞り機構により
    形成され、クッションパッキンとしての機能を兼備する
    上記ピストンパッキンが、ストローク端において上記ポ
    ートと上記排気口との間に位置しているときに上記ポー
    ト側から上記排気口側に向かう圧縮空気の流れは許容す
    るが逆向きの流れは規制する逆止弁としての機能をも兼
    備していることを特徴とする請求項3記載のクッション
    機構付空気圧ロータリアクチュエータ。
  7. 【請求項7】上記ピストンを正逆両ストローク端で減速
    的に停止させるために、上記排気口と、上記速度調整手
    段と、クッションパッキンの機能を兼備する上記ピスト
    ンパッキンとが、2つの上記ポートに対応して2組設け
    られていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載のクッション機構付空気圧ロータリアクチュエー
    タ。
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