JP2001248258A - 鋼製及び木造住宅における垂木の接合金物 - Google Patents

鋼製及び木造住宅における垂木の接合金物

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JP2001248258A
JP2001248258A JP2000100401A JP2000100401A JP2001248258A JP 2001248258 A JP2001248258 A JP 2001248258A JP 2000100401 A JP2000100401 A JP 2000100401A JP 2000100401 A JP2000100401 A JP 2000100401A JP 2001248258 A JP2001248258 A JP 2001248258A
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Kuniya Iwasaki
漢也 岩崎
Jun Shimizu
潤 清水
Ryoichi Sugano
良一 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性と経済性に優れた鋼製及び木造住宅に
おける垂木の接合金物を提供する。 【解決手段】 あおり止め金物を用いて、野地板を支え
る垂木を下弦材に押さえて固定すると共に、ころび止め
材を用いて、小屋組全体及び垂木の移動を防ぐように構
成された小屋組において、あおり止め金物ところび止め
材の両部材に代えて、そのあおり止めと、ころび止めの
両機能を兼ねた接合金物16を構成する。接合金物16
は、3次元抵抗部材として、所定板厚の鋼板を第1折り
曲げ線17及び、第1折り曲げ線17の一端部から直角
前方に延びる第2折り曲げ線18を介して、各当接部が
互いに直角をなすように折り曲げ成形され、垂木側当接
部19を垂木6に固定し、上枠材上面当接部20を上枠
材3の上面に固定し、上枠材側面当接部21を上枠材側
面に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼製住宅(スチー
ルハウス)及び、在来工法又はツーバイ(2×2)工法
による木造住宅等(これらを総称して鋼製及び木造住宅
という)における垂木や上弦材(以下垂木という)の接
合金物に係る。
【0002】すなわち、鋼製及び木造住宅の小屋組みに
は、垂木を台風などで吹上げられないよう押さえて固着
するために設けられる、あおり止め用の接合部材(あお
り止め金物)と、小屋組み全体及び垂木の移動を防ぐ、
ころび止め用の接合部材(ころび止め材)が用いられる
が、本発明は、これらの各部材を一つの金物で兼用でき
るようにした接合金物に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図11は、鋼製住宅における切妻屋根の
概要斜視図で、同図において、階を構成する複数の柱
1、隅柱2の上端には上枠材3が設けられており、上枠
材3には、壁合板15と、ころび止め材4と、ガセット
プレート5を介して下弦材7と垂木6が取付けられ、垂
木6に野地板が固着される。切妻屋根の場合、切妻の上
に妻小壁立て枠8が立上る。小屋組の垂木6には、妻小
屋上部ころび止め6a、けらば垂木10、むなぎ板11
等が設けられている。6bは腕木、6cは配付たるきで
ある。
【0004】また、図12に示すように、隣合う垂木6
間に配置される、ころび止め材4の端部と、これに交わ
る下弦材7の角部にアングル金物12を当てがい、ビス
14を打設することで、ころび止め材4と下弦材7が固
着されている。
【0005】さらに、図12に示すように、あおり止め
金物13が長方形の金属板を断面L字状に折曲げて構成
されており、あおり止め金物13の上部当接部13aを
垂木6のウェブ面に当てがって、ビス14で固着し、下
部当接部13bを壁合板15の側面にビス14で固着し
ている。
【0006】前述のように、小屋組の垂木6と下弦材7
には、ころび止め材4と、あおり止め金物13の2つの
金物が別々に取付けられ、さらに、場合によってはガセ
ットプレートで結合されるので、これらの各部材を固着
するためには、自ずから相当な作業手間がかかる。
【0007】他方、ツーバイ(2×2)方式の住宅建築
でも、小屋組み構成材として、野地板を支える垂木の押
さえとして、台風などで吹上げられないように固着する
接合金物(つまり、あおり止め金物)と、小屋全体及び
垂木の移動を防ぐために取り付ける小材(つまり、ころ
び止め材)が別個に設けられるが、この場合も、それぞ
れの部材を固着するためには、自ずから作業手間がかか
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の2×2工法の木
造住宅や、鋼製住宅(スチールハウス)における、垂木
固着用の接合金物の仕様では、前記をまとめると、次の
欠点があった。 、2×2工法の住宅建築の場合、垂木の固着にあおり
止め金物を設け、またこれとは別に、ころび止め材を垂
木間の寸法に合わせて切断し、接合していたので、それ
ぞれの切断、接合のために作業手間がかかった。 、スチールハウスの場合も前記と同様に、あおり止め
金物と、ころび止め材を取付けるが、これの補足材とし
て受け材(91×38、L≒150)、アングル金物等
を、それぞれの接合部にビスを2本以上ずつ用いて接合
しなくてはならない(約13〜16本/1本の垂木当り
のビス本数)ため、ビス接合作業に要する手間が2倍か
かった。
【0009】前述のように、従来の欠点は、垂木の構造
的な意味を持つ接合部位を、個別に機能する金物に分け
ていて、各部位毎に別個の金物で接合を行っているので
作業性が低下することであり、また、部品点数が多く、
コストアップになることである。
【0010】本発明は、垂木固着のための接合部位を分
けないで、当該接合部位において、構造上受けるあらゆ
る方向の力を1つの接合部材を使って抵抗させるものと
し、この接合部材を、施工上簡易に取付けられるように
創案したものである。つまり、本発明は、接合金物の取
付け作業を1/2〜数分の1にするために、従来のあお
り止め金物と、ころび止め材の両機能を兼ね備え、さら
には、ガセットプレートの機能も兼ね備える接合金物を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る鋼製及び木造住宅における垂木の接合
金物は、次のように構成する。請求項1記載の発明は、
あおり止め用の接合部材を用いて、野地板を支える垂木
を上枠材に押さえて固着すると共に、ころび止め用の接
合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐ
ように構成された小屋組において、前記あおり止め用の
接合部材と前記ころび止め用の接合部材が、あおり止め
機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接合金物で構成さ
れ、当該接合金物は、抵抗部材として垂木と上枠材に固
着することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて、野地板を支える垂木を上枠材に押さえ
て固着すると共に、ころび止め用の接合部材を用いて、
小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成された
小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と前記こ
ろび止め用の接合部材が、あおり止め機能と、ころび止
め機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接合金物
は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板を第1折り曲げ線
及び、この第1折り曲げ線の一端部から直角前方に延び
る第2折り曲げ線を介して、各当接部が互いに直角をな
すように垂木当接部と、上枠材上面当接部と、上枠材側
面当接部を折り曲げ成形し、前記垂木当接部を垂木に固
着し、上枠材上面当接部を上枠材上面に固着し、上枠材
側面当接部を上枠材側面に固着することを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて、野地板を支える垂木を上枠材に押さえ
て固着すると共に、ころび止め用の接合部材を用いて、
小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成された
小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と前記こ
ろび止め用の接合部材が、あおり止め機能と、ころび止
め機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接合金物
は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板を垂直折り曲げ線
を介して両側が互いに直角をなすように折り曲げ形成
し、前記折り曲げ線の一側の垂木当接部を垂木に固着
し、他側の上枠材上面当接部を上枠材に固着することを
特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて、野地板を支える垂木に下弦材を結合
し、前記垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、ころ
び止め用の接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂木
の移動を防ぐように構成された小屋組において、前記あ
おり止め用の接合部材と前記ころび止め用接合部材が、
あおり止め機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接合金
物で構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、所定
板厚の鋼板を垂直折り曲げ線を介して両側が互いに直角
をなすように折り曲げ形成し、前記垂直折り曲げ線の一
側の下弦材当接部を下弦材に固着し、他側の上枠材当接
部を上枠材に固着することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて野地板を支える垂木に下弦材を結合し、
前記垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、ころび止
め用接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂木の移動
を防ぐように構成し、前記垂木と下弦材をガセットプレ
ートを介して結合した小屋組において、前記あおり止め
用の接合部材と、前記ころび止め用の接合部材と、前記
ガセットプレートが、あおり止め機能と、ころび止め機
能と、ガセットプレートの機能を合わせ持つ接合金物で
構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、所定板厚
の鋼板で下弦材当接部兼用の垂木当接部と、この垂木当
接部の下端折り曲げ線を介して、当該垂木当接部の直角
前方に折曲げ形成した上枠材上面当接部とからなり、前
記垂木当接部を前記垂木に固着し、前記垂木当接部の前
面の下弦材当接部に、前記下弦材を固着し、前記上枠材
上面当接部を、前記上枠材上面に固着することを特徴と
する。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の構
成において、前記上枠材上面当接部の一側を、折曲げ線
を介して直角下方に折り曲げて上枠材側面当接部を形成
し、この上枠材側面当接部を、上枠材側面に固着するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて、野地板を支える垂木を上枠材に押さえ
て固着すると共に、ころび止め用の接合部材を用いて、
小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成された
小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と前記こ
ろび止め用の接合部材が、あおり止め機能と、ころび止
め機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接合金物
は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板を第1折り曲げ線
及び、この第1折り曲げ線の中間部から直角側方に延び
る第2折り曲げ線を介して、各当接部が互いに直角をな
すように垂木当接部と、上枠材上面当接部と、上枠材側
面当接部を折り曲げ成形し、前記垂木当接部を垂木に固
着し、上枠材上面当接部を上枠材上面に固着し、上枠材
側面当接部を上枠材側面に固着することを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、あおり止め用の接
合部材を用いて野地板を支える垂木に下弦材を結合し、
前記垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、ころび止
め用接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂木の移動
を防ぐように構成し、前記垂木と下弦材をガセットプレ
ートを介して結合した小屋組において、前記あおり止め
用の接合部材と、前記ころび止め用の接合部材と、前記
ガセットプレートが、あおり止め機能と、ころび止め機
能と、ガセットプレートの機能を合わせ持つ接合金物で
構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、所定板厚
の鋼板を第1折り曲げ線及び、この第1折り曲げ線の中
間部から直角側方に延びる下部水平折り曲げ線を介し
て、各当接部が互いに直角をなすように下弦材側面当接
部と、上枠材上面当接部と、上枠材側面当接部を折り曲
げ成形し、さらに、下弦材側面当接部の上部には、上部
水平折曲げ線を介して下弦材上面当接部を形成し、前記
下弦材側面当接部を下弦材側面に固着し、前記上枠材上
面当接部を上枠材上面に固着し、前記上枠材側面当接部
を上枠材側面に固着し、前記下弦材上面当接部を下弦材
上面に固着することを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の接合金物は、垂木に作用する水平方
向、上下方向の力、および、接合部を中心とする回転方
向の力の3方向の抵抗部材として構成されており、か
つ、従来のあおり止め用の接合部材と、ころび止め材の
両部材の機能や、ガセットプレートの機能を兼ね備えて
いるので、一つの接合金物でこれらの各部材を兼用で
き、従って、作業性が向上すると共に、材料費のコスト
ダウンが図られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態として示
す鋼製住宅(スチールハウス)における垂木の接合金物
を、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態
1に係る垂木接合金物の使用形態の斜視図、図2は、図
1と異なる角度から見た実施形態1に係る垂木接合金物
の使用形態の斜視図である。
【0021】各図において、垂木6と上枠材3とは実施
形態1に係る接合金物16を用いて固着されている。こ
の接合金物16は、所定板厚の平鋼板を所定形状に切断
し、かつ、所定形状に折曲げて形成されるもので、図示
のように、第1折り曲げ線17及び、この第1折り曲げ
線17の一端部から直角前方に延びる第2折り曲げ線1
8を介して、各当接部が互いに直角をなすように垂木当
接部19と、上枠材上面当接部20と、上枠材側面当接
部21が折り曲げ成形されている。
【0022】接合金物16の前記垂木当接部19は、図
示のように垂木6の側面(図では溝型鋼のウェブ背面)
に当てがわれ、ビス14を打設することにより、当該垂
木6に固着される。接合金物16の上枠材上面当接部2
0は、上枠材3の上面に載置してビス14で固着され
る。また、上枠材側面当接部21は、上枠材3と柱1の
側面に固着される壁合板15を貫通するビス14によ
り、当該壁合板15を介して上枠材3の側面に固着され
る。
【0023】垂木6と上枠材3との接合部には、当該垂
木3を台風などで吹上げようとする力(これを防ぐの
が、あおり止め)や、小屋組全体及び垂木6の全体を移
動させる力(これを防ぐのが、こりころび止め)が作用
する。これらの垂木6に作用する力の方向を分析すれ
ば、図1の矢印(イ)で示す垂直方向の力、矢印(ロ)
で示す水平方向の力、矢印(ハ)で示す接合部を支点と
した回転の力、つまり、3次元方向の力となる。
【0024】本発明の接合金物16は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)方向の抵抗部材として構成されているも
ので、垂木6に掛る垂直方向の力(イ)に対しては接合
金物16の前記垂木当接部19で抵抗し、水平方向の力
(ロ)および、接合部を支点とした回転の力(ハ)に対
しては、上枠材上面当接部20と、上枠材側面当接部2
1が抵抗してこれを押さえる。
【0025】図3は、本発明の実施形態2に係る垂木接
合金物の使用形態の斜視図、図4は、図3と異なる角度
から見た実施形態2に係る垂木接合金物の使用形態の斜
視図である。
【0026】各図において、溝型鋼からなる垂木6のウ
ェブ背面には、同じく溝型鋼からなる下弦材7のウェブ
背面があてがわれ、両部材間がビス14により固着され
ており、垂木6と上枠材3とは実施形態2に係る接合金
物26を用いて固着されている。この接合金物26は、
所定板厚の平鋼板を所定形状に切断し、かつ、所定形状
に曲げて形成されるもので、図示のように、垂直折り曲
げ線22を介して両側が互いに直角をなすように折り曲
げて、一側に垂木当接部23を、他側に上枠材当接部2
4を互いに直角をなすように折り曲げて成形している。
【0027】接合金物26の前記垂木当接部23は、図
示のように垂木6の側面(つまり、溝型鋼のウェブ背
面)に当てがわれ、ビス14を打設することにより、当
該垂木6に固着される。接合金物26の上枠材当接部2
4は、上枠材3と柱1の側面に固着される壁合板15を
貫通するビス14により、当該壁合板15を介して上弦
材3の側面に固着される。
【0028】実施形態2においても、垂木6と上枠材3
との接合部には、垂直方向の力(イ)、水平方向の力
(ロ)、接合部を支点とした回転の力(ハ)が作用す
る。
【0029】この場合、接合金物26は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)の3方向抵抗部材として構成されている
もので、垂木6に掛る垂直方向の力(イ)に対しては接
合金物26の前記垂木当接部23で抵抗し、水平方向の
力(ロ)および、接合部を支点とした回転の力(ハ)に
対しては、上枠材当接部24が抵抗してこれを押さえ
る。
【0030】図5は、本発明の実施形態3に係る垂木接
合金物の使用形態の斜視図、図6は、図5と異なる角度
から見た実施形態3に係る垂木接合金物の使用形態の斜
視図である。
【0031】各図において、溝型鋼からなる垂木6のウ
ェブ背面には、同じく溝型鋼からなる下弦材7のウェブ
背面があてがわれ、両部材間がビス14により固着され
ており、垂木6と上枠材3とは、実施形態3に係る接合
金物36を用いて固着されている。この接合金物36
は、所定板厚の平鋼板を所定形状に切断し、かつ、所定
形状に曲げて形成されるもので、図示のように、垂直折
り曲げ線27を介して両側が互いに直角をなすように折
り曲げて、一側に下弦材側面当接部28が、他側に上枠
材当接部29が互いに直角をなすように折り曲げ成形さ
れている。さらに、下弦材側面当接部28の上部には、
上部折曲げ線31を介して下弦材上面当接部37が形成
されている。
【0032】接合金物36の前記下弦材側面当接部28
は、図示のように溝型鋼からなる下弦材7の上下のリブ
の側面に当てがわれ、ビス14を打設することにより、
当該下弦材7に固着される。また、接合金物36の下弦
材上面当接部37は、下弦材7の上部のフランジ上面に
当てがわれ、両部材間はビス14を打設することにより
固着される。さらに、接合金物36の上枠材当接部29
は、上枠材3と柱1の側面に固着される壁合板15を貫
通するビス14により、当該壁合板15を介して上枠材
3の側面に固着される。
【0033】実施形態3でも、垂木6を介して、下弦材
7と上枠材3との接合部には、垂直方向の力(イ)、水
平方向の力(ロ)、接合部を支点とした回転の力(ハ)
が作用する。
【0034】この場合、接合金物36は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)の3方向抵抗部材として構成されている
ので、垂木6を介して下弦材7に掛る垂直方向の力
(イ)に対しては接合金物36の前記下弦材側面当接部
28で抵抗し、水平方向の力(ロ)および、接合部を支
点とした回転の力(ハ)に対しては、上枠材当接部29
が抵抗してこれを押さえる。
【0035】図7は、本発明の実施形態4に係る垂木接
合金物の使用形態を示す斜視図、図8(A)は、図7と
異なる角度から見た実施形態4に係る垂木接合金物の使
用形態を示す斜視図、図8(B)は、図7、図8(A)
の接合金物を示す斜視図である。
【0036】各図において、垂木6と下弦材7と上枠材
3とは、実施形態4に係る接合金物46を用いて固着さ
れている。この接合金物46は、従来のあおり止め材
と、ころび止め金物と、ガセットプレートの各機能を兼
用する。
【0037】この接合金物46は、所定板厚の平鋼板を
所定形状に切断し、かつ、所定形状に曲げて形成され
る。つまり、接合金物46は、抵抗部材として所定板厚
の鋼板を用いて、下弦材当接部兼用の垂木当接部30
(この垂木当接部30の前面が下弦材当接部である)
と、この垂木当接部30の下端折り曲げ線32を介し
て、当該垂木当接部30の直角前方に折曲げ形成した上
枠材上面当接部33とから構成され、さらに、上枠材上
面当接部33の一側を、折曲げ線34を介して直角下方
に折り曲げて上枠材側面当接部35を設けて構成されて
いる。
【0038】接合金物46の前記垂木当接部30は、図
示のように垂木6の側面に当てがわれ、ビス14を打設
することにより、当該垂木6に固着される。接合金物4
6の垂木当接部30の前面の下弦材当接部には、図示の
ように下弦材7の背面(つまり、溝型鋼のウェブ背面)
が当てがわれ、ビス14を打設することにより、下弦材
7が、当該下弦材当接部31に固着されると共に、垂木
6に固着される。
【0039】接合金物46の上枠材上面当接部33は、
上枠材3の上面に当てがわれ、ビス14を打設すること
により、当該上枠材3に固着される。また、上枠材側面
当接部35は、上枠材3と柱1の側面に固着される壁合
板15を貫通するビス14により、当該壁合板15を介
して上枠材3の側面に固着される。
【0040】接合金物46は、前述のように、下弦材当
接部兼用の垂木当接部30の両面に、垂木6と下弦材7
を固着することで、あおり止めと、ころび止めの機能
と、ガセットプレートの3機能を兼ね備ている。
【0041】実施形態4でも、垂木6と下弦材7と上枠
材3との接合部には、垂直方向の力(イ)、水平方向の
力(ロ)、接合部を支点とした回転の力(ハ)が作用す
る。
【0042】この場合、接合金物46は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)の3方向抵抗部材として構成されている
もので、垂木6を介して、当該垂木6と下弦材7に掛る
垂直方向の力(イ)に対しては接合金物46の前記上枠
材側面当接部35で抵抗し、水平方向の力(ロ)およ
び、接合部を支点とした回転の力(ハ)に対しては、垂
木当接部30と下弦材当接部31が抵抗してこれを押さ
える。
【0043】図8(C)は、同図(B)の接合金物46
の変形例に係る接合金物46aを示す。つまり、同図
(B)の接合金物46は、上枠材上面当接部33と上枠
材側面当接部35が、下弦材当接部31の一端部に設け
られているのに対し、同図(C)の接合金物46aは、
それが下弦材当接部31の中間部に設けられている点
で、両接合金物46、46aが相異しており、他の構成
は両接合金物46、46aとも同じである。
【0044】図9は、本発明の実施形態5に係る垂木接
合金物の使用形態を示す斜視図である。
【0045】図9において、垂木6と上枠材3とは実施
形態5に係る接合金物56を用いて固着されている。こ
の接合金物56は、所定板厚の平鋼板を所定形状に切断
し、かつ、所定形状に折曲げて形成されるもので、図示
のように、第1折り曲げ線47及び、この第1折り曲げ
線47の上下方向中間部から直角側方に延びる第2折り
曲げ線48を介して、各当接部が互いに直角をなすよう
に垂木当接部49と、上枠材上面当接部50と、上枠材
側面当接部51が折り曲げ成形されている。
【0046】接合金物56の垂木当接部49は、図示の
ように垂木6の側面(図では溝型鋼のウェブ背面)に当
てがわれ、ビス14を打設することにより、当該垂木6
に固着される。接合金物16の上枠材上面当接部50
は、上枠材3の上面に載置してビス14で固着される。
また、上枠材側面当接部51は、上枠材3と柱1の側面
に固着される壁合板15を貫通するビス14により、当
該壁合板15を介して上枠材3の側面に固着される。
【0047】垂木6と上枠材3との接合部には、当該垂
木3を台風などで吹上げようとする力(これを防ぐの
が、あおり止め)や、小屋組全体及び垂木6の全体を移
動させる力(これを防ぐのが、こりころび止め)が作用
する。これらの垂木6に作用する力の方向を分析すれ
ば、図9の矢印(イ)で示す垂直方向の力、矢印(ロ)
で示す水平方向の力、矢印(ハ)で示す接合部を支点と
した回転の力、つまり、3次元方向の力となる。
【0048】本発明の接合金物56は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)方向の抵抗部材として構成されているも
ので、垂木6に掛る垂直方向の力(イ)に対しては接合
金物56の前記垂木当接部49で抵抗し、水平方向の力
(ロ)および、接合部を支点とした回転の力(ハ)に対
しては、上枠材上面当接部50と、上枠材側面当接部5
1が抵抗してこれを押さえる。
【0049】図10は、本発明の実施形態6に係る垂木
接合金物の使用形態の斜視図である。
【0050】図10において、溝型鋼からなる垂木6の
ウェブ背面には、同じく溝型鋼からなる下弦材7のウェ
ブ背面があてがわれ、両部材間がビス14により固着さ
れており、下弦材7と上枠材3とは、実施形態6に係る
接合金物66を用いて固着されている。この接合金物6
6は、所定板厚の平鋼板を所定形状に切断し、かつ、所
定形状に曲げて形成されるもので、図示のように、垂直
折り曲げ線57及び、この垂直折り曲げ線57の上下方
向中間部から直角側方に延びる下部水平折り曲げ線58
を介して、各当接部が互いに直角をなすように下弦材側
面当接部59と、上枠材上面当接部60と、上枠材側面
当接部61が折り曲げ成形されている。さらに、下弦材
側面当接部59の上部には、上部水平折曲げ線62を介
して下弦材上面当接部67が形成されている。
【0051】接合金物66の前記下弦材側面当接部59
は、図示のように溝型鋼からなる下弦材7の上下のリブ
の側面に当てがわれ、ビス14を打設することにより、
当該下弦材7に固着される。また、接合金物66の下弦
材上面当接部67は、下弦材7の上部のフランジ上面に
当てがわれ、両部材間はビス14を打設することにより
固着される。さらに、接合金物66の上枠材上面当接部
60は、上枠材3と柱1の側面に固着される壁合板15
を貫通するビス14により、当該壁合板15を介して上
枠材3の側面に固着される。
【0052】実施形態6でも、垂木6を介して、下弦材
7と上枠材3との接合部には、垂直方向の力(イ)、水
平方向の力(ロ)、接合部を支点とした回転の力(ハ)
が作用する。
【0053】この場合、接合金物66は、前記(イ)、
(ロ)、(ハ)の3方向抵抗部材として構成されている
ので、垂木6を介して下弦材7に掛る垂直方向の力
(イ)に対しては接合金物66の前記下弦材側面当接部
59で抵抗し、水平方向の力(ロ)および、接合部を支
点とした回転の力(ハ)に対しては、上枠材上面当接部
60が抵抗してこれを押さえる。
【0054】なお、本発明において、図に示す実施形態
以外にも当業者であれば、適宜設計変更が可能であり、
この変更形態も、当然本発明に含まれるものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る鋼製
及び、木造住宅における垂木の接合金物は、垂木に作用
する水平方向の力、上下方向の力、および、接合部を中
心とする回転方向の力の3方向の抵抗部材として構成さ
れており、従来のあおり止め用の接合部材と、ころび止
め用の接合部材の両部材の機能や、ガセットプレートの
機能を兼ね備えているので、従来のように、これら単一
の機能の金物を複数用いなくて済み、一つの接合金物で
その各部材を兼用できるので、接合金物を固着するため
のビスの本数も著しく少なくて済み、ビス打ちの作業性
が向上すると共に、材料費のコストダウンが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る垂木接合金物の使用
形態を示す斜視図である。
【図2】図1と異なる角度から見た実施形態1に係る垂
木接合金物の使用形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る垂木接合金物の使用
形態を示す斜視図である。
【図4】図2と異なる角度から見た実施形態2に係る垂
木接合金物の使用形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態3に係る垂木接合金物の使用
形態を示す斜視図である。
【図6】図5と異なる角度から見た実施形態3に係る垂
木接合金物の使用形態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態4に係る垂木接合金物の使用
形態を示す斜視図である。
【図8】(A)は、図7と異なる角度から見た実施形態
3に係る垂木接合金物の使用形態を示す斜視図、(B)
は、図7、図8(A)の接合金物の斜視図、(C)は、
図8(B)の接合金物の変形例を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施形態5に係る垂木接合金物の使用
形態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態6に係る垂木接合金物の使
用形態を示す斜視図である。
【図11】従来例に係る鋼製住宅の小屋組の使用形態例
を示す概要斜視図である。
【図12】図11の(ニ)部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 柱 2 隅柱 3 上枠材 4 ころび止め材 4a 耳部 5 ガセットプレート 6 垂木 6a 妻小壁上部ころび止め 7 下弦材 8 妻小屋たて材 10 けらば垂木 11 むなぎ板 12 アングル金物 13 あおり止め金物 13a 上部当接部 13b 下部当接部 14 ビス 15 壁合板 16 接合金物 17 第1折曲げ線 18 第2折曲げ線 19 垂木側当接部 20 上枠材上面当接部 21 上枠材側面当接部 22 垂直折曲げ線 23 垂木当接部 24 上枠材当接部 26 接合金物 27 垂直折曲げ線 28 下弦材側面当接部 29 上枠材当接部 30 垂木当接部 31 上部折曲げ線 32 下端折曲げ線 33 上枠材上面当接部 34 折曲げ線 35 上枠材側面当接部 36 接合金物 37 下弦材上面当接部 46 接合金物 47 第1折曲げ線 48 第2折曲げ線 49 垂木当接部 50 上枠材上面当接部 51 上枠材側面当接部 56 接合金物 57 垂直折曲げ線 58 下部水平折曲げ線 59 下弦材側面当接部 60 上枠材上面当接部 61 上枠材側面当接部 62 上部水平折曲げ線 66 接合金物 67 下弦材上面当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 良一 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内 Fターム(参考) 2E125 AA02 AA12 AA24 AA32 AC13 AC23 BA55 BB09 BC02 BD01 BE02 BE03 BE05 BF01 CA01 EA33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あおり止め用の接合部材を用いて、野地
    板を支える垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、こ
    ろび止め用の接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂
    木の移動を防ぐように構成された小屋組において、前記
    あおり止め用の接合部材と前記ころび止め用の接合部材
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接
    合金物で構成され、当該接合金物は、抵抗部材として垂
    木と上枠材に固着することを特徴とする、鋼製及び木造
    住宅における垂木の接合金物。
  2. 【請求項2】 あおり止め用の接合部材を用いて、野地
    板を支える垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、こ
    ろび止め用の接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂
    木の移動を防ぐように構成された小屋組において、前記
    あおり止め用の接合部材と前記ころび止め用の接合部材
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接
    合金物で構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、
    所定板厚の鋼板を第1折り曲げ線及び、この第1折り曲
    げ線の一端部から直角前方に延びる第2折り曲げ線を介
    して、各当接部が互いに直角をなすように垂木当接部
    と、上枠材上面当接部と、上枠材側面当接部を折り曲げ
    成形し、前記垂木当接部を垂木に固着し、上枠材上面当
    接部を上枠材上面に固着し、上枠材側面当接部を上枠材
    側面に固着することを特徴とする、鋼製及び木造住宅に
    おける垂木の接合金物。
  3. 【請求項3】 あおり止め用の接合部材を用いて、野地
    板を支える垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、こ
    ろび止め用の接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂
    木の移動を防ぐように構成された小屋組において、前記
    あおり止め用の接合部材と前記ころび止め用の接合部材
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接
    合金物で構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、
    所定板厚の鋼板を垂直折り曲げ線を介して両側が互いに
    直角をなすように折り曲げ形成し、前記折り曲げ線の一
    側の垂木当接部を垂木に固着し、他側の上枠材当接部を
    上枠材に固着することを特徴とする、鋼製及び木造住宅
    における垂木の接合金物。
  4. 【請求項4】 あおり止め用の接合部材を用いて、野地
    板を支える垂木に下弦材を結合し、前記垂木を上枠材に
    押さえて固着すると共に、ころび止め用の接合部材を用
    いて、小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成
    された小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と
    前記ころび止め用接合部材が、あおり止め機能と、ころ
    び止め機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接合
    金物は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板を垂直折り曲
    げ線を介して両側が互いに直角をなすように折り曲げ形
    成し、前記垂直折り曲げ線の一側の下弦材当接部を下弦
    材に固着し、他側の上枠材当接部を上枠材に固着するこ
    とを特徴とする、鋼製及び木造住宅における垂木の接合
    金物。
  5. 【請求項5】 あおり止め用の接合部材を用いて野地板
    を支える垂木に下弦材を結合し、前記垂木を上枠材に押
    さえて固着すると共に、ころび止め用接合部材を用い
    て、小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成
    し、前記垂木と下弦材をガセットプレートを介して結合
    した小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と、
    前記ころび止め用の接合部材と、前記ガセットプレート
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能と、ガセットプ
    レートの機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接
    合金物は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板で下弦材当
    接部兼用の垂木当接部と、この垂木当接部の下端折り曲
    げ線を介して、当該垂木当接部の直角前方に折曲げ形成
    した上枠材上面当接部とからなり、前記垂木当接部を前
    記垂木に固着し、前記垂木当接部の前面の下弦材当接部
    に、前記下弦材を固着し、前記上枠材上面当接部を、前
    記上枠材上面に固着することを特徴とする、鋼製及び木
    造住宅における垂木の接合金物。
  6. 【請求項6】 前記上枠材上面当接部の一側を、折曲げ
    線を介して直角下方に折り曲げて上枠材側面当接部を形
    成し、この上枠材側面当接部を、上枠材側面に固着する
    ことを特徴とする、請求項5記載の鋼製及び木造住宅に
    おける垂木の接合金物。
  7. 【請求項7】 あおり止め用の接合部材を用いて、野地
    板を支える垂木を上枠材に押さえて固着すると共に、こ
    ろび止め用の接合部材を用いて、小屋組全体及び前記垂
    木の移動を防ぐように構成された小屋組において、前記
    あおり止め用の接合部材と前記ころび止め用の接合部材
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能を合わせ持つ接
    合金物で構成され、当該接合金物は、抵抗部材として、
    所定板厚の鋼板を第1折り曲げ線及び、この第1折り曲
    げ線の中間部から直角側方に延びる第2折り曲げ線を介
    して、各当接部が互いに直角をなすように垂木当接部
    と、上枠材上面当接部と、上枠材側面当接部を折り曲げ
    成形し、前記垂木当接部を垂木に固着し、上枠材上面当
    接部を上枠材上面に固着し、上枠材側面当接部を上枠材
    側面に固着することを特徴とする、鋼製及び木造住宅に
    おける垂木の接合金物。
  8. 【請求項8】 あおり止め用の接合部材を用いて野地板
    を支える垂木に下弦材を結合し、前記垂木を上枠材に押
    さえて固着すると共に、ころび止め用接合部材を用い
    て、小屋組全体及び前記垂木の移動を防ぐように構成
    し、前記垂木と下弦材をガセットプレートを介して結合
    した小屋組において、前記あおり止め用の接合部材と、
    前記ころび止め用の接合部材と、前記ガセットプレート
    が、あおり止め機能と、ころび止め機能と、ガセットプ
    レートの機能を合わせ持つ接合金物で構成され、当該接
    合金物は、抵抗部材として、所定板厚の鋼板を第1折り
    曲げ線及び、この第1折り曲げ線の中間部から直角側方
    に延びる下部水平折り曲げ線を介して、各当接部が互い
    に直角をなすように下弦材側面当接部と、上枠材上面当
    接部と、上枠材側面当接部を折り曲げ成形し、さらに、
    下弦材側面当接部の上部には、上部水平折曲げ線を介し
    て下弦材上面当接部を形成し、前記下弦材側面当接部を
    下弦材側面に固着し、前記上枠材上面当接部を上枠材上
    面に固着し、前記上枠材側面当接部を上枠材側面に固着
    し、前記下弦材上面当接部を下弦材上面に固着すること
    を特徴とする、鋼製及び木造住宅における垂木の接合金
    物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105567A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Sekisui House Ltd 勾配屋根の補強構造
WO2016086481A1 (zh) * 2014-12-05 2016-06-09 北新集团建材股份有限公司 一种房屋结构及其构建方法
JP2016108890A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社エヌ・シー・エヌ 屋根構造

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WO2016086481A1 (zh) * 2014-12-05 2016-06-09 北新集团建材股份有限公司 一种房屋结构及其构建方法
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