JP2001248091A - 高耐熱・高難燃性有機繊維紙および該繊維紙を用いた複合材料 - Google Patents
高耐熱・高難燃性有機繊維紙および該繊維紙を用いた複合材料Info
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Abstract
ト配線基板用等として使用する際に、Naイオンの浸出
による絶縁性低下を防止した有機繊維紙を提供するこ
と。 【解決手段】 Naイオン含有量が6000ppm以下
であり、且つアスペクト比が50〜5000であり、好
ましくはフィブリル化したポリベンザゾール繊維を含有
する高耐熱・高難燃性有機繊維紙を開示すると共に、該
繊維紙を強化成分として含む複合材料を開示する。
Description
性の有機繊維紙と、該有機繊維紙を含む複合材料に関
し、これらは、例えばシート状プリント配線基板用等と
して有用である。
どに優れた代表的な有機繊維としては、ポリパラフェニ
レンテレフタルアミド(パラアラミド)繊維が知られて
いる。
性率の有機繊維として、ポリパラフェニレンベンゾビス
チアゾール(PBT)やポリパラフェニレンベンゾビス
オキサゾール(PBO)等のポリベンザゾール(PB
Z)繊維が開発され、この繊維は、用途によっては前記
アラミド繊維よりも優れた性能を有することが報告され
ている。そのため、製紙用や繊維強化複合材料用などと
して用いられる有機繊維としての用途も当然考えられて
きた。
優れた特徴を活かした用途開発を期して研究を進めてい
るが、今回、その優れた耐熱性と難燃性を活用してシー
ト状プリント配線基板用への適用に主眼を置いて研究を
行なった。
シート状物は、プリント配線回路形成の為のろう付け等
で相当の熱を受け、また用途によっては使用時にかなり
の高温に曝されたり、電気抵抗によって生じる熱に曝さ
れることも多く、シート基材として優れた強度に加え
て、高レベルの耐熱性や難燃性が要求されるため、上記
PBZ繊維の特徴を有効に活用できるからである。
しては、前記アラミド繊維も有用と考えられる。しかし
ながらアラミド繊維は、平衡水分率が4〜7質量%程度
とかなり高く、これをプリント配線基板用の繊維成分と
して使用すると、高温の熱を受けた時に該繊維に含まれ
る水分の急激な蒸発により膨張して配線回路を乱すとい
う致命的な欠陥を引き起こす。
RHでの平衡水分率が2.5質量%以下と極めて低く、
しかも強度や耐熱性、難燃性においても非常に優れたも
のであり、プリント配線基板用としてはパラアラミド繊
維よりも格段に優れた性能を発揮すると思われる。
PBZ繊維の特性を活かし、特にシート状のプリント配
線基板用素材としてPBZ繊維紙を有効に活用すべく研
究を進めてきた。ところが、かかる用途にPBZ繊維紙
を適用しようとした場合、製造工程でPBZ繊維中に不
可避的に混入してくるNaイオンが顕著な悪影響を及ぼ
すことが確認された。
ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)
繊維は、ポリりん酸を反応溶媒として使用し、下記式に
例示する如くジアミノレゾルシノール塩酸塩とテレフタ
ル酸を反応させてPBOを製造した後、得られるポリマ
ードープを乾湿式紡糸法によって紡糸する。その後水洗
し、重合反応の溶媒として用いたポリりん酸を中和剤
(NaOH)で処理した後、更に水洗・乾燥してから巻
き取る方法が採用される。
るポリパラフェニレンベンゾビスチアゾール(PBT)
繊維を製造する場合も同様であり、反応溶媒として用い
たポリりん酸を中和するため中和剤としてNaOHが使
用される。
剤として用いたNaOHに由来するNaイオンが相当量
付着しているが、このPBZ繊維を紙状に加工してプリ
ント配線基板用として使用すると、該Naイオンがマイ
グレーションを起こし、プリント配線基板上に浸出して
絶縁性が悪くなる。その結果、PBZ繊維が本来有して
いる優れた絶縁特性が阻害され、プリント配線基板用素
材としての適性が保てなくなる。
ものであって、その目的は、PBZ繊維に含有もしくは
付着しているNaイオン量を可及的に低減し、特にプリ
ント配線基板用等として使用する際に、Naイオンの浸
出による絶縁性低下を無くしたPBZ繊維紙を提供する
と共に、該繊維紙を強化材として利用した複合材料を提
供することにある。
のできた本発明にかかる高耐熱・高難燃性有機繊維紙と
は、Naイオン含有量が6000ppm以下であり、且
つアスペクト比が50〜5000であるPBZ繊維を含
有するところに要旨を有している。
繊維は、有機繊維紙としての強度特性をより有効に活か
す意味から、表面をフィブリル化し繊維同士の絡み合い
を高めたものが特に好ましく、また該PBZ短繊維の中
でも平衡水分率が2.5%以下であり、あるいは熱分解
温度(空気雰囲気中)が600℃以上であるものは、特
にプリント配線基板用の構成素材として格別優れた性能
を発揮するので好ましい。
機繊維紙は、その優れた強度特性や耐熱性、難燃性等を
活かして様々の複合材料を得るための繊維素材として使
用できるが、中でもNaイオン含有率が低く高絶縁性で
あるという特性を活かせば、プリント配線基板用の強化
繊維紙として極めて有効に活用できる。
素材となるPBZ繊維とは、ポリパラフェニレンベンゾ
ビスオキサゾール(PBO)やポリパラフェニレンベン
ゾビスチアゾール(PBT)、或いはこれらのランダム
もしくはブロック共重合体からなる繊維をいい、これら
の中でも代表的なPBO繊維は、強度が5〜6GPa、
弾性率が250〜300GPaで、卓越した強度特性を
有している上に、平衡水分率が2.5%以下(20℃、
65%RH)と非常に低く、また熱分解開始温度は65
0以上(空気中)、熱分解速度は0.06%/hr前後
(空気中、370℃)、熱膨張係数は−6ppm/℃前
後と優れた耐熱性と寸法安定性を有し、更に誘電損失は
0.001で優れた電気的特性(絶縁特性)を有してお
り、強度、弾性率、耐熱・難燃性において従来の繊維に
比べて際立った性能を有している。
強度・高難燃性繊維であるアラミド繊維を凌駕する特性
は、耐熱・難燃(耐炎)性、低吸水性、熱寸法安定性で
あり、こうした特性は、該PBZ繊維を例えばプリント
配線基板用シート材料として実用化する際に有効に活か
されるものと考えられる。
65%RHにおける平衡水分率が4〜7質量%と高く、
これをプリント配線基板用の素材としてプリント配線回
路を形成する際に、ろう付け温度で水分が急激に蒸発し
て基板を局所的に膨張させ、配線回路に致命的な欠陥を
与えるが、PBZ繊維の平衡水分率は上記の様に非常に
低く、ろう付け時に局部的な膨張を起こすことがないか
らである。また、PBZ繊維の優れた耐熱性と熱寸法安
定性は、プリント配線板を実用化する際の熱劣化や配線
回路の短絡などを防止し、回路の寸法安定性を高めるう
えでも極めて重要となる。
線基板用素材として実用化すべく研究を重ねた結果、先
に述べた様に、PBZ繊維の製造工程で混入してくるN
aイオンが顕著な悪影響を与えることが明らかになって
きた。即ち、通常のPBZ繊維中に含まれるNaイオン
量は、6,100〜7,000ppm程度であり、この
PBZ繊維を常法により抄紙して得た紙をプリント配線
基板の素材として使用すると、該繊維中のNaイオンが
マイグレーションを起こして表面に浸出し、PBZ繊維
本来の優れた特性である絶縁特性が低下し、プリント配
線基板材としての適性が著しく損なわれる。
乃至解消し、絶縁性繊維紙としての特性を活かすべく、
Naイオン残存量と絶縁特性の関係を調べた。その結
果、PBZ繊維中のNaイオン含量を6,000ppm
以下、より好ましくは5,500ppm以下、更に好ま
しくは5,000ppm以下に低減させてやれば、Na
イオンのマイグレーションによる絶縁性低下を実質的に
無視し得る程度に抑えることができ、プリント配線基板
材等としても支障なく使用可能になることが確認され
た。
00ppm以下に低減するための手段は特に制限され
ず、PBZポリマーの製造工程、或いは該ポリマードー
プの紡糸乃至洗浄工程で、Naイオンを可及的に洗浄除
去する方法を採用すればよく、具体的には次の様な方法
が例示される。
維に付着したポリりん酸の中和に使用したNaOH由来
のNaイオンを、乾燥・巻取り前の洗浄工程で十分に水
洗除去し、或いは乾燥・巻取りの後であっても煮沸洗浄
等により十分に洗浄除去する方法。この煮沸洗浄など
は、紡糸巻取り後で紙に抄く前の短繊維(チョップ)の
状態で行なうことによって、より高い洗浄効率を得るこ
とができる、 2)上記水洗もしくは煮沸洗浄などの途中もしくは後で、
希塩酸などの酸水溶液で中和してNaイオンを可及的に
除去する方法、 3)ポリマードープを凝固浴に通して紡糸した後の洗浄を
十分に行なってポリりん酸の付着量を可及的に低減し、
中和剤による中和を省略する方法。この方法を採用した
場合、PBZ繊維には少量のポリりん酸の残存が避けら
れず、それによりPBZ繊維の強度は若干低下する。し
かし本発明では、該PBZ繊維を抄紙し有機繊維紙とし
て使用するものであり、繊維の絡み合いや製紙工程で用
いられるバインダー成分による強化効果もあって、紙と
しての強度は十分に確保できるので、多少のポリりん酸
の残存は許容される。
ppm以下に低減したPBZ繊維を抄紙して得た本発明
のPBZ繊維紙は、Naイオンのマイグレーションによ
る絶縁性の低下が見られず、またPBZ繊維が本来有し
ている高強度、高耐熱性、高難燃(防炎)性、熱寸法安
定性、低誘電性、低水分率といった特性を繊維紙として
もそのまま保持しているので、例えばプリント配線基板
用素材などとして卓越した性能を示すものとなる。
材として使用する際に求められる特性は、加熱処理時の
水分(水蒸気)による膨れ防止の観点から重要となる低
水分率と、熱劣化防止の観点から求められる耐熱性であ
り、それらの定量的基準としては、平衡水分率で2.5
質量%以下、より好ましくは1.5質量%以下、耐熱性
は熱分解温度(空気雰囲気中)で600℃以上であるも
のが好ましい。
出繊維を短繊維状に切断して使用されるが、該チョップ
ド繊維の太さは直径で1〜30μm、より好ましくは1
〜15μmの範囲で、繊維長は0.1〜50mm、より
好ましくは1〜20mmの範囲が望ましい。
さることながら、抄紙作業を効率よく遂行しつつ紙とし
て安定した強度や性状を確保するには、チョップド繊維
のアスペクト比が極めて重要であり、該アスペクト比が
50〜5000の範囲のものを使用することが必須の要
件となる。ちなみに、該アスペクト比が50未満の短繊
維では満足のいく紙強力が得られ難く、逆に5000を
超えてアスペクト比が過大になると、抄紙用スラリーを
調製する際の繊維の均一分散が困難になり、均質な紙が
得られ難くなる。紙の強力と均質性を両立させる上でよ
り好ましいアスペクト比の下限は50、更に好ましくは
250、より好ましい上限は5,000、更に好ましく
は1,700である。
しては、フィブリル化した繊維を使用することが望まし
い。即ちフィブリル化とは、繊維表面を荒らして髭状物
を分岐形成する処理をいい、フィブリル化した短繊維を
使用すると、繊維表面に形成され該髭状物によって短繊
維同士の絡み合いが助長され、有機繊維紙としての強力
を高めることができるからである。尚、フィブリル化す
る手段としては、パルプスラリーをこう解処理する通常
の方法を採用すれば良い。
別特殊なものではなく、パルプスラリーを抄紙して紙を
得る通常の方法をそのまま採用すれば良い。即ち最も一
般的なのは、上記PBZ短繊維を水に懸濁してスラリー
状とし、これを抄紙する方法である。
される分散剤、紙力増強剤、等を使用したり、或いは本
発明の目的を損なわない範囲で他の繊維、例えばセラミ
ックス繊維やガラス繊維などを併用することも可能であ
る。
ダー加工やサイジング加工、或いは各種のコーティング
加工等を施すことも可能である。
如く優れた特性を有しており、特にNaイオン量の低減
によって絶縁特性の低下が抑えられている他、耐熱強度
・難燃(防炎)性、熱寸法安定性等に優れると共に、平
衡水分率が低くて加熱時水蒸気による膨れ(膨張)を起
こすこともないので、プリント配線基板用として卓越し
た性能を示す。
はこれに限定されるものではなく、その優れた物理的・
化学的特性を活かして、他の絶縁低誘電性複合材、更に
は樹脂やゴムとの複合材、例えばクラッチフェーシング
等の摩擦材の如き各種複合材用の強化用繊維紙として、
更には研磨用素材等としても有効に利用することができ
る。
法は、上記PBZ繊維紙に任意の樹脂やゴムを含浸、コ
ーティング、吹き付け、ラミネートなど任意の手段で複
合する方法である。この場合、必要によってはPBZ繊
維紙を多層積層構造とし、厚肉のシートや成形体とする
ことも可能である。また、含浸樹脂として熱硬化性樹脂
を使用し、これを半硬化状態の複合材としたCMC(シ
ートモールディングコンパウンド)、或いは、熱可塑性
樹脂と複合し二次加工により任意の形状に成形加工可能
にしたシート状成形材料等として使用することも可能で
ある。
説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限
を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範
囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であ
り、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
4.4dL/gのポリパラフェニレンベンゾビスオキサ
ゾール(PBO)14.0質量%と、五酸化りん含有率
83.17%のポリ燐酸からなる紡糸ドープを用いて紡
糸を行なった。
せ、次いで2軸混練り装置で混練りと脱泡を行なってか
ら昇圧し、重合体溶液温度を170℃に保って孔数16
0の紡糸口金から170℃で紡出し、温度60℃の冷却
風により吐出糸状を冷却した後、デゴットローラに巻き
付けて紡糸速度を与え、温度を20±2℃に保った20
%の燐酸水溶液からなる抽出(凝固)浴中に導入した。
で糸状を洗浄した後、0.1モル/リットルの水酸化ナ
トリウム水溶液に浸漬して中和処理を行なった。その
後、イオン交換水による洗浄条件を変更することによっ
て、繊維中の残留ナトリウムイオン量を変更し、また繊
維の平衡水分率は熱風乾燥機による乾燥条件を変えるこ
とによって調整し、単糸デニールが1.7dtexのア
ズスパンPBO繊維を得た。
℃で熱処理することにより高弾性率化した。得られた高
弾性率PBO繊維の強度は35.5〜37.5cN/d
tex、弾性率は1670〜1720cN/dtex、
空気雰囲気中での熱分解温度は650℃であった。この
高弾性率PBO繊維を、ギロチン方式のカッターで任意
の繊維長にカットしてPBO短繊維を得た。またフィブ
リル化は、繊維長6mmの短繊維を公知の叩解法を採用
して行なった。
公知の湿式抄紙法により抄紙して紙を製造し、樹脂バイ
ンダーとして質量比で10%の水溶性エポキシ樹脂をス
プレーしてからカレンダー加工により加熱乾燥してPB
O繊維紙を得た。該PBO繊維紙の目付けは50g/m
2であった。得られたPBO繊維紙に121℃、2気圧
の条件下で6時間のプレッシャークッカー処理を施し、
その後の電気絶縁抵抗度をJIS−C−6481に準拠
して測定し、表1に示す結果を得た。
BZ繊維に殆ど不可避的に混入してくるNaイオンを可
及的に低減することにより、該繊維が本来有している卓
越した耐熱性、難燃(防炎)性、熱時寸法安定性、低吸
水性などの特性を阻害することなく、特にプリント配線
基板材などとして使用した時のNaイオンのマイグレー
ションによる絶縁性低下を防止し、卓越した電気的特性
も兼ね備えた高強度・高難燃性有機繊維紙を提供すると
共に、該繊維紙の上記特徴を活かして様々の複合材料を
提供し得ることになった。
Claims (6)
- 【請求項1】 Naイオン含有量が6000ppm以下
であり、且つアスペクト比が50〜5000であるポリ
ベンザゾール繊維を含有することを特徴とする高耐熱・
高難燃性有機繊維紙。 - 【請求項2】 ポリベンザゾール繊維がフィブリル化し
たものである請求項1に記載の高耐熱・高難燃性有機繊
維紙。 - 【請求項3】 ポリベンザゾール繊維は、平衡水分率が
2.5%以下である請求項1または2に記載の高耐熱・
高難燃性有機繊維紙。 - 【請求項4】 ポリベンザゾール繊維は、600℃以上
の熱分解温度を有するものである請求項1〜3のいずれ
かに記載の高耐熱・高難燃性有機繊維紙。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の高耐熱
・高難燃性有機繊維紙を含むことを特徴とする複合材
料。 - 【請求項6】 プリント配線基板用として使用される請
求項5に記載の複合材料。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000056278A JP2001248091A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 高耐熱・高難燃性有機繊維紙および該繊維紙を用いた複合材料 |
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JP2000056278A JP2001248091A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 高耐熱・高難燃性有機繊維紙および該繊維紙を用いた複合材料 |
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---|---|
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ID=18577259
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JP2000056278A Withdrawn JP2001248091A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 高耐熱・高難燃性有機繊維紙および該繊維紙を用いた複合材料 |
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-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000056278A patent/JP2001248091A/ja not_active Withdrawn
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